JP2006190423A - 光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006190423A
JP2006190423A JP2005003030A JP2005003030A JP2006190423A JP 2006190423 A JP2006190423 A JP 2006190423A JP 2005003030 A JP2005003030 A JP 2005003030A JP 2005003030 A JP2005003030 A JP 2005003030A JP 2006190423 A JP2006190423 A JP 2006190423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical recording
recording
optical
laser
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005003030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006190423A5 (ja
Inventor
Masataka Shinoda
昌孝 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005003030A priority Critical patent/JP2006190423A/ja
Publication of JP2006190423A publication Critical patent/JP2006190423A/ja
Publication of JP2006190423A5 publication Critical patent/JP2006190423A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】3以上のレーザ光を使用した光記録再生方法において、レーザ相互の影響を考慮することによって、安定した均一な記録再生特性の実現が可能な光記録再生方法を提供し、これを利用して光記録媒体の高密度大容量化、特に高転送レート化に対応する光ピックアップ装置及び光記録再生装置を提供する。
【解決手段】3以上のレーザビーム32A〜32Cを光記録媒体に照射して記録及び/又は再生を行う光記録再生方法において、レーザビームのうち、光記録媒体における記録及び/又は再生に影響する物理的条件が異なるレーザビーム相互のレーザパルス駆動方法を異ならせて光記録及び/又は再生を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、マルチビームを照射して記録及び/又は再生を行う光記録再生方法、特にマルチビームを光記録媒体にニアフィールド照射して光記録及び/又は再生を行う光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置に関する。
コンパクトディスク(CD)、ミニディスク(MD)、デジタルビデオディスク(DVD)に代表される光(もしくは光磁気)記録媒体は、音楽情報、映像情報、データ、プログラム等の格納媒体として広く利用されている。しかしながら、更なる音楽情報、映像情報、データ、プログラム等の高音質化、高画質化、長時間化、大容量化により、さらに大容量の光記録媒体及びこその記録再生を行う光記録再生装置が望まれている。
そこで、これらに対応するため、光記録再生装置では、その光源、例えば半導体レーザの短波長化や、集光レンズの開口数の増大化が図られ、集光レンズを介して収束する光スポットの小径化が図られている。
例えば、半導体レーザに関しては、発振波長が従来の赤色レーザの635nmから400nm帯に短波長化されたGaN半導体レーザが実用化され、これにより光スポットの小径化が図られつつある。また、例えばそれ以上の短波長化については、ソニー株式会社製の266nmの単一波長の光を連続発振する遠紫外固体レーザUW−1010などが発売されており、更なる光スポットの小径化も図られつつある。また、これ以外にもNd:YAGレーザの2倍波レーザ(266nm帯)、ダイヤモンドレーザ(235nm帯)、GaNレーザの2倍波レーザ(202nm帯)などの研究、開発が進められている。
また、例えば、ソリッドイマ―ジョンレンズに代表される開口数の大なる光学レンズを使って、例えば開口数1以上の集光レンズを実現するとともに、この集光レンズの対物面を光記録媒体と、その光源波長の10分の1程度まで近接させて記録再生を行う、いわゆるニアフィールド光記録再生方式が検討されている。
