JP2003211554A - 伝動ベルトの製造方法 - Google Patents
伝動ベルトの製造方法Info
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- JP2003211554A JP2003211554A JP2002019612A JP2002019612A JP2003211554A JP 2003211554 A JP2003211554 A JP 2003211554A JP 2002019612 A JP2002019612 A JP 2002019612A JP 2002019612 A JP2002019612 A JP 2002019612A JP 2003211554 A JP2003211554 A JP 2003211554A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切削時間を短縮し、切削抵抗を小さくして精
度のよいV溝に仕上げ、そして耐側圧性に優れた伝動ベ
ルトの製造方法を提供する。 【解決手段】 伝動ベルトの製造方法において、短繊維
を幅方向に配向させた短繊維配向ゴムシート18を成形
する工程、円筒状成形型50上にベルト構成部材、そし
て所定長さに切断した上記短繊維配向ゴムシート18を
巻き付けてベルト成形体58を成形し、加硫したベルト
スリーブ59に仕上げる工程、そして一対の平刃31を
互いに切削方向へずらすとともに平刃31の先端部が近
接するようにV字状に傾斜させ、かつ平刃31を切削方
向に対して直角方向に超音波振動させるようにしたカッ
ター刃30によって、加硫したベルトスリーブ59に周
方向に延びる少なくとも1つ以上のリブ溝19を切り込
む工程からなる。
度のよいV溝に仕上げ、そして耐側圧性に優れた伝動ベ
ルトの製造方法を提供する。 【解決手段】 伝動ベルトの製造方法において、短繊維
を幅方向に配向させた短繊維配向ゴムシート18を成形
する工程、円筒状成形型50上にベルト構成部材、そし
て所定長さに切断した上記短繊維配向ゴムシート18を
巻き付けてベルト成形体58を成形し、加硫したベルト
スリーブ59に仕上げる工程、そして一対の平刃31を
互いに切削方向へずらすとともに平刃31の先端部が近
接するようにV字状に傾斜させ、かつ平刃31を切削方
向に対して直角方向に超音波振動させるようにしたカッ
ター刃30によって、加硫したベルトスリーブ59に周
方向に延びる少なくとも1つ以上のリブ溝19を切り込
む工程からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝動ベルトの製造方
法に係り、詳しくは切削時間を短縮し、切削抵抗を小さ
くして精度のよいV溝に仕上げ、そして耐側圧性に優れ
たVリブドベルト、ダブルリブドベルト等の伝動ベルト
の製造方法に関するものである。
法に係り、詳しくは切削時間を短縮し、切削抵抗を小さ
くして精度のよいV溝に仕上げ、そして耐側圧性に優れ
たVリブドベルト、ダブルリブドベルト等の伝動ベルト
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Vリブドベルトは接着ゴム層中に心線を
埋設し、該接着ゴム層の上部にはカバー帆布を積層し、
そして該接着ゴム層の下部に複数のリブ部を設けてい
る。このVリブドベルトはVベルトに代わって自動車の
エアーコンプレッサーやオルタネータ等の補機駆動の動
力伝動用として広く使用されている。
埋設し、該接着ゴム層の上部にはカバー帆布を積層し、
そして該接着ゴム層の下部に複数のリブ部を設けてい
る。このVリブドベルトはVベルトに代わって自動車の
エアーコンプレッサーやオルタネータ等の補機駆動の動
力伝動用として広く使用されている。
【0003】このベルトは帆布、接着ゴム層、コードか
らなる心線、そして圧縮ゴム層を加硫により積層一体化
したベルトスリーブを作製し、圧縮ゴム層にグラインダ
ーホイールによってリブ溝を研削して得られたもので、
圧縮ゴム層のリブ溝表面からアラミド短繊維が突出して
いる。これを自動車のエアーコンプレッサーやオルタネ
ータ等の補機駆動用のプーリに懸架して走行させると、
突出したアラミド短繊維がベルトとプーリ間の介在する
ことによってベルト走行時の騒音や異音を防止してい
た。
らなる心線、そして圧縮ゴム層を加硫により積層一体化
したベルトスリーブを作製し、圧縮ゴム層にグラインダ
ーホイールによってリブ溝を研削して得られたもので、
圧縮ゴム層のリブ溝表面からアラミド短繊維が突出して
いる。これを自動車のエアーコンプレッサーやオルタネ
ータ等の補機駆動用のプーリに懸架して走行させると、
突出したアラミド短繊維がベルトとプーリ間の介在する
ことによってベルト走行時の騒音や異音を防止してい
た。
【0004】また、最近では、材料の廃棄量をできるか
ぎり少なくするベルトの製造方法として、特開平10−
86236号公報に、緩衝層と圧縮層を有するベルトス
リーブを作製し、該ベルトスリーブを金型に設置してリ
