JP2003218116A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2003218116A
JP2003218116A JP2002013801A JP2002013801A JP2003218116A JP 2003218116 A JP2003218116 A JP 2003218116A JP 2002013801 A JP2002013801 A JP 2002013801A JP 2002013801 A JP2002013801 A JP 2002013801A JP 2003218116 A JP2003218116 A JP 2003218116A
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Toshikatsu Kikuchi
利克 菊池
Hiroyuki Kouchi
博行 口地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層配線を有する半導体デバイスにおいて、
良好な層間絶縁膜の平坦性を有する半導体装置及びその
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 多層配線構造を有する半導体装置の下層
配線上及び該下層配線配設部に、絶縁膜とSOG膜から
なる多層層間絶縁膜を形成後エッチバックすることによ
り前記下層配線配設部の段差を緩和させた平坦面を形成
する工程を含む半導体装置の製造方法において、前記下
層配線上及び該下層配線配設部に、前記絶縁膜と前記S
OG膜を順に形成し、前記下層配線上の前記絶縁膜が露
出するまで前記SOG膜をエッチバックし、かつ前記下
層配線配設部には前記SOG膜を残す工程を、少なくと
も2回繰り返すことを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線構造を有
する半導体装置及びその製造方法に関し、さらに詳しく
は層間絶縁膜の平坦化工程を含む半導体装置およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多層配線構造を有する半導体装置におい
て、上層配線のフォトリソグラフィを精度良く行うため
に、下層配線上の層間絶縁膜にSOG(Spin On Glas
s)膜を使用して下層配線間の段差を埋め表面を平坦化
することは最近重要になってきている。SOGとは、S
iO2を主成分とし、有機溶剤で溶解させた液体の塗布
材料で、流動性があり、半導体装置においては微細配線
間の隙間のギャップフィルや、段差軽減を目的として使
用される。
【0003】SOG膜を用いたいくつかの層間絶縁膜平
坦化方法の中で、最も一般的なものの一つが第1のCV
D(Chemical Vapor Deposition:化学的気層成長)酸
化膜の上にエッチバックでの犠牲層となるSOG膜を形
成した後、第1のCVD酸化膜と、SOG膜の両方の層
を等しい速度でエッチバックし表面を平坦化し、更にそ
の上に第2のCVD酸化膜層を堆積する方法である。
【0004】図5は、SOG膜を使用して層間絶縁膜を
形成した半導体装置の断面図である。1はシリコン基
板、2はLOCOS(Local Oxidation of Silicon:素
子間分離用の選択酸化法)酸化膜、3はポリシリコン配
線、4は下地の絶縁膜、5は金属配線(下層配線)、6
はNSG(Non-doped Silicate Glass)膜、7はSOG
膜、8はNSG膜、9は金属配線(上層配線)である。
下層配線である金属配線5等により生じた下層の段差
を、SOG膜7を使ったエッチバックを行うことでギャ
ップを埋めて平坦化している。
【0005】図6、図7は、図5の半導体装置の製造方
法を半導体装置の断面図を用いて工程順に示したもので
ある。まず、シリコン基板1上にLOCOS酸化膜2を
形成し、LOCOS酸化膜2上にポリシリコンを堆積さ
せフォトリソグラフィーを用いてパターニングすること
により配線や抵抗として用いるポリシリコン配線3を形
成する。それらの段差上にCVD法によって不純物を含
まないシリコン酸化膜(以下、NSG膜と称す)及び硼
素・燐を含んだシリコン酸化膜(以下、BPSG(Boro
n-doped Phospho Silicate Glass)膜と称す)を堆積さ
