JP2006120660A - 位置補正方法及び位置補正装置、露光装置、並びにデバイス製造方法 - Google Patents

位置補正方法及び位置補正装置、露光装置、並びにデバイス製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 検出波形が非対称な信号の場合であっても高いフォーカス精度を実現する位置補正方法及び装置を提供する。
【解決手段】 本発明の一側面としての位置検出装置は、被露光体に光を照射しての当該被露光体の位置を検出し、検出した位置情報を補正する位置補正方法であって、前記被露光体からの反射光から位置信号である第1の波形を検出する検出ステップと、前記第1の波形を分解し、複数の第2の波形を生成するステップと、前記第1の波形が対称な波形になるように前記複数の第2の波形から前記第1の非対称性成分が含まれる波形を除去して、前記第1の波形を補正するステップとを有することを特徴とする位置補正方法及び装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、露光装置に係り、特に、被露光体の面位置を計測し補正する位置補正方法を用いた位置補正装置を有する露光装置及び方法に関する。本発明は、例えば、検出波形が非対称な信号の場合の位置補正方法に好適である。
近年の電子機器の小型化及び薄型化の要求に伴い、それに内蔵される大規模集積回路(LSI)を製造する投影露光装置においては、より高い解像力でレチクルの回路パターンをウェハに投影露光することが要求されている。投影露光装置で転写できる最小の寸法(解像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系の開口数(NA)に反比例する。従って、波長を短くすればするほど解像力はよくなる。このため、近年の光源は、超高圧水銀ランプ(g線(波長約436nm)、i線(波長約365nm))から波長の短いKrFエキシマレーザー(波長約248nm)やArFエキシマレーザー(波長約193nm)になり、Fレーザー(波長約157nm)の実用化も進んでいる。更に、露光領域の一層の拡大も要求されている。
これらの要求を達成するために、略正方形形状の露光領域をウェハに縮小して一括露光するステップ・アンド・リピート方式の露光装置(「ステッパー」とも呼ばれる。)から、露光領域を矩形のスリット形状としてレチクルとウェハを相対的に高速走査し、大画面を精度よく露光するステップ・アンド・スキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる。)が主流になりつつある。
スキャナーでは、露光中において、ウェハの所定の位置が露光スリット領域に差し掛かる前に、光斜入射系の表面位置検出手段によってそのウェハの所定の位置における表面位置を計測し、その所定の位置を露光する際にウェハ表面を最適な露光結像位置に合わせ込む補正を行っている。
特に、露光スリットの長手方向(即ち、走査方向と垂直方向)には、ウェハの表面位置の高さ(フォーカス)だけではなく、表面の傾き(チルト)を計測するために、露光スリット領域に複数点の計測点を有している。かかるフォーカス及チルトの計測方法は、数々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−260391号公報
しかし、近年では露光光の短波長化及び投影光学系の高NA化が進み、焦点深度が極めて小さくなり、露光すべきウェハ表面を最良結像面に合わせ込む精度、所謂、フォーカス精度もますます厳しくなってきている。特に、ウェハ上のパターンの影響やウェハに塗布されたレジストの厚さむらに起因する表面位置検出手段の計測誤差が無視することができなくなってきている。
例えば、レジストの厚さむらによって、周辺回路パターンやスクライブライン近傍には、焦点深度と比べれば小さいものの、フォーカス計測にとっては大きな段差が発生している。このため、レジスト表面の傾斜角度が大きくなり、表面位置検出手段の検出する反射光が反射や屈折によって正反射角度からずれを生じてしまう。また、ウェハ上のパターンの粗密の違いによって、パターンが密な領域と粗な領域とでは、反射率に差が生じてしまう。このように、表面位置検出手段が検出する反射光の反射角や反射強度が変化するため、かかる反射光を検出した検出波形に非対称性が発生して計測誤差を生じたり、検出波形のコントラストが著しく低下することでウェハの表面位置を検出できない場合を生じてしまうことになる。