ブ部を型付けした後に加硫し、繊維を露出させるように
リブ部の薄い表面層を除去する方法が開示されている。
ぎり少なくするベルトの製造方法として、特開平10−
86236号公報に、緩衝層と圧縮層を有するベルトス
リーブを作製し、該ベルトスリーブを金型に設置してリ
ブ部を型付けした後に加硫し、繊維を露出させるように
リブ部の薄い表面層を除去する方法が開示されている。
【0005】更に、特開平5−345370号公報に
は、加硫したベルトスリーブを一対の支持ローラに懸架
して回転させながら、同じ方向に傾斜した複数の刃をも
つ刃物で切り込みを入れた後、他の複数の刃をもつ刃物
で切り込みを入れてV溝に仕上げる方法が記載されてい
る。
は、加硫したベルトスリーブを一対の支持ローラに懸架
して回転させながら、同じ方向に傾斜した複数の刃をも
つ刃物で切り込みを入れた後、他の複数の刃をもつ刃物
で切り込みを入れてV溝に仕上げる方法が記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グライ
ンダーホイールを使用する場合には、ホイールの新しい
段階では、切れ味もよくてリブ溝表面から突出する短繊
維の長さも短いが、使用回数が増すにつれて切れ味が悪
くなってくると短繊維の突出長さが大きくて目立ってく
る。ホイールの使用回数によってリブ溝面の形態変化が
起こり、ベルト走行時の騒音にも影響を及ぼしていた。
ンダーホイールを使用する場合には、ホイールの新しい
段階では、切れ味もよくてリブ溝表面から突出する短繊
維の長さも短いが、使用回数が増すにつれて切れ味が悪
くなってくると短繊維の突出長さが大きくて目立ってく
る。ホイールの使用回数によってリブ溝面の形態変化が
起こり、ベルト走行時の騒音にも影響を及ぼしていた。
【0007】ベルトスリーブを内面に刻印を設けた金型
内に設置し、加熱加圧してリブ部を刻印した後に加硫す
る方法では、ゴム中に短繊維が含有しているために、通
常の温度、圧力条件では、リブ部を充分に刻印できない
こともあり、これらの諸条件の水準を高くしてゴムに大
きな熱履歴を与えていた。また、ベルトスリーブを金型
内側に設置し、内圧を与えて型内壁へ押圧するため、成
形後のベルトスリーブの脱型が困難であった。しかも、
得られたベルトのリブ部では短繊維が湾曲状態で配向し
ているために、ベルトの耐側圧性に欠けていた。
内に設置し、加熱加圧してリブ部を刻印した後に加硫す
る方法では、ゴム中に短繊維が含有しているために、通
常の温度、圧力条件では、リブ部を充分に刻印できない
こともあり、これらの諸条件の水準を高くしてゴムに大
きな熱履歴を与えていた。また、ベルトスリーブを金型
内側に設置し、内圧を与えて型内壁へ押圧するため、成
形後のベルトスリーブの脱型が困難であった。しかも、
得られたベルトのリブ部では短繊維が湾曲状態で配向し
ているために、ベルトの耐側圧性に欠けていた。
【0008】また、一対の刃物を使用してV溝に切り込
む方法では、片側ずつ切り込み加工するために、加工時
間を要し、また切り込んだV溝底面のエッジが鋭くて、
この底面から亀裂の入る可能性があった。
む方法では、片側ずつ切り込み加工するために、加工時
間を要し、また切り込んだV溝底面のエッジが鋭くて、
この底面から亀裂の入る可能性があった。
【0009】本発明は叙上の如き実状に鑑み、これに対
処するもので、切削時間を短縮し、切削抵抗を小さくし
て精度のよいV溝に仕上げ、そして耐側圧性に優れたV
リブドベルト、ダブルリブドベルト等の伝動ベルトの製
造方法を提供する。
処するもので、切削時間を短縮し、切削抵抗を小さくし
て精度のよいV溝に仕上げ、そして耐側圧性に優れたV
リブドベルト、ダブルリブドベルト等の伝動ベルトの製
造方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本願請求項1記載
の発明は、 短繊維を幅方向に配向させた短繊維配向ゴ
ムシートを成形する工程、円筒状成形型上にベルト構成
部材、そして所定長さに切断した上記短繊維配向ゴムシ
ートを巻き付けてベルト成形体を成形し、加硫したベル
トスリーブに仕上げる工程、そして一対の平刃を互いに
切削方向へずらすとともに該平刃の先端部が近接するよ
うにV字状に傾斜させ、かつ該平刃を切削方向に対して
直角方向に超音波振動させるようにしたカッター刃によ
って、加硫したベルトスリーブに周方向に延びる少なく
とも1つ以上のリブ溝を切り込む工程、からなる伝動ベ
ルトの製造方法にある。
の発明は、 短繊維を幅方向に配向させた短繊維配向ゴ
ムシートを成形する工程、円筒状成形型上にベルト構成
部材、そして所定長さに切断した上記短繊維配向ゴムシ
ートを巻き付けてベルト成形体を成形し、加硫したベル
トスリーブに仕上げる工程、そして一対の平刃を互いに
切削方向へずらすとともに該平刃の先端部が近接するよ
うにV字状に傾斜させ、かつ該平刃を切削方向に対して
直角方向に超音波振動させるようにしたカッター刃によ
って、加硫したベルトスリーブに周方向に延びる少なく
とも1つ以上のリブ溝を切り込む工程、からなる伝動ベ
