JP2003214964A - 回転センサ - Google Patents

回転センサ

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JP2003214964A
JP2003214964A JP2002014185A JP2002014185A JP2003214964A JP 2003214964 A JP2003214964 A JP 2003214964A JP 2002014185 A JP2002014185 A JP 2002014185A JP 2002014185 A JP2002014185 A JP 2002014185A JP 2003214964 A JP2003214964 A JP 2003214964A
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rotor
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Tomoaki Toratani
智明 虎谷
Hiroshi Morimoto
博 森本
Toshiro Yamamoto
敏郎 山本
Masahiro Hasegawa
正博 長谷川
Akira Noguchi
晃 野口
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/08Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque
    • B62D6/10Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque characterised by means for sensing or determining torque
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D15/00Steering not otherwise provided for
    • B62D15/02Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
    • B62D15/021Determination of steering angle
    • B62D15/0215Determination of steering angle by measuring on the steering column
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/107Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving potentiometric means

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転センサの基本特性を損なうことなく、耐
久性と出力信号の安定を図ることが可能な回転センサを
提供する。 【解決手段】 回転センサ1においては、ケース4は第
1及び第2のロータ2,3と協働して内部に環状の空間
Sを形成し、環状の空間Sには、表面に第1及び第2の
電気導体5a〜5fがそれぞれ複数形成され、第1のロ
ータ2と一体に回転する基板5、第1の電気導体5a,
5bとそれぞれ接触し、第1及び第2のロータの回転に
伴う情報を電圧の変化として検出する第1のブラシ6
a,6bを保持する第1の保持部材6及び第2の電気導
体5c〜5fとそれぞれ接触し、電力を供給したり、第
1及び第2のロータ2,3の回転に伴う情報を電圧の変
化として検出する第2のブラシ7a〜7dを保持する第
2の保持部材7、が配置されている。第2の電気導体の
電力を供給する電気導体は一部に導電性を有する合成樹
脂が被覆され、第1及び第2のロータが回転方向の中立
位置にあるとき、第2のブラシは導電性を有する合成樹
脂の上に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、回転センサに関す
る。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
地球環境問題への関心の高まりに伴い、自動車の排出ガ
スを低減する対策の1つとして、車体の軽量化に関する
研究が進んでいる。このような車体軽量化として、例え
ば、パワーステアリング装置を電動式とし、機械部品を
油圧ポンプで作動させることで適度なパワーアシストを
実現する際に用いられる油圧ポンプを不用とすることが
検討されている。 【0003】但し、パワーステアリング装置を電動式に
すると、アシスト力をコンピュータで計算するため、回
転センサ、即ち、ステアリング操作に伴う舵角を計測す
る舵角センサとトルクを計測するトルクセンサが必要と
なる。このような回転センサにおいては、ブラシと電気
導体とを用いることで、トルクや回転角度を検出するも
