JP2003209537A - 通信装置とその方法、ならびにプログラムとその記録媒体 - Google Patents

通信装置とその方法、ならびにプログラムとその記録媒体

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JP2003209537A JP2002007476A JP2002007476A JP2003209537A JP 2003209537 A JP2003209537 A JP 2003209537A JP 2002007476 A JP2002007476 A JP 2002007476A JP 2002007476 A JP2002007476 A JP 2002007476A JP 2003209537 A JP2003209537 A JP 2003209537A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】伝送される情報の種類に応じた適切な伝送方式
を選択できる通信装置およびその方法、ならびにプログ
ラムとその記録媒体を提供する。 【解決手段】送受信部2は、畳み込み符号化の符号化率
や変調方式などの組み合わせに応じて、伝送レートが異
なる複数の伝送方式での通信が可能である。伝送方式選
択部5は、測定部4の測定結果S4に基づいて、伝送情
報の種類を示す信号Dsに応じた複数の異なる評価方式
での各伝送方式の順位付けを行い、この順位付けの結果
に応じて、複数の伝送方式の中から通信に用いる最適な
伝送方式が選択される。選択された伝送方式は送受信部
2に指定され、これに応じて送受信部2の伝送方式が切
り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置とその方
法ならびにプログラムに係り、特に、複数の所定の伝送
方式の中から選択された伝送方式を用いて通信を行う通
信装置とその方法ならびにプログラムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】有線の通信装置と比べて無線の通信装置
はデータの誤り率が高く、特にマルチパスやフェーディ
ングなどによる電波伝搬環境の悪化に応じてスループッ
トが大きく変化してしまう。このため、例えば無線LA
Nなどに用いられる無線通信装置には、畳み込み符号化
器における符号化率や、変調器における変調方式などの
伝送方式を切り換えることによって伝送レートを変化さ
せ、通信品質の向上を図る機能が一般に備わっている。
【0003】この場合、これらの伝送方式をユーザが手
動で切り換えるのは非常に面倒で使い勝手が良くないの
で、通常は、この伝送方式の切り換えを通信状況に合わ
せて自動的に変化させる仕組みが備わっている。この技
術は、フォールバック(fallback)、フォールフォア−
ド(fall forward)、レートアダプテーション(rate a
daptation)、またはリンクアダプテーション(link ad
aptation)などと呼ばれている。
【0004】図16は、通信状況にあわせて伝送方式が
自動的に切り換えられる例を示す図である。図16にお
いて縦軸は伝送方式1〜伝送方式6に対応した伝送レー
トを示し、横軸は時間を示す。ただし各伝送方式の理想
的な最大伝送レートは、伝送方式1〜伝送方式6の順番
で高くなる。図16の例では、時刻t3および時刻t6
において最大伝送レートが低い伝送方式に切り換えら
れ、時刻t4および時刻t5において最大伝送レートが
高い伝送方式に切り換えられる。
【0005】このように伝送方式を自動的に切り換える
際の判断基準として、一般的には、1種類の伝送路特性
の測定結果が用いられる。例えば、誤り率が所定のしき
い値より小さくなった場合、電波伝搬環境は良好である
と推測されるので、誤り率が多少悪化するものの更に高
い伝送レートが得られる伝送方式へ切り換えが行われ
る。また、誤り率が他の所定のしきい値より大きくなっ
た場合、電波伝搬環境は不良であると推測されるので、
伝送レートは低いが誤り率を改善できる伝送方式へ切り
換えが行われる。このようにして、誤り率を低減しつ
つ、なるべく大きな伝送レートが得られる伝送方式が選
択される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンピュー
タ間で転送されるファイルのように単純に伝送だけが行
われる情報と、インターネットを介してやり取りされる
コンテンツのように比較的大きな伝送遅延時間を有する
情報とでは、重視される伝送路特性が異なっている。前
者ではデータの伝送速度が重視されるのに対し、後者で
は伝送遅延時間やそのばらつきが重視される。
【0007】このように、伝送される情報の種類によっ
て重視される伝送路特性が異なっている一方で、伝送路
特性が異なると、伝送方式に対する測定値の変化の傾向
も一般的に異なる。
【0008】図17は、各伝送方式に対する伝送路特性
の測定値を示す図である。図17において、縦軸は伝送
路特性の測定値を示し、横軸は伝送方式1〜伝送方式6
を示す。なお、各測定値は、縦軸の上方向に向かって通
信品質が向上するようにプロットされている。また図1
7において、曲線C1はスループットを示し、曲線C2
は伝送遅延時間のばらつきを示す。
【0009】図17の例では、スループットの最大値が
得られるのは伝送方式4であるが、遅延時間のばらつき
についてはこの伝送方式4から急激に大きくなってい
る。したがって、上述したように伝送速度を重視する放
送コンテンツのような情報に対しては伝送方式4が、イ
ンターネットを介してアクセスされる情報に対しては伝
送方式3が好ましい。
【0010】しかしながら、従来の通信装置では上述の
ように固定された判断基準で伝送方式の切り換えが行わ
れるので、情報の種類によっては不適切な伝送方式で通
信が行われ、通信品質が劣化してしまう問題がある。
【0011】また、伝送路特性の測定を行う際の最適な
測定条件についても、伝送される情報の種類に応じて異
なる場合がある。例えば、放送コンテンツのようにリア
ルタイムで再生処理が行われる情報においては、なるべ
く短い時間間隔で伝送路特性(例えばスループット)を
きめ細かく測定し、通信不良等によって受信バッファの
データが枯渇やオーバーフローを起こさないようにする
必要がある。これに対し、インターネットを介して転送
されるファイルのように、データの伝送タイミングが不
定な情報においては、ある程度測定期間を長くすること
が好ましい。
【0012】しかしながら、従来の通信装置では、この
ような情報の種類に関わらず常に一定の条件で伝送路特
性が測定され、この測定結果に応じて伝送方式が決定さ
れるので、情報の種類によっては不適切な伝送方式で通
信が行われる問題がある。
【0013】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その第1の目的は、伝送される情報の種類に応
じた適切な伝送方式を選択できる通信装置およびその方
法、ならびにプログラムとその記録媒体を提供すること
にある。また第2の目的は、伝送される情報の種類に応
じた適切な測定条件のもとでの伝送路特性の測定結果に
基づいて伝送方式を選択できる通信装置およびその方
法、ならびにプログラムとその記録媒体を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る通信装置は、複数の所定
の伝送方式の中から選択された伝送方式を用いて通信を
行う通信装置であって、少なくとも1つの伝送路特性を
測定する測定手段と、伝送される情報の種類ごとに異な
る評価方式を用いて、上記伝送路特性の測定結果に基づ
いた上記伝送方式の順位付けを行い、当該順位付けの結
果に応じて、上記複数の伝送方式の中から通信に用いる
伝送方式を選択する伝送方式選択手段とを有する。
【0015】上記伝送方式選択手段は、それぞれ異なる
評価方式を用いて、上記伝送路特性の測定結果に基づい
た上記伝送方式の順位付けを行う複数の評価手段と、上
記複数の評価手段の中から上記伝送情報の種類に応じて
選択された評価手段における上記伝送方式の順位付け結
果に基づいて、通信に用いる伝送方式を選択する選択手
段とを含んでも良い。あるいは、上記伝送情報の種類に
応じて、伝送方式ごとに定められた評価関数の係数を生
成する係数生成手段と、上記伝送路特性の測定値を変数
として、上記生成された係数における上記評価関数の値
を上記伝送方式ごとに算出する算出手段と、上記算出手
段において算出された伝送方式ごとの評価関数値を比較
し、当該比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選
択する選択手段とを含んでも良い。