ルトの製造方法にある。
【0011】本発明では、特に一対の平刃を互いに切削
方向へずらすとともに該平刃の先端部が近接するように
V字状に傾斜させ、かつ該平刃を切削方向に対して直角
方向に超音波振動させるようにしたカッター刃によって
切削時の抵抗を減少させて精度のよいV溝に仕上げるこ
とができ、かつ切削時間を短縮できる大きな特長があ
る。
方向へずらすとともに該平刃の先端部が近接するように
V字状に傾斜させ、かつ該平刃を切削方向に対して直角
方向に超音波振動させるようにしたカッター刃によって
切削時の抵抗を減少させて精度のよいV溝に仕上げるこ
とができ、かつ切削時間を短縮できる大きな特長があ
る。
【0012】本願請求項2記載の発明は、リブ溝の研削
速度が5〜50mm/秒である伝動ベルトの製造方法に
ある。この範囲であれは、カッター刃は負担を受けるこ
となく精度よくかつ表面状態の良好なV溝を切削する。
速度が5〜50mm/秒である伝動ベルトの製造方法に
ある。この範囲であれは、カッター刃は負担を受けるこ
となく精度よくかつ表面状態の良好なV溝を切削する。
【0013】本願請求項3記載の発明は、短繊維配向ゴ
ムシートのゴムがエチレン−α−オレフィンエラストマ
ーを用いたゴム組成物にあり、高温雰囲気下や低温雰囲
気下で走行させてもベルト寿命が向上する。
ムシートのゴムがエチレン−α−オレフィンエラストマ
ーを用いたゴム組成物にあり、高温雰囲気下や低温雰囲
気下で走行させてもベルト寿命が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照し、本発明
の実施例を説明する。以下、図1は押出成形された筒状
成形体を直線状に切開した短繊維配向ゴムシートに成形
する工程の概略図である。
の実施例を説明する。以下、図1は押出成形された筒状
成形体を直線状に切開した短繊維配向ゴムシートに成形
する工程の概略図である。
【0015】最初の工程では、押出し装置1を使用す
る。この装置1では、押出スクリュー3の回転により短
繊維を含むゴムを混練するシリンダー2と、短繊維混入
ゴム7を次の工程へ移動させる連結管4からなる押出機
6を有し、この押出機6から押出された短繊維混入ゴム
7を内ダイ9と外ダイ10の間隙を通過させ、吐出口1
1へ向って徐々に大きくなる円周方向へ伸張して、短繊
維を円周方向に配向させた筒状成形体13を押出する環
状拡張ダイ15と、押出された直後の筒状成形体を切開
しながら短繊維配向ゴムシート18にする切断手段20
と、そして短繊維配向ゴムシート18の巻取り手段40
を備えている。
る。この装置1では、押出スクリュー3の回転により短
繊維を含むゴムを混練するシリンダー2と、短繊維混入
ゴム7を次の工程へ移動させる連結管4からなる押出機
6を有し、この押出機6から押出された短繊維混入ゴム
7を内ダイ9と外ダイ10の間隙を通過させ、吐出口1
1へ向って徐々に大きくなる円周方向へ伸張して、短繊
維を円周方向に配向させた筒状成形体13を押出する環
状拡張ダイ15と、押出された直後の筒状成形体を切開
しながら短繊維配向ゴムシート18にする切断手段20
と、そして短繊維配向ゴムシート18の巻取り手段40
を備えている。
【0016】押出機6のシリンダー2は、この中に回転
可能に押出スクリュー3を収容し、短繊維を含むゴム配
合物を原料投入口17から入れて押出スクリュー3の回
転によって短繊維とゴムとを混練して短繊維混入ゴム7
にする。この時にシリンダー2内の空気やゴム配合物か
ら発生したガス等は排気口(図示せず)から排出され
る。シリンダー2の温度はゴム種に応じて変更するが、
通常40〜100°Cに調節され、短繊維とゴムはミキ
シングしやすい温度に加熱して熱可塑化し、押出成形し
やすい状態にする。また、この場合の混練時間はゴムの
加硫が進行しない程度に調節する。上記連結管4は、短
繊維混入ゴム7を環状拡張ダイ15までガイドする。
可能に押出スクリュー3を収容し、短繊維を含むゴム配
合物を原料投入口17から入れて押出スクリュー3の回
転によって短繊維とゴムとを混練して短繊維混入ゴム7
にする。この時にシリンダー2内の空気やゴム配合物か
ら発生したガス等は排気口(図示せず)から排出され
る。シリンダー2の温度はゴム種に応じて変更するが、
通常40〜100°Cに調節され、短繊維とゴムはミキ
シングしやすい温度に加熱して熱可塑化し、押出成形し
やすい状態にする。また、この場合の混練時間はゴムの
加硫が進行しない程度に調節する。上記連結管4は、短
繊維混入ゴム7を環状拡張ダイ15までガイドする。
【0017】環状拡張ダイ15は内ダイ9を吐出口11
へ向って径を徐々に拡張させた円錐形とし、これを外ダ
イ10に収容し、内ダイ9と外ダイ10の間に所定厚み
の間隙を設けている。短繊維混入ゴム7は吐出口11へ
向って徐々に大きくなった円周方向へ引き伸ばされなが
ら短繊維を円周方向に配向させた筒状成形体13にす
る。
へ向って径を徐々に拡張させた円錐形とし、これを外ダ
イ10に収容し、内ダイ9と外ダイ10の間に所定厚み
