JP2003217871A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2003217871A JP2002019237A JP2002019237A JP2003217871A JP 2003217871 A JP2003217871 A JP 2003217871A JP 2002019237 A JP2002019237 A JP 2002019237A JP 2002019237 A JP2002019237 A JP 2002019237A JP 2003217871 A JP2003217871 A JP 2003217871A
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のワイヤレス信号が衝突する場合であって
も少なくとも1つのワイヤレス信号の内容は復元するこ
とを可能とした照明装置を提供する。 【解決手段】照明器具1はコントローラ2a,2bから
のワイヤレス信号を受信してランプを制御する。コント
ローラ2a,2bは人感センサ21を備え、人感センサ
21により人を検知するとワイヤレス信号を送信する。
コントローラ2aは同内容のワイヤレス信号を3回送信
し、コントローラ2bはワイヤレス信号を1回だけ送信
する。したがって、両コントローラ2a,2bからのワ
イヤレス信号の一部が重複しても、コントローラ2aか
らのワイヤレス信号のうちの少なくとも1回は照明器具
1により受信可能であり、照明器具1のランプの点灯状
態ををコントローラ2aからのワイヤレス信号により制
御することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプを備える照
明器具に対してワイヤレス信号を伝送することによりラ
ンプの点灯状態を制御する照明装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ランプを備える照明器具を天井
などに取り付け、照明器具とは別に設けたリモコン装置
を用いてランプの点灯状態を制御するようにした照明装
置が広く普及している。
【0003】一方、照明装置として、図16に示すよう
に、照明器具1に付設した人感センサ11によって照明
器具1の周辺での人の存否を検出し、たとえば人が規定
した空間上の範囲内に存在する間にランプ10を点灯さ
せるように構成した照明装置も知られている。また、一
般にランプ10は周囲が暗いときに点灯させるから、明
るさセンサ12を照明器具1に付設し、周囲が暗いとき
にランプ10を点灯させるようにした照明装置も提供さ
れている。図示例では人感センサ11と明るさセンサ1
2との両方を備えるものを例示してあり、人感センサ1
1および明るさセンサ12の出力はマイコンからなる検
知部13に入力され、人感センサ11の出力に基づいて
規定した範囲内における人の存否が判断されるととも
に、明るさセンサ12の出力に基づいて周囲の明るさが
判断される。つまり、検知部13では人の存否と明るさ
との組合せによってランプ10の点灯状態を決定する。
ここに、ランプ10の点灯状態とは、点灯・消灯のほか
光量切換(ランプ10の光出力を変化させる調光点灯の
ほか、複数灯を備える照明器具1では点灯灯数を切り換
える場合もある)やフェードイン・フェードアウトなど
を意味する。検知部13による判断結果はランプ10を
点灯させる点灯装置14に入力され、点灯装置14にお
いてランプ10の点灯状態が制御される。点灯装置14
としてはインバータ回路を含む電子バラストが広く採用
されており、この種の点灯装置14においてランプ10
の光出力を変化させる制御を行う場合には、たとえば、
電子バラストに含まれるスイッチング素子のオンオフの
期間をPWM制御方式で制御する構成が採用される。
【0004】この種の照明器具1では、人感センサ11
の出力および明るさセンサ12の出力を検知部13にお
いてどのように判断し、また検知部13が点灯装置14
をどのように制御するかに応じて、人感センサ11およ
び明るさセンサ12の出力に対応付けてランプ10の点
灯状態を制御することができる。たとえば、周囲が暗く
かつ規定した範囲内に人が存在する間にランプ10を点
灯させるように人感センサ11と明るさセンサ12との
出力を組み合わせて用いるものがある。また、人感セン
サ11を用いずに明るさセンサ12のみを設け、周囲が
明るいときにはランプ10を消灯し、周囲が暗いときに
はランプ10を点灯させるように制御することもある。
このように、人の存否や明るさに応じてランプ10の点
灯状態を自動的に制御することが可能になった照明装置
が知られている。
【0005】しかしながら、上述した従来の照明装置で
は、照明器具1に人感センサ11や明るさセンサ12が
付設されているものであるから、照明器具1の近傍にお
いてしか人の存否や周囲の明るさを判断することができ
ない。たとえば、比較的広い室内に照明器具1を配置し
ている場合には、照明器具1に付設した人感センサ11
だけでは室内の全域を監視することができないことがあ
る。また、明るさセンサ12では照明器具1の近傍の明
るさしか検出することができないから、必ずしも照明が
必要な箇所の明るさに応じてランプ10の点灯状態を制
御することにならないという問題もある。
【0006】この種の問題を解決するために、図17に
示すように、照明器具1とは別体であって照明器具1に
対してワイヤレス信号を伝送することが可能なコントロ
ーラ2を設け、コントローラ2に人感センサ21などを
設けることが考えられている。ワイヤレス信号としては
電波や光(一般に赤外線)が用いられる。ただし、図示
例ではワイヤレス信号として電波を用いている。すなわ
ち、コントローラ2は、人感センサ21のほか、人感セ
ンサ21の出力に基づいて送信データを生成するマイコ
ンからなる検知部23と、検知部23から出力された送
信データにより搬送波を変調するとともに増幅する送信
回路26とを備え、送信回路26の出力がアンテナ25
を通してワイヤレス信号(無線信号)として送出される
ように構成されている。
【0007】一方、照明器具1はワイヤレス信号を受信
するためのアンテナ15を備えるとともに、ワイヤレス
信号から受信データを復調する受信回路16を備え、受
信回路16から出力された受信データを検知部13に入
力することによって図16に示した構成と同様に機能す
るように構成されている。つまり、検知部13には人感
センサ11や明るさセンサ12からの出力に代えて、受
信回路16からの受信データが入力されるのである。言
い換えると、図16に示した構成の検知部13の機能
を、照明器具1の検知部13ととコントローラ2の検知
部23とに分割し、検知部23から検知部13にデータ
を伝送する経路として無線伝送路を用いた構成になる。
【0008】このように、人感センサ21や明るさセン
サを備えるコントローラ2を照明器具1とは別体に設
け、しかもコントローラ2から照明器具1に対してワイ
ヤレス信号を伝送するから、照明器具1とコントローラ
2との間は結線が不要であって、照明器具1がコントロ
ーラ2からのワイヤレス信号を受信することができる範
囲内において、人感センサ21や明るさセンサを任意の
場所に設けることが可能になる。また、コントローラ2
の台数にはとくに制限がないから、照明器具1の台数に
かかわらず所望個数の人感センサ21や明るさセンサを
設けることが可能になる。
【0009】たとえば、階段に設置される照明器具1で