【0016】本発明の第1の観点に係る通信装置によれ
ば、上記伝送方式選択手段において、伝送情報の種類ご
とに異なる評価方式が用いられ、上記測定手段の測定結
果に基づいた上記伝送方式の順位付けが行われる。そし
て、この順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式
の中から通信に用いる伝送方式が選択される。例えば、
上記選択手段において、上記伝送情報の種類に応じた上
記評価手段が選択され、この選択された評価手段におけ
る上記伝送方式の順位付け結果に基づいて、通信に用い
る伝送方式が選択される。また、例えば、上記算出手段
において、上記伝送情報の種類に応じて生成された上記
係数における上記評価関数の値が、上記伝送路特性の測
定値を変数として、上記伝送方式ごとに算出される。算
出された評価関数値は、上記選択部において互いに比較
されて、この比較結果に応じて、上記通信に用いる伝送
方式が選択される。
【0017】本発明の第2の観点に係る通信装置は、複
数の所定の伝送方式の中から選択された伝送方式を用い
て通信を行う通信装置であって、設定された測定条件の
もとで、少なくとも1つの伝送路特性を測定する測定手
段と、伝送される情報の種類に応じて、上記測定手段に
おける測定条件を上記伝送路特性ごとに設定する測定条
件設定手段と、上記伝送路特性の測定結果に基づいて上
記伝送方式の順位付けを行い、当該順位付けの結果に応
じて、上記複数の伝送方式の中から通信に用いる伝送方
式を選択する伝送方式選択手段とを有する。
【0018】本発明の第2の観点に係る通信装置によれ
ば、上記測定条件設定部において、上記伝送路特性ごと
の測定条件が、上記伝送情報の種類に応じて設定され、
この設定された条件のもとで、上記測定手段における伝
送路特性の測定が行われる。上記伝送方式選択手段にお
いて、上記測定手段における測定結果に基づいて上記伝
送方式の順位付けが行われ、この順位付け結果に応じ
て、上記複数の伝送方式の中から通信に用いる伝送方式
が選択される。
【0019】本発明の第3の観点に係る通信方法は、複
数の所定の伝送方式の中から選択された伝送方式を用い
て通信を行う通信方法であって、少なくとも1つの伝送
路特性を測定し、伝送される情報の種類ごとに異なる評
価方式を用いて、上記伝送路特性の測定結果に基づいた
上記伝送方式の順位付けを行い、上記順位付けの結果に
応じて、上記複数の伝送方式の中から通信に用いる伝送
方式を選択する。
【0020】本発明の第4の観点に係る通信方法は、複
数の所定の伝送方式の中から選択された伝送方式を用い
て通信を行う通信方法であって、伝送される情報の種類
に応じて、少なくとも1つの伝送路特性を測定する際の
測定条件を設定し、上記設定された測定条件のもとで、
上記伝送路特性を測定し、上記伝送路特性の測定結果に
基づいて上記伝送方式の順位付けを行い、上記順位付け
の結果に応じて、上記複数の伝送方式の中から通信に用
いる伝送方式を選択する。
【0021】本発明の第5の観点に係るプログラムは、
複数の所定の伝送方式の中から選択された伝送方式を用
いて通信を行う通信装置に、少なくとも1つの伝送路特
性を測定する第1のステップと、伝送される情報の種類
ごとに異なる評価方式を用いて、上記伝送路特性の測定
結果に基づいた上記伝送方式の順位付けを行う第2のス
テップと、上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝
送方式の中から通信に用いる伝送方式を選択する第3の
ステップとを有した処理を実行させる。
【0022】本発明の第6の観点に係るプログラムは、
複数の所定の伝送方式の中から選択された伝送方式を用
いて通信を行う通信装置に、伝送される情報の種類に応
じて、少なくとも1つの伝送路特性を測定する際の測定
条件を設定する第1のステップと、上記設定された測定
条件のもとで、上記伝送路特性を測定する第2のステッ
プと、上記伝送路特性の測定結果に基づいて上記伝送方
式の順位付けを行う第3のステップと、上記順位付けの
結果に応じて、上記複数の伝送方式の中から通信に用い
る伝送方式を選択する第4のステップとを有した処理を
実行させる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の2つの実施形態に
ついて、図面を参照して説明する。 <第1の実施形態>図1は、本発明の第1の実施形態に
係る通信装置の構成例を示す概略的なブロック図であ
る。図1に示す通信装置は、送受信データ処理部1、送
受信部2、アンテナ共用器3、測定部4、および伝送方
式選択部5を有する。
【0024】送受信データ処理部1は、供給された送信
情報DTを処理して、例えばMAC(media access con
trol)処理のように、宛先および送信元の装置アドレス
やECC(error correcting code)などの情報が付加さ
れたパケット形式の送信データDT’に成形する。ま
た、送受信部2から供給される受信データDR’を調べ
て、自らの装置アドレスと一致するパケットを抽出し、
ECCが付加されている場合にはそのエラー検出・訂正
処理を行って、受信情報DRを再生する。
【0025】送受信部2は、送信部21において、送受
信データ処理部1から出力される送信データDT’に対
して所定の符号化処理や変調処理を行い、送信信号St
を生成するとともに、受信部22において、アンテナ共
有器3から出力される受信信号Srに対して所定の復調
処理や復号化処理を行い、受信データDR’を生成す
る。また、複数の伝送方式によってデータの送受信が可
能であり、この複数の伝送方式の中から、伝送方式選択
部5の信号S5によって指定された伝送方式を用いて、
データの送受信を行う。
【0026】ここで、上述した送信部21および受信部
22の更に詳細な構成の一例を説明する。図2は、図1
おける送信部21の構成例を示す概略的なブロック図で
ある。図2に示す送信部21は、畳み込み符号化器21
1、変調回路212、直交変調回路213、RF回路2
14および伝送方式設定部215を有する。
【0027】畳み込み符号化器211は、伝送方式設定
部215の設定信号S21aによって設定された符号化
率を用いて、送信データDT’を畳み込み符号化する。
変調回路212は、伝送方式設定部215の設定信号S
21bによって設定された変調方式を用いて、畳み込み
符号化された受信データを変調する。以下に示す表1
は、各伝送方式の最大伝送レート、設定される変調方式
および符号化率の一具体例を示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1の例では、畳み込み符号化の符号化率
と変調方式との組み合わせに対応した8種類の伝送方式
が示されている。すなわち、最大伝送レートが6Mbp
sの伝送方式において、変調方式はBPSK(binary p
hase shift keying)に、符号化率は1/2に設定され
る。最大伝送レートが9Mbpsの伝送方式において、
変調方式はBPSKに、符号化率は3/4に設定され
る。最大伝送レートが12Mbpsの伝送方式におい
て、変調方式はQPSK(quadrature phase shift key
ing)に、符号化率は1/2に設定される。最大伝送レ
ートが18Mbpsの伝送方式において、変調方式はQ
PSKに、符号化率は3/4に設定される。最大伝送レ
ートが24Mbpsの伝送方式において、変調方式は1
6QAM(16 quadrature amplitude modulation)に、
符号化率は1/2に設定される。最大伝送レートが36
Mbpsの伝送方式において、変調方式は16QAM
に、符号化率は3/4に設定される。最大伝送レートが
48Mbpsの伝送方式において、変調方式は64QA
Mに、符号化率は2/3に設定される。最大伝送レート
が54Mbpsの伝送方式において、変調方式は64Q
AMに、符号化率は3/4に設定される。
【0030】直交変調回路213は、所定の中間周波数
を有するキャリア信号と、変調回路212から出力され
る変調信号とを直交変調して、変調信号を中間周波数帯
の高周波信号に変換する。RF回路214は、直交変調
回路213において中間周波数帯の信号に変換された高
周波信号に対して、フィルタリングや増幅などの高周波
信号処理を行って、送信信号Stを生成する。
【0031】伝送方式設定部215は、伝送方式選択部
5からの伝送方式を指定する信号S5に応じて、例えば
表1に示したような符号化率および変調方式に設定する
ための信号を、畳み込み符号化器211および変調回路
212に出力する。
【0032】上述した構成を有する送信部21によれ
ば、伝送方式選択部5からの信号S5に応じて、符号化
