JP2003211149A - メッキ洗浄廃液処理装置及びその処理方法 - Google Patents

メッキ洗浄廃液処理装置及びその処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッキ洗浄廃液を該洗浄廃液中に含まれる溶
媒(水)と、洗浄廃液である不揮発性成分(廃材)の濃縮液
又はスラリーに先ず分割し、留出・捕集される洗浄廃液
中の水を清浄水としてメッキ処理工程に循環して還元リ
サイクルするように構成させたメッキ洗浄廃水の流出を
伴わない閉鎖循環系メッキ洗浄廃液処理システムを提供
する。 【解決手段】 メッキ処理装置01から排出されるメッ
キ洗浄廃液aを第1真空乾燥装置041に供給し、メッ
キ洗浄廃液の包含する水のみが留出・排除を行うと共に
洗浄廃液の濃縮を行い、濃縮されたメッキ洗浄廃液dを
直列に連結された第2真空乾燥装置043に送り残余水
分を蒸発・除去・乾燥し、スラリー状メッキ残渣eと留
出排水fとに分離し、第1真空乾燥装置041からの排
除・捕集される留出水bを清浄化(純水化)装置05を
通し清浄化するとともに、第2真空乾燥装置043にお
ける留出捕集水fをメッキ洗浄廃液貯槽02に還送し前
記第1真空乾燥装置041で処理するようにしたメッキ
洗浄廃液処理システムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッキ工場の洗浄
廃液処理装置及び処理方法に関するものであり、更に詳
しくは、メッキ工場から排出されるメッキ洗浄廃液を、
真空乾燥装置を用い該洗浄廃液中に含まれる溶媒(水)
と、洗浄廃液である不揮発性成分(廃材)の濃縮液又はス
ラリーに先ず分割し、留出・捕集される洗浄廃液中の水
を清浄水としてメッキ処理工程に循環して還元リサイク
ルするように構成させた、産業廃水の流出を伴わない閉
鎖循環系メッキ洗浄廃液処理装置及び処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】産業洗浄廃液の環境汚染に対する認識が
高まる中、金属加工々業、無機・有機化学工業、染色・
整理加工業、食品加工業など産業洗浄廃液を排出する各
業種の大企業は、各企業が製造販売する製品製造技術の
研究・開発・改善と共に、該製造工程で生じる産業洗浄
廃液の生成量の減少・圧縮と、該産業洗浄廃液から有価
物質を回収・精製・リサイクルする技術の研究・開発・
改善並びに、産業廃棄物となる有害物質及び生活環境汚
染物質の無害化技術の研究・開発・改善がなされ、その
成果は著しく向上し産業洗浄廃液中からの有価物質の回
収・リサイクルと、洗浄廃液中の有害物質・生活環境汚
染物質の無害化は、処理効率・成果とも相当なハイレベ
ルに達する状態に至っている。
【0003】金属加工業において、多量に且つ多様な有
価物質と有毒物質を含くむ産業洗浄廃液を排出する代表
例として掲げられるメッキ工業における産業洗浄廃液処
理は、「メッキのよしあしは洗浄のよしあしにより決ま
る」といわれるほど、多量の洗浄水を必要とし排出液量
の多さとともに、洗浄廃液の質の面においてもメッキ処
理浴構成組成に基づき酸・アルカリ・油・各種有害金属
(イオン)・シアン・分解し難い界面活性剤など多くの廃
棄成分を含むため、その産業洗浄廃液処理においては、
含有有価物質(各種金属イオン等)の分離・還元・回収・
精製と、有害物質(シアン等)の分解・無害化、環境汚染
物質(界面活性剤・各種塩類など)の捕集・封じ込め・処
分など、その洗浄廃液処理には多岐に渡る高度の技術力
と資本力を要するのであり、多大な努力と年月を経て幾
多の優れた洗浄廃液処理プロセスが確立され実施されて
きている。
【0004】その洗浄廃液処理・回収技術の概要につい
て触れると、例えば (1)先ず生成する洗浄廃液量の減少・圧縮が肝要であ
