JP2003217281A - 電圧検出回路 - Google Patents

電圧検出回路

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JP2003217281A
JP2003217281A JP2002015247A JP2002015247A JP2003217281A JP 2003217281 A JP2003217281 A JP 2003217281A JP 2002015247 A JP2002015247 A JP 2002015247A JP 2002015247 A JP2002015247 A JP 2002015247A JP 2003217281 A JP2003217281 A JP 2003217281A
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transistor
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Yoichi Hida
洋一 飛田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャージポンプ回路の出力電圧を検出し、必
要な電圧が得られている場合にはチャージポンプ回路の
動作を停止させ、消費電力の低減をはかる。 【解決手段】 第1の電界効果トランジスタによって、
基準電圧よりもしきい値電圧分だけ低い電圧を出力す
る。第2の電界効果トランジスタによって、チャージポ
ンプの出力電圧よりもしきい値電圧分だけ低い電圧を出
力する。第3の電界効果トランジスタのゲートおよびソ
ースに、第1および第2の電界効果トランジスタの出力
を、それぞれ入力する。両入力の差がしきい値電圧を超
えると、第3の電界効果トランジスタが導通し電流が流
れる。この電流によってチャージポンプの動作を制御す
る。第1および第3の電界効果トランジスタのしきい値
電圧が同じであれば、チャージポンプの出力電圧と基準
電圧との差は、第2の電界効果トランジスタのしきい値
電圧になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧を昇圧して出
力する電圧発生回路に関し、とくに、出力電圧を検出し
所定の出力電圧となるよう電圧発生回路を制御するため
の電圧検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図9を参照して従来の電圧発生回
路を説明する。図9には、DRAM(多数あるメモリセ
ルのうちの1セルのみが図示されている)とその駆動回
路、および駆動回路に電圧を供給するための電圧発生回
路が示されている。
【0003】ここで、図9に示したメモリセル50に
「H」レベルのデータを書き込む場合を考える。まず、
列選択回路62によってビット線56が選択され、列駆
動回路64によってこのビット線56の電位が「H」レ
ベルに設定される。このとき、通常、列駆動回路64に
はDRAMの主電源VDDが供給されており、その電圧値
DDが、そのまま「H」レベルの電圧として使用され
る。
【0004】ビット線56を「H」レベルに設定するの
にあわせ、行選択回路58によってワード線54が選択
され、行駆動回路60によってこのワード線54に書き
込み信号が印加される。書き込み信号の印加によって書
き込みトランジスタQWがオンとなり、ビット線56の
電位「H」レベルが、メモリセル50のデータ保持ノー
ド52に書き込まれる。
【0005】このとき、書き込み信号としては、書き込
みトランジスタQWのゲートしきい値電圧VTNを考慮
し、ビット線56の電位「H」レベルに対し充分高い電
圧、すなわちVDD+VTN以上の電圧が必要である。した
がって、行駆動回路60にはV DD+VTN以上である電圧
PPを供給する必要がある。
【0006】DRAMの主電源VDDからこのような電圧
を生成するために、電圧発生回路が設けられている。図
9(a)に示すように、電圧発生回路は、チャージポン
プ回路30、電圧クランプトランジスタQC、および電
圧安定化容量Cからなる。チャージポンプ回路30の一
例を図9(b)に示す。
【0007】図9(b)に示すチャージポンプ回路30
は、2つの電界効果トランジスタQ Nおよび容量Ccか
らなり、DRAMの主電源VDDおよび繰り返し信号φが
入力され、電圧VPPを出力する。ここで出力電圧V
PPは、主電源VDDと繰り返し信号φとの和から2つの電
界効果トランジスタQNのしきい値電圧VTNを差し引い
たVDD+φ−2VTNになる。通常、繰り返し信号φはD
RAMの主電源VDDから生成され、振幅がVDDであるか
ら、結果として、出力電圧VPP=2VDD−2VTNにな
る。
【0008】このチャージポンプ回路30の出力電圧V
PPを所定の電圧へと制限するため、チャージポンプ回路
30の出力VPPとDRAMの主電源VDDとのあいだに、
電圧クランプトランジスタQCが接続されている。電圧
クランプトランジスタQCは、ドレイン電極とゲート電
極とを短絡したダイオード接続であり、チャージポンプ
回路30の出力電圧VPPの上昇とともにオンとなり、ク
ランプ電流(図9の矢印F)を流す。この結果、チャー
ジポンプ回路30の出力電圧VPPは、DRAMの主電源
の電圧VDDに電圧クランプトランジスタQCのしきい値
電圧VTNを加算した電圧VPP=VDD+VTNへとクランプ
される。
【0009】さらに、ワード線に書き込み信号を印加し
