JP2003216460A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 複数種類のストレージ媒体を有するストレージ装置であって、
   各前記ストレージ媒体へのデータの入出力を制御するコントローラ
   を備え、
   前記コントローラは、前記ストレージ媒体に記録された前記データに対するアクセス回数に基づいて、該データのアクセス頻度の遷移の予測値である遷移予測値を算出し、算出した前記遷移予測値に基づいて、前記複数種類のストレージ媒体の中から該データを配置するストレージ媒体を選択することを特徴とする階層ストレージ装置。
2. 前記複数のストレージ媒体は、それぞれデータ転送速度及び応答速度の少なくとも一方が異なることを特徴とする請求項１記載の階層ストレージ装置。
3. 前記コントローラは、前記ストレージ媒体に記録された前記データに対する単位時間毎の実際の前記アクセス回数を記録し、該アクセス回数の履歴に基づいて該データに対する前記アクセス頻度の遷移予測値を算出することを特徴とする請求項１又は請求項２記載の階層ストレージ装置。
4. 前記コントローラは、前記データ対する前記アクセス頻度の遷移予測値を算出する際に、前記データを該ストレージ媒体から他の前記ストレージ媒体に転送するのに要する時間が前記単位時間を超える場合には、前後の前記単位時間毎の前記アクセス回数に基づいて該データに対する前記アクセス頻度の遷移予測値を算出することを特徴とする請求項３記載の階層ストレージ装置。
5. 前記コントローラは、前記単位時間の前記データのアクセス回数を所定期間蓄積し、蓄積した前記アクセス回数に基づいて該データの前記アクセス頻度の遷移予測値を算出し、算出した前記遷移予測値に従って、予想されるアクセスに対して配置を最適化するように、該データをデータ転送速度及び又は応答速度が高速の前記ストレージ媒体と、前記データ転送速度及び又は前記応答速度が低速の前記ストレージ媒体との間で移動させることを特徴とする請求項３記載の階層ストレージ装置。
6. それぞれデータ転送速度及び応答速度の少なくとも一方が異なる複数種類のストレージ媒体と、各前記ストレージ媒体へのデータの入出力を制御するコントローラとを有するストレージ装置であって、
   前記ストレージ媒体に書込み及び又は読出しを行う前記データの最小単位の整数倍のデータブロックに対する単位時間毎のアクセス及び更新を記録し、所定単位期間その記録を管理蓄積し、前記データブロックに対するアクセス及び更新の周期を求め、求めた前記周期における各前記ストレージ媒体に対するデータ量の総和を求める変動予測機構を備えることを特徴とする階層ストレージ装置。
7. それぞれデータ転送速度及び応答速度の少なくとも一方が異なる複数種類のストレージ媒体と、各前記ストレージ媒体へのデータの入出力を制御するコントローラとを有するストレージ装置であって、
   磁気ディスクドライブをＲＡＩＤ (Redundant Arrays of Independent Disks) 構成にした前記ストレージ媒体を有し、
   前記コントローラは、前記データの単位時間あたりのアクセス回数からなる所定の閾値に基づいて、前記複数種類のストレージ媒体の中から前記データを配置する前記ストレージ媒体を選択し、
   前記ＲＡＩＤ構成の前記ストレージ媒体に対応付けられた階層が、前記閾値の上限と下限の差異が最大になるように前記閾値を設定することを特徴とする階層ストレージ装置。
8. それぞれデータ転送速度及び応答速度の少なくとも一方が異なる複数種類のストレージ媒体と、各前記ストレージ媒体へのデータの入出力を制御するコントローラとを有するストレージ装置において、
   前記コントローラは、前記ストレージ媒体に記録された前記データに対するアクセス回数に基づいて、該データのアクセス頻度の遷移の予測値である遷移予測値を算出し、算出した前記データのアクセス頻度の遷移予測値に基づいて、前記データ転送速度又は前記応答速度に応じて各前記ストレージ媒体にそれぞれ対応付けられた各階層毎の必要容量をそれぞれ算出することを特徴とする階層ストレージ装置。
9. データ転送速度及び又は応答速度がそれぞれ異なる複数種類のストレージ媒体と、
   各前記ストレージ媒体へのデータの入出力を制御するコントローラと、
   を備え、
   前記コントローラは、前記ストレージ媒体に記録された前記データに対する単位時間毎のアクセス回数に基づいて、該データのアクセス頻度の遷移の予測値である遷移予測値を算出し、算出した前記遷移予測値に基づいて該データに対するアクセス又は更新の周期を求め、求めた前記周期に基づいて前記複数種類のストレージ媒体の中から該データを配置するストレージ媒体を選択し、選択した前記ストレージ媒体に前記データを予め転送することを特徴とする階層ストレージ装置。
10. 磁気ディスクドライブをＲＡＩＤ (Redundant Arrays of Independent Disks) 構成にした、応答速度が高速なストレージ媒体である磁気ディスク装置と、
    前記磁気ディスク装置よりも前記応答速度が高速なストレージ媒体である第１の半導体メモリと、
    前記磁気ディスク装置よりも前記応答速度が低速なストレージ媒体である光ディスクライブラリと、
    前記磁気ディスク装置よりも前記応答速度が低速なストレージ媒体である磁気テープライブラリと、
    各前記ストレージ媒体へのデータの入出力を制御する制御部と、
    前記ストレージ媒体に記録された各データに対する単位時間毎のアクセス回数を記録したリストを格納する第２の半導体メモリと、
    を備え、
    前記制御部は、前記ストレージ媒体に記録された前記データがアクセスされる毎に前記第２の半導体メモリに格納された上記リストの対応する前記アクセス回数を１増加させ、該リストに記録された前記データの前記アクセス回数に基づいて前記データのアクセス頻度の遷移の予測値である遷移予測値を算出し、算出した該遷移予測値に基づいて前記データを配置する前記ストレージ媒体を選択し、選択した前記ストレージ媒体に該データを移動させるように、対応する前記ストレージ媒体を制御することを特徴とする階層ストレージ装置。