率の設定信号S21aおよび変調方式の設定信号S21
bが生成され、これに応じて、畳み込み符号化器211
の符号化率および変調回路212の変調方式が設定され
る。畳み込み符号化器211に入力される送信データD
T’は、この設定された符号化率で畳み込み符号化さ
れ、次いで、変調回路212において、この設定された
変調方式で変調される。さらに、この変調信号は、直交
変調回路213において中間周波数帯の信号に変換さ
れ、RF回路214においてフィルタリングや増幅等の
高周波信号処理がなされて、送信信号Stとして出力さ
れる。
【0033】図3は、図1における受信部22の構成例
を示す概略的なブロック図である。図3に示す受信部2
2は、RF回路221、直交検波器222、復調回路2
23、復号器224および伝送方式設定部225を有す
る。
【0034】RF回路221は、受信信号Srに対して
フィルタリングや増幅などの高周波信号処理を行う。直
交検波器222は、RF回路221からの信号と中間周
波数のキャリア信号との直交検波を行い、中間周波数帯
の信号をベースバンド信号に変換する。
【0035】復調回路223は、伝送方式設定部225
の設定信号S22aによって設定された復調方式を用い
て、直交検波器222から出力されるベースバンド信号
を復調する。復号器224は、伝送方式選択部225の
設定信号S22bによって設定された符号化率に応じ
て、例えばビタビ復号などにおける復号化のアルゴリズ
ムを設定し、復調回路223から出力される復調信号を
復号化する。
【0036】上述した構成を有する受信部22によれ
ば、伝送方式選択部5からの信号S5に応じて、復調方
式の設定信号S22aおよび符号化率の設定信号S22
bが生成され、これに応じて、復調回路223の復調方
式および復号器224の復号化アルゴリズムが設定され
る。RF回路221に入力された受信信号Srは、フィ
ルタリングや増幅などの高周波処理がなされ、次いで、
直交検波器222において中間周波数帯の信号からベー
スバンド信号に変換される。さらに、復調回路223に
おいて、設定信号S22aに応じた復調方式によって復
調され、この復調信号が、復号器224において、設定
信号S22bに応じた復号化アルゴリズムで復号され
て、受信データDR’として出力される。以上が、送信
部21および受信部22の説明である。
【0037】図1の説明に戻る。アンテナ共用器3は、
1つのアンテナを送信部21と受信部22とで共用する
ためのブロックであり、送信部21から出力される送信
信号Stをアンテナへ供給するとともに、アンテナから
受信信号Srを取り出して受信部22へ供給する。
【0038】測定部4は、送受信データ処理部1におい
て処理されるデータを監視して、例えばデータの最大伝
送速度や、平均伝送速度、伝送速度の時間的変動、伝送
遅延時間、伝送遅延時間の時間的変動量、誤り率などの
伝送路特性を測定する。図1においては図示していない
が、送受信部2における各部の信号を監視することによ
り、例えば受信信号強度や、復号器224における復号
化の誤り率などを測定しても良い。
【0039】伝送方式選択部5は、伝送される情報の種
類を通知する信号Dsに応じた評価方式を用いて伝送方
式の順位付けを行い、この順位付けの結果に応じて、複
数の伝送方式の中から送受信部2でデータの送受信に用
いる伝送方式を選択する。その際、順位付けの評価基準
として、測定部4における測定結果S4が用いられる。
【0040】ここで、上述した伝送方式選択部5の更に
詳細な構成の一例を説明する。図4は、伝送方式選択部
5の構成例を示す概略的なブロック図である。図4に示
す伝送方式選択部5は、n個(nは任意の自然数を示
す)の評価部501〜評価部50nと、選択部51とを
有する。
【0041】評価部501〜評価部50nは、それぞれ
異なる評価方式を用いて、測定部4における測定結果S
4に基づいた伝送方式の順位付けを行う。選択部51
は、この評価部501〜評価部50nの中から、伝送情
報の種類を指定する信号Dsに応じた評価部を選択し、
選択した評価部における伝送方式の順位付け結果に基づ
いて、通信に用いる伝送方式を選択し、選択した伝送方
式の指定信号S5を出力する。
【0042】この評価部501〜評価部50nの更に詳
細な構成の一例について、図5を参照して説明する。図
5は、評価部50m(mは任意の自然数を示す)の構成
例を示す概略的なブロック図である。図5に示す評価部
50mは、k個(kは任意の自然数を示す)の伝送方式
にそれぞれ対応した評価値算出部5001〜評価値算出
部500kと、評価値選択部501とを有する。
【0043】評価値算出部5001〜評価値算出部50
0kは、伝送方式にそれぞれ対応して設けられたブロッ
クであり、伝送路特性の測定結果を変数として、それぞ
れ定められた評価関数の値を算出する。
【0044】評価関数は任意に定義可能であるが、以下
に述べるように、伝送路特性の測定値を評価値算出部ご
とに定めた重み係数で重み付けし、この重み付けした測
定値を合成して、評価値を算出しても良い。例えば、最
大伝送速度ms、平均伝送速度as、伝送速度の時間変
動量ds、伝送遅延時間d、伝送遅延時間の時間変動量
dd、および誤り率eの正規化された測定値を変数とし
て、評価関数Fは次式のように定義される。
【0045】
【数1】 F = a1×ms + a2×as + a3×ds + a4×d + a5×dd + a6×e …(1)
【0046】ただし、符号a1〜符号a6は重み係数を
示す。各伝送方式の評価値算出部5001〜評価値算出
部500kは、それぞれ定められた重み係数a1〜重み
係数a6を有しており、これらの重み係数は、さらに評
価部ごとに定められる。したがって、同一の伝送方式に
対する評価値算出部であっても、評価部の違い(すなわ
ち評価方式の違い)によっては、異なった重み係数を有
する。
【0047】また、この重み係数の値は、伝送情報の種
類に応じてそれぞれ適切に定められる。例えば、コンピ
ュータ間で転送されるファイルのように高速伝送に重点
が置かれる情報に対しては、重み係数a1および重み係
数a2の値が他の重み係数に比べて大きく設定される。
放送コンテンツのようにリアルタイム性が重視される情
報に対しては、重み係数a4の値が大きく設定される。
インターネットを介して伝送される情報のように、遅延
時間のばらつきが問題になるような情報に対しては、重
み係数a5や重み係数a6の値が大きく設定される。U
DP(user datagram protocol)におけるパケットのよ
うに、再送が行われない情報に対しては、誤り率が重視
されるため重み係数a6が大きく設定される。
【0048】記録された動画像を伝送する場合のよう
に、遅延時間のばらつきが受信バッファによってある程
度許容され、比較的高速な伝送速度が要求さるような情
報に対しては、重み係数a2および重み係数a5が大き
く設定される。
【0049】さらに、伝送情報の種類によっては、測定
結果S4に応じて測定値の正規化方法を変化させても良
い。例えば、伝送速度として2.6Mbps以上である
ことが必要とされる伝送情報に対して、測定された伝送
速度が2.6Mbpsより小さい場合には、正規化され
た測定値の範囲を0〜1として、最大伝送速度msの値
をその最小値0に設定し、2.6Mbpsに達する場合
には最大伝送速度msの値を最大値1に設定する。これ
により、測定された伝送速度が条件の2.6Mbpsに
達しているか否かを、評価関数Fの値に強く反映させる
ことができる。
【0050】なお、上述した例においては複数種類の伝
送路特性の測定結果を変数とした評価関数が定義されて
いるが、伝送路特性が1種類の場合には、この1つの測
定値に対して伝送方式ごとに重み付けした値を、評価関
数の値としても良い。以上が、式(1)の評価関数を例
とした、評価値算出部5001〜評価値算出部500k
の説明である。
【0051】評価値選択部501は、例えば式(1)に
示すような評価関数のもとで算出された評価値算出部5
001〜評価値算出部500kの評価値を比較し、この
比較結果に応じて伝送方式の順位付けを行う。そして、
最も順位が高い伝送方式を選択し、その伝送方式を指定
する信号を出力する。
【0052】上述した図4および図5の構成を有する伝
送方式選択部5によれば、各評価部の評価値算出部50
01〜評価値算出部500kにおいて、伝送方式ごとに
定めた評価関数の値が、伝送路特性の測定結果S4を変
数としてそれぞれ算出される。算出された評価値は、評
価値選択部501において互いに比較され、この比較結
果に基づいて伝送方式の順位付けが行われる。そして、
算出された複数の評価値の中から最も順位の高い評価値
が選択される。このようにして、各評価部の順位付け結
