JP2007141668A - ロータリコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】部材の誤差を吸収することができ、リング状接続端子を介したリング状内側端子とリング状外側端子との電気的接続が瞬間的にも切断されることがない、電気的接続の信頼性が高く、構造が簡素で、コストが低く、適用範囲の広いようにする。
【解決手段】相互に回転する二つの接続対象部材の配線を電気的に接続するロータリコネクタであって、円形の内周面を備え、一方の接続対象部材の配線に接続されたリング状外側端子と、該リング状外側端子の内周面と同心円をなす円形の外周面を備え、他方の接続対象部材の配線に接続されたリング状内側端子と、前記リング状外側端子とリング状内側端子とを電気的に接続する回転可能なリング状接続端子とを有し、該リング状接続端子は、半径方向に弾性的に変形し、その外周部が前記リング状外側端子の内周面及びリング状内側端子の外周面に当接する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータリコネクタに関するものである。
従来、相互に回転する部材間で電力線、信号線等を電気的に接続するためにロータリコネクタが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。このようなロータリコネクタは、部材間の回転角度に拘(かか)わらず、電気的な接続を維持することができる。
図13は従来のロータリコネクタの主要部の平面図である。
図において、301は導電性金属から成る内側リングであり、ロータリコネクタが取付けられる一方の部材が備える配線の1本に接続されている。また、302は導電性金属から成る外側リングであり、ロータリコネクタが取付けられる他方の部材が備える配線の1本に接続されている。この場合、前記内側リング301及び外側リング302は同心円を構成するように配設され、前記一方の部材及び他方の部材は、内側リング301及び外側リング302の中心軸を中心として相対的に回転する。
また、内側リング301及び外側リング302の間には、円環状のリテーナ303が内側リング301及び外側リング302に対して回転可能に配設され、前記リテーナ303に導電性金属から成る車輪304が取付けられている。該車輪304は、3ヶ所において、取付軸305を介して、リテーナ303に対して回転可能に取付けられている。
そして、前記車輪304は、内側リング301及び外側リング302が相対的に回転すると、内側リング301の外周面及び外側リング302の内周面に沿って転動する。これにより、前記車輪304は、相対的に回転する内側リング301と外側リング302とを回転角度に拘わらず電気的に接続することができる。
特開平5−82223号公報
しかしながら、前記従来のロータリコネクタにおいては、車輪304が剛体であり、半径方向に変形しないので、内側リング301と外側リング302との電気的接続が瞬間的に切断してしまうことがある。理論上は、内側リング301の外周の半径と外側リング302の内周の半径との差分に等しい直径を備える車輪304が、内側リング301の外周と外側リング302の内周との間に等間隔で3ヶ所に転動可能に配設されているならば、内側リング301と外側リング302とは、車輪304を介して常に電気的接続されることとなる。しかし、実際上は、内側リング301、外側リング302及び車輪304の製造上及び組立上の寸法誤差によって、内側リング301、外側リング302及び車輪304の間にがたつきが発生してしまう。そのため、ロータリコネクタの使用中に、瞬間的にではあっても、すべての車輪304が内側リング301の外周面又は外側リング302の内周面と離れてしまい、電気的接続が切断されてしまうことがある。
そこで、特許文献1に記載のロータリコネクタにおいては、電気的接続の信頼性を高めるために、車輪304の最外周のフランジ部分が両側から内側リング301及び外側リング302の側面を挟込むようにして、内側リング301及び外側リング302の側面に摺(しゅう)接するようになっている。しかし、車輪304のフランジ部分が両側から内側リング301及び外側リング302の側面に摺接するので、内側リング301と外側リング302とが相対的に回転する際の抵抗が大きくなってしまう。また、車輪304のフランジ部分や、内側リング301及び外側リング302の側面が摩滅してしまい、長期間使用すると、接触不良が発生してしまう。
