JP2003207601A - 対物レンズ、光ピックアップモジュール及び光ディスク装置 - Google Patents

対物レンズ、光ピックアップモジュール及び光ディスク装置

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JP2003207601A
JP2003207601A JP2002006447A JP2002006447A JP2003207601A JP 2003207601 A JP2003207601 A JP 2003207601A JP 2002006447 A JP2002006447 A JP 2002006447A JP 2002006447 A JP2002006447 A JP 2002006447A JP 2003207601 A JP2003207601 A JP 2003207601A
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objective lens
optical
pickup module
light source
optical pickup
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Yoshiyuki Kiyozawa
良行 清澤
Toshihiro Ishii
稔浩 石井
Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
Hiroyasu Mifune
博庸 三船
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境の変動があっても曇りが発生しにくい対
物レンズを提供する。 【解決手段】 光ピックアップ等に用いる対物レンズ1
1は、レンズ14,15表面に波長が420nm以下の
光によって励起し親水性を示す光触媒材料3がコーティ
ングされることにより形成される。光触媒材料3を波長
が420nm以下の光によって励起させ、水との接触角
がほぼ0°となるほどの親水性にすることで、水分が表
面に付着しても細かい水滴とならずに薄い水の膜となる
ので、環境の変動があっても曇りが発生しにくい対物レ
ンズ11となる。特に、開口数NAを大きくする等のた
めに複数枚のレンズ14,15により対物レンズ11を
構成することで接合部を有する等、複雑な構成となりブ
ラシ等で掃除しにくい場合のレンズ曇り対策として効果
的となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対物レンズ、光ピ
ックアップモジュール及び光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、音楽の記録再生装置
だけでなく、画像の記録再生装置或いは情報処理装置の
情報記憶装置などにも使用され、広く普及している。
【0003】近年では、音楽・画像の記録再生装置や情
報処理装置のモバイル化が進む中で、光ディスクの大容
量化(高記録密度化)が要求される一方、高い信頼性も
要求されている。
【0004】音楽・画像の記録再生装置や情報処理装置
がモバイル化されることにより、据置型の場合に比べて
光ディスク装置が外部環境の急激な変動、特に湿度や温
度の急激な変動に晒される機会が非常に多くなってい
る。湿度や温度の急激な変動は、光ディスク装置中の対
物レンズを始めとする各種光学部品等に結露を生じさ
せ、対物レンズ等へ付着した水分は細かな水滴となり、
いわゆる“曇り”が生じて、情報の記録再生を妨げ、光
ディスク装置の信頼性を大きく損ねてしまう結果とな
る。
【0005】このような対物レンズの曇りに対する対策
として、従来の光ディスク装置では、例えば、特開平5
−151601号公報に示されるように、ブラシ(繊維
毛)とこのブラシを駆動するアクチュエータとを備え、
対物レンズの結露をブラシの駆動で除去する方式や、例
えば、特開平9−282694号公報に示されるよう
に、強制的に空気流を発生させる機構を備え、対物レン
ズの曇りを空気流で除去する方式が提案されている。
【0006】一方、光ディスクの大容量化に対しては、
対物レンズを2枚のレンズの組合せで構成することで、
対物レンズの開口数(NA)を大きくしてスポット径を
小さくし、或いは、近接場光を利用することで、記録密
度の向上を図るようにした提案がなされている。
【0007】図8は特開2000−131508公報に