るため、各工程における浸漬液の液切りを充分に実施し
た後、多段浸漬回収法を適用して洗浄洗浄廃液生成量の
圧縮とともに洗浄廃液の濃厚化を図る。 (2)該洗浄濃厚洗浄廃液と長期使用したメッキ浴槽の
老化洗浄廃液を合体し、フィルター、活性炭吸着装置な
どを通し、低電流電解装置に送り、当該金属イオンを電
極上に析出させ生成・分離・回収するか、或いは隔膜電
解装置に送り、当該金属イオンを分離しメッキ浴槽に還
元・返送する。
【0005】(3)前記(2)の処理残洗浄廃液中の有
害物質シアンを排除するために、該残洗浄廃液にアルカ
リ塩素法による処理を施し、シアンを窒素ガスと炭酸ガ
スに分解し無害化するか、該洗浄廃液を酸性にして暴気
し、全てのシアンをシアンガスとして気化し、苛性ソー
ダ溶液に吸収させるか、湿らせた陰イオン交換樹脂で補
足する所謂、酸性揮発補集法を適用して無害化する。 (4)洗浄廃液濃縮法として、前記(3)実施前に、逆
浸透圧法や加熱乾燥法(減圧乾燥法)を適用する。 (5)有価物質を分離回収し無害化した、前記(2)〜
(4)の洗浄廃液を乾燥し廃棄処分にする。 以上のような洗浄廃液処理システムによる洗浄廃液処分
が一般に行われるのである。
【0006】なお、この洗浄廃液処理プロセスの他に、
希薄洗浄廃液からも金属イオンを回収する陽イオン交換
樹脂回収法、陽イオン交換膜回収法の適用や、該洗浄廃
液に苛性アルカリや水酸化カルシウムを添加し、金属塩
を水酸化物として沈降・分離し、精製・回収する方法な
どの方法のほか、その他多くの多くの完成度の高い技術
が確立され実施されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
洗浄廃液処理システムにおいては、有価物質の回収・精
製・リサイクルと、有害物質の捕集・無害化・廃棄処分
に主体が置かれ、該洗浄廃液処理工程で分離される洗浄
廃液原液を構成している多量の溶媒(水)に関しては、
一応有価物質・有害物質を分離・回収した残洗浄廃液と
して相当なレベルに清浄化し、洗浄廃液管理基準を満た
す状態として排出(排水)するように洗浄廃液処理は実
施されているものの、清浄化された水の再利用について
は何らされておらず排水廃棄処分されたままである。
【0008】そこでかかる問題解消のため、メッキ工場
洗浄廃液から排出されるメッキ洗浄廃液を、真空乾燥装
置を用い、該洗浄廃液に含まれる溶媒(水)と、廃材であ
る不揮発性成分(廃材)の濃縮液或いはスラリー状物とし
先ず分割し、比較的純度の高い留出・捕集水を得て更に
清浄化しメッキ処理工程に循環使用し、メッキ工程に還
元リサイクルする洗浄廃液処理システムにて構成させれ
ば、産業廃廃棄物の系外流出を伴わない閉鎖系処理シス
テムを構成させることが可能と考え、その開発を試みた
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は課題を解決する
手段として、 1.メッキ加工工程で生成するメッキ洗浄廃液を、2基
の真空乾燥装置をシリーズに接続した第1基目の真空乾
燥装置に送り、水のみを排出する操業条件にて該装置を
稼動させ、留出水の電気伝導度或いはPHを継続的に測
定しながら、該洗浄廃液を構成する水のみを留出・排出
させ該装置の留出水貯留槽に捕集する。なお、必要なれ
ばメッキ洗浄廃液を第1基目の真空乾燥装置の洗浄廃液
貯槽に送る前に、該メッキ洗浄廃液中のシアン化合物の
分解無毒化処理及び揮発性成分の不揮発化処理を実施し
てもよく、又該処理は第2基目の真空乾燥装置で脱水・
乾燥して得られる洗浄廃液残渣のスラリー或いは泥状の
産業廃棄物処理工程で実施してもよい。
【0010】2.該留出・捕集水の電気伝導度又はPH
等により管理、運転される等、該真空乾燥装置内の濃縮
された洗浄廃液を第2基目の真空乾燥装置に移送し、第
1基目の真空乾燥装置には新たにメッキ洗浄廃液貯槽よ