せ、段差を緩和するため高温処理することでBPSG膜
を流動化し表面を平坦化する。これらが配線の下地の絶
縁膜4となる。(図6(a))。
【0006】次に、下地の絶縁膜4の上に、下層配線と
なる金属配線5を形成する。金属配線5は、Al−Cu
合金ターゲットを用いたスパッタリングにより堆積させ
た後、パターニングされることで作られる(図6
(b))。
【0007】その後、CVD法によりCVD酸化膜であ
るNSG膜6(絶縁膜)が金属配線5の凹凸をたどるよ
うに堆積され(図6(c))、その上にSOGがスピン
コートにより金属配線5の形成によって出来た段差を埋
めるように塗布された後、炉で加熱、硬化され、SOG
膜7となる。(図6(d))。
【0008】SOG膜7形成後、CF4とCHF3の混
合ガスをエッチングガスとしてエッチバックを行い、下
層配線である金属配線5上からSOG膜7を取除く(図
7(a))。
【0009】エッチバック後は再びCVD法によりNS
G膜8を堆積する。従来のSOG膜を用いた層間絶縁膜
平坦化法ではここで層間絶縁膜の形成が終わり、次に2
層目の上層配線となる金属配線9が形成されることにな
る(図7(b))。
【0010】このようにして局所的な平坦性が得られ、
下層の金属配線等による凹凸を埋めることができる。S
OG膜7は狭いギャップ、あるいはパッドの辺の近くの
みに残り、NSG膜8によって完全に封じこめられる。
それによって、その電気的特性、およびその後のヴィア
エッチング工程への影響は最小限となる。
【0011】SOG膜が他のエッチバックでの犠牲層
(例えばレジストあるいはポリイミド)に比べて優位な
点は、400℃程度の温度でキュアした後は、レジスト
でのエッチングバックの間に問題として発生するローデ
ィング効果(レジストのエッチングレートが、レジスト
の面積が減少するに従って増加する)が少ないことであ
る。
【0012】また、従来の方法において、パターンによ
っては、SOG膜7は1回のコーティングだけでは塗布
される量が足らず要求される平坦性が得られない場合が
ある。そのときは2回連続でコーティングを行い厚く塗
布した後それを1回でエッチバックする方法があり、S
OG塗布後平坦性で明らかに劣る1回塗りに比較すれば
良好な形状が得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では実際に
SOG膜7およびNSG膜6のエッチングを行っていく
と、エッチバックの終盤に下層配線である金属配線5上
のNSG膜6が露出し、CVD酸化膜(NSG膜6)面
とSOG膜7面が混在することで、SOG膜7のエッチ
ング速度が上昇し等速性が失われ形状が悪化する現象が
起きる。これは、CVD酸化膜面が現れたときの酸素放
出増加がSOG膜7のエッチング速度増加に寄与するた
めであると考えられており、また、表面に露出するCV
D酸化膜の面積が大きくなるにつれてこの効果が大きく
なるため、パターン密度依存性を持つことも明らかにさ
れている。
【0014】一方、SOG膜を2回塗布後エッチバック
する方法は、SOG膜が厚くなっているため1回のエッ
チバックに要する時間が増加し、ローディング効果によ
る形状悪化が顕著に起こってしまう問題があった。
【0015】また、CVD酸化膜が露出した後のSOG
膜のオーバーエッチング防止を目的として、主に、プロ
セスガスの設定を含んだエッチング速度の制御などに主
点が置かれた方策が採られてきたが、パターン密度依存
性があることから、様々なパターン密度が混在するよう
な場合、ウェハ全面に渡って最適な平坦性を確保するこ
とが困難であった。本発明は、これら従来の方法で問題
となっているオーバーエッチングの増加等による形状悪
化を構造的に解決し、良好な層間絶縁膜の平坦性を有す
る半導体装置及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、多層配線構造
を有する半導体装置で、下層配線と上層配線との間に形
成された絶縁膜とSOG膜からなる多層層間絶縁膜を平
坦化して前記下層配線配設部の段差を緩和させた半導体
装置において、前記下層配線配設部の段差を埋める前記
絶縁膜と前記SOG膜からなる前記多層層間絶縁膜は、
前記絶縁膜と該絶縁膜上に前記SOG膜を形成した層
を、少なくとも2層以上連続で備えた構造を含むことを
