JP2003218506A - プリント基板の実装部品マスキング装置および方法 - Google Patents
プリント基板の実装部品マスキング装置および方法Info
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Abstract
スキングに使用されるマスキングテープ貼り付け工数の
短縮。 【解決手段】吸引ベースプレート13上に導電マット1
1を載置し、吸引ベースプレート13に設けた位置決め
ピン12で位置決めしてマスキングテープ10を導電マ
ット11上に載置し、吸引ベースプレート13および導
電マット11に設けた吸引口20および吸着口36を通
して吸引ベースプレート13の下に設けた吸引エリア1
4、15……から真空引きしてマスキングテープ10を
導電マット11に吸着し、剥離紙21をマスキングテー
プ10から剥がす。次に、プリント基板1を位置決めピ
ン12で位置決めしてマスキングテープ10上に載置
し、プリント基板1を導電マット11に押し付けてマス
キングテープ10をプリント基板1に貼り付ける。
Description
装部品マスキング装置および方法に関し、特にプリント
基板の裏面に実装された表面実装部品を他のリード付き
挿入部品のためのフローはんだ付け時に保護するために
マスキングテープを貼り付ける装置および方法に関わる
ものである。
装され、且つ、リード付き挿入部品も実装されるプリン
ト基板でのこれらの実装部品のはんだ付け方法におい
て、従来はプリント基板の表面の表面実装部品をリフロ
ーはんだ付けした後、裏面に表面実装部品を接着剤にて
固定してリフローはんだ付けした後に、表面からリード
付き挿入部品を搭載してフローはんだ付けを行ってい
た。
部品2a、2b、2cおよび2dをフローはんだ付けし
ている状態を示す断面図である。プリント基板1の表面
には、表面実装部品3が実装され、裏面には表面実装部
品4a、4b、4c、4dおよび4eが実装されてる。
(実際には、プリント基板1にリード付き挿入部品2a
〜2d以外の他のリード付き挿入部品も実装され、表面
実装部品3、4a〜4e以外の他の表面実装部品も実装
されているが、これら他のリード付き挿入部品および表
面実装部品は、図4には現れていない。)フローはんだ
付け装置のダクト30および31から溶融はんだ5が矢
印32の方向に送り出され、プリント基板1の裏面に接
触してからフローはんだ付け装置のはんだ槽に戻され
る。
面実装部品4a〜4e等は、リード付き挿入部品2a〜
2d等のフローはんだ付け時に溶融はんだ5が接触する
ため、表面実装部品4a〜4e等の端子間にブリッジが
発生することが多かった。
した表面実装部品4dの平面図である。
ント基板の両面の表面実装部品をリフローはんだ付けし
た後に、リード付き挿入部品のフローはんだ付け時に、
表面実装部品のはんだが溶融はんだにて再溶融しないよ
うに、予めプリント基板の裏面の表面実装部品をマスキ
ングテープにてマスクしてリード付き挿入部品のフロー
はんだ付けすることにより、裏面の表面実装部品がフロ
ーはんだ付けにより影響を受けずに、ブリッジが発生す
ることがないようにしていた。
クするためにプリント基板1に貼り付けるマスキングテ
ープ10を示す平面図で、同時にマスキングテープ10
との関係を示すためのプリント基板1の側面図も並べて
示している。
してのテープと剥離紙21(図3参照)との間に粘着材
の層を挟んだ3層構造であるが、剥離紙21を剥がして
粘着材によりプリント基板1に接着して使用する。ま
た、マスキングテープ10は、プリント基板1の裏面の
ほぼ全面を覆うものであるが、リード付き挿入部品2a
〜2c等のリードをプリント基板1のスルーホールにフ
ローはんだ付けするために、リード付き挿入部品2a〜
2cに対応する位置を切り抜いた開口部分であるマスキ
ングカット部7a〜7c(リード付き挿入部品2dはマ
スキングテープ10の図6における右辺より、さらに右
の外側に位置する。)および図示していない他のリード
