JP2003217907A - 短絡型同軸アレスタ - Google Patents

短絡型同軸アレスタ

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JP2003217907A
JP2003217907A JP2002016541A JP2002016541A JP2003217907A JP 2003217907 A JP2003217907 A JP 2003217907A JP 2002016541 A JP2002016541 A JP 2002016541A JP 2002016541 A JP2002016541 A JP 2002016541A JP 2003217907 A JP2003217907 A JP 2003217907A
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Takumi Yamamoto
巧 山本
Takeji Kunikata
武二 国方
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 よりコンパクトな短絡型同軸アレスタを提
供することを目的とする。 【解決手段】周壁部25に孔部3を有する筒状の外部導体
1と、外部導体1に絶縁体5を介して同軸状に挿入保持
される内部導体4と、外部導体1の外周面に接続される
有底筒状のショート部材6と、孔部3に挿通状として一
端が内部導体4に接続されると共に他端がショート部材
6の底部13に接続されるコンタクト7と、を備えた短絡
型同軸アレスタである。上記ショート部材6の円筒部と
上記コンタクトとの間に絶縁部材20を設け、絶縁部材20
の材質をセラミックスとしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】アンテナ給電線の落雷及び誘導サージ電
圧から無線機器等を守るために、山頂やアンテナ基地局
の屋上や鉄塔塔頂などにおいて、給電線と無線機器等の
間に接続される従来の短絡型同軸アレスタは、図7に示
すように、外周面に孔部41を有する筒状の外部導体40
と、外部導体40の内部に絶縁体42,42を介して同軸状に
挿入保持される内部導体43と、外部導体40に接続されて
孔部41を施蓋する有底筒状のショート部材44と、孔部41
に挿通状として一端が内部導体43に接続されると共に他
端がショート部材44に接続される棒状コンタクト45と、
を備えたものが知られている。
【0002】この従来の短絡型同軸アレスタは、内部導
体43と外部導体40の間を直流的に常時短絡させ、かつ、
高周波的に開放させるために、コンタクト45の電気的長
さ(電気長)を、使用周波数の波長λの1/4───λ
/4───の奇数倍とする物理的長さ(以下スタブ長
L′という)に調整している。
【0003】また図示省略するが、図7のコンタクト45
の周囲の空間部に樹脂による絶縁部材を配設した短絡型
同軸アレスタがある。絶縁部材には、PTFE等の樹脂
を用いることでスタブ長を図7のスタブ長L′より短縮
させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スタブ長L′は使用周
波数の波長λにより決まり、このスタブ長L′を短縮す
るためにPTFEによる絶縁部材を挿入することが行わ
れているが、それでもスタブ長L′の短縮には限界があ
る。しかしながら、短絡型同軸アレスタが設置される無
線機器室は、山頂やアンテナ基地局の屋上や鉄塔塔頂な
どの比較的狭いスペースであり、他の機器との干渉のお
それがあり、より一層の小型化が要求されている。
【0005】そこで、本発明は、よりコンパクトな短絡
型同軸アレスタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る短絡型同軸アレスタは、周壁部に孔
部を有する筒状の外部導体と、該外部導体の内部に絶縁
体を介して同軸状に挿入保持される内部導体と、該外部
導体の外周面に接続されて該孔部を施蓋する有底筒状の
ショート部材と、該孔部に挿通状として一端が該内部導
体に接続されると共に他端が該ショート部材の底部に接
続されるコンタクトと、を備えた短絡型同軸アレスタに
於て、上記ショート部材の円筒部と上記コンタクトとの
間に絶縁部材を設け、該絶縁部材の材質をセラミックス
