JP2003214816A - パターン検出方法及びパターン検出装置、並びに重ね合わせ精度測定方法及び重ね合わせ精度測定装置 - Google Patents

パターン検出方法及びパターン検出装置、並びに重ね合わせ精度測定方法及び重ね合わせ精度測定装置

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JP2003214816A
JP2003214816A JP2002009899A JP2002009899A JP2003214816A JP 2003214816 A JP2003214816 A JP 2003214816A JP 2002009899 A JP2002009899 A JP 2002009899A JP 2002009899 A JP2002009899 A JP 2002009899A JP 2003214816 A JP2003214816 A JP 2003214816A
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focus position
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Susumu Komoriya
進 小森谷
Masahiko Nakada
匡彦 中田
Takahiko Suzuki
高彦 鈴木
Hiroyasu Tominaga
浩康 富永
Takakazu Tabei
孝和 田部井
Yoshihiko Sakurai
喜彦 櫻井
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差が極めて低いパターンの重ね合わせ精度
を精度よく測定する。 【解決手段】 画像信号処理装置60は、画像信号記憶
装置50に記憶されたパターンの画像信号から、パター
ンの中心位置を計算し、パターンの中心位置で分割した
2つの領域で画像信号の微分波形の最大値又は最小値を
検出する。測定結果処理装置70は、各領域の画像信号
の微分波形の最大値又は最小値のフォーカス位置による
変化から、ベストフォーカスの位置を検出する。また、
画像信号処理装置60は、画像信号記憶装置50に記憶
されたパターンの干渉画像の画像信号から、画像信号に
フォーカス位置の周期関数を掛け算した値の和を求める
演算処理を行って、干渉画像の位相差を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的手段を用い
て物体の位置や形状等を検出する方法及び装置に係り、
特に半導体集積回路の微細な回路パターンを検出するの
に好適なパターン検出方法及びパターン検出装置、並び
に回路パターンの重ね合わせ精度を測定するのに好適な
重ね合わせ精度測定方法及び重ね合わせ精度測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】IC,LSI等の半導体集積回路の製造
工程では、いわゆるフォトリソグラフィー技術により、
回路パターンを形成している。フォトリソグラフィー技
術では、縮小投影露光装置を用いて、レクチルやフォト
マスクに形成されたパターンを、感光材料(レジスト)
を塗布した半導体ウェーハ上に転写する。そして、現像
処理によってレジストパターンを形成し、さらに、この
レジストパターンをマスクとしてドライエッチングによ
り回路パターンを形成する。半導体集積回路を半導体ウ
ェーハ上に構成するためには、このような回路パターン
の形成を20回〜30回程度繰り返す必要がある。
【0003】半導体集積回路の回路パターンの重ね合わ
せ精度は、SIA(Semiconductor In
dustry Association) Roadm
ap2000年の表1「Product Critic
al Level Lithography Requ
irements」に示されているような精度が要求さ
れる。
【0004】一般に、回路パターンの重ね合わせ精度の
測定は、半導体集積回路の製造工程で回路パターンの他
に回路パターンより大き目の合わせ用パターンを形成
し、重ね合わせ精度測定装置を用いてこの合わせ用パタ
ーンの位置を検出することにより行われている。
【0005】図11(a)は半導体集積回路の基本構造
であるMOSゲートトランジスタのゲートレジストパタ
ーンを形成した後の半導体ウェーハの一部の上面図、図
11(b)はそのA−A部断面図である。半導体ウェー
ハ1のシリコン基板2には素子分離パターン2a及び合
わせ用素子分離パターン2bが掘り込まれ、素子分離パ
ターン2aには素子分離絶縁膜3と素子分離埋め込み層
4が形成される。その後ゲート絶縁膜5及びゲート電極
層6が形成され、ゲート電極層6の上にゲートレジスト
パターン7と合わせ用ゲートレジストパターン8が形成
される。このとき、素子分離パターン2aと合わせ用素
子分離パターン2bの寸法の違いから、ゲート電極層6
の合わせ用素子分離パターン2bの部分には段差6bが
生じる。この段差6bは、必ずしも安定した形状とはな
らない。
【0006】半導体集積回路の製造工程で露光装置のア
ライメント精度を安定化させるためには、ゲートレジス
トパターンと素子分離パターンの位置合わせ誤差を正確
に測定し、露光装置のアライメント条件を管理する必要
がある。上記工程でゲートレジストパターン7と素子分
離パターン2aとの位置合わせ誤差を測定するときは、
重ね合わせ精度測定装置を用いて、段差6bを測定する
ことにより合わせ用素子分離パターン2bの位置を検出
し、また合わせ用ゲートレジストパターン8の位置を測
定して、合わせ用素子分離パターン2bと合わせ用ゲー
トレジストパターン8との重ね合わせ精度を測定する。
【0007】図12は、従来の重ね合わせ精度測定装置
の概略構成を示す図である。白色光源80からの白色光
は、照明レンズ81,照明絞り82,照明レンズ84を
通った後、ビームスプリッタ85で反射し、対物レンズ
86を通して半導体ウェーハ1へ照射される。半導体ウ
ェーハ1の表面で反射した白色光は、対物レンズ86を
通ってビームスプリッタ85を透過し、CCDセンサ9
0の検出面で結像して検出信号として検出される。この
ように、従来の重ね合わせ精度測定装置では、白色光
(波長約650〜400nm)が使用され、対物レンズ
86の開口数NAは0.8程度で、照明光は半導体ウェ
ーハ1の表面に平行光線で照射されていた。平行光線を
用いる照明方法はケーラー照明と呼ばれ、被測定物の表
面で均一な照度分布が得られるため、最も一般的な照明