本発明は、前記従来のロータリコネクタの問題点を解決して、リング状内側端子の外周部とリング状外側端子の内周部とに当接するリング状接続端子を半径方向に弾性的に変形することができるようにして、部材の誤差を吸収することができ、リング状接続端子を介したリング状内側端子とリング状外側端子との電気的接続が瞬間的にも切断されることがない、電気的接続の信頼性が高く、構造が簡素で、コストが低く、適用範囲の広いロータリコネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のロータリコネクタにおいては、相互に回転する2つの接続対象部材の配線を電気的に接続するロータリコネクタであって、円形の内周部を備え、一方の接続対象部材の配線に接続されたリング状外側端子と、該リング状外側端子の内周部と同心円をなす円形の外周部を備え、他方の接続対象部材の配線に接続されたリング状内側端子と、前記リング状外側端子とリング状内側端子とを電気的に接続する回転可能なリング状接続端子とを有し、該リング状接続端子は、半径方向に弾性的に変形し、その外周部が前記リング状外側端子の内周部及びリング状内側端子の外周部に当接する。
本発明の他のロータリコネクタにおいては、さらに、前記リング状接続端子は、前記リング状外側端子とリング状内側端子とが相対的に回転すると、前記リング状外側端子の内周部及びリング状内側端子の外周部上を半径方向に弾性的に変形しながら転動する。
本発明の更に他のロータリコネクタにおいては、さらに、前記リング状接続端子は、前記リング状外側端子及びリング状内側端子の軸と平行に延在する棒状軸受部材の周囲に回転可能に、かつ、半径方向に弾性的に変形可能に取付けられる。
本発明の更に他のロータリコネクタにおいては、さらに、前記リング状接続端子は、前記リング状外側端子及びリング状内側端子と交互に積層される絶縁体によって前記軸方向に位置決めされる。
本発明の更に他のロータリコネクタにおいては、さらに、前記リング状外側端子は、該リング状外側端子の内周部より径の小さな内周部を備えるリング状外側絶縁体と交互に積層され、前記リング状内側端子は、該リング状内側端子の外周部より径の大きな外周部を備えるリング状内側絶縁体と交互に積層され、前記リング状接続端子は、前記リング状外側絶縁体及びリング状内側絶縁体によって前記軸方向に位置決めされる。
本発明の更に他のロータリコネクタにおいては、さらに、前記リング状外側端子及びリング状内側端子は、リング状外側端子の内周部より径の大きな外周部、リング状内側端子の外周部より径の小さな内周部、及び、前記棒状軸受部材が挿入される開口を備えるリング状中間絶縁体と交互に積層され、前記リング状接続端子は、前記開口の端部で支持され、前記リング状中間絶縁体によって前記軸方向に位置決めされる。
本発明によれば、ロータリコネクタは、リング状内側端子の外周部とリング状外側端子の内周部とに当接するリング状接続端子が、半径方向に弾性的に変形することができるようになっている。そのため、部材の誤差を吸収することができ、リング状接続端子を介したリング状内側端子とリング状外側端子との電気的接続が瞬間的にも切断されることがない、電気的接続の信頼性が高く、構造が簡素で、コストが低く、適用範囲の広いロータリコネクタを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの内部を示す斜視図、図2は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの斜視図、図3は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの横断面図、図4は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの側断面図、図5は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタのリング状内側端子の平面図、図6は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタのリング状外側端子の平面図、図7は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの内側リング状スペーサの平面図、図8は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの外側リング状スペーサの平面図である。
図において、10は本実施の形態におけるロータリコネクタであり、相互に回転する接続対象部材間で電力線、信号線等の配線を電気的に接続するために使用される。前記相互に回転する接続対象部材は、いかなる種類の装置における部材であってもよいし、いかなる大きさの部材であってもよい。例えば、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレーヤ、携帯用ゲーム機等の小型の電子機器においてヒンジ部材等によって回転可能に連結される本体部及びディスプレイ部であってもよい。また、自動車のステアリングホイールと、該ステアリングホイールを回転可能に支持するステアリングコラムであってもよい。さらに、組立ロボット、工作機械等の大型装置における回転部材及びその支持部材であってもよい。