としたものである。また、周壁部に孔部を有する筒状の
外部導体と、該外部導体の内部に絶縁体を介して同軸状
に挿入保持される内部導体と、該外部導体の外周面に接
続されて該孔部を施蓋する有底筒状のショート部材と、
該孔部に挿通状として一端が該内部導体に接続されると
共に他端が該ショート部材の底部に接続されるコンタク
トと、を備えた短絡型同軸アレスタに於て、上記ショー
ト部材の円筒部と上記コンタクトとの間に絶縁部材を設
け、該絶縁部材の材質をセラミックスとし、上記外部導
体に接続される外鍔部と該外鍔部から外方及び/又は内
方へ突出状に形成された筒部とを有する筒状導体が、そ
の大半部分に於て上記絶縁部材に内設されて上記コンタ
クトと非接触状態で、上記ショート部材と上記コンタク
トとの間に同軸状に配設されたものである。また、上記
絶縁部材のセラミックスをアルミナとするも好ましい。
また、上記ショート部材の円筒部の内周壁に凹凸条を形
成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態に基づ
き、本発明を詳説する。
【0008】図1は、本発明に係る短絡型同軸アレスタ
(避雷器)の実施の一形態を示し、図2は、その要部の
断面図を示す、この短絡型同軸アレスタは、周壁部25に
孔部3を有する円筒状の外部導体1と、外部導体1の内
部に絶縁体5,5を介して同軸状に挿入保持される内部
導体4と、外部導体1の外周面2側に接続されて孔部3
を施蓋する有底筒状のショート部材6と、孔部3に挿通
状として、一端(内端)7aが内部導体4に接続される
と共に他端(外端)7bがショート部材6の底部13に接
続される棒状コンタクト7と、を備えている。そしてC
1 は、外部導体1の中心線である。
【0009】外部導体1は、その周壁部25の軸方向中間
位置に、周壁部25を貫通する孔部(窓部)3が設けられ
ると共に、周壁部25の両端部にはボルト挿通孔を有する
接続用フランジ部9,9が設けられている。また、軸状
の内部導体4は、その軸方向の両端面に接続用差込孔1
0,10が設けられると共に、軸方向中間位置にネジ孔11
が設けられている。そして、リング状の一対の絶縁体
5,5によって、外部導体1の孔部3の中心線C2 上に
内部導体4のネジ孔11の中心を一致させた状態とし、内
部導体4を外部導体1の内部に同軸状───中心線C1
に同一芯状───に保持している。
【0010】図2に示すように、ショート部材6は、外
部導体1の孔部3の直径と略等しい内径の内周壁18を有
する円筒部12と、円筒部12の外方端側(一端側)に設け
られた底部13と、円筒部12外周面側の内方寄りに設けら
れた外鍔部14と、を有するキャップ型である。なお、内
方とは、このアレスタの中心線C1 側であり、外方と
は、径方向外向き側である。そして、外部導体1外周面
2において、孔部3の外周部位は平面リング状の当接面
24を形成し、その当接面24の外周部位に、一般周壁部よ
り肉厚の隆起段部15が形成されている。そして、この隆
起段部15の外方面に、ショート部材6の外鍔部14を当接
し、ボルト等の連結部材16…にて外鍔部14(ショート部
材6)を外部導体1と接続固定(電気的に接続)してい
る。
【0011】直線棒状のコンタクト7は、孔部3に挿通
状であって、その一端(内端)7aに内部導体4のネジ
孔11と螺合する雄ネジ部を有すると共に、他端(外端)
7bにはショート部材6の底部13の取付用凸部26に嵌合
する取付用凹部17を有している。即ち、ショート部材6
及びコンタクト7の軸心は、中心線C2 と一致すること
となる。
【0012】そして、本発明の短絡型同軸アレスタは、
後にも詳説するがショート部材6の円筒部12とコンタク
ト7との間に絶縁部材(インシュレータ)20を設けてい
る。この絶縁部材20の材質はセラミックスとし、特に、
アルミナ(酸化アルミニウム)を使用している。
【0013】さらに、図2に示すように、ショート部材
6の円筒部12内周面(内周壁18)とコンタクト7の外周
面との間の絶縁部材20に内設(埋設)される状態で、筒
状導体8(筒部27)の大半部分が、コンタクト7と非接
触の状態となって、ショート部材6と同軸状───中心
線C2 に同一芯状───に配設されている。この筒状導
体8は、外部導体1に接続される外鍔部21と、外鍔部21
