JP2007022035A - 液体収納容器保護キャップおよび液体収納容器 - Google Patents

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英幹 小倉
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Abstract

【課題】 落下時や物流時における衝撃により液体収納装置から外部への液体漏れや液体収納装置の破損を防止するとともに、意図的に取り外す場合には、操作が容易な液体収納装置のための保護キャップおよび該保護キャップが取り付けられている液体収納装置を提供する
【解決手段】 液体を内部に保持する液体収納容器の周囲に固定される液体収納容器保護キャップであって、液体収納容器と係合する少なくとも2つの係合部と、該係合部の少なくとも1つと直接的に連動するように設けられた保護キャップ取り外しのための操作部とを備え、前記操作部と直接的に連動する前記係合部は、少なくとも1つの別の係合部に対向して配置され、前記操作部と直接的に連動する前記係合部の液体収納容器の液体供給口形成面からの距離は、対向して配置される前記別の係合部の液体供給口形成面からの距離よりも短くなるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙や布などの記録媒体に対し液体を吐出させて記録を行うインクジェット記録ヘッドへ供給される液体を収納する液体収納容器の保護キャップおよび該保護キャップが取り付けられている液体収納装置に関する。
従来、インクジェット記録装置において、記録ヘッドから吐出される液体を保持する液体保持部材としては、大きく分類して、次の2つが挙げられる。1つは、特許文献1に開示されるように、インクジェット記録ヘッド部と液体を保持する液体収納容器、例えば、インクを保持するインクタンクとが一体になった構成の一体型インクジェットカートリッジ(以下、「一体型カートリッジ」という。)であり、もう1つは、インクジェット記録ヘッド部とインクタンクとが分離独立しており、インク供給管を介して接続される交換型インクジェットカートリッジ(以下、交換されるインクタンクを「インクカートリッジ」という。)である。この種のインクジェットカートリッジのインクタンクには、インクを保持し、インクジェット記録ヘッド部へインクを供給するために、連続微細多孔質体(以下、「インク吸収体」という。)にインクが含浸、保持される構成のものや可撓性の袋内または剛性を有する筐体内部に直接インクが保持される構成のものなどがある。
このような一体型カートリッジやインクカートリッジにおいては、吐出ノズルやインク供給口などの液体流出用の開口部からのゴミの侵入やインク漏れなどを防止するために、該開口部を密封する必要がある。
特許文献2に開示される一体型カートリッジでは、吐出ノズル部分に粘着性を有するシールテープを貼り、それに加えて、樹脂製部品とスポンジより構成される保護キャップを吐出ノズルを含む記録ヘッド部に装着してシールテープを押える方法を採っている。これにより、気圧の低下、温度の上昇といった環境の変化による吐出ノズルからのインク漏れを防止している。
また、インクカートリッジのインク供給口の密閉方法としては、特許文献3に開示されるように、弾性体を有する保護キャップをインクカートリッジに装着し、弾性体をインク供給口に圧接して密閉する構成が開示される。これにより、物流時や保管時における外部へのインク漏れやインクカートリッジ内へのゴミの侵入を防ぐ。このような保護キャップを備える従来のインクカートリッジとしてのインクタンクの例を、図12に示す。インクタンク200は、概略、側壁部201、底壁部202および蓋部204とからなり、インク吸収体205を内部に収容する。底壁部202には、インク供給口203が形成され、弾性体208がインク供給口203に圧接される。保護キャップ209は、弾性体208を挟んで対向する、ほぼ同一高さに設けられた係合部210を有し、該係合部210をインクタンク200の側壁部201に形成される係合用凹部(以下、便宜的に「ザグリ部」と称する。)に係合させて、保護キャップ209をインクタンク200に装着している。保護キャップ209の一部には、該保護キャップ209をインクタンク200から取り外すときに掴む操作部212が設けられている。なお、図12において、206は、スペーサ、211は、補強リブである。