あれば、図18に示すように、3台のコントローラ2
(2a〜2c)を設け、2台のコントローラ2a,2b
には人感センサ21を設け、残りの1台のコントローラ
2cには明るさセンサ22を設けるとよい。この構成に
おいて、コントローラ2aは階上に設置され、コントロ
ーラ2bは階下に設置され、コントローラ2cは適宜箇
所に設置されることになる。コントローラ2a〜2cを
このように配置することによって、階段を人が下りる場
合と上がる場合とについてそれぞれコントローラ2a,
2bが人を検知することになり、階段での人の上り下り
のいずれに対してもランプ10を自動的に点灯させ、階
段付近に人が存在しなければランプ10を消灯させて省
エネルギを実現するという動作が可能になる。また、明
るさセンサ22を備えるコントローラ2cは適宜箇所に
設置されるから、照明器具1の周辺の明るさではなく、
照明器具1から離れた窓際の明るさや屋外の明るさに応
じてランプ10の点灯状態を制御することが可能にな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように照明器具1にワイヤレス信号を伝送することに
よってランプ10の点灯状態を制御する構成において複
数台のコントローラ2を設置したとすると、複数台のコ
ントローラ2からのワイヤレス信号が重なり合う場合が
生じる。図19(a)(b)は2台のコントローラ2で
それぞれ発生した送信データを示しており(送信データ
の発生期間はワイヤレス信号の発生期間に対応する)、
図示例のように両コントローラ2において送信データが
発生している期間が重なり合っていると、図19(c)
のように照明器具1において復調された受信データの一
部は復元不可能になる。いま、上述した例のように、階
上と階下とにコントローラ2を設置しているとすれば、
階段を上がる人と下りる人とが各コントローラ2の人感
センサ21により略同時に検知されることがあり、この
ような場合には、2台のコントローラ2からのワイヤレ
ス信号の衝突によって照明器具1では受信データを正常
に復元することができず、結果的にランプ10を点灯さ
せるように制御することができないという問題が生じ
る。
【0011】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、複数のワイヤレス信号が衝突する場
合であっても少なくとも1つのワイヤレス信号の内容は
復元することを可能とした照明装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ラン
プを負荷として備える照明器具と、照明器具とは別体で
あってランプの点灯状態をワイヤレス信号によって指示
するコントローラとを備える照明装置であって、少なく
ともコントローラに設けられ送信データを含むワイヤレ
ス信号を伝送する送信手段と、少なくとも照明器具に設
けられ送信手段からのワイヤレス信号を受信して送信デ
ータの内容に相当する受信データを復元し受信データの
内容に応じて負荷を制御する受信手段とを備え、送信手
段では、受信手段において異なる情報を含む複数のワイ
ヤレス信号の少なくとも一部が重なり合っていてもいず
れか1つのワイヤレス信号から受信データが復元可能と
なるようにワイヤレス信号の信号形態の種類が設定さ
れ、この信号形態は複数種類の異なる信号形態からワイ
ヤレス信号の情報の内容に対応付けて選択されることを
特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号を固定長とし、ワイヤレス信号
の信号形態の種類を同内容のワイヤレス信号の送信回数
とし、前記受信データを復元させる優先度の高い情報ほ
ど送信回数を多く設定することを特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号の信号形態の種類をワイヤレス
信号の送信強度とし、前記受信データを復元させる優先
度の高い情報ほど送信強度を大きく設定することを特徴
とする。
【0015】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号の信号形態の種類をワイヤレス
信号の信号長とし、前記受信手段ではワイヤレス信号の
信号長を判別することにより送信データの内容を推定す
ることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号の信号形態の種類を同内容のワ
イヤレス信号の送信回数とし、前記受信手段では規定の
時間内におけるワイヤレス信号の受信回数を判別するこ
とにより送信データの内容を推定することを特徴とす
る。
【0017】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号の信号形態の種類を同内容のワ
イヤレス信号の送信回数とワイヤレス信号の送信強度と
の組合せとし、前記受信データを復元させる優先度の高
い情報ほど送信強度を大きく設定するとともに送信回数
を多く設定することを特徴とする。
【0018】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記コントローラに、規定した範囲
内での人の存否を検出する人感センサを設け、人感セン
サによる人の検知を送信データとしてコントローラから
前記ワイヤレス信号を送信することを特徴とする。
【0019】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記コントローラに、周囲の明るさ
を検出する明るさセンサを設け、明るさセンサにより検
知される明るさの情報を送信データとしてコントローラ
から前記ワイヤレス信号を送信することを特徴とする。
【0020】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記コントローラに、規定した範囲
内での人の存否を検出する人感センサと周囲の明るさを
検出する明るさセンサとを設け、人感センサによる人の
検知と明るさセンサにより検知される明るさの情報とを
送信データとしてコントローラから前記ワイヤレス信号
を送信することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態において用いる
照明器具1およびコントローラ2の具体構成について簡
単に説明する。ワイヤレス信号には赤外線を用いること
ができるが、以下では電波を用いることを想定して説明
する。
【0022】照明器具1は、図15に示すように、ワイ
ヤレス信号を受信するアンテナ15を備え、アンテナ1
5で受信したワイヤレス信号は受信手段としての受信回
路16に入力される。受信回路16は、ワイヤレス信号
を受信アンプ31で増幅した後に、バンドパスフィルタ
である受信フィルタ32で不要波を除去し、2段の混合
回路33,34によって周波数変換がなされる。混合回
路33に対応する局部発振回路にはPLLシンセサイザ
が採用されており、水晶発振器35aと集積回路からな
るPLL回路35bとループフィルタ35cとVCO3
5dとで局部発振回路が構成されている。また、混合回
路34に対応する局部発振回路は水晶発振器36により
構成されている。混合回路33,34により周波数変換
された信号は集積回路からなる検波回路37により復調
され、さらにコンパレータ38を通して波形整形される
ことにより送信データに対応した受信データが復元され
る。受信データはマイコンからなる検知部13に入力さ
