JP2003209327A - 光半導体モジュール実装回路及び光基地局装置 - Google Patents

光半導体モジュール実装回路及び光基地局装置

Info

Publication number
JP2003209327A
JP2003209327A JP2002007926A JP2002007926A JP2003209327A JP 2003209327 A JP2003209327 A JP 2003209327A JP 2002007926 A JP2002007926 A JP 2002007926A JP 2002007926 A JP2002007926 A JP 2002007926A JP 2003209327 A JP2003209327 A JP 2003209327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical semiconductor
semiconductor module
optical
circuit
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002007926A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikihiro Shimada
幹大 嶋田
Masanori Iida
正憲 飯田
Hiroyuki Asakura
宏之 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002007926A priority Critical patent/JP2003209327A/ja
Publication of JP2003209327A publication Critical patent/JP2003209327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数のユニットを特徴的な実装構造を用いて
一体化することにより、小型化及び低コスト化を図った
光半導体モジュール実装回路及び光基地局装置を提供す
る。 【解決手段】 レーザダイオードモジュール14が実装
された第1の高周波回路基板12を、金属基台11の一
方の面に、フォトダイオードモジュール15が実装され
た第2の高周波回路基板13を、金属基台11の他方の
面に固定する。第1及び第2の高周波回路基板12,1
3の裏面(金属基台11と固定される側)にはグランド
パターンが形成されており、金属基台11と電気的に接
続される。これにより、金属基台11の全体をシールド
として機能させることができ、光半導体モジュール実装
回路の小型化及び低コスト化を実現することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体モジュー
ル実装回路及び光基地局装置に関し、より特定的には、
主に光ファイバ通信システムの光送受信回路として用い
られる光半導体モジュールを実装した回路、及びその回
路を用いた光基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信は、マイクロ波や準マイク
ロ波の周波数領域の高速信号を取り扱う、CATVや移
動体通信等の分野へ適用されつつある。この分野に適用
される光ファイバ通信システムの光送受信回路では、ア
ナログ信号を高速広帯域に伝送する特性が要求される。
また、光ファイバ通信システムの設計では、光送受信回
路の簡素化及び低廉化を図ることが重要となっている。
【0003】そこで、最近の光ファイバ通信システムに
おいては、光送受信回路に電気/光変換機能を有する光
半導体モジュールを用いて、光信号を高周波信号によっ
て変換する直接強度変調方式が用いられている。この方
式を用いた光送受信回路(光半導体モジュール実装回
路)では、電気信号に基づいて変換された光信号は、光
ファイバを介して伝送される。また同様に、光ファイバ
を介して伝送されてきた光信号は、光半導体モジュール
によって光信号から電気信号に変換される。例えば、こ
の光送受信回路を移動体通信へ適用させ、アンテナで受
信した無線信号を光信号に変換し、光ファイバで伝送す
ることにより、電波が直接届かない地域での通話を可能
にすることができる。このような場合、なるべく人目に
つかない形状が望まれるため、アンテナを含めた光送受
信回路、すなわち光基地局装置の小型化が重要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光送受信回路として用いられる光半導体モジュール実装
回路では、光送信機能部分と光受信機能部分とが別構成