示される従来の2つのレンズで構成された光ピックアッ
プ用の対物レンズを示す断面構成図である。この対物レ
ンズ100は、光磁気ディスク(図示せず)側に位置す
る第1のレンズ部(ソリッドイマージョンレンズ)10
1と、光源(図示せず)側に位置する第2のレンズ部1
02とを光軸上に配置させて一体に積層させたものであ
る。103は薄膜コイルである。第1のレンズ部101
と第2のレンズ部102とにより高NAの対物レンズ1
00を構成し、薄膜コイル103で磁界を印加すること
により高密度な光磁気記録を行うようにしている。
【0008】このような対物レンズは、光磁気ディスク
に限らず、通常のCDやDVDなどの光ディスク用にも
応用可能といえる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開200
0−131508公報に示されるような対物レンズで
は、非常に記録密度を高くすることができるが、レンズ
の曇りに対する対策が講じられておらず、信頼性に乏し
いものとなっている。
【0010】この点、前述した特開平5−151601
号公報や特開平9−282694号公報に示されるよう
な対物レンズの曇りに対する対策を講ずることも考えら
れる。しかしながら、これらの公報例に示される対物レ
ンズの曇りに対する対策は対物レンズが単レンズのよう
に比較的簡単な構造の場合には有効であるが、特開20
00−131508公報に示される対物レンズのように
比較的レンズ構成が複雑な場合にはあまり有効ではな
い。特に、2つのレンズが向き合った面の曇りはブラシ
の駆動や強制空気流での除去が非常に難しいといった問
題がある。
【0011】そこで、本発明は、曇りが発生しにくい対
物レンズを提供することを目的とする。
【0012】本発明は、高NAで、かつ、曇りが発生し
にくい対物レンズを提供することを目的とする。
【0013】本発明は、高NAで、曇りが発生しにく
く、かつ、量産性の高い対物レンズを提供することを目
的とする。
【0014】本発明は、環境変動に強く高信頼性の光ピ
ックアップモジュール及び光ディスク装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】本発明は、環境変動に強く高信頼性で、か
つ、高記録密度が可能で、さらに、構造が簡単な光ピッ
クアップモジュール及び光ディスク装置を提供すること
を目的とする。
【0016】本発明は、環境変動に強く高信頼性で、か
つ、大容量で、さらに、構造が簡単な光ディスク装置を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の対
物レンズは、波長が420nm以下の光によって励起し
親水性を示す光触媒材料がレンズ表面にコーティングさ
れている。
【0018】従って、レンズ表面に波長が420nm以
下の光によって励起し親水性を示す光触媒材料がコーテ
ィングされているので、この光触媒材料を波長が420
nm以下の光によって励起させ、水との接触角がほぼ0
°となるほどの親水性にすることで、水分が表面に付着
しても細かい水滴とならずに薄い水の膜となる。この結
果、環境の変動があっても曇りが発生しにくい対物レン
ズとなる。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の対
物レンズにおいて、複数枚のレンズにより構成されてい
る。
【0020】従って、光触媒材料がコーティングされて
いる複数枚のレンズにより対物レンズが構成されている
ので、信頼性が高く、かつ、開口数NAの大きい対物レ
ンズとなる。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項2記載の対
物レンズにおいて、複数枚のレンズはレンズ同士が貼り
合わされている。
【0022】従って、複数枚のレンズはレンズ同士が貼
り合わされて構成されているので、ウエハプロセスで作
製することができ生産性が非常に向上する。また、光触
媒材料がコーティングされているので、非常に曇りにく
い対物レンズを容易に実現することができる。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか一記載の対物レンズにおいて、前記光触媒材料
は、酸化チタン又は酸化チタンを含む材料である。
【0024】従って、レンズ表面にコーティングする光
触媒材料を酸化チタン又は酸化チタンを含む材料として
いるので、非常に容易に作製できる。