りメッキ洗浄廃液を供給し、前記メッキ洗浄廃液からの
水の留出・排出と該洗浄廃液の濃縮と濃縮液の第2基目
の真空乾燥機への移送の操業を繰り返し実施する。濃縮
洗浄廃液が移送・供給される第2基目の真空乾燥装置に
おいては、該濃縮洗浄廃液の脱水乾燥に最も効果的な操
業条件を選定し、濃縮洗浄廃液残渣がスラリー状或いは
泥浄化する迄真空脱水・乾燥を行い、この際に留出・排
除される水は該装置の留出水貯留槽に集め、送液ポンプ
を用いて第1基目の真空乾燥装置のメッキ洗浄廃液貯槽
に還送する。
【0011】3.第1基目の真空乾燥装置留出水捕集槽
に捕集された留出水は、吸着剤カラム、逆浸透圧法分離
膜装置やイオン交換樹脂(膜)イオン捕集分離装置など
よりなる清浄化装置を通して更に清浄(純)水化し、メ
ッキ処理液構成に必要な薬剤を添加しメッキ処理液或い
は該補充液としてメッキ処理槽に循環させる。
【0012】又、第2基目の真空乾燥装置で脱水・乾燥
して得られる洗浄廃液残渣のスラリー或いは泥状物は、
所定量が該装置内に溜まった時点で洗浄廃液処理実施に
最適の濃度の廃材状態とされて装置より取り出され、メ
ッキ廃材処理工程に送られ有価物質の回収と有害物質の
不溶・無害化処理を受けてもよい。なお、該メッキ廃材
処理工程で生成する有害物を包含する水溶液も、第1基
目の真空乾燥装置の洗浄廃液貯槽に還送され、該洗浄廃
液処理サイクルに組み込まれ処理されてもよい。かくし
て、メッキ洗浄廃液の一切が産業廃廃棄物処理システム
の系外に流出されずに処理される洗浄廃液のクローズド
洗浄廃液処理サイクルが完結するのである。
【0013】本発明の洗浄廃液処理システムの内容をよ
り判り易く解説するために、図1に示すフローシートを
用いて解説する。即ち、メッキ処理装置01より排出さ
れるメッキ洗浄廃液aは、メッキ洗浄廃液貯槽02に貯
留される。ついでメッキ洗浄廃液aは、消泡剤、水酸化
カルシウムを混合した混和槽03に供給され混和され
る。混和されたメッキ洗浄廃液aは、2基直列に連結さ
れた真空乾燥装置04の第1基目の第1真空乾燥装置0
41に送られ、該装置では水の留出・排除に重点化し、
洗浄廃液構成々分から水のみを留出し不純分を伴わない
操業条件を選定し、水の留出・排除を行うと共に洗浄廃
液の濃縮化も行う。留出水bは貯留槽042で捕集さ
れ、更に吸着カラム、逆浸透法・イオン交換法水清浄化
(純水化)装置等よりなる水浄化装置05を経て清浄化
(純水化)され、回収水cはメッキ処理装置01へ循環
・リサイクル使用される。
【0014】一方、第1基目の第1真空乾燥装置041
で濃縮されたメッキ洗浄廃液dは、第2基目のシリーズ
に連結された第2真空乾燥装置043に送られ、該装置
では洗浄廃液残渣乾燥に重点を置き、洗浄廃液の残渣乾
燥と残余の水分除去に最適の操業条件で運転し、スラリ
ー状或いは泥状メッキ廃材残渣eと、留出排水fとに分
離される。留出排水fは貯留槽042で捕集され、送液
ポンプを用いて第1基目の第1真空乾燥装置041のメ
ッキ洗浄廃液供給貯槽02に還送し、再び第1真空乾燥
装置041で処理され、メッキ廃材残渣eは公知の洗浄
廃液処理装置に送り有価物質の回収・再生と、有害物の
不溶化・無害化処理を施し無害化メッキ廃材固形物に処
理される。かくして回収水を一切系外に放出しないメッ
キ洗浄廃液処理システムによるメッキ洗浄廃液処理サイ
クルを構成させるのである。
【0015】本発明においては2基の直列に配置した真
空乾燥装置を用いて洗浄廃液の処理を行い、第1基目の
第1真空乾燥装置041においては洗浄廃液中の水(他
の留出分を含まない)の留出に重点を置き、(廃棄物残
渣は予備濃縮に留める)、第2基目の第2真空乾燥装置
043においてスラリー状或いは泥状状態の廃棄物残渣
の取得と、残余水分の排除に重点を置いた処理を行うべ
くプロセス構成させたのは、1段のみで洗浄廃液から水
