JP3129292B2 - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

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JP3129292B2
JP3129292B2 JP10225467A JP22546798A JP3129292B2 JP 3129292 B2 JP3129292 B2 JP 3129292B2 JP 10225467 A JP10225467 A JP 10225467A JP 22546798 A JP22546798 A JP 22546798A JP 3129292 B2 JP3129292 B2 JP 3129292B2
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    • A61B5/48Other medical applications
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    • A61B5/4872Body fat

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極によって、生
体に生じる電位又は電流を計測したり、生体に電流又は
電圧を印加することにより生じる電位又は電流を計測す
ることによって健康管理指針情報を提供するための健康
管理指針アドバイス装置、特にその電極構成に関する。
【0002】
【従来の技術】(第1の従来技術)従来、このような健
康管理指針アドバイス装置として体脂肪計としては、図
19に示すようなものがあった。
【0003】体脂肪計100は、家庭用体重計の上面に
体脂肪率計測用の電極101,102,103,104
が設置固定されており、体重計に載ることによって得ら
れる体重値と、予め入力された個人データ(身長,年
令,性別)及び身体内部インピーダンス計測値から体脂
肪率を推定し、結果を表示部105に表示するものであ
る。
【0004】しかしながら、体脂肪計100では電極1
01〜104は足の裏に接触するので、裸足にならなけ
れば計測できず、使い勝手が悪い。
【0005】(第2の従来技術)また、図20に示すよ
うに、手首に装着するバンド151の内面に電極15
2,153を備えた体脂肪計150(特開平6−304
149号参照)もあるが、計測のためには手首に巻き付
ける必要があり、血圧計のカフと同様に簡単に計測でき
るとは言いがたい。
【0006】(第3の従来技術)これに対して、同様の
体脂肪計として図21に示すものがある。
【0007】体脂肪計200は両手でグリップ部20
7,208を握り、電流印加用電極215,216から
印加した電流によって生じる電位差を電圧計測用電極2
17,218によって計測することにより身体内部イン
ピーダンスを計測し、予め入力された個人データ(身
長,体重,年令,性別)とインピーダンス計測値から体
脂肪率を推定し、表示部209に表示するものである。
【0008】体脂肪計200では、グリップ部207,
208を握る掌と電極との接触面積を確保して精度の向
上を図るとともに掌へのフィット感を高めるために、電
極215〜218を掌の形状に適合させた複雑な3次元
形状に形成している。
【0009】図22(a)は分割面210によって接合
された前面側部材200aと背面側部材200bのうち
前面側部材200aの電流印加用電極216の構成を背
面側からみた斜視図である。図22(b)は各部材の構
成を分解して示した図のグリップ部208の軸方向に直
交する方向のB−B断面図である。電流印加用電極21
5,電圧計測用電極217,218も同様の構成であ
る。
【0010】電流印加用電極216は、グリップ部20
8のフロントハウジング208aに略有底円筒形状の接
続部220を有する異形の略半円筒形状の電極構成部材
221を嵌合させて形成している。電極216とリード
線243との電気的接続は、接続部220の端部220
aとリード線243の丸端子244との間に歯付き座金
245を介在させてタッピングネジ246でネジ止めす
ることにより行っていた。
【0011】このような複雑な形状に形成するために、
電極構成部材221には、3次元曲面を有する樹脂成形
品にクロムメッキを施したものを使用していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電極では、電極から電気信号を取り出す等のために
接続されたリード線と電極との電気的接続の信頼性を確
保するため、メッキの付き具合の管理が困難であるとと
もに、リード線とメッキ部分の接触信頼性を高めるため
に、歯付き座金を使用する等部品点数も増えるため、コ
ストが高く、組立工程数も多くなっていた。また、メッ
キ後の3価クロムは人体に無害であるが、クロムメッキ
工程で使用する6価クロム等による汚染の問題について
も考慮することが望ましい。
【0013】これに対して、ステンレス等の金属のパイ
プを用いることもできるが、電極の形状が円筒形に限ら
れてしまい、掌の接触面積を確保するための形状工夫が
できない。
【0014】また、金属材の深絞り形状品を使用するこ
ともできるが、複雑な金型が必要となり、寸法管理も煩
雑となるためさらにコストが高くなってしまう。また、
複雑なR曲面とリード線との接続部を同時に形成するこ
とが技術的に困難である等の問題もあった。
【0015】さらに、ステンレス等の金属のダイキャス
ト鋳造品を使用することもできるが、重量が増すので、