【0025】請求項5記載の発明の光ピックアップモジ
ュールは、光源と、請求項1ないし4の何れか一記載の
対物レンズと、この対物レンズを変位移動させるアクチ
ュエータと、前記光源から発せられた光を前記対物レン
ズへ導く照明光学系と、光記録媒体からの反射光に基づ
く信号を検出する検出器と、前記反射光を前記検出器へ
導く検出光学系と、を備える。
【0026】従って、光触媒材料が表面にコーティング
された対物レンズを用いて光ピックアップモジュールを
構成しているので、信頼性の高い光ピックアップモジュ
ールを容易に実現することができる。
【0027】請求項6記載の発明は、請求項5記載の光
ピックアップモジュールにおいて、前記照明光学系及び
前記検出光学系を構成する光学素子の少なくとも1つの
表面が光励起により親水性を示す光触媒材料によりコー
ティングされている。
【0028】従って、対物レンズのみならず、光ピック
アップモジュールを構成する他の光学素子も光触媒材料
がコーティングされているので、他の光学素子も曇りに
くくなり、光ピックアップモジュールの信頼性がさらに
向上する。
【0029】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載の光ピックアップモジュールにおいて、前記光触媒材
料がルチル型酸化チタンである。
【0030】従って、レンズ表面にコーティングする光
触媒材料をルチル型酸化チタンとすることで、光ピック
アップモジュール中の光源(記録再生用光源)の波長を
ルチル型酸化チタンが励起される波長(413nm)以
下とすれば、光ピックアップモジュール自身の光源で光
励起することができるので、光励起用光源を別途設ける
必要が無く、構造を簡単にすることができ、価格も抑え
ることができる。
【0031】請求項8記載の発明の光ディスク装置は、
光記録媒体を回転させる回転駆動機構と、前記光記録媒
体に対して前記対物レンズを介して光を照射する請求項
6又は7記載の光ピックアップモジュールと、前記光ピ
ックアップモジュール中の前記光源を駆動する光源駆動
手段と、前記光ピックアップモジュール中の前記検出器
により検出されたサーボ信号に基づき前記アクチュエー
タを駆動させるサーボ制御手段と、前記検出器により検
出された情報信号に基づき前記光記録媒体に記録された
データを再生する信号再生手段と、前記光ピックアップ
モジュール中の光触媒材料を光励起させる光を発する励
起用光源と、この励起用光源の発光を制御する励起用光
源制御手段と、を備える。
【0032】従って、レンズ表面に光触媒材料がコーテ
ィングされた対物レンズを用いて光ディスク装置を構成
し、また、励起用光源を備えているので、非常に信頼性
の高い光ディスク装置を容易に実現することができる。
【0033】請求項9記載の発明の光ディスク装置は、
光記録媒体を回転させる回転駆動機構と、前記光記録媒
体に対して前記対物レンズを介して光を照射する請求項
8記載の光ピックアップモジュールと、前記光ピックア
ップモジュール中の前記光源を駆動する光源駆動手段
と、前記光ピックアップモジュール中の前記検出器によ
り検出されたサーボ信号に基づき前記アクチュエータを
駆動させるサーボ制御手段と、前記検出器により検出さ
れた情報信号に基づき前記光記録媒体に記録されたデー
タを再生する信号再生手段と、を備える。
【0034】従って、レンズ表面にルチル型酸化チタン
がコーティングされた対物レンズを用いて光ディスク装
置を構成しているので、記録再生用の光源としてその波
長がルチル型酸化チタンが励起される波長(413n
m)以下のものを用いれば、光励起用光源を別途備えな
くても非常に信頼性の高い光ディスク装置を容易に実現
することができる。
【0035】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
光ディスク装置において、前記光源が発する光の波長
は、前記光触媒材料であるルチル型酸化チタンが光励起
される波長以下である。
【0036】従って、請求項9記載の光ディスク装置に
おいて、記録再生用の光源としてその波長がルチル型酸
化チタンが励起される波長(413nm)以下のものを
用いているので、光励起用光源を別途備えなくても非常
に信頼性の高い光ディスク装置を容易に実現することが
できる。
【0037】請求項11記載の発明は、請求項8ないし
10の何れか一記載の光ディスク装置において、外部か
ら入力されたデータに基づき前記光記録媒体に記録する