と廃棄物残渣の分取を試みると、洗浄廃液から水の留出
・排除が進行すると、水の留出速度維持のためには操業
条件の強化(温度・減圧度の強化)が要求され、かかる
処置を講じると缶内洗浄廃液の濃度が上昇すると、共沸
などにより高沸点化合物が水に伴われ留出するようにな
り、留出捕集水が有害物質を含む純度の悪い水となる可
能性が生じ、該留出捕集水のメッキ処理液として循環再
利用を行うために、留出捕集水の清浄化処理・設備を強
化する必要が生じ好ましくないからである。しかしなが
ら、操業条件に細心の注意を払い、上記の如く清浄化処
理(設備)を強化しさえすれば、本発明のように2基の
直列配置した真空乾燥機を用いた処理でなくとも、1段
の真空乾燥装置を用いて処理することも可能であり、推
奨しないがかかる方法も、本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0016】本発明において用いる直列配列した2基の
真空乾燥装置の代表例と、その作用機能・操業態様を示
すと、図2に示すようなものであり、第1真空乾燥装置
Aと第2真空乾燥装置Bを直列に配置結合させて構成さ
れる。第1、第2真空乾燥装置A,Bは基本的に同一仕
様・構造の物であり、その典型的構造は、図示する通り
内部に攪拌移送装置18,18’を備えたジャケット構
造を有する横置き型2重缶真空容器2,2’であり、該
2重缶真空容器2,2’はジャケット外壁に穿孔して設
けた水蒸気(熱媒)供給孔に接続した水蒸気(熱媒)供
給管3、3’より所定圧の水蒸気101を供給し、同じ
くジャケット外壁に穿孔して設けて接続した配管とドレ
ーン排出管4,4’よりドレーンを排出し所定温度に加
温される構造である。真空容器2は汚泥1を真空下で攪
拌しながら前方に移送し乾燥する。汚泥1は凝縮沈殿後
もしくは凝集沈殿前のものである。
【0017】該真空容器2は、側面部に汚泥槽7から汚
泥供給ポンプ8を経て、連続式真空汚泥乾燥装置に汚泥
を送入する送泥管5が連結されている。なお、6はスチ
ームトラップであり、スチームドレンが排出される。
【0018】横置き円筒真空乾燥容器2は、加温と共に
該装置内を所定の真空度にするため、排気管12にて補
助排気装置(スティームエジェクター)10へと、又発
生水蒸気排出管11にて真空ポンプ9と、ジャケットを
貫通して配置・接続され、円筒真空乾燥容器2内を所定
の真空状態に保てる構造となっている。
【0019】又、発生水蒸気排出管11は、汚泥の真空
下における加温により発生する水蒸気を凝縮させ分離す
る水冷式コンデンサー13、及び生じた凝縮水を貯める
レシーバータンク16に接続されている。コンデンサー
13には入口15から、冷却水102が送り込まれる。
従って、コンデンサー13で冷却水102が熱交換され
冷却水108は出口9から排出される。20は大気の開
放弁である。コンデンサー13は、逆止弁21、サイト
グラス22、エゼクター10、バッファタンク16を経
由して、真空ポンプ9に連結されている。
【0020】19は、バッファタンク16からのエア抜
きであり、25は排水である。そして、エゼクター10
に入る冷却水入口26と、真空ポンプ9から出る冷却水
出口27との間には、凝縮水をもう1度冷却する熱交換
器28が設けられている。
【0021】更に、真空容器2には、該容器右端側面部
に送泥管5を設け、該真空容器2の中に攪拌羽根を設け
た攪拌・移送装置18が、真空容器2の中心線上に回転
軸を合致させ設置され、正逆回転可能の攪拌・移送装置
駆動用モーター17にて駆動される構造となっている。
移送速度が早すぎる際には、逆回転させ攪拌効果を向上
できるような制御系を設定している。更に、該円筒真空
乾燥容器該2の左端側面部には、乾燥された乾燥汚泥を
排出する汚泥排出管6が配置・接続されている。
