JP2005326270A - 回転センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来の回転センサは、狭い空間内に、トルク検出用、トルク信号伝達用、電力供給用、舵角検出用、グランド電源供給用などの多数のスリップリング及びこれと接触・摺動するブラシが存在する。このため、狭い空間内にこれらを配置させるのが容易でなく、製造・組み立てが容易でなかった。また多数のスリップリングとブラシとの存在により、これによる摩擦抵抗が増す課題があった。
【解決手段】
回転検出手段は第一回転板と第二回転板とにそれぞれ配置された所定抵抗値のスリップリングとブラシとで構成され、電力供給手段は前記空間内で渦巻き状に巻回して収納された帯状電気伝送体により供給される。このため、電力供給のためのブラシやスリップリングを省略でき、全体のプラシやスリップリングの数を減少させることができ、回転摩擦抵抗が少なく、摺動音を低減させた回転センサを提供できる。
【選択図】 図1
従来の回転センサは、狭い空間内に、トルク検出用、トルク信号伝達用、電力供給用、舵角検出用、グランド電源供給用などの多数のスリップリング及びこれと接触・摺動するブラシが存在する。このため、狭い空間内にこれらを配置させるのが容易でなく、製造・組み立てが容易でなかった。また多数のスリップリングとブラシとの存在により、これによる摩擦抵抗が増す課題があった。
【解決手段】
回転検出手段は第一回転板と第二回転板とにそれぞれ配置された所定抵抗値のスリップリングとブラシとで構成され、電力供給手段は前記空間内で渦巻き状に巻回して収納された帯状電気伝送体により供給される。このため、電力供給のためのブラシやスリップリングを省略でき、全体のプラシやスリップリングの数を減少させることができ、回転摩擦抵抗が少なく、摺動音を低減させた回転センサを提供できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は回転センサに関するものである。
従来、この種の回転センサは、例えば、トーションバーを介して連結される自動車のステアリングシャフトとコラムシャフトとに跨って配置され、ハンドル操作に伴う舵角及びトルクを計測する部分等で用いられている。
このような回転センサとして、図6〜図10に示すものが公知である。(例えば特許文献1)
このような回転センサとして、図6〜図10に示すものが公知である。(例えば特許文献1)
即ち、回転センサ1は、図6及び図8に示すように、第一ロータ2及び第二ロータ3、ケース4、第一回転板5、第二回転板6、固定基板7及びカップリング部材8を備えている。
第一ロータ2は、図6及び図8に示すように、第二ロータ3と回転自在に組み付けられ、図示しないステアリングシャフトに取り付けられる。
第二ロータ3は、下部に半径方向内方へ突出させたフランジ3a(図8参照)を有し、図示しないコラムシャフトに取り付けられる。ここで、第一ロータ2と第二ロータ3は、図6及び図8に示す回転軸Artに対して一体に回転すると共に、前記ステアリングシャフトが、トーションバーを介して、前記コラムシャフトに対して相対回転するのに対応して所定角度範囲内で相対的に回転する。
ケース4は、図6及び図8に示すように、上ケース4aと下ケース4bを有し、第一及び第二ロータ2,3と協働して内部に環状の空間S(図8参照)を形成する。空間Sには、後述する第一回転板5、第二回転板6、固定基板7及びカップリング部材8が配置される。第一回転板5は、第一ロータ2の下端外周に取り付けられて第一ロータ2と一体に回転する。
第一回転板5は、図8に示すように、下面に第1の電気導体となるトルク検出用のスリップリング5aとトルク信号伝達用のスリップリング5bが、それぞれ内周側から半径の異なる同心円上に形成されている。また、第一回転板5は、上面に第2の電気導体となる電力供給用のスリップリング5c、舵角検出用のスリップリング5d、グランド電源供給用のスリップリング5e及びトルク信号伝達用のスリップリング5fが、それぞれ内周側から半径の異なる同心円上に形成されている。
これらのうち、スリップリング5a,5dを構成する電気導体は、予め設定した所定の抵抗値を有している。スリップリング5a〜5fには、それぞれ目的に応じて所定値の電圧が印加される。例えば、舵角検出用のスリップリング5dは、図10に示すように、点Aに0ボルト、点BにVボルトの電圧を印加すると、ポテンショメータの原理に従って、点A,B間の電圧が周方向に沿った長さxに正比例して変化する。即ち、第一ロータ2が第一回転板5と一体に回転すると、後述するブラシ7bが当接しているスリップリング5dの周方向に沿った長さxが変化し、長さxに対応した電圧として第一ロータ2の回転角度が検出される。