このニアフィールド光記録再生方式の高転送レート化では、光記録媒体と集光レンズとの距離を如何にして光学的なコンタクト状態に維持しながら高速にディスクを回転させるかが重要である。
例えば、ソリッドイマージョンレンズを用いる場合、光記録媒体側から順に、ソリッドイマージョンレンズと対物用の光学レンズとを配置して、ニアフィールド照射用の集光レンズを構成する。
ここで、ソリッドイマージョンレンズを超半球形状で形成した場合は、半球部分の曲率半径をr、屈折率をn、光軸に沿う方向の厚さをtとすると、t=r(1+1/n)の関係がある。また例えば、ソリッドイマージョンレンズを半球形状で形成した場合は、半球部分の曲率半径をr、屈折率をn、光軸に沿う方向の厚さをtとすると、t=rの関係がある。
このような構成の集光レンズは、光記録再生に使用される2軸ピックアップ装置、あるいは磁気記録再生に使用される磁気ヘッド装置に装着され、光記録媒体と集光レンズとの距離を光学的なコンタクト状態に維持する。
このとき、ソリッドイマージョンレンズの対物面は、上述したように使用する光の波長の10分の1程度の距離をもって、光記録媒体の表面と対向しており、高速で回転する光記録媒体との接触によるレンズと媒体双方の傷や磨耗などの損傷を防ぐために、レンズと光記録媒体の間隔や、その相対的な角度を精密に制御し、保持する必要がある(例えば特許文献1参照。)。
このため、高転送レート化を図るために、光記録媒体の回転数を高速化することは難しい。すなわち、ニアフィールド光記録再生方式では、集光レンズと光記録媒体との位置精度は、光記録媒体が高速回転になるほど、ソリッドイマージョンレンズと光記録媒体との間隔やその相対的な角度に高精度が求められ、かつ環境の変化に対してもこの精度を維持することが求められるため、高転送レートに対応したニアフィールド光ピックアップ装置、及びニアフィールド光記録再生装置を実現することはきわめて難しい。
また、このようなニアフィールド光記録再生方式に対応する100Gビット/inch2 程度の高記録密度の光記録媒体を実現するには、記録トラックの幅を略100nm以下とする必要があり、例えば電子ビーム露光による製造が可能であるが、それ以上の狭小化は難しく、トラック方向に情報密度を高めることも難しい。
これに対し、記録密度はそのままで、2本のトラックを同時に再生することによって信号転送レートを向上させる方法が提案されている(例えば特許文献2参照。)。
特開2004−53303号公報 特開2003−272176号公報
上記特許文献1に記載の方法では、記録再生用ビームとは異なるビームを、ソリッドイマージョンレンズと光記録媒体との間隔(ギャップ)検出用のレーザビームとして用いているが、高転送レート化については検討されていない。
また、上記特許文献2に記載の光記録媒体では、1つのトラッキングトラック(案内溝)を挟んで両側に存在する記録トラックに2本のビームスポットを照射して記録再生を行う方法が採られ、情報の高転送レート化が図られている。
しかしながら上記特許文献2に開示の技術では、具体的に2以上のレーザビームを光記録媒体に照射するにあたって、各レーザビーム相互の影響による記録再生特性への影響は検討されておらず、高転送レート化を図り、かつ均一な記録再生特性の得られる光記録再生方法が望まれている。
以上の問題に鑑みて、本発明は、3以上のレーザ光を使用した光記録再生方法において、レーザ相互の影響を考慮することによって、安定した均一な記録再生特性の実現が可能な光記録再生方法を提供し、これを利用して光記録媒体の高密度大容量化、特に高転送レート化に対応する光ピックアップ装置及び光記録再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、3以上のレーザビームを光記録媒体に照射して記録及び/又は再生を行う光記録再生方法において、上記レーザビームのうち、上記光記録媒体における記録及び/又は再生に影響する物理的条件が異なるレーザビーム相互のレーザパルス駆動方法を異ならせて光記録及び/又は再生を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上述の光記録再生方法において、上記レーザビームのレーザパルス駆動方法として、パルス幅、パルス強度、パルス位相又は周波数のうち少なくとも1つを異ならせることを特徴とする。
また、本発明による光ピックアップ装置は、3以上のレーザビームを光記録媒体に照射する光ピックアップ装置において、上記レーザビームのうち、上記光記録媒体における記録及び/又は再生に影響する物理的条件が異なるレーザビーム相互のレーザパルス駆動方法を異ならせて照射することを特徴とする。