た際、すなわちワード線に電流を流した際の出力電圧V
PPの電圧変動を低減するため、チャージポンプ回路30
の出力には電圧安定化容量Cが接続されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の電圧発生回路では、チャージポンプ回路によって
過剰な電圧を発生させ、この電圧を電圧クランプトラン
ジスタQCを用いてクランプすることにより所定の電圧
としていた。したがって、電圧クランプトランジスタQ
Cには、常時クランプ電流Fが流れ続けることになり、
消費電力の増大という問題を引き起こしていた。
【0011】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、チャージポンプ回路の出力電圧を検出
し、必要な電圧が得られている場合にはチャージポンプ
回路の動作を停止(中断)させ消費電力の低減をはかる
ことのできる電圧検出回路を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の電圧検
出回路は、DRAMや各種の平面型表示装置など、複数
のデータ信号線と、複数の制御信号線と、データ信号線
とデータ保持ノードとのあいだに設けられ制御信号線の
制御信号によって動作する第1のスイッチング素子と、
データ保持ノードと共通電位源とのあいだに設けられた
容量性素子と、制御信号線を選択する第1の選択回路
と、該選択された制御信号線に制御信号を印加する第1
の駆動回路と、データ信号線を選択する第2の選択回路
と、該選択されたデータ信号線にデータ信号を印加する
第2の駆動回路と、前記第1の駆動回路に制御信号用の
電圧を供給する電圧発生回路とからなり、第1のスイッ
チング素子の動作によってデータ保持ノードにデータ信
号を書き込む回路において、電圧発生回路の出力電圧を
検出し、あらかじめ設定された電圧レベルにしたがっ
て、この電圧発生回路の出力電圧を制御することを特徴
とする。
【0013】また、本発明の電圧検出回路は、ある種の
平面型表示装置など、複数のデータ信号線と、複数の制
御信号線と、データ信号線とデータ保持ノードとのあい
だに設けられ制御信号線の制御信号によって動作する第
1のスイッチング素子と、データ保持ノードと共通電位
源とのあいだに設けられた容量性素子と、データ保持ノ
ードの電位に応答して動作する第2のスイッチング素子
と、第2のスイッチング素子の一端に電気的に結合した
表示素子と、制御信号線を選択する第1の選択回路と、
該選択された制御信号線に制御信号を印加する第1の駆
動回路と、データ信号線を選択する第2の選択回路と、
該選択されたデータ信号線にデータ信号を印加する第2
の駆動回路と、前記第1の駆動回路に制御信号用の電圧
を供給する電圧発生回路とからなり、第1のスイッチン
グ素子の動作によってデータ保持ノードにデータ信号を
書き込み、該データ保持ノードに書き込まれたデータ信
号によって前記表示素子を制御する回路において、電圧
発生回路の出力電圧を検出し、あらかじめ設定された電
圧レベルにしたがって、この電圧発生回路の出力電圧を
制御することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の電圧検出回路は、前記第
1および第2のスイッチング素子が電界効果トランジス
タであることを特徴とする。
【0015】また、前記表示素子として液晶が用いられ
ていることを特徴とする。
【0016】あるいは、前記表示素子として有機EL素
子が用いられていることを特徴とする。
【0017】また、本発明の電圧検出回路は、第1の電
圧源VDDと第2の電圧源VPPとのあいだの電位差VPP
DDを検出するための電圧検出回路であって、第1の電
圧源VDDに接続され、しきい値電圧VTH1分だけ低い電
圧VDD−VTH1を出力する第1の電界効果トランジスタ
と、第2の電圧源VPPに接続され、しきい値電圧VTH2
分だけ低い電圧VPP−VTH2を出力する少なくとも1つ
の第2の電界効果トランジスタと、前記第1の電界効果
トランジスタの出力電圧VDD−VTH1がゲート電極に、
前記第2の電界効果トランジスタの出力電圧VPP−V
TH2がソース電極にそれぞれ入力され、両電圧の差がし
きい値電圧VTH3以上のときに導通する第3の電界効果
トランジスタとからなり、第1の電圧源VDDと第2の電
圧源VPPとのあいだの電位差VPP−VDDが、第2および
第3のトランジスタのしきい値電圧の和から第1のトラ
ンジスタのしきい値電圧を差し引いた電圧VTH2+VTH3
−VTH 1よりも大であるか否かを、前記第3の電界効果
トランジスタの導通、非導通によって検出することを特
徴とする。
【0018】さらに、前記第1の電界効果トランジスタ
のしきい値電圧VTH1と、前記第3の電界効果トランジ
スタのしきい値電圧VTH3とが同一であり、第1の電圧
源VD Dと第2の電圧源VPPとのあいだの電位差VPP−V
DDが、第2のトランジスタのしきい値電圧VTH2よりも
大であるか否かを、前記第3の電界効果トランジスタの
導通、非導通によって検出することを特徴とする。
【0019】また、本発明の電圧検出回路は、昇圧回路
の出力電圧VPPを検知し、検知した電圧に応じて該昇圧
回路の動作をオンオフするための電圧検出回路であっ
て、昇圧回路の出力電圧VPPが入力される第1の端子
と、第1の基準電圧が供給される第2の端子と、第2の
基準電圧が供給される第3の端子と、接地された第4の
