JP2003211682A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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    • B41J2/16508Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out connected with the printer frame

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクを吐出して被記録媒体に記録するため
のヘッドを確実に密封することができる密封部材と、前
記密封部材を保持するホルダとを備えた簡単な構造のイ
ンクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 ホルダ65に保持された密封部材として
のキャップ23a、23bのヘッド7側にリップ27
a、27bを設け、キャップ23a、23bのヘッド7
とは反対のホルダ側にリブ33a、33bを設ける。ホ
ルダ65をばねの付勢力によりヘッド7に押し付ける
と、ヘッド7とキャップ23a、23bとの間に密封力
が発生し、リップ27a、27bがヘッド7のインク吐
出部7a、7bを密封する。リブ33a、33bがリッ
プ27a、27bより変形し易いように構成されている
ので、ヘッド7の傾きに追随してリブ33a、33bが
変形し、ヘッド7の傾きが吸収されヘッド7とキャップ
27a、27bとの密封性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出して
被記録媒体に記録するヘッドを密封するための密封部材
と、密封部材を保持するホルダとを備えたインクジェッ
ト記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェット記録装置におい
て、被記録媒体に記録するためのヘッドのインク吐出部
は、紙屑や塵埃又は乾燥したインク等により生ずる目詰
まりを防止するため、不使用時には密封部材としてのキ
ャップで覆われ密封されている。
【0003】ここで、ヘッドとキャップとの間の密封性
が不十分であると、インク吐出部からインクを適切に吸
引できないばかりでなく、インク吸引時に外部から空気
がヘッドとキャップとの間に入りインク吐出部のインク
が乾いてインク吐出部の目詰まりの原因になることがあ
る。
【0004】そのため、ヘッドとキャップとの間の密封
性が重要となり、その密封性を確保するために様々の工
夫がなされてきた。ところで、ヘッドとキャップとの間
の密封性が損なわれる原因としては、ヘッドの傾き、キ
ャップのヘッドに対する密封部分の過度の堅さ及びヘッ
ドの大型化が挙げられる。
【0005】ヘッドは、元来、インクジェット記録装置
に設けられたガイド装置等により予め定められた範囲で
動くように規制されているが、運動時にヘッド及びヘッ
ドが搭載されているキャリッジが有する慣性力あるいは
ヘッド及びキャリッジの振動等に起因して、ヘッドがヘ
ッドを密封しているキャップに対して僅かに傾くことが
ある。ヘッドが傾くと、ヘッドとヘッドを密封している
キャップとの間に隙間が生じる。ヘッドとキャップとの
間に隙間が生じるとその隙間から外部の空気がヘッドと
キャップとの間に入り、ヘッドとキャップとの間の密封
性が損なわれる。
【0006】このため、キャップのヘッドに当接する部
分に突起状のリップを設け、そのリップの肉厚をできる
だけ薄くしてキャップのヘッドに対する密封性を向上さ
せることが行われてきた。ところが、近年、ヘッドの印
字速度を高めるためにヘッドが大型化される傾向にあ
る。ヘッドが小さいと、印字するためにヘッドを頻繁に
スキャンさせなければならないからである。ヘッドが大
型化されると、インクを吸引するためにはヘッドを密封
しているキャップに、大きい負圧をかけて吸引しなけれ
ばならない。ヘッドを密封しているキャップに大きい負
圧をかけて吸引すると、キャップのヘッドに対する密封
部分がその大きい負圧によって変形する。キャップのヘ