となっている(実開平2−91358号公報等を参
照)。そのため、光送信機能部分である光送信ユニット
と光受信機能部分である光受信ユニットとが個別に存在
することになり、回路(装置)のサイズ及びコストが大
きくなるという問題を有していた。
【0005】また、図4に示すように、光送信機能部分
と光受信機能部分とを一体化させた光送受信ユニットを
構成するような場合には、光送信機能部分であるレーザ
ダイオードモジュール54を実装する第1の高周波回路
基板52と、光受信機能部分であるフォトダイオードモ
ジュール55を実装する第2の高周波回路基板53との
間に、回路基板間の干渉を防ぐためのシールド58が必
要不可欠となる。このため、光送受信ユニットサイズの
小型化を図ることは困難であった。その結果として、一
体型の光送受信ユニットを用いた光半導体モジュール実
装回路、ひいては光基地局装置の小型化も困難になって
いた。
【0006】それ故に、本発明の目的は、複数のユニッ
トを特徴的な実装構造を用いて一体化することにより、
小型化及び低コスト化を図った光半導体モジュール実装
回路及び光基地局装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、複数の光半導体モジュールを実装した回路であ
って、複数の光半導体モジュールと、光半導体モジュー
ルを電気的に接続させるために必要な所定の配線パター
ンが形成された複数の高周波回路基板と、高周波回路基
板を固定するための金属基台とを備え、所定の配線パタ
ーン位置に光半導体モジュールが実装された高周波回路
基板が、金属基台の両面にそれぞれ配置され、金属基台
が、高周波回路基板のグランドレベルに接続されること
を特徴とする。
【0008】上記のように、第1の発明によれば、金属
基台の両面に光半導体モジュールをそれぞれ配置させ、
かつ、金属基台の全体をシールドとして機能させる。こ
れにより、光半導体モジュール実装回路の小型化及び低
コスト化を実現することが可能となる。また、光半導体
モジュールが本来有している電気/光変換効率を十分に
発揮させつつ、高周波信号の伝達特性に優れた光半導体
モジュール実装回路を実現することができる。
【0009】第2の発明は、複数の光半導体モジュール
を実装した回路であって、複数の光半導体モジュール
と、光半導体モジュールを電気的に接続させるために必
要な所定の配線パターンが表面に形成され、グランドパ
ターンが裏面に形成された複数の高周波回路基板と、高
周波回路基板を固定するための基台とを備え、表面に形
成された所定の配線パターン位置に光半導体モジュール
が実装された高周波回路基板が、裏面が接するように基
台の両面にそれぞれ配置されることを特徴とする。
【0010】上記のように、第2の発明によれば、基台
の両面に光半導体モジュールをそれぞれ配置させ、か
つ、高周波回路基板の裏面に形成されたグランドパター
ンをシールドとして機能させる。これにより、光半導体
モジュール実装回路の小型化及び低コスト化を実現する
ことが可能となる。また、光半導体モジュールが本来有
している電気/光変換効率を十分に発揮させつつ、高周
波信号の伝達特性に優れた光半導体モジュール実装回路
を実現することができる。
【0011】第3の発明は、複数の光半導体モジュール
を実装した回路であって、複数の光半導体モジュール
と、光半導体モジュールを電気的に接続させるために必
要な所定の配線パターンが両側の表面に形成され、表面
を除く少なくとも1つの層に金属層が形成された多層型
の高周波回路基板とを備え、光半導体モジュールが、高
周波回路基板の両面にそれぞれ実装されることを特徴と
する。
【0012】上記のように、第3の発明によれば、金属
層を有する多層型の高周波回路基板の両側の表面に光半
導体モジュールをそれぞれ配置させ、かつ、その金属層
をシールドとして機能させる。これにより、光半導体モ
ジュール実装回路の小型化及び低コスト化を実現するこ
とが可能となる。また、光半導体モジュールが本来有し
ている電気/光変換効率を十分に発揮させつつ、高周波
信号の伝達特性に優れた光半導体モジュール実装回路を
実現することができる。
【0013】第4の発明は、第1〜第3の発明に従属す
る光半導体モジュール実装回路であって、高周波回路基
板が、マイクロストリップ線路基板又はコプレナー線路
基板であることを特徴とする。
【0014】第5の発明は、第1〜第4の発明に従属す
る光半導体モジュール実装回路であって、光半導体モジ
ュールが、表面実装型モジュールであることを特徴とす
る。
【0015】第6の発明は、第1〜第4の発明に従属す
る光半導体モジュール実装回路であって、光半導体モジ
ュールが、同軸型モジュールであることを特徴とする。