れ負荷であるランプ10に給電する点灯回路14の制御
に用いられる。点灯回路14としてはトライアック(3
端子双方向性サイリスタ)を備えるものを想定してい
る。点灯回路14にトライアックを用いるとランプ10
の点灯状態として点灯・消灯のほか点滅点灯が可能であ
り、さらに位相制御を行えば調光点灯も可能である。た
だし、点灯回路14にはトライアックに代えてインバー
タ回路を備える電子バラストを用いてもよい。
【0023】一方、コントローラ2は、図14に示すよ
うに、トリガを発生するトリガ手段20を備える。トリ
ガ手段20は、たとえば人感センサや明るさセンサを備
え、人感センサや明るさセンサの出力が規定した条件を
満たしたときにトリガを発生するように構成されてい
る。たとえば、人感センサであれば人が検知されるか人
が検知されなくなるとトリガが発生し、明るさセンサで
あれば明るさセンサの出力が規定した値になるとトリガ
が発生するように構成される。トリガ手段20としては
人感センサや明るさセンサのほかに、手操作されるスイ
ッチの操作時にトリガを発生するものや、タイマによる
時限時間の終了時にトリガを発生するものなど、何らか
の条件が満たされるとトリガを発生する構成であればど
のようなものでも用いることが可能である。なお、明る
さセンサを設ける場合にはトリガ手段20に代えて明る
さレベルを複数段階で出力する構成を採用してもよい。
【0024】トリガ手段20はMPU23aおよびRO
M23bにより構成された検知部23に接続されてい
る。検知部23のMPU23aではトリガ手段20から
のトリガが入力されると、ROM23bにあらかじめ格
納されているデータを読み出して送信データを生成す
る。ここに、図示する検知部23の構成は一例であり、
トリガ手段から出力されたトリガを通過させる構成やト
リガを波形整形する構成など各種の構成を用いることが
できる。また、送信データはデジタルかアナログかを問
わない。検知部23から出力された送信データは送信手
段としての送信回路26に入力され、送信回路26では
送信データを送信フィルタ41に通して検知部23と送
信回路26との間での不要な信号の伝達を阻止し、送信
データを変調回路に入力して送信データにより搬送波を
変調した後、送信アンプ43で増幅して送信用のアンテ
ナ25からワイヤレス信号として送信する。変調回路
は、PLLシンセサイザを用いて搬送波を生成する構成
であって、水晶発振器42aと集積回路からなるPLL
回路42bとループフィルタ42cとVCO42dとで
構成されている。
【0025】上述した構成において、変調方式はどのよ
うなものでもよく、図示例ではFSK変調を想定してい
るが、FM変調、AM変調、ASK変調、PM変調、P
SK変調などの他の変調方式も採用することが可能であ
る。また、アンテナ15,25にはダイポールアンテ
ナ、チップアンテナ、パターンアンテナ、ホイップアン
テナ、ループアンテナなど各種のアンテナを用いること
ができる。
【0026】(第1の実施の形態)本実施形態では、図
1に示すように、階段Eにおいて階上付近と階下付近と
にそれぞれトリガ手段20(図14参照)としての人感
センサ21を備えるコントローラ2a,2bを配置し、
各コントローラ2a,2bにおいて階段Eを下りようと
する人あるいは上がろうとする人を検知したときに、照
明器具1に設けたランプ(図示せず)を点灯させる例を
示す。
【0027】従来構成において説明したように、2台の
コントローラ2a,2bを設けていると、両コントロー
ラ2a,2bから送信されるワイヤレス信号が照明装置
1において重なり合うことがあり、照明装置1において
ワイヤレス信号の内容を復元できないことがある。い
ま、変調方式としてFSK変調を採用しているものと
し、搬送波の周波数をfとし、変調による周波数の変化
幅を±Δfとすれば(つまり、2値信号のHレベルに対
して周波数がf+Δfになり、Lレベルの信号に対して
周波数がf−Δfになるものとする)、受信回路16で
は周波数f+Δfと周波数f−Δfとの信号強度を比較
して受信データを復元する。したがって、2台のコント
ローラ2a,2bによってHレベルに対応する周波数f
+ΔfとLレベルに対応する周波数f−Δfとが重なり
合って発生したとすると、両者を分離することができな
くなり、受信データを復元することはできなくなる。
【0028】そこで、本実施形態においては、一方のコ
ントローラ2aは図2(a)のように同内容のワイヤレ
ス信号(図2(a)は送信データを示しているがワイヤ
レス信号に対応する)を3回繰り返して送信し、他方の
コントローラ2bは図2(b)のようにワイヤレス信号
を1回だけ送信するようにしてある。つまり、各コント
ローラ2a,2bでは人感センサ21での人の存在の検
知によりトリガが発生して検知部23に入力されるか
ら、トリガに対するワイヤレス信号の送信回数を各コン
トローラ2a,2bで異ならせているのである。ワイヤ
レス信号は送信データの内容にかかわらず固定長とし、
ワイヤレス信号を1回送信する時間を各コントローラ2
a,2bでほぼ等しくしてある。したがって、上述のよ
うにコントローラ2aから同内容のワイヤレス信号を3
回送信すれば、図2(c)のように、そのうち少なくと
も1回(図では3回目のワイヤレス信号の内容が正常に
復元された例を示している)についてはワイヤレス信号
が重なることなく照明器具1に受信されることになる。
つまり、図1に示す例で言えば、2台のコントローラ2
a,2bから送信されたワイヤレス信号の一部が重なり
合っていても、階上に設置したコントローラ2aからの
ワイヤレス信号を1回は照明器具1に受信させることが
可能になり、結果的に階上に設置したコントローラ2a
の動作に従ってランプ10の点灯状態を制御することが
可能になる。
【0029】本実施形態において、階上に設置したコン
トローラ2aによる照明器具1の制御を階下に設置した
コントローラ2bよりも優先させているのは、一般に、
人の視線方向と進行方向との関係によって、階段Eを上
がるよりも下りるほうが階段Eまでの見た目の距離が遠
く、しかもランプ10が点灯しておらず足を踏み外した
ときに階下よりも危険であるという理由による。つま
り、階上に設置したコントローラ2aからのワイヤレス
信号を優先して照明器具1に受信させることによって、
階下に設置したコントローラ2bからのワイヤレス信号
を優先して照明器具1に受信させるよりも安全性を確保
しやすく、階段Eを安全に下りることが可能になる。
【0030】なお、本実施形態においては2台のコント
ローラ2a,2bの一方からはワイヤレス信号を3回送
信し、他方からはワイヤレス信号を1回だけ送信するよ
うにしているが、ワイヤレス信号の送信回数は実施形態
に限定されるものではない。つまり、2台のコントロー
ラ2a,2bであれば、一方のワイヤレス信号の送信回
数が他方の送信回数よりも2回多ければ、送信回数の多
いほうの送信データを少なくとも1回は照明器具1に受
信させることが可能になる。
【0031】(第2の実施の形態)本実施形態では、図
3に示すように、廊下Cにおいてトリガ手段20(図1
4参照)としての人感センサ21を備えるコントローラ
2aを配置するとともに、周囲の明るさを検知する明る
さセンサ22を備えるコントローラ2bを別途に配置
し、コントローラ2bの周囲が暗くかつ人感センサ21
により廊下Cを通過する人が検知されると、照明器具1
に設けたランプ(図示せず)を点灯させる例を示す。つ