保持して計測する体脂肪計では使用者の負荷が増してし
まう。
【0016】本発明はかかる従来技術の課題を解決する
ためになされたものであってその目的とするところは、
簡便に使用でき、簡易な構成で、低コストで製造し得る
健康管理指針アドバイス装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、手で保持する保持部と、前記保持部に
設けられ該保持部を保持することによって皮膚に接触す
る電極と、前記電極から印加された電気信号によって生
体に生じる現象を検出し、又は前記電極によって検出さ
れた電気信号に基づいて、健康管理に有益な指針情報を
算出する情報処理手段と、を備えた健康管理指針アドバ
イス装置において、前記電極の少なくとも一つを薄板
をなし、かつ可撓性を有する導電性の電極構成部材に
よって形成し、前記電極構成部材は前記保持部の電極支
持部に、曲げに対する弾性による復原力に抗して巻つけ
られていることを特徴とする。
【0018】このようにすれば、被検者は保持部を手で
握ったり、掴んだり等して保持するだけで健康管理に有
益な指針情報を入手することができるので、簡便に使用
できるとともに、電極の少なくとも一つが電極支持部に
薄板状の電極構成部材を巻き付けることによって形成さ
れているので、簡易な構成であり、低コストでの製造が
可能である。
【0019】電極は生体電位等の生体に生じている電気
現象を検出するものでもよいし、電流又は電圧を外部か
ら印加し、あるいはこのようにして印加された電流又は
電圧によって生体に生じる電圧又は電流を検出するもの
でもよい。
【0020】このような健康管理指針アドバイス装置と
しては、電流を電極を通じて外部から生体に印加し、こ
の電流によって生じる電位差を当該電極又は他の電極に
よって計測することにより、あるいは電圧を電極から印
加しこの電圧によって生体に流れる電流を計測すること
により、生体インピーダンスを計測し、インピーダンス
計測値に基づいて体脂肪率,除脂肪量,体脂肪量等を算
出するものがある。また、電極によって生体電位を検出
する心拍計等のようなものもあり、算出できる指針情報
はこれらに限られない。
【0021】また、保持部は健康管理指針アドバイス装
置本体と一体に設けられている場合に限られず、独立の
保持部と装置本体とをケーブル等の接続手段で接続した
り、通信手段を設けて情報伝達を行うようにすることも
できる。
【0022】
【0023】このように電極構成部材として可撓性を有
する部材を使用すれば、運搬時や組立工程において加わ
る衝撃をたわみによって吸収し、折れ等の変形による外
観不良品の発生を防止することができるので、製造コス
トを低減することができる。また、組立工程における部
材の取り扱いを簡素化できるので、組立工程の設計の自
由度が増大する。
【0024】第の発明は、第の発明において、前記
電極構成部材に電気信号を送り、又は前記電極構成部材
から電気信号を取り出すための接続線を有し、前記電極
構成部材はたわみによって生じる復原力によって前記接
続線の接続部に圧接していることを特徴とする。
【0025】電極構成部材は可撓性を有するので、たわ
ませた場合に元の形状へ復帰しようとする復原力が生じ
る。このような力を電極構成部材と接続線の接続部とを
圧接させるための力として用いれば、ネジ等の他の接続
手段に緩み等が生じても電極構成部材と接続部との接続
状態を確保することができるので、信頼性と耐久性が向
上する。
【0026】第の発明は、第1又は第2の発明におい
て前記保持部に前記電極構成部材を保持するための保持
手段を、前記保持部に設けたことを特徴とする。
【0027】このように保持部に電極構成部材を保持す
るための保持手段を設ければ、電極構成部材を電極支持
部に巻き付けて保持した状態で次の工程に移ることがで
きる。従って、複数の電極構成部材を組み付ける場合で
も、複数の電極構成部材を巻き付けて保持させた後にま
とめて固定することが可能となり、巻き付け作業を手作
業で行い固定作業を機械で行う等のように巻き付け工程
と固定工程を分離することができるので、効率的に製造
を行うことにより低コストでの製造が可能となる。
【0028】このような保持手段を保持部に設ければ、
電極構成部材の構成を簡略化することができるので、電
極構成部材の製造コストの削減が可能となる。
【0029】第の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記保持部に前記電極構成部材を保持するための保
持手段を、前記電極構成部材に設けたことを特徴とす
【0030】このように保持部に電極構成部材を保持す
るための保持手段を設ければ、電極構成部材を電極支持
部に巻き付けて保持した状態で次の工程に移ることがで
きる。従って、複数の電極構成部材を組み付ける場合で
も、複数の電極構成部材を巻き付けて保持させた後にま
とめて固定することが可能となり、巻き付け作業を手作
業で行い固定作業を機械で行う等のように巻き付け工程
と固定工程を分離することができるので、効率的に製造
を行うことにより低コストでの製造が可能となる。
【0031】このような保持手段を保持部に設ければ、
保持部の構成を簡略化することができので、保持部の
製造コストの削減が可能となる。
【0032】このような保持手段を電極構成部材と保持
部の双方に設けてもよい。
【0033】第の発明は、第1乃至第の発明におい
て、前記保持部に保持する手の形状に適合する形状の異
形部を設けたことを特徴とする。
【0034】このように保持部に異形部を設ければ、グ