【0016】第7の発明は、第1〜第6の発明に従属す
る光半導体モジュール実装回路であって、光半導体モジ
ュールが、半導体レーザ、発光ダイオード又はフォトダ
イオードのいずれかを含んで構成されたものであること
を特徴とする。
【0017】第8の発明は、第1〜第7の発明に従属す
る光半導体モジュール実装回路であって、光半導体モジ
ュールが、半導体レーザ及びフォトダイオードを含んで
構成された複合モジュールであることを特徴とする。
【0018】第9の発明は、第1〜第8の発明に従属す
る光半導体モジュール実装回路であって、高周波回路基
板の所定の配線パターン位置に、高周波信号を増幅する
ための増幅器が実装されていることを特徴とする。
【0019】第10の発明は、第1〜第9の発明に従属
する光半導体モジュール実装回路であって、高周波回路
基板の所定の配線パターン位置に、特定周波数の高周波
信号を通過させるフィルタが実装されていることを特徴
とする。
【0020】第11の発明は、第1〜第10の発明に従
属する光半導体モジュール実装回路であって、高周波回
路基板の所定の配線パターン位置に、光半導体モジュー
ルとのインピーダンス整合を行うインピーダンス整合回
路が実装されていることを特徴とする。
【0021】第12の発明は、第1〜第11に記載の光
半導体モジュール実装回路の電気信号入出力部にアンテ
ナを備えて構成される、光基地局装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
各実施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る光半導体モジュール実装回路の構造を説明する図で
ある。図1において、第1の実施形態に係る光半導体モ
ジュール実装回路は、金属基台11と、第1の高周波回
路基板12と、第2の高周波回路基板13と、レーザダ
イオードモジュール14と、フォトダイオードモジュー
ル15と、光ファイバ16及び17とで構成される。
【0023】第1の高周波回路基板12の一方の面(以
下、表面という)には、変調された電気信号を光半導体
モジュールへ入出力させるため等の所望のマイクロスト
リップ線路や電極の配線パターン等が、他方の面(以
下、裏面という)にはその全部又は一部にグランドパタ
ーンが、予め形成されている。この第1の高周波回路基
板12には、例えばセラミック基板、テフロン(R)基
板、ガラスエポキシ基板等を用いればよい。また、第1
の高周波回路基板12の表面には、形成された配線パタ
ーンに応じた所定の位置に、所望の信号処理を行う光半
導体モジュールが実装される。この実施例では、光半導
体モジュールとして、ファブリ・ペロー・レーザダイオ
ード(FP−LD)のような発光素子を含んで構成され
た、表面実装型のレーザダイオードモジュール14が実
装される。このレーザダイオードモジュール14の電気
信号入力端子と第1の高周波回路基板12の表面に形成
された所定の信号ラインとは、互いに半田付けされて電
気的に接続される。また、レーザダイオードモジュール
14の電源端子と、第1の高周波回路基板12の表面に
形成された電源ラインとは、互いに半田付けされて電気
的に接続される。さらに、レーザダイオードモジュール
14には、光信号を出力するための光ファイバ16が接
続されている。この第1の高周波回路基板12、レーザ
ダイオードモジュール14及び光ファイバ16により、
光送信ユニットが構成される。
【0024】同様に、第2の高周波回路基板13の一方
の面(以下、表面という)には、変調された電気信号を
光半導体モジュールへ入出力させるため等の所望のマイ
クロストリップ線路や電極の配線パターン等が、他方の
面(以下、裏面という)にはその全部又は一部にグラン
ドパターンが、予め形成されている。この第2の高周波
回路基板13には、例えばセラミック基板、テフロン
(R)基板、ガラスエポキシ基板等を用いればよい。ま
た、第2の高周波回路基板13の表面には、形成された
配線パターンに応じた所定の位置に、所望の信号処理を
行う光半導体モジュールが実装される。この実施例で
は、光半導体モジュールとして、フォトダイオードのよ
うな発光素子を含んで構成された、表面実装型のフォト
ダイオードモジュール15が実装される。このフォトダ
イオードモジュール15の電気信号出力端子と第2の高
周波回路基板13の表面に形成された所定の信号ライン
とは、互いに半田付けされて電気的に接続される。ま
た、フォトダイオードモジュール15の電源端子と、第
2の高周波回路基板13の表面に形成された電源ライン
とは、互いに半田付けされて電気的に接続される。さら
に、フォトダイオードモジュール15には、光信号を入