の間隙を設けている。短繊維混入ゴム7は吐出口11へ
向って徐々に大きくなった円周方向へ引き伸ばされなが
ら短繊維を円周方向に配向させた筒状成形体13にす
る。
【0018】環状拡張ダイ15は水平に配置された押出
機6に垂直に固定され、しかも吐出口11から押出され
る筒状成形体13が重力に抗するように置かれているた
め、筒状成形体13が重力により変形せず、寸法変化の
少ない状態で押出できる。また、垂直方向に配置した環
状拡張ダイ15は内ダイ9の自重によって撓みにくく、
内ダイ9と外ダイ10との間隙が一定に保持され、これ
によって厚み変形量の小さな筒状成形体13になる。
機6に垂直に固定され、しかも吐出口11から押出され
る筒状成形体13が重力に抗するように置かれているた
め、筒状成形体13が重力により変形せず、寸法変化の
少ない状態で押出できる。また、垂直方向に配置した環
状拡張ダイ15は内ダイ9の自重によって撓みにくく、
内ダイ9と外ダイ10との間隙が一定に保持され、これ
によって厚み変形量の小さな筒状成形体13になる。
【0019】また、内ダイ9と外ダイ10の流路幅は、
内ダイ9が押出機6に連結した根元部23から吐出口1
1まで均一になり、これは筒状成形体13を長手方向へ
スムーズに流し、また内部歪みのない均一な厚みの筒状
成形体13に仕上げる。
内ダイ9が押出機6に連結した根元部23から吐出口1
1まで均一になり、これは筒状成形体13を長手方向へ
スムーズに流し、また内部歪みのない均一な厚みの筒状
成形体13に仕上げる。
【0020】内ダイ9の形状はせん断力の大きさに影響
を与える要因になり、根元部23から吐出口11へ向っ
て徐々に径が拡張するテーパー角度θは30°≦θ<9
0°である。また、ゴム流路入口は20〜60mm、ゴ
ム流路入出口は100〜440mm、そしてその比率で
ある拡張比(ゴム流路入出口/ゴム流路入口)は1.5
〜12.5に設定される。この設定範囲未満であれば、
内ダイ9の吐出口11付近での円周方向への引き伸ばし
が小さくて、厚みの大きな筒状成形体13の内外層では
短繊維が円周方向に配向しにくくなり、一方この設定範
囲を越えると、円周方向への引き伸ばしが大きくなり過
ぎて、押出力が劣る場合には、筒状成形体13が裂けや
すい。
を与える要因になり、根元部23から吐出口11へ向っ
て徐々に径が拡張するテーパー角度θは30°≦θ<9
0°である。また、ゴム流路入口は20〜60mm、ゴ
ム流路入出口は100〜440mm、そしてその比率で
ある拡張比(ゴム流路入出口/ゴム流路入口)は1.5
〜12.5に設定される。この設定範囲未満であれば、
内ダイ9の吐出口11付近での円周方向への引き伸ばし
が小さくて、厚みの大きな筒状成形体13の内外層では
短繊維が円周方向に配向しにくくなり、一方この設定範
囲を越えると、円周方向への引き伸ばしが大きくなり過
ぎて、押出力が劣る場合には、筒状成形体13が裂けや
すい。
【0021】内ダイ9と外ダイ10間の短繊維混入ゴム
7の内部発熱を抑制するために、内ダイ9の内部に冷却
水を循環させる冷却装置(図示せず)を設けることもで
きる。冷却装置では、内ダイ9の外部から冷却水を入れ
ポンプによって内ダイ9に設けた通路を通過させて内ダ
イ9から排出し、循環させる。
7の内部発熱を抑制するために、内ダイ9の内部に冷却
水を循環させる冷却装置(図示せず)を設けることもで
きる。冷却装置では、内ダイ9の外部から冷却水を入れ
ポンプによって内ダイ9に設けた通路を通過させて内ダ
イ9から排出し、循環させる。
【0022】切断手段20では、切断部材21によって
押出された直後の筒状成形体13を押出し方向に沿って
切開しながら短繊維配向ゴムシート18にする。上記切
断部材21は、カッター、ナイフといった刃物、あるい
はレーザーナイフ、超音波カッターからなる。
押出された直後の筒状成形体13を押出し方向に沿って
切開しながら短繊維配向ゴムシート18にする。上記切
断部材21は、カッター、ナイフといった刃物、あるい
はレーザーナイフ、超音波カッターからなる。
【0023】短繊維配向ゴムシート18は係合ロール2
4、24を経由して駆動ロール25によって一定速度で
移動し、巻き取りロール41に帆布のようなライナー4
2を積層して巻き取られる。
4、24を経由して駆動ロール25によって一定速度で
移動し、巻き取りロール41に帆布のようなライナー4
2を積層して巻き取られる。
【0024】無論、短繊維配向ゴムシート18は上記の
ような押出し装置1によって作製する必要はなく、バン
バリーミキサーで混練した短繊維入りゴムをカレンダー
ロールでシーティングして作製することもできる。
ような押出し装置1によって作製する必要はなく、バン
バリーミキサーで混練した短繊維入りゴムをカレンダー
ロールでシーティングして作製することもできる。
【0025】次工程は、図2に示すように、円筒状成形
型50上にポリエステル、ナイロン、アラミド、ビニロ
ンなどの合成繊維あるいは綿などの天然繊維、これらの
混妨糸からなる平織り帆布、編物などをミシンジョイン
トによって筒状にしたカバー布51、接着ゴムシート5