端子とを有し、第1の端子と第3の端子とのあいだに、
第1の電界効果トランジスタと第1の抵抗性素子とが直
列接続され、第2の端子と第4の端子とのあいだに、第
2の電界効果トランジスタと第3の電界効果トランジス
タと第2の抵抗性素子とが直列接続され、前記第1およ
び第2の電界効果トランジスタは、ゲート電極とドレイ
ン電極とが短絡されたダイオード接続であり、前記第3
の電界効果トランジスタのゲート電極は、前記第1の電
界効果トランジスタと第1の抵抗性素子との接続点に接
続され、前記第3の電界効果トランジスタと前記第2の
抵抗性素子との接続点から、昇圧回路の動作をオンオフ
させるための電圧信号が取り出されることを特徴とす
る。
【0020】また、前記第1の抵抗性素子が複数の抵抗
性素子を直列接続してなり、前記第3の電界効果トラン
ジスタのゲート電極が、該複数直列接続した抵抗性素子
のいずれかの接続点に接続されていることを特徴とす
る。
【0021】また、前記第1の基準電圧が、昇圧回路の
主電源の電圧であることを特徴とする。
【0022】さらに、前記第1および第2の抵抗性素子
が、抵抗素子または電界効果トランジスタであることを
特徴とする。
【0023】また、前記第1および第3の電界効果トラ
ンジスタがP型の電界効果トランジスタであることを特
徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0025】実施の形態1 図1に、本発明の一実施の形態を示す。
【0026】主電源VDDおよび繰り返し信号φが供給さ
れて出力VPPを出力するチャージポンプ回路30に、本
実施の形態の電圧検出回路20が接続されている。電圧
検出回路20の出力はインバータ回路80へと入力さ
れ、インバータ回路80の出力がAND回路40へと入
力されている。さらに、AND回路40には、前述の繰
り返し信号φが入力されており、繰り返し信号φとイン
バータ回路80の出力とのAND信号が、AND回路4
0の出力としてチャージポンプ回路30に供給されるよ
うになっている。
【0027】ここで、図1に示すとおり、本実施の形態
の電圧検出回路20は、P型電界効果トランジスタ
P1,QP2、N型電界効果トランジスタQN1および抵抗
性素子R 1,R2からなる。
【0028】P型電界効果トランジスタQP1と抵抗性素
子R1とが、主電源VDDと接地とのあいだに直列に接続
されている。トランジスタQP1と抵抗性素子R1との接
続点をノード1と呼ぶことにする。なお、トランジスタ
P1はドレイン電極とゲート電極とを短絡したダイオー
ド接続である。
【0029】一方、N型電界効果トランジスタQN1、P
型電界効果トランジスタQP2および抵抗性素子R2は、
チャージポンプ回路30の出力VPPと接地とのあいだに
直列に接続されている。トランジスタQN1とトランジス
タQP2との接続点をノード3と呼び、トランジスタQP2
と抵抗性素子R2との接続点をノード2と呼ぶことにす
る。なお、トランジスタQN1はドレイン電極とゲート電
極とを短絡したダイオード接続である。また、トランジ
スタQP2のゲート電極は、前記ノード1に接続されてい
る。
【0030】抵抗性素子R1の抵抗値は大きく、トラン
ジスタQP1の等価導通抵抗値にくらべ充分大きな値とさ
れている。したがって、ノード1にはほぼVDD−│VTP
│の電圧が発生する。ここで、VTPはP型電界効果トラ
ンジスタQP1のしきい値電圧である。同様に、抵抗性素
子R2の抵抗値も大きく、トランジスタQN1、QP2の等
価導通抵抗値にくらべ充分大きな値とされている。
【0031】図1の電圧発生回路10の動作を、以下に
説明する。
【0032】まず、チャージポンプ回路30の出力電圧
PPがVDD+VTN(VTNはN型電界効果トランジスタQ
N1のしきい値電圧)より低い場合には、トランジスタQ
N1,QP2は非導通であり、抵抗R2には電流が流れな
い。このため、ノード2の電位は接地レベルとなり、イ
ンバータ回路80の出力であるノード4は電圧VDD、す
なわち「H」レベルとなる。したがって、繰り返し信号
φがAND回路40を経由してチャージポンプ回路30
へと供給され、チャージポンプ回路30の動作により出
力VPPは上昇する。
【0033】チャージポンプ回路30の出力VPPが上昇
してVDD+VTNを超えると、トランジスタQN1,P2
導通する。ここで、トランジスタQP2のゲート電圧はノ
ード1の電位、すなわちVDD−│VTP│に設定されてい
るから、トランジスタQP2,QN1のしきい値電圧をそれ
ぞれVTP,VTNとし、トランジスタQN1,P2が導通す
るための条件は、 VPP≧VDD−│VTP│+│VTP│+VTN(=VDD
TN) である。
【0034】したがって、チャージポンプ回路30の出
力VPPが上昇し、VDD+VTNのレベルを超えると、トラ
ンジスタQN1,P2が導通してノード2の電位が上昇す
る。ノード2の電位がインバータ回路80のしきい値レ
ベルをこえると、インバータ回路80が反転し、出力で
あるノード4は接地電位、すなわち「L」レベルとな
る。この結果、AND回路40が禁止状態になり、チャ
ージポンプ回路30への繰り返し信号φの供給が中断さ
れ、チャージポンプ動作が停止する。
【0035】そののち、行選択回路が動作してVPPから
ワード線へと電流が流れると、電力が消費されVPPのレ
ベルが低下する。VPPのレベルがVDD+VTNより低下す
ると、トランジスタQN1,QP2が非導通となり、ノード