ッドに対する密封部分が変形すると、キャップとヘッド
との間に隙間が生じ、その隙間を通して外部から空気が
キャップとヘッドとの間に入り、その結果、キャップと
ヘッドとの間の密封性が損なわれることになる。
【0007】そこで、キャップのヘッドに対する密封部
分の変形を防止するために、密封部分の形状を改良した
り、肉厚を増したりして変形しないようにキャップの剛
性を高めることが行われる。そうすると、キャップの密
封部分の剛性が高くなり、堅くなるため変形し難くなる
結果、かえって反対にキャップのヘッドに対する密封性
が悪化するという問題があった。
【0008】そのため、キャップを保持しているホルダ
に、ヘッドの直線運動に追随できるような直線運動機構
だけでなく、ヘッドの傾きにも追随できるような回転運
動機構を設け、キャップのヘッドに対する密封性を確保
する試みがなされてきた。又、複数のキャップが使用さ
れているインクジェット記録装置では、それぞれのキャ
ップに1個ずつキャップ保持用のホルダを設け、ヘッド
とキャップとの間の密封性を確保するという工夫がなさ
れてきた。
【0009】しかし、その結果、ホルダに直線運動及び
回転運動を行わせるための機構を設けることが必要とな
るため、ホルダの構造及びホルダの取付構造が複雑にな
る。ホルダの構造が複雑になると、ホルダの製造コスト
が増加する上、ホルダとキャップの組み付け工数も増加
する。更に、複数のキャップが使用されているインクジ
ェット記録装置ではキャップの数だけホルダが必要とな
るため、インクジェット記録装置全体としての部品点数
及び組み付け工数が増加し、その結果、インクジェット
記録装置のコストアップに繋がるという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、インクを吐出して被記録媒体に記録するためのヘッ
ドを確実に密封することができる密封部材と、密封部材
を保持するホルダとを備えた簡単な構造のインクジェッ
ト記録装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために、本発明は、インクを吐出して被記録
媒体に記録するためのヘッドと、前記ヘッドを密封する
ための密封部材と、前記密封部材の前記ヘッドを密封す
る側とは反対側で、前記密封部材を保持するためのホル
ダと、を備えたインクジェット記録装置において、前記
密封部材が、前記ヘッドの方向へ突き出して設けられ、
前記ヘッドに当接してインク吐出部を密封するための第
1の突状部と、前記ホルダの方向へ突き出して設けら
れ、前記ヘッドと前記第1の突状部との密封性を保つた
めに前記ヘッドの傾きに追随して変形可能な第2の突状
部と、を備えたことを特徴とする。
【0012】そのように構成すると、前記ヘッドの前記
インク吐出部が前記密封部材の前記第1の突状部によっ
て密封され、前記ヘッドの傾きに追随して前記第2の突
状部が変形するため、前記ヘッドの傾きが前記第2の突
状部の変形により吸収されるので、前記インク吐出部を
密封する前記第1の突状部の変形が防止され、前記ヘッ
ドと前記第1の突状部との間に隙間が生じることがな
く、前記ヘッドと前記密封部材との間の密封性が確保さ
れる。
【0013】前記第1の突状部が、前記第2の突状部よ
り変形し難いように形成されているとよい。そうする
と、前記ヘッドの傾きに追随して前記第2の突状部が変
形するため、前記ヘッドの傾きが前記第2の突状部の変
形によって吸収されるので、前記第1の突状部は前記ヘ
ッドに密着した状態で変形しない。従って、前記ヘッド
と前記第1の突状部との間に隙間が生じることがなく、
前記ヘッドと前記第1の突状部との間の密封性が確保さ
れる。又、前記ホルダは、その上方に配置されている前
記ヘッドに対する直線運動を行えばよく、回転運動を行
う必要がないので、ホルダの構造及びその取付構造が簡
単になり、その結果、コストダウンに繋がる。
【0014】前記第1の突状部に、剛性を付与するため
の補強部が設けられているとよい。それにより、前記第
2の突状部は前記第1の突状部よりも容易に変形するよ
うになるため、上記請求項2の発明による効果を十分発