また、特許文献4に開示されるインクカートリッジとしてのインクタンクの保護キャップは、特許文献3に開示されている保護キャップと同じくインク供給口を密閉する弾性体と、弾性体を保持するモールドなどで形成された本体部とを有している。そして、保護キャップ本体部に溶着用突起を形成して超音波溶着によりインクタンクと保護キャップを接合している。該保護キャップにおいては、梃子の作用を利用して軽い力で超音波溶着により固定を解除できるようにレバー部が一体成形されている。
特開昭63−87242号公報 特開平4−73158号公報 特開平5−112915号公報 特開2002−120376号公報
近年では、インクジェット記録技術の進歩の結果、高精度、高画質記録を目的とした装置や、高速度記録を目的とした装置、記録ボリュームの大きい記録媒体への記録を目的とした装置など、種々の要求を満たすことが可能なように構成された多種のインクジェット記録装置が製造されている。記録ボリュームをアップさせるためには、インクジェットカートリッジから分離可能な液体収納容器としてのインクカートリッジ、すなわちインクタンクにおいては、インク容量の増大も必要となってきている。このように、インクタンクのインク容量が増大すると、インクジェットカートリッジへインクタンクを取り付ける時などに誤って該インクタンクを落下させてしまった時や、インクタンクの物流時に振動を受けた際、インクタンク自身の重さによる反作用としての、インクタンクまたは保護キャップに加わる衝撃力が大きくなる。そのため、インクタンクを保護する保護キャップがインクタンクから外れ易くなってしまう。それにより、インクタンクからのインク漏れやインクタンクの破損が生じ易くなる危険性がある。
また、近年、保護キャップの操作性に関し、ディスアビリティやユーザビリティの観点から、保護キャップを容易に取り外せるようにすることが求められ、操作部の形状も大きく構成する必要がある。操作部を大きく構成すると、落下や物流時に、操作部が衝撃を受け易くなる。同時に、保護キャップとインクタンクとの係合部すなわち固定部と衝撃作用位置との距離が大きくなるため、小さな衝撃であっても固定部に作用する力が必然的に大きくなり、保護キャップは、より外れ易くなってしまう。
また、保護キャップの取り外しにおいて、インク供給口付近でインクタンクに係合する保護キャップの係合部の爪とインクタンクが干渉し、インク供給口周囲に打痕を残したり、傷を付けたりする恐れがあった。インクタンクカートリッジ側に設けられた弾性体に圧接されて、インクタンクからのインクの蒸発を抑制し、インク供給口周辺へのインク垂れを防止するように構成されているインクタンクが知られている。この場合、上述のようにインク供給口周囲が傷付けられていると、インクタンクをインクジェットカートリッジに装着した際、インクの蒸発防止やインク漏れ防止の機能が十分作用しなくなり、吐出不良やインク垂れによる汚れを引き起こす危険性がある。保護キャップのインクタンクへの固定方法において、超音波溶着や熱溶着を用いて、インクタンクと保護キャップの一部を相溶させて一体化する方法が知られている。この場合、係合部もなくインクタンクの破損を避ける方法として有効ではあるが、保護キャップのインクタンクへの取り付けの加工コストが高くなる。
また、インクジェット記録装置における記録の高速化に応じて、インクタンクからインクジェットカートリッジへ供給するインク流量も近年では増えており、したがって、インク供給口のサイズが大きくなる傾向がある。このように、インク供給口のサイズが大きくなると、梃子の作用を利用して溶着部を破断させて保護キャップを取り外すものにおいては、供給口サイズに合わせて溶着部間の距離が大きくなり、操作力を小さくするために、極めて大きな操作部が必要となり、保護キャップのサイズが大型化してしまう。
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、落下時や物流時における衝撃により液体収納装置から外部への液体漏れや液体収納装置の破損を防止するとともに、意図的に取り外す場合には、操作が容易な液体収納装置のための保護キャップおよび該保護キャップが取り付けられている液体収納装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る液体収納容器保護キャップは、液体を内部に保持する液体収納容器の周囲に固定される液体収納容器保護キャップであって、液体収納容器と係合する少なくとも2