付き挿入部品に対応するマスキングカット部8a〜8e
が設けられている。マスキングテープ10のマスキング
カット部7a〜7d、8a〜8e以外の部分で表面実装
部品4a〜4e等をマスクする。
は、位置決め穴(図示せず)が設けられていて、これに
対応してマスキングテープ10の対角線上の2隅にもテ
ープ位置決め穴34が設けられている。
キングテープ10をプリント基板1に貼り付ける際に工
数がかかることである。
ント基板1と同等の大きさ(例えば320×285ミリ
メートル)であり、プリント基板1の適切な位置に合わ
せて貼り付けるのに時間を要していた。すなわち、マス
キングテープ10は、柔弱なテープであり、両手で両側
部を把持しただけでは、中間部は下方に撓んで湾曲し、
強く引っ張ろうとすれば簡単に伸びてしまうので、もと
もと取り扱い難く、しかもマスキングカット部7a〜7
c、8a〜8eが設けられ、それもまた貼り付けの際に
時間を要することとなる原因なっていた。
ト基板1のリード付き挿入部品2a〜2d等が実装され
る表面と反対側の面となる裏面に貼ることとなる。ま
た、マスキングテープ10を貼り付ける段階では、プリ
ント基板1の裏面のほか表面にも既に表面実装部品4a
〜4e等がはんだ付けされている。
貼り付けるためには、プリント基板1の裏面を上に向
け、プリント基板1を表面を下にして作業台等の上に置
かなければならない。その場合に、既に表面にはんだ付
けされて実装されている表面実装部品によりプリント基
板1が不安定となり、マスキングテープ10を貼り付け
し辛い。また、プリント基板1と作業台等に挟まれた配
置となる表面側の表面実装部品についても端子曲がりや
破損等の不良を起こす原因となる。
ら剥離紙21を剥がす際、及びマスキングテープ10を
プリント基板1に貼り付ける際にマスキングテープ10
が切れてしまうことが多いことである。
多いほどマスキングテープ10が予め切り抜かれるマス
キングカット部は多くなるが、マスキングカット部が密
集した場合にマスキングカット部相互間が、狭く、弱く
なり、切れてしまうことが多い。例えば、図6に示す密
集したマスキングカット部8a〜8c相互間の間隙部9
は、狭く、切れてしまう危険性が大きい。
ら剥離紙21を剥がす際、マスキングテープ10の粘着
面同士が貼り付いてしまうことである。
同様にマスキングテープ10が大きいことや、特に、密
集したマスキングカット部相互間が狭くなり、弱くなっ
てしまうため、マスキングテープ10の張りがなくなっ
てマスキングテープ10が不用意に折り重なってしまう
ことが多いからである。
るためになされたものであり、その目的は、プリント基
板に実装された表面実装部品等をマスクするために使用
されるプリント基板とほぼ同一サイズのシート状のマス
キングテープからの剥離紙の剥離およびマスキングテー
プをプリント基板の正確な位置に貼り付けを、多くの工
数をかけることなく行うことのできるプリント基板の実
装部品マスキング装置および方法を提供することであ
る。
実装部品マスキング装置は、空気を吸引するための吸引
口(図3の20)がほぼ全面に散在するように設けられ
た吸引ベースプレート(図1の13)と、この吸引ベー
スプレート上に固着され前記吸引口に通じる吸着口(図
3の36)がほぼ全面に散在するように設けられマスキ
ングテープ(図1の10)を介して部品(図1の2a〜
2d、4a〜4e)が実装されたプリント基板(図1の
1)を載置するための弾性体マット(図1の11)とを
含むことを特徴とする。
グ装置は、多数の正六角形を密接して並べた蜂の巣形状
のスリット群からなる空気を吸引するための吸引口(図
3の20)がほぼ全面に散在するように設けられた吸引
ベースプレート(図1の13)と、この吸引ベースプレ
ート上に固着され前記吸引口と同形で同じ位置に設けら
れ前記吸引口に通じる吸着口(図3の36)がほぼ全面
に散在するように設けられマスキングテープ(図1の1
0)を介して部品(図1の2a〜2d、4a〜4e)が
実装されたプリント基板(図1の1)を載置するための