2、ポリエステル繊維、アラミド繊維等のコードからな
る心線53、そして接着ゴムシート52からなるベルト
構成部材57に、所定長さに切断した短繊維配向ゴムシ
ート18を巻き付けてVリブドベルト用のベルト成形体
58にする。
型50上にポリエステル、ナイロン、アラミド、ビニロ
ンなどの合成繊維あるいは綿などの天然繊維、これらの
混妨糸からなる平織り帆布、編物などをミシンジョイン
トによって筒状にしたカバー布51、接着ゴムシート5
2、ポリエステル繊維、アラミド繊維等のコードからな
る心線53、そして接着ゴムシート52からなるベルト
構成部材57に、所定長さに切断した短繊維配向ゴムシ
ート18を巻き付けてVリブドベルト用のベルト成形体
58にする。
【0026】上記短繊維配向ゴムシート18に使用する
短繊維含有ゴムは、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン−
ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピ
レンゴム、アルキル化クロロスルファン化ポリエチレ
ン、水素化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和
カルボン酸金属塩との混合ポリマー、エチレン−プロピ
レンゴム(EPR)やエチレン−プロピレン−ジエンモ
ノマー(EPDM)からなるエチレン−α−オレフィン
エラストマー等のゴム材の単独、またはこれらの混合物
が使用される。ジエンモノマーの例としては、ジシクロ
ペンタジエン、メチレンノルボルネン、エチリデンノル
ボルネン、1,4−ヘキサジエン、シクロオクタジエン
などがあげられる。
短繊維含有ゴムは、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン−
ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピ
レンゴム、アルキル化クロロスルファン化ポリエチレ
ン、水素化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和
カルボン酸金属塩との混合ポリマー、エチレン−プロピ
レンゴム(EPR)やエチレン−プロピレン−ジエンモ
ノマー(EPDM)からなるエチレン−α−オレフィン
エラストマー等のゴム材の単独、またはこれらの混合物
が使用される。ジエンモノマーの例としては、ジシクロ
ペンタジエン、メチレンノルボルネン、エチリデンノル
ボルネン、1,4−ヘキサジエン、シクロオクタジエン
などがあげられる。
【0027】特に、エチレン−α−オレフィンエラスト
マーを用いたゴム組成物は、高温雰囲気下や低温雰囲気
下で走行させてもベルト寿命が向上する。
マーを用いたゴム組成物は、高温雰囲気下や低温雰囲気
下で走行させてもベルト寿命が向上する。
【0028】上記ゴムには、アラミド繊維、ポリアミド
繊維、ポリエステル繊維、綿等の繊維からなり繊維の長
さは繊維の種類によって異なるが1〜10mm程度の短
繊維が用いられ、例えばアラミド繊維であると3〜7m
m程度、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、綿である
と5〜10mm程度のものが用いられる。その添加量は
ゴム100質量部に対して10〜40質量部である。更
に、本発明のゴムには、軟化剤、カーボンブラックから
なる補強剤、充填剤、老化防止剤、加硫促進剤、加硫剤
等が添加される。
繊維、ポリエステル繊維、綿等の繊維からなり繊維の長
さは繊維の種類によって異なるが1〜10mm程度の短
繊維が用いられ、例えばアラミド繊維であると3〜7m
m程度、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、綿である
と5〜10mm程度のものが用いられる。その添加量は
ゴム100質量部に対して10〜40質量部である。更
に、本発明のゴムには、軟化剤、カーボンブラックから
なる補強剤、充填剤、老化防止剤、加硫促進剤、加硫剤
等が添加される。
【0029】上記軟化剤としては、一般的なゴム用の可
塑剤、例えばジブチルフタレート(DBP)、ジオクチ
ルフタレート(DOP)等のフタレート系、ジオクチル
アジペート(DOA)等のアジペート系、ジオクチルセ
バケート(DOS)等のセバケート系、トリクレジルホ
スフェート等のホスフェートなど、あるいは一般的な石
油系の軟化剤が含まれる。
塑剤、例えばジブチルフタレート(DBP)、ジオクチ
ルフタレート(DOP)等のフタレート系、ジオクチル
アジペート(DOA)等のアジペート系、ジオクチルセ
バケート(DOS)等のセバケート系、トリクレジルホ
スフェート等のホスフェートなど、あるいは一般的な石
油系の軟化剤が含まれる。
【0030】そして、ジャケットを嵌挿してこれを加硫
缶に入れ、通常の加硫条件によって加硫し、ベルトスリ
ーブ59を円筒状成形型50から抜き取る。
缶に入れ、通常の加硫条件によって加硫し、ベルトスリ