なお、本実施の形態において、ロータリコネクタ10の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、ロータリコネクタ10が図に示される姿勢である場合に適切であるが、ロータリコネクタ10の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記ロータリコネクタ10は、図2に示されるように、合成樹脂等の絶縁性材料によって形成され、一方の部材に取付けられるカバー11を有する。該カバー11は、略円筒形であり、ロータリコネクタ10の軸方向に関する中心部の両側から外方へ延在する翼状の取付部12を備える。該取付部12は、カバー11を前記一方の接続対象部材に取付けるためのものであるが、その形状や部位は適宜変更することができ、さらに、省略することもできる。そして、前記カバー11及び取付部12は、ロータリコネクタ10の軸方向に関する中心部で前後に分割されており、前方カバー11b及び後方カバー11a並びに前方取付部12b及び後方取付部12aから成る。
ここで、前記ロータリコネクタ10は、図1に示されるように、カバー11の内部に配設された複数のリング状外側端子31を有する。該リング状外側端子31は、円形の内周部としての内周面、及び、カバー11の下面から下方に突出する接続脚34を備える。そして、該接続脚34の下端は、前記一方の接続対象部材が備える図示されない回路基板等の表面に形成された接続パッドにはんだ付等の接続手段によって接続される。これにより、前記リング状外側端子31は、前記一方の接続対象部材が備える回路基板等の備える配線に電気的に接続される。
また、前記ロータリコネクタ10は、図2及び4に示されるように、合成樹脂等の絶縁性材料によって形成され、他方の接続対象部材に取付けられる前方シャフト15b及び後方シャフト15aを有する。前記前方シャフト15b及び後方シャフト15aは、前方カバー11bの開口14b及び後方カバー11aの開口14aから、各々、前方及び後方に突出するように配設される。
さらに、前記ロータリコネクタ10は、図1に示されるように、カバー11の内部においてリング状外側端子31の内側に回転可能に配設された複数のリング状内側端子21を有する。ここで、該リング状内側端子21は、円形の外周部としての外周面を備え、該円形の外周面がリング状外側端子31の円形の内周面と同心円をなすように配設されている。そして、前記前方シャフト15b及び後方シャフト15aは、前方フランジ17b及び後方フランジ17aを備え、前記前方フランジ17b及び後方フランジ17aがリング状内側端子21とともに回転するように取付けられている。さらに、前記前方シャフト15b及び後方シャフト15aは、前記他方の接続対象部材が備える図示されない回路基板等を収容するための前方凹部16b及び後方凹部16aを備え、リング状内側端子21の接続脚24の先端が、前記前方凹部16b及び後方凹部16aに収容された回路基板等の表面に形成された接続パッドにはんだ付等の接続手段によって接続される。これにより、前記リング状内側端子21は、前記他方の接続対象部材が備える回路基板等の備える配線に電気的に接続される。なお、前記前方シャフト15b及び後方シャフト15a、前方凹部16b及び後方凹部16a並びに前方フランジ17b及び後方フランジ17aを統合的に説明する場合には、シャフト15、凹部16及びフランジ17として説明する。
ここで、リング状外側端子31は、図6に示されるように、中央に円形の穴部32を備える環状の導電性金属板から成る。なお、前記穴部32の周面がリング状外側端子31の内周面に相当する。さらに、リング状外側端子31は、図における下方に突出する2本の接続脚34を備える。なお、該接続脚34の数は、任意に設定することができ、1本であってもよいし、3本以上であってもよい。また、リング状外側端子31の外周面には、係合凹部33が3つ形成されている。該係合凹部33は、図3に示されるように、リング状外側端子31が後方カバー11aの内部に配設された際に該後方カバー11aの内周面から突出する係合凸部13と係合し、後方カバー11aに対するリング状外側端子31の回転を防止する。すなわち、該リング状外側端子31の回り止めとして機能する。なお、係合凹部33及び係合凸部13の数及び配置は、任意に設定することができる。また、前記前方カバー11bも、前記係合凸部13と同様の図示されない係合凸部を備える。
そして、前記リング状外側端子31は、図1に示されるように、複数枚が積層された状態でカバー11内に配設される。この場合、隣接するリング状外側端子31同士の間には、絶縁体としてのリング状外側絶縁体36が介在し、隣接するリング状外側端子31同士が導通することを防止する。前記リング状外側絶縁体36は、絶縁性材料から成り、図8に示されるように、中央に円形の穴部37を備える環状の板部材であり、外周面には係合凹部38を備える。該係合凹部38は、リング状外側端子31の係合凹部33と同様の位置に同様の寸法で形成され、後方カバー11aの係合凸部13及び前方カバー11bの係合凸部と係合して、リング状外側絶縁体36の回転を防止する。
