JP4791716B2 - 妊婦用健康管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、妊婦の健康を管理する装置、特に妊婦の浮腫や妊娠中毒症に関する健康管理をする装置に関する。
従来妊婦の浮腫の発症に関しては、脛骨稜を親指で押し、圧痕が残るかどうかで判断されてきた。また、妊娠中毒症での浮腫に関しては、一般的に下肢に浮腫が見られ、かつ最近の一週間で500グラムの体重増加が見られた場合に、軽度の妊娠中毒症と判断され、浮腫が全身に及ぶと重度の妊娠中毒症と判断されていた。
しかし、浮腫の判断は診察した医師の主観に左右されやすく、定量的な判断ができなかった。
また、体重の増加もその日の食事量、排泄量、発汗量等によってばらつきが大きく、500グラム程度はすぐ変化することが知られている。
本発明の1つの観点によれば、非妊時から測定時までの体重増加量に基づいて非妊時から測定時までの体脂肪変化量及び体水分変化量を演算する演算手段と、演算された体脂肪変化量と体水分変化量とに基づいて妊婦の健康状況を判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理装置が提供される。
本発明の一つの実施の形態によれば、この妊婦用健康管理装置は、前記演算手段が、非妊時から測定時までの体重増加量に第一の所定比率を乗じることによって得られた値を非妊時から測定時までの体脂肪変化量とし、非妊時から測定時までの体重増加量に第二の所定比率を乗じることによって得られた値を非妊時から測定時までの体水分変化量とすることを特徴とする。ここで、前記第一の所定比率は約58%であり、及び/又は前記第二の所定比率は約29%であることが好ましい。
本発明の一つの実施の形態によれば、前記判定手段は、浮腫の発症を判定し、又は妊娠中毒症の発症を判定することを特徴とする。
本発明の一つの実施の形態によれば、この妊婦用健康管理装置は、少なくとも現在の体重と非妊時の体重とを妊婦の個人データとして入力する入力手段を更に備え、前記演算手段が、現在の体重から非妊時の体重を減じることによって得られた値を非妊時から測定時までの体重増加量とすることを特徴とする。ここで、妊婦の生体電気インピーダンスを測定するインピーダンス測定手段を更に備え、前記演算手段が、少なくとも前記入力手段で入力された現在の体重と前記インピーダンス測定手段で測定された生体電気インピーダンスとを用いて生体電気インピーダンス法に基づき現在の体脂肪量と体水分量とを演算すると共に、これら現在の体脂肪量と体水分量とから前記体脂肪変化量と体水分変化量とを夫々減じることにより非妊時の体脂肪量と体水分量とを演算することが好ましい。
本発明の一つの実施の形態によれば、この妊婦用健康管理装置は、前記演算手段で演算された体脂肪変化量と体水分変化量とを記憶するメモリを更に備え、前記判定手段は、前記メモリに記憶された体脂肪変化量と体水分変化量との夫々の変化の推移から判定することを特徴とする。
本発明の一つの実施の形態によれば、この妊婦用健康管理装置は、前記判定手段は、妊婦への健康に関するアドバイスを表示することを特徴とする。
本発明は、非妊時から測定時までの体重増加量に基づいて、例えば非妊時から測定時までの体重増加量に第一及び第二の所定比率(好ましくは約58%及び約29%)を乗じることによって、非妊時から測定時までの体脂肪変化量及び体水分変化量を演算する演算手段と、演算された体脂肪変化量と体水分変化量とに基づいて妊婦の健康状況を判定する判定手段とを備えた妊婦用健康管理装置であり、客観的、定量的に浮腫や妊娠中毒症等の妊婦の健康管理ができる。