力するための光ファイバ17が接続されている。この第
2の高周波回路基板13、フォトダイオードモジュール
15及び光ファイバ17により、光受信ユニットが構成
される。
【0025】金属基台11は、第1の高周波回路基板1
2と第2の高周波回路基板13とを固定させるために用
いられ、導体性の金属で成形される。金属基台11の一
方の面には、第1の高周波回路基板12が裏面を接する
ように固定され、金属基台11の他方の面には、第2の
高周波回路基板13が裏面を接するように固定される。
これらの固定は、双方の回路基板裏面のグランドパター
ンと金属基台11とが電気的に接続されるように、半田
付けや接着等の処理、又は所定の位置に予め設けられる
ネジ穴を用いたネジ締め付けによって行われる。この接
続によって、金属基台11がグランドレベルとなる。こ
の構造により、光送受信ユニットとして機能する光半導
体モジュール実装回路が構成される。
【0026】このように、本発明の第1の実施形態に係
る光半導体モジュール実装回路によれば、金属基台11
の両面に光半導体モジュールをそれぞれ配置させ、か
つ、金属基台11の全体をシールドとして機能させる。
これにより、光半導体モジュール実装回路の小型化及び
低コスト化を実現することが可能となる。また、光半導
体モジュールが本来有している電気/光変換効率を十分
に発揮させつつ、高周波信号の伝達特性に優れた光半導
体モジュール実装回路を実現することができる。
【0027】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態に係る光半導体モジュール実装回路の構造を
説明する図である。図2において、第2の実施形態に係
る光半導体モジュール実装回路は、多層基板21と、レ
ーザダイオードモジュール24と、フォトダイオードモ
ジュール25と、光ファイバ26及び27とで構成され
る。
【0028】多層基板21の両方の表面には、変調され
た電気信号を光半導体モジュールへ入出力させるため等
の所望のマイクロストリップ線路や電極の配線パターン
等が、それぞれ予め形成されている。この多層基板21
には、例えばセラミック基板、テフロン(R)基板、ガ
ラスエポキシ基板等を用いればよい。また、多層基板2
1の表面を除く少なくとも1つの層には、グランドレベ
ルに接続される金属層28が設けられている。この金属
層28は、上記第1の実施形態におけるグランドパター
ンに相当する役割を果たす。
【0029】多層基板21の一方の表面には、形成され
た配線パターンに応じた所定の位置に、所望の信号処理
を行う光半導体モジュールが実装される。この実施例で
は、光半導体モジュールとして、FP−LDのような発
光素子を含んで構成された、表面実装型のレーザダイオ
ードモジュール24が実装される。このレーザダイオー
ドモジュール24の電気信号入力端子と多層基板21の
一方の表面に形成された所定の信号ラインとは、互いに
半田付けされて電気的に接続される。また、レーザダイ
オードモジュール24の電源端子と、多層基板21の一
方の表面に形成された電源ラインとは、互いに半田付け
されて電気的に接続される。さらに、レーザダイオード
モジュール24には、光信号を出力するための光ファイ
バ26が接続されている。この多層基板21の一方の表
面、レーザダイオードモジュール24及び光ファイバ2
6により、光送信ユニットが構成される。
【0030】また、多層基板21の他方の表面には、形
成された配線パターンに応じた所定の位置に、所望の信
号処理を行う光半導体モジュールが実装される。この実
施例では、光半導体モジュールとして、フォトダイオー
ドのような発光素子を含んで構成された、表面実装型の
フォトダイオードモジュール25が実装される。このフ
ォトダイオードモジュール25の電気信号出力端子と多
層基板21の他方の表面に形成された所定の信号ライン
とは、互いに半田付けされて電気的に接続される。ま
た、フォトダイオードモジュール25の電源端子と、多
層基板21の他方の表面に形成された電源ラインとは、
互いに半田付けされて電気的に接続される。さらに、フ
ォトダイオードモジュール25には、光信号を入力する
ための光ファイバ27が接続されている。この多層基板
21の他方の表面、フォトダイオードモジュール25及
び光ファイバ27により、光受信ユニットが構成され
る。従って、多層基板21、レーザダイオードモジュー
ル24、フォトダイオードモジュール25及び光ファイ
バ26,27を用いた構造により、光送受信ユニットと
して機能する光半導体モジュール実装回路が構成され
る。
【0031】このように、本発明の第2の実施形態に係
る光半導体モジュール実装回路によれば、金属層28を