ここで、該リング状外側絶縁体36は、外径がリング状外側端子31の外径と等しく、内径がリング状外側端子31の内径よりわずかに小さくなるように形成される。すなわち、リング状外側絶縁体36の穴部37の径は、リング状外側端子31の穴部32の径よりわずかに小さくなっている。そのため、図1に示されるように、リング状外側端子31とリング状外側絶縁体36とが交互に積重ねられるように積層された状態で、リング状外側絶縁体36の内周端がリング状外側端子31の内周端よりわずかに内方に突出し、リング状外側端子31の内周面に当接するリング状接続端子42の両側に位置し、該リング状接続端子42のロータリコネクタ10の軸方向に関する移動を規制する。すなわち、リング状接続端子42のロータリコネクタ10の軸方向に関する位置決部材として機能する。
また、リング状内側端子21は、図5に示されるように、中央に半円形の穴部22を備える環状の導電性金属板から成り、穴部22内において、図5における下方に突出する1本の接続脚24を備える。ここで、接続脚24は突出部24aと接続端部24bとを備え、接続端部24bが穴部22に配置された回路基板の接続パットに接続される。前述のように、この回路基板は前方凹部16b及び後方凹部16aに収容され、そこから接続対象の回路に繋がれる。このようにすれば、比較的簡単な構成でリング状内側端子21から接続対象への回路を形成できる。なお、該接続脚24の数は、任意に設定することができ、2本以上であってもよい。また、穴部22の反対側には、円形の係合穴23が2つ形成されている。該係合穴23には、図1及び3に示されるように、絶縁性材料から成る円柱状の棒状軸受部材としてのシャフトベアリング41が挿入されて係合する。該シャフトベアリング41は、ロータリコネクタ10の軸方向に延在し、その両端は、前方シャフト15bの前方フランジ17b及び後方シャフト15aの後方フランジ17aに係合されている。そのため、リング状内側端子21は、前方シャフト15b及び後方シャフト15aとともに回転する。
そして、前記リング状内側端子21は、図1に示されるように、カバー11内において、複数枚が積層された状態でリング状外側端子31の穴部32及びリング状外側絶縁体36の穴部37によって形成される円筒状の空間内に配設される。この場合、隣接するリング状内側端子21同士の間には、絶縁体としてのリング状内側絶縁体26が介在し、隣接するリング状内側端子21同士が導通することを防止する。前記リング状内側絶縁体26は、絶縁性材料から成り、図7に示されるように、中央に半円形の穴部27を備える環状の板部材であり、穴部27の反対側には、円形の係合穴28を備える。該係合穴28は、リング状内側端子21の係合穴23と同様の位置に同様の寸法で形成され、シャフトベアリング41が挿入されて係合する。これにより、リング状内側絶縁体26は、リング状内側端子21と積層された状態で、前方シャフト15b及び後方シャフト15aとともに回転する。
ここで、前記リング状内側絶縁体26は、外径がリング状内側端子21の外径よりわずかに大きくなるように形成される。すなわち、リング状外側絶縁体36の穴部37の径は、リング状外側端子31の穴部32の径よりわずかに小さくなっている。そのため、図1に示されるように、リング状内側端子21とリング状内側絶縁体26とが交互に積重ねられるように積層された状態で、リング状内側絶縁体26の外周端がリング状内側端子21の外周端よりわずかに外方に突出し、リング状内側端子21の外周面に当接するリング状接続端子42の両側に位置し、該リング状接続端子42のロータリコネクタ10の軸方向に関する移動を規制する。すなわち、リング状接続端子42のロータリコネクタ10の軸方向に関する位置決部材として機能する。
なお、図1に示されるように、リング状外側端子31及びリング状外側絶縁体36並びにリング状内側端子21及びリング状内側絶縁体26をカバー11内に配設した状態では、ロータリコネクタ10の軸方向に関し、リング状外側端子31とリング状内側端子21との位置が対応し、リング状外側絶縁体36とリング状内側絶縁体26との位置が対応する。すなわち、リング状外側端子31とリング状内側端子21とが互いに向い合い、リング状外側絶縁体36とリング状内側絶縁体26とが互いに向い合う位置関係となる。そして、互いに向い合うリング状外側端子31とリング状内側端子21との間にリング状接続端子42が配設される。