ここで、スリップリング5a〜5fは、例えば、金属メッキによって形成することができる。
ここで、スリップリング5a〜5fは、例えば、金属メッキによって形成することができる。
第二回転板6は、円板状に形成され、図8に示すように、上面にトルク検出用のブラシ6aとトルク信号伝達用のブラシ6bを保持している。ブラシ6a,6bは、それぞれスリップリング5a,5bに接触して電気的に接続され、第一ロータ2及び第二ロータ3の回転に伴う情報を電圧の変化として検出する第1のブラシである。特に、トルク検出用のブラシ6aは、第一ロータ2及び第二ロータ3の相対回転に伴う角度差に応じた電圧を検出する。このようにして検出された角度差に応じた電圧は、ブラシ6a→スリップリング5a→スリップリング5e→ブラシ7c→後述するトルク信号出力ケーブル1dを経て、また、ブラシ6b→スリップリング5b→スリップリング5f→後述するブラシ7d→後述するトルク信号出力ケーブル1dを経て、それぞれ外部の演算処理装置11(図6参照)へ出力される。このとき、演算処理装置11は、角度信号出力ケーブル1b及びトルク信号出力ケーブル1dから出力される各信号に基づき、回転センサ1における第一ロータ2と第二ロータ3の回転角度と相対回転に伴うトルクを演算するもので、専用の電子回路あるいはマイコンチップ等が使用される。
なお、第一ロータ2と第二ロータ3とが一回転以上に角度差を発生することがないので、トルク検出用のスリップリング5aや5eは完全な円を描くものでなく、局部的な円弧状を描くものの形状であっても良い。
固定基板7は、上ケース4aと下ケース4bとの間に支持され、リング状の円板に形成され、下面に電力供給用のブラシ7a、角度検出用のブラシ7b、グランド電源供給用のブラシ7c及びトルク信号伝達用のブラシ7dが、それぞれ内周側から外周側にこの順序で配置されている。ブラシ7a〜7dは、それぞれスリップリング5c〜5fと接触して電気的に接続され、第一ロータ2及び第二ロータ3の回転に伴う情報を電圧の変化として検出する第2のブラシである。また、ブラシ7a〜7dは、それぞれ図6に示す電力ケーブル1a、角度信号出力ケーブル1b、グランド電源入力ケーブル1c及びトルク信号出力ケーブル1dが接続されている。
カップリング部材8は、ステンレス等の金属やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等のプラスチックから成形され、第二ロータ3と第二回転板6との間を弾性的に連結する。カップリング部材8は、図7乃至図9に示すように、リング状の本体8aの外周に、2つの第1弾性片8bと2つの第2弾性片8cがそれぞれ対向配置されている。第1弾性片8bと第2弾性片8cは、90度の中心角を置いて配置されている。但し、図8に示すカップリング部材8は、右半側と左半側とを90度ずらした断面とし、第1弾性片8bと第2弾性片8cの双方を示している。
第1弾性片8bは、先端側に2つのねじ孔8dを有し、半径方向外方へ湾曲させると共に、外方へ突出させて形成され、第二回転板6の内周上面にねじ止めされる。第2弾性片8cは、先端側に2つのねじ孔8eを有し、半径方向内方へ湾曲させると共に、内方へ突出させて形成され、フランジ3aの下面にねじ止めされる。
カップリング部材8は、上記のように構成することで、第二回転板6が回転する方向には剛性が高く、第一ロータ2、第二ロータ3の回転軸Artと垂直な板面方向の変位に対しては剛性が低い構造となる。このため、カップリング部材8は、回転センサ1を取付けた際等に生ずる、各ロータ2及び3と図示しないコラムシャフトから第二ロータ3に伝達された回転を第二回転板6に伝達しつつ、回転センサ1を組付けた際等に生じる、ロータ3と、図示しないステアリングシャフトとコラムシャフトとの間の軸ずれを吸収することができる。
但し、カップリング部材8は、前記のように図示しないステアリングシャフトとコラムシャフトとの間の軸ずれを吸収する機能を有するから、回転センサ1に必須のものではない。従って、以上のように構成される回転センサ1においては、前記ステアリングシャフトが所定のトルク内で回転している場合には、トーションバーを介して前記コラムシャフトにそのトルクが伝達され、前記ステアリングシャフトと前記コラムシャフト、従って第一ロータ2、第二ロータ3が一体に回転する。一方、前記ステアリングシャフトが、所定のトルクを超えて回転すると、前記コラムシャフトとの間に回転のずれが生じ、第一ロータ2と第二ロータ3とが所定角度内を相対回転する。
