JP4930934B2 - データマイグレーション方法及び情報処理システム - Google Patents
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Description
これに対して、同一ストレージサブシステム内に、データの利用頻度がある閾値を上回ったら、そのデータを同一ストレージサブシステム内の性能の高いボリュームへ、逆にデータの利用頻度がある閾値を下回ったら、そのデータを同一ストレージサブシステム内の性能の低いボリュームへマイグレーションするというデータの利用頻度に応じたデータマイグレーション方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また異なる種類のストレージサブシステム間に、データの利用頻度がある閾値を上回ったら、そのデータを性能の高いストレージサブシステムのボリュームへ、逆にデータの利用頻度がある閾値を下回ったら、そのデータを性能の低いストレージサブシステムのボリュームへマイグレーションするというデータの利用頻度に応じたデータマイグレーション方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
ボリュームグループ管理プログラム13は、ボリュームグループを定義するためのプログラムである。ボリュームグループとは、一つの論理ボリュームまたは複数の論理ボリュームの集合である。このように、ボリュームグループを定義することで、複数の論理ボリュームを纏めて管理できるようにし、管理者の負担を軽減している。
次に、ボリュームグループ管理テーブル1000に指定されたボリュームグループが設定されているかを判断する(S2008)。設定されている場合(S2008で「Y」)は、共存回避ボリュームグループが設定されているので、共存を回避するアレイグループの条件をAvoidance Conditionに設定する(S2009)。なお、S2009の処理については、図21に示す。
このVolume Listに設定された論理ボリューム一覧を、管理サーバ11の表示装置に表示する(S2012)。
次に、S2103で特定されたボリュームグループのマイグレーションタスクが未処理であるかを判断し(S2109)、未処理であれば、S2110−S2114の処理を行う。これは、共存回避ボリュームグループに設定されたボリュームグループに対してマイグレーションが予定されている場合に、マイグレーション先のアレイグループも対象外とするために行う。なお、マイグレーションタスクが未処理かどうかの判断は、タスク管理テーブル1900に当該ボリュームグループが設定されているかどうかで判断する。設定されていれば未処理と判断する。
図24は、ボリューム71Aとボリューム72Aが一つのストレージサブシステム内でコピーペアを構成し、ボリューム72Aをマイグレーションした場合の例を示したものである。
ボリュームグループ:ボリュームグループ1
共存回避ボリュームグループ:ボリュームグループ2
ボリュームグループ:ボリュームグループ2
共存回避ボリュームグループ:ボリュームグループ3
となる。
ボリュームグループ:ボリュームグループ1
共存回避ボリュームグループ:ボリュームグループ2
ボリュームグループ:ボリュームグループ1
共存回避ボリュームグループ:ボリュームグループ3
ボリュームグループ:ボリュームグループ2
共存回避ボリュームグループ:ボリュームグループ3
となる。
3、16、23、123…CPU
5、17…記憶資源
11…管理サーバ
13…ボリュームグループ管理プログラム
14…ボリューム検索条件管理プログラム
15…マイグレーションタスク管理プログラム
21、121…ストレージサブシステム
22、122…コントローラ
26、126…メモリ
33、133…メディアドライブ
51…業務アプリケーションプログラム
Claims (28)
- 複数のアレイグループを含むストレージサブシステムと、管理サーバと、を有する情報処理システムにおけるデータマイグレーション方法であって、
前記ストレージサブシステムは、複数のアレイグループの記憶領域を用いて複数の論理ボリュームを提供し、前記複数の論理ボリュームに含まれる第1論理ボリュームと第2論理ボリュームとの間でデータ複製を行うためのペアを形成し、
前記管理サーバは、
(1)ボリューム検索条件を受信し、
(2)前記第1論理ボリュームを含む第1ボリュームグループの設定を記憶し、
(3)前記第2論理ボリュームを含み、前記第1ボリュームグループとは異なる共存回避ボリュームグループの設定を記憶し、
(4)前記第1ボリュームグループをマイグレーション対象と指定する指示を受信し、
(5)前記ボリューム検索条件と、前記第1ボリュームグループの設定と、前記共存回避ボリュームグループの設定と、に基いて、
(5A)論理ボリュームと前記論理ボリュームが属するアレイグループとが設定された管理テーブルを参照し、前記共存回避ボリュームグループに含まれる、前記第2論理ボリュームが属するアレイグループである共存回避アレイグループを特定し、
(5B)前記共存回避アレイグループを除いた前記複数のアレイグループから、当該アレイグループに属する1以上の所定の論理ボリュームを特定し、