また、本発明の妊婦用健康管理装置は、少なくとも現在の体重と非妊時の体重とを妊婦の個人データとして入力する入力手段を更に備え、前記演算手段が、現在の体重から非妊時の体重を減じることによって得られた値を非妊時から測定時までの体重増加量とすることを特徴とするものであり、妊婦は、非妊時の体重を記憶しているだけで、簡単に利用することができる。更に、本発明の妊婦用健康管理装置を、妊婦の生体電気インピーダンスを測定するインピーダンス測定手段を更に備え、前記演算手段が、少なくとも前記入力手段で入力された現在の体重と前記インピーダンス測定手段で測定された生体電気インピーダンスとを用いて生体電気インピーダンス法に基づき現在の体脂肪量と体水分量とを演算すると共に、これら現在の体脂肪量と体水分量とから前記体脂肪変化量と体水分変化量とを夫々減じることにより非妊時の体脂肪量と体水分量とを演算するものとした場合には、これらのデータを妊婦が記憶していないか、または非妊時に測定していなくとも求めることができ、妊婦の健康管理ができる。
さらに、本発明の妊婦用健康管理装置は、前記演算手段で演算された体脂肪変化量と体水分変化量とを記憶するメモリを更に備え、前記判定手段が、前記メモリに記憶された体脂肪変化量と体水分変化量との夫々の変化の推移から判定することを特徴とするものであり、浮腫や妊娠中毒症になる前に変化の推移から予測が可能である。
さらに、本発明の妊婦用健康管理装置は、妊婦への健康に関するアドバイスを表示することを特徴とするものであり、妊婦にとって使い勝手の良いものである。
本発明の妊婦用健康管理装置は、非妊時から測定時までの体重増加量に基づいて、例えば非妊時から測定時までの体重増加量に第一及び第二の所定比率(好ましくは約58%及び約29%)を乗じることによって、非妊時から測定時までの体脂肪変化量及び体水分変化量を演算する演算手段と、演算された体脂肪変化量と体水分変化量とに基づいて妊婦の健康状況を判定する判定手段とを備える。
この判定手段は、浮腫の発症を判定する。
この判定手段は、妊娠中毒症の発症を判定する。
また、少なくとも現在の体重と非妊時の体重とを妊婦の個人データとして入力する入力手段を更に備え、前記演算手段が、現在の体重から非妊時の体重を減じることによって得られた値を非妊時から測定時までの体重増加量とすることを特徴とする。ここで、妊婦の生体電気インピーダンスを測定するインピーダンス測定手段を更に備え、前記演算手段が、少なくとも前記入力手段で入力された現在の体重と前記インピーダンス測定手段で測定された生体電気インピーダンスとを用いて生体電気インピーダンス法に基づき現在の体脂肪量と体水分量とを演算すると共に、これら現在の体脂肪量と体水分量とから前記体脂肪変化量と体水分変化量とを夫々減じることにより非妊時の体脂肪量と体水分量とを演算する。
また、前記演算手段で演算された体脂肪変化量と体水分変化量とを記憶するメモリを更に備え、前記判定手段が、前記メモリに記憶された体脂肪変化量と体水分変化量との夫々の変化の推移から判定する。
また、前記判定手段は、妊婦への健康に関するアドバイスを表示する。
本発明の実施例について図面を用いて説明する。図1は、本発明に関する妊婦用健康管理装置1の外観斜視図であり、大きくは測定部2と表示印刷部3とからなり、測定部2の図示しない台板と表示印刷部3に固定される支柱部4とからなる。この測定部2は、公知の体脂肪計と同様の構成で、内部に体重測定センサーを備え、測定部2の上面に被測定者が乗ることで体重が測定できる構成になっている。また、測定部2の上面には、両足間の生体電気インピーダンスを測定すべく電流供給電極5A、6Aと、電圧測定電極5B、6Bを備えている。
一方、表示印刷部3は、図2で示す操作部7、入力したデータや結果表示のための表示部8、測定結果を印刷する印刷部9とからなる。
図2の操作部7は、電源スイッチ10、非測定者の着衣の重量を設定する風袋量設定キー11、日時を設定するためのキー12、性別・体型を設定するキー群13、データ等を設定するためのテンキー14を備えている。
図3は、妊婦用健康管理装置1の電気ブロック図を示すもので、マイクロコンピュータを備えた制御部15を備え、この制御部15に図2の操作部7の各スイッチ、キーが接続され、表示部8、印刷部9も接続される。また、測定部2からは、定電流発生回路16を介して電流供給電極5A、6Aが、電圧測定回路17を介して電圧測定電極5B、6Bが、体重測定センサーがそれぞれ制御部15に接続している。さらに、制御部15には、データを記憶するためのメモリ18が接続されるほか、妊娠週数等の日時データを発生させる時計回路19も接続される。なお、電源20は、各部に電力を供給するものである。