ーブ59を円筒状成形型50から抜き取る。
【0031】図3と図4に示すように、ベルトスリーブ
59を研削加工機のドラム60に嵌挿して回転させ、そ
して一対の三角形状の平刃31を互いに切削方向へずら
すとともに該平刃31の先端部が近接するようにV字状
に傾斜させ、かつ超音波振動子32を装着したカッター
刃30をベルトスリーブ59に当接し、該平刃31を切
削方向に対して直角方向に超音波振動させてベルトスリ
ーブ59の円周方向に沿って一条のリブ溝19を研削す
る。この時、平坦な係合ロールをベルトスリーブ59に
当接させてその横ずれを防止することもできる。
59を研削加工機のドラム60に嵌挿して回転させ、そ
して一対の三角形状の平刃31を互いに切削方向へずら
すとともに該平刃31の先端部が近接するようにV字状
に傾斜させ、かつ超音波振動子32を装着したカッター
刃30をベルトスリーブ59に当接し、該平刃31を切
削方向に対して直角方向に超音波振動させてベルトスリ
ーブ59の円周方向に沿って一条のリブ溝19を研削す
る。この時、平坦な係合ロールをベルトスリーブ59に
当接させてその横ずれを防止することもできる。
【0032】上記カッター刃30は、図5に示すよう
に、一対の三角形状の平刃31を互いに切削方向へずら
してホルダー33に固定し、また該平刃31の先端部を
近接させるようにV字状に傾斜させている。一対の平刃
31のずれは5〜20mm程度であり、また平刃31を
傾斜させる角度は切削加工するリブ溝19に対応させ
る。そして、超音波振動子32が平刃31を切削方向と
直角方向に超音波振動を与える。
に、一対の三角形状の平刃31を互いに切削方向へずら
してホルダー33に固定し、また該平刃31の先端部を
近接させるようにV字状に傾斜させている。一対の平刃
31のずれは5〜20mm程度であり、また平刃31を
傾斜させる角度は切削加工するリブ溝19に対応させ
る。そして、超音波振動子32が平刃31を切削方向と
直角方向に超音波振動を与える。
【0033】一対の平刃31を互いに切削方向へずらす
ことによって、切削時の抵抗力を分散してリブ溝19を
正確に切削加工し、また切削屑も平刃31から容易に取
出すことができる。更に、平刃31を切削方向と直角方
向に超音波振動させることによって、切削時の抵抗を小
さくして正確なリブ溝19を形成する。
ことによって、切削時の抵抗力を分散してリブ溝19を
正確に切削加工し、また切削屑も平刃31から容易に取
出すことができる。更に、平刃31を切削方向と直角方
向に超音波振動させることによって、切削時の抵抗を小
さくして正確なリブ溝19を形成する。
【0034】一条のリブ溝19を研削すると、超音波振
動子32を装着したカッター刃30を軸方向へ所定ピッ
チだけ移動させて同様の研削を継続する。
動子32を装着したカッター刃30を軸方向へ所定ピッ
チだけ移動させて同様の研削を継続する。
【0035】多条のリブ溝19を同時に研削するために
は、カッター刃30がそれぞれ長手方向に位置をずらし
て配置する。カッター刃30は切削抵抗が大きい困難な
カットでも、平刃31を切削方向と直角方向に超音波振
動させることにより、切削抵抗を小さくしてスムーズに
切削する。場合によっては、短繊維はリブ溝19表面で
解れて毛羽立ちが起って突出する。ここで使用する超音
波振動子32は、例えばPZT電歪振動子であり、速度
20,000〜40,000回/秒、振幅20〜100
μmである。
は、カッター刃30がそれぞれ長手方向に位置をずらし
て配置する。カッター刃30は切削抵抗が大きい困難な
カットでも、平刃31を切削方向と直角方向に超音波振
動させることにより、切削抵抗を小さくしてスムーズに
切削する。場合によっては、短繊維はリブ溝19表面で
解れて毛羽立ちが起って突出する。ここで使用する超音
波振動子32は、例えばPZT電歪振動子であり、速度
20,000〜40,000回/秒、振幅20〜100
μmである。
【0036】リブ溝の切削速度の範囲は5〜50mm/
秒に設定され、この範囲内であればカッター刃30は負
担を受けることなく精度よくかつ表面状態の良好なリブ
溝を研削する。しかし、5mm/秒未満になると、生産
性が悪く、摩擦熱が大きくなり過ぎてゴムが焼ける。一
方、50mm/秒を超えると、カッター刃30に負担が
かかってリブ溝27表面が発熱して切削精度が悪く、ま
たカッター刃30の寿命も短くなる。
秒に設定され、この範囲内であればカッター刃30は負
担を受けることなく精度よくかつ表面状態の良好なリブ
溝を研削する。しかし、5mm/秒未満になると、生産
性が悪く、摩擦熱が大きくなり過ぎてゴムが焼ける。一
方、50mm/秒を超えると、カッター刃30に負担が
かかってリブ溝27表面が発熱して切削精度が悪く、ま
たカッター刃30の寿命も短くなる。
【0037】多条のリブ溝19を研削したベルトスリー
ブ59は、カッターによって所定幅に切断して個々の伝
動ヘベルトに仕上げることができる。
ブ59は、カッターによって所定幅に切断して個々の伝
動ヘベルトに仕上げることができる。
