JP2003215218A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JP2003215218A
JP2003215218A JP2002019358A JP2002019358A JP2003215218A JP 2003215218 A JP2003215218 A JP 2003215218A JP 2002019358 A JP2002019358 A JP 2002019358A JP 2002019358 A JP2002019358 A JP 2002019358A JP 2003215218 A JP2003215218 A JP 2003215218A
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JP2002019358A
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Keiji Kuboki
慶治 久保木
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Shibasoku Co Ltd
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Shibasoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、半導体試験装置に関し、例えば論
理回路の動作を試験に適用して、測定可能なチャンネル
数の減少を有効に回避してピンマルチにより試験するこ
とができるようにする。 【解決手段】 本発明は、1つの試験回路23Aに、テ
スト波形の生成手段25A、25B、29、応答波形の
判定手段30A、30B、31A、31Bを2系統設け
て処理する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体試験装置に
関し、例えば論理回路の動作を試験に適用することがで
きる。本発明は、1つの試験回路に、テスト波形の生成
手段、応答波形の判定手段を2系統設けて処理すること
により、測定可能なチャンネル数の減少を有効に回避す
ることができるピンマルチによる半導体試験装置を提案
する。 【0002】 【従来の技術】従来、半導体試験装置においては、いわ
ゆるパートナーピンマルチによりチャンネル当たりのビ
ットレートを増大させて測定時間を短縮し、またパター
ン発生用のメモリの容量を小容量化することができるよ
うになされている。 【0003】すなわち図5は、従来のパートナーピンマ
ルチによる半導体試験装置の一部を示すブロック図であ
る。半導体試験装置1は、集積回路素子である測定対象
(DUT)2の各端子にそれぞれ接続される複数の試験
回路3A、3B、……と、これら試験回路3A、3B、
……の周辺回路とにより構成される。 【0004】試験回路3A、3B、……は、それぞれ試
験用のテスト波形を対応する端子に印加すると共に、こ
のテスト用波形の印加による応答を確認するようになさ
れ、パートナーピンマルチによる半導体試験装置におい
ては、これら複数の試験回路3A、3B、……がそれぞ
れ2個づつの組を形成するようになされている。 【0005】すなわち試験回路3A、3B、……におい
て、パターンメモリ4A及び4Bは、それぞれテスト波
形生成用のデータ、応答波形検証用のデータを記録し、
図示しないコントローラの制御により保持したデータを
順次出力するようになされている。フォーマット発生器
5A及び5Bは、それぞれパターンメモリ4A及び4B
より出力されるテスト波形生成用のデータの論理値に応
じて、タイミングジェネレータ(TG)6から出力され
るタイミング信号を2系統に選択して出力する。 【0006】試験回路3A、3B、……は、この2系統
の選択出力がRSフリップフロップ回路7A及び7Bの
セット端子及びリセット端子にそれぞれ入力され、この
RSフリップフロップ回路7A及び7Bの出力信号がバ
ッファ回路8A及び8Bを介して測定対象に出力される
ようになされている。これにより試験回路3A、3B、
……は、タイミングジェネレータ6から出力されるタイ
ミング信号を基準にして、テスト波形生成用のデータの
論理値に応じて信号レベルが切り換わってなるテスト波
形を測定対象に印加できるようになされ、このタイミン
グ信号の設定により種々の変調方式によるテスト波形を
生成できるようになされている。 【0007】また試験回路3A、3B、……において、
コンパレータ9A、9Bは、各端子より得られる応答を
2値化して2値化信号を出力する。論理比較器10A及