ここで、該リング状接続端子42は、弾性を有する導電性金属から成るリング状の部材であり、半径方向に弾性的に変形することができる。すなわち、半径方向の外力を受けると半径方向に撓(たわ)み、外力が消滅すると元の形状に復帰する。そのため、前記リング状接続端子42は、半径方向の肉厚が薄いものであり、かつ、継ぎ目のないリングであることが望ましく、例えば、薄肉のシームレス金属パイプを輪切りにすることによって、製造することができる。例えば、ロータリコネクタ10が携帯電話機のような小型の電子機器に使用される場合、リング状接続端子42は、外形が0.5〔mm〕程度で、肉厚が0.01〔mm〕程度の寸法を有するものとなる。このような小径で薄肉の金属パイプ又は金属リングは、例えば、電鋳によって製造することができる。
そして、リング状接続端子42は、例えばパイプ状の接続端子ではそのパイプ外周面がリング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面とに当接するように配設される。この場合、リング状接続端子42の外径は、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面との間隔より大きくなるように設定されている。すなわち、リング状外側端子31の穴部32の内径とリング状内側端子21の外径との差分の2分の1以上の寸法になっている。そのため、リング状接続端子42は、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面とによって半径方向の外力を受けて半径方向に撓んだ状態になっている。そして、リング状外側端子31とリング状内側端子21とが相対的に回転すると、リング状接続端子42は、リング状外側端子31の内周面上及びリング状内側端子21の外周面上を転動する。
なお、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面との間隔が基準値より短くなった場合、リング状接続端子42は、撓み量が大きくなってリング状外側端子31の内周面及びリング状内側端子21の外周面との当接を維持し、前記間隔が基準値より長くなった場合、リング状接続端子42は、撓み量が小さくなってリング状外側端子31の内周面及びリング状内側端子21の外周面との当接を維持する。このように、リング状接続端子42が半径方向に弾性的に変形することができるので、リング状接続端子42を介してのリング状外側端子31とリング状内側端子21との電気的接続は、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面との間隔に変動があっても、確実に維持される。
また、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面との間には、複数本、例えば、6本のシャフトベアリング41が等間隔で配設されている。なお、該シャフトベアリング41は、図4に示されるように、両端が前方カバー11b及び後方カバー11a内に装着されたリング状のベアリングスリーブ45に取付けられる。これにより、各シャフトベアリング41の相互の位置関係は一定に保持される。そして、いくつか、例えば、3本のシャフトベアリング41の周囲には、リング状接続端子42が緩やかに取付けられている。そのため、リング状接続端子42は、シャフトベアリング41の周囲を自由に回転することができ、かつ、前述のように、半径方向に弾性的に変形することができる。すなわち、シャフトベアリング41の径は、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面との間隔よりも小さく、かつ、リング状接続端子42の径よりも小さくなっている。なお、リング状接続端子42のロータリコネクタ10の軸方向に関する位置は、リング状外側絶縁体36の内周端及びリング状内側絶縁体26の外周端によって拘束される。また、図示される例において、リング状接続端子42は、3本のシャフトベアリング41に取付けられているが、4本以上のシャフトベアリング41に取付けられるようにしてもよい。この場合、リング状接続端子42は、円周方向に等間隔で配設されることが望ましい。
なお、図示される例においては、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面との間に配設されたシャフトベアリング41と同様のものをリング状内側端子21の係合穴23に挿入するようになっているが、シャフトベアリング41と相違する棒状部材をリング状内側端子21の係合穴23に挿入することもできる。また、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面との間に配設されたシャフトベアリング41はすべて同様のものであるが、リング状接続端子42が取付けられていない箇所には、シャフトベアリング41と相違する棒状部材を配設することもできる。
次に、前記ロータリコネクタ10を組立てる工程について説明する。
図9は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタを組立てる工程を示す第1の図、図10は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタを組立てる工程を示す第2の図、図11は本発明の実施の形態におけるロータリコネクタを組立てる工程を示す第3の図である。