果として選択された伝送方式の中から、伝送情報の種類
に対応する評価部の伝送方式が、通信に用いる伝送情報
として、選択部51により選択される。そして、その伝
送方式を指定する信号S5が生成される。
【0053】なお、上述の伝送方式選択部5では、あら
かじめ各評価部で選択された伝送方式の中から、伝送情
報の種類に応じた評価部の伝送方式が選択部51におい
て選択されているが、この順番は逆でも良い。すなわ
ち、伝送情報の種類を指定する信号Dsによって評価部
の選択が行われた後に、その選択された評価部において
なされた伝送方式の選択結果により、信号S5を生成し
ても良い。
【0054】また、上述の伝送方式選択部5では、それ
ぞれの評価部において、複数の伝送方式に対応した複数
の評価値算出部が個別に設けられているが、評価方式が
異なっても、同一の伝送方式に対しては係数だけが異な
る同一の評価関数が用いられる場合には、伝送方式選択
部5を図6に示すような構成にしても良い。図6は、伝
送方式選択部5の他の構成例を示す概略的なブロック図
である。図6に示す伝送方式選択部は、係数生成部5
2、算出部53および評価値選択部54を有する。
【0055】係数生成部52は、伝送情報の種類を指定
する信号Dsに応じて、伝送方式ごとに定められた評価
関数の係数S52を生成する。
【0056】算出部53は、伝送路特性の測定値S4を
変数として、係数生成部52において生成された係数に
おける評価関数の値を、伝送方式ごとに算出する。図6
に示すように、各伝送方式に対応した評価値算出部53
1〜評価値算出部53kを有しており、各評価値算出部
には、例えば式(1)に示すような評価関数がそれぞれ
定義される。そして、伝送路特性の測定値S4を変数と
して、生成された係数S52における評価関数の値をそ
れぞれ算出する。
【0057】評価値選択部54は、算出部53において
伝送方式ごとに算出された評価関数の値を比較し、この
比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択する。
【0058】上述した図6の構成を有する伝送方式選択
部5によれば、伝送情報の種類を指定する信号Dsに応
じて、伝送方式ごとに定められた評価関数の係数S52
が係数生成部52により生成される。評価値算出部53
1〜評価値算出部53kの各評価関数値は、伝送路特性
の測定値S4を変数として、生成された係数S52を用
いてそれぞれ算出される。この算出された評価関数値は
評価値選択部において互いに比較され、この比較結果に
応じて、通信に用いる伝送方式が選択される。
【0059】図6の構成によれば、図4および図5の構
成と比較して分かるように、異なる評価方式ごとに評価
値算出部を伝送方式の数だけ設ける必要がなく、各評価
方式において共通の評価値算出部を利用できるので、構
成を簡易化することができる。以上が、図1における伝
送方式選択部5の説明である。
【0060】次に、上述した構成を有する図1の通信装
置における伝送方式の選択動作について、図7のフロー
チャートを参照して説明する。
【0061】ステップST101:信号Dsによって、
伝送方式選択部5に伝送情報の種類が設定される。伝送
方式選択部5に伝送情報の種類を指定する方法として
は、例えば図8〜図10に示すような3つの方法があ
る。
【0062】図8は、インターフェース部を用いて伝送
情報の種類を指定する場合における通信装置の構成例を
示す概略的なブロック図である。図8と図1の同一符号
は同一の構成要素を示す。図8において、インターフェ
ース部7は、例えばマウスやキーボード、スイッチな
ど、種々の情報入力装置に対してなされる所定の入力操
作に応じて、伝送情報の種類を指定する信号Dsを生成
する。このようなインターフェース部7を設けることに
より、伝送情報の種類をユーザが任意に設定できる。
【0063】図9は、情報処理部を用いて伝送情報の種
類を指定する場合における通信装置の構成例を示す概略
的なブロック図である。図9と図1の同一符号は同一の
構成要素を示す。図9において、情報処理部8は、送信
情報DTの生成または受信情報DRの処理を行うブロッ
クであり、例えば、通信装置を利用して情報の送受信を
行うアプリケーションプログラムの処理装置がこれに該
当する。この情報処理部8から通知される伝送情報の種
類が、伝送方式選択部5に設定される。図9の構成例に
よれば、伝送情報の種類を自動的に設定することができ
る。また、実際に送受信情報の生成や処理を行う情報処
理装置7の信号Dsに応じて伝送情報の種類が設定され
るので、図8に示すようなユーザによる手動設定の方法
よりも確実に伝送情報の種類を設定することができる。
【0064】図10は、識別部を用いて伝送情報の種類
を指定する場合の通信装置の構成例を示す概略的なブロ
ック図であり、図10と図1の同一符号は同一の構成要
素を示す。図10において、識別部9は、送受信データ
処理部1における伝送情報の内容を解析した結果や、測
定部4における特定の伝送路特性の測定結果などに基づ
いて、伝送情報の種類を識別する。この識別部9におい
て識別された伝送情報の種類が、伝送方式選択部5に設
定される。
【0065】例えば、送受信されるデータのパケットに
含まれた特定の情報を解析することにより、パケットの
種類(TCP、UDPなど)を特定できる。ファイルの
ヘッダ情報を解析すれば、ファイルの種類(MPEG、
JPEGなど)を特定することも可能である。
【0066】また、測定された伝送速度の時間変動量を
調べることによって、伝送速度が比較的一定な動画像な
どのストリーミング・データであるか否かを識別でき
る。さらに、測定された伝送遅延時間の大きさを調べる
ことによって、インターネットなどの広域のネットワー
クを介してアクセスされる情報か、それともLANなど
の狭いネットワークを介してアクセスされる情報かを識
別することもできる。
【0067】このような識別部9を設けることにより、
伝送情報の種類を自動的に設定できる。また、図9の情
報処理部8のように、アプリケーションプログラムに対
して、伝送情報の種類を伝送方式選択部5へ通知するた
めの特別な処理を追加しなくて済むので、既存のアプリ
ケーションを変更せずにそのまま使用できる。以上が、
ステップST101の説明である。
【0068】ステップST102:測定部4において、
例えば最大伝送速度、平均伝送速度、伝送速度の時間的
変動、伝送遅延時間、伝送遅延時間の時間的変動量、誤
り率、受信信号強度など、種々の伝送路特性が測定され
る。
【0069】ステップST103:伝送方式選択部5に
おいて、複数の異なる評価方式の中から、信号Dsによ
り設定された伝送情報の種類に応じた評価方式が選択さ
れる。例えば、伝送方式選択部5が図4に示す構成を有
している場合、評価部501〜評価部50nの中から、
伝送情報の種類に応じた評価部が選択され、これにより
評価方式が選択される。また、伝送方式選択部5が図6
に示す構成を有している場合には、信号Dsにより設定
された伝送情報の種類に応じた係数S52が生成され、
これにより評価方式の選択が行われる。
【0070】ステップST104:ステップST103
で選択された評価方式を用いて、伝送路特性の測定結果
S4に基づいた伝送方式の順位付けが行われる。例え
ば、伝送方式選択部5が図5に示す構成を有している場
合、選択された評価部の評価値算出部5001〜評価値
算出部500kにおいて、伝送路特性の測定値S4を変
数として各伝送方式の評価関数値が算出され、これによ
り伝送方式の順位付けが行われる。また、伝送方式選択
部5が図6に示す構成を有している場合には、伝送路特
性の測定値S4を変数として、生成された係数S52に
おける各伝送方式の評価関数の値が算出され、これによ
り伝送方式の順位付けが行われる。
【0071】ステップST105:ステップST104
における伝送方式の順位付けの結果に応じて、複数の伝
送方式から通信に用いる伝送方式が選択される。例え
ば、伝送方式選択部5が図5に示す構成を有している場
合、選択された評価部における評価値算出部5001〜
評価値算出部500kが算出した評価関数値の比較結果
に応じて、通信に用いる伝送方式が選択される。また、
伝送方式選択部5が図6に示す構成を有している場合に
は、生成された係数S52において算出された評価値算
出部531〜評価値算出部53kの評価関数値を比較し
た結果に応じて、通信に用いる伝送方式が選択される。
【0072】なお、上述した図7のフローチャートに示
す処理は、時々刻々と性質が変化する伝送路に適応した
伝送方式を選択するために、好適には、定期的あるいは
適切な間隔で実行される。
【0073】以上説明したように、図1に示す通信装置
によれば、通信に用いる伝送方式を、伝送される情報の