【0038】得られたVリブドベルト70は、図6に示
すように、高強度で低伸度のコードよりなる心線71を
接着ゴム層72中に埋設し、その下側に弾性体層である
圧縮ゴム層74を有している。この圧縮ゴム層74には
ベルト長手方向にのびる断面略三角形の複数のリブ部7
5が設けられ、またベルト表面には付着したゴム付帆布
76が設けられている。
すように、高強度で低伸度のコードよりなる心線71を
接着ゴム層72中に埋設し、その下側に弾性体層である
圧縮ゴム層74を有している。この圧縮ゴム層74には
ベルト長手方向にのびる断面略三角形の複数のリブ部7
5が設けられ、またベルト表面には付着したゴム付帆布
76が設けられている。
【0039】
【発明の効果】以上のように本願請求項1記載の発明で
は、短繊維を幅方向に配向させた短繊維配向ゴムシート
を成形する工程、円筒状成形型上にベルト構成部材、そ
して所定長さに切断した上記短繊維配向ゴムシートを巻
き付けてベルト成形体を成形し、加硫したベルトスリー
ブに仕上げる工程、そして一対の平刃を互いに切削方向
へずらすとともに該平刃の先端部が近接するようにV字
状に傾斜させ、かつ該平刃を切削方向に対して直角方向
に超音波振動させるようにしたカッター刃によって加硫
したベルトスリーブに周方向に延びる少なくとも1つ以
上のリブ溝を切り込む工程、からなる伝動ベルトの製造
方法にあり、該平刃を切削方向に対して直角方向に超音
波振動させるようにしながら切削時の抵抗を小さくして
精度よくV溝を仕上げることができ、また一対の平刃を
互いに切削方向へずらすことによって切削時の抵抗を分
散してリブ溝を正確に切削加工でき、また切削屑も平刃
から容易に分離し、取出すことができ、更には切削時間
を短縮できる。
は、短繊維を幅方向に配向させた短繊維配向ゴムシート
を成形する工程、円筒状成形型上にベルト構成部材、そ
して所定長さに切断した上記短繊維配向ゴムシートを巻
き付けてベルト成形体を成形し、加硫したベルトスリー
ブに仕上げる工程、そして一対の平刃を互いに切削方向
へずらすとともに該平刃の先端部が近接するようにV字
状に傾斜させ、かつ該平刃を切削方向に対して直角方向
に超音波振動させるようにしたカッター刃によって加硫
したベルトスリーブに周方向に延びる少なくとも1つ以
上のリブ溝を切り込む工程、からなる伝動ベルトの製造
方法にあり、該平刃を切削方向に対して直角方向に超音
波振動させるようにしながら切削時の抵抗を小さくして
精度よくV溝を仕上げることができ、また一対の平刃を
互いに切削方向へずらすことによって切削時の抵抗を分
散してリブ溝を正確に切削加工でき、また切削屑も平刃
から容易に分離し、取出すことができ、更には切削時間
を短縮できる。
【0040】本願請求項2載の発明は、リブ溝の切削速
度を5〜25mm/秒にすることにより、カッター刃は
負担を受けることなく精度よくかつ表面状態の良好なV
溝を切削することができる。
度を5〜25mm/秒にすることにより、カッター刃は
負担を受けることなく精度よくかつ表面状態の良好なV
溝を切削することができる。
【0041】本願請求項3記載の発明は、短繊維配向ゴ
ムシートのゴムがエチレン−α−オレフィンエラストマ
ーを用いたゴム組成物であり、高温雰囲気下や低温雰囲
気下で走行させてもベルト寿命が向上する。
ムシートのゴムがエチレン−α−オレフィンエラストマ
ーを用いたゴム組成物であり、高温雰囲気下や低温雰囲
気下で走行させてもベルト寿命が向上する。
【図1】押出成形された筒状成形体を直線状に切開した
短繊維配向ゴムシートに成形する工程の概略図である。
短繊維配向ゴムシートに成形する工程の概略図である。
【図2】円筒状成形型上にVリブドベルト用のベルト成
形体を作製した状態の断面図である。
形体を作製した状態の断面図である。
【図3】ベルトスリーブを回転させながら、超音波振動
を付与したカッター刃によってリブ溝を切削加工してい
る状態の断面図である。
を付与したカッター刃によってリブ溝を切削加工してい
る状態の断面図である。
【図4】図3をX方向から見た断面図である。
【図5】本発明で使用するカッター刃であり、(a)が
正面図であり、(b)が(a)をA方向から見た側面図
である。
正面図であり、(b)が(a)をA方向から見た側面図
である。
【図6】本発明方法によって得られたVリブドベルトの
断面図である。
断面図である。
6 押出機
13 筒状成形体
15 環状拡張ダイ
18 短繊維配向ゴムシート
19 リブ溝
30 カッター刃
31 平刃
32 超音波振動子
57 ベルト構成部材
58 ベルト成形体
59 ベルトスリーブ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F16G 5/20 F16G 5/20 A
// B29K 21:00 B29K 21:00
Claims (3)
- 【請求項1】 ベルト長手方向に沿って心線を埋設した
接着ゴム層と、接着ゴム層に隣接してベルトの長手方向
に延びるリブ部を有する伝動ベルトの製造方法におい