まり、人感センサ21で人が検知されても周囲が暗いと
きにのみ照明器具1のランプを点灯させることによって
省エネルギになる。本実施形態では明るさセンサ22の
出力によって周囲が規定の明るさか否か(つまり、明る
いか暗いか)の判断はコントローラ2cの検知部23が
行うが、この情報はたとえば1分間ごとに周期的にワイ
ヤレス信号によって伝送されるようにしてある。つま
り、コントローラ2cではトリガ手段20は検知部23
に内蔵され、トリガ手段20で発生するトリガによって
明るさセンサ22の出力が取り込まれ、周期的に送信デ
ータが生成されることになる。
【0032】本実施形態において人感センサ21と明る
さセンサ22とを各別のコントローラ2a,2cに設け
ているのは、人感センサ21と明るさセンサ22との出
力を組み合わせてランプの点灯状態を制御するにあた
り、人感センサ21を廊下Cに設置しながらも、明るさ
センサ22によって室内、窓際、屋外などの他の箇所の
明るさを検知可能とするためである。また、人感センサ
21と明るさセンサ22との出力の組合せの判断を照明
器具1において行う場合に、1台のコントローラから人
感センサ21と明るさセンサ22との両方の出力に対応
したワイヤレス信号を送信すると、1台のコントローラ
における送信時の消費電力が大きくなる。コントローラ
2a,2cの電源には電池を用いることがあり、電池を
電源に用いるコントローラ2a,2cでは消費電力が大
きくなると電池寿命が短くなる。これに対して、本実施
形態では、人感センサ21を備えるコントローラ2aと
明るさセンサ22を備えるコントローラ2cとを別体に
設けているから、各コントローラ2a,2cでの消費電
力は人感センサ21と明るさセンサ22とをともに備え
るものに比較すると少なくなり、結果的に電池の交換頻
度を低減することが可能になる。
【0033】しかして、本実施形態に用いる照明器具1
では、明るさセンサ22を備えるコントローラ2cから
のワイヤレス信号を受信すると、明るさセンサ22によ
り検知した周囲が明るいか暗いかの情報を記憶する。照
明器具1では、周囲が暗いことを記憶している間に、人
感センサ21を備えるコントローラ2aから規定の範囲
内での人の存在を検出したことを通知するワイヤレス信
号が伝送されると、照明器具1のランプ(図示せず)を
点灯させるのである。
【0034】ところで、従来構成において説明したよう
に、2台のコントローラ2a,2cを設けていると、両
コントローラ2a,2cから送信されるワイヤレス信号
が照明装置1において重なり合うことがあり、照明器具
1においてワイヤレス信号の内容を復元できないことが
ある。明るさセンサ22を備えるコントローラ2cで
は、1分毎など周期的に送信データを伝送しているか
ら、コントローラ2aからのワイヤレス信号との衝突に
よって受信データを復元できない場合があったとして
も、そのような状態は一過性であり、照明器具1では数
分後には明るさに関する情報を知ることができる。しか
しながら、人感センサ21を備えるコントローラ2aか
らの出力は、人の存否が検知されたときにのみ発生する
から確実に受信する必要がある。つまり、コントローラ
2aからのワイヤレス信号をコントローラ2cからのワ
イヤレス信号に優先させて照明器具1に受信させる必要
がある。
【0035】そこで、本実施形態では、照明器具1にお
いて受信されるコントローラ2aからのワイヤレス信号
の受信強度がコントローラ2cからのワイヤレス信号の
受信強度よりも大きくなるように、両コントローラ2
a、2cの送信強度を異ならせてある。なお、両コント
ローラ2a,2cから照明器具1までの間のワイヤレス
信号の減衰率は同程度とみなす。いま、変調方式として
FSK変調を採用しているものとする。ここで、図4
(b)に示すようにコントローラ2cからワイヤレス信
号(他の実施形態と同様に、送信データを示している)
が送信されている間に、図4(a)のようにコントロー
ラ2aからワイヤレス信号が送出された場合を想定す
る。照明器具1ではコントローラ2aからのワイヤレス
信号の受信強度をコントローラ2cからのワイヤレス信
号よりも大きく設定しているから、受信強度の差が十分
にあれば、コントローラ2cからのワイヤレス信号が存
在していたとしても、コントローラ2aからのワイヤレ
ス信号を受信することが可能になる。つまり、図4
(c)に太線で示すように、コントローラ2aからのワ
イヤレス信号の内容が復元されることになる。このよう
にして、人感センサ21で人の存在が検知されたことを
照明器具1に通知することができ、結果的にコントロー
ラ2aの動作に従ってランプ10の点灯状態を制御する
ことが可能になる。
【0036】ワイヤレス信号の送信強度をコントローラ
2a,2cにおいて調節するための構成例を図5に示
す。図5(a)に示すものは、送信回路26に2個の送
信アンプ43a,43bを設け、切換スイッチSWによ
り送信アンプ43aを1段だけ用いる状態と、2段の送
信アンプ43a,43bを用いる状態とを選択可能とし
たものである。したがって、送信アンプ43a,43b
を2段用いるほうがワイヤレス信号の出力を大きくとる
ことができる。つまり、人感センサ21を備えるコント
ローラ2aにおいては2段の送信アンプ43a,43b
を用い、明るさセンサ22を備えるコントローラ2cに
おいては1段だけ送信アンプ43aを用いるようにすれ
ばよい。
【0037】また、図5(b)に示すように、利得の異
なる2個のアンテナ25a,25bを設け、送信アンプ
43に接続するアンテナ25a,25bを切換スイッチ
SWにより選択する構成を採用してもよい。いま、アン
テナ25aの利得がアンテナ25bの利得よりも大きい
とすれば、人感センサ21を備えるコントローラ2aで
は利得の大きいアンテナ25aを選択し、明るさセンサ
22を備えるコントローラ2cでは利得の小さいアンテ
ナ25bを選択すればよい。
【0038】コントローラ2a,2cからのワイヤレス
信号の送信強度を変化させるには、送信アンプ43とア
ンテナ25とのマッチング量を変化させたり、コントロ
ーラ2a,2cにおいてアンテナ25を覆う材料として
ワイヤレス信号の透過性が異なる材料を用いたり、アン
テナ25として指向性のものを用いるとともに最大放射
方向を変化させたりするなど、周知の技術を用いること
も可能である。他の構成および動作は第1の実施の形態
と同様である。
【0039】(第3の実施の形態)本実施形態は、図6
に示すように、明るさセンサ22を備えるコントローラ
2を1台だけ用い、周囲が暗くなると照明器具1のラン
プを点灯させ、周囲が明るいときに照明器具1のランプ
を消灯させる例について説明する。この種の照明装置
は、周囲の明るさによって照明器具1のランプが自動的
に点滅するから、玄関、門、ポーチ、外階段などにおい
て用いることができる。この種の用途では、周囲の明る
さの変化は15分間隔程度で検出すればよいから、コン
トローラ2は明るさセンサ22の出力に対応するワイヤ
レス信号を15分周期で照明器具1に送信するものとす
る。
【0040】ここで、コントローラ2からワイヤレス信
号を送信している間に、雷、火花、スイッチの入切など
に伴うパルス性のノイズが発生したとすると、コントロ
ーラ2からのワイヤレス信号の一部にノイズが混入し、
照明器具1では受信データを復元できないことがある。
【0041】そこで、本実施形態では、照明器具1のラ
ンプの点灯と消灯とを送信データのビット長によって区