種類に応じて適切に選択できるので、伝送情報の種類に
関わらず固定された条件で伝送方式が選択される従来の
通信装置に比べて、より適切な伝送方式を選択すること
ができ、通信品質を向上できる。
【0074】<第2の実施形態>次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図11は、本発明の第2の
実施形態に係る通信装置の概略的な構成を示すブロック
図である。図11に示す通信装置は、送受信データ処理
部1、送受信部2、アンテナ共用器3、測定部4’、伝
送方式選択部5’、および測定条件設定部6を有する。
【0075】図11において、図1と同一の符号は同一
の構成要素を示する。これらの構成については既に述べ
ているので、ここではその説明を割愛する。測定部4’
は、送受信データ処理部1において処理されるデータを
監視し、測定条件設定部6において設定された条件のも
とで、例えばデータの最大伝送速度や、平均伝送速度、
伝送速度の時間的変動、伝送遅延時間、伝送遅延時間の
時間的変動量、誤り率などの伝送路特性を測定する。ま
た、図11においては図示していないが、送受信部2に
おける各部の信号を監視することにより、例えば受信信
号強度や、復号器224における復号化の誤り率などを
測定しても良い。
【0076】伝送方式選択部5’は、測定部4’におけ
る伝送路特性の測定結果に基づいて、あらかじめ定めら
れた複数の伝送方式の中で順位付けを行い、この順位付
けの結果に応じて、複数の伝送方式の中から通信に用い
る伝送方式を選択する。順位付けの方法としては、例え
ば、伝送路特性の測定値S4を変数として、伝送方式ご
とに定めた評価関数の値を算出し、この評価関数値を比
較する方法でも良い。
【0077】測定条件設定部6は、伝送情報の種類を指
定する信号Dsに応じて、測定部4’における測定条件
を伝送路特性ごとに設定する。例えば、放送コンテンツ
のようにリアルタイムで生成、伝送および再生処理が行
われる情報に対しては、平均伝送速度の測定間隔および
測定期間を短めに設定する。これにより、平均伝送速度
の変動に応じてきめ細かく適切な伝送方式の選択が行え
るので、受信バッファにおけるデータのオーバーフロー
や枯渇の発生を抑えることができる。一方、あらかじめ
記録された動画像などのストリーミング・データの場
合、必要な伝送速度に応じた受信バッファが通常確保さ
れているので、このような情報に対しては、平均伝送速
度の測定間隔および測定期間をある程度長めに設定す
る。また、インターネットを介して転送されるファイル
のように、データの伝送タイミングが不定な情報に対し
ては、伝送路特性の測定期間をある程度長く設定する。
これにより、情報が伝送されない期間において伝送方式
が頻繁に変化してしまうのを防ぐことができる。
【0078】上述した構成を有する図11の通信装置に
おける伝送方式の選択動作について、図12のフローチ
ャートを参照して説明する。ステップST201:信号
Dsによって、測定条件設定部4’に伝送情報の種類が
設定される。測定条件設定部6に伝送情報の種類を指定
する方法としては、例えば、上述した図8〜図10と同
様な、図13〜図15に示すような3つの方法がある。
【0079】図13は、インターフェース部を用いて伝
送情報の種類を指定する場合における通信装置の構成例
を示す概略的なブロック図である。図13と図8および
図11の同一符号は同一の構成要素を示す。図13に示
すように、インターフェース部7を設けることによっ
て、測定条件設定部6に対して伝送情報の種類をユーザ
が直接設定できる。
【0080】図14は、情報処理部を用いて伝送情報の
種類を指定する場合における通信装置の構成例を示す概
略的なブロック図である。図14と図9および図11の
同一符号は同一の構成要素を示す。図14に示すよう
に、情報処理部8を設けることによって、測定条件設定
部6に対して伝送情報の種類を自動的に設定することが
できる。また、図13に示すようなユーザによる手動の
設定に比べて、伝送情報の種類をより確実に設定でき
る。
【0081】図15は、識別部を用いて伝送情報の種類
を指定する場合における通信装置の構成例を示す概略的
なブロック図であり、図15と図10および図11の同
一符号は同一の構成要素を示す。図15に示すように、
識別部9を設けることによっても、測定条件設定部6に
対して伝送情報の種類を自動的に設定することができ
る。また、アプリケーションプログラムにおいて、伝送
情報の種類を通知するための処理を追加する必要がない
ので、既存のアプリケーションを変更せずにそのまま使
用できる。以上が、ステップST201の説明である。
【0082】ステップST202:測定条件設定部6に
より、ステップST201で設定された伝送情報の種類
に応じた測定条件が、測定部4’に設定される。例えば
上述したような伝送路特性の測定期間の長さや測定を行
う時間間隔などが、伝送路特性ごとに、伝送情報の種類
に応じて設定される。
【0083】ステップST203:測定条件設定部6に
より設定された測定条件のもとで、例えば最大伝送速
度、平均伝送速度、伝送速度の時間的変動、伝送遅延時
間、伝送遅延時間の時間的変動量、誤り率、受信信号強
度など、種々の伝送路特性が測定される。
【0084】ステップST204:ステップST203
において測定された伝送路特性の測定結果S4に基づい
て、伝送方式の順位付けが行われる。例えば、伝送路特
性の測定値S4を変数として、伝送方式ごとに定めた評
価関数の値が算出され、この評価関数値を比較した結果
に応じて順位付けが行われる。
【0085】ステップST205:ステップST104
における伝送方式の順位付けの結果に応じて、複数の伝
送方式から通信に用いる伝送方式が選択される。
【0086】なお、上述した図12のフローチャートに
示す処理は、時々刻々と性質が変化する伝送路に適応し
た伝送方式を選択するために、好適には、定期的あるい
は適切な間隔で実行される。
【0087】以上説明したように、図11に示す通信装
置によれば、通信に用いる伝送方式を選択する際に、そ
の選択の判断基準となる伝送路特性の測定条件を、伝送
される情報の種類に応じて適切に選択できる。したがっ
て、伝送情報の種類に関わらず測定条件が固定されてい
た従来の通信装置に比べて、より適切な伝送方式を選択
することができ、通信品質を向上できる。
【0088】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、当業者に自明な種々の改変が可能である。例え
ば、上述した通信装置における構成の一部または全部
を、各実施形態の説明において参照したフローチャート
の一部または全部の手順を含んだプログラムに応じて処
理を実行する、DSPなどの処理装置に置きかえても良
い。
【0089】また、選択可能な伝送方式の例として、上
述の説明では変調方式と符号化率を挙げているが、この
例に限定されず、他の種々の伝送方式を選択可能にして
も良い。
【0090】図7のフローチャートにおいて、伝送路特
性の測定ステップST102は、評価方式の選択ステッ
プST103の後に実行しても良いし、あるいは、伝送
情報の種類設定ステップST101の前に実行しても良
い。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、第1に、伝送される情
報の種類に応じた適切な伝送方式を選択することができ
る。第2に、伝送される情報の種類に応じた適切な測定
条件のもとで測定された伝送路特性の測定結果に基づい
て、伝送方式を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る通信装置の構成
例を示す概略的なブロック図である。
【図2】図1おける送信部の構成例を示す概略的なブロ
ック図である。
【図3】図1における受信部の構成例を示す概略的なブ
ロック図である。
【図4】伝送方式選択部の構成例を示す概略的なブロッ
ク図である。
【図5】評価部の構成例を示す概略的なブロック図であ
る。
【図6】伝送方式選択部の他の構成例を示す概略的なブ
ロック図である。
【図7】図1の通信装置における伝送方式の選択動作に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図8】図1の通信装置において、インターフェース部
を用いて伝送情報の種類を指定する場合における構成例
を示す概略的なブロック図である。
【図9】図1の通信装置において、情報処理部を用いて
伝送情報の種類を指定する場合における構成例を示す概
略的なブロック図である。
【図10】図1の通信装置において、識別部を用いて伝
送情報の種類を指定する場合の構成例を示す概略的なブ