しかしながら、上記の従来の回転センサは、狭い空間内に、トルク検出用、トルク信号伝達用、電力供給用、舵角検出用、グランド電源供給用などの多数のスリップリング及びこれと接触・摺動するブラシが存在する。このため、狭い空間内にこれらを配置させるスペースの確保が容易でなく、製造・組み立てが容易でなかった。また非常に多くのスリップリングとブラシとが存在すると、これらが摺動する際、摺動音や摩擦抵抗が大きくなったりするという問題もあった。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、接触子(ブラシ)の数を減少させた接触式回転センサを提案するものである。
そのための本発明は、回転軸を中心にして回転する第一ロータと、この第一ロータに追従して前記回転軸を中心にして回転し前記第一ロータに隣接して配置された第二ロータと、前記両ロータを回転自在に収納するケースと、前記第一及び第二ロータとケースとで形成される空間内に配置され、前記第一ロータと一体にして前記回転軸を回転軸にして回転する輪状の第一回転板と、前記空間内に前記第二ロータと一体にして前記回転軸を回転軸にして回転する輪状の第二回転板と、前記第一回転基板と第二回転基板との間の相対的な回転ずれを検知する回転検出手段と、ケース側から第一回転基板又は第二回転基板に電力を供給する電力供給手段とで構成された回転センサにおいて、回転検出手段は第一回転板と第二回転板との一方にそれぞれ配置された抵抗値を有するスリップリングとブラシとで構成され、電力供給手段は前記空間内で渦巻き状に巻回して収納された帯状電気伝送体により、ケース側と第一回転板または第二回転板の少なくとも一方とが接続されることより供給されることを特徴とする。
これにより、ケース側から第一回転基板又は第二回転基板に電力を供給する電力供給手段のためのブラシ及びスリップリングを省略させることができ、全体のブラシの数及びスリップリングの数を減らすことが可能になる。
本発明は、上述のように、回転軸を中心にして回転する第一ロータと、この第一ロータに追従して前記回転軸を中心にして回転し前記第一ロータに隣接して配置された第二ロータと、前記両ロータを回転自在に収納するケースと、前記第一及び第二ロータとケースとで形成される空間内に配置され、前記第一ロータと一体にして前記回転軸を回転軸にして回転する輪状の第一回転板と、前記空間内に前記第二ロータと一体にして前記回転軸を回転軸にして回転する輪状の第二回転板と、前記第一回転基板と第二回転基板との間の相対的な回転ずれを検知する回転検出手段と、ケース側から第一回転基板又は第二回転基板に電力を供給する電力供給手段とで構成された回転センサにおいて、回転検出手段は第一回転板と第二回転板との一方にそれぞれ配置された抵抗値を有するスリップリングとブラシとで構成され、電力供給手段は前記空間内で渦巻き状に巻回して収納された帯状電気伝送体により、ケース側と第一回転板または第二回転板の少なくとも一方とが接続されることより供給されることを特徴とする。
このため、本発明は、電力供給のためのブラシやスリップリングを省略することができ、全体のプラシやスリップリングの数を減少させることができ、この結果、回転センサを容易に製造可能にすることができ、回転摩擦抵抗が少なく、更に摺動音を低減させた回転センサを提供することができる。
それぞれ回転軸に組み付けられる第一、第二ロータはケース内に回転自在に収納され、帯状電気伝送体は、1本の絶縁導体が単独で、又は複数の電気導体が互いに絶縁されて構成されて帯状に構成され、帯状電気伝送体は、ケースと、第一ロータ・第二ロータとで形成される空間内に巻回して収納され、図2に示すようにその途中で略U字状の巻返し部を形成して巻き返しが行われ、その両端部は互いに逆方向に渦巻き状に巻かれて配置される。これにより帯状電気伝送体の巻き締りや巻き緩みによって前記第一ロータおよび第二ロータが複数回、回転可能になっている。尚,帯状電気伝送体は、その途中における略U字状の巻返し部を省略して巻き返すことなく渦巻き状に巻回して収納してもよい。
帯状電気伝送体は、ケースと、第一ロータ・第二ロータとで形成される空間内に巻回して収納され、図2に示すようにその途中で略U字状に巻き返しが行われ、その両端部は互いに逆方向に渦巻き状に巻かれて配置される。これにより帯状電気伝送体の巻き締りや巻き緩みによって前記第一ロータおよび第二ロータが複数回、回転可能になっている。尚,帯状電気伝送体は、その途中で略U字状に巻き返さずに渦巻き状に巻回して収納してもよい。