び10Bは、フォーマット発生器5A及び5Bと同様
に、タイミングジェネレータ6から出力されるタイミン
グ信号を基準にした応答波形検証用のデータの処理によ
り、2値による応答波形を生成する。論理比較器10A
及び10Bは、この2値による応答波形を基準にして、
コンパレータ9A、9Bから得られる2値化信号の信号
レベルを判定することにより、正しい応答が得られたか
否か判定し、判定結果を図示しないコントローラに出力
するようになされている。 【0008】パートナーピンマルチによる半導体試験装
置1において、組を形成する試験回路3A、3Bの一方
の試験回路3Aにおいては、フォーマット発生器5Aか
ら出力される2系統の出力信号がオア回路11及び12
を介してRSフリップフロップ回路7A及び7Bのセッ
ト端子及びリセット端子にそれぞれ入力される。またこ
のオア回路11及び12の他方の入力に、アンド回路1
3及び14を介して、それぞれ他方の試験回路3Bのフ
ォーマット発生器5Aから出力される2系統の出力信号
が入力される。また一方の試験回路3Aにおけるコンパ
レータ9Aから出力が他方の試験回路3Bの論理比較器
10Bに入力される。 【0009】これによりこの半導体試験装置1において
は、タイミングジェネレータ6から出力されるタイミン
グ信号を切り換え、またアンド回路13及び14のゲー
ト制御により、試験回路3A及び3Bにより交互にテス
ト波形を生成して1つの端子に印加できるようになされ
ている。また同様にして、1つの端子より得られる応答
波形を試験回路3A及び3Bにより交互に判定すること
ができるようになされ、これらにより各試験回路3A及
び3Bにおけるパターンメモリの容量を増大させること
なく、長大なテスト波形を測定対象2に印加して試験で
きるようになされている。これによりパートナーピンマ
ルチによる半導体試験装置1においては、パターン発生
用のメモリの容量を小容量化することができるようにな
されている。 【0010】またパターンメモリ4Aの出力データの各
ビット周期に対して、各試験回路3A及び3Bに出力す
るタイミング信号を、それぞれ各周期の前半側及び後半
側に設定することにより、各試験回路3A及び3Bでそ
れぞれ各端子にテスト波形を印加する周期の1/2倍の
繰り返し周期でテスト波形を測定対象2に印加できるよ
うになされ、これによりチャンネル当たりのビットレー
トを増大させて測定時間を短縮することができるように
なされている。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
構成によるピンマルチによる半導体試験装置1において
は、チャンネル当たりのビットレートを増大させて測定
時間を短縮し、またパターン発生用のメモリの容量を小
容量化することができる反面、測定可能なチャンネル数
が減少する問題がある。 【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、測定可能なチャンネル数の減少を有効に回避するこ
とができるピンマルチによる半導体試験装置を提案しよ
うとするものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、試験回路により、試験対
象にテスト波形を印加して応答を判定する半導体試験装
置において、試験回路は、試験対象の各端子にそれぞれ
割り当てられ、テスト波形生成用のデータ及び又は応答
波形検証用のデータを記録して、少なくとも2系統によ
り出力するパターンメモリと、パターンメモリからの一
方の系統の出力と、第1のタイミング信号とにより、第
1のテスト波形を生成する第1のテスト波形生成手段
と、パターンメモリからの他方の系統の出力と、第2の
タイミング信号とにより、第2のテスト波形を生成する
第2のテスト波形生成手段と、第1及び第2のテスト波
形を合成する波形合成手段と、パターンメモリからの他
方の系統の出力と、第2のタイミング信号とにより、端
子より得られる応答を判定する第1の判定手段と、パタ
ーンメモリからの一方の系統の出力と、第1のタイミン
グ信号とにより、端子より得られる応答を判定する第2
の判定手段とを備え、半導体試験装置は、第1の動作モ
ードにおいて、テスト波形生成用のデータ又は応答波形
検証用のデータに同期して、第1又は第2のタイミング
信号のみを第1のテスト波形生成手段又は第1の判定手
段に供給し、又はテスト波形生成用のデータ及び応答波
形検証用のデータに同期して、第1及び第2のタイミン
グ信号をそれぞれ第1のテスト波形生成手段及び第1の
判定手段に供給し、第2の動作モードにおいて、テスト