方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年の半導体集積回路
の製造工程では、ケミカル・メカニカル・ポリッシング
(CMP)と呼ばれる技術を用いて、平坦化加工を行う
のが主流となってきている。縮小投影露光装置でマスク
パターンの転写を行う際に、表面が平坦でないと焦点が
きっちりと合わなくなり、微細なゲートパターンの形成
が困難となる。このため、図11の例では、素子分離埋
め込み層4を形成後にケミカル・メカニカル・ポリッシ
ングによる平坦化加工を行って、段差6bの高さを極め
て低くしている。このような平坦化加工を行った場合、
従来の重ね合わせ精度測定装置では、検出信号に十分な
コントラストが得られず、段差が極めて低いパターンを
精度よく測定することが困難であった。
【0009】図12に示した従来の重ね合わせ精度測定
装置を用いて、幅Wが2μm、段差の高さHが33.7
5nmのパターンを測定した場合を例に説明する。図1
3(a)はパターン形状を示す図、図13(b)は従来
の重ね合わせ精度測定装置の検出信号のシミュレーショ
ン結果を示す図である。図13(b)は、レンズの開口
数NAを0.65、照明σ(パーシャルコヒーレンシ)
を0.65、照明光を波長480nm,540nm,6
40nmの合成光とし、無収差光学系とした場合のシミ
ュレーション結果である。図13(b)の縦軸の信号強
度はパターンの周囲での検出信号の強度を1とした相対
強度を示し、横軸のパターン位置はパターンの中心位置
からの距離を示している。そして、実線Eは重ね合わせ
精度測定装置のフォーカス位置がパターンの周囲の表面
の高さに合っているベストフォーカスの場合(フォーカ
ス値=0)、破線Bは重ね合わせ精度測定装置のフォー
カス位置がベストフォーカスの位置から上へ0.4μm
ずれてる場合(フォーカス値=−0.4)、一点鎖線C
は重ね合わせ精度測定装置のフォーカス位置がベストフ
ォーカスの位置から下へ0.4μmずれている場合(フ
ォーカス値=0.4)である。
【0010】図13(b)に示すように、段差が極めて
低いパターンから得られる検出信号は微弱であり、ま
た、最大のコントラストが得られるフォーカス位置がベ
ストフォーカスからずれてしまう。図13(b)では、
フォーカス値=±0.4のフォーカス位置でのコントラ
ストが、ベストフォーカスでのコントラストより大きく
なっている。さらに、フォーカス値がプラス側のフォー
カス位置と、フォーカス値がマイナス側のフォーカス位
置とでは、波形の歪みも異なっており、実際の測定波形
ではノイズ成分が加わって測定精度が劣化する。従来の
重ね合わせ精度測定装置では、各フォーカス位置での検
出信号波形を微分処理したフォーカス信号が最大となる
フォーカス位置を、測定時のフォーカス位置としてい
た。
【0011】図14は、従来の重ね合わせ精度測定装置
のフォーカス信号とフォーカス位置との関係の一例を示
す図である。図14の縦軸のフォーカス信号は各フォー
カス位置での図13(b)と同様の検出信号の微分値を
示し、横軸のフォーカス位置はベストフォーカス時を零
としたフォーカス値を示している。図14では、フォー
カス信号が最大となるフォーカス位置はプラス側約1μ
mであり、ベストフォーカスの位置と大きく異なってい
る。従来の重ね合わせ精度測定装置は、このフォーカス
信号が最大となるフォーカス位置を測定時のフォーカス
位置としていたため、測定時のフォーカス位置がベスト
フォーカスの位置からずれて検出信号に波形歪みが発生
し、測定精度の劣化要因となっていた。
【0012】また、図12に示した従来の重ね合わせ精
度測定装置を用いて、実際にパターンを測定した結果を
図15に示す。図15(a)はパターン形状を示す図、
図15(b)は従来の重ね合わせ精度測定装置の検出信
号の一例を示す図である。図15(a)に示したパター
ンは、2本の凹形のパターン(以下、「段差パターン」
という)9aと2本のレジストパターン9bとで構成さ
れている。図15(b)の縦軸の検出信号はA/D変換
した後の強度階調を示し、横軸のパターン位置は2つの
段差パターン9aの中心点からの距離を示している。重
ね合わせ精度測定装置は、図15(b)の波形からそれ
ぞれのパターンの位置を計算し、段差パターン9aとレ
ジストパターン9bとの相対位置誤差を計算する。
【0013】従来の重ね合わせ精度測定装置でフォーカ
ス位置をステップ移動しながら、各フォーカス位置で図
15(b)と同様の信号波形を取り込んで処理すると、
図16に示す結果が得られる。図16は、従来の重ね合
わせ精度測定装置の合わせ測定値及びフォーカス信号と
フォーカス位置との関係の一例を示す図である。図16
の縦軸の合わせ測定値は2つの段差パターン9aの中心
点と2つのレジストパターン9bの中心点との誤差の測
定値、フォーカス信号は図15(b)と同様の検出信号
の微分値を示し、横軸のフォーカス位置はベストフォー
カス時を零としたフォーカス値を示している。そして、
実線Iは合わせ測定値、破線Jは段差パターン9aのフ
ォーカス信号、一点鎖線Kはレジストパターン9bのフ
ォーカス信号である。
【0014】図16に示すように、合わせ測定値はフォ
ーカス位置によってわずかに変化する。図16では、合
わせ測定値がフォーカス位置に対して1nm/0.8μ
m程度の傾斜を持っている。この傾斜量は、測定するパ
ターンの段差の条件によって変化し、一定ではない。従
って、重ね合わせ精度測定装置のフォーカス位置を常に
ベストフォーカスの位置に設定して測定しないと、合わ
せ測定値が違ってくることになる。従来の重ね合わせ精
度測定装置は、ベストフォーカスの位置を正確に検出す
ることができず、測定誤差の要因となっていた。
【0015】本発明は、ベストフォーカスの位置を精度
よく検出することを目的とする。
【0016】本発明はまた、段差が極めて低いパターン
の重ね合わせ精度を精度よく測定することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1の特徴は、パターンの画像信号を異なる
フォーカス位置で複数作成し、各画像信号について、画
像信号からパターンの中心位置を求め、パターンの中心
位置で分割した2つの領域で画像信号の微分波形の最大
値又は最小値を検出し、各領域の画像信号の微分波形の
最大値又は最小値のフォーカス位置による変化からベス
トフォーカスの位置を検出することにある。
【0018】従来は、各画像信号についての微分波形
(フォーカス信号)が最大となるフォーカス位置を検出