なお、一般に、ウェハ面内でのパターン段差の不均一性やレジストの厚さむらは、ウェハプロセスによって生じるため、ウェハ内又はウェハ間での再現性も乏しく、オフセット処理も困難である。従って、露光中にウェハの表面位置を計測できずに露光がストップしたり、大きなデフォーカスを生じ、その結果、チップ不良を発生させてしまったりして、歩留まりを低下させることになる。
そこで、本発明は、検出波形が非対称な信号の場合であっても高いフォーカス精度を実現する位置補正方法及び装置を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての位置検出装置は、被露光体に光を照射しての当該被露光体の位置を検出し、検出した位置情報を補正する位置補正方法であって、前記被露光体からの反射光から位置信号である第1の波形を検出する検出ステップと、前記第1の波形を分解し、複数の第2の波形を生成するステップと、前記第1の波形が対称な波形になるように前記複数の第2の波形から前記第1の非対称性成分が含まれる波形を除去して、前記第1の波形を補正するステップとを有することを特徴とする。
本発明の別の側面としての位置補正装置は、上記位置補正方法を行う処理部を有することを特徴とする。
本発明の別の側面としての露光装置は、上記位置補正装置を有することを特徴とする。
本発明の別の側面としてのデバイス製造方法は、上記露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、当該露光された被露光体を現像するステップとを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、検出波形が非対称な信号の場合であっても高いフォーカス精度を実現する位置補正方法及び装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。図1は、本発明の位置補正方法1000を使用する露光装置1の構成を示すブロック図である。
露光装置1は、ステップ・アンド・スキャン方式でレチクル20に形成された回路パターンをウェハ40に露光する投影露光装置である。かかる露光装置は、サブミクロンやクオーターミクロン以下のリソグラフィー工程に好適である。露光装置1は、図1に示すように、照明装置10と、レチクル20を載置するレチクルステージ25と、投影光学系30と、ウェハ40を載置するウェハステージ45と、フォーカスチルト検出系50と、制御部60とを有する。制御部60は、CPUやメモリを有し、照明装置10、レチクルステージ25、ウェハステージ45、フォーカスチルト検出系50と電気的に接続され、露光装置1の動作を制御する。制御部60は、本実施形態では、後述するフォーカスチルト検出系50がウェハ40の表面位置を検出する際に用いる光の波長を最適に設定するための位置補正方法1000を行う。尚、位置補正方法1000の説明は後述する。
照明装置10は、転写用の回路パターンが形成されたレチクル20を照明し、光源部12と、照明光学系14とを有する。
光源部12は、例えば、レーザーを使用する。レーザーは、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザーなどを使用することができるが、光源の種類はエキシマレーザーに限定されず、例えば、波長約157nmのFレーザーや波長20nm以下のEUV(Extreme ultraviolet)光を使用してもよい。
照明光学系14は、光源部12から射出した光束を用いて被照明面を照明する光学系であり、本実施形態では、光束を露光に最適な所定の形状の露光スリットに成形し、レチクル20を照明する。照明光学系14は、レンズ、ミラー、オプティカルインテグレーター、絞り等を含み、例えば、コンデンサーレンズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリット、結像光学系の順で配置する。照明光学系14は、軸上光、軸外光を問わずに使用することができる。オプティカルインテグレーターは、ハエの目レンズや2組のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラーレンズ)板を重ねることによって構成されるインテグレーターを含むが、光学ロッドや回折素子に置換される場合もある。