更に、本発明による光記録再生装置は、3以上のレーザビームを光記録媒体に照射して記録及び/又は再生を行う光記録再生装置において、上記レーザビームのうち、上記光記録媒体における記録及び/又は再生に影響する物理的条件が異なるレーザビーム相互のレーザパルス駆動方法を異ならせて光記録及び/又は再生を行うことを特徴とする。
上述したように、本発明による光記録再生方法においては、3以上のレーザ光を用いる光記録再生方法において、光記録媒体における記録及び/又は再生に影響する物理的条件、すなわち例えば光記録媒体上において、案内トラックが例えばグルーブより成る場合、グルーブに隣接するレーザビームと、グルーブに隣接しないレーザビームとで記録及び/又は再生に影響する物理的条件が異なる。このような場合において、グルーブに隣接するレーザビームと、それ以外のレーザビームとのレーザパルス駆動方法、すなわちパルス幅やパルス強度、パルス位相や周波数などを異ならしめ、これらの条件を適切に選定することによって、光記録媒体の記録面上に配置された各レーザスポットにそれぞれ好適な記録レーザパルス、もしくは再生レーザを照射することができ、記録再生用の全レーザビームによって、安定した均一な記録再生特性をもって記録及び/又は再生を行うことができる。
以上説明したように、本発明の光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置によれば、各レーザビームにより安定した均一な記録再生特性をもって記録及び/又は再生を行うことができる。
また、本発明の光記録再生方法において、レーザビームのレーザパルス駆動方法として、パルス幅、パルス強度、パルス位相又は周波数のうち少なくとも1つを異ならせることにより、簡単な制御によって、安定した記録及び/又は再生が可能となる。
更に、本発明の光記録再生装置において、3以上のレーザビームを出射する光源と、
上記各レーザビームに対応する光源用駆動回路と、上記各レーザビームのパルス駆動方法を制御するパルス発生手段と、コントローラとより少なくとも構成されるレーザ駆動装置を有する構成とすることによって、簡単な構成によって各レーザビームによる安定した均一な記録及び/又は再生が可能となる。
また、上述の光記録再生装置において、3以上のレーザビームに対応する受光手段と、信号比較手段とを有し、この信号比較手段による比較結果を元に、パルス発生手段によるパルス駆動方法を制御することによって、より精度良く安定した均一な光記録及び/又は再生が可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
図1は、本発明による光ピックアップ装置の一例の概略構成を示す。光ピックアップ装置は、3以上のレーザビームを出射する光源10を有し、コリメートレンズ11と、無偏光ビームスプリッタ12、偏光ビームスプリッタ13、1/4波長板14、ビームエキスパンダー15、ミラー16及び集光レンズ70を駆動制御するアクチュエータ17とより構成される。
このような構成において、光源10から出射された複数の光(図においては1本のビーム光路を代表して示す)は、コリメートレンズ11により平行光とされて無偏光ビームスプリッタ12、偏光ビームスプリッタ13を通過して1/4波長板14を介してビームエキスパンダー15によってビーム幅を調整されて、例えばミラー16により反射されてアクチュエータ17に搭載された集光レンズ70、例えばニアフィールド光記録再生を行う場合、ソリッドイマージョンレンズ等の近接場光照射用の第1の光学レンズ2及び第2の光学レンズ3より構成される集光レンズ70に入射され、光記録媒体1に近接場光として照射される。
光記録媒体1の記録面から反射された光は、第1及び第2のレンズ2及び3を介してミラー16により反射され、ビームエキスパンダー15、1/4波長板14を介して偏光ビームスプリッタ13により一部反射されてレンズ18により受光手段19に集光される。また、偏光ビームスプリッタ(PBS)13を通過した一部の光は、無偏光ビームスプリッタ(NPBS)12により反射されて、レンズ20により受光手段21に検出される。偏光ビームスプリッタ13から反射された光を受光する受光手段19により例えばトラッキング信号及びRF再生信号が、他の受光手段21により例えば第1の光学レンズ2と光記録媒体1との間隔を制御するギャップ検出用信号を再生する構成とすることができる。記録再生用の受光手段19としては、ビーム本数に対応する3以上の受光部を有するフォトディテクタを用いる。ギャップ検出用ビームスポットを3以上とする場合も同様である。