していた。これに対して、本発明は、パターンの中心位
置で分割した2つの領域で画像信号の微分波形(フォー
カス信号)の最大値又は最小値を検出し、これらの最大
値又は最小値の変化からベストフォーカスの位置を検出
することにより、ベストフォーカスの位置を精度よく検
出することができる。そして、検出したベストフォーカ
スの位置にフォーカス位置を決定してパターンの重ね合
わせ精度を測定することにより、パターンの重ね合わせ
精度を精度よく測定することができる。
【0019】また、上記課題を解決するための本発明の
第2の特徴は、被測定物の表面からの反射光と反射面か
らの反射光とが干渉して得られる干渉画像の画像信号を
作成し、画像信号にフォーカス位置の周期関数を掛け算
した値の和を求める演算処理を行って干渉画像の位相差
を検出することにある。
【0020】干渉画像の画像信号はフォーカス位置によ
ってコントラストが大きく変化するので、大きなコント
ラストが得られるフォーカス位置での干渉画像の画像信
号を用いてパターンの中心位置を検出すると、パターン
の中心位置の検出精度が向上し、パターンの重ね合わせ
精度を精度よく測定することが可能となる。しかしなが
ら、干渉画像の画像信号は、被測定物の表面又は反射面
のわずかな傾斜による位相差、フォーカス位置の移動誤
差、フォーカス送り方向の微振動等により影響を受け
る。そこで、干渉画像の位相差を求めることによって、
被測定物の表面又は反射面のわずかな傾斜による位相差
の影響を容易に除去することができる。
【0021】さらに、干渉画像の画像信号にフォーカス
位置の周期関数を掛け算した値の和を求める演算処理を
行って、より多くのフォーカス位置でのデータを用いる
ことにより、フォーカス位置の移動誤差やフォーカス送
り方向の微振動による影響が少なくなり、位相差の検出
精度が向上する。そして、検出した干渉画像の位相差か
らパターンの中心位置を検出することにより、パターン
の重ね合わせ精度を精度よく測定することができる。ま
た、干渉画像の画像信号はそのままパターンの段差の形
状を表すので、パターンの段差の形状を精度よく検出す
ることができる。
【0022】なお、干渉画像の画像信号はフォーカス位
置に対して周期的に変化し、その周期は照明光の中心波
長の2分の1となる。従って、照明光の中心波長の2分
の1の周期の周期関数を用いると、1周期分のフォーカ
ス位置でのデータを均等に利用して、フォーカス位置の
移動誤差やフォーカス送り方向の微振動による影響を少
なくすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態
による重ね合わせ精度測定装置の概略構成を示す図であ
る。被測定物である半導体ウェーハ1の表面には、フォ
ーカス校正用の基準パターンと、測定すべきパターンと
が形成されている。半導体ウェーハ1は、図示しないウ
ェーハローダから供給され、プリアライメント後、ウェ
ーハチャック10上に搬送される。ウェーハチャック1
0は、XY移動機構12及びθZ移動機構11上に設置
されており、XY方向、Z方向、及びθ方向に移動可能
となっている。重ね合わせ精度測定装置は、XY移動機
構12により半導体ウェーハ1の被測定部分を測定位置
へ移動し、θZ移動機構11によりフォーカス位置の調
整を行う。
【0024】光源20は、異なる波長の複数の光を含む
照明光を発生する。この光源20には、白色光源又は水
銀ランプ等のように複数の輝線スペクトルを持つ光源の
どちらを用いてもよい。光源20からの照明光は、照明
レンズ21,照明絞り22,照明レンズ23を通った
後、ビームスプリッタ24へ照射される。
【0025】ビームスプリッタ24は照明光を分割し、
分割された照明光の一方は対物レンズ25を通して半導
体ウェーハ1の表面へ照射される。半導体ウェーハ1の
表面からの反射光は、対物レンズ25を通ってビームス
プリッタ24を透過し、ビームスプリッタ31に到達す
る。
【0026】シャッター26が開かれると、ビームスプ
リッタ24で分割された照明光の他方は、対物レンズ2
7を通してリファレンスミラー30へ照射される。リフ
ァレンスミラー30の反射面からの反射光は、対物レン
ズ27を通ってビームスプリッタ24で反射し、ビーム
スプリッタ31に到達する。ここで、リファレンスミラ
ー30の反射面は、半導体ウェーハ1の表面と光学的に
等距離に置かれている。
【0027】ビームスプリッタ31は半導体ウェーハ1
の表面からの反射光及びリファレンスミラー30の反射
面からの反射光をそれぞれ分割し、分割された反射光の
一方は結像レンズ32を通して二次元画像信号検出器4
0の検出面で結像する。シャッター26が閉じられてい
る場合、二次元画像信号検出器40の検出面では、半導
体ウェーハ1の表面からの反射光によるパターンの画像
が得られる。また、シャッター26が開かれている場
合、二次元画像信号検出器40の検出面では、半導体ウ
ェーハ1の表面からの反射光とリファレンスミラー30
の反射面からの反射光による干渉画像が得られる。二次
元画像信号検出器40は、検出面に得られたパターンの
画像又は干渉画像を検出して画像信号を出力し、出力さ
れた画像信号は画像信号記憶装置50へ入力される。
【0028】ビームスプリッタ31で分割された反射光
の他方は、結像レンズ33を通してビームスプリッタ3
4へ照射され、ビームスプリッタ34で分割されてシリ
ンドリカルレンズ35a,35bを通して一次元画像信
号検出器41a,41bの検出面で結像する。このと
き、シリンドリカルレンズ35a,35bは一次元方向
に光の圧縮を行い、シリンドリカルレンズ35a,35
bを通った反射光は光学的に画像が積分される。シャッ
ター26が閉じられている場合、一次元画像信号検出器
41a,41bの検出面では、半導体ウェーハ1の表面
からの反射光によるパターンの画像が得られる。また、
シャッター26が開かれている場合、一次元画像信号検
出器41a,41bの検出面では、半導体ウェーハ1の
表面からの反射光とリファレンスミラー30の反射面か
らの反射光による干渉画像が得られる。一次元画像信号
検出器41a,41bは、検出面に得られたパターンの
画像又は干渉画像を検出して画像信号を出力し、出力さ
れた画像信号は画像信号記憶装置50へ入力される。
【0029】シャッター26が閉じた状態で、フォーカ
ス制御装置13は、θZ移動機構11を駆動して半導体
ウェーハ1をZ方向及びθ方向へ移動し、フォーカス位
置をステップ移動する。画像信号記憶装置50は、二次
元画像検出器40又は一次元画像信号検出器41a,4