別し、ビット長が長いほどワイヤレス信号の信号長が長
くなる変調方式を採用するとともに、照明器具1におい
てはワイヤレス信号の信号長に応じてランプの点灯と消
灯とを識別する構成を採用している。この種の変調方式
としてはFSK変調を採用することができる。いま、点
灯を指示する送信データのビット長を150ビットに決
め、消灯を指示する送信データのビット長を100ビッ
トに決めているものとする。
【0042】図7はコントローラ2から照明器具1のラ
ンプを点灯させる際の動作を示しており、この場合に
は、図7(a)のように送信データが150ビットにな
る。この送信データに従ってワイヤレス信号を送信して
いる間に図7(b)のようにパルス性のノイズが発生し
たとすると、図7(c)のように照明器具1では送信デ
ータの一部が破損した受信データしか復元できないこと
になる。ただし、本実施形態のワイヤレス信号では点灯
か消灯かの区別をするためにビット長に着目すればよい
から、受信データの一部が破損していたとしても、照明
器具1ではビット長がほぼ150ビットであることを知
ることは可能である。したがって、受信データの一部を
正確に復元することができない場合でもランプを点灯さ
せることが可能になる。
【0043】図8はコントローラ2から照明器具1のラ
ンプを消灯させる際の動作を示しており、この場合に
は、図8(a)のように送信データが100ビットにな
る。この送信データに従ってワイヤレス信号を送信して
いる間に図8(b)のようにパルス性のノイズが発生し
た場合も、図8(c)のように照明器具1では送信デー
タの一部が破損した受信データしか復元できない。しか
しながら、受信データのビット長に着目すれば、受信デ
ータの一部が破損していたとしても、照明器具1ではビ
ット長がほぼ100ビットであることを知ることが可能
である。つまり、パルス性のノイズが発生したとしても
ランプを消灯させることが可能になる。
【0044】上述したように、本実施形態では、コント
ローラ2からのワイヤレス信号から受信データを正確に
復元することができない場合であっても、識別しようと
する送信データのビット長に十分に大きな差を設けてお
けば、照明器具1ではビット長によって指示内容を把握
することができ、たとえば、防犯用途でランプを点灯さ
せる場合や、地震のような非常時にランプを点灯させる
場合のように、優先度や緊急度の高い状態が生じたとき
に、それらの状態に対応する指示内容を送信データのビ
ット長によって識別可能としておけば、ワイヤレス信号
にパルス性のノイズが混入して受信データを正確に復元
できない場合でも、コントローラ2からの指示内容を照
明器具1に伝達することが可能になる。つまり、受信デ
ータを完全には復元できない場合でもワイヤレス信号に
呼応して照明器具1を制御することができるから、たと
えば、照明器具1を目的に応じた安全側に動作させると
いうような最低限の動作は行わせることが可能であっ
て、照明装置のシステムとして安全に動作させることが
可能になる。
【0045】なお、上述のようにして受信データの一部
が破損しているにもかかわらず、ビット長によって指示
内容を識別したときに、ただちに指示内容に従う動作を
行うのではなく、ランプを点滅させるなどの方法で、受
信データが復元できなかった旨を使用者に通知するよう
にしてもよい。このような通知を行えば、使用者はノイ
ズの有無を知ることができ、ノイズ源を除去するなどの
対応が可能になる。さらに、明るさセンサ22を設けた
コントローラ2を例示したが、人感センサやスイッチの
ような他のトリガ手段を設けてもよいのはもちろんのこ
とであり、また、データのビット長も一例であって限定
する趣旨ではない。他の構成および動作は第1の実施の
形態と同様である。
【0046】(第4の実施の形態)本実施形態は、基本
的な構成は図6に示した第3の実施の形態と同様の構成
になる。したがって、以下の説明において構成について
は図6を参照するものとする。ただし、第3の実施の形
態では送信データのビット長によって照明器具1への指
示内容を区別可能としていたのに対して、本実施形態で
は、1回のトリガに対して送信するワイヤレス信号の送
信回数によって照明器具1への指示内容を区別可能とす
るものである。たとえば、点灯を指示する場合には1回
のトリガに対して繰り返し送信するワイヤレス信号の送
信回数を3回とし、消灯を指示する場合はワイヤレス信
号を1回だけ送信するものとする。
【0047】図9はコントローラ2から照明器具1のラ
ンプを点灯させる際の動作を示しており、この場合に
は、図9(a)のようにワイヤレス信号(図では送信デ
ータを示している)の送信回数が3回になっている。ワ
イヤレス信号を送信している間に図9(b)のようにパ
ルス性のノイズが発生したとする。図示例ではノイズが
繰り返し発生しており(モータの回転に伴うノイズや自
動車のイグニションノイズなど、繰り返し発生するノイ
ズは広く存在する)、図9(c)のように照明器具1で
は送信データの一部が破損した受信データしか復元でき
ない。しかしながら、本実施形態ではワイヤレス信号の
送信回数に着目すればよいから、受信データの一部が破
損していたとしても、照明器具1では規定の時間内(つ
まり、最初のワイヤレス信号を受信した後にワイヤレス
信号を3回受信するのに要する時間)におけるワイヤレ
ス信号の受信回数を計数することによって、受信データ
の一部を正確に復元することができない場合でもランプ
を点灯させることが可能になる。
【0048】図10はコントローラ2から照明器具1の
ランプを消灯させる際の動作を示しており、この場合に
は、図10(a)のようにワイヤレス信号の送信回数が
1回になっている。ワイヤレス信号を送信している間に
図10(b)のようにパルス性のノイズが発生した場合
も、図10(c)のように照明器具1では送信データの
一部が破損した受信データしか復元できない。しかしな
がら、上述した規定の時間内でのワイヤレス信号の受信
回数を計数すれば、受信データの一部が破損していたと
しても、照明器具1ではワイヤレス信号が規定の時間内
に1回だけ受信されたことを知ることが可能である。つ
まり、パルス性のノイズが発生したとしてもランプを消
灯させることが可能になる。
【0049】上述したように、本実施形態では、コント
ローラ2からのワイヤレス信号から受信データを正確に
復元することができない場合であっても、ワイヤレス信
号の受信回数によってコントローラ2からの指示内容を
把握することができ、たとえば、防犯用途でランプを点
灯させる場合や、地震のような非常時にランプを点灯さ
せる場合のように、優先度や緊急度の高い状態が生じた
ときに、それらの状態に対応する指示内容をワイヤレス
信号の送信回数で識別可能としておけば、ワイヤレス信
号にパルス性のノイズが混入して受信データを正確に復
元できない場合でも、コントローラ2からの指示内容を
照明器具1に伝達することが可能になる。つまり、受信
データを完全には復元できない場合でもワイヤレス信号
に呼応して照明器具1を制御することができるから、た
とえば、照明器具1を目的に応じた安全側に動作させる
というような最低限の動作は行わせることが可能であっ
て、照明装置のシステムとして安全に動作させることが
可能になる。
【0050】なお、上述のようにして受信データの一部
が破損しているにもかかわらず、ワイヤレス信号の受信
回数によって指示内容を識別したときに、ただちに指示
内容に従う動作を行うのではなく、ランプを点滅させる