まず、図9(a)に示されるように、後方カバー11a内にベアリングスリーブ45が装着される。なお、該ベアリングスリーブ45は、外周部に複数、例えば、6つの取付凹部46を備え、該取付凹部46の各々には、リング状外側端子31の内周面とリング状内側端子21の外周面との間に配設されるシャフトベアリング41の端部が取付けられる。また、ベアリングスリーブ45は、後方カバー11aの開口14aに一致する大きさの円形の穴部47を備える。
続いて、図9(b)に示されるように、後方シャフト15aが後方カバー11aに取付けられる。この場合、後方フランジ17aがベアリングスリーブ45の内側(図9における手前側)の面に当接し、後方シャフト15aがベアリングスリーブ45の穴部47及び後方カバー11aの開口14aを通って後方カバー11aの外側(図9における奥側)に突出するように取付けられる。なお、後方フランジ17aには、リング状内側端子21の係合穴23に挿入されるシャフトベアリング41の端部が取付けられる取付穴18が形成されている。
続いて、図9(c)に示されるように、後方カバー11a内に1番目のリング状外側絶縁体36が装着される。この場合、該リング状外側絶縁体36の外周部に形成された係合凹部38が後方カバー11aの内周面に形成された係合凸部13と係合するように、リング状外側絶縁体36の向きが調整される。
続いて、図9(d)に示されるように、後方カバー11a内にシャフトベアリング41が装着される。この場合、該シャフトベアリング41の端部がベアリングスリーブ45の取付凹部46及び後方フランジ17aの取付穴18に取付けられる。
続いて、図10(a)に示されるように、後方カバー11a内に1番目のリング状外側端子31が装着される。この場合、該リング状外側端子31はリング状外側絶縁体36に重ねられ、かつ、リング状外側端子31の外周部に形成された接続脚34が後方カバー11aの下面から下方に突出し、係合凹部33が後方カバー11aの内周面に形成された係合凸部13と係合するように、リング状外側端子31の向きが調整される。
続いて、図10(b)に示されるように、1番目のリング状接続端子42が装着される。この場合、該リング状接続端子42は、3本のシャフトベアリング41に取付けられ、リング状外側端子31の内周面に当接するように調整される。
続いて、図10(c)に示されるように、後方カバー11a内に1番目のリング状内側端子21が装着される。この場合、リング状内側端子31は後方フランジ17aに重ねられ、かつ、リング状内側端子31の係合穴23に後方フランジ17aの取付穴18に取付けられたシャフトベアリング41が挿入されるように、リング状内側端子21の向きが調整される。また、リング状接続端子42は、リング状内側端子21を取付ける際径方向に小さくなるよう弾性変形させる等、リング状内側端子21の外周面に当接するように調整される。
続いて、図10(d)に示されるように、後方カバー11a内に2番目のリング状外側絶縁体36及び1番目のリング状内側絶縁体26が装着される。この場合、リング状外側絶縁体36はリング状外側端子31に重ねられ、その他の点は、図9(c)に示される工程と同様にして装着される。また、リング状内側絶縁体26は、リング状内側端子31に重ねられ、かつ、リング状内側絶縁体26の係合穴28に後方フランジ17aの取付穴18に取付けられたシャフトベアリング41が挿入されるように、リング状内側絶縁体26の向きが調整される。
続いて、図11(a)に示されるように、後方カバー11a内に2番目のリング状外側端子31が装着される。この場合、該リング状外側端子31は、図10(a)に示される工程と同様にして装着される。
続いて、図11(b)に示されるように、シャフトベアリング41に2番目のリング状接続端子42が取付けられ、後方カバー11a内に2番目のリング状内側端子21及び3番目のリング状外側絶縁体36が装着される。この場合、リング状接続端子42、リング状内側端子21及びリング状外側絶縁体36は、図10(b)〜(d)に示される工程と同様にして装着される。
続いて、図11(a)及び(b)に示される工程を繰返すことによって、図11(c)に示されるように、所定の数のリング状外側端子31とリング状外側絶縁体36とが交互に積重ねられるように積層された状態となって装着され、また、所定の数のリング状内側端子21とリング状内側絶縁体26とが交互に積重ねられるように積層された状態となって装着され、さらに、所定の数のリング状接続端子42が互いに向い合うリング状外側端子31とリング状内側端子21との間に配設されるように装着される。