1bから入力したパターンの画像信号を記憶する。画像
信号処理装置60及び測定結果処理装置70は画像信号
記憶装置50に記憶されたパターンの画像信号から、後
述するようにベストフォーカスの位置を検出する。
【0030】シャッター26が開いた状態で、フォーカ
ス制御装置13は、検出されたベストフォーカスの位置
に基づき、θZ移動機構11を駆動して半導体ウェーハ
1をZ方向及びθ方向へ移動し、フォーカス位置をベス
トフォーカスの位置の近傍でステップ移動する。画像信
号記憶装置50は、二次元画像検出器40又は一次元画
像信号検出器41a,41bから入力した干渉画像の画
像信号を記憶する。画像信号処理装置60及び測定結果
処理装置70は、画像信号記憶装置50に記憶された干
渉画像の画像信号から、後述するように半導体ウェーハ
1の表面のパターンの重ね合わせ精度を測定する。
【0031】なお、本実施の形態の重ね合わせ精度測定
装置は1つの二次元画像信号検出器40と2つの一次元
画像信号検出器41a,41bとを備えているが、二次
元画像信号検出器40のみ、または一次元画像信号検出
器41a,41bのみであってもよい。二次元画像信号
検出器40は二次元の画像を取り込め、画像信号処理装
置60は自由度の高い画像信号処理が可能となる。反
面、二次元画像信号検出器40の画像信号の取り込み時
間と、画像信号処理装置60の画像信号の処理時間が長
くなる。一次元画像信号検出器41a,41bはシリン
ドリカルレンズ35a,35bにより光学的に積分され
た画像を取り込むので、画像信号処理装置60は一次元
方向の画像信号の加算処理が不要となる。また、一次元
画像信号検出器41a,41bの画像信号の取り込み時
間は、二次元画像信号検出器40に比べて短い。従っ
て、矩形又は直線等の予め規定されたパターンの測定に
おいては、一次元画像信号検出器41a,41bを用い
たほうがよい。
【0032】また、本実施の形態の重ね合わせ精度測定
装置はθZ移動機構11により半導体ウェーハ1をZ方
向及びθ方向へ移動してフォーカス位置の調整を行って
いるが、検出光学系を調整することによりフォーカス位
置の調整を行ってもよい。
【0033】次に、ベストフォーカスの位置の検出につ
いて説明する。図2は、本発明のパターン検出方法を説
明する図である。図2(a)は凹形の段差パターンの場
合の画像信号Gの信号強度を示し、図2(b)は図2
(a)の画像信号Gを微分したフォーカス信号Dの信号
強度を示す。また、図2(c)は凸形のレジストパター
ンの場合の画像信号Gの信号強度を示し、図2(d)は
図2(c)の画像信号Gを微分したフォーカス信号Dの
信号強度を示す。図2(a)〜(d)において、X0は
パターンの中心位置である。画像信号処理装置60は、
画像信号記憶装置50に記憶されたパターンの画像信号
から、波形対称性演算によりパターンの中心位置X0を
求める。そして、画像信号処理装置60は、パターンの
中心位置X0でパターン位置を領域XL〜X0と領域X
0〜XRの2つに分割し、分割した2つの領域それぞれ
でフォーカス信号Dの最大値又は最小値を求める。
【0034】段差パターンの場合、左側の領域XL〜X
0では、図2(a)の画像信号GがGL1の位置で図2
(b)のフォーカス信号Dが最大値DL1となり、図2
(a)の画像信号GがGL2の位置で図2(b)のフォ
ーカス信号Dが最小値DL2となる。右側の領域X0〜
XRでは、図2(a)の画像信号GがGR1の位置で図
2(b)のフォーカス信号Dが最大値DR1となり、図
2(a)の画像信号GがGR2の位置で図2(b)のフ
ォーカス信号Dが最小値DR2となる。従って、段差パ
ターンの場合、画像信号処理装置60は、フォーカス信
号Dの最大値又は最小値を4つ得ることができる。測定
結果処理装置70は、このうち左側の領域XL〜X0で
の最大値DL1と右側の領域X0〜XRでの最大値DR
1を用いてベストフォーカスの位置を検出する。
【0035】レジストパターンの場合、左側の領域XL
〜X0では、図2(c)の画像信号GがGL2の位置で
図2(d)のフォーカス信号Dが最小値DL2となる。
右側の領域X0〜XRでは、図2(c)の画像信号Gが
GR1の位置で図2(d)のフォーカス信号Dが最大値
DR1となる。従って、レジストパターンの場合、画像
信号処理装置60は、フォーカス信号Dの最大値又は最
小値を2つ得ることができる。測定結果処理装置70
は、これらの最小値DL2及び最大値DR1を用いてベ
ストフォーカスの位置を検出する。
【0036】図3は、本発明の重ね合わせ精度測定装置
のフォーカス信号の最大値及び最小値とフォーカス位置
との関係の一例を示す図である。図3の縦軸のフォーカ
ス信号は図15(a)に示したパターンについて画像信
号処理装置60で検出したフォーカス信号の最大値及び
最小値を示し、横軸のフォーカス位置はベストフォーカ
ス時を零としたフォーカス値を示している。そして、実
線DL1は段差パターン9aのフォーカス信号の左側の
領域XL〜X0での最大値、実線DR1は段差パターン
9aのフォーカス信号の右側の領域X0〜XRでの最大
値、破線DL2はレジストパターン9bのフォーカス信
号の最小値、破線DR1はレジストパターン9bのフォ
ーカス信号の最大値である。
【0037】段差パターン9aの場合、測定結果処理装
置70は、図3に示す実線DL1のピーク及び実線DR
1のピークの中心点をベストフォーカスの位置として検
出する。これは、フォーカス信号の左側の領域XL〜X
0での最大値DL1と右側の領域X0〜XRでの最大値
DR1が等しくなるフォーカス位置を検出していること
になる。一方、レジストパターン9bの場合、測定結果
処理装置70は、図3に示す破線DL2及び破線DR1
のピークの位置をベストフォーカスの位置として検出す
る。このように、測定結果処理装置70のベストフォー
カスの位置の決定方法は、パターンの形状により異な
る。図3から分かるように、いずれの場合も、検出結果
は従来に比べて真のベストフォーカスの位置に極めて近
くなる。
【0038】次に、パターンの重ね合わせ精度の測定に
ついて説明する。図4は、本発明の重ね合わせ精度測定
装置の干渉画像の画像信号のシミュレーション結果を示
す図である。図4は、図13(a)に示したパターンに
ついて、図13(b)と同様にレンズの開口数NAを
0.65、照明σ(パーシャルコヒーレンシ)を0.6
5、照明光を波長480nm,540nm,640nm
の合成光とし、無収差光学系とした場合のシミュレーシ
ョン結果である。図4の縦軸の信号強度は異なるフォー
カス位置での干渉画像の画像信号の相対強度を示し、横