レチクル20は、例えば、石英製で、その上には転写されるべき回路パターンが形成され、レチクルステージ25に支持及び駆動されている。レチクル20から発せられた回折光は、投影光学系30を通り、ウェハ40上に投影される。レチクル20とウェハ40とは、光学的に共役の関係に配置される。レチクル20とウェハ40を縮小倍率比の速度比で走査することによりレチクル20のパターンをウェハ40上に転写する。なお、露光装置1には、光斜入射系のレチクル検出手段70が設けられており、レチクル20は、レチクル検出手段70によって位置が検出され、所定の位置に配置される。
レチクルステージ25は、図示しないレチクルチャックを介してレチクル20を支持し、図示しない移動機構に接続されている。図示しない移動機構は、リニアモーターなどで構成され、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向及び各軸の回転方向にレチクルステージ25を駆動することでレチクル20を移動させることができる。
投影光学系30は、物体面からの光束を像面に結像する機能を有し、本実施形態では、レチクル20に形成されたパターンを経た回折光をウェハ40上に結像する。投影光学系30は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学系)、複数のレンズ素子と少なくとも一枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有する光学系等を使用することができる。色収差の補正が必要な場合には、互いに分散値(アッベ値)の異なるガラス材からなる複数のレンズ素子を使用したり、回折光学素子をレンズ素子と逆方向の分散が生じるように構成したりする。
ウェハ40は、被処理体であり、フォトレジストが基板上に塗布されている。なお、本実施形態では、ウェハ40は、フォーカスチルト検出系50が位置を検出する被検出体でもある。ウェハ40は、別の実施形態では、液晶基板やその他の被処理体に置換される。
ウェハステージ45は、図示しないウェハチャックによってウェハ40を支持する。ウェハステージ45は、レチクルステージ25と同様に、リニアモーターを利用して、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向及び各軸の回転方向にウェハ40を移動させる。また、レチクルステージ25の位置とウェハステージ45の位置は、例えば、レーザー干渉計などにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動される。ウェハステージ45は、例えば、ダンパを介して床等の上に支持されるステージ定盤上に設けられ、レチクルステージ25及び投影光学系30は、例えば、床等に載置されたベースフレーム上にダンパを介して支持される図示しない鏡筒定盤上に設けられる。
フォーカスチルト検出系50は、本実施形態では、光学的な計測システムを用いて、露光中のウェハ40の表面位置(Z軸方向)の位置情報を検出する。フォーカスチルト検出系50は、ウェハ40上の複数の計測すべき計測点に光束を入射し、各々の光束を個別のセンサに導き、異なる位置の位置情報(計測結果)から露光する面のチルトを検出する。
フォーカスチルト検出系50は、図2に示すように、ウェハ40の表面に対して高入射角度で光束を入射させる照明部52と、ウェハ40の表面で反射した反射光の像ずれを検出する検出部54と、演算部56とを有する。照明部52は、光源521と、光合成手段522と、パターン板523と、結像レンズ524と、ミラー525とを有する。検出部54は、ミラー541と、レンズ542と、光分波手段543と、受光器544とを有する。ここで、図2は、フォーカスチルト検出系50の構成を示す拡大ブロック図である。なお、図2では、照明部52において、パターン板523を均一な照度分布で照明するために必要なレンズ類や、検出部54において、色収差を補正するレンズ類は図示を省略している。
図2を参照するに、LEDやハロゲンランプ等の光源521a、521b及び521cから射出された波長λ1、λ2及びλ3の光は、ミラー522aやダイクロイックミラー522b及び522cから構成される光合成手段522を通過して、スリット等のパターンが形成されたパターン板523を照明する。パターン板15を経た光は、結像レンズ524及びミラー525を介してウェハ40上に投影結像する。