次に本発明の妊婦用健康管理装置1の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。最初に電源スイッチ10をオンすると、ステップS1で制御部15は、マイクロコンピュータやメモリ18等を初期化する。この時、過去の測定及び設定データ、例えば非妊時(妊娠前)の時の入力データ、測定データ、演算結果データ等はそのまま記憶しておく。次にステップS2で日時設定がされているかどうかを判断し、設定されていればステップS4に進む。日時が設定されていなければ、ステップS3で日時をセットする。この日時設定は、一般の装置で用いられているものと同じであるため、詳細な説明を省略する。
ステップS4では、表示部8に「着衣重量、即ち風袋量をテンキー14から入力し、入力が完了したら風袋量設定キー11を押して下さい」と表示をする。ここで被測定者がテンキー14から1.0kgを入力し、風袋量設定キー11をオンすると、ステップS5でYesと判断され、ステップS6に進み、メモリ18に風袋量を記憶する。ステップS5で風袋量設定キー11がオンされなければ、ステップS4に戻り、風袋量の入力を促す表示を繰り返す。
次にステップS7では、性別・体型別を設定するキー群13で被測定者にあったキーをオンするように表示部8に表示する。ここで被測定者が、例えば男性のスタンダードである場合、図2の男性マークの枠内でスタンダードのキーをオンする。すると、ステップS8で入力を判断し、ステップS9に進み、オンしたキーのデータをメモリ18に記憶する。ステップS8では、キーがオンされるまで、ステップS7に戻り、キーのオンを促しつづける。同様にステップS10からステップS12では被測定者の年齢を、ステップS13からステップS15では被測定者の身長を入力し、メモリ18に記憶する処理を行う。
そしてステップS16では、ステップS8でオンしたキーが何であるかを判断し、この場合には男性のスタンダードであるので、Noと判断され、ステップS17に進む。ステップS17では、非測定者が電流供給電極5A、6Aにつま先を、電圧測定電極5B、6Bに踵を接して測定部2に乗ったことを確認して測定を開始する。体重の測定は、体重センサーからの出力を制御部15に取り込み、ステップS18で演算する。一方、インピーダンスは、定電流回路16から電極5A、6A間に一定電流を流し、電極5B、6B間の電圧を電圧測定回路17で測定し、電流と電圧の関係からインピーダンスをステップS18で演算する。ステップS18では、測定した体重から風袋量を減算し、被測定者の体重を演算すると共に、インピーダンスから体脂肪率を、体重に体脂肪率を乗算して体脂肪量を、体重から体脂肪量を減算して除脂肪量を、除脂肪量に平均的体水分率である73.2%を乗算して体水分量を、身長と体重からBMI(体格指数)をそれぞれ演算する。そしてこの演算結果は、ステップS19で表示部8に表示すると共に、印刷部9よりプリントアウトする。
図5は、このプリントアウトの例であり、測定時間のほか入力した性別・体型、年齢、身長、等の個人データ、ステップS17及びステップS18で測定・演算した結果を印刷する。
この表示及び印刷の後、ステップS4に戻り次のデータ入力を待つ。
上記ステップS8でマタニティキーがオンされた場合には、ステップS16でYesと判断され、ステップS20に進む。ステップS20では、表示部8に出産予定日を入力してくださいと表示し、ステップS21でテンキーよりの年月日の入力がなされるまで、ステップS20とS21を繰り返す。予定年月日が入力されると、ステップS21でYesと判断され、ステップS22で入力された出産予定日と測定日のデータとから妊娠週数を演算し、ステップS23に進む。ステップS23では、妊娠前(非妊時)の体重を入力してくださいと表示し、ステップS24に進む。