リップ感が向上し、かつ保持する場合の位置決めが可能
となるので、再現性が向上し、より精度の高い指針情報
を提供することができる。
【0035】保持部には電極構成部材を巻き付ける領域
と異形部の領域とを分割して設けることができる。
【0036】第の発明は、第1乃至第の発明におい
て、前記電極構成部材をステンレスによって形成したこ
とを特徴とする。
【0037】電極構成部材としては種々の金属を用いる
ことができるが、ステンレスは生体適合性が高くかつ安
価であるので、電極構成部材としてステンレスを用いれ
ば製造コストが低くかつ安全性の高い健康管理指針アド
バイス装置を提供することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1に本発明
の第1の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置と
しての体脂肪計1の外観を示す。図2(a)は同正面
図、図2(b)は同左側面図である。
【0039】本装置1は、身体に印加した高周波電流に
よって生じる身体抵抗電位を検出してインピーダンスを
計測し、このインピーダンス計測値と入力された身長,
体重,年令,性別等の身体特定化情報とを所定の変換理
論式,変換テーブル等によって演算処理し、体脂肪率,
除脂肪量,脂肪量,肥満度等の健康管理指針情報を算出
して提供するものである。
【0040】まず、装置1の概略構成について説明す
る。
【0041】略直方体形状の装置本体部2の上端及び下
端から延びるブリッジ部3,4,5,6を介して略円柱
形状の保持部としてのグリップ部7,8が設けられてい
る。
【0042】装置本体部2の前面2aの上部には計測値
や健康管理指針情報等の情報を表示する表示部9が設け
られ、表示部9の下方にはUPボタン10,DOWNボ
タン11,身長,体重,年令,性別からなる身体特定化
情報の入力モード及び個人データ呼び出しモードを切換
える設定スイッチ12,電源スイッチ13,測定スイッ
チ14が設けられている。
【0043】グリップ部7,8の前面側には略円筒形状
の電流印加用電極15,16及び電圧計測用電極17,
18がそれぞれ設けれられ、電流印加用電極15,16
及び電圧計測用電極17,18の間には軸方向に凹状と
なる小径の絶縁部19,20が設けられている。図2
(b)に示すようにグリップ部7の背面側は握る手の形
状にフィットするように異形に形成されている(グリッ
プ部8も同様である。)。すなわち、グリップ部背面上
部71の上端部及び下端部には突起71a,71bが周
方向に設けられ、グリップ部背面中央部72は前面の絶
縁部19と連続して凹状をなし、グリップ部背面下部7
3は軸方向中央部で若干凸となるR形状で下端部に突起
73aが周方向に設けられている。また、グリップ部
7,8の底部には安定して直立させるための脚部74,
84が設けられている。本実施形態では、絶縁部19,
20,グリップ部背面上部71,グリップ部背面中央部
72及びグリップ部背面下部73が異形部を構成する
(グリップ部8についても同様である)。
【0044】装置1の筐体21はポリカーボネイト,A
BS等の樹脂成型によって形成され、表示部9はLE
D,LCD等によって形成することができる。図3は、
本装置1内部の回路構成を示すブロック図である。
【0045】23は所定周波数f0 の高周波電流を発生
する高周波信号発生部、24は電圧計測用電極17,1
8,からの抵抗電位信号を受ける差動増幅器、25は周
波数f0 以外の信号をカットするためのバンドパスフィ
ルタ、26は高周波信号成分を復調する復調回路、27
はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器、28は電池、13は電源スイッチ、9は表示部、2
9はUPボタン10,DOWNボタン11,設定スイッ
チ12からなる入力部、14は測定スイッチ,30は計
測制御プログラム,演算プログラム,健康管理指針アド
バイス情報を抽出するための変換テーブル等を格納した
メモリ(ROM)、31はユーザーが入力した身体特定
化情報や計測値等を格納するメモリ(RAM)、32は
所定のプログラムを実行して計測・演算を行い健康管理
指針アドバイス情報を算出して表示部9に表示し、ある
いは外部機器に出力するCPUである。本実施形態で
は、ROM30,RAM31,CPU32によって情報
処理手段が構成される。
【0046】本装置1による計測方法を説明する。
【0047】被検者は電源スイッチ13をONして、設
定スイッチ12によって身長,体重,年令,性別の各入
力モードを選択し、UPボタン10,DOWNボタン1
1によって値を選択することによりこれらの身体特定化
情報の入力を行う。予め、身体特定化情報がメモリされ
ている場合には、設定スイッチでデータ呼び出しモード
を選択し、UPボタン10,DOWNボタン11によっ
てデータを特定するための個人番号を選択することによ
ってデータを呼び出してもよい。
【0048】次に、装置1のグリップ部7,8を装置前
面2a側から両手で握る。このとき、人差し指と親指と
の間の股部が電流印加用電極15,16に接触し、中指
が絶縁部19,20に巻回され、薬指,小指の付け根と
手首との間の掌部が電圧計測用電極17,18に接触す
る。このとき、人差し指と中指とで突起25,26を挟
むようになっている。グリップ部7,8の背面側は異形
となっているので、両手で握った場合の位置決めが可能
となり、再現性が向上し、より高精度での計測が可能と
なる。