特徴とするものである。また、多層配線構造を有する半
導体装置の下層配線上及び該下層配線配設部に、絶縁膜
とSOG膜からなる多層層間絶縁膜を形成後エッチバッ
クすることにより前記下層配線配設部の段差を緩和させ
た平坦面を形成する工程を含む半導体装置の製造方法に
おいて、前記下層配線上及び該下層配線配設部に、前記
絶縁膜と前記SOG膜を順に形成し、前記下層配線上の
前記絶縁膜が露出するまで前記SOG膜をエッチバック
し、かつ前記下層配線配設部には前記SOG膜を残す工
程を、少なくとも2回繰り返すことを特徴とするもので
ある。また、前記絶縁膜は、CVD酸化膜であることを
特徴とするものである。
【0017】
【作用】本発明による半導体装置及びその製造方法を適
用することで、絶縁膜(NSG膜)とSOG膜の形成及
びエッチバックを2回に分けて行うため、ローディング
効果の影響が少なくなり、表面形状が平坦な層間絶縁膜
を有する半導体装置を形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による半導体装置
の一例を断面構造で示したものである。1はシリコン基
板、2はLOCOS酸化膜、3はポリシリコン配線、4
は下地の絶縁膜、5は金属配線(下層配線)、6はNS
G膜、7はSOG膜、8はNSG膜、9は金属配線(上
層配線)、10はNSG膜、11はSOG膜である。
【0019】従来の半導体装置(図5)と比較すると明
らかなように、NSG膜10とSOG膜11を追加し
て、NSG膜とSOG膜を形成してエッチバックを行う
工程を2回繰り返しているため、金属配線5上にはNS
G膜6、10が形成され、一方、金属配線5の間のギャ
ップ(下層配線配設部)には、NSG膜(絶縁膜)上に
SOG膜を形成した層(多層層間絶縁膜)が2層連続で
形成されることになる。この構造では、SOG膜が2回
形成されるとともに、SOG膜7とSOG膜11の間に
NSG膜10を含んでいるため、金属配線5等により出
来た下層の凹状の段差を容易に埋めることができ、著し
く平坦性が向上した表面の層間絶縁膜を有する半導体装
置が得られる。図1では、NSG膜(絶縁膜)上にSO
G膜を形成した層を2層構造にしているが、必要に応じ
て3層以上の構造でも良い。
【0020】次に、本発明による半導体装置の製造方法
を説明する。図2〜図4は、半導体装置の断面構造を示
しており、本発明を用いて層間絶縁膜を平坦化する例を
工程順に示したものである。まず、シリコン基板1上に
熱酸化によりLOCOS酸化膜2を形成し、LOCOS
酸化膜2上にポリシリコンを堆積させフォトリソグラフ
ィーを用いてパターニングすることにより配線あるいは
抵抗等として使用するポリシリコン配線3を形成する。
次に、それらの上にCVD法によってNSG膜及びBP
SG膜を堆積させ、段差を緩和するため850℃程度で
高温処理することでBPSG膜を流動化し表面を平坦化
する。これらが金属配線の下地の絶縁膜4となる(図2
(a))。
【0021】次に、下地の絶縁膜4の上に下層配線とな
る金属配線5を形成する。金属配線5は、Al−Cu合
金ターゲットを用いたスパッタリングにより堆積させた
後、パターニングされることで作られる(図2
(b))。
【0022】その後、CVD法によりCVD酸化膜であ
るNSG膜6(絶縁膜)が金属配線5の凹凸をたどるよ
うに堆積され(図2(c))、その上にSOG膜7がス
ピンコートにより塗布される(図2(d))。SOG膜
7は金属配線5の形成によって出来た段差を埋めるよう
に塗布された後、炉で加熱、硬化する(例えば、400
℃、5分程度)。
【0023】SOG膜7形成後、エッチングガスとして
CF4を94sccm、CHF3を36sccmの流量
とし、圧力は1500mTorr、RFパワーを180
Wとし反応性イオンエッチング法によりSOG膜7およ
びNSG膜6のエッチバックを行なう(図3(a))。
【0024】ここで、金属配線5上のNSG膜6にSO
G膜7が残っていると、その後、配線間接続のためのヴ
ィアと呼ばれるスルーホールをNSG膜6にエッチング
で開けて上層配線となる金属配線9をスパッタリングで
堆積するときSOG膜7から脱ガス(H2O含む)し金
属配線9のヴィア埋め込みの妨げとなる。これはポイゾ
ンドヴィアと呼ばれるヴィア導通不良の原因となり、ま