ステップS24ではテンキーより非妊時の体重の入力がなされるまで、ステップS23とS24を繰り返す。体重値を入力するとステップS24でYesと判断され、ステップS25に進む。ステップS25では、妊娠前(非妊時)の体脂肪量を入力してくださいと表示し、テンキーより入力されるとステップS26でYesと判断され、ステップS27に進む。この時、一定時間以内に非妊時の体脂肪量が入力されないとステップS26でNoと判断され、ステップS28でメモリ18内の非妊時体脂肪量フラグに1を立ててステップS27に進む。
ステップS27では、妊娠前(非妊時)の体水分量を入力してくださいと表示し、テンキーより入力されるとステップS29でYesと判断され、ステップS30に進む。この時、一定時間以内に非妊時の体水分量が入力されないとステップS29でNoと判断され、ステップS31でメモリ18内の非妊時体水分量フラグに1を立ててステップS30に進む。ステップS30では妊婦の浮腫や妊娠中毒症に関係するデータを入力してくださいと表示し、テンキーよりデータが入力されるとステップS32でYesと判断され、ステップS33でこれらの入力されたデータ及びフラグの状態をメモリ18に記憶する。この時入力するデータは、妊娠中毒症の判定に関係する拡張期及び収縮期の血圧値、24時間尿でエンバッハ法またはこれに準ずる測定法で調べた蛋白尿のデータ、妊婦の浮腫が全身に及んでいるか一部のみか等である。なお、ステップS32でデータ入力がなければそのままステップS33に進む。
ステップS33では、ステップS20以降で入力されたデータをメモリ18に記憶してステップS17に進む。
マタニティの場合には、ステップS17の処理は通常の場合と同じであるが、ステップS18でのデータ演算において、通常の場合に比べて追加されるものは以下のとおりである。
図6に示すグラフ(メモリ18にデータが記憶されている)より妊娠週数に対応した胎児体重、羊水重量、胎盤重量を読み出して、風袋量を減算した測定体重からさらにこれらを減算することで胎児部分重量を引いた体重を求め、この体重にもとづいて測定時点での体脂肪率、体脂肪量、除脂肪量、体水分量、体水分量/体脂肪量(TBW/FAT)を演算する。
さらに、ステップS17で測定した現在の体重からステップS24で入力した非妊時の体重を減算し、非妊時から測定時までの体重増加量を演算する。また、非妊時から測定時までの体脂肪量の増加量及び体水分量の増加量は、ステップS17で測定した体重及びインピーダンス等のデータを用いて生体電気インピーダンス法に基づいてステップS18で演算した現在の体脂肪量及び体水分量から、ステップS26及びステップS29で入力した非妊時の体脂肪量及び体水分量を減算して求める。しかし、妊婦は一般的に非妊時の体重、体脂肪量、体水分量等のデータを記憶している人は少なく、記憶していても体重程度である。
これに対し、本発明者は、非妊時から測定時までの体重増加量に対し、非妊時から測定時までの体脂肪変化量及び体水分変化量が、夫々約58%、約29%であることを発見した。
たとえば、非妊時の体重が50kgで、測定時の体重が55kgのとき体重増加量は5kgとなる。この5kgに58%、29%を掛けると、それぞれ2.9kg、1.45kgとなり、非妊時から測定時までの体脂肪変化量と体水分変化量が求められる。すなわち、この値を測定時の体脂肪量、体水分量から減算すると、非妊時の体脂肪量、体水分量が求められることとなる。
この比率は妊娠6週から16週まで変化なく、さらにつわり等で体重が変化しても比率の変化がないことを発見した。それゆえ、妊娠6週から16週の間で少なくとも1回測定した時には、ステップS28及び/またはステップS31で設定されたフラグが1か否かを判断し、フラグに1が立っていればこのステップS18で非妊時から現在までの体重増加量にこの比率をかけ、非妊時から測定時までの体脂肪変化量及び/または体水分変化量を演算するとともに、現在の体脂肪量及び体水分量から体脂肪変化量と体水分変化量を減算し、非妊時の体脂肪量と体水分量を演算する。