有する多層基板21の両方の表面に光半導体モジュール
をそれぞれ配置させ、かつ、その金属層28をシールド
として機能させる。これにより、光半導体モジュール実
装回路の小型化及び低コスト化を実現することが可能と
なる。また、光半導体モジュールが本来有している電気
/光変換効率を十分に発揮させつつ、高周波信号の伝達
特性に優れた光半導体モジュール実装回路を実現するこ
とができる。なお、多層基板21が3層である場合に
は、上記第1の実施形態で説明した金属基台11が樹脂
等の非導体である基板に置き換えられた構成と等価とな
る。
【0032】なお、上記第1及び第2の実施形態におい
ては、第1及び第2の高周波回路基板12,13及び多
層基板21に、マイクロストリップ線路が形成された場
合を説明したが、形成される線路はこれに限られるもの
ではなく、例えばコプレナー線路が形成されてもよい。
また、回路基板にグランドパターン(金属層)と表面回
路上のグランドとを電気的に接続させるビアを設けて、
グランド強化を行ってもよい。
【0033】また、上記第1及び第2の実施形態におい
ては、光半導体モジュールとして表面実装型のモジュー
ルを用いた場合を説明したが、使用可能なモジュールは
これに限られるものではなく、例えば同軸型やバタフラ
イ型のモジュールを用いてもよい。また、発光素子を含
んだ光半導体モジュールは、FP−LDを構成に含むも
のに限られず、分布帰還型レーザダイオード(DFB−
LD)、発光ダイオード(LED)又はスーパー・ルミ
ネッセント・ダイオード(SLD)等を構成に含むもの
であってもよい。さらに、光半導体モジュールとして、
発光素子と受光素子とを共に構成に含む複合モジュール
を用いても構わない。
【0034】さらに、上記第1及び第2の実施形態にお
いては、発光素子と受光素子とを組み合わせた光半導体
モジュール実装回路の構造を説明した。しかし、この組
み合わせ以外にも、発光素子のみや受光素子のみを組み
合わせた光半導体モジュール実装回路や、波長の異なる
発光素子及び受光素子を組み合わせた光半導体モジュー
ル実装回路についても、本発明の構造を同様に適用させ
ることが可能である。また、発光素子及び受光素子に接
続される光ファイバの方向が同じである構造を示した
が、その方向は自由に設計することが可能である。
【0035】なお、上記第1及び第2の実施形態に係る
光半導体モジュール実装回路の第1及び第2の高周波回
路基板12,13及び多層基板21上に、必要に応じて
インピーダンス整合回路、高周波増幅器及びフィルタ等
の構成をさらに実装させることができる。また、この構
成にアンテナをさらに接続すれば、光基地局装置を構成
することができる。以下、第3の実施形態において、こ
のようにして構成された光基地局装置の一例を説明す
る。
【0036】(第3の実施形態)図3は、本発明の第3
の実施形態に係る光基地局装置の構成を説明するための
図である。図3において、第3の実施形態に係る光基地
局装置は、光半導体モジュール実装回路30と、第1の
インピーダンス整合回路38と、第2のインピーダンス
整合回路39と、第1の高周波増幅器40と、第2の高
周波増幅器41と、第1のフィルタ42と、第2のフィ
ルタ43と、受信アンテナ44と、送信アンテナ45と
で構成される。
【0037】光半導体モジュール実装回路30は、上記
第1の実施形態で説明したように、金属基台11と、第
1の高周波回路基板12と、第2の高周波回路基板13
と、レーザダイオードモジュール14と、フォトダイオ
ードモジュール15と、光ファイバ16及び17とで構
成される。なお、この光半導体モジュール実装回路30
を、上記第2の実施形態で説明した、多層基板21と、
レーザダイオードモジュール24と、フォトダイオード
モジュール25と、光ファイバ26及び27とからなる
構成に置き換えてもよい。以下、光半導体モジュール実
装回路30を除く新たな構成部分を説明する。
【0038】第1の高周波回路基板12の表面には、配
線パターンに応じた所定の位置に、第1のインピーダン
ス整合回路38、第1の高周波増幅器40及び第1のフ
ィルタ42が実装される。第1のフィルタ42は、別途
入力される電気信号から所望の周波数の電気信号だけを
通過させる。第1の高周波増幅器40は、第1のフィル
タ42を通過した電気信号を入力し、所定のレベルまで
増幅させる。第1のインピーダンス整合回路38は、第
1の高周波増幅器40で増幅された電気信号を、必要な
インピーダンス整合を行った後、レーザダイオードモジ
ュール14の電気信号入力端子に入力させる。これによ
り、所望の周波数の電気信号を、効率よくレーザダイオ
ードモジュール14へ供給することができる。
【0039】一方、第2の高周波回路基板13の表面に