つの係合部と、該係合部の少なくとも1つと直接的に連動するように設けられた保護キャップ取り外しのための操作部とを備え、前記操作部と直接的に連動する前記係合部は、少なくとも1つの別の係合部に対向して配置され、前記操作部と直接的に連動する前記係合部の液体収納容器の液体供給口形成面からの距離は、対向して配置される前記別の係合部の液体供給口形成面からの距離よりも短くなるように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、落下時や物流時の衝撃により、操作部に不用意に荷重が作用しても、その荷重ベクトルは、保護キャップの係合部が液体収納容器を抱え込む方向に作用するので、保護キャップが外れることが防止される。
また、本発明に係る液体収納容器保護キャップは、保護キャップを取り外すとき、操作部への操作により前記操作部と直接的に連動する前記係合部が回動する回動中心と、液体供給口形成面に対し略垂直方向の荷重が前記操作部と直接的に連動する前記係合部に作用したときの前記操作部と直接的に連動する前記係合部が回動する回動中心とが異なるように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、本発明に係る保護キャップは、物流時の振動や、落下時の衝撃などによる不用意な荷重が作用したときには外れ難く、液体収納容器から意図的に取り外すときには容易に取り外すことができる。
さらに、本発明に係る液体収納容器保護キャップは、液体収納容器の液体供給口の周囲に配置され、該液体供給口およびその近傍を密閉する弾性体をさらに備えることが好ましい。この構成によれば、液体収納容器内の液体が外部に漏れることが防止される。
また、本発明に係る液体収納容器保護キャップは、液体供給口を囲む液体収納容器の側面であって、対向する側面間距離が最も短い液体収納容器側面に前記係合部が係合することが好ましい。この構成によれば、弾性体の反力による保護キャップ自体の変形が防止される。
さらには、本発明に係る液体収納容器保護キャップは、液体を内部に保持する液体収納容器の周囲に固定される液体収納容器保護キャップであって、液体収納容器の液体供給口の周囲に配置され、該液体供給口およびその近傍を密閉する弾性体と、該弾性体を挟んで対向して配置され、液体収納容器と係合する係合部と、該係合部の少なくとも一方と直接的に連動するように設けられた保護キャップ取り外しのための操作部とを備え、前記操作部と直接的に連動する前記係合部は、さらに弾性体を挟んで外側に対向して配置され、前記操作部と直接的に連動する前記係合部の液体収納容器の液体供給口形成面からの距離は、前記操作部と直接的に連動する前記係合部と弾性体を挟んで対向して配置される係合部の液体供給口形成面からの距離よりも短くなるように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、液体収納容器から保護キャップを意図的に取り外すときにも、液体収納容器、特にその液体供給口およびその周辺を破損したり、傷つけることがなくなる。それによりインクタンクをインクジェット記録ヘッドに装着した後、液体収納容器からの液体の蒸発量の増大およびインクジェット記録ヘッドへの液体供給の不良発生が防止される。
本発明に係る保護キャップを上述のように外れ難く構成することにより、落下時や物流時において、保護キャップが外れ、それによりインクタンクが破損することで、印字不良やインク供給不良が発生したり、外部にインク漏れを起こしたりすることが防止される。さらに、ユーザー操作により意図的に保護キャップを取り外す際には、容易に該保護キャップを取り外すことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、液体収納容器としてインクタンクにつき説明する。しかし、本発明は、これに限られるものではなく、例えば、インクを定着させる処理液用のタンクなどの、内部に保持する液体を外部に供給する液体供給口を有するどのような液体収納容器にも適用可能である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るインクタンクを示す模式的概略図であり、(a)は、保護キャップを取り付けた状態におけるインクタンクの全体斜視図であり、(b)は、(a)のインクタンクの保護キャップが取り付けられている部分の縦断面図である。図2は、図1のインクタンクの分解斜視図である。図3は、インクタンクのインクジェット記録ヘッドへの装着状態を示す模式的斜視図であり、(a)は、インク供給部が下方にあるインクジェット記録ヘッドへの装着を示す斜視図であり、(b)は、インク供給部が前方にあるインクジェット記録ヘッドへの装着を示す斜視図である。