この体脂肪量と体水分量の演算は、妊娠6週から16週までの間で少なくとも1回測定し、求めた非妊時の体脂肪量と体水分量をメモリ18に記憶しておけば、妊娠中期や末期であっても、非妊時から測定時までの体脂肪変化量、体水分変化量のデータを演算できる。
そしてその結果はメモリ18に記憶しておくとともに、ステップS19で表示部8に表示し、印刷部9でプリントアウトする。妊娠24週と5日に測定したプリントアウトの例は、図7で示すように図5の例に対して妊娠週数、胎児部分重量を引く前の補正前体重(風袋量は減算してある)と引いた後の補正後体重の印字、胎児体重、羊水重量、胎盤重量、胎児部分重量を引く前の体重(風袋量は減算してある)と身長とから求める補正前BMI、非妊時体重、非妊時体脂肪量、非妊時体水分量、妊娠前から測定時までの体重増加量、体脂肪変化量、体水分変化量、現在の健康状態に対するコメント(後述)が追加されている。ここでの補正前BMIを演算し、表示または印刷するのは、この補正前BMIの値により胎児の成長状況を判断する産婦人科医へのデータ提供のためである。
なお、同様にデータ提供のために図7で示すプリントアウト例、または表示器8の表示に追加する形で、非妊時のBMIを印刷または表示してもよい。
この表示・印刷のステップS19が終了すると、ステップS4に戻り次のデータ入力を待つ。
上記健康状態に対するコメントは、図8に示すように主として非妊時からの体脂肪変化量と体水分変化量のグラフで判断される。この判断に使用するグラフのデータは、予めメモリ18に記憶してあり、ステップS18で現在の体脂肪増量と体水分変化量を演算した時に現在の位置をグラフより判断し、「脂肪と水分のバランスが崩れかけている可能性があります。太りすぎに注意しましょう。」、「体重増加、体脂肪増加が妊娠中期に起こると妊娠後期に浮腫が強く出たり、血圧が上昇して中毒症になりやすくなります。」、「体水分が増えすぎです。足や手がむくんではいませんか?摂取カロリーは計算していますか?辛いものを食べ過ぎたり水をがぶ飲みしたりしていませんか?」、「脂肪と水分のバランスがよくありません。中毒症の可能性もありますので検診での結果に注意してください。」等のコメントを予め記憶してあるメモリ18より呼び出して表示、印刷をする。
この図8は、非妊時または妊娠の直後を原点(変化量0の所)にして、非妊時または妊娠の直後から測定時の体脂肪量と体水分量がどれだけ変化したかをプロットし、その位置により浮腫や中毒症の発症状態を判定することになる。この図8のグラフは非妊時のBMIが18未満、18〜24、24以上のように体格別で正常範囲、中毒症、浮腫の範囲が変わるので、体格別にメモリ18に記憶しておくとともに、妊娠週数毎でもこれら範囲が変わることよりメモリ18に記憶しておく。たとえば体格を3区分にし、妊娠週数を3区分(妊娠前期0〜15週、中期16〜27週、後期28週以降)にすると、メモリ18には9種類のグラフを記憶する。図8は、BMIが18〜24で、妊娠中期(16〜27週)の判定範囲を示すものである。この判定範囲の理解のため、参考に他の体格の正常範囲も破線で示す。
さらに、図8のグラフに原点(非妊時のデータ)から妊娠週数の推移により測定時点の状態をプロットし、プロット点の位置とプロット点がどの方向に推移してきているかを制御器15で解析ソフトウエアを用いて判断し、健康状態のコメントを表示、印刷してもよい。この時健康状態の判断の精度を高めるため、測定回数は多いほうがよい。図8ではBMIが18〜24で、妊娠20週の人が測定したとき、体脂肪変化量は2.5kg、体水分変化量が3.0kgで正常範囲からは外れているが、先々週(18週)の時には正常範囲にあったことが判明するものの、先々週から測定日までの推移方向が軽症範囲に向かっているので、軽症の妊娠浮腫・妊娠中毒症の発症する可能性を予想されるので、その旨のコメントを図4のステップS19で表示または印刷する。