は、配線パターンに応じた所定の位置に、第2のインピ
ーダンス整合回路39、第2の高周波増幅器41及び第
2のフィルタ43が実装される。第2のインピーダンス
整合回路39は、フォトダイオードモジュール15の電
気信号出力端子から出力される電気信号を、必要なイン
ピーダンス整合を行った後、第2の高周波増幅器41へ
出力する。第2の高周波増幅器41は、フォトダイオー
ドモジュール15から出力される電気信号を入力し、所
定のレベルまで増幅させる。第2のフィルタ43は、第
2の高周波増幅器41から増幅された電気信号を入力
し、所望の周波数の電気信号だけを通過させて出力す
る。これにより、所望の周波数の電気信号を、効率よく
フォトダイオードモジュール15から抽出することがで
きる。
【0040】さらに、この構成に受信アンテナ44及び
送信アンテナ45を加え、第1のフィルタ42の電気信
号入力端子に受信アンテナ44を接続し、第2のフィル
タ43の電気信号出力端子に送信アンテナ45を接続す
ることで、光基地局装置を実現することができる。この
構成によって、受信アンテナ44で受信された電気信号
を、光信号に変換して光ファイバ16で伝送することが
可能になり、また、光ファイバ17を介して伝送されて
きた光信号を、電気信号に変換して送信アンテナ45か
ら放射することが可能になる。
【0041】なお、上記第3の実施形態においては、送
信アンテナ45及び受信アンテナ44の2つのアンテナ
を用いた構成の光基地局装置を説明したが、これ以外に
も、サーキュレータ等のスイッチ機能を搭載して1つの
アンテナを送受信で共用する構成にしてもよい。また、
光半導体モジュール実装回路30には、上述したように
インピーダンス整合回路、高周波増幅器及びフィルタの
全てが実装される必要はなく、必要ないずれか1つ又は
2つの組み合わせであっても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光半導体モジュ
ール実装回路の構造を説明する図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る光半導体モジュ
ール実装回路の構造を説明する図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る光基地局装置の
構成を説明する図である。
【図4】従来の光半導体モジュール実装回路の構造を説
明する図である。
【符号の説明】
11…金属基台 12,13,52,53…高周波回路基板 14,24,54…レーザダイオードモジュール 15,25,55…フォトダイオードモジュール 16,17,26,27,56,57…光ファイバ 21…多層基板 28…金属層 30…光半導体モジュール実装回路 38,39…インピーダンス整合回路 40,41…高周波増幅器 42,43…フィルタ 44…受信アンテナ 45…送信アンテナ 58…シールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/18 H05K 9/00 A 5F073 9/00 H01L 31/02 B 5F088 (72)発明者 朝倉 宏之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E315 BB01 DD27 DD29 GG20 GG22 5E321 AA17 GG05 5E336 AA04 AA14 BB02 BB03 BB15 BB18 CC10 CC57 EE01 GG30 5E338 AA02 AA03 AA16 AA18 CC02 CC06 CD12 CD23 EE22 5F041 BB02 DA03 DA33 DA34 DA35 DA83 DB09 EE08 FF14 5F073 AB15 AB28 BA02 EA27 FA06 FA14 5F088 AA01 BA10 BA15 BA16 BB01 EA07 EA09 EA11 EA16 JA03 JA14 JA20 KA02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光半導体モジュールを実装した回
    路であって、 複数の光半導体モジュールと、 前記光半導体モジュールを電気的に接続させるために必
    要な所定の配線パターンが形成された複数の高周波回路
    基板と、 前記高周波回路基板を固定するための金属基台とを備
    え、 所定の配線パターン位置に前記光半導体モジュールが実
    装された前記高周波回路基板が、前記金属基台の両面に
    それぞれ配置され、前記金属基台が、前記高周波回路基
    板のグランドレベルに接続されることを特徴とする、光