ロック図であり
【図11】本発明の第2の実施形態に係る通信装置の概
略的な構成を示すブロック図である。
【図12】図11の通信装置における伝送方式の選択動
作について説明するためのフローチャートである。
【図13】図11の通信装置において、インターフェー
ス部を用いて伝送情報の種類を指定する場合における通
信装置の構成例を示す概略的なブロック図である。
【図14】図11の通信装置において、情報処理部を用
いて伝送情報の種類を指定する場合における構成例を示
す概略的なブロック図である。
【図15】図11の通信装置において、識別部を用いて
伝送情報の種類を指定する場合の構成例を示す概略的な
ブロック図であり
【図16】通信状況にあわせて伝送方式が自動的に切り
換えられる例を示す図である。
【図17】各伝送方式に対する伝送路特性の測定値を示
す図である。
【符号の説明】
1…送受信データ処理部、2…送受信部、21…送信
部、211…畳み込み符号化器、212…変調回路、2
13…直交変調器、214,221…RF回路、21
5,225…伝送方式設定部、22…受信部、222…
直交検波回路、223…復調回路、224…復号器、3
…アンテナ共用器、4,4’…測定部、5…伝送方式選
択部、501〜50n…評価部、5001〜500k…
評価値算出部、501…評価値選択部、51…選択部、
52…係数生成部、53…算出部、531〜53k…評
価値算出部、54…評価値選択部、6…測定条件設定
部、7…インターフェース部、8…情報処理部、9…識
別部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月5日(2003.3.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項10】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
れた伝送方式を用いて通信を行う通信装置であって、 設定された測定条件のもとで、少なくとも1つの伝送路
特性を測定する測定手段と、 伝送される情報の種類に応じて、上記測定手段における
測定条件を上記伝送路特性ごとに設定する測定条件設定
手段と、 上記伝送路特性の測定結果に基づいて上記伝送方式の順
位付けを行い、当該順位付けの結果に応じて、上記複数
の伝送方式の中から通信に用いる伝送方式を選択する伝
送方式選択手段とを有する通信装置。
【請求項11】 上記測定条件設定手段は、上記伝送路
特性の測定期間の長さ、または測定を行う時間間隔の少
なくとも一方を上記測定条件として設定する、 請求項10に記載の通信装置。
【請求項12】 所定の入力操作に応じて、上記伝送情
報の種類を指定する種類指定信号を生成するインターフ
ェース手段を有し、上記測定条件設定手段は、上記生成
された種類指定信号に対応した測定条件を設定する、 請求項10に記載の通信装置。
【請求項13】 上記送信情報の生成または受信情報の
処理を行うとともに、当該生成または処理を行う伝送情
報の種類を上記測定条件設定手段に通知する情報処理手
段を有し、 上記測定条件設定手段は、上記情報処理手段から通知さ
れた伝送情報の種類に対応した測定条件を設定する、請
求項10に記載の通信装置。
【請求項14】 上記伝送情報の内容を解析した結果、
または上記測定手段の測定結果の少なくとも一方に基づ
いて、上記伝送情報の種類を識別する識別手段を有し、 上記測定条件設定択手段は、上記識別手段において識別
された上記伝送情報の種類に対応した測定条件を設定す
る、 請求項10に記載の通信装置。
【請求項15】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
れた伝送方式を用いて通信を行う通信方法であって、 少なくとも1つの伝送路特性を測定し、 伝送される情報の種類ごとに異なる評価方式を用いて、
上記伝送路特性の測定結果に基づいた上記伝送方式の順
位付けを行い、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
から通信に用いる伝送方式を選択する通信方法。
【請求項16】 複数の異なる評価方式の中から、上記
伝送情報の種類に応じた評価方式を選択し、 上記選択した評価方式を用いて、上記伝送路特性の測定
結果に基づいた上記伝送方式の順位付けを行い、 上記順位付けの結果に基づいて、通信に用いる伝送方式
を選択する、 請求項15に記載の通信方法。
【請求項17】 上記伝送路特性の測定値を変数とし
て、上記選択した評価方式において伝送方式ごとに定め
られた評価関数の値をそれぞれ算出し、 上記伝送方式ごとに算出した評価関数の値を比較し、当
該比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択す
る、 請求項16に記載の通信方法。
【請求項18】 上記選択した評価方式において伝送方
式ごとに定められた重み付け係数を用いて、上記伝送路
特性の測定値を重み付けし、上記測定値が1つの場合に
は当該重み付けした測定値を、上記測定値が複数の場合
には当該重み付けした測定値を合成した結果を、上記評
価関数値として伝送方式ごとに算出し、 上記伝送方式ごとに算出した評価関数の値を比較し、当
該比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択す
る、 請求項17に記載の通信方法。
【請求項19】 上記伝送情報の種類に応じた、所定の
評価関数の係数を上記伝送方式ごとに生成し、 上記伝送路特性の測定値を変数として、上記生成した係
数における上記評価関数の値を上記伝送方式ごとに算出
し、 上記伝送方式ごとに算出した評価関数値を比較し、当該
比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択する、 請求項15に記載の通信方法。
【請求項20】 上記伝送情報の種類に応じた所定の重
み係数を上記伝送方式ごとに生成し、 上記伝送路特性の測定値を、上記生成した重み係数で上
記伝送方式ごとに重み付けし、上記測定値が1つの場合
には当該重み付けした測定値を、上記測定値が複数の場
合には当該重み付けした測定値を合成した結果を、上記
評価関数値として伝送方式ごとに算出し、 上記伝送方式ごとに算出した評価関数値を比較し、当該
比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択する、 請求項19に記載の通信方法。
【請求項21】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
れた伝送方式を用いて通信を行う通信方法であって、 伝送される情報の種類に応じて、少なくとも1つの伝送
路特性を測定する際の測定条件を設定し、 上記設定された測定条件のもとで、上記伝送路特性を測
定し、 上記伝送路特性の測定結果に基づいて上記伝送方式の順
位付けを行い、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
から通信に用いる伝送方式を選択する通信方法。
【請求項22】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
れた伝送方式を用いて通信を行う通信装置に、 少なくとも1つの伝送路特性を測定する第1のステップ
と、 伝送される情報の種類ごとに異なる評価方式を用いて、
上記伝送路特性の測定結果に基づいた上記伝送方式の順
位付けを行う第2のステップと、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
から通信に用いる伝送方式を選択する第3のステップと
を有した処理を実行させるプログラム。
【請求項23】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
れた伝送方式を用いて通信を行う通信装置に、 伝送される情報の種類に応じて、少なくとも1つの伝送
路特性を測定する際の測定条件を設定する第1のステッ
プと、 上記設定された測定条件のもとで、上記伝送路特性を測
定する第2のステップと、 上記伝送路特性の測定結果に基づいて上記伝送方式の順
位付けを行う第3のステップと、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
から通信に用いる伝送方式を選択する第4のステップと
を有した処理を実行させるプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】復調回路223は、伝送方式設定部225
の設定信号S22aによって設定された復調方式を用い
て、直交検波器222から出力されるベースバンド信号