から外方へ突出状に形成された筒部27(外方筒部22)
と、を有しており、断面L字型である。また、外方筒部
22の長手方向寸法(軸方向寸法)Eは、ショート部材6
の長手方向寸法より短いが略同一とし、外方筒部22の端
部22aはショート部材6底部13の取付用凸部26近くまで
延伸している。筒状導体8において、外方筒部22の端部
22aはコンタクト7の他端7b側(底部13側)に開口し
ている。
【0014】また、他の実施の形態として、図3に示す
ように、上記筒状導体8の断面形状をト字型としてもよ
い。即ち筒状導体8の筒部27は、さらに内方筒部23を有
し、外方筒部22と内方筒部23とが連続する筒状となり、
これらの内周面は面一となっている。また、外方筒部22
の長手方向寸法(軸方向寸法)Eと、内方筒部23の長手
方向寸法(軸方向寸法)Fとの和は、コンタクト7の長
手方向寸法(全長)より短いが略同一とし、内方筒部23
の端部23aは外部導体1の周壁部25を内方へ越えて内部
導体4の外周面近くまで延伸している。従って、筒状導
体8において、内方筒部23の端部23aはコンタクト7の
一端7a側(内部導体4側)に開口している。
【0015】そして、この筒状導体8は、内部導体4と
非接触状態であると共に、コンタクト7と所定間隔をも
って非接触状態で、ショート部材6の円筒部12とコンタ
クト7の外周面との間に同軸状に配設されている。さら
に、筒状導体8の筒部27の外周面とショート部材6の円
筒部12内周面(孔部3の内周面)との間においても、所
定間隔をもって筒状導体8は配設されている。
【0016】さらに、筒状導体8は、外部導体1に直接
乃至間接に電気的に接続されている。詳しく説明する
と、ショート部材6の開口端6aが、筒状導体8の外鍔
部21を、外部導体1の上記当接面24とにより挟持し、外
鍔部21を固定することにより、筒部27を、ショート部材
6及びコンタクト7と同軸状に保持し、かつ、コンタク
ト7を非接触状に挿通させている。これにより直接電気
的に接続された状態となる。また図示省略するが、筒状
導体8の外鍔部21を、ショート部材6の円筒部12の内周
面に当接又は一体状に接続して、ショート部材6(の円
筒部12)を介することで、外部導体1に間接に電気的に
接続させることも可能である。
【0017】次に、上記絶縁部材20についてさらに詳し
く説明すると、本発明の短絡型同軸アレスタは、ショー
ト部材6の底部13と円筒部12と内部導体4の外周面との
間に囲まれた空間Sに、絶縁部材20が配設されたもので
ある。図2においては、コンタクト7の外周面と筒状導
体8の筒部27の内周面との間(領域P)、及び、筒部27
の外周面とショート部材6の内周壁18との間(領域
Q)、さらに、外鍔部21と内部導体4の外周面との間
(領域R)、に絶縁部材20が配設されている。図3にお
いては、コンタクト7の外周面と筒状導体8の筒部27の
内周面との間、及び、外方筒部22の外周面とショート部
材6の内周壁18との間、さらに、内方筒部23の外周面と
孔部3の周壁との間に、絶縁部材20が配設されている。
【0018】また、図2に示すように、絶縁部材20を第
一絶縁部材20aと第二絶縁部材20bとの複数の分割構造
とし、領域Pと領域Rとを一体物の第一絶縁部材20aで
形成し、領域Qを第二絶縁部材20bとしてもよい。この
ように、複数分割することで、絶縁部材20の加工、アレ
スタの組み立てが容易となり、空間S内全域に渡って絶
縁部材20を配設することができる。また、この分割は、
3つ以上のブロックとしてもよい。
【0019】そして、絶縁部材20を高周波電気絶縁性が
優秀なセラミックス(アルミナ)とし、絶縁部材20の高
誘電率による波長短縮効果によりスタブ長Lをさらに短
縮すると共に、コンタクト7と筒状導体8とショート部
材6とを同軸状に安定保持するという目的で設けられて
いる。従って、ショート部材6の突出寸法が一層小さく
なって、よりコンパクト化した短絡型同軸アレスタとな
る。なお、本発明において使用するアルミナの誘電率
(1MHz)は、8.0 〜10.0としている。
【0020】次に、図4に本発明の別の実施の形態を示
している。この短絡型同軸アレスタは、ショート部材6
の円筒部12の内周壁18に凹凸条19を形成したものであ
る。この凹凸条は複数の独立条であり、凹溝19aと凸条