2が接地電位となって、インバータ回路80のノード4
が「H」レベルとなる。この結果、AND回路40にお
ける禁止状態が解除され、チャージポンプ回路30に繰
り返し信号φが供給されるようになり、出力VPPがふた
たび上昇する。
【0036】このように、本実施の形態の電圧検出回路
は、電圧VPPがVDD+VTNのレベルよりも大きいか否か
を検出し、VPPがVDD+VTNのレベルを超えるとチャー
ジポンプ回路30の動作を停止させ、VDD+VTNのレベ
ルを下回るとチャージポンプ回路30を動作させる。し
たがって、従来の電圧発生回路のように常時クランプ電
流が流れることがなく、消費電力の低減を実現すること
ができる。
【0037】また、トランジスタQP1とQP2とを同一の
寸法、形状かつ同一のプロセスで製作することにより、
両者のしきい値電圧VTPを一致させ、ノード3に精度よ
くV DDをつくり出すことが可能である。したがって、主
電源VDDにばらつきや変動が生じる場合でも、この主電
源VDDのばらつきや変動に追従して、トランジスタQ N1
のしきい値VTN分だけ高い電圧をVPPとして精度よく出
力することができる。
【0038】このため、ソース電極にVDDが供給される
書き込みトランジスタQW(図9参照)のゲート電極
に、確実にしきい値VTN分だけ高い電圧(=VDD
TN)を供給することができ、書き込みの信頼性を高め
ることができる。
【0039】また、書き込みトランジスタQWとトラン
ジスタQN1とを同一の寸法、形状かつ同一のプロセスで
製作し、両者のしきい値電圧VTNを一致させることによ
り、VPPのレベルが高くなりすぎることがなく、書き込
みトランジスタQWの絶縁信頼性の向上および消費電力
の低減をはかることができる。
【0040】さらに、周囲温度などによるトランジスタ
のしきい値電圧の変化を考えると、行駆動回路(すなわ
ち書き込みトランジスタQW)の要求電圧VDD+VTN
変化に対して、電圧発生回路の供給電圧VPP(トランジ
スタQN1のしきい値電圧VTNによって規定され、VPP
DD+VTN)が連動して変化するため、温度変化による
供給電圧の過不足も生じない。すなわち、本実施の形態
によれば、要求電圧と供給電圧とのあいだで温度補償が
されていることになる。
【0041】なお、ノード1の電圧は主電源の電圧VDD
およびトランジスタQP1のしきい値電圧VTPによって決
まっており、接地電位にはほとんど依存しない。したが
って、トランジスタQP1と抵抗性素子R1の直列回路に
おいて、抵抗性素子R1は必ずしも接地されている必要
はなく、ほかの基準電位に接続されていてもよい。
【0042】実施の形態2 図2に本発明のほかの実施の形態を示す。
【0043】本実施の形態の電圧検出回路20は、図1
に示した実施の形態1の電圧検出回路に、N型電界効果
トランジスタQN3を追加したものである。N型電界効果
トランジスタQN3の有無以外については前記実施の形態
1と同一であるため、説明を省略する。
【0044】N型電界効果トランジスタQN3は、VPP
トランジスタQN1とのあいだに接続されている。すなわ
ち、本実施の形態では、N型電界効果トランジスタ
N3,Q N1、P型電界効果トランジスタQP2および抵抗
性素子R2が、チャージポンプ回路30の出力VPPと接
地とのあいだに直列に接続されている。なお、トランジ
スタQN3はドレイン電極とゲート電極とを短絡しダイオ
ード接続されている。
【0045】したがって、本実施の形態においては、チ
ャージポンプ回路30の出力VPPがVDD+2VTNのレベ
ルになると、トランジスタQN3,QN1,QP2が導通して
抵抗性素子R2に電流が流れ、ノード2の電位が上昇す
る。そして、インバータ回路80が反転し、繰り返し信
号φの供給が停止してチャージポンプ動作が停止する。
【0046】本実施の形態によれば、VPPのレベルを図
1に示した実施の形態よりも高いレベル、すなわちVDD
+2VTNとすることが可能であり、より高いゲート電圧
を印加することによって書き込みトランジスタQW(図
9参照)の導通を容易かつ確実にし、書き込みの動作マ
ージンを向上させることができる。
【0047】また、ダイオード接続したトランジスタを
さらに増やしてVPPとノード3とのあいだに直列接続す
ることにより、VPPをさらに高いレベルとして動作マー
ジンを向上させることができる。つまり、本実施の形態
によれば、VPPとノード3とのあいだに接続するトラン
ジスタの数によって、VPPを任意のレベルに設定するこ
とが可能である。ただし、トランジスタにおいては、ゲ
ート電圧が高くなるにつれゲート絶縁膜の信頼性が低下
する。したがって、VPPはトランジスタの劣化の度合い
を考慮して適度なレベルに設定するのがよい。
【0048】なお、│VTP│≧VTNであれば、QN1をP
型トランジスタで置きかえてもよい。この場合、P型ト
ランジスタのゲートはノード3側に接続される。
【0049】実施の形態3 図3に本発明の別の実施の形態を示す。
【0050】本実施の形態の電圧検出回路20は、図2
に示した実施の形態2の電圧検出回路において、N型電
界効果トランジスタQN3をP型電界効果トランジスタQ
P4に置きかえたものである。
【0051】したがって、本実施の形態においては、チ
ャージポンプ回路30の出力VPPがVDD+VTN+│VTP
│のレベルになると、トランジスタQP4,QN1,QP2
導通して抵抗性素子R2に電流が流れ、ノード2の電位
