JPH09128327A - バス調停回路 - Google Patents

バス調停回路

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JPH09128327A
JPH09128327A JP28051495A JP28051495A JPH09128327A JP H09128327 A JPH09128327 A JP H09128327A JP 28051495 A JP28051495 A JP 28051495A JP 28051495 A JP28051495 A JP 28051495A JP H09128327 A JPH09128327 A JP H09128327A
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JP
Japan
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communication control
bus
bus use
control lsi
permission
Prior art date
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Pending
Application number
JP28051495A
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English (en)
Inventor
Jun Nagashima
潤 長嶋
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信制御LSIの優先度に偏ることなくバス
使用許可を与えるバス調停回路を提供する。 【解決手段】 複数の通信制御LSIからバス使用要求
があるとき、予め定められた優先度が高いほうの通信制
御LSIにバス使用許可を与え、他は使用許可待ちとす
るが、この使用許可待ちになっている通信制御LSIに
全てバス使用許可を与え終えるまで、既にバス使用許可
を与えた通信制御LSIからの新たなバス使用要求を無
効にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信制御L
SIが共通のバスを使用するためのバス調停回路に係
り、特に、通信制御LSIの優先度に偏ることなくバス
使用許可を与えることのできるバス調停回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】通信機器の中には、コンセントレータや
スイッチングハブのように、多数のポートを持つものが
ある。こうした通信機器の各ポートには、イーサネッ
ト、FDDI(Fibre Distributed Data lnterface)等の
用途に応じた通信制御LSIが用いられる。
【0003】図4は8つの通信制御LSIを有する通信
機器の概略構成例である。図4に示すように通信機器
は、CPU101、データを格納するメモリ102、デ
ータの送受信を行う8つの通信制御用LSI11〜1
8、これらを相互接続する内部バス105を有すると共
に、通信制御LSIからの内部バスに関する使用要求(
以下バス使用要求という) を調停し、内部バスの使用許
可( 以下バス使用許可という) を与えるバス調停回路1
03を有する。
【0004】通信制御LSIは内部バスを占有してデー
タ転送を行うため、複数の通信制御LSIが同時にデー
タ転送を行うことはできない。そこで、複数の通信制御
LSIが同時にバス使用要求を行った場合は、バス調停
回路103がそのいずれかひとつの通信制御LSIにバ
ス使用許可を与えるようになっている。
【0005】図5は、図4に示した通信制御LSI11
がメモリへデータ転送する方法を示したものである。
【0006】データ転送時に通信制御LSI11はバス
調停回路103にバス使用要求を行う。1つの通信制御
LSI11だけがバス使用要求を行つた場合、バス調停
回路はこの通信制御LSI11にバス使用許可を与え
る。しかし、複数の通信制御LSIが同時にバス使用要
求を行つた場合は、どの通信制御LSIからのバス使用
要求を優先するかの優先度が予め定められており、バス
調停回路103はこの優先度に応じて調停を行い、優先
度の高い1つの通信制御LSIにバス使用許可を与え
る。他の通信制御LSIは、バス使用許可を与えられる
まで転送待ち状態になる。
【0007】図6に従来のバス調停回路103の構成を
示す。このようにバス調停回路103は複数のゲート回
路からなる。通信制御LSI11からのバス使用要求信
号は、ゲートを介さず直ちにバス使用許可信号になり、
通信制御LSI12からのバス使用要求信号は、ゲート
により通信制御LSI11からのバス使用要求信号がな
いときのみ、バス使用許可信号になる。以下、順次番号
の若い通信制御LSIからのバス使用要求信号がゲート
に追加される。このバス調停回路における優先度はLS
I1>LSI2>LSI3>…LSI8であり、この優
先度は固定である。図6において、複数の通信制御LS
Iから同時にバス使用要求がある場合は、バス調停回路
は上述の優先度に応じて調停を行い、優先度の最も高い
通信制御LSIにバス使用許可を与える。例えば、8つ
の通信制御LSI11〜18の全てからバス使用要求が
ある場合、バス調停回路は通信制御LSI11にバス使
用許可を与える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のバス調停回路で