19bが中心線C2 方向へ交互に、内周壁18に配設されて
いる。なお、この凹溝19a及び凸条19bの形状はコ字型
に限らず、図示省略するが台形形状の凹溝19a及び凸条
19bや、弧状であってもよい。
【0021】また、この凹凸条19の中心線C2 方向配設
長さは、ショート部材6の円筒部12の内周壁18の軸方向
全長としている。即ち、ショート部材6の底部13の壁面
───コンタクト7の他端7b部外周面に略対面する位
置───から、ショート部材6の開口端6a部に渡って
凹凸条19が配設されている。なお、この凹凸条19は、底
部13の壁面から凸条19bを形成し次いで凹溝19aが形成
されているが、凹溝19aから始まり次いで凸条19bとし
てもよい。さらに、この凹凸条19を螺旋条としてもよ
い。即ち、中心線C2 を中心軸とし螺旋状に一条の凹溝
19a(凸条19b)を、ショート部材6の円筒部12の内周
壁18に形成すればよい。
【0022】また、凹凸条19の条数は製作可能な範囲で
多い程好ましい。即ち、ショート部材6において、この
凹凸条19により電流通路が延びることとなるからであ
り、これにより、ショート部材6の突出寸法(中心線C
1 から底部13までの寸法)を小さく(低く)することが
でき、全体として小型化することができる。
【0023】図5は、さらに別の実施の形態であり、上
述と同様の外部導体1、内部導体4、ショート部材6、
コンタクト7を備えた短絡型同軸アレスタであり、ショ
ート部材6の円筒部12とコンタクト7外周面との間に絶
縁部材20を設けたもので、絶縁部材20の材質をセラミッ
クス(アルミナ)としたものである。
【0024】しかして、高誘電率の絶縁部材20、筒状導
体8及び凹凸条19により、本発明の短絡型同軸アレスタ
は、コンタクト7のスタブ長L───コンタクト7の電
気的長さ(電気長)で使用周波数の波長λの1/4の奇
数倍とする物理的(機械的)長さ───を短縮すること
ができる。つまり、絶縁部材20であるセラミックス(ア
ルミナ)の波長短縮効果と、筒状導体8及びショート部
材6による電流通路(電気長)の延長とにより、ショー
ト部材6の突出寸法(中心線C1 から底部13までの寸
法)を小さく(低く)することができ、全体として小型
化することができる。
【0025】次に、図6において、本発明の実施例と従
来例とによるスタブ長Lについての比較説明を行う。図
6(a)は実施例であり絶縁部材20としてセラミックス
(アルミナ)を使用したもの、図6(b)は従来例1で
あり絶縁部材30としてPTFEを使用したもの、図6
(c)は従来例2であり絶縁部材を設けない(即ち空間
のまま)ものである。図6(a)(b)(c)におい
て、その他の構成部品は同じとし、絶縁部材の差による
スタブ長Lの差異について示している。具体的には、実
施例はスタブ長L1 が30mm、従来例1はスタブ長L2
65mm、従来例3はスタブ長L3 が90mmとなり、実施例は
従来例1、従来例2の1/2 、1/3 の寸法と、極めて短く
することができる。即ち、本発明の実施例において、外
部導体1の外周面2から突出するショート部材6の突出
長さを極めて減少でき、コンパクトな短絡型同軸アレス
タを構成することができることがわかる。
【0026】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、筒状導体8を多重同軸状に形成するも良
い。つまり、径の異なる複数の外方筒部22…と、径の異
なる複数の内方筒部23…と、を外鍔部21にて(中心線C
2 に)同軸状に形成して、(2重以上の)多重同軸状の
筒状導体8を形成する。そして、この多重同軸状の筒状
導体8とショート部材6とで(3重以上の)多重同軸構
造とする。
【0027】また、外部導体1、内部導体4、ショート
部材6、コンタクト7及び筒状導体8の材質はステンレ
ス、黄銅等により作製され、これら表面には適切な処理
が施されている。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0029】(請求項1によれば)絶縁部材20の高誘電
率による波長短縮効果によりコンタクト7のスタブ長L
を短縮することができ、外部導体1の外周面2から突出
するショート部材6の突出長さを減少できてコンパクト
な短絡型同軸アレスタとなる。従って、他の機器との干