信号に変換する書込み信号処理手段を備える。
【0038】従って、請求項8ないし10の何れか一記
載の光ディスク装置において、追記型光記録媒体又は書
換え型光記録媒体に対して記録可能な光ディスク装置の
場合にも同様に適用することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。本実施の形態は、光ピ
ックアップモジュールに用いられる対物レンズへの適用
例を示す。図1は本実施の形態の対物レンズ1の断面構
造を示し、例えば凸レンズ状に形成されたレンズ本体2
の全表面に光触媒材料3がコーティングされて形成され
ている。この光触媒材料3としては、ZnOやSrTi
などを用いることができるが、TiO(酸化チタ
ン)又は酸化チタンを含む材料が非常に望ましい。酸化
チタンは光触媒の効果が大きく、また、化学的に非常に
安定で無害であるからである。
【0040】作製方法としては、まず、無定形の酸化チ
タンをレンズ本体2の表面にコーティングし、次に焼成
で結晶化させる方法がある。無定形酸化チタンはTiC
やTi(SOの酸性溶液を塗布し乾燥させる
方法などでコーティングできる。その後、400℃から
500℃で焼成すると、結晶化する。結晶化した酸化チ
タンは紫外光を照射すると光励起を起こす光触媒とな
り、十分に光励起された酸化チタンの表面は水との接触
角がほぼ0°となるほどの親水性を示す。また、一旦親
水化すると、その後、紫外線を照射しなくとも親水性は
長時間持続される。
【0041】このように、光ピックアップ用の対物レン
ズ1を光触媒材料3でコーティングして形成することに
より、レンズ表面に水分が付着しても、水滴とならずに
薄い膜となるため、環境の変動があっても、非常に曇り
にくい対物レンズ1とすることができる。
【0042】なお、極端な例では光触媒材料3でレンズ
自体を形成しても構わない。
【0043】本実施の形態では、CDやDVDなどの光
ピックアップ用の単レンズで構成される対物レンズ1の
レンズ本体2の表面に光触媒材料3コーティングした場
合について説明したが、より一般的には、図2や図3に
示すような複数枚のレンズで構成された対物レンズでは
非常に効果が大きい。
【0044】図2の対物レンズ11の場合、各々のレン
ズ基板12,13上に凸レンズ形状に形成した第1,第
2のレンズ14,15を同一光軸上で対向するように配
置させてレンズ基板12,13同士を接着剤16により
貼り合せた構造のものであり、各々のレンズ14,15
(レンズ基板12,13)の表面は光触媒材料3により
コーティングされている。
【0045】図3の対物レンズ21の場合、上述の対物
レンズ11の構成に加えて、レンズ基板13の第2のレ
ンズ15とは同一光軸上の反対側の面に半球状の凹部2
2を形成してこの凹部22内に高屈折率材料を埋め込ん
で第3のレンズ23をソリッドイマージョンレンズ状に
形成したものである。
【0046】前述したように、光ディスクの大容量化
(光記録密度化)を実現するためには、対物レンズで集
光されるスポットの大きさを極力小さくする必要があ
り、対物レンズの開口数NAを大きくしなければならな
い。開口数NAの大きな対物レンズを図1のような単レ
ンズで実現するのは非常に難しく、2枚以上のレンズで
構成される場合が多い。図3の対物レンズ21では、図
2の対物レンズ11に高屈折率材料を埋め込んで第3の
レンズ23としさらに開口数NAを大きくしている。
【0047】図2や図3のように複数枚のレンズで構成
された場合、レンズ間の面に水滴が付着したとき、ブラ
シなどで滴を除去するのは非常に難しいが、本実施の形
態の対物レンズ11,21によれば、レンズそのものが
曇りにくいという特性を持つため、複雑なレンズ構成で
は非常に有効である。
【0048】また、開口数NAの大きな対物レンズは、
従来のCDやDVD用の対物レンズに比べて、光ディス
クに近づけて使用される場合が多い。さらに、図2や図
3に示した対物レンズ11,21は、光ディスクの極近
傍(光源波長以下の距離)に近づけて、近接場を利用し
た光記録に使用される場合もある。このような場合、対
物レンズが光ディスクに衝突する確率が格段に高くな
り、対物レンズが損傷してしまうといったことも多発す
る。この点でも、本実施の形態の対物レンズ11,21
では、非常に硬い酸化チタンを光触媒材料3として表面
にコーティングしており、対物レンズ11,21の損傷
を防止する保護層としても機能している。
【0049】なお、レンズを1つ1つホルダに固定し