【0022】真空乾燥装置Aにおける第1段の産業洗浄
廃液の脱水・濃縮・乾燥は、2重缶真空容器2の一端の
側壁に穿孔された産業洗浄廃液供給孔から、産業洗浄廃
液貯槽7に接続された送液ポンプ8及び産業洗浄廃液供
給管5を介し真空乾燥容器2内に、産業洗浄廃液又は真
空乾燥装置Bからの有害不純物を包含する還流留出水を
所定量供給し、供給された内容物は攪拌移送装置18を
用いて攪拌されながら、加熱用ジャケットに供給する所
定圧の水蒸気により所定温度に加温され、該真空乾燥機
の一方の上部他端に設けた排気口に接続した排気管1
1,12を介して繋がる補助排気装置10及び真空ポン
プ9により所定減圧度に減圧(真空)され、真空下で該
洗浄廃液中の水分を吸引・蒸発させ、生じる水蒸気を該
排気管11を介して排気し、該真空容器2内の産業洗浄
廃液の濃縮を行うと共に、留出する水蒸気をコンデンサ
ー13に導き凝縮水として凝縮・分離させ、該凝縮水は
配管12を介してレシーバータンク16に送り一時貯蔵
する。そして、吸着カラム装置、逆浸透圧法分離膜装
置、イオン交換樹脂カラム装置等よりなる留出捕集水浄
化(純水化)装置04に送り浄化(純水化)し、所定量
のメッキ処理剤を溶解しメッキ処理液を調整し、メッキ
処理液として循環再利用する。
【0023】なお、該真空乾燥装置Aにおいては、コン
デンサー13からレシーバータンク16に至るラインに
はスティームエジェクター10が配置され、レシーバー
タンク16後に真空ポンプ9が接続されている。
【0024】第1真空乾燥装置Aで処理される産業洗浄
廃液は、通常75〜150mmHg(10〜25Kp
a)の減圧度(水の沸点46〜61℃)で、加温用ジャ
ケットに飽和水蒸気(1Kg/cmG)を供給して洗
浄廃液処理を行う。
【0025】そしてレシーバータンクに流下する留出水
の代表的環境汚染管理基準値、PHや電気伝導度を継続
的自動的に計測し、これらの管理基準値に基づき捕集さ
れた凝縮水は浄化工程に送りさらに浄化し、メッキ洗浄
処理液として再生し、循環再利用し、該測定値が管理限
界値に達した際には、該真空乾燥装置Aでのそれ以上の
脱水・濃縮を中断し、真空乾燥容器2内の濃縮メッキ洗
浄廃液を送液管5’を介して送液ポンプ6を駆動し、第
2段の真空乾燥装置Bに移送し、第2真空乾燥装置Bで
の脱水・乾燥を実施する。なお、濃縮されたメッキ洗浄
廃液を真空乾燥装置Bに送り出した真空乾燥装置Aで
は、新にメッキ洗浄廃液貯槽7からメッキ洗浄廃液を送
入し前記操作を繰り返し実施する。
【0026】第2真空乾燥装置Bにおける脱水・乾燥操
作も基本的には第1段の真空乾燥装置Aにおける操作と
同一であり、設備仕様も基本的には同一である。しかし
ながら、第2真空乾燥装置Bにおけるメッキ洗浄廃液は
濃縮され、更に脱水・濃縮・乾燥の進行に従いより質的
劣化をきたすため、脱水・濃縮・乾燥のための操業条件
を強化しない限り好ましい操業効率で好ましい速度で脱
水・濃縮・乾燥を実施することができないので、加温用
ジャケットの温度を目的に合致するように上昇させて操
業し、脱水・乾燥されスラリー状(泥状)化したメッキ
廃材残渣と留出水に分離する。
【0027】スラリー状(泥状)化したメッキ廃材残渣
は、該装置より取り出され、公知のメッキ廃材残渣処理
装置に送られ、有価物質の回収・再生・再利用と有害物
質の不溶化・無害化が実施される。当然のことながら、
かかる操業条件を取れば留出する留出水成分は最早純度
の高い水ではなくなり、水と共沸する有害不純物や比較
的沸点の水沸点に近い高沸点有害不純物を伴うことにな
る。そこで第2真空乾燥装置Bでは、産業廃材の脱水・
乾燥に主眼をおき、加熱温度・減圧度など操業条件を強
化し効率的脱水・乾燥を行うことに努め、その代わり留
出しレシーバータンク16’に溜られた不純分を含む凝
縮水は、レシーバータンク16’に接続した配管25’