が上昇する。そして、インバータ回路80が反転し、繰
り返し信号φの供給が停止してチャージポンプ動作が停
止する。
【0052】このように、本実施の形態によれば、N型
トランジスタのしきい値電圧VTNとP型トランジスタの
しきい値電圧│VTP│とのあいだに差がある場合、N型
トランジスタQN3をP型トランジスタQP4に置きかえる
ことによって、異なるVPPとすることができる。つま
り、N型トランジスタとP型トランジスタのしきい値電
圧の違いを利用して、よりきめ細かくVPPを選択するこ
とができる。
【0053】実施の形態4 図4に本発明のまた別の実施の形態を示す。
【0054】本実施の形態の電圧検出回路20は、図1
に示した実施の形態1の電圧検出回路において、抵抗性
素子R1,R2としてN型電界効果トランジスタQN4,Q
N5を用いたことを特徴とする。
【0055】電界効果トランジスタは、抵抗素子よりも
単位長さ当たりの等価抵抗値が大きい。したがって、抵
抗性素子として電界効果トランジスタを用いることによ
り、回路の占有面積を小さくすることができる。もちろ
ん、N型電界効果トランジスタQN4,QN5のかわりにP
型電界効果トランジスタを用いてもよい。
【0056】なお、電界効果トランジスタは、電圧検出
回路20やインバータ回路80、チャージポンプ回路3
0などにすでに用いられている。したがって、本実施の
形態によれば、あらたなあるいは異なる製造プロセスを
必要とすることなく、回路の占有面積の縮小が可能であ
る。
【0057】実施の形態5 図5に本発明のさらに別の実施の形態を示す。
【0058】本実施の形態の電圧検出回路20は、図2
に示した実施の形態2の電圧検出回路において、抵抗性
素子R1を抵抗性素子R11,R12の直列接続によって構
成し、両者の接続点(図5のノード1a)からP型電界
効果トランジスタQP2のゲート電圧を供給することを特
徴とする。
【0059】すでに述べたように、ダイオード接続され
たP型電界効果トランジスタQP1のドレイン側、すなわ
ちノード1には、VDD−│VTP│の電圧が発生する。し
たがって、抵抗性素子R11,R12の接続点であるノード
1aの電圧V1aは、 V1a=VDD−│VTP│−R11/(R11+R12)×(VDD
−│VTP│) となり、この電圧V1aがP型電界効果トランジスタQP2
のゲートに印加される。
【0060】したがって、N型電界効果トランジスタQ
N3,QN1のしきい値電圧をそれぞれVTN、P型電界効果
トランジスタQP2のしきい値電圧をVTPとし、チャージ
ポンプ回路30の出力VPPが、 VPP=V1a+2・VTN+│VTP│ =VDD+2・VTN−R11/(R11+R12)×(VDD−│
TP│) を超えると、N型電界効果トランジスタQN3,QN1およ
びP型電界効果トランジスタQP2が導通し、チャージポ
ンプ回路30の動作が停止する。
【0061】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、抵抗性素子R11,R12の抵抗値を適宜選択すること
により、出力電圧VPPをトランジスタのしきい値電圧V
TN,V TPに制約されることなく定めることができる。
【0062】したがって、たとえば書き込みトランジス
タQW(図9参照)のゲート電極に必要な電圧VDD+V
TNに対し、適度なマージン VTN−R11/(R11+R12)×(VDD−│VTP│) を設定した電圧を供給することができるため、ゲート絶
縁膜の破壊や劣化を招くことなく、書き込みの信頼性を
高めることができる。
【0063】なお、本実施の形態をほかの実施の形態と
組み合わせて用いても、もちろんよい。たとえば、N型
電界効果トランジスタQN3,QN1をP型電界効果トラン
ジスタに置きかえてもよく、抵抗性素子R11,R12,R
2とくにR2をN型あるいはP型の電界効果トランジスタ
にしてもよい。
【0064】実施の形態6 前記実施の形態5においては、電圧発生回路の出力VPP
をよりきめ細かく制御するため、抵抗性素子R1を複数
の抵抗性素子の直列接続によって構成し、これら複数の
抵抗性素子の接続点(のいずれか)からP型電界効果ト
ランジスタQP2にゲート電圧を供給した。すなわち、図
5におけるノード1の電圧VDD−│VTP│を複数の抵抗
性素子によって分圧することにより、P型電界効果トラ
ンジスタQP2に供給する電圧をVDD−│VTP│よりも小
さめにした。
【0065】しかし、抵抗性素子を複数設けることはせ
ず、かわりに抵抗性素子R1の抵抗値を小さくすること
によっても、P型電界効果トランジスタQP2に供給する
電圧をVDD−│VTP│よりも小さめにすることが可能で
ある。
【0066】以上の説明においては、トランジスタのし
きい値電圧VTN,VTPを固定した電圧として扱って動作
説明を行なってきたが、実際には、動作状態のトランジ
スタのゲート・ソース間電圧(ダイオード接続において
は順方向電圧降下)はトランジスタの動作電流値によっ
て変化する(電流値が大きければ電圧降下も大きい)。
したがって、抵抗性素子R1,R2の抵抗値を変えるこ
とによっても、電圧発生回路の出力VPPを調整すること
が可能である。
【0067】たとえば、抵抗性素子R1の抵抗値を小さ
くすることにより、P型電界効果トランジスタQP1を流
れる電流は大きくなる。通常、ドレイン電流が大きくな
るほどしきい値電圧も大きくなるため、ノード1の電圧
DD−│VTP│は、抵抗性素子R1の抵抗値が大きくト