て、複数枚構成の対物レンズを作製しても良く、この場
合にも本発明は有効である。もっとも、図2や図3に示
した構成の対物レンズ11又は21の場合であれば、例
えば、図4(a)(b)に示すように、ガラスウエハ3
1,32に例えばフォトリソグラフィ技術とドライエッ
チング技術により各々の第1,第2のレンズ14,15
を多数個整然と形成し(対物レンズ21の場合であれ
ば、第3のレンズ23部分も形成する)、ガラスウエハ
31,32の両面に酸化チタンなどの光触媒材料3をコ
ーティングした後、ガラスウエハ31,32のままアラ
イメントマーク33,34を利用して位置合せし接着し
てから、ダイシングなどで個々の対物レンズ11に分割
する、という製造工程を行うことができ、量産化が容易
に行うことができる。
【0050】本発明の第二の実施の形態を図5に基づい
て説明する。本実施の形態は、前述したような対物レン
ズ1,11又は21を備える光ピックアップモジュール
41への適用例を示す。本実施の形態では、例えば対物
レンズ11が用いられている。
【0051】本実施の形態の光ピックアップモジュール
41は、その一例として、光源である半導体レーザ(L
D)42と、この半導体レーザ42から出射されたレー
ザ光を対物レンズ11を経て光記録媒体(図示せず)へ
導く照明光学系43と、対物レンズ11をフォーカス方
向、トラッキング方向の2方向に変位移動させるアクチ
ュエータ44と、光記録媒体からの反射光に基づく信号
を検出する検出器45と、反射光を検出器45へ導く検
出光学系46とを備える構成とされている。照明光学系
43は、コリメートレンズ47、ビーム整形プリズム4
8、偏光ビームスプリッタ49、λ/4板50及び立上
げミラー51により構成されている。また、検出器45
はナイフエッジ法によるフォーカス信号検出用の4分割
フォトディテクタ45aと、プッシュプル法によるトラ
ック信号検出用兼情報信号検出用の2分割フォトディテ
クタ45bとの2個の素子により構成されている。検出
光学系46は偏光ビームスプリッタ49で分離された戻
り光をフォトディテクタ45a,45bに向けて2分す
るビームスプリッタ52と、フォトディテクタ45aに
向かう光路上に配設された検出レンズ53、シリンドリ
カルレンズ54、ナイフエッジ55と、フォトディテク
タ45bに向かう光路上に配設された検出レンズ56と
を備えている。
【0052】このような光ピックアップモジュール41
を構成する照明光学系43、検出光学系46中の各光学
素子も水滴が付着して表面が曇ることは十分起こり得る
ことであり、本実施の形態では、対物レンズ11以外の
照明光学系43、検出光学系46中の各光学素子等(コ
リメートレンズ47〜検出レンズ56等)に対しても、
対物レンズ11と同様に光触媒材料3をコーティングし
たものである。これにより、表面が曇りにくくなり、光
ピックアップモジュール41の信頼性が向上する。
【0053】本発明の第三の実施の形態を図6及び図7
に基づいて説明する。本実施の形態は、前述したような
光ピックアップモジュール41を備える光ディスク装置
への適用例を示す。図6は光ピックアップモジュール4
1付近の構成例を示す概略斜視図、図7は光ディスク装
置の制御系等を示す概略ブロック図である。
【0054】光ピックアップモジュール41は光記録媒
体(図示せず)の半径方向に移動するキャリッジアクチ
ュエータ61に取り付けられている。62は光記録媒体
を回転させる回転駆動機構の主要部をなすスピンドルモ
ータであり、中央制御装置63に接続されたスピンドル
制御部64により回転動作(回転速度)等が制御され
る。また、光ピックアップモジュール41と中央制御装
置63との間では、アクチュエータ44中のフォーカス
アクチュエータ44Fに対してはフォーカス制御部6
5、トラックアクチュエータ44Tに対してはトラック
制御部66が接続されている。これらのフォーカス制御
部65、トラック制御部66によりサーボ制御手段が構
成されている。また、これらの制御部65,66に対し
ては検出器45(ディテクタ45a,45b)により検
出されるフォーカス信号、トラック信号も取り込まれ
る。検出器45(ディテクタ45b)により検出される
情報信号は信号再生手段としての信号復調部67により
再生データに変換される。さらに、キャリッジアクチュ
エータ61は中央制御装置63に接続されたキャリッジ
制御部68によりシーク動作が制御される。また、半導
体レーザ42は中央制御装置63に接続された光源駆動