揮させることができる。前記ホルダが、少なくとも2個
の前記密封部材を保持するとよい。
【0015】それにより、2個の前記密封部材が共通の
1個の前記ホルダにより保持されるので、前記ホルダの
数が減少し、インクジェット記録装置全体としての部品
点数が減少する。更に、前記密封部材と前記ホルダとの
組み付けが簡単になり組み付け工数及び前記ホルダのイ
ンクジェット記録装置への組み付け工数が減少するの
で、その結果、コストダウンに繋がる。
【0016】前記第1の突状部の前記ヘッドに当接する
面の中心が、前記第2の突状部の前記ホルダに当接する
面の中心と同じ位置にあるか、又は、前記第1の突状部
の前記ヘッドに当接する面の中心が、前記第2の突状部
の前記ホルダに当接する面の中心よりも外側に位置する
ように前記第1の突状部及び前記第2の突状部が設けら
れているとよい。
【0017】又、前記第1の突状部は、前記インク吐出
部の周囲を囲むように略矩形状に形成されるとともに、
前記第2の突状部は、少なくとも長手方向と並行に延び
る部分の間隔が前記第1の突状部の長手方向と並行に延
びる部分の間隔に対して同じであるか又は小さくなるよ
うに形成されているとよい。
【0018】そのように構成すると、前記ヘッドの傾き
に追随して前記第2の突状部が変形し前記ヘッドの傾き
を吸収するので、前記第1の突状部は変形せず内側へ倒
れ込むことがない。従って、前記第1の突状部と前記ヘ
ッドとの間に隙間が生じることがなく、前記第1の突状
部と前記ヘッドとの間の密封性が保たれる。
【0019】前記第2の突状部が、その全周に亘り連続
しているとよい。それにより、前記第2の突状部の構造
が簡単であるため製作が容易となる。又、前記第2の突
状部がその全周に亘り連続して成形されていると、前記
第2の突状部の下端面の寸法精度の確保が容易となり、
その結果、前記密封部材と前記ヘッドとの間の密封性が
容易に保たれる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を、添
付図面に基づいて説明する。図1は、本発明によるイン
クジェット記録装置のプラテン近傍の構成を示す斜視図
である。
【0021】図1において、プラテン1は記録紙(被記
録媒体)を受けるように構成されている。プラテン1の
後方(図1のR方向側)にはベルト3が記録紙の全幅に
亘り設けられている。ベルト3にはキャリッジ11が固
定されている。キャリッジ11はプラテン1の上を左右
(図1のRH方向側又はLH方向側)に運動する。キャ
リッジ11の上にはヘッド7が搭載されている。又、プ
ラテン1の右端(図1のRH方向側)にはメンテナンス
機構15が設けられている。
【0022】次に、図2〜図5を用いて、インクを吐出
して被記録媒体に記録するヘッドを密封するための密封
部材としてのキャップと、キャップを保持するホルダに
ついて説明する。図2は、図1のメンテナンス機構を示
す部分拡大図である。図3は、キャップ上面を示す斜視
図である。図4は、キャップ下面を示す斜視図である。
図5は、図2のA−A断面におけるキャップがヘッドに
当接した状態を示す部分断面図である。
【0023】図2において、メンテナンス機構15は、
キャップ23a、23b及びホルダ65等で構成されて
いる。又、メンテナンス機構15の近辺には、ヘッド面
上の塵埃や残存インク等を払拭するためのワイパーブレ
ード21が設けられている。キャップ23aと23bと
は、その大きさ、形状、構造及び機能等が同一であるの
で、以下の説明においては、キャップ23aについての
み述べる。
【0024】キャップ23aは、図3及び図4に示すよ
うに、本体部分25a、第1の突状部としてのリップ2
7a、リップ補強部31a、第2の突状部としてのリブ
33a、位置決め用ボス39a及び負圧吸引用穴41a
で構成されている。本体部分25aは、ほぼ直方体の形
状である。本体部分25aの上面(図3のU方向側)に
はリップ27aが設けられ、本体部分25aの下面(図
4のD方向側)にはリブ33aが設けられている。又、
本体部分25aの中央部にはヘッドのインク吐出部に当