ランジスタQP1を流れる電流が小さい場合にくらべ、小
さくなる。
【0068】この小さめの電圧が、P型電界効果トラン
ジスタQP2のゲート電極に供給されるため、前記実施の
形態5と同様、トランジスタQN3,QN1のしきい値電圧
TN、およびトランジスタQP2のしきい値電圧VTPに制
約されることなく出力電圧V PPを定めることができる。
したがって、たとえば書き込みトランジスタQW(図9
参照)に対し、適度なマージンを有する電圧を供給する
ことができるようになり、ゲート絶縁膜の破壊や劣化を
招くことなく、書き込みの信頼性を高めることができ
る。
【0069】また逆に、抵抗性素子R1の抵抗値を大き
くする、あるいは抵抗性素子R2の抵抗値を小さくする
ことにより、VPPをトランジスタQP1,QP2,QN1,Q
N3のしきい値電圧VTP,VTNによって定まる電圧より高
めとすることも可能である。したがって、図1にて説明
した実施の形態1のように、1個のトランジスタQN1
しきい値VTNによってVPPを定めている場合でも、書き
込みトランジスタQWの要求する電圧VDD+VTNに対
し、マージンを有する電圧をVPPとして供給することが
可能である。
【0070】前記実施の形態5においては、ノード1の
電圧全体、すなわちVDD−│VTP│を分圧しているのに
対し、本実施の形態では、トランジスタQP1のしきい値
電圧VTPだけを変化させている(抵抗性素子R1の抵抗
値を変化させる場合)。あるいは、トランジスタQP2
N1,QN3のしきい値電圧VTP,VTNだけを変化させて
いる(抵抗性素子R2の抵抗値を変化させる場合)。こ
のため、本実施の形態によれば、抵抗性素子R
1(R11,R12),R2の抵抗値に誤差が生じた場合の影
響が小さく、常に所望の出力電圧VPPを得ることができ
る。
【0071】実施の形態7 本発明の電圧検出回路を備える電圧発生回路の適用例
を、図6〜8を参照しつつ説明する。
【0072】図6は本発明の電圧検出回路を備える電圧
発生回路10を、液晶表示装置に用いた例である。通
常、液晶表示装置は、多数の画素を縦横のマトリクス状
に配置して構成されているが、図6には、そのうちの1
画素が示されている。
【0073】液晶表示装置においては、書き込みトラン
ジスタQWとして、TFT(THIN FILM TR
ANSISTOR)型の電界効果トランジスタが広く用
いられている。これにあわせ、電圧発生回路や行選択回
路、列選択回路のトランジスタにも、TFT型の電界効
果トランジスタが用いられる。
【0074】図6からも明らかなように、液晶表示装置
の構成および動作は、図9にて説明したDRAMの構成
および書き込み動作に類似している。
【0075】まず、列選択回路62aによってデータ線
56aが選択され、列駆動回路64aによってこのデー
タ線56aに、表示すべき画像(すなわち明暗の階調)
に対応した電圧が印加される。通常、列駆動回路64a
は、供給された主電源VDDからデータ線56aに印加す
る電圧を生成するため、データ線56aの最大電位はこ
の電圧VDDである。
【0076】データ線56aに電圧を印加するのにあわ
せ、行選択回路58aによってゲート線54aが選択さ
れ、行駆動回路60aによってこのゲート線54aに書
き込み信号が印加される。書き込み信号の印加によって
書き込みトランジスタQWがオンとなり、データ線56
aの電圧が、画素50aのデータ保持ノード52に書き
込まれる。データ保持ノード52aの電圧が表示電極6
6へと印加され、画素50aの液晶が駆動されて表示が
得られる。なお、データ保持ノード52aの電圧は、つ
ぎの書き込みまでのあいだ、データ保持容量CSによっ
て保持される。
【0077】このような液晶表示装置においても、やは
り書き込みトランジスタQWのゲートしきい値電圧VTN
を考慮し、データ線56aの最大電位VDDに対し充分高
い電圧をゲート線54aに印加する必要がある。したが
って、行駆動回路60には、VDD+VTN以上である電圧
PPを供給する必要がある。
【0078】すでに述べたように本発明によれば、VDD
に追随しかつしきい値電圧VTNの分だけ高い電圧V
PPを、クランプ電流を流すことなく供給することが可能
である。また、必要に応じ、この電圧VDD+VTNに対
し、適度なマージンを見込んだ電圧をVPPとして供給す
ることが可能である。したがって、低消費電力かつ書き
込みの信頼性の高い液晶表示装置を得ることが可能であ
る。また、書き込みトランジスタQWや行駆動回路に不
必要に高い電圧が印加されることがないため、信頼性が
高く寿命の長い液晶表示装置を得ることができる。
【0079】なお、図7に示すように、書き込みトラン
ジスタQWによってさらに別のトランジスタ(駆動トラ
ンジスタ)QDを制御し、トランジスタQDを介してコモ
ン配線68bの電位を表示電極66bに印加する形式の
表示装置であっても、もちろん本発明の電圧検出回路が
適用可能である。
【0080】また、図8に示すように、書き込みトラン
ジスタQWによって別のトランジスタ(駆動トランジス
タ)QDを制御し、トランジスタQDに接続された有機E
L素子70cに電流を流して発光させる有機EL方式の
表示装置であっても、やはり本発明の電圧検出回路が適
用可能である。
【0081】さらに、本発明の電圧検出回路の適用例
は、以上説明した例には限られず、基準電圧となる電圧
に対しより高いもう1つの電圧が必要であり、かつ両電
圧の差を所定の値に制御したいさまざまな回路に適用が