インクタンク1内には、毛管力でインクを保持するインク吸収体5が収納されており、インク吸収体5は、インクタンク1の側壁4と該側壁4に超音波溶着されたタンク蓋6とで、インクタンク1内に固定されている。インク吸収体5は、また、インクタンク1がインクジェット記録ヘッド100に装着されると、インク誘導体3に対して圧接された状態となり、インク供給口2を介してインクジェット記録ヘッド100にインク吸収体5に保持されているインクを供給するように構成されている。インクタンク1内でのインクの保持手段は、上記インク吸収体5に限られるものではなく、可撓性の袋内や剛性を有する筐体内部に直接インクが保持されるものであってもよい。
インク供給口2の周囲には、落下時や物流時の衝撃により、インクタンク1の破損や外部へのインク垂れを防止すべく、保護キャップ9が取り付けられる。
図3(a)に示されるように、インクタンク1は、記録装置(不図示)に搭載されてインク吐出によって画像形成を行なうインクジェット記録ヘッド100に対して矢印の方向に挿入され、ラッチ(不図示)などによる係合手段を介して記録ヘッド100に装着される。
上記したように、インクジェット記録ヘッドに搭載されたインクタンク1のインク供給口2は、インクジェット記録ヘッド100に設けられたインク供給部103と接合され、インクタンク1からインクジェット記録ヘッド100へインクの供給が可能となる。図3(b)は、インク供給口2がインクタンク1の前面に設けられている場合のインクタンク1の装着状態を示す図である。図3(b)に示されるインクタンクにおいても、落下時や物流時の衝撃吸収を行なうべく、図1、2に示されるようなインクタンク1の底面にインク供給口2がある場合と同様に、本発明の保護キャップが適用可能である。
本実施形態における保護キャップ9は、インク供給口2を下から略平行に覆う略平板状のキャップ本体部10、キャップ本体部10の前後方向、すなわち、図1(b)において、紙面に垂直な方向に対向する側辺部からり上方に垂直に立ち上がる前側壁部11、後側壁部12、およびキャップ本体部10の左右方向に対向する側辺部から垂直に立ち上がり、上端に係合爪13a、14aが形成されている左側壁部13を含んでいる。本実施態様において、係合爪13a、14aは、図に示されるように、それぞれが設けられている左側壁部13および右側壁部14に沿って延在している。しかしながら、係合爪は、この形状に限られるものではなく、各側壁部に対して一部存在する構成であってもよい(例えば、第3の実施形態参照)。
保護キャップ9は、インクタンク1側に設けられた係合凹部としてのザグリ部7および8に、その左右の側壁部13、14のそれぞれの係合爪13aおよび14aが係合することで、インクタンク1に固定される。すなわち、係合爪13aおよび14aは、インクタンク1と係合する係合部として機能する。このとき、前後の側壁部11、12は、インクタンク1の底面Bに当接し、それにより、インク供給口2は、外部に対して封止される。
保護キャップ9には、また、その右側壁部14上方、すなわち係合爪14a近傍に、係合爪14aの突出する方向とは逆方向に、保護キャップ9をインクタンク1から取り外すとき、ユーザー操作によりかけられる荷重で係合爪14aが直接的に連動して動くように、操作部15が設けられる。
図1(b)に示されるように、保護キャップ9は、さらに、保護キャップ9の操作部15が設けられている右側壁部14の係合爪14aの保護キャップ9の底面Aからの距離が、対向して設けられている左側壁部13の係合爪13aのそれよりの小さくなるように構成される。したがって、各係合爪13a、14aが係合するインクタンク1のザグリ部7、8も、各係合爪13a、14aの位置に対応して、インクタンク1の底面Bからの距離が異なる。すなわち、ザグリ部8のインクタンク底面Bからの距離は、ザグリ部7のそれより小さい。
ここで、本発明の特徴である上記構成に関し、図4〜6を用いて詳細に説明する。