(5C)前記1以上の所定の論理ボリュームから、前記第1ボリュームグループに含まれる第1論理ボリュームのデータマイグレーション先となるマイグレーション先論理ボリュームを特定し、
(6)前記第1のボリュームグループに含まれる第1論理ボリュームに格納されたデータを前記マイグレーション先論理ボリュームにマイグレーションする指示を前記ストレージサブシステムに送信する、
ことを特徴とするデータマイグレーション方法。 - 請求項1に記載されたデータマイグレーション方法であって、
前記第1ボリュームグループは、アレイグループ、容量、応答速度、ディスクの回転数、ディスクのタイプ、アプリケーションのいずれか一つ又は複数を満たす複数の前記第1論理ボリュームを含むことを特徴とするデータマイグレーション方法。 - 請求項1乃至2のいずれか1項に記載されたデータマイグレーション方法であって、
前記共存回避ボリュームグループに複数の前記第2論理ボリュームが含まれる場合、前記共存回避アレイグループは、それぞれの前記第2論理ボリュームが属するアレイグループであることを特徴とするデータマイグレーション方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載されたデータマイグレーション方法であって、
前記第1ボリュームグループに複数の前記第1論理ボリュームが含まれる場合、前記第1ボリュームグループに含まれるそれぞれの前記第1論理ボリュームに対して前記マイグレーション先論理ボリュームが特定されることを特徴とするデータマイグレーション方法。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載されたデータマイグレーション方法であって、
前記アレイグループは、1つ又は複数のメディアドライブによって構成され、
前記ボリューム検索条件は、容量、応答速度、前記メディアドライブの回転数、前記メディアドライブのタイプのいずれか、または組合せによって設定されていることを特徴とするデータマイグレーション方法。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載されたデータマイグレーション方法であって、
前記第1ボリュームグループに含まれる前記第1論理ボリュームと前記共存回避ボリュームグループに含まれる前記第2論理ボリュームは、ペアが定義されたテーブルから特定された論理ボリュームであって、
前記共存回避ボリュームグループに含まれる前記第2論理ボリュームは、前記第1ボリュームグループに含まれる前記第1論理ボリュームのデータの複製を格納することを特徴とするデータマイグレーション方法。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載されたデータマイグレーション方法であって、
前記複数の論理ボリュームの各々は、内部ボリューム、又は仮想ボリュームであることを特徴とするデータマイグレーション方法。 - 複数のアレイグループを含むストレージサブシステムと、
管理サーバと
を有し、
前記ストレージサブシステムは、複数のアレイグループの記憶領域を用いて複数の論理ボリュームを提供し、前記複数の論理ボリュームに含まれる第1論理ボリュームと第2論理ボリュームとの間でデータ複製を行うためのペアを形成し、
前記管理サーバは、
(1)ボリューム検索条件を受信し、
(2)前記第1論理ボリュームを含む第1ボリュームグループの設定を記憶し、
(3)前記第2論理ボリュームを含み、前記第1ボリュームグループとは異なる共存回避ボリュームグループの設定を記憶し、
(4)前記第1ボリュームグループをマイグレーション対象と指定する指示を受信し、
(5)前記ボリューム検索条件と、前記第1ボリュームグループの設定と、前記共存回避ボリュームグループの設定と、に基いて、
(5A)論理ボリュームと前記論理ボリュームが属するアレイグループとが設定された管理テーブルを参照し、前記共存回避ボリュームグループに含まれる、前記第2論理ボリュームが属するアレイグループである共存回避アレイグループを特定し、
(5B)前記共存回避アレイグループを除いた前記複数のアレイグループから、当該アレイグループに属する1以上の所定の論理ボリュームを特定し、
(5C)前記1以上の所定の論理ボリュームから、前記第1ボリュームグループに含まれる第1論理ボリュームのデータマイグレーション先となるマイグレーション先論理ボリュームを特定し、
(6)前記第1のボリュームグループに含まれる第1論理ボリュームに格納されたデータを前記マイグレーション先論理ボリュームにマイグレーションする指示を前記ストレージサブシステムに送信する、
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項8に記載された情報処理システムであって、
前記第1ボリュームグループは、アレイグループ、容量、応答速度、ディスクの回転数、ディスクのタイプ、アプリケーションのいずれか一つ又は複数を満たす複数の前記第1論理ボリュームを含むことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項8乃至9のいずれか1項に記載された情報処理システムであって、