などの方法で、受信データが復元できなかった旨を使用
者に通知するようにしてもよい。このような通知を行え
ば、使用者はノイズの有無を知ることができ、ノイズ源
を除去するなどの対応が可能になる。さらに、明るさセ
ンサ22を設けたコントローラ2を例示したが、人感セ
ンサやスイッチのような他のトリガ手段を設けてもよい
のはもちろんのことであり、また、本実施形態の構成で
は、複数個のコントローラ2を設けられている場合に、
各コントローラ2からのワイヤレス信号が衝突したとき
に、ランプの点灯を優先するように照明器具1を構成し
ておくことが可能である。上述の実施形態において、ワ
イヤレス信号の送信回数は一例であって限定する趣旨で
はない。他の構成および動作は第3の実施の形態と同様
である。
【0051】ところで、第3の実施の形態では受信デー
タのビット長によって照明器具1への指示を推測し、第
4の実施の形態ではワイヤレス信号の受信回数によって
照明器具1への指示を推測しているが、ワイヤレス信号
を複数回繰り返して送信するとともに、指示内容に応じ
てワイヤレス信号の送信間隔を異ならせるようにしても
よく、この場合には照明器具1ではワイヤレス信号を受
信した時間間隔によって指示を推測することになる。受
信データのビット長、ワイヤレス信号の受信回数、ワイ
ヤレス信号を受信した時間間隔は適宜に組み合わせて用
いることも可能であり、一般的に言えば、用いる情報の
種類が多いほど正確な推測が可能になる。
【0052】(第5の実施の形態)本実施形態は、基本
的な構成は図3に示した第2の実施の形態と同様の構成
になる。したがって、以下の説明において構成について
は図3を参照するものとする。ただし、第2の実施の形
態では、各コントローラ2a,2cについて、ワイヤレ
ス信号の送信強度に差を持たせるのみであったのに対し
て、本実施形態では、ワイヤレス信号の送信強度に加え
て、第1の実施の形態と同様に、ワイヤレス信号の送信
回数についてもコントローラ2a,2cごとに差を持た
せている。
【0053】本実施形態では、図11(a)のようにワ
イヤレス信号の送信強度が大きいほう(太線は送信強度
が大きいことを意味している)のコントローラ2aにつ
いては1回のトリガに対して送信するワイヤレス信号の
送信回数を1回とし、図11(b)のようにワイヤレス
信号の送信強度が小さいほうのコントローラ2cについ
ては1回のトリガに対して送信するワイヤレス信号の送
信回数を3回としてある。要するに、ワイヤレス信号に
衝突が生じるときに優先して照明器具1に受信させよう
とする送信データを送信するコントローラ2aについて
は送信強度を大きくする代わりに送信回数を少なくし、
優先度の低い他方のコントローラ2cについては送信強
度を小さくする代わりに送信回数を多くすることによっ
て、コントローラ2aからの送信が終了した後に照明器
具1にワイヤレス信号を受信させようとしているのであ
る。
【0054】上述の動作によって、第1の実施の形態と
第2の実施の形態との動作を組み合わせた形になり、図
11(c)のように、照明器具1においては、コントロ
ーラ2a,2cからのワイヤレス信号が衝突するときに
は送信強度の大きいコントローラ2aからのワイヤレス
信号による受信データが復元され、コントローラ2aか
らのワイヤレス信号が停止した後にもコントローラ2c
からのワイヤレス信号は送信されているから、このワイ
ヤレス信号はコントローラ2aからのワイヤレス信号と
衝突することなく受信データが復元されることになる。
ここにおいて、コントローラ2cがワイヤレス信号を3
回送信するのに要する時間をTとするときに、送信強度
の大きいワイヤレス信号を送信するコントローラ2aに
おいて、ワイヤレス信号を1回送信した後のT/2の間
には次のワイヤレス信号を送信しないように設定してお
けば、コントローラ2aから2回目のワイヤレス信号が
発生しても、2回目のワイヤレス信号がコントローラ2
bからのワイヤレス信号と衝突するのを防止できる。
【0055】以上説明したように、本実施形態の構成で
は、2台のコントローラ2a,2cからのワイヤレス信
号が衝突する場合であっても、両コントローラ2a,2
bからのワイヤレス信号の内容をともに照明器具1に受
信させることが可能なる。他の構成および動作は第2の
実施の形態と同様である。
【0056】(第6の実施の形態)本実施形態は、第1
の実施の形態と第2の実施の形態との技術を併用するこ
とによって、複数種類のワイヤレス信号に優先順位を設
定するものである。この技術の使用例として、図12に
3台のコントローラ2を用いた場合を示す。各コントロ
ーラ2は、それぞれ人感センサ21と明るさセンサ22
と手操作するスイッチ24とをトリガ手段20(図14
参照)として備える。コントローラ2は複数の照明器具
1を制御可能であるものとし、複数台のコントローラ2
を用いて住宅内のすべての照明器具1を制御することが
できるものとする。さらに、各コントローラ2は、人感
センサ21により検知される人の存否と、明るさセンサ
22により検知される明るさと、スイッチ24の操作と
の情報を送信データとして照明器具1に伝送し、さらに
照明器具1からは負荷であるランプの点灯状態がコント
ローラ2に返送されるものとする。照明器具1からコン
トローラ2に返送されたワイヤレス信号は、コントロー
ラ2に設けた表示灯のような負荷の点滅に用いられる。
つまり、上述した実施形態では、照明器具1において受
信手段のみを設けていたのに対して、本実施形態では照
明器具1においてもコントローラ2と同様の送信手段を
設け、逆にコントローラ2においては送信手段だけでは
なく照明器具1と同様の受信手段を持たせている。ただ
し、図12においてはコントローラ2の受信手段の構成
については図示していない。
【0057】上述のような4種類の情報の優先順位につ
いて検討すると、人感センサ21により人が検知された
ときには照明器具1にランプの点灯を指示する必要があ
るから、人感センサ21の出力に対応する送信データは
優先順位がもっとも高いと言える。一方、明るさセンサ
22により得られる周囲の明るさの情報は一般に日光の
光量に関する情報であって急激な変化はなく、しかも上
述した各実施形態と同様に周期的に送信するように設定
することができるから、送信データの伝送を失敗するこ
とがあっても、後には必要な情報がほぼ確実に伝送され
るから優先順位は低くてもよい。さらに、照明器具1か
らランプの点灯状態を返送することについては、即時性
が要求されておらず、しかもこの情報は必須というわけ
ではないから、人感センサ21により検知される人の存
否の情報よりも優先順位を下げてある。ただし、この情
報は再送されないから、他の情報よりは優先順位を高く
しておくことが望ましい。また、スイッチ24の操作の
情報については、即時性が要求されるものの、送信デー
タの伝送に失敗しても人がスイッチ24をもう一度操作
すればよいから、照明器具1からのランプの点灯状態の
返送よりも低くしてある。ただし、明るさセンサ22に
より検知される明るさの情報は自動的に送信されるのに
対して、スイッチ24の操作は手動になるから、明るさ
センサ22により検知される明るさの情報よりは優先順
位を高くしてある。
【0058】要するに、人感センサ21による人の検知
の情報、照明器具1からのランプの点灯状態の情報、ス
イッチ24の操作の情報、明るさセンサ22により検知
される明るさの情報の順に優先順位を設定しているので
ある。
【0059】しかして、ワイヤレス信号の衝突時の優先