【0049】上述のようにグリップ部7,8を両手で握
り、両腕をほぼ肩の高さで身体の前方にまっすぐ伸ばし
た状態で保持し(図4参照)、測定スイッチ14をON
する。電流印加用電極15,16から印加された高周波
電流によって生じる身体抵抗電位を電圧計測用電極1
7,18によって検出することにより身体インピーダン
スを計測し、この計測値と身体特定化情報とに基づきB
IA法によって体脂肪率,体脂肪量を算出して表示部9
に表示する、これらの値と身体特定化情報とから「や
せ」,「標準」,「軽肥満」,「肥満」のいずれに属す
るかを判定して表示部9に表示する。
【0050】以下に、本装置のグリップ部7,8におけ
る電流印加用電極15,16及び電圧計測用電極17,
18の形成方法について説明する。
【0051】図5(a)〜(g)は、電流印加用電極1
6の組立工程を示す。
【0052】本装置1の筐体21は前面側部材21aと
背面側部材21bとに二分割されている。
【0053】図5(a)は取付前の前面側部材21aの
電流印加用電極支持部33と電極構成部材34とを示
す。これを背面側からみた斜視図で示したのが図6であ
る。半円筒形状の支持部33の内面の軸方向両端部に
は、分割面(支持部33の周方向縁部33a,33bを
含む面)から背面側に突出して電極構成部材34の軸方
向の移動を規制する軸方向規制リブ35a,35b,3
5c,35dが設けられている。また、内面の中央部に
はネジ穴36を有する略有底円筒形状の固定部37が設
けられている。固定部37を挟んで径方向両側の内面
に、分割面から背面側に突出して対向する略L字形の端
部38a,39a,40aを有する仮止め部(保持手
段)38,39,40が設けられている。また、固定部
37の軸方向上側の内面には前面側部材21aと背面側
部材21bとを接合して固定するためのネジ穴を有する
略有底円筒形状の筐体固定部41も設けられている。
【0054】電極構成部材34は略長方形のステンレス
の厚さ0.1mm程度、硬度HV310〜380の薄板で
あり、両端部341,342が中央部343に対してほ
ぼ直角に屈曲され、断面略コの字形に形成されている。
端部341の中央部343側には短手方向(軸方向)に
矩形の孔341a,341bが並設されている。孔34
1a,341bの先端部側には短手方向両側が切り欠か
れて突出部341cが形成され、中央に円形の孔341
dが形成されている。端部342の中央部343側には
矩形の孔342aが設けられ、孔342aの先端部側に
は短手方向両側が切り欠かれて突出部342bが形成さ
れ、中央に円形の孔342cが形成されている(図6参
照)。電流印加用電極15,電圧計測用電極17,18
の電極構成部材も同様の構成を有する。
【0055】このように電極構成部材として薄板状のス
テンレス等の金属を用いれば、熱容量が小さいので、電
極が低温になっている状態で計測を行う場合でもすぐに
被検者の体温によって温度が上昇し、計測精度に影響を
与えることがない。
【0056】また、ステンレスのように安価で、人体に
影響がない金属材を使用することができるので、安全性
が高く、製造コストを低減することができる。
【0057】このように、電極構成部材は厚さ0.1mm
程度のステンレス材に孔加工と曲げ加工を施しただけな
ので、製造が容易である。
【0058】また、電極を薄板状の電極構成部材によっ
て形成することで、材料使用量もより少なくすることが
できる。
【0059】また、従来の樹脂成形品にメッキ加工した
もののように、メッキ不良やはがれによる接触不良が生
じることがないので、電気的接続をより確実に行うこと
ができる。メッキ工程で使用する有害物質などの廃液処
理について配慮する必要がないので、製造工程における
コストを削減することができる。
【0060】次に、電極構成部材34の孔341a,3
41bと仮止め部39,40の端部39a,40aとを
係合させて(図5(b))、中央部343を支持部33
に沿って矢印方向に巻き付ける(図5(c))。図7
は、電極構成部材34を支持部33に巻き付けた状態を
背面側からみた図である。
【0061】次に、図5(d)に示すように電極構成部
材の孔342aと仮止め部38の端部38aとを係合さ
せる。孔342aは長手方向に矩形をなしているので、
係合させた状態でも径方向に若干の移動が可能である。
また、電極構成部材は長手方向の曲げに対して弾性を有
するので、端部342側は支持部33表面から若干離間
した状態で保持される。図8は、支持部33に巻き付け
た電極構成部材34の孔342aと仮止め部38とを係
合させた状態を背面側からみた斜視図である。
【0062】電流印加用電極15,電圧計測用電極1
7,18についても同様に電極構成部材を支持部に巻き
付ける。
【0063】次に、図5(e)に示すように、支持部3
3の形状と同様の断面半円形状の溝41を有する治具4
2を前面側からあてがう。
【0064】溝41の内面によって電極構成部材34の
端部341,342は互いに径方向に押圧される。図9
は押圧された状態の電極構成部材34を背面側からみた
斜視図である。押圧されると、電極構成部材34の突出
部341c,342bの孔341d,342cが固定部
37のネジ穴36の上方に重なって位置する。この状態
で、リード線(接続線)43の端部に設けられた丸端子
(接続部)44及び孔341d,342cにタッピング
ネジ45を挿通し、ネジ穴36にねじ込むことによって
固定するとともに電極構成部材34とリード線43とを
電気的に接続する。図10はネジ45によって電極構成