前記共存回避ボリュームグループに複数の前記第2論理ボリュームが含まれる場合、前記共存回避アレイグループは、それぞれの前記第2論理ボリュームが属するアレイグループであることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項8乃至10のいずれか1項に記載された情報処理システムであって、
前記第1ボリュームグループに複数の前記第1論理ボリュームが含まれる場合、前記第1ボリュームグループに含まれるそれぞれの前記第1論理ボリュームに対して前記マイグレーション先論理ボリュームが特定されることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項8乃至11のいずれか1項に記載された情報処理システムであって、
前記アレイグループは、1つ又は複数のメディアドライブによって構成され、
前記ボリューム検索条件は、容量、応答速度、前記メディアドライブの回転数、前記メディアドライブのタイプのいずれか、または組合せによって設定されていることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項8乃至12のいずれか1項に記載された情報処理システムであって、
前記第1ボリュームグループに含まれる前記第1論理ボリュームと前記共存回避ボリュームグループに含まれる前記第2論理ボリュームは、ペアが定義されたテーブルから特定された論理ボリュームであって、
前記共存回避ボリュームグループに含まれる前記第2論理ボリュームは、前記第1ボリュームグループに含まれる前記第1論理ボリュームのデータの複製を格納することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項8乃至13のいずれか1項に記載された情報処理システムであって、
前記複数の論理ボリュームの各々は、内部ボリューム、又は仮想ボリュームであることを特徴とする情報処理システム。 - 複数のアレイグループを含むストレージサブシステムを管理する計算機で実行されるコンピュータプログラムであって、
前記ストレージサブシステムは、複数のアレイグループの記憶領域を用いて複数の論理ボリュームを提供し、前記複数の論理ボリュームに含まれる第1論理ボリュームと第2論理ボリュームとの間でデータ複製を行うためのペアを形成し、
前記コンピュータプログラムは、
(1)ボリューム検索条件を受信し、
(2)前記第1論理ボリュームを含む第1ボリュームグループの設定を記憶し、
(3)前記第2論理ボリュームを含み、前記第1ボリュームグループとは異なる共存回避ボリュームグループの設定を記憶し、
(4)前記第1ボリュームグループをマイグレーション対象と指定する指示を受信し、
(5)前記ボリューム検索条件と、前記第1ボリュームグループの設定と、前記共存回避ボリュームグループの設定と、に基いて、
(5A)論理ボリュームと前記論理ボリュームが属するアレイグループとが設定された管理テーブルを参照し、前記共存回避ボリュームグループに含まれる、前記第2論理ボリュームが属するアレイグループである共存回避アレイグループを特定し、
(5B)前記共存回避アレイグループを除いた前記複数のアレイグループから、当該アレイグループに属する1以上の所定の論理ボリュームを特定し、
(5C)前記1以上の所定の論理ボリュームから、前記第1ボリュームグループに含まれる第1論理ボリュームのデータマイグレーション先となるマイグレーション先論理ボリュームを特定し、
(6)前記第1のボリュームグループに含まれる第1論理ボリュームに格納されたデータを前記マイグレーション先論理ボリュームにマイグレーションする指示を前記ストレージサブシステムに送信する、
ことを特徴とする前記計算機に実行させるコンピュータプログラム。 - 請求項15に記載されたコンピュータプログラムであって、
前記第1ボリュームグループは、アレイグループ、容量、応答速度、ディスクの回転数、ディスクのタイプ、アプリケーションのいずれか一つ又は複数を満たす複数の前記第1論理ボリュームを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項15乃至16のいずれか1項に記載されたコンピュータプログラムであって、
前記共存回避ボリュームグループに複数の前記第2論理ボリュームが含まれる場合、前記共存回避アレイグループは、それぞれの前記第2論理ボリュームが属するアレイグループであることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項15乃至17のいずれか1項に記載されたコンピュータプログラムであって、
前記第1ボリュームグループに複数の前記第1論理ボリュームが含まれる場合、前記第1ボリュームグループに含まれるそれぞれの前記第1論理ボリュームに対して前記マイグレーション先論理ボリュームが特定されることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項15乃至18のいずれか1項に記載されたコンピュータプログラムであって、
前記アレイグループは、1つ又は複数のメディアドライブによって構成され、
前記ボリューム検索条件は、容量、応答速度、前記メディアドライブの回転数、前記メディアドライブのタイプのいずれか、または組合せによって設定されていることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項15乃至19のいずれか1項に記載されたコンピュータプログラムであって、