軸のパターン位置はパターンの中心位置からの距離を示
している。そして、実線F0は重ね合わせ精度測定装置
のフォーカス位置がパターンの周囲の高さに合っている
ベストフォーカスの場合(フォーカス値=0)、破線F
4は重ね合わせ精度測定装置のフォーカス位置がベスト
フォーカスの位置から下へ0.04μmずれてる場合
(フォーカス値=0.04)、破線F4‘は重ね合わせ
精度測定装置のフォーカス位置がベストフォーカスの位
置から上へ0.04μmずれている場合(フォーカス値
=−0.04)、一点鎖線F8は重ね合わせ精度測定装
置のフォーカス位置がベストフォーカスの位置から下へ
0.08μmずれてる場合(フォーカス値=0.0
8)、一点鎖線F8‘は重ね合わせ精度測定装置のフォ
ーカス位置がベストフォーカスの位置から上へ0.08
μmずれている場合(フォーカス値=−0.08)、破
線F12は重ね合わせ精度測定装置のフォーカス位置が
ベストフォーカスの位置から下へ0.12μmずれてる
場合(フォーカス値=0.12)、破線F12‘は重ね
合わせ精度測定装置のフォーカス位置がベストフォーカ
スの位置から上へ0.12μmずれている場合(フォー
カス値=−0.12)である。
【0039】図4に示すように、干渉画像の画像信号の
ベースライン強度及びコントラストは、フォーカス位置
によって大きく変化する。図4ではフォーカス位置の変
化量が0.04μmと微小であるが、例えばフォーカス
値=−0.04の破線F4‘は、ベストフォーカス時の
実線F0に比べてコントラストが大きく変化している。
従って、フォーカス位置を微小量変化させると、干渉画
像の画像信号のコントラストが大きくなるフォーカス位
置を見つけることができ、大きなコントラストが得られ
るフォーカス位置での干渉画像の画像信号を用いてパタ
ーンの中心位置を計算すると、より正確にパターンの中
心位置を検出することができる。
【0040】しかしながら、干渉画像の画像信号は、半
導体ウェーハ1の表面又はリファレンスミラー30の反
射面のわずかな傾斜による位相差、フォーカス位置の移
動誤差、フォーカス送り方向の微振動等により影響を受
ける。このうち、半導体ウェーハ1の表面又はリファレ
ンスミラー30の反射面の傾斜による位相差の影響を除
去する方法としては、干渉画像の位相差を検出する方法
が有効である。
【0041】図5は、干渉画像の画像信号とフォーカス
位置との関係の一例を示す図である。図5の縦軸の信号
強度は異なるパターン位置での干渉画像の画像信号の相
対強度を示し、横軸のフォーカス位置はベストフォーカ
ス時を零としたフォーカス値を示している。そして、実
線P0はパターンの中心位置の場合、破線P4はパター
ンの中心位置から1μm離れたパターンエッジ部の場
合、一点鎖線P2はパターンの中心位置から2μm離れ
たパターン周辺部の場合である。図5に示すように、ど
のパターン位置でも干渉画像の画像信号がピークとなる
フォーカス位置が存在し、パターン位置によって干渉画
像の画像信号がピークとなるフォーカス位置が変化す
る。干渉画像の画像信号のピークは、パターンの表面の
光学的距離がリファレンスミラー30の反射面の光学的
距離と一致したフォーカス位置で発生し、そのフォーカ
ス位置は干渉画像の位相差を表す。従って、各パターン
位置において干渉画像の画像信号がピークとなるフォー
カス位置を求めてプロットすると、干渉画像の位相差を
示す位相差信号を得ることができる。
【0042】図6は、2次曲線近似により求めた位相差
信号の一例を示す図である。これは、図5と同様の信号
波形の3点から、2次曲線近似でピークの位置を求めた
場合である。図6の縦軸は干渉画像の位相差を示し、横
軸のパターン位置はパターンの中心位置からの距離を示
している。図6の位相差信号の波形は簡単な台形の形状
をしているので、これから容易にパターンの中心位置を
計算してパターンの重ね合わせ精度を測定することがで
きる。また、図6では、横軸がパターン位置、縦軸が位
相差となっているので、半導体ウェーハ1の表面又はリ
ファレンスミラー30の反射面が傾斜している場合、傾
斜による位相差の影響がそのまま現れて波形全体が傾斜
する。従って、簡単な補正計算で傾斜による位相差の影
響を容易に除去することができ、パターンの中心位置を
計算することができる。
【0043】また、パターンの段差の高さHと位相差Φ
との間には、照明光の中心波長をλとすると、Φ=4π
H/λの関係がある。H=33.75nm、λ=540
nmのとき、Φ=4×π×33.75/540=0.7
85(rad)となり、図6の結果とほぼ一致する。即
ち、図4の信号波形はパターンの形状そのものを表して
いる。
【0044】図6は、図4と同様のシミュレーション結
果を用いて求めたものであり、重ね合わせ精度測定装置
のフォーカス位置の移動が正確に行われた場合を示すも
のである。フォーカス位置の変化量は図4の場合と同様
に0.04μmと微小であり、実際にこのように微小な
変化量でフォーカス位置の移動を行う際は、フォーカス
位置の移動誤差やフォーカス送り方向の微振動が発生す
る。図6のように信号波形の3点から2次曲線近似でピ
ークの位置を求める方法では、このようなフォーカス位
置の移動誤差やフォーカス送り方向の微振動の影響を受
けやすいという問題がある。
【0045】図7は、本発明のパターン検出方法を説明
する図である。干渉画像の画像信号Gはフォーカス位置
Fとパターン位置Xの二次元関数G(F,X)で表すこ
とができ、図7のグラフの縦軸は干渉画像の画像信号G
の強度信号、横軸はフォーカス位置F、奥行き方向はパ
ターン位置Xを示す。照明光の中心波長をλとすると、
干渉画像の画像信号の周期Lfは、Lf=λ/2となる。
図7のF1〜F2は、演算処理を行うフォーカス位置の
範囲を示し、干渉画像の画像信号の周期Lfの整数倍に
設定する。画像信号処理装置60は、画像信号記憶装置
50に記憶された干渉画像の画像信号から、二次元関数
G(F,X)と干渉画像の画像信号の周期Lfを用い
て、図7に示した式(1)、式(2)、式(3)又は式
(3’)の計算を実行する。
【0046】なお、式(1)では二次元関数G(F,
X)にフォーカス位置の周期関数であるcos(2πF
/Lf)を掛け算した値の総和を求めているが、さらに
その平均を求めてもよい。式(2)についても同様であ
る。式(3)又は式(3’)は、式(1)で求めたSC
(X)を式(2)で求めたSS求(X)で割った値の逆
正接(アークタンジェント)を求めるものである。
【0047】図8は、本発明のパターン検出方法により