た、即断線不良まで至らなかったとしても、吸湿性のあ
るSOG膜7が配線に接して存在することは信頼性上問
題があるため、適切なエッチバックにより金属配線5上
のSOG膜7を取除き、金属配線5上の絶縁膜であるN
SG膜6を全て露出させなければならない。一方、金属
配線5の間には段差を埋めるSOG膜7を残すことが必
要である。このため、光学式の配線膜厚測定器で測定し
た結果からエッチングするべき膜厚を設定しエッチング
時間の調整を行なう等、エッチングプロセスを制御する
必要がある。
【0025】従来のSOG膜を用いた層間絶縁膜平坦化
法では、この後、NSG膜8と金属配線9が形成される
ことになるが、本発明では、エッチバック後更に以下の
工程を行うことで層間絶縁膜平坦性の改善を達成してい
る。このことで、1回のSOG塗布及びエッチバック工
程での、SOG膜7の塗布量や、エッチング時間は、従
来の方法に比べて少なくてすみ、オーバーエッチングの
問題は発生し難い。
【0026】本発明では1回目のエッチバック後、再
度、CVD法によりCVD酸化膜であるNSG膜10
(絶縁膜)を堆積させ(図3(b))、その上にSOG
膜11をスピンコートにより塗布する(図3(c))。
SOG膜11は表面の段差を埋めるように塗布された
後、炉で加熱、硬化される。SOG膜11形成後、エッ
チングガスとしてCF4とCHF3を使った反応性イオ
ンエッチング法によりエッチバックを行ない金属配線5
上のSOG膜11を取除き、金属配線5上のNSG膜1
0が全て露出するようにする(図4(a))。エッチバ
ック後は再びCVD法によりNSG膜8を堆積する。一
方、金属配線5の間にはSOG膜11を残すようにす
る。本発明ではここで層間絶縁膜の形成が終わり、次に
上層配線となる金属配線9が形成されることになる(図
4(b))。
【0027】ここで、SOG膜7をエッチバック後、直
接SOG膜11を塗布せず、NSG膜10を形成する意
味について説明する。SOG膜7をエッチバック後、直
接SOG膜11を形成する方法を適用した場合、オーバ
ーエッチングが最も顕著に起こる部分においてノッチン
グが発生する場合がある。ノッチングとは楔型の異常形
状で、1回目のエッチバック時に表面SOG膜7の改質
があり、2回目のエッチバックのときにオーバーエッチ
ングが増えてその部分に達した場合、ノッチングとして
確認されるものと推測される。本発明のようにSOG膜
7とSOG膜11の中間にNSG膜10が介在する構造
を用いた場合そのようなノッチング発生を防ぐ効果を有
している。
【0028】その他、NSG膜10が介在することで平
坦性改善に有利な点が挙げられる。1つは、層間絶縁膜
中間にNSG膜10があることで、2回目のSOG塗布
時のギャップを埋める堆積が少なくて済み、SOG塗布
性が向上することである。エッチバック前の平坦性が良
好であれば当然エッチバック後の平坦性も改善される。
その他有利な点として、エッチングが進んでいったと
き、従来の構造では金属配線5の側壁と平行な(シリコ
ン基板1に垂直な)NSG膜6面が現れてくる(図7
(a))。それに対して、本発明の構造では、2回目の
エッチバック後に現れてるNSG膜10の面が、1回目
のエッチバックで平坦化された後に形成された金属配線
5の側壁と平行ではない緩やかな傾斜を持つ面である
(図4(a))。そのため、オーバーエッチングが増え
てローディング効果が起こっても形状の悪化が少なく抑
えられることが考えられる。
【0029】なお、例として、NSG膜とSOG膜を順
に形成し、金属配線5上のNSG膜が全て露出するまで
エッチバックを行う工程を2回繰り返すことを例として
取り上げたが、必要に応じて3回以上繰り返しても良
い。また、SOGの塗布条件、熱処理条件、エッチバッ
クの条件については、工程導入の便利さを考慮して、2
回とも同条件にしても、あるいは、1回目、2回目それ
ぞれ最適化を行ってもよい。
【0030】また、本発明の半導体装置及びその製造方
法として、実施例として取り上げたNSG膜は、他の絶
縁膜であるPSG膜、BPSG膜、窒化膜などについて
もSOG膜と組み合わせて本発明を適用することができ
る。さらに、実施例としてLOCOS酸化膜やポリシリ
コン配線上の下層配線の段差を用いて説明したが、本発
明はこれらにこだわるものではなく、半導体装置の中で
の下層配線の段差の影響を受ける層間絶縁膜であれば適