手段としてのLD制御部69によりその発光のオン・オ
フや発光パワーが制御される。
【0055】このような基本的な構成に加えて、本実施
の形態では、当該光ディスク装置の装置内には光触媒材
料3を光励起するための励起用光源として蛍光ランプ
(波長315nm〜400nm)70が光ピックアップ
モジュール41の移動軌跡に対向させて設けられてい
る。この蛍光ランプ70は中央制御装置63に接続され
た励起用光源制御手段としての蛍光ランプ制御部71に
よりその発光動作が制御される。
【0056】このような構成によれば、光ピックアップ
モジュール41を蛍光ランプ70の下に移動させ、蛍光
ランプ70を点灯させて、対物レンズ11及びその他の
光学素子にコーティングしてある光触媒材料3に紫外線
を照射して光励起させることで、光触媒材料3は親水性
を示し、水との接触角がほぼ0°となる特性を示すよう
になる。従って、環境の変動等により、対物レンズ11
や他の光学素子に水分が付着しても、水滴とならずに薄
い水の膜となるので対物レンズ11やその他の光学素子
は曇らず、良好なスポットを形成することができる。
【0057】なお、図7に示すブロック図において、破
線で示すように、外部から入力された記録データを書込
み信号に変換する書込み信号処理手段としての信号変調
部72をLD制御部69に接続して設けることにより、
追記又は書換え可能な光記録媒体に対して記録可能な光
ディスク装置となる。
【0058】本発明の第四の実施の形態を説明する。本
実施の形態は、前述したような光ピックアップモジュー
ルや光ディスク装置に適用されるが、本実施の形態で
は、対物レンズ11(対物レンズ1,21の場合も同
様)の表面をコーティングする光触媒材料3としてルチ
ル型酸化チタンが用いられ、かつ、再生/記録用の光源
として半導体レーザ42はその波長が413nm以下の
もの、例えば、波長405nmの半導体レーザが用いら
れている。対物レンズ11以外の光学部品に対して光触
媒材料3をコーティングする場合には、同様に、ルチル
型酸化チタンが用いられる。
【0059】このような構成によれば、光触媒材料3と
してのルチル型酸化チタンは波長が413nmの光で励
起されるので、光ディスク装置としての本来の動作であ
る半導体レーザ42が発するレーザ光による記録又は再
生を行っているだけで、対物レンズ11やその他の光学
素子表面にコーティングされたルチル型酸化チタンが光
励起されて親水性を示し水との接触角がほぼ0°となる
特性を示すようになる。よって、環境の変動等で対物レ
ンズ11や他の光学素子に水分が付着しても、水滴とな
らずに薄い水の膜となるのでレンズ等は曇らず、良好な
スポット形成することができる。この結果、本実施の形
態の光ピック装置であれば、励起用光源(蛍光ランプ7
0)やその励起用光源制御部71を不要にすることがで
き、光ディスク装置の形態としては、対物レンズ11等
にルチル型酸化チタンによる光触媒材料3をコーティン
グしていることと、413nm以下の記録再生用光源を
使用していること以外は、従来の光ディスク装置の形態
と何ら変わらない。
【0060】このようなルチル型酸化チタンのコーティ
ングは、第一の実施の形態で説明した酸化チタンの場合
と同様な方法で行うことができ、焼成の温度を600℃
〜700℃以上にすることで容易にルチル型に結晶化す
ることができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明の対物レンズによれ
ば、レンズ表面に波長が420nm以下の光によって励
起し親水性を示す光触媒材料がコーティングされている
ので、この光触媒材料を光励起させ、水との接触角がほ
ぼ0°となるほどの親水性にすることで、水分が表面に
付着しても細かい水滴とならずに薄い水の膜となること
から、環境の変動があっても曇りが発生しにくい対物レ
ンズを提供することができる。
【0062】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の対物レンズにおいて、光触媒材料がコーティングさ
れている複数枚のレンズにより対物レンズが構成されて
いるので、信頼性が高く、かつ、開口数NAの大きい対
物レンズを提供することができる。
【0063】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の対物レンズにおいて、複数枚のレンズがレンズ同士
が貼り合わされて構成されているので、ウエハプロセス