のがある。しかし、金属同士が接触するブラシと電気導
体は摩擦抵抗が大きいため、空気中の有機ガスによっ
て、ブラシと電気導体との摩擦部分でメカノケミカル反
応が引き起こされて絶縁皮膜が形成され、予期しない電
気抵抗の増大を招来することが考えられる。 【0004】このような電気抵抗の増大は、予めブラシ
の電気導体への接触力を大きく設定しておくことによっ
て回避することが可能である。しかし、このようにする
と電気導体の耐久性が低下して出力信号が不安定とな
り、回転センサを長期に亘って使用することができなく
なるという問題の発生が考えられる。この場合、電気導
体の摩擦係数を下げると共に、接触力を上げることが1
つの手段として考えられる。しかし、グリース等の液体
潤滑剤は、ブラシと電気導体との摩擦に起因して発生す
る磨耗粉を凝集し、却って電気導体の磨耗を促進させて
しまう。一方、テフロン(登録商標)を用いた潤滑剤
は、テフロン粒子そのものが絶縁性であるため、摩擦係
数は下がっても接触不良が発生し易くなる。 【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、回転センサの基本特性を損なうことなく、耐久性と
出力信号の安定を図ることが可能な回転センサを提供す
ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的を達成するため、互いに回転自在に組み付けられる第
1及び第2のロータ並びに前記第1及び第2のロータを
回動自在に保持するケースを備え、前記第1及び第2の
ロータは、トーションバーを介して連結された第1の回
転軸と第2の回転軸のそれぞれに取り付けられて一体に
回転すると共に、前記第1の回転軸が前記第2の回転軸
に対して相対回転するのに対応して所定角度内を相対回
転する回転センサであって、前記ケースは、前記第1及
び第2のロータと協働して内部に環状の空間を形成し、
該環状の空間には、表面に第1及び第2の電気導体がそ
れぞれ複数形成され、前記第1のロータと一体に回転す
る基板、前記第1の電気導体とそれぞれ接触し、前記第
1及び第2のロータの回転に伴う情報を電圧の変化とし
て検出する第1のブラシを保持する第1の保持部材及び
前記第2の電気導体とそれぞれ接触し、電力を供給した
り、前記第1及び第2のロータの回転に伴う情報を電圧
の変化として検出する第2のブラシを保持する第2の保
持部材、がそれぞれ配置され、前記第2の電気導体の電
力を供給する電気導体の一部に導電性を有する合成樹脂
が被覆され、前記第1及び第2のロータが回転方向の中
立位置にあるときに、前記第2の電気導体と接触する前
記第2のブラシは、前記導電性を有する合成樹脂の上に
位置する構成としたのである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の回転センサに係る
一実施形態として、例えば、トーションバーを介して連
結される自動車のステアリングシャフトとコラムシャフ
トとに跨って配置され、ハンドル操作に伴う舵角及びト
ルクを計測する回転センサを図1乃至図7に基づいて詳
細に説明する。 【0008】回転センサ1は、図1及び図3に示すよう
に、第1及び第2ロータ2,3、ケース4、基板5、保
持板6、固定基板7及びカップリング部材8を備えてい
る。第1ロータ2は、図1及び図3に示すように、第2
ロータ3と回転自在に組み付けられ、図示しないステア
リングシャフトに取り付けられる。第2ロータ3は、下
部に半径方向内方へ突出させたフランジ3a(図3参
照)を有し、図示しないコラムシャフトに取り付けられ
る。ここで、第1ロータ2と第2ロータ3は、図1及び
図3に示す回転軸Artに対して一体に回転すると共に、
前記ステアリングシャフトが前記コラムシャフトに対し
て相対回転するのに対応して所定角度内を相対回転す
る。 【0009】ケース4は、図1及び図3に示すように、
上ケース4aと下ケース4bを有し、第1及び第2ロー
タ2,3と協働して内部に環状の空間S(図3参照)を
形成する。空間Sには、後述する基板5、保持板6、固
定基板7及びカップリング部材8が配置される。基板5
は、第1ロータ2の下端外周に取り付けられて第1ロー
タ2と一体に回転する。基板5は、図3に示すように、
下面に第1の電気導体となるトルク検出用のスリップリ
ング5aとトルク信号伝達用のスリップリング5bが、
それぞれ内周側から半径の異なる同心円上に形成されて
いる。また、基板5は、上面に第2の電気導体となる電
力供給用のスリップリング5c、舵角検出用のスリップ
リング5d、グランド電源供給用のスリップリング5e
及びトルク信号伝達用のスリップリング5fが、それぞ
れ内周側から半径の異なる同心円上に形成されている。
これらのうち、スリップリング5a,5dを構成する電
気導体は、予め設定した所定の抵抗値を有している。ス
リップリング5a〜5fには、それぞれ目的に応じて所
定値の電圧が印加される。例えば、舵角検出用のスリッ