接し、ヘッドのインク吐出部からインクを吸引するため
に負圧を生成する空間である負圧室37aが設けられて
いる。
【0025】リップ27aは、本体部分25aの上面
(図3のU方向側)から上方向(図3のU方向)へ突き
出して設けられており負圧室37a周りに環状に成形さ
れている。即ち、リップ27aにより形成される環状部
分の大きさは、図5に示すヘッド7のインク吐出部7a
を囲んで覆うことができる大きさになるように作られて
いる。
【0026】リップ27aの長手方向に沿った両側面に
は、リップ補強部31aがそれぞれ設けられている。リ
ップ補強部31aは、インク吸引時にリップ27aが負
圧によって変形し負圧室37aの内側へ倒れ込むことを
防ぐために、リップ27aに適切な剛性を付与してい
る。リップ27aの上端面29aは平面になっており、
図5に示すように、ヘッド7のヘッド面7cに当接しイ
ンク吐出部7aを密封するよう構成されている。
【0027】リブ33aは、本体部分25aの下面(図
4のD方向側)から下方向(図4のD方向)へ凸面状に
突き出して環状に設けられている。リブ33aが本体部
分25aの下面において作る環状部分の大きさは、前述
のリップ27aによって形成される環状部分の大きさに
ほぼ等しくなっている。リブ33aの下端面35aは平
面になっており、図5に示すように、ホルダ底面73a
に当接するよう構成されている。
【0028】リブ33aはその全周に亘り連続している
ので、リブ33aの構造が簡単であり製作が容易であ
る。又、リブ33aの下端面35aの寸法精度の管理が
容易になるので、キャップ23aとヘッド7との間の密
封性の確保が容易になる。尚、リブ33aは、本実施態
様では全周に亘り連続しているが、例えば、図6に示す
ように、不連続であってもよい。図6は、リブ33aが
不連続に形成されている場合の、他の実施例としてのキ
ャップ下面を示す斜視図である。
【0029】リブ33aは、リップ27aより変形し易
いように成形されている。このため、ヘッド7がキャッ
プ23aに対して僅かに傾いた場合でも、リブ33aが
その傾きに追随して変形するためヘッド面7cとリップ
27aとの間の密封性の低下はリブ33aの変形によっ
て吸収される。従って、リップ27aはヘッド面7cに
密着した状態で変形せず、負圧によって負圧室37aの
内側へ倒れ込むことがないためヘッド面7cとリップ2
7aとの間の密封性が確保される。又、このため、ホル
ダ65は、その上方(図5のU方向側)に配置されてい
るヘッド7に対する直線運動(図5のU又はD方向の運
動)のみを行い回転運動を行う必要がないのでホルダ6
5の構造及びその取付構造が簡単になり、その結果、コ
ストダウンに繋がる。
【0030】更に、ホルダ65が上下方向に動くだけで
あるので、ホルダ65に保持されているキャップ23a
も上下方向の荷重のみを受ける。従って、リップ27a
及びリブ33aも上下方向の荷重を受けるのみであるた
め、リップ27aの上端面29aの寸法精度のみを重点
的に管理すればよく、キャップ23aの寸法面での品質
管理が容易になる。
【0031】又、図5に示すように、キャップ23aの
中央を基準として、左右両側に位置するリップ27a及
びリブ33aはいずれも左右対称の位置関係にあり、し
かもキャップ23aの中央の左側に位置するリップ27
aのヘッド面7cに当接する面(上端面29a)の中心
と、キャップ23aの中央の右側に位置するリップ27
aのヘッド面7cに当接する面(上端面29a)の中心
との間の距離W1が、同じくキャップ23aの中央を基
準として、左側に位置するリブ33aのホルダ底面73
aに当接する面(下端面35a)の中心と、右側に位置
するリブ33aのホルダ底面73aに当接する面(下端
面35a)の中心との間の距離W2に等しくなるように
する。
【0032】即ち、リップ27aがヘッド7のインク吐
出部7aの周囲を囲むように略矩形状に形成された場合
においては、少なくともその長手方向と並行に延びるリ
ブ33aの間隔(長手方向と直交する方向の間隔)W2
と、リップ27aの間隔W1とが同じであるようにす
る。
【0033】これによって、リップ27aのヘッド面7