スリップリングは、金属導体又は表面にカーボン入りのエポキシ樹脂等で構成されている。
第二回転板は、第二ロータの回転方向には剛性が高く、回転軸方向には剛性が弱いカップリング部材で第二ロータに連結されていてもよい。
以下本発明を図示した実施例に基づき説明する。図1において、S、1、2、3、4、5、6、7、8、はそれぞれ図8に示す場合と同様に、空間、回転センサ、第一ロータ、第二ロータ、ケース、第一回転板、第二回転板、固定基板、カップリング部材である。更にトルク検出用のスリップリング5a、5eやトルク検出用のブラシ6a、7cは図8と同様に配置されている。しかしながら、電力供給用のスリップリングやブラシは省略されている。そして本発明の実施例はこの省略を補うために、固定基板7の形状を小径なものとし、それによってケース4の内部に形成された空間S内に帯状電気伝送体12が新たに配置されている。
なお、本発明において、固定基板7はケース4(本実施例の場合は上ケース4a)に固定され、ケース4を構成する一部として扱われる。
帯状電気伝送体12は、図2に示すように、ケース4内に形成された空間S内に、帯状電気伝送体12の中間部12’においてUターンして渦巻き状に配置され、一端は固定基板7側に接続され、他端は第一回転板5側に接続されている。図2において、第一ロータと連動して第一回転板5が回転すると、帯状電気伝送体12のUターン部分の位置が移動する。このようにして固定基板7(ケース4)から第一回転板5に電力供給がなされている。このとき、帯状電気伝送体に信号線も配置しておくことにより、例えばトルク検出用の出力信号も伝送する等、電力の供給以外に信号の伝搬も行うことができる。
図3は本発明の他の実施例を示すものであり、図1に比較して異なる点は、帯状電気伝送体12が、第一回転板5と第二回転板6との間に、図2と同様に、帯状電気伝送体12が渦巻き状に巻回され、途中でUターン部を形成させて収納されている。尚、この帯状電気伝送体12は途中でUターン部を形成せずに収納してもよい。これにより、ケース4から第一回転板5及び第二回転板6の一方又は両方に対して電力供給が行われる。
図4は本発明の更に他の実施例を示すものであり、第一回転板5と第二回転板6の外周側に、図2と同様に、帯状電気伝送体12が渦巻き状に巻回され、途中でUターン部を形成させて収納されている。なお、この帯状電気伝送体12は途中でUターン部を形成せずに収納してもよい。これにより、ケース4から第一回転板5及び第二回転板6の一方又は両方に対して電力供給が行われる。
図5は本発明の更に他の実施例を示すものであり、第二回転板6とケース4の底部との間に帯状電気伝送体12が配置され、ケース4から第二回転板6に対して電力供給が行われる。
なお、上記各実施例において特定の空間に帯状電気伝送体12を配置した場合が示されているが、本発明はその他の空間に配置された場合であっても同様に適用することができる。
更に図示されていないが、本発明は、第一ロータ2と第一回転板5との間に、又は第二ロータ3と第二回転板6との間に、図3に示すように、回転方向に対して剛性が高く回転軸方向の変位に対しては剛性が低い構成のカップリング部材を介在させても良い。これにより、これら回転板の歪みによるブラシ6aとスリップリング5aとの圧力を均一にさせることができる。
S 空間
1 回転センサ
1b 角度信号出力ケーブル
1d トルク信号出力ケーブル
2 第一ロータ
3 第二ロータ
4 ケース
4a 上ケース
4b 下ケース
5 第一回転板
5a スリップリング
5e スリップリング
6 第二回転板
6a ブラシ
7 固定基板
7c ブラシ
8 カップリング部材
11 演算処理装置
12 帯状電気伝送体
1 回転センサ
1b 角度信号出力ケーブル
1d トルク信号出力ケーブル
2 第一ロータ
3 第二ロータ
4 ケース
4a 上ケース
4b 下ケース
5 第一回転板
5a スリップリング
5e スリップリング
6 第二回転板
6a ブラシ
7 固定基板
7c ブラシ
8 カップリング部材
11 演算処理装置
12 帯状電気伝送体
Claims (5)