順位を4段階に設定するために、本実施形態では、ワイ
ヤレス信号の送信強度と、コントローラ2が送信するワ
イヤレス信号の送信回数との組合せを用いている。つま
り、ワイヤレス信号の送信回数については3回と1回と
の2種類を用いており、第1の実施の形態において説明
したように、ワイヤレス信号を3回送信することによっ
て1回だけ送信する場合よりも照明器具1で受信データ
を復元できる可能性が高くなる。また、送信強度につい
ても大小2段階に設定してあり、第2の実施の形態にお
いて説明したように、ワイヤレス信号の送信強度の大き
いほうが小さいほうよりも照明器具1で受信データを復
元できる可能性が高くなる。したがって、(送信強度,
送信回数)の組について照明器具1において受信データ
を復元できる可能性が高い順を示すと、(大,3回)、
(大,1回)、(小,3回)、(小,1回)になる。す
なわち、人感センサ21による人の検知の情報は(大,
3回)、照明器具1からのランプの点灯状態の情報は
(大,1回)、スイッチ24の操作の情報は(小,3
回)、明るさセンサ22により検知される明るさの情報
は(小,1回)に対応付けているのである。
【0060】上述のようにして、ワイヤレス信号に衝突
が生じたときにも優先順位の高い順に照明器具1に伝送
することが可能になる。なお、上述の例では優先順位を
4段階に設定しているが、送信強度と送信回数とを2段
階ずつではなく適宜に設定することによって、優先順位
の段数を変更することが可能である。たとえば、送信強
度を大、中、小の3段階とし、送信回数を5回、3回、
1回の3段階とすれば、9種類の情報に優先順位を設定
して伝送することが可能になる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明は、ランプを負荷として
備える照明器具と、照明器具とは別体であってランプの
点灯状態をワイヤレス信号によって指示するコントロー
ラとを備える照明装置であって、少なくともコントロー
ラに設けられ送信データを含むワイヤレス信号を伝送す
る送信手段と、少なくとも照明器具に設けられ送信手段
からのワイヤレス信号を受信して送信データの内容に相
当する受信データを復元し受信データの内容に応じて負
荷を制御する受信手段とを備え、送信手段では、受信手
段において異なる情報を含む複数のワイヤレス信号の少
なくとも一部が重なり合っていてもいずれか1つのワイ
ヤレス信号から受信データが復元可能となるようにワイ
ヤレス信号の信号形態の種類が設定され、この信号形態
は複数種類の異なる信号形態からワイヤレス信号の情報
の内容に対応付けて選択されるものであり、情報の内容
に応じてワイヤレス信号の信号形態を異ならせているこ
とにより、受信手段において複数のワイヤレス信号の少
なくとも一部が重なり合って受信されたとしても、いず
れか1つのワイヤレス信号については送信データによる
指示内容を判断できる可能性が高くなり、送信データに
より指示された内容で負荷を制御することが可能にな
る。
【0062】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号を固定長とし、ワイヤレス信号
の信号形態の種類を同内容のワイヤレス信号の送信回数
とし、前記受信データを復元させる優先度の高い情報ほ
ど送信回数を多く設定するものであり、送信手段におい
てワイヤレス信号の送信回数を異ならせるだけで、優先
順位の高い情報を受信手段に確実に伝送することができ
る。
【0063】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号の信号形態の種類をワイヤレス
信号の送信強度とし、前記受信データを復元させる優先
度の高い情報ほど送信強度を大きく設定するものであ
り、送信手段においてワイヤレス信号の送信強度を異な
らせるだけで、優先順位の高い情報を受信手段に確実に
伝送することができる。
【0064】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号の信号形態の種類をワイヤレス
信号の信号長とし、前記受信手段ではワイヤレス信号の
信号長を判別することにより送信データの内容を推定す
るものであり、ワイヤレス信号の信号長を送信データの
内容に応じて異ならせるから、ワイヤレス信号の内容を
判別できない場合であっても信号長によって送信データ
による指示内容を受信データとして復元できる可能性が
高くなる。とくに、この構成を採用することによって、
一過性のノイズが発生する場合のように、ワイヤレス信
号の一部のみが破損するような環境で使用する場合にお
けるワイヤレス信号の伝送の信頼性を高めることができ
る。
【0065】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号の信号形態の種類を同内容のワ
イヤレス信号の送信回数とし、前記受信手段では規定の
時間内におけるワイヤレス信号の受信回数を判別するこ
とにより送信データの内容を推定するものであり、ワイ
ヤレス信号の送信回数を送信データの内容に応じて異な
らせておき、受信手段では規定の時間内での受信回数を
判別するから、ワイヤレス信号の内容を判別できない場
合であっても受信回数によって送信データにより指示内
容を受信データとして復元できる可能性が高くなる。と
くに、この構成を採用することによって、一過性のノイ
ズが周期的に発生する場合のように、ワイヤレス信号の
一部のみが破損するような環境で使用する場合における
ワイヤレス信号の伝送の信頼性を高めることができる。
【0066】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ワイヤレス信号の信号形態の種類を同内容のワ
イヤレス信号の送信回数とワイヤレス信号の送信強度と
の組合せとし、前記受信データを復元させる優先度の高
い情報ほど送信強度を大きく設定するとともに送信回数
を多く設定するものであり、ワイヤレス信号の送信強度
と送信回数との組合せによって、優先度を3段階以上に
設定することが可能になる。すなわち、3種類以上の異
なる種類の送信データを含むワイヤレス信号の一部が重
複して受信手段に受信されたとしても1種類の送信デー
タについては受信データとして復元される可能性が高く
なる。
【0067】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記コントローラに、規定した範囲
内での人の存否を検出する人感センサを設け、人感セン
サによる人の検知を送信データとしてコントローラから
前記ワイヤレス信号を送信するものであり、人の検知の
有無に応じたランプの点灯状態の制御が可能になる。
【0068】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記コントローラに、周囲の明るさ
を検出する明るさセンサを設け、明るさセンサにより検
知される明るさの情報を送信データとしてコントローラ
から前記ワイヤレス信号を送信するものであり、周囲の
明るさに応じたランプの点灯状態の制御が可能になる。
【0069】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記コントローラに、規定した範囲
内での人の存否を検出する人感センサと周囲の明るさを
検出する明るさセンサとを設け、人感センサによる人の
検知と明るさセンサにより検知される明るさの情報とを