部材34固定した状態を背面側からみた図である。固定
部37の開口端部37aは分割面から前面側に退避した
位置に設けられているので、ネジ止めされた状態では、
電極構成部材の端部341,342は前面側へ押圧され
てたわんでいる。従って、電極構成部材の端部341,
342は復原力によって丸端子44に圧接しているの
で、ネジ45が多少緩んだとしても、電極構成部材34
と丸端子44との接触状態は確保されるので、信頼性と
耐久性が高い。
【0065】さらに、図5(f),(g)に示すよう
に、背面側部材21bと前面側部材21aとを接合する
ことにより組立が完了する。
【0066】電流印加用電極16はこのようにして製造
された電極構成部材34を支持部33に巻き付けるだけ
で形成できるので、組立工程も簡略化できる。
【0067】また、このように可撓性を有する電極構成
部材を使用すれば、運搬時や組立時に多少余計な力が加
わっても変形してしまうことがないので、折れめがつい
た外観不良品の発生率を低減することができ、製造コス
トを低減することができる。組立工程における部材の取
り扱いを簡素化できるので、組立工程の設計の自由度が
増大する。
【0068】このような可撓性を有する金属材として
は、チタン,りん青銅等の銅の合金を使用することがで
きる。
【0069】また、電極構成部材の孔を仮止め部の端部
と係合させて、電極構成部材を一時的に保持した状態で
作業を行うことができるので、4つの電極構成部材をす
べて組み付けた状態で、順番にネジ止めを行うことがで
きる。すなわち、巻き付け工程を手作業で行いネジ止め
作業を機械で行う等のように巻き付け工程と固定工程を
分離することができので、効率的に製造を行うことに
より製造コストを削減することができる。
【0070】本実施形態では、健康管理指針情報として
体脂肪率等の情報をインピーダンス計測値と身体特定化
情報から算出しているが、筋肉量,基礎代謝量,エネル
ギー代謝変化等の健康管理指針情報を算出できるように
することもできる。
【0071】本実施形態では、グリップ部の前半部分に
電極構成部材を巻き付けているが、グリップ部の周の3
/4あるいはほぼ全周にわたって電極構成部材を巻き付
けるようにしてもよく、周方向に電極構成部材の占める
割合はこれに限られない。
【0072】本実施形態では、電極構成部材とリード線
とをネジによって接続して固定しているが、電極構成部
材によって挟み込むようにしてもよく、接続方法はこれ
に限られない。
【0073】また、本実施形態では4電極でインピーダ
ンスを計測しているが、2電極等の他の電極構成でイン
ピーダンスを計測してもよい。
【0074】図11は本実施形態の変形例であり、電極
構成部材34に小突起を設けたものである。このように
小突起46を設けることにより、グリップ部7,8を握
った時の位置ずれを防止するとともに、電極と皮膚との
接触面積を大きくすることにより計測精度の向上を図る
ことができる。
【0075】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置としての体
脂肪計について説明する。
【0076】電極構成部材50の構成と支持部33の内
部構造とを除いて、体脂肪計本体の構成は第1の実施形
態と同様であるので、同様の構成については同様の符号
を用いて説明を省略する。
【0077】図12は電極構成部材50の全体を示す斜
視図である。
【0078】電極構成部材50は、略長方形のステンレ
スの厚さ0.1mm程度、硬度HV310〜380の薄板
であり、両端部501,502が中央部503に対して
ほぼ直角に屈曲された断面略コの字形に形成されてい
る。端部501は先端部側において短手方向両側が切り
欠かれて突出部5011が形成されており、突出部50
11の先端部側はさらに端部502側へ屈曲され中央部
503と平行なかぎ状突出部5011aを形成するとと
もに突出部5011の中央部503側には孔5011b
が設けられている。端部502には短手方向に先端部側
が開口する略コの字形の切り込みが入れられて、端部5
01側に若干屈曲された略長方形の爪部502aが設け
られている。電流印加用電極15,電圧計測用電極1
7,18の電極構成部材も同様の構成を有する。
【0079】図13(a)は支持部33を背面側からみ
た図であり、図13(b)は図13(a)のA−A断面
図である。
【0080】支持部33内面は略半円板形状のリブ5
1,52によって仕切られている。リブ51,52の背
面側縁部51a,52aは分割面から前面側に後退した
位置にある。リブ51の径方向の中央部には前面側部材
21aと背面側部材21bとを接合して固定するための
ネジ穴を有する略有底円筒形状の筐体固定部53が設け
られている。リブ51及び52に挟まれた軸方向中央部
にネジ穴54を有する略有底円筒状の固定部55が設け
られている。固定部55の開口端部55aは分割面上に
ある。固定部55の外方(図では下側)側面には開口端
部55aから若干前面よりの位置から支持部33の内周
面にまで至る分割面にほぼ直交する端面56aを有する
リブ56が形成されている。リブ56を挟む軸方向両側
には、支持部33の外方側内周面から突出するリブ5
7,58が形成されている。リブ57,58の内方側
(図では上側)端面は57a,58aは分割面にほぼ直
交して支持部33の内周面に至るまで形成されている。
端面57a,58aは軸方向からみて微小間隙を隔て、
又は同一平面上に、あるいは若干重なって、端面56a
と対向して配置され、端面57a及び58aと端面56
aとの間にはスリット59が形成されている。