渉がなくなり、さらに、複数の短絡型同軸アレスタを、
山頂やアンテナ基地局の屋上や鉄塔塔頂などの取付場所
に省スペースで取付けることができる。
【0030】(請求項2によれば)絶縁部材20の高誘電
率による波長短縮効果、及び、筒状導体8による電流通
路の延長により、コンタクト7のスタブ長Lを短縮する
ことができ、外部導体1の外周面2から突出するショー
ト部材6の突出長さを減少できて一層コンパクトな短絡
型同軸アレスタとなる。従って、他の機器との干渉がな
くなり、さらに、複数の短絡型同軸アレスタを、山頂や
アンテナ基地局の屋上や鉄塔塔頂などの取付場所に省ス
ペースで取付けることができる。
【0031】(請求項3によれば)汎用性のある材料に
よる簡単な構成によりコンパクトな短絡型同軸アレスタ
を構成できる。
【0032】(請求項4によれば)ショート部材6の凹
凸条19による電流通路の延長により、コンタクト7のス
タブ長Lを短縮することができ、一層コンパクトな短絡
型同軸アレスタとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る短絡型同軸アレスタの実施の一形
態を示す半截断面図である。
【図2】短絡型同軸アレスタの要部断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態を示す断面図である。
【図5】本発明のさらに別の実施の形態を示す要部断面
図である。
【図6】本発明の実施例と従来例との比較を説明する要
部断面図である。
【図7】従来の短絡型同軸アレスタを示す半截断面図で
ある。
【符号の説明】
1 外部導体 2 外周面 3 孔部 4 内部導体 5 絶縁体 6 ショート部材 7 コンタクト 7a 一端 7b 他端 8 筒状導体 12 円筒部 13 底部 18 内周壁 19 凹凸条 20 絶縁部材 21 外鍔部 25 周壁部 27 筒部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁部に孔部を有する筒状の外部導体
    と、該外部導体の内部に絶縁体を介して同軸状に挿入保
    持される内部導体と、該外部導体の外周面に接続されて
    該孔部を施蓋する有底筒状のショート部材と、該孔部に
    挿通状として一端が該内部導体に接続されると共に他端
    が該ショート部材の底部に接続されるコンタクトと、を
    備えた短絡型同軸アレスタに於て、上記ショート部材の
    円筒部と上記コンタクトとの間に絶縁部材を設け、該絶
    縁部材の材質をセラミックスとしたことを特徴とする短
    絡型同軸アレスタ。
  2. 【請求項2】 周壁部に孔部を有する筒状の外部導体
    と、該外部導体の内部に絶縁体を介して同軸状に挿入保
    持される内部導体と、該外部導体の外周面に接続されて
    該孔部を施蓋する有底筒状のショート部材と、該孔部に
    挿通状として一端が該内部導体に接続されると共に他端
    が該ショート部材の底部に接続されるコンタクトと、を
    備えた短絡型同軸アレスタに於て、上記ショート部材の
    円筒部と上記コンタクトとの間に絶縁部材を設け、該絶
    縁部材の材質をセラミックスとし、上記外部導体に接続
    される外鍔部と該外鍔部から外方及び/又は内方へ突出
    状に形成された筒部とを有する筒状導体が、その大半部
    分に於て上記絶縁部材に内設されて上記コンタクトと非
    接触状態で、上記ショート部材と上記コンタクトとの間
    に同軸状に配設されたことを特徴とする短絡型同軸アレ
    スタ。
  3. 【請求項3】 上記絶縁部材のセラミックスをアルミナ
    とした請求項1又は請求項2記載の短絡型同軸アレス
    タ。
  4. 【請求項4】 上記ショート部材の円筒部の内周壁に凹
    凸条を形成した請求項1,2又は3記載の短絡型同軸ア
    レスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111508671A (zh) * 2020-04-28 2020-08-07 国网河北省电力有限公司保定供电分公司 一种复合外套金属氧化物避雷器绝缘安装底座

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