波形生成用のデータに同期して、テスト波形生成用のデ
ータのビット周期の前半側及び後半側において、それぞ
れ第1及び第2のタイミング信号を第1及び第2のテス
ト信号生成手段に供給し、又は応答波形検証用のデータ
に同期して、応答波形検証用のデータのビット周期の前
半側及び後半側において、それぞれ第1及び第2のタイ
ミング信号を第1及び第2の判定手段に供給する。 【0014】請求項1の構成によれば、試験回路によ
り、試験対象にテスト波形を印加して応答を判定する半
導体試験装置において、試験回路は、試験対象の各端子
にそれぞれ割り当てられ、テスト波形生成用のデータ及
び又は応答波形検証用のデータを記録して、少なくとも
2系統により出力するパターンメモリと、パターンメモ
リからの一方の系統の出力と、第1のタイミング信号と
により、第1のテスト波形を生成する第1のテスト波形
生成手段と、パターンメモリからの他方の系統の出力
と、第2のタイミング信号とにより、第2のテスト波形
を生成する第2のテスト波形生成手段と、第1及び第2
のテスト波形を合成する波形合成手段と、パターンメモ
リからの他方の系統の出力と、第2のタイミング信号と
により、端子より得られる応答を判定する第1の判定手
段と、パターンメモリからの一方の系統の出力と、第1
のタイミング信号とにより、端子より得られる応答を判
定する第2の判定手段とを備えることにより、必要に応
じて第1及び第2のタイミング信号のタイミングの設定
により、1つの試験回路内でピンマルチの処理を実行す
ることができる。すなわち第1の動作モードにおいて、
テスト波形生成用のデータ又は応答波形検証用のデータ
に同期して、第1又は第2のタイミング信号のみを第1
のテスト波形生成手段又は第1の判定手段に供給し、又
はテスト波形生成用のデータ及び応答波形検証用のデー
タに同期して、第1及び第2のタイミング信号をそれぞ
れ第1のテスト波形生成手段及び第1の判定手段に供給
することにより、パターンメモリからの出力データのビ
ット周期によるテスト波形を測定対象に印加し、またそ
の応答を判定することができ、これにより通常の動作に
より測定対象を検査することができる。また第2の動作
モードにおいて、テスト波形生成用のデータに同期し
て、テスト波形生成用のデータのビット周期の前半側及
び後半側において、それぞれ第1及び第2のタイミング
信号を第1及び第2のテスト信号生成手段に供給し、又
は応答波形検証用のデータに同期して、応答波形検証用
のデータのビット周期の前半側及び後半側において、そ
れぞれ第1及び第2のタイミング信号を第1及び第2の
判定手段に供給することにより、ピンマルチにより測定
対象にテスト波形を印加し、また応答を確認することが
できる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。 【0016】(1)実施の形態の構成 図1は、本発明の実施の形態に係る半導体試験装置を示
すブロック図である。この半導体試験装置21は、例え
ば論理回路による集積回路素子の試験に適用され、測定
対象の各端子にそれぞれ接続される複数の試験回路23
A、23B、……と、これら試験回路23A、23B、
……の周辺回路とにより構成される。 【0017】試験回路23A、23B、……は、それぞ
れ試験用のテスト波形を対応する端子に印加すると共
に、このテスト用波形の印加による応答を確認するよう
になされている。この半導体試験装置21において、こ
れら試験回路23A、23B、……は、同一に構成さ
れ、これにより以下の説明においては、試験回路23A
についてのみ構成を説明し、他の試験回路23B……に
ついては重複した説明を省略する。 【0018】試験回路23Aにおいて、パターンメモリ
24は、テスト波形生成用のデータPAT、EXP及び
又は応答波形検証用のデータPAT、EXPを記録し、
図示しないコントローラの制御により保持したデータを
順次出力するようになされている。フォーマット発生器
25A及び25Bは、それぞれパターンメモリ24より
出力されるテスト波形生成用のデータPAT、EXPの
論理値に応じて、タイミングジェネレータ(TG)26
から出力されるタイミング信号TG1、TG2及びTG
5及びTG6を2系統に選択して出力する。 【0019】ノア回路27A及び27Bは、それぞれフ
ォーマット発生器25A及び25Bから出力される各系
統の出力信号を入力して論理和の反転信号を生成し、R
Sフリップフロップ回路28は、このノア回路27A及
び27Bの出力信号をそれぞれセット端子S及びリセッ
ト端子Rに入力するようになされている。バッファ回路