【0081】図14(a)〜(e)は電極16の組立工
程を示す。
【0082】まず、図14(a)のように、電極構成部
材50のかぎ状突出部5011aをスリット59に挿入
し、保持手段としてのリブ56とリブ57及び58とで
挟持する。
【0083】次に、図14(b)に示すように電極構成
部材50を支持部33に巻き付ける。
【0084】次に、図14(c)に示すように保持手段
としての爪部502aを支持部33の外方側の縁部33
bに係合させて、リード線43の丸端子44及び電極構
成部材50の孔5011bとにタッピングネジ45を挿
通し、ネジ穴54にネジ込むことによって固定するとと
もに電極構成部材とリード線43とを電気的に接続す
る。
【0085】このように電極構成部材50に爪部を設け
ることにより支持部の構成を簡略化でき、低コストでの
製造が可能となる。
【0086】さらに、図14(d),(e)に示すよう
に、背面側部材21bと前面側部材21aとを接合する
ことにより組立が完了する。背面側部材21bに、電極
構成部材50の端部502に対向して前面側に突出する
押圧部60を設け、端部502を支持部33の内部に押
し込むことにより巻き付けられた電極構成部材50の端
部502側を固定している。
【0087】このようなステンレスの薄板からなる電極
構成部材を巻き付けて電極を形成することにより、第1
実施形態と同様の効果が得られる。
【0088】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置としての体
脂肪計について説明する。
【0089】電極構成部材70の構成と支持部33の内
部構造とを除いて、体脂肪計本体の構成は第1の実施形
態と同様であるので、同様の構成については同様の符号
を用いて説明を省略する。
【0090】図15は電極構成部材70の全体を示す斜
視図である。
【0091】電極構成部材70は、略長方形のステンレ
スの厚さ0.1mm程度、硬度HV310〜380の薄板
であり、両端部701,702が中央部703に対して
ほぼ直角に屈曲された断面略コの字形に形成されてい
る。端部701のほぼ中央部には孔701aが設けら
れ、先端部側は端部702側へ屈曲され中央部703と
平行なかぎ状突出部701bが形成されている。端部7
02は短手方向両側が切り欠かれて突出部7021が形
成され、突出部7021には孔7021aが設けられて
いる。電流印加用電極17,電圧計測用電極17,18
の電極構成部材も同様の構成を有する。
【0092】図16(a)〜(d)は電流印加用電極1
6の組立工程を示す。
【0093】支持部33内面は、第2実施形態と同様軸
方向両側が図示しない略半円板形状のリブによって仕切
られている。軸方向中央部の内方側(図では右側)には
ネジ穴71を有する略有底円筒形状の第1固定部72が
設けられ、外方側(図では左側)には同様のネジ穴73
を有する略有底円筒形状の第2固定部74が設けられて
いる。第1固定部72の外方側面には開口端部72aか
ら若干前面よりの位置から支持部33の内周面にまで至
り分割面にほぼ直交する端面75aを有するリブ75が
形成されている。また、第2固定部74の内方側には開
口端部74aから若干前面よりの位置から支持部33の
内周面にまで至り分割面にほぼ直交する端面76aを有
するリブ76が形成されている。保持手段としてのリブ
75とリブ76は軸方向に同じ位置に設けられ、端面7
5aと端面76aとは微小間隙を隔てて対向し、スリッ
ト77を形成している。
【0094】まず、図16(a)に示すように、かぎ状
突出部701bをスリット7に挿入し、リブ75とリブ
76とで挟持する。この状態で、図16(b)に示すよ
うに、リード線43の丸端子44及び電極構成部材70
の端部701の孔701aにタッピングネジ45を挿通
し、ネジ穴71にネジ込むことによって固定するととも
に電極構成部材とリード線43とを電気的に接続する。
【0095】次に、図16(c)に示すように、電極構
成部材70を支持部30に巻き付け、電極構成部材70
の突出部7021の孔7021aにタッピングネジ78
を挿通し、ネジ穴73にねじ込んで固定する。第2固定
部74の開口端部74aは分割面から若干前面側へ退避
しており、突出部7021を第2固定部74へネジ止め
することにより、電極構成部材70は締め付けられ、支
持部33表面により確実に固定される。
【0096】図16(d)に示すように、背面側部材2
1bと前面側部材21aとを接合することにより組立が
完了する。
【0097】このようなステンレスの薄板からなる電極
構成部材を巻き付けて電極を形成することにより、第1
実施形態と同様の効果が得られる。
【0098】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置としての体
脂肪計について説明する。
【0099】電極構成部材80の構成と支持部33の内
部構造とを除いて、体脂肪計本体の構成は第1の実施形
態と同様であるので、同様の構成については同様の符号
を用いて説明を省略する。
【0100】図17は電極構成部材80の全体を示す斜
視図である。
【0101】電極構成部材80は、略長方形のステンレ
スの厚さ0.1mm程度、硬度HV310〜380の薄板
であり、両端部801,802が中央部803に対して
ほぼ直角に屈曲された断面略コの字形に形成されてい
る。端部801の先端部側は端部802側へ屈曲され中
央部803と平行なかぎ状突出部801aが形成されて
いる。端部802の中央部803側には長手方向に延び