    半導体モジュール実装回路。
  2. 【請求項2】 複数の光半導体モジュールを実装した回
    路であって、 複数の光半導体モジュールと、 前記光半導体モジュールを電気的に接続させるために必
    要な所定の配線パターンが表面に形成され、グランドパ
    ターンが裏面に形成された複数の高周波回路基板と、 前記高周波回路基板を固定するための基台とを備え、 表面に形成された所定の配線パターン位置に前記光半導
    体モジュールが実装された前記高周波回路基板が、裏面
    が接するように前記基台の両面にそれぞれ配置されるこ
    とを特徴とする、光半導体モジュール実装回路。
  3. 【請求項3】 複数の光半導体モジュールを実装した回
    路であって、 複数の光半導体モジュールと、 前記光半導体モジュールを電気的に接続させるために必
    要な所定の配線パターンが両側の表面に形成され、表面
    を除く少なくとも1つの層に金属層が形成された多層型
    の高周波回路基板とを備え、 前記光半導体モジュールが、前記高周波回路基板の両面
    にそれぞれ実装されることを特徴とする、光半導体モジ
    ュール実装回路。
  4. 【請求項4】 前記高周波回路基板が、マイクロストリ
    ップ線路基板又はコプレナー線路基板であることを特徴
    とする、請求項1〜3のいずれかに記載の光半導体モジ
    ュール実装回路。
  5. 【請求項5】 前記光半導体モジュールが、表面実装型
    モジュールであることを特徴とする、請求項1〜4のい
    ずれかに記載の光半導体モジュール実装回路。
  6. 【請求項6】 前記光半導体モジュールが、同軸型モジ
    ュールであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれ
    かに記載の光半導体モジュール実装回路。
  7. 【請求項7】 前記光半導体モジュールが、半導体レー
    ザ、発光ダイオード又はフォトダイオードのいずれかを
    含んで構成されたものであることを特徴とする、請求項
    1〜6のいずれかに記載の光半導体モジュール実装回
    路。
  8. 【請求項8】 前記光半導体モジュールが、半導体レー
    ザ及びフォトダイオードを含んで構成された複合モジュ
    ールであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか
    に記載の光半導体モジュール実装回路。
  9. 【請求項9】 前記高周波回路基板の所定の配線パター
    ン位置に、高周波信号を増幅するための増幅器が実装さ
    れていることを特徴とする、請求項1〜8に記載の光半
    導体モジュール実装回路。
  10. 【請求項10】 前記高周波回路基板の所定の配線パタ
    ーン位置に、特定周波数の高周波信号を通過させるフィ
    ルタが実装されていることを特徴とする、請求項1〜9
    のいずれかに記載の光半導体モジュール実装回路。
  11. 【請求項11】 前記高周波回路基板の所定の配線パタ
    ーン位置に、前記光半導体モジュールとのインピーダン
    ス整合を行うインピーダンス整合回路が実装されている
    ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の
    光半導体モジュール実装回路。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11に記載の光半導体モジ
    ュール実装回路の電気信号入出力部にアンテナを備えて
    構成される、光基地局装置。
JP2002007926A 2002-01-16 2002-01-16 光半導体モジュール実装回路及び光基地局装置 Pending JP2003209327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007926A JP2003209327A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 光半導体モジュール実装回路及び光基地局装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002007926A JP2003209327A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 光半導体モジュール実装回路及び光基地局装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003209327A true JP2003209327A (ja) 2003-07-25