29は、このRSフリップフロップ回路28の出力信号
S1を測定対象の端子に出力する。 【0020】これによりこの試験回路23Aにおいて
は、必要に応じて2系統のフォーマット発生器25A及
び25Bを交互に使用して、ピンマルチによるテスト信
号を測定対象に印加できるようになされている。 【0021】すなわちタイミングジェネレータ26は、
上位のコントローラにより設定される動作モード、各試
験回路23A、23Bより出力するテスト信号の変調方
式に応じて、タイミング信号TG1〜TG6のタイミン
グを切り換えて出力する。 【0022】ここで測定対象の各端子に1つのフォーマ
ット発生器25Aを割り当てるノーマルモード(第1の
動作モードである)による場合、タイミングジェネレー
タ26は、これら2系統のフォーマット発生器25A及
び25Bのうち、一方のフォーマット発生器25Aにつ
いてのみタイミング信号TG1、TG2を出力する。 【0023】すなわち図2は、試験回路23AよりNR
Z(Non Return to Zero)変調方式によるテスト波形を
出力する場合のタイムチャートであり、この場合、タイ
ミングジェネレータ26は、パターンメモリ24から出
力されるテスト波形生成用のデータPAT(図2
(A))に同期した所定のタイミングで、フォーマット
発生器25Aにタイミング信号TG1(図2(B))を
出力する。これによりこの試験回路23Aにおいては、
テスト波形生成用のデータPATの論理値に応じて、ノ
ア回路27A及び27Bを介してタイミング信号TG1
がRSフリップフロップ回路28に出力され、テスト波
形生成用のデータPATによるシリアルデータ列をNR
Z変調方式により変調してなるテスト波形信号S1(図
2(A))を測定対象に印加できるようになされてい
る。 【0024】これに対して第2の動作モードであるピン
マルチモードによる場合、タイミングジェネレータ26
は、同様にパターンメモリ4Aの出力データPAT、E
XPに同期して、パターンメモリ4Aの出力データPA
T、EXPの各ビット周期に対して、それぞれこの周期
の前半側及び後半側において、フォーマット発生器25
A及び25Bにタイミング信号TG1、TG2及びTG
5、TG6を出力し、これによりフォーマット発生器2
5A及び25Bを交互に動作させてテスト波形信号S1
を生成する。 【0025】すなわち図3は、このピンマルチモードよ
りNRZ変調方式によるテスト波形を出力する場合のタ
イムチャートであり、この場合、タイミングジェネレー
タ26は、パターンメモリ24から出力されるテスト波
形生成用のデータPAT、EXP(図3(A)及び
(B))に同期した所定のタイミングで、このデータP
AT、EXPの前半側でフォーマット発生器25Aにタ
イミング信号TG1(図3(C))を出力する。またこ
の周期の後半側でフォーマット発生器25Bにタイミン
グ信号TG5(図3(D))を出力する。 【0026】これによりこの試験回路23Aにおいて
は、テスト波形生成用のデータPAT及びEXPの論理
値に応じて、ノア回路27A及び27Bを介してタイミ
ング信号TG1及びTG5が交互にRSフリップフロッ
プ回路28に出力され、テスト波形生成用のデータPA
T及びEXPをビット毎に多重化してなるシリアルデー
タ列に対して、このシリアルデータ列をNRZ変調して
なるテスト波形信号S1(図3(E))を測定対象に印
加できるようになされている。 【0027】これに対して図4は、同様のピンマルチモ
ードよりRZ(Return to Zero)変調方式によるテスト
波形を出力する場合のタイムチャートであり、タイミン
グジェネレータ26は、この場合も、パターンメモリ2
4から出力されるテスト波形生成用のデータPAT、E
XP(図4(A)及び(B))に同期した所定のタイミ
ングで、このデータPAT、EXPの前半側でフォーマ
ット発生器25Aにタイミング信号TG1、TG2(図
4(C)及び(D))を出力し、またこの周期の後半側
でフォーマット発生器25Bにタイミング信号TG5、
TG6(図4(E)及び(F))を出力する。 【0028】これによりこの試験回路23Aにおいて
は、テスト波形生成用のデータPAT及びEXPの論理
値に応じて、ノア回路27A及び27Bを介してタイミ
ング信号TG1、TG2及びTG5、TG6が交互にR
Sフリップフロップ回路28に出力され、テスト波形生
成用のデータPAT及びEXPをビット毎に多重化して
なるシリアルデータ列に対して、このシリアルデータ列
をRZ変調してなるテスト波形信号S1(図4(G))
を測定対象に印加できるようになされている。なお図4
(H)は、ノーマルモードにおける対応するRZ変調方