る長円形状の孔802a,802bが軸方向に並設され
ている。孔802a,802bの先端部側には、孔80
2a,802bの軸方向中央に孔802cが設けられる
とともに軸方向両端部が切り欠かれている。電流印加用
電極17,電圧計測用電極17,18の電極構成部材も
同様の構成を有する。
【0102】図18(a)〜(d)は電流印加用電極1
6の組立工程を示す。
【0103】支持部33内面は、第2実施形態と同様軸
方向両側が略半円板形状のリブ(図示せず)によって仕
切られている。中央部にはネジ穴81を有する略有底円
筒形状の固定部82が設けられている。固定部82の外
方側(図では左側)には、分割面から背面側に突出して
内方側(図では右側)へ屈曲した略L字形の端部83
a,84aを有する仮止め部(保持手段)83,84が
軸方向両側に固定部82を挟んで並設されている。固定
部82の内方側面から支持部33の内周面の内方側の縁
部33a近傍まで軸方向に直交するリブ(保持手段)8
5が設けられている。リブ85は、開口端部82aから
若干前面よりの位置から支持部33の内周面に至るまで
設けられており、固定部82と支持部33の内方側の縁
部33aとのほぼ中央部に分割面にほぼ直交して形成さ
れた微小間隙のスリット86によって、リブ85a及び
リブ85bに2分割されている。
【0104】まず、図18(a)に示すように、電極構
成部材80のかぎ状突出部801aをスリット86に挿
入し、リブ85a及びリブ85bによって挟持する。
【0105】次に、図18(b)に示すように電極構成
部材80の中央部803を支持部33の表面に巻き付
け、孔802a,802bと仮止め部83,84の端部
83a,84aとを係合させる(図18(c))。
【0106】次に、リード線43の丸端子44及び電極
構成部材80の端部702の孔702cにタッピングネ
ジ45を挿通し、ネジ穴81にネジ込むことによって固
定するとともに電極構成部材とリード線43とを電気的
に接続する(図18(d))。
【0107】図18(e)に示すように、背面側部材2
1bと前面側部材2aとを接合することにより組立が完
了する。背面側部材21bに、電極構成部材80の端部
801に対向して前面側に突出する押圧部87を設け、
端部801を前面側へ押圧し、かぎ状突出部801aを
スリット86からの抜けを防止することにより、電極構
成部材80を支持部33により確実に固定している。
【0108】このようなステンレスの薄板からなる電極
構成部材を巻き付けて電極を形成することにより、第1
実施形態と同様の効果が得られる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、被検者は保持部を手で保持するだけで健康管理に有
益な指針情報を入手することができるので、簡便に使用
できるとともに、電極の少なくとも一つが電極支持部
薄板状をなし、かつ可撓性の電極構成部材を、曲げ
に対する弾性による復原力に抗して巻き付けることによ
って形成されているので、簡易な構成であり、低コスト
での製造が可能である。
【0110】また、このように電極構成部材として可撓
性を有する部材を使用すれば、運搬時や組立工程におい
て加わる衝撃をたわみによって吸収し、折れ等の変形に
よる外観不良品の発生を防止することができるので、製
造コストを低減することができる。また、組立工程にお
ける部材の取り扱いを簡素化できるので、組立工程の設
計の自由度が増大する。
【0111】第の発明によれば、電極構成部材をたわ
ませた場合に元の形状へ復帰しようとする力を電極構成
部材と接続線の接続部とを圧接させるための復原力とし
て用いることにより、ネジ等の他の接続手段に緩み等が
生じても電極構成部材と接続部との接続状態を確保する
ことができるので、信頼性と耐久性が向上する。
【0112】第の発明のように保持部に電極構成部材
を保持するための保持手段を設ければ、製造工程の効率
化による製造コストの削減と電極構成部材の構成簡略
化による電極構成部材の製造コストの削減が可能とな
る。
【0113】第の発明によれば、製造工程の効率化に
よる製造コストの削減と保持部の構成簡略化による保
持部の製造コストの削減が可能となる。
【0114】第の発明のように保持部に異形部を設け
れば、グリップ感が向上し、かつ保持する場合の位置決
めが可能となるので、再現性が向上し、より精度の高い
指針情報を提供することができる。
【0115】第の発明のように、生体適合性が高くか
つ安価なステンレスを電極構成部材として用いれば製造
コストが低くかつ安全性の高い健康管理指針アドバイス
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
の外観を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は本発明の第1の実施形態に係る体
脂肪計の正面図、図2(b)は同左側面図である。
【図3】図3本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計の
内部の回路構成の概略を示すブロック図である。
【図4】図4(a),(b)は本発明の第1の実施形態
に係る体脂肪計による計測時の姿勢を示す図である。
【図5】図5(a)〜(g)は本発明の第1の実施形態
に係る体脂肪計における電流印加用電極の組立工程を示
す図である。
【図6】図6は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
の組立前の支持部と電極構成部材を背面側からみた斜視