プリング5dは、図5に示すように、点Aに0ボルト、
点BにVボルトの電圧を印加すると、ポテンショメータ
の原理に従って、点A,B間の電圧が周方向に沿った長
さxに正比例して変化する。即ち、第1ロータ2が基板
5と一体に回転すると、後述するブラシ7bが当接して
いるスリップリング5dの周方向に沿った長さxが変化
し、長さxに対応した電圧として第1ロータ2の回転角
度が検出される。 【0010】ここで、スリップリング5a〜5fは、例
えば、電気電導性を有するNi等のメッキが施された銅
箔等を印刷或いは貼付したり、金属メッキによって形成
することができる。ここで、基板5に代えて図8に示す
基板15を使用してもよい。即ち、基板15は、下面に
第1の電気導体となるトルク検出用のスリップリング1
5aとトルク信号伝達用のスリップリング15bが、そ
れぞれ外周側から2本ずつ半径の異なる同心円上に形成
されている。また、基板15は、上面に第2の電気導体
となるグランド電源供給用のスリップリング15c、電
力供給用のスリップリング15d、舵角検出用のスリッ
プリング15e及びトルク信号伝達用の2本のスリップ
リング15fが、それぞれ内周側から半径の異なる同心
円上に形成されている。従って、第2の電気導体につい
て見ると、グランド電源供給用のスリップリング15c
及び電力供給用のスリップリング15dは、半径方向最
も内周側に形成されている。 【0011】そして、スリップリング15a〜15fの
うち、トルク検出用のスリップリング15a、トルク信
号伝達用のスリップリング15b、舵角検出用のスリッ
プリング15e及びトルク信号伝達用の2本のスリップ
リング15fには、摩擦抵抗が小さく、導電性を有する
カーボンが混入されたフェノール系の合成樹脂16が被
覆されている。一方、グランド電源供給用のスリップリ
ング15c及び電力供給用のスリップリング15dに
は、4本以上のブラシ7a,7bが接触するように構成
されている。また、グランド電源供給用のスリップリン
グ15c及び電力供給用のスリップリング15dは、全
周又は一部に合成樹脂16が被覆され、第1及び第2ロ
ータ2,3が回転方向の中立位置にあるときに、グラン
ド電源供給用又は電力供給用のスリップリング15c,
15dと接触する4本以上のブラシ7a,7bは、合成
樹脂16の上に位置するように固定基板7に配置する。 【0012】ここで、第1及び第2ロータ2,3が回転
方向の中立位置にあるときとは、例えば、回転センサ1
を自動車に使用したときに、ステアリングハンドルが直
進状態にあるときのように、両ロータ2,3が回転して
いない初期状態の位置にあるときをいう。従って、基板
15を用いた回転センサ1は、ブラシが合成樹脂16を
介して対応するスリップリングと接触するため、メカノ
ケミカル反応の発生が防止されるうえ、ブラシの接触力
を大きく設定する必要もない。このため、基板15を用
いた回転センサ1は、スリップリング15アクション,
15b,15e,15fの耐久性が向上して出力信号が
安定し、長期に亘って使用することができる。しかも、
グランド電源供給用のスリップリング15c及び電力供
給用のスリップリング15dには、第1及び第2ロータ
2,3が回転方向の中立位置にあるときに、合成樹脂1
6を介して4本以上のブラシ7a,7bが接触するよう
に構成されている。このため、基板15は、ブラシ7
a,7bとスリップリング15c,15dとが摺動する
機会が多い中立位置においては、合成樹脂16を介して
各スリップリング15c,15dに少なくとも1つのブ
ラシ7a,7bが接触している。従って、基板15は、
ブラシ7a,7bとスリップリング15c,15dとの
接触安定性が向上する。しかも、各スリップリング15
c,15dには、複数のブラシ7a,7bが接触してい
るので、1ヶ所で接触不良が発生しても他の箇所で接触
が確保されるため、信号のノイズを低減することができ
る。 【0013】また、基板15は、電力供給用のスリップ
リング15dとグランド電源供給用のスリップリング1
5cとの間にコンデンサを電気的に介在させるとよい。
このようにすると、回転センサ1は、仮にグランド電源
供給用のスリップリング15cと電力供給用のスリップ
リング15dとの間で接触不良が発生しても、短時間で
あれば、スリップリング15c,15dに前記コンデン
サから電気を供給できるので、ノイズを更に低減するこ
とができる。 【0014】保持板6は、第1の保持部材となる円板状
の部材で、図3に示すように、上面にトルク検出用のブ
ラシ6aとトルク信号伝達用のブラシ6bが保持されて
いる。ブラシ6a,6bは、それぞれスリップリング5
a,5bに接触して電気的に接続され、第1及び第2ロ
ータ2,3の回転に伴う情報を電圧の変化として検出す
る第1のブラシである。特に、トルク検出用のブラシ6
aは、第1及び第2ロータ2,3の相対回転に伴う角度
差に応じた電圧を検出する。このようにして検出された
角度差に応じた電圧は、ブラシ6a→スリップリング5