を復調する。復号器224は、伝送方式設定部225の
設定信号S22bによって設定された符号化率に応じ
て、例えばビタビ復号などにおける復号化のアルゴリズ
ムを設定し、復調回路223から出力される復調信号を
復号化する。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の所定の伝送方式の中から選択され
    た伝送方式を用いて通信を行う通信装置であって、 少なくとも1つの伝送路特性を測定する測定手段と、 伝送される情報の種類ごとに異なる評価方式を用いて、
    上記伝送路特性の測定結果に基づいた上記伝送方式の順
    位付けを行い、当該順位付けの結果に応じて、上記複数
    の伝送方式の中から通信に用いる伝送方式を選択する伝
    送方式選択手段とを有する通信装置。
  2. 【請求項2】 上記伝送方式選択手段は、 それぞれ異なる評価方式を用いて、上記伝送路特性の測
    定結果に基づいた上記伝送方式の順位付けを行う複数の
    評価手段と、 上記複数の評価手段の中から上記伝送情報の種類に応じ
    て選択された評価手段における上記伝送方式の順位付け
    結果に基づいて、通信に用いる伝送方式を選択する選択
    手段とを含む、 請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 上記評価手段は、上記伝送路特性の測定
    値を変数として、伝送方式ごとに定められた評価関数の
    値をそれぞれ算出し、 上記選択手段は、上記選択された評価手段において算出
    された上記評価関数の値を比較し、当該比較結果に応じ
    て、通信に用いる伝送方式を選択する、 請求項2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 上記評価手段は、上記伝送路特性の測定
    値を、上記伝送方式ごとに定められた重み係数で重み付
    けし、上記測定値が1つの場合には当該重み付けした測
    定値を、上記測定値が複数の場合には当該重み付けした
    測定値を合成した結果を、上記評価関数値として上記伝
    送方式ごとに算出する、 請求項3に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 上記伝送方式選択手段は、 上記伝送情報の種類に応じて、伝送方式ごとに定められ
    た評価関数の係数を生成する係数生成手段と、 上記伝送路特性の測定値を変数として、上記生成された
    係数における上記評価関数の値を上記伝送方式ごとに算
    出する算出手段と、 上記算出手段において算出された伝送方式ごとの評価関
    数値を比較し、当該比較結果に応じて、通信に用いる伝
    送方式を選択する選択手段とを含む、 請求項1に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 上記係数生成手段は、上記伝送情報の種
    類に応じた所定の重み係数を上記伝送方式ごとに生成
    し、 上記算出手段は、上記伝送路特性の測定値を、上記生成
    された重み係数で上記伝送方式ごとに重み付けし、上記
    測定値が1つの場合には当該重み付けした測定値を、上
    記測定値が複数の場合には当該重み付けした測定値を合
    成した結果を、上記評価関数値として伝送方式とごに算
    出する、 請求項5に記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 所定の入力操作に応じて、上記伝送情報
    の種類を指定する種類指定信号を生成するインターフェ
    ース手段を有し、 上記伝送方式選択手段は、上記生成された種類指定信号
    に対応する評価方式を用いて、上記伝送情報の順位付け
    を行う、 請求項1に記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 上記送信情報の生成または受信情報の処
    理を行うとともに、当該生成または処理を行う伝送情報
    の種類を上記伝送方式選択手段に通知する情報処理手段
    を有し、 上記伝送方式選択手段は、上記情報処理手段から通知さ
    れた伝送情報の種類に対応する評価方式を用いて、上記
    伝送情報の順位付けを行う、 請求項1に記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 上記伝送情報の内容を解析した結果、ま
    たは上記測定手段の測定結果の少なくとも一方に基づい
    て、上記伝送情報の種類を識別する識別手段を有し、 上記伝送方式選択手段は、上記識別手段において識別さ
    れた上記伝送情報の種類に対応する評価方式を用いて、
    上記伝送情報の順位付けを行う、 請求項1に記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 上記識別手段は、上記伝送情報の内容
    の解析結果、伝送速度の時間的変動量の測定結果、また
    は伝送遅延時間の測定結果の少なくとも何れか1つに基
    づいて、上記伝送情報の種類を識別する、 請求項9に記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 上記測定手段は、上記伝送路特性とし
    て、最大伝送速度、平均伝送速度、伝送速度の時間変動
    量、伝送遅延時間、伝送遅延時間の時間変動量、誤り
    率、受信信号強度、または信号対雑音比の少なくとも何
    れか1つを測定する、 請求項1に記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
    れた伝送方式を用いて通信を行う通信装置であって、 設定された測定条件のもとで、少なくとも1つの伝送路
    特性を測定する測定手段と、 伝送される情報の種類に応じて、上記測定手段における
    測定条件を上記伝送路特性ごとに設定する測定条件設定
    手段と、 上記伝送路特性の測定結果に基づいて上記伝送方式の順
    位付けを行い、当該順位付けの結果に応じて、上記複数
    の伝送方式の中から通信に用いる伝送方式を選択する伝
    送方式選択手段と を有する通信装置。
  13. 【請求項13】 上記測定条件設定手段は、上記伝送路
    特性の測定期間の長さ、または測定を行う時間間隔の少
    なくとも一方を上記測定条件として設定する、 請求項12に記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 所定の入力操作に応じて、上記伝送情
    報の種類を指定する種類指定信号を生成するインターフ
    ェース手段を有し、 上記測定条件設定手段は、上記生成された種類指定信号
    に対応した測定条件を設定する、 請求項12に記載の通信装置。
  15. 【請求項15】 上記送信情報の生成または受信情報の
    処理を行うとともに、当該生成または処理を行う伝送情
    報の種類を上記測定条件設定手段に通知する情報処理手
    段を有し、 上記測定条件設定手段は、上記情報処理手段から通知さ
    れた伝送情報の種類に対応した測定条件を設定する、 請求項12に記載の通信装置。
  16. 【請求項16】 上記伝送情報の内容を解析した結果、
    または上記測定手段の測定結果の少なくとも一方に基づ
    いて、上記伝送情報の種類を識別する識別手段を有し、 上記測定条件設定択手段は、上記識別手段において識別
    された上記伝送情報の種類に対応した測定条件を設定す
    る、 請求項12に記載の通信装置。
  17. 【請求項17】 上記識別手段は、上記伝送情報の内容
    の解析結果、伝送速度の時間的変動量の測定結果、また
    は伝送遅延時間の測定結果の少なくとも何れか1つに基
    づいて、上記伝送情報の種類を識別する、 請求項16に記載の通信装置。
  18. 【請求項18】 上記測定手段は、上記伝送路特性とし
    て、最大伝送速度、平均伝送速度、伝送速度の時間変動
    量、伝送遅延時間、伝送遅延時間の時間変動量、誤り
    率、受信信号強度、または信号対雑音比の少なくとも何
    れか1つを測定する、 請求項12に記載の通信装置。
  19. 【請求項19】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
    れた伝送方式を用いて通信を行う通信方法であって、 少なくとも1つの伝送路特性を測定し、 伝送される情報の種類ごとに異なる評価方式を用いて、
    上記伝送路特性の測定結果に基づいた上記伝送方式の順