で作製することができ、結果的に生産性を非常に向上さ
せることができ、また、光触媒材料がコーティングされ
ているので、非常に曇りにくい対物レンズを容易に実現
することができる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3の何れか一記載の対物レンズにおいて、レンズ表
面にコーティングする光触媒材料を酸化チタン又は酸化
チタンを含む材料としているので、非常に容易に作製す
ることができる。
【0065】請求項5記載の発明の光ピックアップモジ
ュールによれば、光触媒材料が表面にコーティングされ
た対物レンズを用いて光ピックアップモジュールを構成
しているので、信頼性の高い光ピックアップモジュール
を容易に実現することができる。
【0066】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の光ピックアップモジュールにおいて、対物レンズの
みならず、光ピックアップモジュールを構成する他の光
学素子も光励起により親水性を示す光触媒材料がコーテ
ィングされているので、他の光学素子も曇りにくくな
り、光ピックアップモジュールの信頼性をさらに向上さ
せることができる。
【0067】請求項7記載の発明によれば、請求項5又
は6記載の光ピックアップモジュールにおいて、レンズ
表面にコーティングする光触媒材料をルチル型酸化チタ
ンとすることで、光ピックアップモジュール中の光源
(記録再生用光源)の波長をルチル型酸化チタンが励起
される波長(413nm)以下とすれば、光ピックアッ
プモジュール自身の光源で光励起することができるの
で、光励起用光源を別途設ける必要が無く、構造を簡単
にすることができ、価格も抑えることができる。
【0068】請求項8記載の発明の光ディスク装置によ
れば、レンズ表面に光触媒材料がコーティングされた対
物レンズを用いて光ディスク装置を構成し、また、励起
用光源を備えているので、非常に信頼性の高い光ディス
ク装置を容易に実現することができる。
【0069】請求項9記載の発明の光ディスク装置によ
れば、レンズ表面にルチル型酸化チタンがコーティング
された対物レンズを用いて光ディスク装置を構成してい
るので、記録再生用の光源としてその波長がルチル型酸
化チタンが励起される波長(413nm)以下のものを
用いれば、光励起用光源を別途備えなくても非常に信頼
性の高い光ディスク装置を容易に実現することができ
る。
【0070】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の光ディスク装置において、記録再生用の光源とし
てその波長がルチル型酸化チタンが励起される波長(4
13nm)以下のものを用いているので、光励起用光源
を別途備えなくても非常に信頼性の高い光ディスク装置
を容易に実現することができる。
【0071】請求項11記載の発明によれば、請求項8
ないし10の何れか一記載の光ディスク装置において、
追記型光記録媒体又は書換え型光記録媒体に対して記録
可能な光ディスク装置の場合にも同様に適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す対物レンズの
断面構成図である。
【図2】他の対物レンズの例を示す断面構成図である。
【図3】さらに他の対物レンズの例を示す断面構成図で
ある。
【図4】ウエハを用いた製造方法を説明するための平面
図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態の光ピックアップモ
ジュールを示す光学系構成図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態の光ディスク装置の
ピックアップモジュール付近を示す概略斜視図である。
【図7】その制御系等の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】従来の2つのレンズで構成された光ピックアッ
プ用の対物レンズを示す断面構成図である
【符号の説明】