更に、ウェハ40で反射した光は、ミラー541及びレンズ542を介して、CCD素子やラインセンサー等の受光素子544a、544b及び544cで構成する受光器544で受光される。なお、受光器544の前段には、ミラー543a、ダイクロイックミラー543b及び543cで構成される光分波手段543が配置される。光分波手段543は、光源521aからの光を受光素子544aで、光源521bからの光を受光素子544bで、光源521cからの光を受光素子544cで受光するように、各々異なる波長の光を分割する機能を有する。パターン板523のウェハ40面上へのパターン像は、レンズ542により、受光素子544a乃至544c上に再結像する。
ウェハステージ45を介してウェハ40が上下方向(即ち、Z軸方向)に移動すると、パターン板523のパターン像は、受光器544上で左右方向(即ち、X軸方向)に移動する。従って、フォーカスチルト検出系50は、かかるパターン像の位置を演算部56で算出することにより、ウェハ40の表面位置を計測点毎に検出している。
ここで、パターン板523上のパターンと検出部54で検出される信号波形との関係について説明する。図3は、パターン板523の一例を示す平面図である。パターン板523は、光を遮光する遮光領域523aと光を透過する透過パターン523bを有しており、透過パターン523bは矩形の形状をしている。また、パターン板523は、図4に示すように、照明された光がウェハ40のパターンに対して約45度の角度をもつように形成される。これは、パターン板523の検出信号を検出する際にウェハ40に形成されたパターンの影響を低減するためである。そのため、上記45度の角度は例示的であり、ウェハ40のパターン(通常は
0度と90度方向の構造が多い)と異なる角度であれば、45度の角度でなくてもよい。ここで、図4(a)は、パターン板523を示す平面図であり、図4(b)は、パターン板523の拡大平面図である。
この場合、パターン板523は所定の角度を有しているために、パターン板523を照明した光は反射率の異なるパターンを跨いで照射する。それによって、図4(b)に示すように、対称領域β1及びβ3の断面AA´と断面CC´では対称の波形が検出される。一方、非対称領域β2の断面BB´は、反射率の異なるパターンを跨いでいるために非対称な波形が検出される。その結果、図5に示すようなグラフのようになる。ここで、図5は、パターン板523の反射率を測定したグラフである。図5に示すように断面BB´の位置では、反射率が変化している。それによって、非対称性を有する波形が検出される。これらのウェハ40上の反射率差は、主に、メモリセル部や周辺回路部やスクライブラインなどの境界部で、パターンの密度(線幅やピッチ)や、縦構造が異なるために発生する場合が多い。
また、ウェハ40の波形の非対称性は、異なる反射率のウエハパターンに起因する以外にも単純なレジスト42の膜厚の不均一性でも生じる。
以下、図7を参照して、照明する光の波長に対する検出部54で検出される波形信号の依存性について説明する。図7は、ウェハ40上のパターン段差41によるレジスト42の膜厚不均一性に起因する反射率の差を説明するための図である。レジスト42の塗布されたウェハ40の反射率は、レジスト表面42aの反射光とレジスト裏面(即ち、ウェハ40とレジスト42との界面)42bの反射光との干渉によって決まる。ウェハ40上において、パターン段差41が無い領域E1のレジスト42の膜厚Rtに比べて、パターン段差41がある領域E2のレジスト42の膜厚Rt’は厚くなるため、領域E1に照射された光のレジスト表面42aの反射光ka1とレジスト裏面42bの反射光ka2の光路長差dAと、領域E2に照射された光のレジスト表面42aの反射光kb1とレジスト裏面42bの反射光kb2の光路長差dBが異なる。この結果、領域E1と領域E2の反射率に差が生じる。このような反射率の差がある領域に光が照射された場合、非対称な信号波形が生じることになる。
したがって、これらの非対称性は、ウェハ毎や、ウェハ差、半導体工程差で発生する非対称の程度が異なることになる。スキャナーと呼ばれる露光装置は広い面内を走査しながら、高速で読み取る必要性からエリアセンサーでなく、ラインセンサーを用いることが設計上多くなってきている。そのためにエリアセンサーの場合と異なり、非計測方向のライン毎の計測値はなく、1ラインであるために、非対称成分と対称成分が合成された波形でしか出力できない状況になっている。