と送液ポンプ8’を介し全て第1段の真空乾燥装置Aの
メッキ洗浄廃液貯槽7に還流して、メッキ洗浄廃液原液
と合流し第1の真空乾燥装置Aで再び希薄産業洗浄廃液
として脱水・留出水の回収、濃縮工程にかけるようにす
る。
【0028】このように、メッキ洗浄廃液の脱水・濃縮
・乾燥を2段階に分け、直列に接続した第1、第2真空
乾燥装置A,Bで行うことにより、第1段の真空乾燥装
置Aでは希薄なメッキ洗浄廃液が包含するの多量の水の
排出回収を、緩やかな操業条件下で有害不純物の共沸混
入を招くことなく実施し、迅速にメッキ洗浄廃液を濃縮
するとともに該洗浄廃液を構成する多量の水の大部分を
清浄な留出・凝縮リサイクル水として分離・回収し、メ
ッキ洗浄処理液として再利用し、また該装置Aで濃縮さ
れたメッキ洗浄廃液を第2の真空乾燥装置Bに送り、該
装置でスラリー(泥状)状メッキ廃材残渣と残余水の分
離に主眼を置き、効率的な脱水・乾燥実施が可能な操業
条件を選択して操業を行うことにより、より迅速且つ効
率的にスラリー(泥状)状メッキ廃材残渣を極小にする
ことを可能とするのであり、一方、かかる操業条件下で
は当然の帰結として有害不純物を伴い留出し環境保全基
準を満足できないこととなる留出・凝縮水は、系外に流
出させることなく第1の真空乾燥装置Aのメッキ洗浄廃
液原液貯槽7に還流させ処理する方法を取らしめること
により、メッキ洗浄廃液から有害廃棄物を系外に排出し
ないシステムが構成でき、メッキ洗浄廃液から迅速且つ
効率的に高効率でスラリー状(泥状)メッキ廃材残渣と
清浄な水を分離し、洗浄廃液構成水の回収水のリサイク
ルが実施できる操業プロセスが確立できるのである。
【0029】
【実施例】以下に本発明のメッキ洗浄廃液処理システム
に基づく実施例の実験データーを示し、本発明のメッキ
廃材残渣−水分離システムが効果的であることを実証す
るものである。但し、本発明は、(1)メッキ洗浄廃液
中に包含される多量の水の大部分の回収とメッキ洗浄廃
液中の廃材を濃縮・分離する第1段目の真空乾燥装置・
工程と、(2)工程(1)で濃縮・分離された水を更に
浄化しメッキ処理浴としてリサイクルする水純化装置・
工程と、(3)工程(1)で分離したメッキ濃厚洗浄廃
液を更に濃縮しスラリー化し、又残余水を排除する第2
段目の真空乾燥装置・工程と、(4)メッキ処理洗浄装
置・工程とを組み合わせてなるシステム技術であるの
で、その成否を分ける工程(1),(3)の分離回収水
の品位さえ目的に合う安定した品位のものでありさえす
れば、他は全て技術的に成果が保証でき完成された技術
であり、本発明の有効性が証明できるのであり、従って
実施例においては工程(1)の実践データーのみを示
し、その品位の安定性と目的合致能を実証することによ
り本発明の有効性の証明に替える。
【0030】[実施例]メッキ洗浄廃液を図1に示した
第1段真空乾燥装置041(図2の表示ではA)のメッ
キ洗浄廃液貯槽02に送り貯液し、送液ポンプ8及びメ
ッキ洗浄廃液供給管5を介し真空乾燥容器2内に所定量
供給し、内容物は攪拌移送装置18を用いて攪拌しなが
ら、加熱用ジャケットに供給する1Kg/cmGの水
蒸気によりに加温され、真空乾燥機2の一方の上部他端
に穿孔して設けた排気口に接続した排気管11,12を
介して繋がる補助排気装置及び真空ポンプにより150
mmHg(20Kpa)に減圧(真空)し、真空下で該
洗浄廃液中の水分を吸引・蒸発させ、生じる水蒸気を該
排気管11を介して排気し、真空容器2内のメッキ洗浄
廃液の濃縮を行うとともに、留出する(留出温度:60
℃)。水蒸気をコンデンサー13に導き凝縮水として凝
縮・分離させ、経時的・自動的に電気伝導度とCODを
測定しチェックしながら、該凝縮水を配管12を介して
レシーバータンク16に貯液する。
【0031】配管12を流れる留出水の電気伝導度が1