て、 短繊維を幅方向に配向させた短繊維配向ゴムシートを成
形する工程、 円筒状成形型上にベルト構成部材、そして所定長さに切
断した上記短繊維配向ゴムシートを巻き付けてベルト成
形体を成形し、加硫したベルトスリーブに仕上げる工
程、そして 一対の平刃を互いに切削方向へずらすとともに該平刃の
先端部が近接するようにV字状に傾斜させ、かつ該平刃
を切削方向に対して直角方向に超音波振動させるように
したカッター刃によって、加硫したベルトスリーブに周
方向に延びる少なくとも1つ以上のリブ溝を切り込む工
程、からなることを特徴とする伝動ベルトの製造方法。 - 【請求項2】 リブ溝の切削速度が5〜50mm/秒で
ある請求項1記載の伝動ベルトの製造方法。 - 【請求項3】 短繊維配向ゴムシートのゴムがエチレン
−α−オレフィンエラストマーを用いたゴム組成物であ
る請求項1又は2に記載の伝動ベルトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002019612A JP2003211554A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 伝動ベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002019612A JP2003211554A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 伝動ベルトの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003211554A true JP2003211554A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27654265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002019612A Pending JP2003211554A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 伝動ベルトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003211554A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005147392A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-06-09 | Mitsuboshi Belting Ltd | 動力伝動用ベルト |
JP2009148862A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Nec Corp | 材料切断装置 |
WO2010048934A1 (de) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Harburg-Freudenberger Maschinenbau Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum schneiden |
CN105364954A (zh) * | 2014-08-26 | 2016-03-02 | 鼎汉科技(厦门)有限公司 | 一种用于切胶的八刃分切装置 |
-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002019612A patent/JP2003211554A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005147392A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-06-09 | Mitsuboshi Belting Ltd | 動力伝動用ベルト |
JP4619733B2 (ja) * | 2003-10-21 | 2011-01-26 | 三ツ星ベルト株式会社 | 動力伝動用ベルト |
JP2009148862A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Nec Corp | 材料切断装置 |
WO2010048934A1 (de) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Harburg-Freudenberger Maschinenbau Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum schneiden |
CN105364954A (zh) * | 2014-08-26 | 2016-03-02 | 鼎汉科技(厦门)有限公司 | 一种用于切胶的八刃分切装置 |
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