可能である。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、基準の電圧よりも所定
の電圧だけ高い出力電圧を、クランプ電流を流すことな
く得ることができるため、消費電力の低減が可能であ
る。
【0083】また、電界効果トランジスタのしきい値電
圧を利用することにより、基準電圧に対ししきい値電圧
分だけ高い電圧を、精度よく得ることが可能である。し
たがって、基準電圧にばらつきや変動が生じる場合で
も、この基準電圧のばらつきや変動に追従して、しきい
値電圧分だけ高い電圧を精度よく得ることが可能であ
る。
【0084】このため、DRAMや各種の表示装置に用
いた場合など、ソースに基準電圧が印加される書き込み
トランジスタに対し、ゲートに確実にしきい値電圧分だ
け高い電圧を供給することができるため、書き込みの信
頼性を高めることができる。また、ゲートに印加される
電圧が高すぎることがなく、書き込みトランジスタの信
頼性の向上および消費電力の低減をはかることができ
る。
【0085】さらに、基準電圧と出力電圧とのあいだの
差を設定するための電界効果トランジスタを複数直列接
続することにより、両者の電位差を任意の値に設定する
ことが可能である。したがって、書き込みトランジスタ
のゲートに、マージンを加味したより高いゲート電圧を
印加することができ、動作の確実性を高めることができ
る。また、N型とP型の電界効果トランジスタでしきい
値電圧が異なる場合には、これらを適宜組み合わせて直
列接続することにより、出力電圧をきめ細かく設定する
ことができる。
【0086】さらに、基準電圧と接地電位とのあいだに
接続される抵抗性素子を複数の抵抗性素子によって構成
し、分圧した電圧を比較の基準として用いることによ
り、出力電圧をトランジスタのしきい値電圧に制約され
ることなく定めることができる。したがって、書き込み
トランジスタのゲート電極に適度なマージンを有する電
圧を供給することができる。なお、基準電圧と接地電位
とのあいだに接続される抵抗性素子の抵抗値を小さく
し、ドレイン電流を増大させることによって基準電位に
接続した電界効果トランジスタのしきい値を変化させて
も、同様に出力電圧をトランジスタのしきい値電圧に制
約されることなく定めることができる。
【0087】また、電圧検出回路の構成要素をすべて電
界効果トランジスタとすることが可能であり、回路の占
有面積の縮小が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による電圧検出回路
を、これを備えた電圧発生回路として示した図である。
【図2】 本発明のほかの実施の形態による電圧検出回
路を、これを備えた電圧発生回路として示した図であ
る。
【図3】 本発明の別の実施の形態による電圧検出回路
を、これを備えた電圧発生回路として示した図である。
【図4】 本発明のまた別の実施の形態による電圧検出
回路を、これを備えた電圧発生回路として示した図であ
る。
【図5】 本発明のさらに別の実施の形態による電圧検
出回路を、これを備えた電圧発生回路として示した図で
ある。
【図6】 本発明の電圧検出回路を備える電圧発生回路
を、液晶表示装置に用いた例である。
【図7】 本発明の電圧検出回路を備える電圧発生回路
を、別の液晶表示装置に用いた例である。
【図8】 本発明の電圧検出回路を備える電圧発生回路
を、有機EL方式の表示装置に用いた例である。
【図9】 従来の電圧発生回路をDRAMに用いた例で
ある。
【符号の説明】
10 電圧発生回路、20 電圧検出回路、30 チャ
ージポンプ回路、40AND回路、50 メモリセル、
52 データ保持ノード、54 ワード線、56 ビッ
ト線 58 行選択回路、60 行駆動回路、62 列
選択回路、64 列駆動回路、80 インバータ回路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ信号線と、複数の制御信号
    線と、データ信号線とデータ保持ノードとのあいだに設
    けられ制御信号線の制御信号によって動作する第1のス
    イッチング素子と、データ保持ノードと共通電位源との
    あいだに設けられた容量性素子と、制御信号線を選択す
    る第1の選択回路と、該選択された制御信号線に制御信
    号を印加する第1の駆動回路と、データ信号線を選択す
    る第2の選択回路と、該選択されたデータ信号線にデー
    タ信号を印加する第2の駆動回路と、前記第1の駆動回
    路に制御信号用の電圧を供給する電圧発生回路とからな
    り、第1のスイッチング素子の動作によってデータ保持
    ノードにデータ信号を書き込む回路において、前記電圧
    発生回路の出力電圧を検出し、あらかじめ設定された電
    圧レベルに応じて該電圧発生回路の出力電圧を制御する
    電圧検出回路。
  2. 【請求項2】 データ保持ノードに表示素子が接続さ
    れ、データ保持ノードに書き込まれたデータ信号によっ
    て該表示素子が制御される請求項1記載の電圧検出回
    路。
  3. 【請求項3】 複数のデータ信号線と、複数の制御信号
    線と、データ信号線とデータ保持ノードとのあいだに設
    けられ制御信号線の制御信号によって動作する第1のス
    イッチング素子と、データ保持ノードと共通電位源との
    あいだに設けられた容量性素子と、データ保持ノードの