2μs/cmに達した時点で一時乾燥・脱水操業を中断
し、缶内の濃縮メッキ排水を送液管5’を介して送液ポ
ンプ6を駆動し、第2段の真空乾燥装置Bに移送し、第
2真空乾燥装置043(第2図の表示ではB)で第2段
の脱水・乾燥を実施し、スラリー状メッキ廃材と残余水
との分離を行う。なお、第2段目の真空乾燥装置Bにて
分離・捕集される留出水も(廃材処理時に生成する水
も)、第1段真空乾燥装置Aのメッキ洗浄廃液貯槽に還
送しメッキ洗浄廃液と合流し処理を行う。又、濃縮され
たメッキ洗浄廃液を真空乾燥装置Bに送り出した真空乾
燥装置Aには、再びメッキ洗浄廃液貯槽7よりメッキ洗
浄廃液を供給し同一操業が繰り返される。かかる操業に
より、第1段真空乾燥装置で分離・回収され該装置の留
出水レシーバータンク16に貯液された、メッキ処理液
調整用リサイクル水の品位(経時的品位)の分析結果を
表1に、又該操業時の代表的水質の経時変化状態を表2
に示した。(符号の説明は図1と図2を併用、細部説明
符号は図2の符号で示す)
【0032】
【表1】 [註]分析方法:JIS K 0102 1998 「工業排水試験法」に
よる。 留出捕集水1:第1段真空乾燥装置留出水 運転直後 留出捕集水1:第1段真空乾燥装置留出水 運転1.5Hr後
【0033】
【表2】 本廃液は表1のメッキ廃液とは別のメッキ廃液 [註1]留出水留出速度:start〜90min.迄ほぼ10
L./10 min.とconst. [註2]運転一時中断し濃縮メッキ廃液を第2段目真空
乾燥機へ移送後、メッキ廃液60L.注入しそれまでの操
作を繰り返し実施。
【0034】表1、表2に示す実験結果は操業条件下に
おいて、該回収留出水がそれに続く水浄化装置を通して
純水化する際にも浄化装置性能を悪化させる有害物質の
包含量が極めて少なく、良質の回収水品位を維持するこ
とを示し、又経時的にも安定した水質の留出水を留出す
ることを示している。即ち、操業条件下において該洗浄
廃液処理プロセスは、メッキ液調合用水として好適な水
質の水を再生・リサイクルできることが実証され、本発
明の洗浄廃液処理システムが廃棄物を系外に出すことの
ない優れた洗浄廃液処理クローズドシステムであること
を証明した。
【0035】
【発明の効果】メッキ洗浄廃液処理装置に本発明の洗浄
廃液処理方法を用いれば、(1)メッキ洗浄廃液処理工
程にて該廃水より分離・生成する回収水は、該処理装置
内で循環回収・リサイクルできるように処理システムが
閉鎖系システムとして作動するようにシステム構成され
ており、回収水を有効利用することができる。(2)本
発明の洗浄廃液処理方法においては、固形廃棄物残渣は
濃縮されたスラリーとして極小で分取されるため、該廃
棄物残渣から有価物質の分離・回収・再生が高効率で行
うことができ、又有害物質の無害化・不溶化処置も高効
率で実施できる。
【0036】(3)廃棄物処理装置、方法は前記のよう
にクローズドシステムの処理方法ではあるが、固形廃棄
物残渣はスラリー状又は必要なれば乾燥物として取り出
すことも可能なプロセスであるため、もしメッキ事業所
(業者)がかかる固形廃棄物残渣より有価物質の分離・
回収・再生処理及び、有害物質の無害化・不溶化処置を
行う設備の設置が出来ない場合や、該技術を持ち合わせ
ない場合においても、該処理を実施する専門業者にスラ
リー状固形廃棄物残渣を効率よく搬送し依託処理を行う
ことができ、本発明の洗浄廃液処理システムの実施機能
・効果を何ら損なうことなく洗浄廃液処理を行える自由
度を有する特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄廃液真空脱水乾燥装置の概要を示
すフローシートである。
【図2】本発明の代表的2基直列配置した真空乾燥装置
の概要図である。
【符号の説明】