送信データとしてコントローラから前記ワイヤレス信号
を送信するものであり、人の検知の有無と周囲の明るさ
とを適宜に組み合わせてランプの点灯状態を制御するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】(a)(b)はそれぞれ同上に用いるコントロ
ーラの構成例を示す要部ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図10】同上の動作説明図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示す動作説明図
である。
【図12】本発明の第6の実施の形態を示すブロック図
である。
【図13】同上の動作説明図である。
【図14】本発明に用いるコントローラの基本的な構成
を示すブロック図である。
【図15】本発明に用いる照明器具の基本的な構成を示
すブロック図である。
【図16】従来構成を示すブロック図である。
【図17】他の従来構成を示すブロック図である。
【図18】同上の使用例を示すブロック図である。
【図19】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2,2a,2b,2c コントローラ 10 ランプ 16 受信回路 21 人感センサ 22 明るさセンサ 26 送信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 智美 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA12 AA13 AA28 AA53 AA85 BA25 BA28 CA05 CB01 CB06 CE01 CE06 CE17 CG16 CG21 CJ02 CJ06 CJ22 5K048 AA09 BA07 CA02 DA02 DB01 DC01 EA01 EB02 FA04 FA08 FC02 HA05 HA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプを負荷として備える照明器具と、
    照明器具とは別体であってランプの点灯状態をワイヤレ
    ス信号によって指示するコントローラとを備える照明装
    置であって、少なくともコントローラに設けられ送信デ
    ータを含むワイヤレス信号を伝送する送信手段と、少な
    くとも照明器具に設けられ送信手段からのワイヤレス信
    号を受信して送信データの内容に相当する受信データを
    復元し受信データの内容に応じて負荷を制御する受信手
    段とを備え、送信手段では、受信手段において異なる情
    報を含む複数のワイヤレス信号の少なくとも一部が重な
    り合っていてもいずれか1つのワイヤレス信号から受信
    データが復元可能となるようにワイヤレス信号の信号形
    態の種類が設定され、この信号形態は複数種類の異なる
    信号形態からワイヤレス信号の情報の内容に対応付けて
    選択されることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤレス信号を固定長とし、ワイ
    ヤレス信号の信号形態の種類を同内容のワイヤレス信号
    の送信回数とし、前記受信データを復元させる優先度の
    高い情報ほど送信回数を多く設定することを特徴とする
    請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤレス信号の信号形態の種類を
    ワイヤレス信号の送信強度とし、前記受信データを復元
    させる優先度の高い情報ほど送信強度を大きく設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤレス信号の信号形態の種類を
    ワイヤレス信号の信号長とし、前記受信手段ではワイヤ
    レス信号の信号長を判別することにより送信データの内
    容を推定することを特徴とする請求項1記載の照明装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤレス信号の信号形態の種類を
    同内容のワイヤレス信号の送信回数とし、前記受信手段
    では規定の時間内におけるワイヤレス信号の受信回数を
    判別することにより送信データの内容を推定することを
    特徴とする請求項1記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤレス信号の信号形態の種類を
    同内容のワイヤレス信号の送信回数とワイヤレス信号の
    送信強度との組合せとし、前記受信データを復元させる
    優先度の高い情報ほど送信強度を大きく設定するととも
    に送信回数を多く設定することを特徴とする請求項1記
    載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記コントローラに、規定した範囲内で
    の人の存否を検出する人感センサを設け、人感センサに
    よる人の検知を送信データとしてコントローラから前記
    ワイヤレス信号を送信することを特徴とする請求項1な
    いし請求項6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 前記コントローラに、周囲の明るさを検
    出する明るさセンサを設け、明るさセンサにより検知さ
    れる明るさの情報を送信データとしてコントローラから
    前記ワイヤレス信号を送信することを特徴とする請求項
    1ないし請求項6のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 【請求項9】 前記コントローラに、規定した範囲内で
    の人の存否を検出する人感センサと周囲の明るさを検出
    する明るさセンサとを設け、人感センサによる人の検知
    と明るさセンサにより検知される明るさの情報とを送信
    データとしてコントローラから前記ワイヤレス信号を送
    信することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
    れか1項に記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012195168A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Panasonic Corp 人体感知センサを備えた負荷制御装置
JP2013246982A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Nakano Engineering Co Ltd 連動型照明器具システム及び連動型照明器具
JP2014529173A (ja) * 2011-09-12 2014-10-30 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 周囲照明制御システム
JP2017011626A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明コントローラ、及び照明器具の制御方法

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