cに当接する面(上端面29a)の中心と、リブ33a
のホルダ底面73aに当接する面(下端面35a)の中
心とが同じ位置にあるようになる。そのように構成する
と、ヘッド7がキャップ23aに対して僅かに傾いた場
合でもリブ33aがその傾きに追随して変形しその傾き
を吸収するので、リップ27aはヘッド面7cに密着し
た状態で変形せず負圧室37aの内側へ倒れ込むことが
ない。その結果、リップ27aとヘッド面7cとの密封
性が確保されキャップ23aとヘッド7の間の密封性が
保たれる。
【0034】尚、図5における左側に位置するリップ2
7aのヘッド面7cに当接する面(上端面29a)の中
心と、右側に位置するリップ27aのヘッド面7cに当
接する面(上端面29a)の中心との間の距離W1よ
り、左側に位置するリブ33aのホルダ底面73aに当
接する面(下端面35a)の中心と、右側に位置するリ
ブ33aのホルダ底面73aに当接する面(下端面35
a)の中心との間の距離W2が、図7に示すように、小
さくなるようにしてもよい。図7は、そのような場合の
他の実施例としてのキャップ23aを示す部分断面図で
ある。
【0035】即ち、リップ27aがヘッド7のインク吐
出部7aの周囲を囲むように略矩形状に形成された場合
においては、少なくともその長手方向と並行に延びるリ
ブ33aの間隔(長手方向と直交する方向の間隔)W2
が、リップ27aの間隔W1より小さくなるように形成
されてもよい。
【0036】これによって、キャップ23aの中央を基
準として、リップ27aのヘッド面7cに当接する面
(上端面29a)の中心が、リブ33aのホルダ底面7
3aに当接する面(下端面35a)の中心よりも外側に
位置するようになる。そのように構成すると、リブ33
aがキャップ23aとホルダ底面73aとの間におい
て、リップ27aの内側でキャップ23aとホルダ底面
73aとの間の介在物となるため、負圧吸引時にリップ
27aが負圧によって負圧室37aの内側に倒れ込むこ
とがない。その結果、リップ27aとヘッド面7cとの
密封性が確保されキャップ23aとヘッド7の間の密封
性が保たれる。
【0037】更に、キャップ23aの本体部分25aに
は、図4に示すように、位置決め用ボス39aと負圧吸
引用穴41aとが設けられている。位置決め用ボス39
aは、本体部分25aから直角に下方向(図4のD方
向)へ突き出された円柱状のボスで、キャップ23aが
ホルダ底面73aに保持されるときの位置決めに用いら
れる。即ち、ホルダ底面73aに形成されている位置決
め用穴(図示せず)に位置決め用ボス39aが嵌合する
ことにより、キャップ23aの長手方向一端側の位置決
めがなされる。
【0038】負圧吸引用穴41aは、本体部分25aの
負圧室37aに設けられた透孔状の穴である。負圧吸引
用穴41aは負圧室37a内に開口しており、ホルダ底
面73aに突設された中空の負圧吸引用ボス(図示せ
ず)が緊密に嵌合される。インク吸引時には、負圧室3
7a内の空気が負圧吸引用ボスを介して吸引される。
又、位置決め用ボス39a及び負圧吸引用ボスはキャッ
プ23aのホルダ底面73aにおける回転止めにもなっ
ている。
【0039】キャップ23aを構成する本体部分25
a、リップ27a、リップ補強部31a、リブ33a、
位置決め用ボス39a及び負圧吸引用穴41aは、例え
ば、ブチルゴム等の弾性を有する材料で一体的に成形さ
れている。尚、位置決め用ボス39aは予め別物で作
り、本体部分25aに接着するかあるいは圧着等の手段
により結合してもよい。
【0040】ホルダ65は、図2に示すように、ほぼ矩
形の箱型状であり、キャップ23aを収納し保持する収
納部71aとキャップ23bを収納し保持する収納部7
1bとを備えている。収納部71aと収納部71bとは
仕切壁69で区切られている。仕切壁69は、キャップ
23aとキャップ23bの相対運動による干渉を防止す
るとともにホルダ65に適切な剛性を付与するための補
強部材にもなっている。又、収納部71aのホルダ底面
73aには前記中空の負圧吸引用ボスに連通している通
路(図示せず)がホルダ65の内部に設けられ、通路の