なお、この例においては、ギャップ検出を偏光の変化を利用して検出する場合を示す。すなわち、光記録媒体と第1の光学レンズ2、例えばSILとのギャップが広く、SIL端面で光が略全反射する場合には、SIL表面で偏光が変化するので、戻り光路でPBS13から一部の光が漏れてくる。一方、光記録媒体とSILとが近く、近接場光が漏れて通常の反射に近い場合には偏光の変化は小さいので、PBS13を漏れてくる光量は小さくなる。この差すなわち、全反射戻り光量の変化を利用してギャップ検出を行うことができる。
なお、ギャップの検出方法としては、その他例えば静電容量の変化を検出する方法など、種々の方法を採ることができる。
このような光ピックアップ装置により、光記録媒体に3本のレーザビームを照射する場合、例えば図2に示すように、スパイラル状等に形成されるグルーブ又はランドより成る案内トラック31に挟まれたN周目の記録再生領域30Nに、第1〜第3のビームスポット32A、32B及び32Cを照射して、いわばこの記録再生領域30Nにおいて3本の記録トラックを設けて記録及び/又は再生を行う。これらのビームスポット32A〜32Cは、例えば記録トラックの延長方向及びこれとは直交する方向に、ほぼ等間隔に配置される。図2においては、1周前及び後の記録再生領域30N−1及び30N+1における各ビームスポットを一点鎖線で示す。
このようなレーザビームを出射する光源としては、例えば3つのレーザ発光端を有する例えば波長410nmの半導体レーザを用いることができる。
通常の光記録再生方法における記録データパターンとこれに対する記録レーザ発光波形の一例を図3A及びBにそれぞれ示す。記録レーザ発光波形は、記録データパターン長に対応した櫛型の記録レーザ発光波形が使用される。図3に示すように、クロック時間(1T)に対して、6倍の6Tの記録マークを記録する際には、例えば5つのパルスより成る記録レーザパルスの組み合わせで記録を行い、各パルスの幅、強度、位相及び周波数が適切に選定される。例えば、第1のパルスの幅Ttopや位相差を示すdTtop、2番目以降のパルスのパルス幅TMPやピッチTw、各パルスの強度Pwなどが適切に選定される。
先ず比較例として、図4A及びBに示すように、図2における第1及び第3のビームと、第2のビームとの記録レーザ発光波形を同一の波形とし、すなわちレーザ駆動方法を全て同一として光記録媒体に記録を行い、その記録マークを観察した。光記録媒体としては、案内トラック31としてグルーブを有する基板を用い、この上に、反射層、誘電体層、相変化記録層、誘電体層、保護膜が形成された光記録媒体を用いた。また光記録再生装置としては、前述の図1において説明したニアフィールド光記録再生方式の光記録再生装置を使用した。
その結果、図5に示すように、記録されたマークは、第1及び第3のビームによる記録マークM1及びM3と比べて、第2のビームによる記録マークM2は、記録トラック方向(タンジェンシャル方向)及びこれを横切る半径方向(ラジアル方向)のマーク幅が大きくなっていることを確認した。
これは、第2のビーム2が配置された記録面が、第1のビームや第3のビームが配置された記録面とは物理的に異なっていることが原因と考えられる。すなわち、第2のビームが配置された記録面は、ビームの両側が平坦な記録面となっており、上述の記録レーザ発光波形のレーザ光により照射された部分では、発生した熱が平坦な記録面を伝導して広がりやすくなり、結果として、昇温された部分に形成された記録マークM2が、第1のビームや第3のビームにより形成された記録マークM1及びM3よりも大きくなっているためであると考えられる。特に、高記録密度大容量を目的としてニアフィールド光記録再生方式による記録再生を行う場合、光記録媒体の記録トラックの幅は狭小化されることから、このような現象が問題となる。
図5に示すような記録マークM1〜M3が記録された第1のビームから第3のビームによる再生信号を測定したところ、隣接したビームからのクロストークやクロスライトが原因と考えられる再生信号の劣化が観察された。
これに対し、本発明による光記録再生方法においては、このように記録及び/又は再生、この場合記録再生に影響する物理的条件が異なるレーザビーム相互のレーザパルス駆動方法を異ならせるものである。
実施例1として、図6A及びBに示すように、案内トラック31に隣接している第1及び第3のビームの記録レーザ発光波形と、これらの間に挟まれ、案内トラック31に隣接していない第2のビームの記録レーザ発光波形とを異ならせて記録を行った。図6A及びBにおいて、図4A及びBと対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。この例においては、第1及び第3のビームの記録レーザ発光波形P1における第1のパルス直前のパワーPbAと5つのパルスのパワーPwAに対し、第2のビームの記録レーザ発光波形P2における第1のパルス直前のパワーPbB及び5つのパルスのパワーPwBを小として記録を行った。