弾性体マット(図1の11)とを含むことを特徴とす
る。
グ装置は、空気を吸引するための吸引口(図3の20)
がほぼ全面に散在するように設けられた吸引ベースプレ
ート(図1の13)と、この吸引ベースプレート上に固
着され前記吸引口に通じる吸着口(図3の36)がほぼ
全面に散在するように設けられマスキングテープ(図1
の10)を介して部品(図1の2a〜2d、4a〜4
e)が実装されたプリント基板(図1の1)を載置する
ための弾性体マット(図1の11)と、前記プリント基
板に設けられた複数の位置決め穴に対応して前記弾性体
マットに設けられた複数のマット位置決め穴と、前記ベ
ースプレートに植設されそれぞれが対応する前記位置決
め穴および前記マット位置決め穴ならびに前記マスキン
グテープに前記位置決め穴に対応して設けられたテープ
位置決め穴(図6の34)を挿通する位置決めピン(図
1の12)とを含むことを特徴とする。
装置は、前記吸引ベースプレートを複数の吸引エリア
(図1の14、15)に分割し、これら複数の吸引エリ
アに対応して設けられた複数の真空源を含むようにする
こともできる。
グ方法は、空気を吸引するための吸引口(図3の20)
がほぼ全面に散在するように設けられた吸引ベースプレ
ート(図1の13)上に、前記吸引口に通じる吸着口
(図3の36)がほぼ全面に散在するように設けられた
弾性体マット(図1の11)を固着し、前記弾性体マッ
ト上にマスキングテープ(図1の10)を積層された剥
離紙(図3の21)を上にして載置し、前記吸引口を真
空源に接続して前記マスキングテープを前記弾性体マッ
トに吸着し、前記マスキングテープから前記剥離紙を剥
がし、前記マスキングテープ上に位置を合わせて部品
(図1の2a〜2d、4a〜4e)が実装されたプリン
ト基板(図1の1)を載置し前記前記弾性体マットに押
し付けて前記マスキングテープを前記プリント基板に貼
り付け、前記吸引口を前記真空源から遮断して前記マス
キングテープの前記弾性体マットへの吸着を解除し、前
記プリント基板を前記弾性体マットから取り外すことを
特徴とする。
グ方法は、空気を吸引するための吸引口(図3の20)
がほぼ全面に散在するように設けられた吸引ベースプレ
ート(図1の13)と、この吸引ベースプレート上に固
着され前記吸引口に通じる吸着口(図3の36)がほぼ
全面に散在するように設けられマスキングテープ(図1
の10)を介して部品(図1の2a〜2d、4a〜4
e)が実装されたプリント基板(図1の1)を載置する
ための弾性体マット(図1の11)と、前記プリント基
板に設けられた複数の位置決め穴に対応して前記ベース
プレートに設けられた複数の位置決めピン(図1の1
2)とを含むプリント基板の実装部品マスキング装置を
用い、前記プリント基板の位置決め穴に対応して前記マ
スキングテープに設けられたマット位置決め穴に前記位
置決めピンを通して前記弾性体マット上に前記マスキン
グテープを積層された剥離紙(図3の21)を上にして
載置し、前記吸引口を真空源に接続して前記マスキング
テープを前記弾性体マットに吸着し、前記マスキングテ
ープから前記剥離紙を剥がし、前記位置決め穴に前記位
置決めピンを通して前記マスキングテープ上に部品が実
装されたプリント基板を載置し前記前記弾性体マットに
押し付けて前記マスキングテープを前記プリント基板に
貼り付け、前記吸引口を前記真空源から遮断して前記マ
スキングテープの前記弾性体マットへの吸着を解除し、
前記プリント基板を前記弾性体マットから取り外すこと
を特徴とする。
て図面を参照して詳細に説明する。
板の実装部品マスキング装置の一部を断面にして示す正
面図である。
スキング装置の本体17の上面に吸引ベースプレート1
3が設けられ、吸引ベースプレート13の上面に弾性を
有する導電マット11が固着されている。図2および図
3に示すように、吸引ベースプレート13は、平面形状
が正六角形である正六角形ベース19が多数並べられた
構造である(図には省略してあるが、ベースプレート1
3の下部は空気が上下方向に自由に流通し本体17に固