このような対称成分と非対称成分が合成した信号波形から非対称成分を除去する信号処理手段を提供することが、本発明の主眼とするところである。基本的な考え方は、まず信号波形からウエハのパターン構造に起因する非対称成分を分離することにある。そのための手段として対称性成分を信号波形から分解する手法としてガウス関数などの対称性関数をモデルとした曲線あてはめ(カーブフィッティング)を使用している。対称性関数のモデル式は実際の検出される対称性を表現している信号波形に形状が適合していることが、必要になる。本発明ではガウス関数がその条件を満たしているとして説明を行う。
以下、図8を参照して、位置補正方法について説明する。ここで、図8は、位置補正方法を説明するためのフローチャートである。
まず、ウェハ40からの反射光から位置信号波形(第1の波形)を検出する(ステップS1002)。ここでは、位置信号は、検出部54によって検出される。
次に、ステップS1002で検出した位置信号波形からノイズを除去する(ステップS1004)。ステップS1004を行うことで高周波ノイズの影響を除去し、後述するガウス関数によるカーブフィッティングの精度を上げることが可能となる。位置信号波形からノイズを除去する方法としては、例えば、位相ズレを起こさない重み付き移動平均を使用することができる。ステップS1004は信号波形の特徴量を計算するものである。本実施形態においては、非対称性を歪み度として定量化し、定量化した歪み度によって信号処理の方式の選択方法に用いる。歪み度は、平均をμ、標準偏差をσとしたとき、以下の数式1によって表すことができる。
数式1は、データ値から平均値を引いたものを3乗して、分散値で割った物をデータ個数分、足したものである。歪み度は統計計算で既知の統計量であり、波形が対称であれば0となり、符号が正の値になれば左側に傾いた波形分布になり、負の値になれば波形が右側に傾いた分布となり、数値データに比例して歪むことになり、非対称性が大きくなる。
次に、位置信号波形を分解し、複数の波形(第2の波形)を生成する(ステップS1006)。この場合、位置信号波形の分解に用いる関数はガウス関数などの対称性を有するものを使用する。
ここで、図10及び11を参照して、ガウス関数の原理を説明する。ここで、図10は、対称性関数を示すグラフである。図11は、非対称性関数を示すグラフである。信号波形の高さをaとし、波形の軸中心をb(bに対して線対称)とし、波形の半値幅としたとき、ガウス関数は以下の数式2のように表わされる。
ガウス関数などの対称性関数では、波形の重心が波形中心と定義すれば、波形中心はbとなる。図10に示すグラフは、数式1にパラメータ値としてa=50、b=10、c=5の場合の数値例を示している。このようにパラメータa、b、cは、非対称性波形の形状に基づいて決定され、パラメータa、b、cを変えることでガウス関数の波形を変えることができる。
また、非対称性波形は以下数式3で表すことができる。
ガウス関数は、図11に示すように、数式2の関数式を2つ足し合わせることによって、対称性波形から非対称性波形を作成することができる。図11(b)は、波形の高さと波形の波形の中心位置が異なる2つのガウス関数を重ねた図である。図11(a)は、図11(b)の2つのガウス関数を足し合わせた波形になっており、左右のエッジの傾きが異なり非対称性を有する波形となっている。このように、ガウス関数は、3つのパラメータ値が異なるガウス関数の合成から非対称性波形を表現できる。
上記方法によりカーブフィッティングした結果、ステップS1002で検出した位置信号波形は、対称成分の波形の合成波形として表わすことができる。本実施形態では、非対称性成分が対称性成分から合成可能なことが着目して、非対称性成分を有する位置信号波形を複数の対称性波形に分解して、複数の対称性波形の中でウエハのパターン構造に起因する非対称性成分に対応する対称性波形を示す波形を除去している。位置信号波形からウエハのパターン構造に起因する非対称成分を除去している。
実際に使用するカーブフィッティングのアルゴリズムは、ガウス関数が非線形関数であるので非線形の最小二乗法が使用できる。代表的なアルゴリズムとしてはGauss−Newton法などがあり、そのほかにも既存のアルゴリズムが使用可能である。実際の適用においては検出する信号波形の理想対称性関数のモデル関数を使用した方が精度面では高精度なものになる。モデル関数は、数式1で示すガウス関数をn個の線形結合したモデル式であり、以下数4として表すことができる。
数式4を使用し、非線形の最小二乗法を適用することで信号波形をn個のガウス関数に分解することが可能になる。