は優先度が固定であるため、多数のバス使用要求がある
場合、優先度の低い通信制御LSIがバス使用許可を与
えられないという問題が起きる。
【0009】例えば、図4の通信機器において各通信制
御LSIからバス使用要求が頻繁にある場合、従来のバ
ス調停回路によるバス使用要求の調停例を図7に示す。
図示されるように、aの時点ですべての通信制御LSI
からバス使用要求が発生したとき、優先度の高いものか
らLSI11,LSI12,LSI13…の順にバス使
用許可が与えられる。これによりLSI11,LSI1
2,LSI13…の順にデータ転送を行うことになる。
しかし、bの時点で再び優先度の高い通信制御LSIが
バス使用要求を行うと、これらが優先されるため、LS
I5〜LSI8はバス使用許可がなかなか与えられず、
長い時間転送待ち状態となる。
【0010】この結果、通信量が多い時は優先度の低い
通信制御LSIはデータ転送を行う機会が少なくなり、
受信バッファのオーバフロー等によりデータの取りこぼ
しが起きてしまう。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、通信制御LSIの優先度に偏ることなくバス使用許
可を与えるバス調停回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の通信制御LSIとメモリとを内部バ
スを介して相互に接続した通信機器に設けられ、複数の
通信制御LSIからバス使用要求があるとき、予め定め
られた優先度が高いほうの通信制御LSIに上記内部バ
スの使用許可を与えるバス調停回路において、使用許可
待ちになっている通信制御LSIに全てバス使用許可を
与え終えるまで、既にバス使用許可を与えた通信制御L
SIからの新たなバス使用要求を無効にするマスク回路
を設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、従来のバス調停回路
に、通信制御LSIからのバス使用要求をマスクする
(無効にする)回路を付け加えたものである。この回路
をマスク回路という。マスク回路を付け加えることによ
って、各通信制御LSIの優先度をダイナミックに変更
することができる。即ち、複数の通信制御LSIから同
時にバス使用要求があった場合、バス調停回路がそれら
すべてにバス使用許可を与えるまで、既にバス使用許可
を与えられた通信制御LSIからの新たなバス使用要求
をマスクする。これによりマスクされた通信制御LSI
の優先度が低下するので、実質的に通信制御LSIの優
先度をダイナミックに変更したことになる。これによ
り、優先度の低い通信制御LSIがデータ転送を行う前
に、再び優先度の高い通信制御LSIからのバス使用要
求が行われても、このバス使用要求がマスクされている
ため、優先度の低い通信制御LSIにバス使用許可が与
えられ、この優先度の低い通信制御LSIはデータ転送
を実行することができる。
【0014】以下本発明の一実施形態を添付図面に基づ
いて詳述する。
【0015】図1は本発明のバス調停回路を示し、図2
はそのバス調停回路を適用した通信機器の概略構成を示
したものである。図2に示すように通信機器は、CPU
101、データを格納するメモリ102、データの送受
信を行う8つの通信制御用LSI11〜18、これらを
相互接続する内部バス105、通信制御LSIからの内
部バスに関する使用要求を予め定めた優先度に従う従来
方式で調停し、内部バスの使用許可を与える調停回路1
03、通信制御LSIのバス使用要求をマスクするマス
ク回路104を有する。このように本発明のバス調停回
路は、従来のバス調停回路(以下、単に調停回路とい
う)103と通信制御用LSI11〜18との間にマス
ク回路104を設けたものである。
【0016】詳しくは、図1に示されるように、マスク
回路104は通信制御用LSIの個数より1つ少ない複
数のゲート回路107とマスク信号制御部108とを有
し、ゲート回路107は2入力のANDゲートである。
各々のゲート回路107には対応する通信制御用LSI
11〜17のバス使用要求信号線が入力され、これらゲ
ート回路107の出力が調停回路103の対応するバス
使用要求信号端子に入力されている。残る1つの通信制
御用LSI18のバス使用要求信号線は直接、調停回路
103の対応するバス使用要求信号端子に入力されてい
る。また、マスク信号制御部108から各ゲート回路1
07の入力端子にマスク信号1〜7のためのマスク信号
線が接続されている。そして、調停回路103の出力と
しては、従来のバス使用許可信号線の他に、マスク信号
制御部108への信号線が設けられている。
【0017】マスク回路104は、マスク信号1〜7を
オンオフすることにより通信制御LSI11〜17から
のバス使用要求をマスクして、各通信制御LSI11〜
18の優先度をダイナミックに変更するようになってい
る。
【0018】図1に示すように、マスク回路104には
各通信制御LSI11〜18からのバス使用要求に対応
するマスク信号1〜7を制御するマスク信号制御部10
8がある。マスク信号制御部108は各マスク信号をオ
ン又はオフに制御する。対応するマスク信号がオンのと
きには、通信制御LSIのバス使用要求はマスクされ、
マスク回路104からバス調停回路103に伝えられな
いようになっている。また、対応するマスク信号がオフ
のときには、通信制御LSIのバス使用要求はバス調停
回路103に伝えられるようになっている。従って、各
マスク信号をオンオフすることにより、実質的に優先度