定された格子構造からなり、各正六角形ベース19は、
この格子構造に固定されている。)。また、導電マット
11も正六角形ベース19と同形でこれに重ねて固着さ
れた正方形マット35を多数並べた構造である。
巣の形状に張りめぐらせられた吸引口20が形成され、
正六角形マット35相互間には、吸引口20に連接して
同一の蜂の巣の形状の吸着口36が形成されている。な
お、後述のように、吸着口36によりマスキングテープ
10を正六角形マット35上に吸着するので、吸着口3
6は、マスキングテープ10の間隙部9を引き込むこと
がない程度に幅が狭く、正六角形ベース19および正六
角系マット35は、間隙部9を含むマスキングテープ1
0の全部分をきめ細かく吸着できる程度の大きさ以下の
寸法としておく。
は、図には示していないが位置決め穴が設けられ、この
位置決め穴に対応して吸引ベースプレート13に2本の
位置決めピン12が植設され、位置決めピン12は導電
マット11に設けられたマット位置決め穴(図示せず)
を挿通し導電マット11上に突出している。
された吸引エリア14、15……に分割され、各吸引エ
リア14、15……の空気を吸い込むように設けられた
ダクトは、配管を介して真空ポンプへ接続される。各吸
引エリア14、15……に対応する真空ポンプを起動、
停止させる切替スイッチ16の操作により、各吸引エリ
ア14、15……のそれぞれについて真空に吸引した
り、吸引を停止したりすることができる。また、フット
スイッチ18の操作により、全吸引エリア14、15…
…を同時に吸引させたり、吸引を停止させたりすること
もできる。
層した状態で、予めプリント基板1に対応して外形を裁
断し、リード付き挿入部品2a〜2c等に対応してマス
キングカット部7a〜7c、8a〜8fを、位置決めピ
ン12に対応してテープ位置決め穴34を設けておく。
このように準備をしておいたマスキングテープ10を剥
離紙21を上にして、位置決めピン12をテープ位置決
め穴34に通すことにより位置決めして導電マット11
上に載置し、フットスイッチ18にて全吸引エリア1
4、15……を真空ポンプにより吸引させ、吸引口20
および吸着口36から空気を吸引してマスキングテープ
10を導電マット11上に吸着する。
プ10から剥離紙21を剥がす。この際、従来問題であ
った密集したマスキングカット部8a〜8cの間に生成
される狭い間隙部9の破損が生じないように剥離紙21
を剥がすことができる。すなわち、正六角形マット35
およびその周りの吸着口36が小型化されていることか
ら、間隙部9を吸着口36に引き込むことなく、導電マ
ット11上に吸着固定できる。従って、剥離紙21の一
端を掴んで引き上げ、引き上げたまま多端の方向へ持っ
て行くだけの動作で剥離紙21をマスキングテープ10
から引き剥がすことができる。また、マスキングテープ
10が導電マット11から浮き上がって曲がり、マスキ
ングテープ10の粘着面同士が間違って貼り付き、破損
することなく剥離紙21を剥がすことができる。
装部品4a〜4eが実装された裏面を下に向けて、位置
決め穴34に位置決めピン12を通すことにより位置決
めしてマスキングテープ10上に載置する。これによ
り、マスキングテープ10は、マスクカット部7a〜7
c、8a〜8eそれぞれを対応するリード付き挿入部品
2a〜2c等の位置に合わせてプリント基板1へ貼り付
くことになる。
完全に密着させるために、プリント基板1を下方に少し
押さえつけることにより、導電マット11の緩衝力で表
面実装部品4a〜4eの細部までマスキングテープ10
を密着させることができる。
とにより全吸引エリア14、15……について真空ポン
プを停止して導電性ゴム11へのマスキングテープ10
の吸着を解除し、プリント基板1を導電性ゴム11から
取り外せば、プリント基板1の裏面の表面実装部品4a
〜4e等は、マスキングテープ10で覆われ、リード付
き挿入部品2a〜2c等のリードは、マスクカット部7
a〜7c等から下向きに露出し、プリント基板1をフロ