- 回転軸を中心にして回転する第一ロータと、この第一ロータに追従して前記回転軸を中心にして回転し前記第一ロータに隣接して配置された第二ロータと、前記両ロータを回転自在に収納するケースと、前記第一及び第二ロータとケースとで形成される空間内に配置され、前記第一ロータと一体にして前記回転軸を回転軸にして回転する輪状の第一回転板と、前記空間内に前記第二ロータと一体にして前記回転軸を回転軸にして回転する輪状の第二回転板と、前記第一回転基板と第二回転基板との間の相対的な回転ずれを検知する回転検出手段と、ケース側から第一回転基板又は第二回転基板に電力を供給する電力供給手段とで構成された回転センサにおいて、回転検出手段は第一回転板と第二回転板との一方にそれぞれ配置された抵抗値を有するスリップリングとブラシとで構成され、電力供給手段は前記空間内で渦巻き状に巻回して収納された帯状電気伝送体により、ケース側と第一回転板または第二回転板の少なくとも一方とが接続されることより供給されることを特徴とする回転センサ。
- 帯状電気伝送体は、回転検出手段からの出力信号も伝送することを特徴とする請求項1に記載の回転センサ。
- 帯状電気伝送体は、巻き締りや巻き緩みによって前記第一ロータおよび第二ロータが複数回回転可能となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転センサ。
- スリップリングは表面にカーボン入りのエポキシ樹脂であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の回転センサ。
- 第二回転板は第二ロータの回転方向には剛性が高く、回転軸方向には剛性が弱いカップリング部材で第二ロータに連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載の回転センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004144741A JP2005326270A (ja) | 2004-05-14 | 2004-05-14 | 回転センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004144741A JP2005326270A (ja) | 2004-05-14 | 2004-05-14 | 回転センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005326270A true JP2005326270A (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=35472742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004144741A Pending JP2005326270A (ja) | 2004-05-14 | 2004-05-14 | 回転センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005326270A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106404254A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-02-15 | 哈尔滨理工大学 | 一种测量滚动摩擦力的工作平台 |
EP3805720A4 (en) * | 2018-06-08 | 2021-07-21 | LG Innotek Co., Ltd. | MEASURING DEVICE |
-
2004
- 2004-05-14 JP JP2004144741A patent/JP2005326270A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106404254A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-02-15 | 哈尔滨理工大学 | 一种测量滚动摩擦力的工作平台 |
EP3805720A4 (en) * | 2018-06-08 | 2021-07-21 | LG Innotek Co., Ltd. | MEASURING DEVICE |
US11585707B2 (en) | 2018-06-08 | 2023-02-21 | Lg Innotek Co., Ltd. | Sensing device for reducing contact amount between a stator and a housing to reduce noise |
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