用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による層間
絶縁膜を用いた半導体装置では、SOG膜の中間にCV
D酸化膜であるNSG膜等を挟まない従来の構造と比較
して著しく平坦性に優れた層間絶縁膜を有しており、上
層配線の精度向上や、多層配線での断線やショート不良
を低減し、高信頼性の配線をもつ半導体装置を得ること
ができる。また、本発明の製造方法を適用すれば、従来
の1回のエッチバックで行う方法やSOG膜の中間にC
VD酸化膜であるNSG膜等を挟まない構造より、オー
バーエッチングやローディング効果、あるいはノッチン
グなどの問題の発生を防ぐことができ良好な平坦性を有
する層間絶縁膜が得られる。またオーバーエッチング変
動に左右されにくいため、日々の装置のエッチングレー
ト変動などで受ける影響が少なくて済む利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する半導体装置の断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態を説明する半導体装置の製
造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態を説明する半導体装置の製
造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態を説明する半導体装置の製
造方法を工程順に示した半導体装置の断面図である。
【図5】従来の半導体装置の断面図である。
【図6】従来の半導体装置の製造方法を工程順に示した
半導体装置の断面図である。
【図7】従来の半導体装置の製造方法を工程順に示した
半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ポリコン基板 2 LOCOS酸化膜 3 ポリシリコン配線 4 下地の絶縁膜 5 金属配線(下層配線) 6、8、10 NSG膜 7、11 SOG膜 9 金属配線(上層配線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH04 HH09 PP15 QQ08 QQ09 QQ10 QQ14 QQ31 QQ74 QQ75 RR04 RR06 RR09 RR15 RR25 SS11 SS22 TT02 TT04 VV09 XX01 XX37

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層配線構造を有する半導体装置で、下
    層配線と上層配線との間に形成された絶縁膜とSOG膜
    からなる多層層間絶縁膜を平坦化して前記下層配線配設
    部の段差を緩和させた半導体装置において、 前記下層配線配設部の段差を埋める前記絶縁膜と前記S
    OG膜からなる前記多層層間絶縁膜は、前記絶縁膜と該
    絶縁膜上に前記SOG膜を形成した層を、少なくとも2
    層以上連続で備えた構造を含むことを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜は、CVD酸化膜であること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 多層配線構造を有する半導体装置の下層
    配線上及び該下層配線配設部に、絶縁膜とSOG膜から
    なる多層層間絶縁膜を形成後エッチバックすることによ
    り前記下層配線配設部の段差を緩和させた平坦面を形成
    する工程を含む半導体装置の製造方法において、 前記下層配線上及び該下層配線配設部に、前記絶縁膜と
    前記SOG膜を順に形成し、前記下層配線上の前記絶縁
    膜が露出するまで前記SOG膜をエッチバックし、かつ
    前記下層配線配設部には前記SOG膜を残す工程を、少
    なくとも2回繰り返すことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜は、CVD酸化膜であること
    を特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
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