求めた位相差信号の一例を示す図である。図8の縦軸は
干渉画像の位相差を示し、横軸のパターン位置はパター
ンの中心位置からの距離を示している。そして、実線は
図7に示した計算式により求めた位相差を示し、破線は
図6の2次曲線近似により求めた位相差を示している。
即ち、破線は3点のフォーカス位置でのデータから2次
曲線近似で計算したものであるのに対し、実線は図7に
示した計算式により多数のフォーカス位置でのデータを
用いて計算したものである。
【0048】図8では、実線と破線がほとんど一致して
いる。このように、干渉画像の画像信号がシミュレーシ
ョン結果と同様に理想的な信号である場合は両者の差は
現れない。しかしながら、実際の干渉画像の画像信号
は、信号のノイズ、フォーカス位置の移動誤差、フォー
カス送り方向の微振動等の影響を受ける。従って、干渉
画像の画像信号にフォーカス位置の周期関数を掛け算し
た値の和を求める演算処理を行って、より多くのフォー
カス位置でのデータを用いることにより、フォーカス位
置の移動誤差やフォーカス送り方向の微振動による影響
が少なくなり、位相差の計算精度が向上する。
【0049】測定結果処理装置70は、画像信号処理装
置60が上記の演算処理によって検出した干渉画像の位
相差信号からパターンの中心位置を計算することによ
り、パターンの重ね合わせ精度を精度よく測定すること
ができる。また、干渉画像の画像信号はそのままパター
ンの段差の形状を表すので、画像信号処理装置60は、
画像信号記憶装置50に記憶されたパターンの干渉画像
の画像信号から、パターンの段差の形状を精度よく検出
することができる。
【0050】なお、図7に示した式(3)及び式
(3’)は、式(1)で求めたSC(X)が正の値か負
の値かによって、場合分けが必要であることを示してい
る。図9は、本発明の位相差計算式を説明する図であ
る。図9のΦ1はSC1が正の値の場合、Φ2はSC2
が負の値の場合を示す。(3)及び式(3’)で用いた
逆正接(アークタンジェント)は、−π/2からπ/2
の範囲の値である。一方、求めようとする位相差Φは、
零から2πの範囲の値である。従って、SCが負の値の
場合は、式(3’)のように逆正接(アークタンジェン
ト)の値にπを加算する必要がある。パターンの段差の
高さが67.5nm〜130nmの場合は、このような
判定が必要となる。
【0051】図10は、本発明のパターン検出方法によ
り求めた位相差信号の一例を示す図である。図10の縦
軸は干渉画像の位相差を示し、横軸のパターン位置はパ
ターンの中心位置からの距離を示している。そして、実
線H1は段さの高さが33.75nmの段差パターンの
場合、破線H2は段さの高さが67.5nmの段差パタ
ーンの場合、一点鎖線H3は段さの高さが130nmの
段差パターンの場合である。
【0052】図10に示すように、干渉画像の位相差
は、段差の高さに応じて増加する。しかし、単純な比例
増加ではなく、位相差と段差の高さを関係付けるために
は、補正計算が必要である。段差の高さがさらに大きく
なると位相差がπを超えてしまい、計算が難しくなる。
その場合は、図6と同様に信号波形の3点から2次曲線
近似によりピークの位置を求めて概略の位相差を求める
必要が生ずる。本発明の位相差計算方法と2次曲線近似
によるピーク検出方法とを組み合わせることにより、段
差の高さが大きなパターンでも位相差を正確に検出する
ことができる。
【0053】最後に、本実施の形態の重ね合わせ精度測
定装置を用いてパターンの重ね合わせ精度を測定する手
順の一例を説明する。
【0054】ステップ1:基準パターン位置移動 XY移動機構12を駆動して、半導体ウェーハ1に形成
されたフォーカス校正用の基準パターンを測定位置へ移
動する。
【0055】ステップ2:フォーカス位置粗調整 図示しないオートフォーカス機構を駆動して、フォーカ
ス位置を大まかに調整する。この粗調整は、XY位置精
密調整(ステップ3)用の画像信号を得るためであっ
て、このときのフォーカス精度は、通常のオートフォー
カス機構の精度で十分である。
【0056】ステップ3:XY位置精密調整 シャッター26を閉じ、フォーカス校正用の基準パター
ンの画像を検出し、その画像信号からXY位置の精密調
整を行う。
【0057】ステップ4:干渉光学系のフォーカス位置
校正 シャッター26を開き、フォーカス制御装置13により
θZ移動機構11を駆動してフォーカス位置をステップ
移動させながら、フォーカス校正用の基準パターンの干
渉画像を検出し、その画像信号から干渉光学系のフォー
カス位置を校正する。半導体ウェーハ1に形成されたフ
ォーカス校正用の基準パターンは、白黒パターン等の理
想条件で作られており、干渉光学系のフォーカス位置を
ほぼベストフォーカスの位置に校正することができる。
【0058】ステップ5:測定パターン位置移動 XY移動機構12を駆動して、半導体ウェーハ1に形成
された測定すべきパターンを測定位置へ移動する。
【0059】ステップ6:フォーカス位置粗調整 図示しないオートフォーカス機構を駆動して、フォーカ
ス位置を大まかに調整する。この粗調整は、XY位置精
密調整(ステップ7)用の画像信号を得るためであっ
て、このときのフォーカス精度は、エアーマイクロ等の
オートフォーカス機構の精度で十分である。
【0060】ステップ7:XY位置精密調整 シャッター26を閉じ、パターンの画像を検出し、その
画像信号からXY位置の精密調整を行う。
【0061】ステップ8:ベストフォーカス位置検出 シャッター26を閉じたまま、フォーカス制御装置13
によりθZ移動機構11を駆動してフォーカス位置をス
テップ移動させながら、パターンの画像を検出し、その
画像信号を画像信号記憶装置50に記憶する。画像信号
処理装置60及び測定結果処理装置70は、画像信号記
憶装置50に記憶されたパターンの画像信号から、ベス
トフォーカスの位置を検出する。ここで、画像信号処理
装置60及び測定結果処理装置70は、図2及び図3で
説明した方法によりベストフォーカスの位置の検出を行
う。
【0062】ステップ9:干渉画像信号取り込み シャッター26を開き、フォーカス制御装置13により
θZ移動機構11を駆動してフォーカス位置をベストフ
ォーカスの位置の近傍でステップ移動させながら、パタ
ーンの干渉画像を検出し、その画像信号を画像信号記憶
装置50に記憶する。
【0063】ステップ10:干渉画像信号処理 画像信号処理装置60及び測定結果処理装置70は、画
像信号記憶装置50に記憶された干渉画像の画像信号か
ら、パターンの重ね合わせ精度を算出する。ここで、画