図4は、本発明における保護キャップ9に物流時の衝撃や落下によって操作部15が設けられた側に加重が作用したときの保護キャップ9の状態を示す模式的概略図である。図5は、従来の保護キャップに同様の加重が作用した場合を示す図であり、(a)は、対向する係合爪のある位置が本発明と逆の位置関係ある場合の図であり、(b)は、対向する係合爪が同じ高さ(位置)にある場合を示す。図6は、本発明に係る保護キャップと従来の保護キャップとの操作部15に荷重Fを作用させたときの、保護キャップの外れ具合を比較した実験結果である。
本発明においては、図4に示されるように、操作部15または右側壁部14に下向きの荷重F1がかかった場合、保護キャップ9は、左側壁部13の係合爪13aとザグリ部7の干渉点Dを支点として回動する。このため、右側壁部14の係合爪14aとザグリ部8の作用点Eには、Fa方向に荷重が作用する。この荷重ベクトルFaが向いている方向から理解されるように、本発明の構成においては、落下時や物流時の衝撃により操作部15側に不用意に荷重が作用しても、係合爪14aがインクタンク1を抱え込む方向に荷重Faが係合爪14aに作用する。すなわち、係合爪14aがザグリ部8に対してさらに入り込むように作用するので、保護キャップ9は、インクタンク1から外れ難い。これに対し、従来の保護キャップにおいては、図5(a)、(b)に示されるように、荷重がかかる作用点Eには、FcまたはFbの方向に荷重ベクトルが向き、結果として、係合爪14aをザグリ部7から引き出すように作用するので、係合爪14aがザグリ部8から外れ易くなっている。
これを検証するために、対向する係合爪13a、14aの高さ(位置)を変えた保護キャップに対し、約30gの構造物を、操作部15側に向けて約75cmの高さから落下させて、図で示す衝撃荷重Fを作用させたときの保護キャップ9の外れ具合を比較した実験結果を図6に示す。図6に示されるように、保護キャップ底面からの距離に関し、操作部側の係合爪までの距離が対向する係合爪までの距離よりも小さい(短い)ほうが、保護キャップがインクタンクから外れ難い傾向にあるという結果が得られた。
ユーザーが保護キャップ9をインクタンク1から意図的に取り外すには、操作部15に対し、図4に示されるように、F2の方向に荷重を作用させる。これにより、係合爪14aは、右側壁部14と本体部10が交差するC点を支点として回動し、インクタンク1のザグリ部8から容易にその係合を解除することができる。引き続き、保護キャップ9全体は、左側壁部13の係合爪13aとインクタンク1のザグリ部7との干渉点Dを支点とする回動動作により、インクタンク1から取り外すことができる。このように、意図的に保護キャップ9をインクタンク1から取り外す操作を行なう場合には、容易にこれを行なうことができることが理解される。
係合爪13aと対向する係合爪14aの保護キャップ9の底面Bからの距離の差は、1.0mm以上であることが好ましく、1.0〜5.0mmの範囲内にあることがより好ましい。この範囲内に調整することで、保護キャップ9の操作部15側に意図しない荷重が加えられたことによる保護キャップ9のインクタンク1からの外れに対しより効果を得ることができる。
本実施形態においては、インクタンク1側面に形成される、保護キャップ9の係合爪13a、14aと係合するザグリ部7、8は、凹形状として形成されているが、インクタンク1側面から突出する凸状段部を形成し、これに係合爪を引っ掛ける構成としてもよい。
また、本実施形態においては、保護キャップ9は、ポリプロピレン(PP)を用いて製造したが、他に、ポリオキシメチレン(POM)、ノリル(商標名)、ナイロン66などの熱可塑性樹脂またはエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を用いてもよい。
(第2の実施形態)
図7、8には、本発明の第2の実施形態が示されている。図7は、第2の実施形態に係る保護キャップを示す模式的斜視図であり、図8は、インクタンクと保護キャップの結合状態を示す模式的断面図である。
第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態における保護キャップ21は、その本体部10上に、インクタンク1のインク供給口2の周囲に圧接されてインク供給口2を密封するための弾性体22が設けられる。弾性体22は、例えば、インク供給口2の開口形状と相似形の環状体であって、インク供給口2の外周に当接するように構成されている。弾性体22の形状はこれに限られるものではなく、図に示されるように、インク供給口2の開口形状と相似形の板状底部と該底部外周に沿って環状の凸状体とで形成されていてもよい。要は、インク供給口2の周囲を密封できる構造であればどのような構造であってもよい。