式によるテスト波形信号S1である。 【0029】試験回路23Aにおいて(図1)、コンパ
レータ30A及び30Bは、測定対象より得られる応答
信号をそれぞれ第1及び第2のしきい値VOH及びVO
Lにより2値化して2値化信号HCOMP及びLCOM
Pを出力する。論理比較器31A及び31Bは、フォー
マット発生器25A及び25Bと同様に、タイミングジ
ェネレータ26から出力されるタイミング信号を基準に
した応答波形検証用のデータEXP及びPATの処理に
より、2値による応答波形を生成する。論理比較器31
A及び31Bは、この2値による応答波形を基準にし
て、コンパレータ30A及び30Bによる2値化信号H
COMP及びLCOMPを判定することにより、正しい
応答が得られたか否か判定し、判定結果PASS/FA
ILを出力する。オア回路32は、これら論理比較器3
1A及び31Bによる判定結果PASS/FAILの論
理和信号PASS/FAILを図示しないコントローラ
に出力する。 【0030】タイミングジェネレータ26は、これら論
理比較器31A及び31Bに対しても、ノーマルモード
において応答を確認する場合には、応答波形検証用のデ
ータEXPに同期して、一方の論理比較器31Aに対し
てのみタイミング信号TG5、TG6を出力するのに対
し、ピンマルチモードにおいて応答を確認する場合に
は、応答波形検証用のデータPAT、EXPに同期し
て、応答波形検証用のデータPAT、EXPの周期の前
半側及び後半側に纏めてそれぞれ論理比較器31A及び
31Bにタイミング信号TG5、TG6及びTG1、T
G2を出力する。 【0031】これらによりこの実施の形態において、パ
ターンメモリ24は、テスト波形生成用のデータ及び又
は応答波形検証用のデータを記録して、少なくとも2系
統により出力するように構成されるのに対し、フォーマ
ット発生器25A、RSフリップフロップ回路28は、
このパターンメモリ24からの一方の系統の出力と、第
1のタイミング信号TG1、TG2とにより、第1のテ
スト波形を生成する第1のテスト波形生成手段を構成す
るようになされている。またフォーマット発生器25
B、RSフリップフロップ回路28は、パターンメモリ
24からの他方の系統の出力と、第2のタイミング信号
TG5、TG6とにより、第2のテスト波形を生成する
第2のテスト波形生成手段を構成するようになされ、ノ
ア回路27A及び27Bは、これら第1及び第2のテス
ト波形を合成する波形合成手段を構成するようになされ
ている。 【0032】また論理比較器31Aは、コンパレータ3
0A及び30Bと共に、パターンメモリ24からの他方
の系統の出力と、第2のタイミング信号TG5、TG6
とにより、端子より得られる応答を判定する第1の判定
手段を構成するのに対し、論理比較器31Bは、コンパ
レータ30A及び30Bと共に、パターンメモリ24か
らの一方の系統の出力と、第1のタイミング信号TG
1、TG2とにより、端子より得られる応答を判定する
第2の判定手段を構成するようになされている。 【0033】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、この半導体試験装置21は、例え
ば集積回路素子の製造ラインにおいて、順次搬送される
集積回路素子を試験対象にして、この試験対象にテスト
波形を印加して応答を判定することにより、この試験対
象の良否を判定する。 【0034】半導体試験装置21において、パターンメ
モリ24からのデータ転送速度が測定対象の試験に十分
な場合、試験対象のテスト波形印加用端子に接続される
試験回路23Aにおいては、パターンメモリ24からフ
ォーマット発生器25Aにテスト波形生成用のデータP
ATが入力され、このテスト波形生成用のデータPAT
のビット周期で、テスト波形の変調方式に対応するタイ
ミング信号TG1、TG2がタイミングジェネレータ2
6からフォーマット発生器25Aに入力される。試験回
路23Aにおいては、このフォーマット発生器25Aに
おいて、テスト波形生成用のデータPATの論理値に応
じて、このタイミング信号TG1、TG2が選択的にR
Sフリップフロップ回路28のセット端子S及びリセッ
ト端子Rに供給され、これによりテスト波形生成用のデ
ータPATを対応する変調方式により変調してなるテス
ト波形が生成され、このテスト波形が対応する測定対象
の端子に印加される。 【0035】またこのようなテスト波形を印加して、こ
のテスト波形に対する応答を検出する試験回路23Aに
おいては、パターンメモリ24から論理比較器31Aに
応答波形検証用のデータEXPが入力され、またこの応