を変更することが可能である。
【0019】例えば、図1及び図2において、マスク信
号1をオンにし、マスク信号2〜7を全てオフにすれ
ば、通信制御LSI11のバス使用要求だけがバス調停
回路に伝わるため、実質的に優先度は、 LSI12>LSI13>…>LSI18>LSI11 となる。また、すべてのマスク信号1〜7をオンにすれ
ば、LSI18の優先度が1番になる。マスク信号制御
部108は調停回路103からバスの使用状況について
の情報を得て、使用状況に応じマスク信号のオンオフの
制御をダイナミックに行う。
【0020】本発明のバス調停回路では、複数の通信制
御LSIから同時にバス使用要求があるとき、それら通
信制御LSI全てにバス使用許可が与えられるまで、既
に転送が完了した通信制御LSIからの新たなバス使用
要求を受け付けないようになっている。このために、マ
スク信号制御部108は既に転送が完了した通信制御L
SIに対応するマスク信号をオンにする。これらの既に
転送が完了した通信制御LSIからの新たなバス使用要
求は無効となり、使用許可待ちになっている通信制御L
SIのうちで優先度に従いバス使用許可が与えられる。
従って、優先度の低い通信制御LSIであっても必ずバ
ス使用許可が与えられる。このようにして使用許可待ち
になっている通信制御LSI全てにバス使用許可が与え
られたら、全てのマスク信号をオフにする。
【0021】例えば、図1の通信機器において各通信制
御LSIからバス使用要求が頻繁にある場合、本発明の
バス調停回路によるバス使用要求の調停例を図3に示
す。図3に示すように、aの時点で全ての通信制御LS
Iからバス使用要求が発生した場合、aの時点における
優先度は、予め定められたとおり、 LSI11>LSI12>LSI13>…>LSI18 であり、優先度の高い方からLSI11,LSI12,
LSI13の順にバス使用許可を与えられる。次に、L
SI14までがバス使用許可を既に獲得したbの時点で
優先度の高い通信制御LSI11〜LSI14が再びバ
ス使用要求を行ったとする。しかし、これらのバス使用
要求はマスクされているため実質的な優先度は、 LSI15>LSI16>…>LSI18>LSI11
>…>LSI14 となっており、通信制御LSI15〜LSI18の順に
バス使用許可が与えられる。このように、多数のバス使
用要求がある場合でも優先度の低い通信制御LSIに必
ずバス使用許可が与えられる。
【0022】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0023】(1)通信制御LSIの優先度に偏ること
なくバス使用許可を与えるようになるので、各通信制御
LSIにほぼ公平にバス使用許可が与えられ、特定のポ
ートが長い間転送待ち状態になることはなくなり、受信
バッファのオーバーフロー等によるデータの取りこぼし
が発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すバス調停回路の構成
図である。
【図2】本発明のバス調停回路を備えた通信機器の構成
図である。
【図3】本発明によるバス使用要求の調停例を示すタイ
ミング図である。
【図4】従来のバス調停回路を備えた通信機器の構成図
である。
【図5】通信制御LSIがメモリへデータ転送する方法
を示す説明図である。
【図6】従来のバス調停回路の構成図である。
【図7】従来のバス使用要求の調停例を示すタイミング
図である。
【符号の説明】
11〜18 通信制御LSI 103 調停回路 104 マスク回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信制御LSIとメモリとを内部
    バスを介して相互に接続した通信機器に設けられ、複数
    の通信制御LSIからバス使用要求があるとき、予め定
    められた優先度が高いほうの通信制御LSIに上記内部
    バスの使用許可を与えるバス調停回路において、使用許
    可待ちになっている通信制御LSIに全てバス使用許可
    を与え終えるまで、既にバス使用許可を与えた通信制御
    LSIからの新たなバス使用要求を無効にするマスク回
    路を設けたことを特徴とするバス調停回路。
JP28051495A 1995-10-27 1995-10-27 バス調停回路 Pending JPH09128327A (ja)

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JP28051495A JPH09128327A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 バス調停回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278607A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Toyo Commun Equip Co Ltd 異周期シーケンサの排他制御回路
US7533192B2 (en) 2003-04-17 2009-05-12 Fujitsu Microelectronics Ltd. Task scheduling method in case of simultaneous transfer of compressed data and non-compressed data

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