前記第1ボリュームグループに含まれる前記第1論理ボリュームと前記共存回避ボリュームグループに含まれる前記第2論理ボリュームは、ペアが定義されたテーブルから特定された論理ボリュームであって、
前記共存回避ボリュームグループに含まれる前記第2論理ボリュームは、前記第1ボリュームグループに含まれる前記第1論理ボリュームのデータの複製を格納することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項15乃至20のいずれか1項に記載されたコンピュータプログラムであって、
前記複数の論理ボリュームの各々は、内部ボリューム、又は仮想ボリュームであることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 複数のアレイグループを含むストレージサブシステムを管理する計算機で実行される管理サーバであって、
前記ストレージサブシステムは、複数のアレイグループの記憶領域を用いて複数の論理ボリュームを提供し、前記複数の論理ボリュームに含まれる第1論理ボリュームと第2論理ボリュームとの間でデータ複製を行うためのペアを形成し、
前記管理サーバは、
(1)ボリューム検索条件を受信する手段と、
(2)前記第1論理ボリュームを含む第1ボリュームグループの設定を記憶する手段と、
(3)前記第2論理ボリュームを含み、前記第1ボリュームグループとは異なる共存回避ボリュームグループの設定を記憶する手段と、
(4)前記第1ボリュームグループをマイグレーション対象と指定する指示を受信する手段と、
(5)前記ボリューム検索条件と、前記第1ボリュームグループの設定と、前記共存回避ボリュームグループの設定と、に基いて、
(5A)論理ボリュームと前記論理ボリュームが属するアレイグループとが設定された管理テーブルを参照し、前記共存回避ボリュームグループに含まれる、前記第2論理ボリュームが属するアレイグループである共存回避アレイグループを特定する手段と、
(5B)前記共存回避アレイグループを除いた前記複数のアレイグループから、当該アレイグループに属する1以上の所定の論理ボリュームを特定する手段と、
(5C)前記1以上の所定の論理ボリュームから、前記第1ボリュームグループに含まれる第1論理ボリュームのデータマイグレーション先となるマイグレーション先論理ボリュームを特定する手段と、
(6)前記第1のボリュームグループに含まれる第1論理ボリュームに格納されたデータを前記マイグレーション先論理ボリュームにマイグレーションする指示を前記ストレージサブシステムに送信する手段と、
を有することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項22に記載された管理サーバであって、
前記第1ボリュームグループは、アレイグループ、容量、応答速度、ディスクの回転数、ディスクのタイプ、アプリケーションのいずれか一つ又は複数を満たす複数の前記第1論理ボリュームを含むことを特徴とする管理サーバ。 - 請求項22乃至23のいずれか1項に記載された管理サーバであって、
前記共存回避ボリュームグループに複数の前記第2論理ボリュームが含まれる場合、前記共存回避アレイグループは、それぞれの前記第2論理ボリュームが属するアレイグループであることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項22乃至24のいずれか1項に記載された管理サーバであって、
前記第1ボリュームグループに複数の前記第1論理ボリュームが含まれる場合、前記第1ボリュームグループに含まれるそれぞれの前記第1論理ボリュームに対して前記マイグレーション先論理ボリュームが特定されることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項22乃至25のいずれか1項に記載された管理サーバであって、
前記アレイグループは、1つ又は複数のメディアドライブによって構成され、
前記ボリューム検索条件は、容量、応答速度、前記メディアドライブの回転数、前記メディアドライブのタイプのいずれか、または組合せによって設定されていることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項22乃至26のいずれか1項に記載された管理サーバであって、
前記第1ボリュームグループに含まれる前記第1論理ボリュームと前記共存回避ボリュームグループに含まれる前記第2論理ボリュームは、ペアが定義されたテーブルから特定された論理ボリュームであって、
前記共存回避ボリュームグループに含まれる前記第2論理ボリュームは、前記第1ボリュームグループに含まれる前記第1論理ボリュームのデータの複製を格納することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項22乃至27のいずれか1項に記載された管理サーバであって、
前記複数の論理ボリュームの各々は、内部ボリューム、又は仮想ボリュームであることを特徴とする管理サーバ。
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