    電位に応答して動作する第2のスイッチング素子と、第
    2のスイッチング素子の一端に電気的に結合した表示素
    子と、制御信号線を選択する第1の選択回路と、該選択
    された制御信号線に制御信号を印加する第1の駆動回路
    と、データ信号線を選択する第2の選択回路と、該選択
    されたデータ信号線にデータ信号を印加する第2の駆動
    回路と、前記第1の駆動回路に制御信号用の電圧を供給
    する電圧発生回路とからなり、第1のスイッチング素子
    の動作によってデータ保持ノードにデータ信号を書き込
    み、該データ保持ノードに書き込まれたデータ信号によ
    って前記表示素子を制御する回路において、前記電圧発
    生回路の出力電圧を検出し、あらかじめ設定された電圧
    レベルに応じて該電圧発生回路の出力電圧を制御する電
    圧検出回路。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のスイッチング素子
    が電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の電圧検出回路。
  5. 【請求項5】 前記表示素子が液晶であることを特徴と
    する請求項2または3記載の電圧検出回路。
  6. 【請求項6】 前記表示素子が有機EL素子であること
    を特徴とする請求項3記載の電圧検出回路。
  7. 【請求項7】 第1の電圧源VDDと第2の電圧源VPP
    のあいだの電位差V PP−VDDを検出するための電圧検出
    回路であって、第1の電圧源VDDに接続され、しきい値
    電圧VTH1分だけ低い電圧VDD−VTH1を出力する第1の
    電界効果トランジスタと、第2の電圧源VPPに接続さ
    れ、しきい値電圧VTH2分だけ低い電圧VPP−VTH2を出
    力する少なくとも1つの第2の電界効果トランジスタ
    と、前記第1の電界効果トランジスタの出力電圧VDD
    TH1がゲート電極に、前記第2の電界効果トランジス
    タの出力電圧VPP−VTH2がソース電極にそれぞれ入力
    され、両電圧の差がしきい値電圧VTH3以上のときに導
    通する第3の電界効果トランジスタとからなり、第1の
    電圧源VDDと第2の電圧源VPPとのあいだの電位差VPP
    −VDDが、第2および第3のトランジスタのしきい値電
    圧の和から第1のトランジスタのしきい値電圧を差し引
    いた電圧VTH2+VTH3−VTH1よりも大であるか否か
    を、前記第3の電界効果トランジスタの導通、非導通に
    よって検出する電圧検出回路。
  8. 【請求項8】 前記第1の電界効果トランジスタのしき
    い値電圧VTH1と、前記第3の電界効果トランジスタの
    しきい値電圧VTH3とが同一であり、第1の電圧源VDD
    と第2の電圧源VPPとのあいだの電位差VPP−VDDが、
    第2のトランジスタのしきい値電圧VTH2よりも大であ
    るか否かを、前記第3の電界効果トランジスタの導通、
    非導通によって検出する請求項7記載の電圧検出回路。
  9. 【請求項9】 昇圧回路の出力電圧VPPを検知し、検知
    した電圧に応じて該昇圧回路の動作をオンオフするため
    の電圧検出回路であって、昇圧回路の出力電圧VPPが入
    力される第1の端子と、第1の基準電圧が供給される第
    2の端子と、第2の基準電圧が供給される第3の端子
    と、接地された第4の端子とを有し、第1の端子と第3
    の端子とのあいだに、第1の電界効果トランジスタと第
    1の抵抗性素子とが直列接続され、第2の端子と第4の
    端子とのあいだに、第2の電界効果トランジスタと第3
    の電界効果トランジスタと第2の抵抗性素子とが直列接
    続され、前記第1および第2の電界効果トランジスタ
    は、ゲート電極とドレイン電極とが短絡されたダイオー
    ド接続であり、前記第3の電界効果トランジスタのゲー
    ト電極は、前記第1の電界効果トランジスタと第1の抵
    抗性素子との接続点に接続され、前記第3の電界効果ト
    ランジスタと前記第2の抵抗性素子との接続点から、昇
    圧回路の動作をオンオフさせるための電圧信号が取り出
    される電圧検出回路。
  10. 【請求項10】 前記第1の抵抗性素子が複数の抵抗性
    素子を直列接続してなり、前記第3の電界効果トランジ
    スタのゲート電極が、該複数直列接続した抵抗性素子の
    いずれかの接続点に接続されてなる請求項9記載の電圧
    検出回路。
  11. 【請求項11】 前記第1の基準電圧が、昇圧回路の主
    電源の電圧であることを特徴とする請求項9または10
    記載の電圧検出回路。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の抵抗性素子が、
    抵抗素子または電界効果トランジスタである請求項9、
    10または11記載の電圧検出回路。
  13. 【請求項13】 前記第1および第3の電界効果トラン
    ジスタがP型の電界効果トランジスタである請求項7、
    8、9、10、11または12記載の電圧検出回路。
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