続いて、図11(d)に示されるように、前方シャフト15bが取付けられる。この場合、前方フランジ17bがリング状内側端子21に当接し、図示されない取付穴18にリング状内側端子21の係合穴23に挿入されたシャフトベアリング41の端部が取付けられる。
そして、最後に前方カバー11bが取付けられ、図2に示されるようなロータリコネクタ10を得ることができる。
このように、本実施の形態において、ロータリコネクタ10は、円形の内周面を備え、一方の接続対象部材の配線に接続されたリング状外側端子31と、該リング状外側端子31の内周面と同心円をなす円形の外周面を備え、他方の接続対象部材の配線に接続されたリング状内側端子21と、リング状外側端子31とリング状内側端子21とを電気的に接続する回転可能なリング状接続端子42とを有し、該リング状接続端子42は、半径方向に弾性的に変形してリング状外側端子31の内周面及びリング状内側端子21の外周面に当接するようになっている。そのため、ロータリコネクタ10を構成する各部材に製造上又は組立上の誤差があっても、これらの誤差を吸収することができ、リング状接続端子42を介したリング状内側端子21とリング状外側端子31との電気的接続が瞬間的にも切断することがない。そのため、電気的接続の信頼性が高く、構造が簡素で、コストが低く、適用範囲の広いロータリコネクタ10を得ることができる。
また、リング状接続端子42は、リング状外側端子31とリング状内側端子21とが相対的に回転すると、リング状外側端子31の内周面及びリング状内側端子21の外周面上を半径方向に弾性的に変形しながら転動する。そのため、リング状接続端子42は、弾性的に変形することによって、誤差を吸収して、リング状内側端子21とリング状外側端子31との電気的接続を確実に維持するばかりでなく、リング状内側端子21及びリング状外側端子31と摺接することがないので、抵抗を軽減することができる。さらに、リング状接続端子42がリング状内側端子21及びリング状外側端子31と摺接しないので、リング状接続端子42、リング状内側端子21及びリング状外側端子31が摩滅してしまうことがない。
さらに、リング状接続端子42は、リング状外側端子31及びリング状内側端子21の軸と平行に延在するシャフトベアリング41の周囲に回転可能に、かつ、半径方向に弾性的に変形可能に取付けられている。さらに、リング状接続端子42は、リング状外側絶縁体36及びリング状内側絶縁体26によって軸方向に位置決めされるようになっている。そのため、そのため、簡単な構造でリング状接続端子42を保持することができ、ロータリコネクタ10の構造を簡素化することでき、コストを低くすることができる。
なお、前記実施の形態においては、リング状外側絶縁体36及びリング状内側絶縁体26を積層するリング状外側端子31とリング状内側端子21との間に装着し、リング状接続端子42を軸方向に位置決めする構成として用いた。これは、各絶縁体26及び36を用いることによりその間に環状の空間を形成し、シャフトベアリング41に装着されたリング状接続端子42が各々の相対的位置を保ったままリング状内側端子21の周囲を転動できるようにするためである。
リング状接続端子42がリング状内側端子21の周囲を転動することで、リング状接続端子42とリング状内側端子21の外周及びリング状外側端子31の内周が摺動することによる回転ロスを軽減することができる。
そのため、このような絶縁体として図12のような構成のものも用いることができる。
図12は変形例におけるリング状絶縁体の平面図である。
図12に示すリング状絶縁体50は、外周51の半径がリング状外側端子31の内周半径より大きく、かつ、係合凸部13には接しない大きさで、内周52の半径がリング状内側端子21の外周半径より小さく、かつ、リング状内側端子21に取付けられたシャフトベアリング41や穴部22へ収容される回路基板に当接しない大きさとする。
さらに、その環状部分54にシャフトベアリング41が差込まれる穴部53がシャフトベアリング41の位置に合わせて設けられている。
穴部53の穴径はシャフトベアリング41とほぼ同じでシャフトベアリング41が貫通し、かつ、リング状接続端子42の外径より小さくする。そうすると、リング状接続端子42の端部が環状部分54の面に支持されることになる。
このリング状絶縁体50は積層する各接続端子を絶縁するとともにシャフトベアリング41のリテーナ、すなわち、リング状接続端子42がリング状内側端子21の周囲を転動するときのリテーナとして用いることができる。