01 :メッキ処理装置 02 :メッキ洗浄廃液貯槽 03 :混和槽 04 :真空乾燥装置 041 :第1真空乾燥装置 043 :第2真空乾燥装置 05 :水浄化装置 a :メッキ洗浄廃液 b :第1真空乾燥装置からの留出水 c :回収水 d :第1真空乾燥装置で濃縮されたメッキ洗浄
廃液 e :第2段目の真空乾燥装置で濃縮されたスラ
リー状メッキ廃材残渣 f :第2段目真空乾燥装置からの留出水 A :第1真空乾燥装置 B :第2真空乾燥装置 1,1’ :メッキ洗浄廃液 2,2’ :横置き型ジャケット方式2重円筒缶真空乾
燥容器 3,3’ :加熱用水蒸気供給管 4,4’ :加熱用水蒸気ドレーン排出弁&ドレーン配
管 5 :産業洗浄廃液送液配管 5’ :濃縮産業洗浄廃液送液管 6 :濃縮産業洗浄廃液送液ポンプ 7 :産業洗浄廃液貯層 8 :産業洗浄廃液送液ポンプ 9,9’ :真空ポンプ 10,10’:補助減圧機(スティームエジェクター) 11,11’:生成水蒸気吸引・排気配管 12,12’:同上 13,13’:水冷式コンデンサー 16,16’:留出・凝縮水レシバータンク 17,17’:産業洗浄廃液・廃材攪拌移送装置駆動機
構(正逆回転可) 18,18’:産業洗浄廃液・廃材攪拌移送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 弘幸 大阪市大正区南恩加島5丁目8番6号 大 和化学工業株式会社内 Fターム(参考) 4D034 AA19 BA01 CA12 4D076 AA22 AA24 BB13 BB23 CD22 DA25 EA04X EA04Y FA04 FA22 FA37 HA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッキ処理装置と、該メッキ処理装置か
    ら排出されるメッキ洗浄廃液を貯留する排水貯槽と該排
    水貯槽からのメッキ洗浄廃液を混和する混和槽と該混和
    槽からのメッキ洗浄廃液を再生する第1真空乾燥装置
    と、該第1真空乾燥装置で濃縮されたメッキ洗浄廃液を
    残渣乾燥する第2真空乾燥装置と、前記第1真空乾燥装
    置からの留出水を純水化する水浄化装置と、該水浄化装
    置からの純水を前記メッキ処理装置へ還流する手段と、
    前記第2真空乾燥装置からの水分を排水貯槽へ還流する
    手段とからなることを特徴とするメッキ洗浄廃液処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2真空乾燥装置はメッキ洗浄廃液
    の残渣の含水率を数%として廃棄物の減量化をなす手段
    を備えた請求項1記載のメッキ洗浄廃液処理装置。
  3. 【請求項3】 メッキ処理装置から排出されるメッキ洗
    浄廃液を第1真空乾燥装置に供給し、該メッキ洗浄廃液
    の包含する水のみが留出・排除を行うと共に該洗浄廃液
    の濃縮を行う工程と、該工程で濃縮されたメッキ洗浄廃
    液を直列に連結された第2真空乾燥装置に送り残余水分
    を蒸発・除去・乾燥し、スラリー状メッキ残渣と留出排
    水とに分離する工程と、前記第1真空乾燥装置からの排
    除・捕集される留出水を清浄化(純水化)装置を通し清
    浄化する工程と、前記第2真空乾燥装置における留出捕
    集水をメッキ洗浄廃液貯槽に還送し再び前記第1真空乾
    燥装置で処理する工程とからなることを特徴とするメッ
    キ洗浄廃液処理方法。
  4. 【請求項4】 前記第2真空乾燥装置におけるスラリー
    状のメッキ残渣をメッキ洗浄廃液の残渣の含水率を数%
    として廃棄物の減量化をなす工程からなる請求項3記載
    のメッキ洗浄廃液処理方法。
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