Family

ID=27646320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002007926A Pending JP2003209327A (ja) 2002-01-16 2002-01-16 光半導体モジュール実装回路及び光基地局装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003209327A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010182801A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Hitachi Cable Ltd 光送受信器
CN108205171A (zh) * 2016-12-20 2018-06-26 日本奥兰若株式会社 光模块以及光传输装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010182801A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Hitachi Cable Ltd 光送受信器
CN108205171A (zh) * 2016-12-20 2018-06-26 日本奥兰若株式会社 光模块以及光传输装置
US10444452B2 (en) 2016-12-20 2019-10-15 Lumentum Japan, Inc. Optical module and optical transmission equipment
CN108205171B (zh) * 2016-12-20 2020-02-21 日本朗美通株式会社 光模块以及光传输装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1368858B1 (en) Module and electronic device
JP4418250B2 (ja) 高周波回路モジュール
US7236070B2 (en) Electronic component module and manufacturing method thereof
US20070066243A1 (en) Rf circuit module
CN100372241C (zh) 以多层陶瓷形成的射频收发模块
US6788171B2 (en) Millimeter wave (MMW) radio frequency transceiver module and method of forming same
JP2003087149A (ja) 高周波複合スイッチモジュール
US20090010652A1 (en) Optical module and optical transceiver
US7092678B2 (en) Front end module for wireless network system
JP2006121147A (ja) 携帯電話機用高周波モジュール
JPH09134981A (ja) マイクロ波・ミリ波帯の機能モジュールパッケージ
US6922119B2 (en) Surface acoustic wave filter adapted to restrain undue temperature rise
JP2005117139A (ja) マイクロ波モジュール、及びこれを用いたアレーアンテナ装置
KR101054989B1 (ko) Uwb 통신회로 집적모듈
JPH08288739A (ja) アンテナ装置
JP4542194B2 (ja) 高周波回路モジュール
JP2003209327A (ja) 光半導体モジュール実装回路及び光基地局装置
JP2580604B2 (ja) アンテナ一体化マイクロ波集積回路
JP2005183410A (ja) 無線回路モジュールおよび無線回路基板
KR101434114B1 (ko) 송수신 회로 모듈
JP2001326319A (ja) アンテナ素子一体型高周波回路モジュール
US20050175352A1 (en) Optical module having small stray capacitance and stray inductance
US6829148B2 (en) Apparatus and method for providing a ground reference potential
JP2002016456A (ja) 高周波用複合素子
CN219554974U (zh) 光发射次模块和光模块