ーはんだ付けするための準備が完了する。
レート13に設けた抜き差し可能な位置決めピン用穴に
嵌入するようにして植設することができ、このような位
置決め用ピン穴を吸引ベースプレート13の対角線上の
2隅のそれぞれに複数ヶ所ずつ設けて、位置決めピン1
2を嵌入する位置決めピン用穴を適宜に選んで複数種類
の形状のプリント基板に対応させるようにすることもで
きる。また、プリント基板の形状に合わせた位置に位置
決めピン12が設けられた吸引ベースプレート13に交
換することで種々のプリント基板に対応するようにもで
きる。また、位置決めピンを設けるのは、吸引ベースプ
レート13の対角線上の2隅に限られず、3隅または4
隅に設けてもよく、隣り合う2隅に設けてもよい。
マット11は、正六角形の正六角形ベース19および正
六角形マット35で構成し、吸引工20および吸着口3
6を蜂の巣の形状にするように限定する必要はなく、吸
引ベースプレート13および導電マット11を四角形、
三角形等のもので構成し、吸引口20および吸着口36
を縦横または斜め方向のスリットの組み合わせからなる
網目状とするようにもできる。
電マット11それぞれをプリント基板1に対応する大き
さの1枚のものとし、吸引ベースプレート13および導
電マット11それぞれに多数の吸引口および吸着口を散
在させ、これら吸引口それぞれと吸着口それぞれとを連
接するように配置するようにしてもよい。
を形成し、導電マットの底面側にこの網目状の溝を導電
マットの底面に通じさせる多数の穴を導電マットの全体
に散在するように設け、これらの穴を吸引エリア14、
15……に通じさせる多数の穴を吸引ベースプレートに
設けるようにすることもできる。また、このような網目
状の溝を比較的粗いものとより細かいものとの2段階、
さらには複数段階にして設けることもできる。
有するものでもよいが、これに限られず弾性のあるもの
であれば、絶縁性のゴム板等でもよい。
分割して吸引エリア14、15……を設けたが、この分
割数は4分割に限られず、いくらでもよい。
リント基板と同等程度に大きくても、プリント基板へ、
短時間且つ正確で適切な位置に貼り付けることが可能と
なったことである。
グテープを弾性体マット上の一定の位置に確実に固定で
き、プリント基板を位置決めピンによりマスキングテー
プ上の正確な位置に重ねることができるからである。
地に生成される間隙部の破損がなくなり、それによりマ
スキングテープの再作や破損個所の修正工数がかからな
くなったことであり、その他マスキングテープの取り扱
いが容易になったことである。
ット上に確実に固定してマスキングテープから剥離紙を
引きはがすことができるからである。特に、正六角形ベ
ースおよび正六角系マット等を十分に小さくし、弾性体
マットに小寸法の吸着口を高密度に張りめぐらすことに
より、マスキングテープの間隙部を吸着口に引き込むこ
となく、弾性体マット上に確実に固定(貼り付け)して
おくことが可能となるからであり、マスキングテープを
確実に固定した状態で剥離紙を剥離できるためである。
マスキング装置の一部を断面にして示す正面図である。
ット11の部分平面図である。
ット11の剥離紙21を剥がし始めた状態を示す部分断
面図である。
している状態を示す断面図である。
ッジ6が発生した状態を示す平面図である。
ングテープ10のプリント基板との関係を示す平面図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 空気を吸引するための吸引口がほぼ全面
に散在するように設けられた吸引ベースプレートと、こ
の吸引ベースプレート上に固着され前記吸引口に通じる
吸着口がほぼ全面に散在するように設けられマスキング
テープを介して部品が実装されたプリント基板を載置す
るための弾性体マットとを含むことを特徴とするプリン
ト基板の実装部品マスキング装置。 - 【請求項2】 多数の正六角形を密接して並べた蜂の巣
形状のスリット群からなる空気を吸引するための吸引口
がほぼ全面に散在するように設けられた吸引ベースプレ