1 対物レンズ 3 光触媒材料 11 対物レンズ 14,15 レンズ 21 対物レンズ 23 レンズ 41 光ピックアップモジュール 42 光源 43 照明光学系 44 アクチュエータ 45 検出器 46 検出光学系 62 回転駆動機構 65,66 サーボ制御手段 67 信号再生手段 69 光源駆動手段 70 励起用光源 71 励起用光源制御手段 72 書込み信号処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 康弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 三船 博庸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H087 KA13 LA01 PA01 PA02 PA03 PA17 PA18 PA19 PB01 PB02 PB03 UA01 2K009 BB02 CC03 DD02 DD06 EE02 5D119 AA38 AA43 BA01 EA01 JA43 5D789 AA38 AA43 BA01 CA21 CA22 CA23 EA01 JA43

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長が420nm以下の光によって励起
    し親水性を示す光触媒材料がレンズ表面にコーティング
    されている対物レンズ。
  2. 【請求項2】 複数枚のレンズにより構成されている請
    求項1記載の対物レンズ。
  3. 【請求項3】 複数枚のレンズはレンズ同士が貼り合わ
    されている請求項2記載の対物レンズ。
  4. 【請求項4】 前記光触媒材料は、酸化チタン又は酸化
    チタンを含む材料である請求項1ないし3の何れか一記
    載の対物レンズ。
  5. 【請求項5】 光源と、 請求項1ないし4の何れか一記載の対物レンズと、 この対物レンズを変位移動させるアクチュエータと、 前記光源から発せられた光を前記対物レンズへ導く照明
    光学系と、 光記録媒体からの反射光に基づく信号を検出する検出器
    と、 前記反射光を前記検出器へ導く検出光学系と、を備える
    光ピックアップモジュール。
  6. 【請求項6】 前記照明光学系及び前記検出光学系を構
    成する光学素子の少なくとも1つの表面が光励起により
    親水性を示す光触媒材料によりコーティングされている
    請求項5記載の光ピックアップモジュール。
  7. 【請求項7】 前記光触媒材料がルチル型酸化チタンで
    ある請求項5又は6記載の光ピックアップモジュール。
  8. 【請求項8】 光記録媒体を回転させる回転駆動機構
    と、 前記光記録媒体に対して前記対物レンズを介して光を照
    射する請求項6又は7記載の光ピックアップモジュール
    と、 前記光ピックアップモジュール中の前記光源を駆動する
    光源駆動手段と、 前記光ピックアップモジュール中の前記検出器により検
    出されたサーボ信号に基づき前記アクチュエータを駆動
    させるサーボ制御手段と、 前記検出器により検出された情報信号に基づき前記光記
    録媒体に記録されたデータを再生する信号再生手段と、 前記光ピックアップモジュール中の光触媒材料を光励起
    させる光を発する励起用光源と、 この励起用光源の発光を制御する励起用光源制御手段
    と、を備える光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 光記録媒体を回転させる回転駆動機構
    と、 前記光記録媒体に対して前記対物レンズを介して光を照
    射する請求項8記載の光ピックアップモジュールと、 前記光ピックアップモジュール中の前記光源を駆動する
    光源駆動手段と、 前記光ピックアップモジュール中の前記検出器により検
    出されたサーボ信号に基づき前記アクチュエータを駆動
    させるサーボ制御手段と、 前記検出器により検出された情報信号に基づき前記光記
    録媒体に記録されたデータを再生する信号再生手段と、
    を備える光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 前記光源が発する光の波長は、前記光
    触媒材料であるルチル型酸化チタンが光励起される波長
    以下である請求項9記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 外部から入力されたデータに基づき前
    記光記録媒体に記録する信号に変換する書込み信号処理
    手段を備える請求項8ないし10の何れか一記載の光デ
    ィスク装置。
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