JP2003216569A - 外部バスアクセス方法 - Google Patents

外部バスアクセス方法

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JP2003216569A
JP2003216569A JP2002011649A JP2002011649A JP2003216569A JP 2003216569 A JP2003216569 A JP 2003216569A JP 2002011649 A JP2002011649 A JP 2002011649A JP 2002011649 A JP2002011649 A JP 2002011649A JP 2003216569 A JP2003216569 A JP 2003216569A
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JP
Japan
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bus
signal
client
external bus
priority
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JP2002011649A
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Izumi Kusutaki
泉 楠滝
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな信号回路の増設が不要であり、既存の
システムにも適用可能な外部バスアクセス方法を提供す
る。 【解決手段】 制御装置であるバスイニシエータ2と複
数の被制御装置であるクライアント3〜5とが外部バス
1で接続されているとともに、外部バス1のバス開放要
求信号(BUSREQ)の信号線11及びバス開放許可
信号(BUSACK)の信号線12がディジーチェーン
で接続された構成において、前記複数のクライアント3
〜5のそれぞれに内蔵されているレジスタ32、42、
52の設定により、バス開放要求信号(BUSREQ)
に対するアクセス優先順位を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置と複数の
被制御装置とが外部バスで接続されているとともに、外
部バスのバス開放要求信号及びバス開放許可信号がディ
ジーチェーンで接続されているシステムの外部バスアク
セス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】制御装置と複数の被制御装置とが外部バ
スで接続されているシステムでは、外部バスのバス開放
要求信号(BUSREQ)及びバス開放要求信号(BU
SACK)がディジーチェーンで接続されている。
【0003】そのため、この外部バスに接続されている
被制御装置(クライアント)から同時にバス開放要求が
発生した場合を考慮し、従来は、外部バスに近い順にク
ライアントの優先順位が高くなるように固定して設定さ
れていた。
【0004】図5(a),(b)は、このような外部バ
スに近い順にクライアントの優先順位が高くなるように
固定設定された場合の、各クライアントの優先順位を示
すタイミングチャートである。
【0005】同図(a)では、クライアント91が外部
バスに最も近く接続されており、クライアント93が外
部バスから最も遠く接続されているものとする。この場
合、各クライアント91〜93からのバス開放要求信号
(REQ)がそれぞれ期間T101、T102、T10
3の間発信されたとすると、クライアント91、92、
93の順番で優先され、この順番でアクセスするクライ
アントが切り替えられている。ただし、各クライアント
91〜93からのバス開放要求信号(REQ)が同時に
発信された場合には、優先されているクライアントのア
クセスが終了するまで、他のクライアントは、バス開放
要求信号(REQ)を発信した状態で待機している。
【0006】また、同図(b)は、最優先接続されてい
るクライアント91からバス開放要求信号(REQ)が
発信され続ける限り、他のクライアント92、93から
バス開放要求信号(REQ)が連続発信されたとして
も、常にクライアント91のバス開放要求信号(RE
Q)が優先されている様子を示したものである。
【0007】このように、従来の固定設定では、優先順
位の一番高いクライアントからのバス開放要求が連続し
た場合、優先順位の低いクライアントからのバス開放要
求が拒否されるため、いつまでたってもアクセスが実施
できないといった問題があった。
【0008】そこで、このような問題を解決する一手段
として、特開平3−201155号公報に記載のバス使
用件調停方式が提案されている。
【0009】このバス使用件調停方式は、各クライアン
トのデバイスをリクエスト線で接続し、各デバイス間で
スタート信号を循環させるためのスタート線を備えるこ
とにより、リクエスト線上にリクエスト信号が発生した
ときに、前記スタート信号を発しているデバイスから許
可信号をスタートするようにして、各クライアントが均
等にバス使用件を獲得できるようにするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のバス使用件調停方式では、スタート信号用の入力信
号線や、デバイス(クライアント)間でこのスタート信
号を循環させるための回路など、新たな信号回路の増設