弾性体22は、インク供給口2からのインク蒸発を抑制するとともに、落下時や物流時の衝撃により、インクがインク供給口2から外部に漏れ出すことを防止する。これにより、インクタンク1単体での物流時のインク蒸発を抑制することが可能であり、物流時の包装形態を簡易化し、コストを下げることが可能となる。また、インク供給口2からのインク漏れについても、インク供給口2から漏れ出したインクは、弾性体22で密封されているため、弾性体22から外部へ流出することがなく、インク漏れによる外部の汚れに対する信頼性がより向上する。
弾性体22の内側には、図7、8に示されるように、インク供給口2、インク誘導体3および弾性体22とで覆われる密封空間内の空間体積を極力小さくするために、インク供給口2の内部に入り込む部材23が、さらに設けられていることが好ましい。このように密封空間内の空間体積を小さくすることで、該空間内に閉じ込められる空気量が少なくなり、例えば、温度上昇などの環境変化に伴う空気の膨張によるインク漏れが抑制されるとともに、インクタンク1内のインクの変質(酸化)も抑制される。
保護キャップ21が弾性体22を有する場合、保護キャップ21の本体部10は、弾性体22の半力を受けるため、変形する危険性がある。これを避けるために、本体部10の肉厚を厚くしたり、大きなリブを立てたりすることも考えられるが、保護キャップ21が大型化し得策ではない。変形を避けるためには、極力保護キャップの係合部(本実施形態では、係合爪として構成されている。)を、弾性体反力を受ける近くに設ける、つまりは、インク供給口近辺でインクタンクに係合させることが好ましい。本実施形態においては、インク供給口2が形成されたインクタンク1の底面Bを挟んで対向するインクタンク1の側面(図8の前後の側面と左右の側面;図1、2参照)のうち、対向する側面間距離が最も短い側面、すなわち、図8の左右の側面(より詳細には、左右のザグリ部7、8)に係合するように、保護キャップ21を固定するための係合爪13a、14aが設けられている。
本実施形態においては、弾性体22は、スチレン系熱可塑性樹脂を用い、保護キャップ21の樹脂材とともに2色成形によって作製される。弾性体22の作製は、これに限られるものではなく、使用するインクによって化学的に侵蝕されることがない材料であれば、塩素化ブチルゴムやEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン・ターポリマー)、シリコーンゴムなどの使用も可能である。
(第3の実施形態)
次に、図9〜11を用いて、本発明に係る第3の実施形態について説明する。図9は、第3の実施形態の保護キャップを示す模式的斜視図である。図10は、図9に示す保護キャップの模式的上面図である。図11は、保護キャップの取り外しを説明するための概略図であり、(a)は、保護キャップがインクタンクに取り付けられている状態を示し、(b)〜(d)箱の潤に保護キャップが取り外されていく状態を示している。
図9、10に示されるように、本実施形態における保護キャップ30は、概略、上から見て矩形状である。そして、平板状のキャップ本体31、該キャップ本体31上に設けられ、インクタンク1のインク供給口を密閉する弾性体32(図8参照)を具える。さらに、キャップ本体31の4隅に設けられ、インクタンク1に形成されるザグリ部(不図示)と係合する係合部としての係合爪33a、34a、35a、36aをそれぞれ上端に備える4本の第1ないし4係合用柱33、34、35、36を有する。加えて、第1と第2の係合用柱33、34間のキャップ本体31上に設けられる操作部15を含んでいる。弾性体32は、上記実施形態2と同様、インク供給口の輪郭の外周に当接し、インク供給口の周囲を密封する。
4本の係合用柱のうち、第1と第2の係合用柱33、34は、操作部15が形成されている側であって、キャップ本体31の前後両端部に設けられ、第3と第4の係合用柱35、36は、第1と第2の係合用柱33、34に対向して操作部15と反対側のキャップ本体31の前後両端部に設けられている。第1と第2の係合柱33、34上端にそれぞれ形成される、インクタンク1のザグリ部と係合する係合爪33a、34aの保護キャップ30の底面(キャップ本体31の下面)Aからの距離は、第3と第4の係合柱35、36上端にそれぞれ形成される、係合爪35a、36aの距離よりも短くなるように形成されている。したがって、係合爪33a、34aに対応して形成されるインクタンク1側のザグリ部(不図示)とインクタンク1の底面Bとの間の距離は、係合爪35a、36aに対応して形成されるザグリ部(不図示)とインクタンク1の底面との間の距離よりも小さい。