さらに、上記実施例では、体水分量や体脂肪量の演算に胎児部分の重量を除いた補正体重を持って演算したが、これに限らず測定した体重そのもので演算しても演算結果は同様の傾向を示すことが判明しているので、補正前体重をもって演算しても良い。
本発明の実施例の外観斜視図である。 本発明の実施例の表示印刷部を示す図である。 電気ブロック図である。 本発明の実施例のフローチャートである。 マタニティ以外の印刷の例を示す図である。 妊娠週数と胎児部分重量との関係を示す図である。 マタニティの印刷の例を示す図である。 体脂肪変化量と体水分変化量の関係を示す図である。
符号の説明
1 体脂肪計
2 測定部
3 表示印刷部
5A、5B、6A、6B 電極
7 操作部
8 表示部
9 印刷部
12 日時設定キー
13 性別・体型設定キー
14 テンキー

Claims (11)

  1. 非妊時から測定時までの体重増加量に基づいて非妊時から測定時までの体脂肪変化量及び体水分変化量を演算する演算手段と、演算された体脂肪変化量と体水分変化量とに基づいて妊婦の健康状況を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする妊婦用健康管理装置。
  2. 前記演算手段は、非妊時から測定時までの体重増加量に第一の所定比率を乗じることによって得られた値を非妊時から測定時までの体脂肪変化量とし、非妊時から測定時までの体重増加量に第二の所定比率を乗じることによって得られた値を非妊時から測定時までの体水分変化量とすることを特徴とする請求項1記載の妊婦用健康管理装置。
  3. 前記第一の所定比率が約58%であることを特徴とする請求項2記載の妊婦用健康管理装置。
  4. 前記第二の所定比率が約29%であることを特徴とする請求項2記載の妊婦用健康管理装置。
  5. 前記第一の所定比率が約58%であり、前記第二の所定比率が約29%であることを特徴とする請求項2記載の妊婦用健康管理装置。
  6. 前記判定手段は、浮腫の発症を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の妊婦用健康管理装置。
  7. 前記判定手段は、妊娠中毒症の発症を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の妊婦用健康管理装置。
  8. 少なくとも現在の体重と非妊時の体重とを妊婦の個人データとして入力する入力手段を更に備え、前記演算手段は、現在の体重から非妊時の体重を減じることによって得られた値を非妊時から測定時までの体重増加量とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の妊婦用健康管理装置。
  9. 妊婦の生体電気インピーダンスを測定するインピーダンス測定手段を更に備え、前記演算手段は、少なくとも前記入力手段で入力された現在の体重と前記インピーダンス測定手段で測定された生体電気インピーダンスとを用いて生体電気インピーダンス法に基づき現在の体脂肪量と体水分量とを演算すると共に、これら現在の体脂肪量と体水分量とから前記体脂肪変化量と体水分変化量とを夫々減じることにより非妊時の体脂肪量と体水分量とを演算することを特徴とする請求項8記載の妊婦用健康管理装置。
  10. 前記演算手段で演算された体脂肪変化量と体水分変化量とを記憶するメモリを更に備え、前記判定手段は、前記メモリに記憶された体脂肪変化量と体水分変化量との夫々の変化の推移から判定することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の妊婦用健康管理装置。
  11. 前記判定手段は、妊婦への健康に関するアドバイスを表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の妊婦用健康管理装置。
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