次に、位置信号波形が対称な波形になるように前記複数の第2の波形から前記第1の非対称性成分が含まれる波形を除去し、位置信号波形を補正する(ステップS1008)。ステップS1008は、数式4で示すnが複数個のモデル関数でカーブフィッティングした結果のガウス関数のフィッティング関数パラメータ数値と非対称性を有する波形特徴量から位置信号波形の中心を算出する処理を表す。波形中心の一般式は数式5で表される。
数式5において、Xcは信号波形の中心座標を表している。位置信号波形の中心座標Xcはカーブフィッティングを行うと、n組のガウス関数のパラメータ値a,b,cが得られる。(iはindexで1〜n個の値をとる。)その結果、パラメータ値bに対して重みwをつけて、線形結合した値を示している。数式5はXcの範囲はXminとXmaxの範囲でXminはパラメータ値bの最小値、Xmaxはbの最大値を表している。重みwの重み係数の範囲は以下の数式6によって定義される。
数式6は、0〜1までの浮動小数点の値が設定できる。一つのパラメータ値bを選ぶには例えばパラメータ値bを選択する場合は重みw=1として、残りの重みw=0にする設定が可能となる。重みwがすべて0の条件は座標が0になるため、禁止条件としてある。
以下、図9を参照して、重み条件を選択する条件を説明する。ここで、図9は、重み条件を選択する条件を説明するためのフローチャートである。フローチャートの内容を補足する図として図12、図13の5つのガウス関数で波形分解した例も合わせて説明することにする。ここで、図12及び図13は、ガウス関数で分解した波形を示すグラフである。まず、図9のフローチャートの説明から行う。
歪み度を計算し、計算した歪み度の絶対値が予め、設定したしきい値を超えるかどうかの判定を行う(ステップS2002)。この場合、ステップS2002の判断内容を説明するには前提となるガウス関数でのカーブフィッテング内容の説明が必要となる。そこで図12、図13の5つのガウス関数で信号波形を分解した例を用いて内容を説明する。図12はモデル関数として数式4をn=5としたモデル関数を以下の数式7に示す。
数式7は、数式4の5つのガウス関数にカーブフィッティングにより分解したものである。カーブフィッティングは最小二乗法をベースアルゴリズムに使用しているため信号波形とモデル波形との残差が最小になるような、モデル波形のパラメータ値a,b,cの組み合わせを選ぶようにアルゴリズムが動作する。5つのガウス関数g61、g62、g63、g64、g65のうちベースラインの波形のすそ部分がg61、g65の2つのガウス関数で表されている。左エッジはg61、右エッジ部分はg64が信号波形に適合表現されている。すその部分と左右の波形部分の除いた中心のg63のガウス関数が残りの対称性関数となり、ピーク中央部の波形を表現している。
図13は、別の半導体プロセスの信号波形を同じモデル関数で分解した場合であり、g71、g72、g73、g74、g75の5つのガウス関数に分解される。歪み量が図の13と異なり、カーブフィッティングを行った結果ベースラインの部分がg71で一つのガウス関数で波形の適合をした例である。左エッジ部分はg72で適合、右エッジ部分はg74とg75で適合しているが、図11で説明したように波形の高さaの値が異なるためg74とg75の合成関数は非対称性波形となる。同様に左エッジ部分はg72とg73を合成した波形として表されて非対称性波形となる。図13の場合はg63が非対称を表現する歪みを除去した対称性波形となる。g63の関数パラメータbが非対称性の成分を取り除いた信号中心となるが、図13の場合は左右の非対称性成分を取り除いた対称性関数が表現できていない。
図9のフローチャートにもどって、歪み度が予め設定したしきい値以内の時は、波形のベースラインの部分が二つのガウス関数でフィッティングされているかの判断を行う(ステップS2004)。判断は、例えば、モデル関数のパラメータcの幅が信号波形の半値幅を超えるかどうかで行うことが可能である。
ステップS2004の判断の結果、波形のベースラインの部分が2つに分離できた場合は、中央値を選択する(ステップS2006)。この場合、中央値を表すbが非対称性線分を有する歪みを除去した信号波形の中心となる。図13のように波形のすその部分が2つに分離できない場合は、カーブフィッティング条件を変更する(ステップS2008)。ステップS2008で重みつき最小二乗法などのカーブフィッティングの調整手段を用いることで、ベースラインの部分を1つのガウス関数でフィッティングすることを回避できる。例えば、重み関数として、信号波形各点の強度に比例した重みにするか、カーブフィッティングに使用する範囲を変化させても良い。