さらに、対向する第1と第3の係合用柱33、35と同じく対向する第2と第4の係合用柱34、36は、弾性体32の輪郭の外側に位置するように配置される。より詳細には、第1と第3の係合用柱33、35と第2と第4の係合用柱34、36それぞれの内側を結ぶ線が、弾性体32の輪郭の接線となるか、または該接線より外側に位置するように、各係合用柱が配置される。したがって、図10に示されるように、係合爪33a、35aと係合爪34a、36aとは、少なくとも、弾性体32の輪郭の最大長L1だけ離れて配置されることになる。
なお、第1と第2の係合用柱33、34間、および第3と第4の係合用柱35、36間には、それぞれこれらの係合用柱を連結する補強用の右側壁37および左側壁38が形成されていてもよい。
係合爪の配置をこのように構成することにより、係合爪がインクタンク1のインク供給口に干渉することがない。
すなわち、図11に示されるように、インクタンク1から保護キャップ30を取り除くとき、保護キャップ30が、インクタンク底面Bに接触する恐れがある。しかしながら、係合爪33a、34a、35a、36aは、上述の通り弾性体32の外側、すなわちインク供給口のさらに外側に配置されているので、該係合爪33a、34a、35a、36aがインク供給口に干渉する恐れが小さくなり、インクタンク1、特にインク供給口の部分を傷つけることがほとんどない。
なお、本実施形態においては、係合爪33a、34a、35a、36a全てが弾性体32の外側に配置されるようにしているがこれに限られるものではない。すなわち、本実施形態における保護キャップ30は、図11に示されるように、時計回りに回転されることから、少なくとも保護キャップ30底面Bからの距離が短い係合爪33a、34aが弾性体32の外側に配置されても同様の効果が得られることが分かる。
インク供給口およびその周囲は、インクジェット記録ヘッドに装着されると、該インクジェット記録ヘッドに設けられている弾性体(不図示)に当接し、記録ヘッド装着時におけるインク蒸発を防止するように構成されている。このとき、保護キャップの取り外し時などにおいてインク供給口が傷つけられていると、記録ヘッド装着時にインク供給口を密閉することが不可能となり、インクの蒸発量の増加やインク供給の不良が発生する危険性があるが、本発明においては、これらを防止することが可能となっている。
本発明は、事務機一般に用いられるプリンタ、あるいは複写機、ファクシミリ、ワープロ、コンピュータなどの情報処理装置の記録装置に適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るインクタンクを示す模式的概略図であり、(a)は、保護キャップを取り付けた状態におけるインクタンクの全体斜視図であり、(b)は、(a)のインクタンクの保護キャップが取り付けられている部分の縦断面図である。 図1のインクタンクの分解斜視図である。 インクタンクのインクジェット記録ヘッドへの装着状態を示す模式的斜視図であり、(a)は、インク供給部が下方にあるインクジェット記録ヘッドへの装着を示す斜視図であり、(b)は、インク供給部が前方にあるインクジェット記録ヘッドへの装着を示す斜視図である。 本発明における保護キャップ9に物流時の衝撃や落下によって操作部15が設けられた側に加重が作用したときの保護キャップ9の状態を示す模式的概略図である。 従来の保護キャップに同様の加重が作用した場合を示す図であり、(a)は、対向する係合爪のある位置が本発明と逆の位置関係ある場合の図であり、(b)は、対向する係合爪が同じ高さ(位置)にある場合を示す。図6は、本発明に係る保護キャップと従来の保護キャップとの操作部15に荷重Fを作用させたときの、保護キャップの外れ具合を比較した実験結果である。 本発明に係る保護キャップと従来の保護キャップとの操作部15に荷重Fを作用させたときの、保護キャップの外れ具合を比較した実験結果である。 第2の実施形態に係る保護キャップを示す模式的斜視図である。 インクタンクと保護キャップの結合状態を示す模式的断面図である。 第3の実施形態の保護キャップを示す模式的斜視図である。 図9に示す保護キャップの模式的上面図である。 保護キャップの取り外しを説明するための概略図であり、(a)は、保護キャップがインクタンクに取り付けられている状態を示し、(b)〜(d)は、この順に保護キャップが取り外されていく状態を示している。 従来のインクタンクと保護キャップを示す模式的概略図である。