先端は図2に示すホルダ壁面67に設けられたチューブ
取付口75aに接続されており、チューブ取付口75a
はチューブ部材(図示せず)によって負圧発生源である
シリンダ(図示せず)に接続されている。
【0041】又、ホルダ65のホルダ壁面67の高さ
は、図5に示すように、キャップ23aのリップ27a
がヘッド面7cに当接しヘッド面7cを密封してもヘッ
ド面7cがホルダ65のホルダ壁面67に直接接触しな
いような寸法に成形されている。
【0042】ホルダ65及びチューブ取付口75aは、
例えば、ポリアセタール等で一体的に成形されている。
チューブ取付口75aは予め別物で作成しホルダ65に
接着等により結合してもよい。尚、キャップ23b及び
キャップ23bを構成する本体部分25b、リップ27
b、リップ補強部31b、リブ33b、位置決め用ボス
39b及び負圧吸引用穴41bは、その大きさ、形状、
構造及び機能がキャップ23aについて述べた内容と全
て同じである。又、ホルダ65のキャップ23bを収納
する収納部71b及びチューブ取付口75bの大きさ、
形状、構造及び機能はキャップ23aの場合と全て同じ
である。従って、それらについての説明はここでは省略
する。
【0043】図2におけるキャップ23a、23bは、
共通の1個のホルダ65に保持されている。それによ
り、2個のキャップ23a、23bが共通の1個のホル
ダ65により保持されるので、ホルダの数が減少し、イ
ンクジェット記録装置全体の部品点数が減少する。更
に、キャップ23a、23bとホルダ65の組み付け工
数及びホルダ65のメンテナンス機構15への組み付け
工数が減少するので、その結果、コストダウンに繋が
る。
【0044】次に、図5を参照して本発明によるインク
ジェット記録装置の作動について説明する。図5におい
て、キャップ23aとヘッド7との間の密封力はホルダ
65の下側(図5のD方向側)に設けられたばね(図示
せず)の付勢力によって発生する。即ち、ホルダ65の
下側(図5のD方向側)に設けられたばね(図示せず)
がその付勢力によりキャップ23a,23bの組み付け
られたホルダ65をヘッド7に押し付ける。それによ
り、キャップ23aとヘッド7との間に密封力が発生
し、キャップ23aのリップ27aの先端に設けられた
上端面29aがヘッド7のインク吐出部7aの周りのヘ
ッド面7cに当接しインク吐出部7aを密封する。この
状態において、キャップ23aのリップ27aにより密
封されたヘッド7のヘッド吐出部7aは、前述の如く、
負圧室37a、負圧吸引用ボス、ホルダ65内部の通路
(図示せず)及びチューブ取付口75aを経て負圧発生
源であるシリンダ(図示せず)等により吸引される。そ
の場合、リップ27aは、前述の如く、リップ補強部3
1aにより補強されており、更にリップ27aのヘッド
面7cに当接する面(上端面29a)の中心と、リブ3
3aのホルダ底面73aに当接する面(下端面35a)
の中心とが同じ位置にあるようになっているので、シリ
ンダ等の負圧発生源により負圧室37aが負圧に吸引さ
れた場合でもリップ27aは負圧室37aの内側へ倒れ
込むことがない。これにより、キャップ23aとヘッド
7との間の密封性が保たれる。
【0045】又、ヘッド7が多少傾いた場合でも、リッ
プ27aよりリブ33aの方が変形し易いように構成さ
れているので、ヘッド7の傾きに追随してリブ33aが
変形し、ヘッド7の傾きはリブ33aの変形によって吸
収される。従って、リップ27aとヘッド面7cとの間
に隙間が生じることはなく、ヘッド7とキャップ23a
との間の密封性が損なわれることがない。
【0046】ホルダ65は上下方向(図5のU又はD方
向)の直線運動を行うだけで回転運動を行わないため、
ホルダ65の構造およびホルダ65のメンテナンス機構
15への取付構造が簡単になる。尚、本実施態様ではキ
ャップの個数を2個としたが3個以上であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインクジェット記録装置のプラ
テン近傍の構成を示す斜視図である。
【図2】 図1のメンテナンス機構を示す部分拡大図で
ある。