が必要となり、既存のシステムには適用できないといっ
た問題があった。
【0011】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、新たな信号回路の増設が不要で
あり、既存のシステムにも適用可能な外部バスアクセス
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の外部バスアクセ
ス方法は、制御装置と複数の被制御装置とが外部バスで
接続されているとともに、外部バスのバス開放要求信号
及びバス開放許可信号がディジーチェーンで接続されて
いるシステムの外部バスアクセス方法であって、前記複
数の被制御装置のそれぞれに内蔵されているレジスタの
設定により、前記バス開放要求信号に対するアクセス優
先順位を決定することを特徴とする。
【0013】このような特徴を有する本発明によれば、
各被制御装置(クライアント)のアクセス優先順位を、
信号回路などの新たな増設をすることなく、既存のシス
テムにより設定することができる。
【0014】この場合、前記レジスタに設定されるアク
セス優先順位としては、自己最優先、他入力優先、また
は他入力n回後に自己入力のいずれかに設定することが
可能である。これにより、自己最優先、他入力優先、他
入力後に自己入力、他入力2回後に自己入力、・・・、
他入力n回後に自己入力といった具合に、段階的に循環
アクセス優先順位を設定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の外部バスアクセス方法が
適用されるシステムの全体構成図である。
【0017】このシステムは、制御装置であるバスイニ
シエータ2と複数の被制御装置であるクライアント3〜
5とが外部バス1で接続されているとともに、外部バス
1のバス開放要求信号(REQ)の信号線11及びバス
開放許可信号(ACK)の信号線12がディジーチェー
ンで接続された構成となっている。
【0018】そして、PCIインターフェイスのよう
に、バスアービタを有するバスイニシエータ2と各クラ
イアント3〜5とを接続するインターフェイスにおいて
は、バスイニシエータ2は、前記のバス開放要求信号の
信号線11及びバス開放許可信号の信号線12の他に、
アドレス/データバス信号(A/DBUS[31:
0])の信号線13、コマンド/バイトイネーブル信号
(C/BE[3:0])の信号線14、ターゲットレデ
ィ信号(TRDY)の信号線15、イニシエータレディ
信号(IRDY)の信号線16、及びクロック信号(C
LK)の信号線17の各信号線によって各クライアント
3〜5に接続されている。
【0019】各クライアント3〜5には、バス開放要求
信号の信号線11及びバス開放許可信号の信号線12を
制御するためのアビータ回路31〜51が設けられてお
り、各アビータ回路31〜51には、それぞれレジスタ
32〜52が接続されている。
【0020】図2は、各レジスタ32〜52の設定例を
示す説明図である。
【0021】各レジスタ32〜52には、本発明に係わ
るアクセス優先順位を設定するために、例えば8ビット
分の領域6が用意されており、自己最優先の場合は「0
0000000」のビット列パターン(図中、符号61
により示す)、他の入力が優先される場合(他入力優
先)は「00000001」のビット列パターン(図
中、符号62により示す)、他の入力の次に自己入力さ
れる場合(他入力後に自己入力)は「0000001
0」のビット列パターン(図中、符号63により示
す)、他入力2回後に自己入力の場合(他入力2回後に
自己入力)は「00000011」のビット列パターン
(図中、符号64により示す)、・・・、他入力6回後
に自己入力の場合(他入力6回後に自己入力)は「00
000111」のビット列パターン(図中、符号65に
より示す)、・・・、といった具合に、各レジスタ32
〜52を段階的に設定することができる。
【0022】すなわち、各レジスタ32〜52の設定
を、上記いずれかのパターンの設定にすることで、各ク
ライアント3〜5に、段階的に循環アクセス優先順位を
設定することができる。
【0023】図3は、クライアント3のレジスタ32に
パターン64を設定し、クライアント4のレジスタ42
にパターン63を設定し、クライアント5のレジスタ5
2にパターン61を設定した場合の、各クライアント3
〜5の優先順位を示すタイミングチャートである。
【0024】すなわち、時刻t1からt3までの期間T
11は、全クライアント3〜5から同時にバス開放要求
信号(REQ)が発信されているが、前記レジスタ32
〜52の設定により、クライアント3は他の2つのクラ
イアント4、5へのアクセスが終了するまで待機状態に
あり、クライアント4は、他の1つのクライアント5へ
のアクセスが終了するまで待機状態である。従って、時
刻t2において、自己最優先に設定(パターン61に設
定)されているクライアント5がアクセスしている。
【0025】そして、時刻t3においてクライアント5
からのバス開放要求信号(REQ)の発信が終了してい
るので、次の時刻t4において、優先順位がその次であ
るクライアント4がアクセスしている。
【0026】そして、時刻t5においてクライアント4
からのバス開放要求信号(REQ)の発信が終了してい
るので、次の時刻t6において、優先順位がその次であ
るクライアント3がアクセスしている。
【0027】そして、時刻t7においてクライアント3
からのバス開放要求信号(REQ)の発信が終了してい
る。
【0028】この後、再び全クライアント3〜5からバ