符号の説明
1 インクタンク(液体収納容器)
2 インク供給口(液体供給口)
3、203 インク誘導体
4、201 インクタンク側壁(部)
5、205 インク吸収体
6、204 インクタンクの蓋(部)
7 ザグリ部(嵌め合い部)
8 ザグリ部(嵌め合い部)
9、21、30、209 保護キャップ
10 (保護キャップの)本体部
11 (保護キャップの)前側壁部
12 (保護キャップの)後側壁部
13 (保護キャップの)左側壁部
13a (保護キャップの)係合爪(係合部)
14 (保護キャップの)右側壁部
14a (保護キャップの)係合爪(係合部)
15、212 (保護キャップ取り外し用)操作部
22、32 (保護キャップの)弾性体
33 (保護キャップの)第1の係合用柱
33a (保護キャップの)係合爪(係合部)
34 (保護キャップの)第2の係合用柱
34a (保護キャップの)係合爪(係合部)
35 (保護キャップの)第3の係合用柱
35a (保護キャップの)係合爪(係合部)
36 (保護キャップの)第4の係合用柱
36a (保護キャップの)係合爪(係合部)
100 インクジェット記録ヘッド
101 インクホルダ
102 インク吐出ユニット
103 インク供給部

Claims (6)

  1. 液体を内部に保持する液体収納容器の周囲に固定される液体収納容器保護キャップにおいて、
    液体収納容器と係合する少なくとも2つの係合部と、
    該係合部の少なくとも1つと直接的に連動するように設けられた保護キャップ取り外しのための操作部と、
    を備え、
    前記操作部と直接的に連動する前記係合部は、少なくとも1つの別の係合部に対向して配置され、
    前記操作部と直接的に連動する前記係合部の液体収納容器の液体供給口形成面からの距離は、対向して配置される前記別の係合部の液体供給口形成面からの距離よりも短くなるように構成されていることを特徴とする液体収納容器保護キャップ。
  2. 保護キャップを取り外すとき、操作部への操作により前記操作部と直接的に連動する前記係合部が回動する回動中心と、液体供給口形成面に対し略垂直方向の荷重が前記操作部と直接的に連動する前記係合部に作用したときの前記操作部と直接的に連動する前記係合部が回動する回動中心とが異なるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器保護キャップ。
  3. 液体収納容器の液体供給口の周囲に配置され、該液体供給口およびその近傍を密閉する弾性体をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の液体収納容器保護キャップ。
  4. 液体供給口を囲む液体収納容器の側面であって、対向する側面間距離が最も短い液体収納容器側面に前記係合部が係合することを特徴とする請求項3に記載の液体収納容器保護キャップ。
  5. 液体を内部に保持する液体収納容器の周囲に固定される液体収納容器保護キャップにおいて、
    液体収納容器の液体供給口の周囲に配置され、該液体供給口およびその近傍を密閉する弾性体と、
    該弾性体を挟んで対向して配置され、液体収納容器と係合する係合部と、
    該係合部の少なくとも一方と直接的に連動するように設けられた保護キャップ取り外しのための操作部と、
    を備え、
    前記操作部と直接的に連動する前記係合部は、さらに弾性体を挟んで外側に対向して配置され、
    前記操作部と直接的に連動する前記係合部の液体収納容器の液体供給口形成面からの距離は、前記操作部と直接的に連動する前記係合部と弾性体を挟んで対向して配置される係合部の液体供給口形成面からの距離よりも短くなるように構成されていることを特徴とする液体収納容器保護キャップ。
  6. 液体を内部に保持し、該液体を外部に供給するための液体供給口を有し、該液体供給口に対して請求項1から5のいずれかに記載の液体収納容器保護キャップが取り付けられていることを特徴とする液体収納容器。
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