また左右のベースライン部分を2つの区分に図13のBL,BRで示す区間を設定して左右の重み量を変化させても良い。区間は波形を二次微分して変局点を検出して画素変化が少なくなる範囲を選択することで、求めることができる。条件を変更して、再度カーブフィッティングを行う(ステップS2010)。その後、ループ回数が規定以内かを判断する(ステップS2012)。ステップS2012にてNGのループ回数が規定値内であれば再度ステップS2004の判断を行う。判断の結果、ベースライン部分が、一つのガウス関数フィッティングでない場合はステップS2006の処理を行い、b値の中央値を信号波形の中心座標とすることができる。大部分の場合はこのシーケンスで終了する。なぜなら、ベースラインは変動要素がもともと大きいため、非対称成分が多くふくまれるからである。稀に再度条件がNGであれば、再度条件を変更して同じステップを行う。条件の変更内容は予め決めておくことで対応可能である。また条件がNGのループ回数を予め設定おいて回数が設定値を超えた場合は予め設定しておいた数式5で示すwの重み係数で終えるようにする。
設定例としては歪み度がしきい値以内の条件なので端の2つのガウス波形を除いて、真中の3本の平均値することで大きく中心値がずれるようなことはさけられる。次に、歪み度がしきい値を大きくずれるような場合は、規定b結合の重みを選択する(ステップS2014)。歪み度の数値、半導体プロセスによって予め波形の特徴を調べておくことで、対応が可能である。
特徴としては5つのガウス関数に分解した場合、図15に示すように、ベースラインがg81一つで分解し、残りの4つg82、g83、g84、g85のガウス関数のうち、g82、g83、g84の3つが左に偏り、g85、一つが右に離れた分解座標の構成をしている。このような条件は分解されたガウス関数の間隔の分布を調べることで判断が可能である。ここで、図15は、ガウス関数に分解した波形を示す図である。
このような場合は波形自体が大きく、左側にシフトしており、右側のg85のガウス成分を取り去って、対称性を改善することができる。信号波形のしても大きく波形が左にシフトしていることが信号シミュレーションの条件からわかっている。このような場合は別の波形特徴量から算出した座標結果に基いて、数式5の重み係数wを決定することができる。
図14により説明を行う。ここで、図14は、位置信号波形の特徴量を示すグラフである。信号波形の特徴量として左右の信号波形のエッジ部分を線形回帰した近似式を求める。Aの部分は左側エッジ部分を直線回帰したもので、Bは右側のエッジ部分を直線回帰した直線を表している。直線回帰のための適用範囲のデータは信号波形のピーク値に対して、予め設定しておいたスライスUP、スライスDownで囲まれたエッジ成分のデータで求めることができる。
Aの回帰直線をy=px+q,Bの回帰直線をy=px+qで表すと、回帰直線がX軸と交わる交点X,Xは回帰直線の式でy=0とすることで以下数式8の条件となり、X,Xは以下の数式9となる。
これにより交点X,Xの底辺とした二等辺三角形は左右の傾きを補正した信号波形と想定することで信号波形の非対称性を補正できる。その結果、X,Xrの中点座標が信号シミュレーションの結果、左右の線形回帰の傾きを等しくさせ、対称条件とすることができる。この計算値結果に近い波形のb値データを図8のg81乃至85データから選択することで信号中心が得られる。
本実施形態では、図9のステップS1008で波形の特徴量として数式1の歪み度を使用したが、別の特徴量を定義してもよい。この場合、図14で説明したAの回帰直線をy=px+q,Bの回帰直線をy=px+qの交点をXし、L1=X−Xl、L2=X−XとするのL1,L2の比率が左右の回帰直線の傾きで正の相関を表して非対称性を表すことができる。非対称性を表す係数をkとしたとき、回帰直線のパラメータ係数で波形特徴量として非対称を以下数式10により定義される。
この数式10を数式1の歪み度の変わりに用いることで、信号波形の形状の違い、非対称性に対する敏感度の違いを使い分けることが可能となる。
以上の位置補正方法1000によって、検出波形が非対称な信号の場合であっても高いフォーカス精度を実現することができる。その結果、本実施例の露光装置1は、位置補正方法1000を用いた位置補正装置を有しているので高精度な露光を行うことができる。