像信号処理装置60及び測定結果処理装置70は、図7
で説明した方法により干渉画像の位相差の計算を行う。
【0064】以上の手順によれば、測定すべきパターン
を精密に検出光学系の中心に移動し、ベストフォーカス
の位置の近傍での干渉画像の画像信号を得ることができ
る。従って、パターンの中心位置を正確に計算し、パタ
ーンの重ね合わせ精度を精度よく測定することができ
る。
【0065】
【発明の効果】本発明のパターン検出方法及びパターン
検出装置によれば、パターンの中心位置で分割した2つ
の領域で検出した画像信号の微分波形の最大値又は最小
値のフォーカス位置による変化からベストフォーカスの
位置を検出することにより、ベストフォーカスの位置を
精度よく検出することができる。
【0066】また、本発明のパターン検出方法及びパタ
ーン検出装置によれば、干渉画像の画像信号にフォーカ
ス位置の周期関数を掛け算した値の和を求める演算処理
を行って干渉画像の位相差を検出することにより、干渉
画像の位相差を精度よく検出することができる。さら
に、干渉画像の画像信号から、段差が極めて低いパター
ンの段差の形状を精度よく検出することができる。
【0067】本発明の重ね合わせ精度測定方法及び重ね
合わせ精度測定装置によれば、ベストフォーカスの位置
を精度よく検出することができ、または干渉画像の位相
差を精度よく検出することができるので、パターンの重
ね合わせ精度を精度よく測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による重ね合わせ精度
測定装置の概略構成を示す図である。
【図2】 本発明のパターン検出方法を説明する図であ
る。
【図3】 本発明の重ね合わせ精度測定装置のフォーカ
ス信号の最大値及び最小値とフォーカス位置との関係の
一例を示す図である。
【図4】 本発明の重ね合わせ精度測定装置の干渉画像
の画像信号のシミュレーション結果を示す図である。
【図5】 干渉画像の画像信号とフォーカス位置との関
係の一例を示す図である。
【図6】 2次曲線近似により求めた位相差信号の一例
を示す図である。
【図7】 本発明のパターン検出方法を説明する図であ
る。
【図8】 本発明のパターン検出方法により求めた位相
差信号の一例を示す図である。
【図9】 本発明の位相差計算式を説明する図である。
【図10】 本発明のパターン検出方法により求めた位
相差信号の一例を示す図である。
【図11】 (a)はMOSゲートトランジスタのゲー
トレジストパターンを形成した後の半導体ウェーハの一
部の上面図、(b)はそのA−A部断面図である。
【図12】 従来の重ね合わせ精度測定装置の概略構成
を示す図である。
【図13】 (a)はパターン形状を示す図、(b)は
従来の重ね合わせ精度測定装置の検出信号のシミュレー
ション結果を示す図である。
【図14】 従来の重ね合わせ精度測定装置のフォーカ
ス信号とフォーカス位置との関係の一例を示す図であ
る。
【図15】 (a)はパターン形状を示す図、(b)は
従来の重ね合わせ精度測定装置の検出信号の一例を示す
図である。
【図16】 従来の重ね合わせ精度測定装置の合わせ測
定値及びフォーカス信号とフォーカス位置との関係の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1…半導体ウェーハ、10…ウェーハチャック、11…
θZ移動機構、12…XY移動機構、20…光源、2
1,23…照明レンズ、22…照明絞り、24,31,
34…ビームスプリッタ、25,27…対物レンズ、2
6…シャッター、30…リファレンスミラー、32,3
3…結像レンズ、35a,35b…シリンドリカルレン
ズ、40…二次元画像信号検出器、41a,41b…一
次元画像信号検出器、50…画像信号記憶装置、60…
画像信号処理装置、70…測定結果処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 525R (72)発明者 鈴木 高彦 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 富永 浩康 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田部井 孝和 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 櫻井 喜彦 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA02 AA03 AA06 AA07 AA14 AA17 BB02 BB25 BB27 CC19 DD03 DD10 FF04 FF10 FF51 FF61 GG02 GG03 GG12 GG23 GG24 HH03 JJ02 JJ03 JJ25 JJ26 KK01 LL04 LL08 LL12 LL30 LL46 PP12 PP22 PP24 QQ13 QQ29 SS02 SS13 TT02 UU05 UU07 5F046 FA10 FA17 FB08 FB10 FB12 FC03 FC04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の表面に設けられた段差を有す
    るパターンの検出方法であって、 パターンの画像信号を異なるフォーカス位置で複数作成
    し、 各画像信号について、画像信号からパターンの中心位置
    を求め、パターンの中心位置で分割した2つの領域で画
    像信号の微分波形の最大値又は最小値を検出し、 各領域の画像信号の微分波形の最大値又は最小値のフォ
    ーカス位置による変化からベストフォーカスの位置を検
    出することを特徴とするパターン検出方法。
  2. 【請求項2】 フォーカス位置を可変する機構を有し、
    被測定物の表面に設けられた段差を有するパターンを検
    出する装置であって、 パターンの画像を検出して画像信号を出力する画像検出
    手段と、 前記画像検出手段が出力した画像信号を記憶する画像信
    号記憶手段と、 前記画像信号記憶手段に記憶された異なるフォーカス位
    置での複数の画像信号のそれぞれについて、画像信号か
    らパターンの中心位置を求め、パターンの中心位置で分
    割した2つの領域で画像信号の微分波形の最大値又は最
    小値を検出する画像信号処理手段と、 前記画像信号処理手段で検出された各領域の画像信号の
    微分波形の最大値又は最小値のフォーカス位置による変