答波形検証用のデータEXPのビット周期で、タイミン
グ信号TG5、TG6がタイミングジェネレータ26か
ら論理比較器31Aに入力される。試験回路23Aにお
いては、この論理比較器31Aにおいて、フォーマット
発生器25Aと同様にして、予測される応答波形が生成
され、この応答波形と、コンパレータ30A、30Bを
介して得られる実際の応答波形とが比較され、この比較
結果により正しい応答が得られたか否か判断される。 【0036】これに対して例えば3ステートバッファ回
路等を介してなる入出力兼用の端子に接続される場合、
試験回路23Aにおいては、上述したテスト波形の生成
処理と、応答波形の判定処理とが1つの試験回路で実行
される。これらによりこの半導体試験装置21において
は、ノーマルモードにより各種処理を実行して、従来の
半導体試験装置と同様の処理を実行することができる。 【0037】これに対して端子に印加するテスト波形の
レートを増大させて試験する場合、この半導体試験装置
21においては、ピンマルチモードにより、パターンメ
モリ24からのデータ転送速度に対して、2倍のデータ
転送速度によりテスト波形を生成し、また応答波形を判
定する。 【0038】この場合、半導体試験装置21において、
テスト波形の印加に供する試験回路23Aにおいては、
パターンメモリ24からそれぞれフォーマット発生器2
5A及び25Bにテスト波形生成用のデータPAT、E
XPが同時並列的に供給される。またこのテスト波形生
成用のデータPAT、EXPに同期して、テスト波形生
成用のデータPAT、EXPのビット周期の前半側及び
後半側において、テスト波形の変調方式に対応するタイ
ミング信号TG1、TG2及びTG5、TG6がそれぞ
れタイミングジェネレータ26からフォーマット発生器
25A及び25Bに入力される。 【0039】試験回路23Aにおいては、フォーマット
発生器25A及び25Bにおいて、テスト波形生成用の
データPAT及びEXPの論理値に応じて、このタイミ
ング信号TG1、TG2及びTG5、TG6が選択的に
ノア回路27A及び27Bに入力され、ここでフォーマ
ット発生器25A及び25Bの各出力信号が合成され
る。またこの合成結果がRSフリップフロップ回路28
のセット端子S及びリセット端子Rに供給され、これに
よりテスト波形生成用のデータPATを対応する変調方
式により変調してなるテスト波形であって、ノーマルモ
ードの2倍のレートによるテスト波形が生成され、この
テスト波形が対応する測定対象の端子に印加される。 【0040】また応答波形を判定する試験回路23Aに
おいては、パターンメモリ24からそれぞれ論理比較器
31A及び31Bに応答波形検証用のデータEXP、P
ATが同時並列的に供給され、またこの応答波形検証用
のデータEXP、PATに同期して、テスト波形生成用
のデータEXP、PATのビット周期の前半側及び後半
側において、対応するタイミング信号TG5、TG6及
びTG1、TG2がそれぞれタイミングジェネレータ2
6から論理比較器31A及び31Bにに入力される。 【0041】試験回路23Aにおいては、それぞれ論理
比較器31A及び31Bにおいて、応答波形検証用のデ
ータEXP、PATに応じて予測される応答波形が生成
され、この応答波形が、コンパレータ30A、30Bを
介して得られる実際の応答波形と交互に比較され、この
比較結果により正しい応答が得られたか否か判断され
る。 【0042】これらによりこの試験回路23Aにおいて
は、ピンマルチモードにおいて、ノーマルモードの2倍
のレートによりテスト波形を生成し、また応答波形を判
定することができる。 【0043】このようにして処理するにつき、試験回路
23Aにおいては、ノーマルモードによりテスト波形を
生成し、また応答波形を確認するフォーマット発生器2
5A、論理比較器31Aに加えて、ピンマルチモードに
使用するフォーマット発生器25B、論理比較器31B
を備えることにより、他の試験回路の構成を利用するこ
となく、ピンマルチモードにより動作することができ
る。従って半導体試験装置21においては、測定可能な
チャンネル数の減少を有効に回避してピンマルチにより
試験することができる。 【0044】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、1つの試験回路に、テスト波形の
生成手段、応答波形の判定手段を2系統設けて処理する
ことにより、測定可能なチャンネル数の減少を有効に回
避してピンマルチによる各種試験対象を試験することが