再び、図1に戻って、露光において、照明装置10から射出されたEUV光は、真空環境に配置された光学素子によって、マスク20を照明し、マスク20面上のパターンを被露光体40面上に結像する。本実施形態において、像面は円弧状(リング状)の像面となり、マスク20と被露光体40を縮小倍率比の速度比で走査することにより、マスク20の全面を露光する。また、本実施例の露光装置1は、位置補正方法1000を用いた位置補正装置を有しているので高精度な露光を行うことができる。なお、位置補正方法1000を行うことができる処理部(本実施形態では、制御部60の機能)を有する位置補正装置も本発明の一側面を構成することは言うまでもない。
次に、図16及び図17を参照して、上述の露光装置1を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図16は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップ7)される。
図17は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置1によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成される。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の一側面としての位置補正方法を使用した露光装置の構成を示す概略ブロック図である。 図1の露光装置のフォーカスチルト検出系の構成を示す概略拡大ブロック図である。 パターン板の一例を示す概略平面図である。 図3のパターン板を示す概略平面図である。 図3のパターン板の反射率を測定したグラフである。 図3のパターン板を照明した光の反射率を測定したグラフである。 ウェハ上のパターン段差によるレジストの膜厚不均一性に起因する反射率の差を説明するための図である。 位置補正方法を説明するためのフローチャートである。 重み条件を選択する条件を説明するためのフローチャートである。 対称性関数を示すグラフである。 非対称性関数を示すグラフである。 ガウス関数で分解した波形を示すグラフである。 ガウス関数で分解した波形を示すグラフである。 位置信号波形の特徴量を示すグラフである。 ガウス関数で分解した波形を示すグラフである。 図1に示す本発明のEUV露光装置を使用したデバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図16に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
1 露光装置
10 照明装置
20 レチクル
30 投影光学系
40 ウェハ
50 フォーカスチルト検出系
52 照明部
521 光源
523 パターン板
54 検出部
60 制御部

Claims (7)

  1. 被露光体に光を照射しての当該被露光体の位置を検出し、検出した位置情報を補正する位置補正方法であって、
    前記被露光体からの反射光から位置信号である第1の波形を検出する検出ステップと、
    前記第1の波形を分解し、複数の第2の波形を生成する生成ステップと、
    前記第1の波形が対称な波形になるように前記複数の第2の波形から前記第1の非対称性成分が含まれる波形を除去して、前記第1の波形を補正する補正ステップとを有することを特徴とする位置補正方法。
  2. 前記複数の第2の波形は、複数の対称な波形が含まれていることを特徴とする請求項1記載の位置補正方法。
  3. 前記生成ステップは、最小二乗法を用いて前記第1の波形と、本来取得されるべき波形であるモデル波形との差が最小になるように当該モデル波形のパラメータ値を決定する決定ステップを含むことを特徴とする請求項1記載の位置補正方法。
  4. 前記決定ステップは、前記第1の波形の区間を設定し、区間ごとにパラメータ値を決定することを特徴とする請求項3記載の位置補正方法。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の位置補正方法を行う処理部を有することを特徴とする位置補正装置。
  6. 請求項5記載の位置補正装置を有することを特徴とする露光装置。
  7. 請求項6記載の露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、
    当該露光された被露光体を現像するステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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