    位付けを行い、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
    から通信に用いる伝送方式を選択する通信方法。
  20. 【請求項20】 複数の異なる評価方式の中から、上記
    伝送情報の種類に応じた評価方式を選択し、 上記選択した評価方式を用いて、上記伝送路特性の測定
    結果に基づいた上記伝送方式の順位付けを行い、 上記順位付けの結果に基づいて、通信に用いる伝送方式
    を選択する、請求項19に記載の通信方法。
  21. 【請求項21】 上記伝送路特性の測定値を変数とし
    て、上記選択した評価方式において伝送方式ごとに定め
    られた評価関数の値をそれぞれ算出し、 上記伝送方式ごとに算出した評価関数の値を比較し、当
    該比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択す
    る、 請求項20に記載の通信方法。
  22. 【請求項22】 上記選択した評価方式において伝送方
    式ごとに定められた重み付け係数を用いて、上記伝送路
    特性の測定値を重み付けし、上記測定値が1つの場合に
    は当該重み付けした測定値を、上記測定値が複数の場合
    には当該重み付けした測定値を合成した結果を、上記評
    価関数値として伝送方式ごとに算出し、 上記伝送方式ごとに算出した評価関数の値を比較し、当
    該比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択す
    る、 請求項21に記載の通信方法。
  23. 【請求項23】 上記伝送情報の種類に応じた、所定の
    評価関数の係数を上記伝送方式ごとに生成し、 上記伝送路特性の測定値を変数として、上記生成した係
    数における上記評価関数の値を上記伝送方式ごとに算出
    し、 上記伝送方式ごとに算出した評価関数値を比較し、当該
    比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択する、 請求項19に記載の通信方法。
  24. 【請求項24】 上記伝送情報の種類に応じた所定の重
    み係数を上記伝送方式ごとに生成し、 上記伝送路特性の測定値を、上記生成した重み係数で上
    記伝送方式ごとに重み付けし、上記測定値が1つの場合
    には当該重み付けした測定値を、上記測定値が複数の場
    合には当該重み付けした測定値を合成した結果を、上記
    評価関数値として伝送方式ごとに算出し、 上記伝送方式ごとに算出した評価関数値を比較し、当該
    比較結果に応じて、通信に用いる伝送方式を選択する、 請求項23に記載の通信方法。
  25. 【請求項25】 上記伝送情報の内容を解析した結果、
    または上記伝送路特性の測定結果の少なくとも一方に基
    づいて、上記伝送情報の種類を識別し、 上記識別した伝送情報の種類に対応する評価方式を用い
    て、上記伝送情報の順位付けを行う、 請求項19に記載の通信方法。
  26. 【請求項26】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
    れた伝送方式を用いて通信を行う通信方法であって、 伝送される情報の種類に応じて、少なくとも1つの伝送
    路特性を測定する際の測定条件を設定し、 上記設定された測定条件のもとで、上記伝送路特性を測
    定し、 上記伝送路特性の測定結果に基づいて上記伝送方式の順
    位付けを行い、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
    から通信に用いる伝送方式を選択する通信方法。
  27. 【請求項27】 上記伝送路特性の測定条件として、上
    記伝送路特性の測定期間の長さ、または測定を行う時間
    間隔の少なくとも一方を設定する、 請求項26に記載の通信方法。
  28. 【請求項28】 上記伝送情報の内容を解析した結果、
    または上記伝送路特性の測定結果の少なくとも一方に基
    づいて、上記伝送情報の種類を識別し、 上記識別した伝送情報の種類に応じて、上記伝送路特性
    の測定条件を設定する、 請求項26に記載の通信方法。
  29. 【請求項29】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
    れた伝送方式を用いて通信を行う通信装置に、 少なくとも1つの伝送路特性を測定する第1のステップ
    と、 伝送される情報の種類ごとに異なる評価方式を用いて、
    上記伝送路特性の測定結果に基づいた上記伝送方式の順
    位付けを行う第2のステップと、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
    から通信に用いる伝送方式を選択する第3のステップと
    を有した処理を実行させるプログラム。
  30. 【請求項30】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
    れた伝送方式を用いて通信を行う通信装置に、 伝送される情報の種類に応じて、少なくとも1つの伝送
    路特性を測定する際の測定条件を設定する第1のステッ
    プと、 上記設定された測定条件のもとで、上記伝送路特性を測
    定する第2のステップと、 上記伝送路特性の測定結果に基づいて上記伝送方式の順
    位付けを行う第3のステップと、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
    から通信に用いる伝送方式を選択する第4のステップと
    を有した処理を実行させるプログラム。
  31. 【請求項31】 上位第2のステップにおいて、上記伝
    送路特性の測定条件として、上記伝送路特性の測定期間
    の長さ、または測定を行う時間間隔の少なくとも一方を
    設定する、 請求項30に記載のプログラム。
  32. 【請求項32】 上記伝送情報の内容を解析した結果、
    または上記伝送路特性の測定結果の少なくとも一方に基
    づいて、上記伝送情報の種類を識別する第5のステップ
    を有し、 上記第2のステップにおいて、上記識別した伝送情報の
    種類に応じて、上記伝送路特性の測定条件を設定する、 請求項30に記載のプログラム。
  33. 【請求項33】 上記第5のステップにおいて、上記伝
    送情報の内容の解析結果、伝送速度の時間的変動量の測
    定結果、または伝送遅延時間の測定結果の少なくとも何
    れか1つに基づいて、上記伝送情報の種類を識別する、 請求項32に記載のプログラム。
  34. 【請求項34】 上記第1のステップにおいて、上記伝
    送路特性として、最大伝送速度、平均伝送速度、伝送速
    度の時間変動量、伝送遅延時間、伝送遅延時間の時間変
    動量、誤り率、受信信号強度、または信号対雑音比の少
    なくとも何れか1つを測定する、 請求項30に記載のプログラム。
  35. 【請求項35】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
    れた伝送方式を用いて通信を行う通信装置に、 少なくとも1つの伝送路特性を測定する第1のステップ
    と、 伝送される情報の種類ごとに異なる評価方式を用いて、
    上記伝送路特性の測定結果に基づいた上記伝送方式の順
    位付けを行う第2のステップと、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
    から通信に用いる伝送方式を選択する第3のステップと
    を有した処理を実行させるプログラムを記録した記録媒
    体。
  36. 【請求項36】 複数の所定の伝送方式の中から選択さ
    れた伝送方式を用いて通信を行う通信装置に、 伝送される情報の種類に応じて、少なくとも1つの伝送
    路特性を測定する際の測定条件を設定する第1のステッ
    プと、 上記設定された測定条件のもとで、上記伝送路特性を測
    定する第2のステップと、 上記伝送路特性の測定結果に基づいて上記伝送方式の順
    位付けを行う第3のステップと、 上記順位付けの結果に応じて、上記複数の伝送方式の中
    から通信に用いる伝送方式を選択する第4のステップと
    を有した処理を実行させるプログラムを記録した記録媒
    体。
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