ートと、この吸引ベースプレート上に固着され前記吸引
口と同形で同じ位置に設けられ前記吸引口に通じる吸着
口がほぼ全面に散在するように設けられマスキングテー
プを介して部品が実装されたプリント基板を載置するた
めの弾性体マットとを含むことを特徴とするプリント基
板の実装部品マスキング装置。 - 【請求項3】 空気を吸引するための吸引口がほぼ全面
に散在するように設けられた吸引ベースプレートと、こ
の吸引ベースプレート上に固着され前記吸引口に通じる
吸着口がほぼ全面に散在するように設けられマスキング
テープを介して部品が実装されたプリント基板を載置す
るための弾性体マットと、前記プリント基板に設けられ
た複数の位置決め穴に対応して前記弾性体マットに設け
られた複数のマット位置決め穴と、前記ベースプレート
に植設されそれぞれが対応する前記位置決め穴および前
記マット位置決め穴ならびに前記マスキングテープに前
記位置決め穴に対応して設けられたテープ位置決め穴を
挿通する位置決めピンとを含むことを特徴とするプリン
ト基板の実装部品マスキング装置。 - 【請求項4】 前記吸引ベースプレートを複数の吸引エ
リアに分割し、これら複数の吸引エリアに対応して設け
られた複数の真空源を含むことを特徴とする請求項2〜
4のいずれかに記載のプリント基板の実装部品マスキン
グ装置。 - 【請求項5】 空気を吸引するための吸引口がほぼ全面
に散在するように設けられた吸引ベースプレート上に、
前記吸引口に通じる吸着口がほぼ全面に散在するように
設けられた弾性体マットを固着し、前記弾性体マット上
にマスキングテープを積層された剥離紙を上にして載置
し、前記吸引口を真空源に接続して前記マスキングテー
プを前記弾性体マットに吸着し、前記マスキングテープ
から前記剥離紙を剥がし、前記マスキングテープ上に位
置を合わせて部品が実装されたプリント基板を載置し前
記前記弾性体マットに押し付けて前記マスキングテープ
を前記プリント基板に貼り付け、前記吸引口を前記真空
源から遮断して前記マスキングテープの前記弾性体マッ
トへの吸着を解除し、前記プリント基板を前記弾性体マ
ットから取り外すことを特徴とするプリント基板の実装
部品マスキング方法。 - 【請求項6】 空気を吸引するための吸引口がほぼ全面
に散在するように設けられた吸引ベースプレートと、こ
の吸引ベースプレート上に固着され前記吸引口に通じる
吸着工がほぼ全面に散在するように設けられマスキング
テープを介して部品が実装されたプリント基板を載置す
るための弾性体マットと、前記プリント基板に設けられ
た複数の位置決め穴に対応して前記ベースプレートに設
けられた複数の位置決めピンとを含むプリント基板の実
装部品マスキング装置を用い、 前記プリント基板の位置決め穴に対応して前記マスキン
グテープに設けられたマット位置決め穴に前記位置決め
ピンを通して前記弾性体マット上に前記マスキングテー
プを積層された剥離紙を上にして載置し、前記吸引口を
真空源に接続して前記マスキングテープを前記弾性体マ
ットに吸着し、前記マスキングテープから前記剥離紙を
剥がし、前記位置決め穴に前記位置決めピンを通して前
記マスキングテープ上に部品が実装されたプリント基板
を載置し前記前記弾性体マットに押し付けて前記マスキ
ングテープを前記プリント基板に貼り付け、前記吸引口
を前記真空源から遮断して前記マスキングテープの前記
弾性体マットへの吸着を解除し、前記プリント基板を前
記弾性体マットから取り外すことを特徴とするプリント
基板の実装部品マスキング方法。
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JP2002009749A JP3789360B2 (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | プリント基板の実装部品マスキング装置および方法 |
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