できる。 【0045】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、1つの試験回路だけ
でRSフリップフロップ回路を駆動する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、さらに他の試験回路の
フォーマット発生器の出力と合成してRSフリップフロ
ップ回路を駆動するようにしてもよい。このようにすれ
ばパターンメモリの出力データに対して、レートを4倍
に設定してなるテスト波形を生成することができる。 【0046】また上述の実施の形態においては、ピンマ
ルチにおいては、1つの試験回路において、テスト波形
の生成又は応答波形の判定の何れかの処理のみを実行す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これ
らの処理を同時に実行するように構成してもよい。 【0047】 【発明の効果】上述のように本発明によれば、1つの試
験回路に、テスト波形の生成手段、応答波形の判定手段
を2系統設けて処理することにより、測定可能なチャン
ネル数の減少を有効に回避してピンマルチによる各種試
験対象を試験することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る半導体試験装置を示
すブロック図である。 【図2】図1の半導体試験装置におけるノーマルモード
の処理を示すタイムチャートである。 【図3】図1の半導体試験装置におけるピンマルチの処
理を示すタイムチャートである。 【図4】図1の半導体試験装置においてピンマルチによ
りRZ変調方式によるテスト波形の生成を示すタイムチ
ャートである。 【図5】従来のピンマルチによる半導体試験装置を示す
ブロック図である。 【符号の説明】 1、21……半導体試験装置、2……試験対象、3A、
3B、23A、23B……試験回路、4A、4B、24
……パターンメモリ、5A、5B、25A、25B……
フォーマット発生器、6、26……タイミングジェネレ
ータ、7A、7B、29……RSフリップフロップ、8
A、8B、28……バッファ回路、10A、10B、3
1A、31B……論理比較器、27A、27B……ノア
回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】試験回路により、試験対象にテスト波形を
    印加して応答を判定する半導体試験装置において、 前記試験回路は、 前記試験対象の各端子にそれぞれ割り当てられ、 テスト波形生成用のデータ及び又は応答波形検証用のデ
    ータを記録して、少なくとも2系統により出力するパタ
    ーンメモリと、 前記パターンメモリからの一方の系統の出力と、第1の
    タイミング信号とにより、第1のテスト波形を生成する
    第1のテスト波形生成手段と、 前記パターンメモリからの他方の系統の出力と、第2の
    タイミング信号とにより、第2のテスト波形を生成する
    第2のテスト波形生成手段と、 前記第1及び第2のテスト波形を合成する波形合成手段
    と、 前記パターンメモリからの他方の系統の出力と、第2の
    タイミング信号とにより、前記端子より得られる応答を
    判定する第1の判定手段と、 前記パターンメモリからの一方の系統の出力と、第1の
    タイミング信号とにより、前記端子より得られる応答を
    判定する第2の判定手段とを備え、 前記半導体試験装置は、 第1の動作モードにおいて、 前記テスト波形生成用のデータ又は前記応答波形検証用
    のデータに同期して、前記第1又は第2のタイミング信
    号のみを前記第1のテスト波形生成手段又は第1の判定
    手段に供給し、 又は前記テスト波形生成用のデータ及び前記応答波形検
    証用のデータに同期して、前記第1及び第2のタイミン
    グ信号をそれぞれ前記第1のテスト波形生成手段及び前
    記第1の判定手段に供給し、 第2の動作モードにおいて、 前記テスト波形生成用のデータに同期して、前記テスト
    波形生成用のデータのビット周期の前半及び後半におい
    て、それぞれ前記第1及び第2のタイミング信号を前記
    第1及び第2のテスト信号生成手段に供給し、 又は前記応答波形検証用のデータに同期して、前記応答
    波形検証用のデータのビット周期の前半及び後半におい
    て、それぞれ前記第2及び第1のタイミング信号を前記
    第1及び第2の判定手段に供給することを特徴とする半
    導体試験装置。
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