    化からベストフォーカスの位置を検出する手段とを備え
    たことを特徴とするパターン検出装置。
  3. 【請求項3】 被測定物の表面に設けられた段差を有す
    る複数のパターンの重ね合わせ精度を測定する方法であ
    って、 パターンの画像信号を異なるフォーカス位置で複数作成
    し、 各画像信号について、画像信号からパターンの中心位置
    を求め、パターンの中心位置で分割した2つの領域で画
    像信号の微分波形の最大値又は最小値を検出し、 各領域の画像信号の微分波形の最大値又は最小値のフォ
    ーカス位置による変化からベストフォーカスの位置を検
    出し、 検出したベストフォーカスの位置にフォーカス位置を決
    定してパターンの重ね合わせ精度を測定することを特徴
    とする重ね合わせ精度測定方法。
  4. 【請求項4】 フォーカス位置を可変する機構を有し、
    被測定物の表面に設けられた段差を有する複数のパター
    ンの重ね合わせ精度を測定する装置であって、 パターンの画像を検出して画像信号を出力する画像検出
    手段と、 前記画像検出手段が出力した画像信号を記憶する画像信
    号記憶手段と、 前記画像信号記憶手段に記憶された異なるフォーカス位
    置での複数の画像信号のそれぞれについて、画像信号か
    らパターンの中心位置を求め、パターンの中心位置で分
    割した2つの領域で画像信号の微分波形の最大値又は最
    小値を検出する画像信号処理手段と、 前記画像信号処理手段で検出された各領域の画像信号の
    微分波形の最大値又は最小値のフォーカス位置による変
    化からベストフォーカスの位置を検出し、検出したベス
    トフォーカスの位置にフォーカス位置を決定して、前記
    画像信号記憶手段に記憶された画像信号からパターンの
    重ね合わせ精度を検出する手段とを備えたことを特徴と
    する重ね合わせ精度測定装置。
  5. 【請求項5】 被測定物の表面に設けられた段差を有す
    るパターンの検出方法であって、 照明光を分割して、一方を被測定物の表面に照射し、他
    方を被測定物の表面と光学的に等距離に位置する反射面
    に照射し、 被測定物の表面からの反射光と反射面からの反射光とが
    干渉して得られる干渉画像の画像信号を作成し、 画像信号にフォーカス位置の周期関数を掛け算した値の
    和を求める演算処理を行って干渉画像の位相差を検出す
    ることを特徴とするパターン検出方法。
  6. 【請求項6】 周期関数の周期を照明光の中心波長の2
    分の1としたことを特徴とする請求項5に記載のパター
    ン検出方法。
  7. 【請求項7】 被測定物の表面に設けられた段差を有す
    るパターンの検出装置であって、 照明光を発生する照明手段と、 前記照明手段が発生した照明光を分割する分割手段と、 被測定物の表面と光学的に等距離に位置する反射面を有
    する反射手段と、 前記照明手段が発生した照明光を前記分割手段で分割し
    た一方を被測定物の表面に照射した反射光と、他方を前
    記反射手段の反射面に照射した反射光とが干渉して得ら
    れる干渉画像を検出して画像信号を出力する画像検出手
    段と、 前記画像検出手段が出力した画像信号を記憶する画像信
    号記憶手段と、 前記画像信号記憶手段に記憶された画像信号にフォーカ
    ス位置の周期関数を掛け算した値の和を求める演算処理
    を行って干渉画像の位相差を検出する画像信号処理手段
    とを備えたことを特徴とするパターン検出装置。
  8. 【請求項8】 前記画像信号処理手段は、画像信号に照
    明光の中心波長の2分の1の周期の周期関数を掛け算し
    た値の和を求める演算処理を行って干渉画像の位相差を
    検出することを特徴とする請求項7に記載のパターン検
    出装置。
  9. 【請求項9】 被測定物の表面に設けられた段差を有す
    る複数のパターンの重ね合わせ精度を測定する方法であ
    って、 照明光を分割して、一方を被測定物の表面に照射し、他
    方を被測定物の表面と光学的に等距離に位置する反射面
    に照射し、 被測定物の表面からの反射光と反射面からの反射光とが
    干渉して得られる干渉画像の画像信号を作成し、 画像信号にフォーカス位置の周期関数を掛け算した値の
    和を求める演算処理を行って干渉画像の位相差を検出
    し、 検出した干渉画像の位相差からパターンの中心位置を検
    出することを特徴とする重ね合わせ精度測定方法。
  10. 【請求項10】 周期関数の周期を照明光の中心波長の
    2分の1としたことを特徴とする請求項9に記載の重ね
    合わせ精度測定方法。
  11. 【請求項11】 被測定物の表面に設けられた段差を有
    する複数のパターンの重ね合わせ精度を測定する装置で
    あって、 照明光を発生する照明手段と、 前記照明手段が発生した照明光を分割する分割手段と、 被測定物の表面と光学的に等距離に位置する反射面を有
    する反射手段と、 前記照明手段が発生した照明光を前記分割手段で分割し
    た一方を被測定物の表面に照射した反射光と、他方を前
    記反射手段の反射面に照射した反射光とが干渉して得ら
    れる干渉画像を検出して画像信号を出力する画像検出手
    段と、 前記画像検出手段が出力した画像信号を記憶する画像信
    号記憶手段と、 前記画像信号記憶手段に記憶された画像信号にフォーカ
    ス位置の周期関数を掛け算した値の和を求める演算処理
    を行って干渉画像の位相差を検出する画像信号処理手段
    と、 前記画像信号処理手段が検出した干渉画像の位相差から
    パターンの中心位置を検出する手段とを備えたことを特
    徴とする重ね合わせ精度測定装置。
  12. 【請求項12】 前記画像信号処理手段は、画像信号に
    照明光の中心波長の2分の1の周期の周期関数を掛け算
    した値の和を求める演算処理を行って干渉画像の位相差
    を検出することを特徴とする請求項11に記載の重ね合
    わせ精度測定装置。
JP2002009899A 2002-01-18 2002-01-18 パターン検出方法及びパターン検出装置、並びに重ね合わせ精度測定方法及び重ね合わせ精度測定装置 Pending JP2003214816A (ja)

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