a→スリップリング5e→ブラシ7c→後述するトルク
信号出力ケーブル1dを経て、また、ブラシ6b→スリ
ップリング5b→スリップリング5f→後述するブラシ
7d→後述するトルク信号出力ケーブル1dを経て、そ
れぞれ外部の演算処理装置11(図1参照)へ出力され
る。このとき、演算処理装置11は、角度信号出力ケー
ブル1b及びトルク信号出力ケーブル1dから出力され
る各信号に基づき、回転センサ1におけるロータ2,3
の回転角度と相対回転に伴うトルクを演算するもので、
マイコンチップ(CPU)等が使用される。 【0015】固定基板7は、上ケース4aと下ケース4
bとの間に支持され、第2の保持部材となる円板で、下
面に電力供給用のブラシ7a、角度検出用のブラシ7
b、グランド電源供給用のブラシ7c及びトルク信号伝
達用のブラシ7dが、それぞれ内周側から外周側にこの
順序で保持されている。ブラシ7a〜7dは、それぞれ
スリップリング5c〜5fと接触して電気的に接続さ
れ、第1及び第2ロータ2,3の回転に伴う情報を電圧
の変化として検出する第2のブラシである。また、ブラ
シ7a〜7dは、それぞれ図1に示す電力ケーブル1
a、角度信号出力ケーブル1b、グランド電源入力ケー
ブル1c及びトルク信号出力ケーブル1dが接続されて
いる。 【0016】カップリング部材8は、ステンレス等の金
属やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等のプラス
チックから成形され、第2ロータ3と保持板6との間を
弾性的に連結する弾性連結部材である。カップリング部
材8は、図2乃至図4に示すように、リング状の本体8
aの外周に、2つの第1弾性片8bと2つの第2弾性片
8cがそれぞれ対向配置され、第1弾性片8bと第2弾
性片8cは90度の中心角を置いて配置されている。但
し、図3に示すカップリング部材8は、右半側と左半側
とを90度ずらした断面とし、第1弾性片8bと第2弾
性片8cの双方を示している。第1弾性片8bは、先端
側に2つのねじ孔8dを有し、半径方向外方へ湾曲させ
ると共に、外方へ突出させて形成され、保持板6の内周
上面にねじ止めされる。第2弾性片8cは、先端側に2
つのねじ孔8eを有し、半径方向内方へ湾曲させると共
に、内方へ突出させて形成され、フランジ3aの下面に
ねじ止めされる。カップリング部材8は、このように構
成することで、保持板6が回転する方向には剛性が高
く、ロータ2,3の回転軸Artと垂直な板面方向の変位
に対しては剛性が低い構造となる。このため、カップリ
ング部材8は、図示しないコラムシャフトから第2ロー
タ3に伝達された回転を保持板6に伝達しつつ、図示し
ないステアリングシャフトとコラムシャフトとの間の軸
ずれを吸収することができる。 【0017】但し、カップリング部材8は、前記のよう
に図示しないステアリングシャフトとコラムシャフトと
の間の軸ずれを吸収する機能を有するから、回転センサ
1に必須のものではない。従って、以上のように構成さ
れる回転センサ1においては、前記ステアリングシャフ
トが所定のトルク内で回転している場合には、トーショ
ンバーを介して前記コラムシャフトにそのトルクが伝達
され、前記ステアリングシャフトと前記コラムシャフ
ト、従ってロータ2,3が一体に回転する。一方、前記
ステアリングシャフトが、所定のトルクを超えて回転す
ると、前記コラムシャフトとの間に回転のずれが生じ、
第1ロータ2と第2ロータ3とが所定角度内を相対回転
する。 【0018】上記のような各回転状況の際に、回転セン
サ1においては、角度信号出力ケーブル1b及びトルク
信号出力ケーブル1dから角度信号及びトルク信号が出
力され、演算処理装置11においてロータ2,3の回転
角度と相対回転に伴うトルクが演算される。ここで、弾
性連結部材は、図6及び図8に示すカップリング部材1
0のように、ステンレス等の金属からなる四角形の板を
打ち抜くと共に折り曲げ加工し、板面から立ち上がる2
つの第1弾性片10aと2つの第2弾性片10bをそれ
ぞれ外縁側に対向させて形成し、図6に斜線で示す部分
を開口10cとする構造としてもよい。そして、カップ
リング部材10は、連結片10dで第2ロータ3のフラ
ンジ3a下面に、連結片10eで保持板6の内周上面
に、それぞれねじ止めする。このような構造とすること
により、カップリング部材10は、カップリング部材8
に比べて製作が容易で安価になる。 【0019】尚、上記実施形態の回転センサは、自動車
のステアリングシャフトとコラムシャフトとに跨って配
置され、ハンドル操作に伴う舵角及びトルクを計測する
ものについて説明した。しかし、本発明の回転センサ
は、例えば、ロボットアームのように、互いに回転する
2つの回転軸間の回転角度やトルクを求めるものであれ
ば、どのようなものにも使用できる。 【0020】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、回転センサの
基本特性を損なうことなく、耐久性と出力信号の安定を