【図3】 キャップ上面を示す斜視図である。
【図4】 キャップ下面を示す斜視図である。
【図5】 図2のA−A断面におけるキャップがヘッド
に当接した状態を示す部分断面図である。
【図6】 他の実施例を示すキャップ下面の斜視図であ
る。
【図7】 他の実施例を示すキャップの部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・プラテン 3・・・ベルト 7・・・ヘッド 7a、7b・・・インク吐出部 7c・・・ヘッド面 11・・・キャリッジ 15・・・メンテナンス機構 21・・・ワイパーブレード 23a、23b・・・キャップ 25a、25b・・・本体部分 27a、27b・・・リップ 29a、29b・・・上端面 31a、31b・・・リップ補強部 33a、33b・・・リブ 35a、35b・・・下端面 37a、37b・・・負圧室 39a、39b・・・位置決め用ボス 41a、41b・・・負圧吸引用穴 65・・・ホルダ 67・・・ホルダ壁面 69・・・仕切壁 71a、71b・・・収納部 73a、73b・・・ホルダ底面 75a、75b・・・チューブ取付口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出して被記録媒体に記録する
    ためのヘッドと、 前記ヘッドを密封するための密封部材と、 前記密封部材の前記ヘッドを密封する側とは反対側で、
    前記密封部材を保持するためのホルダと、を備えたイン
    クジェット記録装置において、 前記密封部材が、 前記ヘッドの方向へ突き出して設けられ、前記ヘッドに
    当接してインク吐出部を密封するための第1の突状部
    と、 前記ホルダの方向へ突き出して設けられ、前記ヘッドと
    前記第1の突状部との密封性を保つために前記ヘッドの
    傾きに追随して変形可能な第2の突状部と、を備えたこ
    とを特徴とする、 インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の突状部が、前記第2の突状部
    より変形し難いように形成されていることを特徴とす
    る、請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の突状部に、剛性を付与するた
    めの補強部が設けられていることを特徴とする、請求項
    2記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記ホルダが、少なくとも2個の前記密
    封部材を保持することを特徴とする、請求項1ないし3
    のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の突状部の前記ヘッドに当接す
    る面の中心が、前記第2の突状部の前記ホルダに当接す
    る面の中心と同じ位置にあるか、又は、前記第1の突状
    部の前記ヘッドに当接する面の中心が、前記第2の突状
    部の前記ホルダに当接する面の中心よりも外側に位置す
    るように前記第1の突状部及び前記第2の突状部が設け
    られていることを特徴とする、請求項1ないし4のいず
    れかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の突状部は、前記インク吐出部
    の周囲を囲むように略矩形状に形成されるとともに、前
    記第2の突状部は、少なくとも長手方向と並行に延びる
    部分の間隔が前記第1の突状部の長手方向と並行に延び
    る部分の間隔に対して同じであるか又は小さくなるよう
    に形成されていることを特徴とする、請求項1ないし5
    のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の突状部が、その全周に亘り連
    続していることを特徴とする、請求項1ないし6のいず
    れかに記載のインクジェット記録装置。
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