図である。
【図7】図7は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
において電極構成部材を支持部に巻き付けた状態を背面
側からみた斜視図である。
【図8】図8は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
において巻き付けた電極構成部材を仮止め部と係合させ
た状態を背面側からみた斜視図である。
【図9】図9は本発明の第1の実施形態に係る体脂肪計
において押圧された状態の電極構成部材を背面側からみ
た斜視図である。
【図10】図10は本発明の第1の実施形態に係る体脂
肪計において電極構成部材をネジで支持部に固定した状
態を背面側からみた斜視図である。
【図11】図11は本発明の第1の実施形態に係る体脂
肪計の変形例を示す斜視図である。
【図12】図12は本発明の第2の実施形態に係る体脂
肪計の電極構成部材の全体を示す斜視図である。
【図13】図13(a)は本発明の第2の実施形態に係
る体脂肪計の支持部を背面側からみた図であり、図13
(b)は図13(a)のA−A断面図である。
【図14】図14(a)〜(e)は本発明の第2の実施
形態に係る体脂肪計の電流印加用電極の組立工程を示す
図である。
【図15】図15は本発明の第3の実施形態に係る体脂
肪計の電極構成部材の全体を示す斜視図である。
【図16】図16(a)〜(d)は本発明の第3の実施
形態に係る体脂肪計の電流印加用電極の組立工程を示す
図である。
【図17】図17は本発明の第4の実施形態に係る体脂
肪計の電極構成部材の全体を示す斜視図である。
【図18】図18(a)〜(d)は本発明の第4の実施
形態に係る体脂肪計の電流印加用電極の組立工程を示す
図である。
【図19】図19は第1の従来技術に係る体脂肪計を示
す図である。
【図20】図20は第2の従来技術に係る体脂肪計を示
す図である。
【図21】図21は第3の従来技術に係る体脂肪計の全
体を示す図である。
【図22】図22(a)は第3の従来技術に係る体脂肪
計の電流印加用電極の構成を背面側からみた図であり、
図22(b)は図22(a)のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 体脂肪計 7,8 グリップ部 15,16 電流印加用電極 17,18 電圧計測用電極 30 ROM 31 RAM 32 CPU 33 電極支持部 34,50,70,80 電極構成部材 38,39,40,83,84 仮止め部 43 リード線 44 丸端子 56,57,58,75,76,85 リブ 502a 爪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 邦彦 京都府京都市右京区山ノ内山ノ下町24番 地株式会社オムロンライフサイエンス研 究所内 (56)参考文献 特開 平8−154910(JP,A) 特開 平10−179535(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/05

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で保持する保持部と、 前記保持部に設けられ該保持部を保持することによって
    皮膚に接触する電極と、前記電極から印加された電気信
    号によって生体に生じる現象を検出し、又は前記電極に
    よって検出された電気信号に基づいて、健康管理に有益
    な指針情報を算出する情報処理手段と、 を備えた健康管理指針アドバイス装置において、 前記電極の少なくとも一つを薄板状をなし、かつ可撓
    性を有する導電性の電極構成部材によって形成し、 前記電極構成部材は前記保持部の電極支持部に、曲げに
    対する弾性による復原力に抗して巻きつけられているこ
    とを特徴とする健康管理指針アドバイス装置。
  2. 【請求項2】 前記電極構成部材に電気信号を送り、又
    は前記電極構成部材から電気信号を取り出すための接続
    線を有し、 前記電極構成部材はたわみによって生じる復原力によっ
    て前記接続線の接続部に圧接していることを特徴とする
    請求項記載の健康管理指針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部に前記電極構成部材を保持す
    るための保持手段を、前記保持部に設けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の健康管理指針アドバイス装
    置。
  4. 【請求項4】 前記保持部に前記電極構成部材を保持す
    るための保持手段を、前記電極構成部材に設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の健康管理指針アドバイ
    ス装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部に保持する手の形状に適合す
    る形状の異形部を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    記載の健康管理指針アドバイス装置。
  6. 【請求項6】 前記電極構成部材をステンレスによって
    形成したことを特徴とする請求項1乃至記載の健康管
    理指針アドバイス装置。
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