図ることが可能な回転センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の回転センサの外観を示す斜視図であ
る。 【図2】図1の回転センサで使用する弾性部材の斜視図
である。 【図3】図1の回転センサを直径に沿って切断した断面
正面図である。 【図4】図3の回転センサをA−A線に沿って切断した
断面図である。 【図5】スリップリングの長さに基づいて第1のロータ
の回転角度を検出する原理を説明する説明図である。 【図6】弾性部材の他の形態を示す斜視図である。 【図7】図6の弾性部材を用いた回転センサの図4に対
応する断面図である。 【図8】本発明の回転センサで用いる基板の断面図であ
る。 【符号の説明】 1 回転センサ 2 第1ロータ 3 第2ロータ 4 ケース 5 基板 5a トルク検出用のスリップリング(第
1の電気導体) 5b トルク信号伝達用のスリップリング
(第1の電気導体) 5c 電力供給用のスリップリング(第2
の電気導体) 5d 舵角検出用のスリップリング(第2
の電気導体) 5e グランド電源供給用のスリップリン
グ(第2の電気導体) 5f トルク信号伝達用のスリップリング
(第2の電気導体) 6 保持板(第1の保持部材) 6a トルク検出用のブラシ(第1のブラ
シ) 6b トルク信号伝達用のブラシ(第1の
ブラシ) 7 固定基板(第2の保持部材) 7a 電力供給用のブラシ(第2のブラ
シ) 7b 角度検出用のブラシ(第2のブラ
シ) 7c グランド電源供給用のブラシ(第2
のブラシ) 7d トルク信号伝達用のブラシ(第2の
ブラシ) 8 カップリング部材(弾性連結部材) 8b 第1弾性片 8c 第2弾性片 10 カップリング部材(弾性連結部材) 10a 第1弾性片 10b 第2弾性片 11 演算処理装置 15 基板 15a トルク検出用のスリップリング(第
1の電気導体) 15b トルク信号伝達用のスリップリング
(第1の電気導体) 15c グランド電源供給用のスリップリン
グ(第2の電気導体) 15d 電力供給用のスリップリング(第2
の電気導体) 15e 舵角検出用のスリップリング(第2
の電気導体) 15f トルク信号伝達用のスリップリング
(第2の電気導体) 16 合成樹脂(導電性を有する) S 環状の空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 敏郎 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 正博 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 野口 晃 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA35 AA36 BA08 CA29 DA02 FA01 KA01 2F077 AA42 CC02 EE02 NN13 PP03 VV02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 互いに回転自在に組み付けられる第1及
    び第2のロータ並びに前記第1及び第2のロータを回動
    自在に保持するケースを備え、前記第1及び第2のロー
    タは、トーションバーを介して連結された第1の回転軸
    と第2の回転軸のそれぞれに取り付けられて一体に回転
    すると共に、前記第1の回転軸が前記第2の回転軸に対
    して相対回転するのに対応して所定角度内を相対回転す
    る回転センサであって、 前記ケースは、前記第1及び第2のロータと協働して内
    部に環状の空間を形成し、該環状の空間には、表面に第
    1及び第2の電気導体がそれぞれ複数形成され、前記第
    1のロータと一体に回転する基板、前記第1の電気導体
    とそれぞれ接触し、前記第1及び第2のロータの回転に
    伴う情報を電圧の変化として検出する第1のブラシを保
    持する第1の保持部材及び前記第2の電気導体とそれぞ
    れ接触し、電力を供給したり、前記第1及び第2のロー
    タの回転に伴う情報を電圧の変化として検出する第2の
    ブラシを保持する第2の保持部材、がそれぞれ配置さ
    れ、 前記第2の電気導体の電力を供給する電気導体の一部に
    導電性を有する合成樹脂が被覆され、前記第1及び第2
    のロータが回転方向の中立位置にあるときに、前記第2
    の電気導体と接触する前記第2のブラシは、前記導電性
    を有する合成樹脂の上に位置することを特徴とする回転
    センサ。
JP2002014185A 2001-07-25 2002-01-23 回転センサ Pending JP2003214964A (ja)

Priority Applications (4)

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