ス開放要求信号(REQ)が発信されている状態では、
クライアント5が自己最優先に設定されているため、時
刻t8において再びクライアント5がアクセス状態とな
る。
【0029】図4は、パターン64(他入力2回後に自
己入力)に設定されているクライアント3での処理を示
すフローチャートである。
【0030】ステップS1では、バス開放要求信号(R
EQ)の有無を確認し、ステップS2ではバス開放許可
信号(ACK)の有無を確認する。そして、クライアン
ト3にてバス開放要求信号(REQ)を発信している場
合(ステップS1でYesと判断している場合)におい
て、バスイニシエータ2からバス開放許可信号(AC
K)が発信されると(ステップS2でYesと判断され
ると)、クライアント3では、ステップS3において、
他のクライアント4、5からのバス開放要求信号(RE
Q)の発信の有無を確認する。
【0031】その結果、他のクライアント5からバス開
放要求信号(REQ)が発信されている場合(ステップ
S3でYesと判断される場合)には、次のステップS
4で、バスイニシエータ2からバス開放許可信号(AC
K)が発信されたか否かを確認する。ここで、バス開放
許可信号(ACK)が発信された場合(ステップS4で
Yesと判断された場合)には、他入力の1回目の処理
が終了したので、クライアント3では、次のステップS
5において、さらに他のクライアント4、5からのバス
開放要求信号(REQ)の発信の有無を確認する。
【0032】その結果、他のクライアント4からバス開
放要求信号(REQ)が発信されている場合(ステップ
S5でYesと判断される場合)には、次のステップS
6で、バスイニシエータ2からバス開放許可信号(AC
K)が発信されたか否かを確認する。ここで、バス開放
許可信号(ACK)が発信された場合(ステップS6で
Yesと判断された場合)には、他入力の2回目の処理
が終了したので、クライアント3では、ステップS7へ
と動作を進め、自己をアクセス状態とする。
【0033】一方、ステップS3及びステップS5に
て、それぞれ他のクライアント4、5からバス開放要求
信号(REQ)が発信されていないと判断された場合に
は、そのままステップS7へと動作を進め、即座に自己
をアクセス状態とする。
【0034】そして、自己のアクセスが終了すると、再
びステップS1に戻り、上記の処理を繰り返すことにな
る。
【0035】
【発明の効果】本発明の外部バスアクセス方法によれ
ば、複数の被制御装置(クライアント)のそれぞれに内
蔵されているレジスタの設定により、バス開放要求信号
に対するアクセス優先順位を決定するように構成したの
で、各クライアントのアクセス優先順位を、信号回路な
どの新たな増設をすることなく、既存のシステムにより
設定することができる。この場合、レジスタに設定され
るアクセス優先順位としては、自己最優先、他入力優
先、または他入力n回後に自己入力のいずれかに設定す
ることが可能であり、これにより、段階的に循環アクセ
ス優先順位を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外部バスアクセス方法が適用されるシ
ステムの全体構成図である。
【図2】レジスタの設定例を示す説明図である。
【図3】各クライアントのレジスタに任意のパターンを
設定した場合の、各クライアントの優先順位を示すタイ
ミングチャートである。
【図4】他入力2回後に自己入力のパターンに設定され
ているクライアントでの処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】(a),(b)は、外部バスに近い順にクライ
アントの優先順位が高くなるように固定設定された場合
の、各クライアントの優先順位を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 外部バス 2 バスイニシエータ(制御装置) 3、4、5 クライアント(被制御装置) 11 バス開放要求信号の信号線 12 バス開放許可信号の信号線 13 アドレス/データバス信号(A/DBUS[3
1:0])の信号線 14 コマンド/バイトイネーブル信号(C/BE
[3:0])の信号線 15 ターゲットレディ信号(TRDY)の信号線 16 イニシエータレディ信号(IRDY)の信号線 17 クロック信号(CLK)の信号線 31、41、51 アービタ回路 32、42、52 レジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と複数の被制御装置とが外部バ
    スで接続されているとともに、外部バスのバス開放要求
    信号及びバス開放許可信号がディジーチェーンで接続さ
    れているシステムの外部バスアクセス方法であって、前
    記複数の被制御装置のそれぞれに内蔵されているレジス
    タの設定により、前記バス開放要求信号に対するアクセ
    ス優先順位を決定することを特徴とする外部バスアクセ
    ス方法。
  2. 【請求項2】 前記レジスタに設定されるアクセス優先
    順位が、自己最優先、他入力優先、または他入力n回後
    に自己入力のいずれかに設定されることを特徴とする請
    求項1に記載の外部バスアクセス方法。
JP2002011649A 2002-01-21 2002-01-21 外部バスアクセス方法 Pending JP2003216569A (ja)

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