このようにすると、絶縁部材として用いる部材の数を減らすことができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの内部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの斜視図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの横断面図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの側断面図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタのリング状内側端子の平面図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタのリング状外側端子の平面図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの内側リング状スペーサの平面図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタの外側リング状スペーサの平面図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタを組立てる工程を示す第1の図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタを組立てる工程を示す第2の図である。 本発明の実施の形態におけるロータリコネクタを組立てる工程を示す第3の図である。 変形例におけるリング状絶縁体の平面図である。 従来のロータリコネクタの主要部の平面図である。
符号の説明
10 ロータリコネクタ
11 カバー
11a 後方カバー
11b 前方カバー
12 取付部
12a 後方取付部
12b 前方取付部
13 係合凸部
14a、14b 開口
15a 後方シャフト
15b 前方シャフト
16a 後方凹部
16b 前方凹部
17a 後方フランジ
17b 前方フランジ
18 取付穴
21 リング状内側端子
22、27、32、37、47 穴部
23、28 係合穴
24、34 接続脚
26 リング状内側絶縁体
31 リング状外側端子
33、38 係合凹部
36 リング状外側絶縁体
41 シャフトベアリング
42 リング状接続端子
45 ベアリングスリーブ
46 取付凹部
301 内側リング
302 外側リング
303 リテーナ
304 車輪
305 取付軸

Claims (6)

  1. (a)相互に回転する2つの接続対象部材の配線を電気的に接続するロータリコネクタ(10)であって、
    (b)円形の内周部を備え、一方の接続対象部材の配線に接続されたリング状外側端子(31)と、
    (c)該リング状外側端子(31)の内周部と同心円をなす円形の外周部を備え、他方の接続対象部材の配線に接続されたリング状内側端子(21)と、
    (d)前記リング状外側端子(31)とリング状内側端子(21)とを電気的に接続する回転可能なリング状接続端子(42)とを有し、
    (e)該リング状接続端子(42)は、半径方向に弾性的に変形し、その外周部が前記リング状外側端子(31)の内周部及びリング状内側端子(21)の外周部に当接することを特徴とするロータリコネクタ(10)。
  2. 前記リング状接続端子(42)は、前記リング状外側端子(31)とリング状内側端子(21)とが相対的に回転すると、前記リング状外側端子(31)の内周部及びリング状内側端子(21)の外周部上を半径方向に弾性的に変形しながら転動する請求項1に記載のロータリコネクタ(10)。
  3. 前記リング状接続端子(42)は、前記リング状外側端子(31)及びリング状内側端子(21)の軸と平行に延在する棒状軸受部材(41)の周囲に回転可能に、かつ、半径方向に弾性的に変形可能に取付けられる請求項1に記載のロータリコネクタ(10)。
  4. 前記リング状接続端子(42)は、前記リング状外側端子(31)及びリング状内側端子(21)と交互に積層される絶縁体(26、36、50)によって前記軸方向に位置決めされる請求項3に記載のロータリコネクタ(10)。
  5. (a)前記リング状外側端子(31)は、該リング状外側端子(31)の内周部より径の小さな内周部を備えるリング状外側絶縁体(36)と交互に積層され、
    (b)前記リング状内側端子(21)は、該リング状内側端子(21)の外周部より径の大きな外周部を備えるリング状内側絶縁体(26)と交互に積層され、
    (c)前記リング状接続端子(42)は、前記リング状外側絶縁体(36)及びリング状内側絶縁体(26)によって前記軸方向に位置決めされる請求項4に記載のロータリコネクタ(10)。
  6. (a)前記リング状外側端子(31)及びリング状内側端子(21)は、リング状外側端子(31)の内周部より径の大きな外周部、リング状内側端子(21)の外周部より径の小さな内周部、及び、前記棒状軸受部材(41)が挿入される開口(53)を備えるリング状中間絶縁体(50)と交互に積層され、
    (b)前記リング状接続端子(42)は、前記開口(53)の端部で支持され、前記リング状中間絶縁体(50)によって前記軸方向に位置決めされる請求項4に記載のロータリコネクタ(10)。

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