このようなレーザ駆動方法として、前述の比較例と同様の構成の光記録媒体に前述の図1において説明したニアフィールド光記録再生方式による記録を行い、このときに記録された記録マークを観察したところ、図7の概略平面構成に示すように、第2のビームによる記録マークM2は、パルスレーザの強度に対応して、トラック方向及び半径方向に広がらないように形成されていることを確認した。図7において、図5と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。また、記録マークが記録された第1〜第3のビームによる再生信号を測定したところ、隣接したビームからのクロストークやクロスライトが原因と考えられる再生信号の劣化が比較例に比べて小さいことが観察された。
次に、実施例2として、図8A及びBに示すように、第2のビームの記録レーザ発光波形を上述の実施例1とは異ならせて記録を行った。図8A及びBにおいて、図4A及びBと対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。この例においては、第1及び第3のビームの記録レーザ発光波形P1における第1のパルスのパルス幅TtopAと第2のパルスのパルス幅TMPAに対し、第2のビームの記録レーザ発光波形P2における第1のパルスのパルス幅TtopBと第2のパルスのパルス幅TMPBを小として記録を行った。
このようなレーザ駆動方法として、前述の比較例と同様の構成の光記録媒体に前述の図1において説明したニアフィールド光記録再生方式による記録を行い、このときに記録された記録マークを観察したところ、図9の概略平面構成に示すように、第2のビームによる記録マークM2は、レーザ強度に対応して、トラック方向及び半径方向に広がらないように形成されていることを確認した。図9において、図5及び図7と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。また、記録マークが記録された第1〜第3のビームによる再生信号を測定したところ、隣接したビームからのクロストークやクロスライトが原因と考えられる再生信号の劣化が比較例に比べて小さいことが観察された。
また、上述の実施例1及び2においては、レーザ駆動方法におけるパルスの強度及びパルス幅を変えて記録を行ったが、その他、パルスの位相又は周波数を変えることによって、同様に記録マークの幅が大きくなることを回避でき、再生信号の劣化を抑制することができた。
また、上述したような、物理的条件の異なるビーム相互のレーザ駆動方法を変えて記録することによる効果は、上述のビーム配置に限定されることなく、例えば図10にその一例の概略平面構成を示すように、案内トラック31の間に第1〜第4のビーム32A〜32Dを照射する場合、また、図11に概略平面構成を示すように、第1〜第5のビーム32A〜32Eを照射する場合においても、同様に得られる。図10及び図11において、図2と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。これらの場合においては、案内トラック31に隣接する第1のビームと第4のビーム、または第1のビームと第5のビームのレーザ駆動方法と、その他これらのビームに挟まれたビームのレーザ駆動方法とを、上述の実施例1及び2におけると同様に変えることによって、同様の効果が得られる。
また、本発明は、その他案内トラックの形状や、ビーム照射位置によって、記録及び/又は再生に物理的に影響する場合に適用して同様の効果を得ることができる。
例えば、図12Aにその一例の概略平面構成を示すように、案内トラック31がグルーブもしくはランド状とされ、その一部がピット31Aより成る場合、また図12Bに示すように、案内トラックがグルーブ又はランド状でなく、両側がピット31Aである場合、更に、図12Cに示すように、片側がグルーブもしくはランド状の案内トラック31で、他方の側にウォブル31Bが設けられる場合、また、図13Aに示すように、両側にウォブル31Bが設けられる場合、図13Bに示すように、案内トラックが設けられない場合も同様である。図12A〜C、図13A及びBにおいて、図2と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
また、図示しないが、再生専用の凹凸ピットを再生する場合においても、例えば3本のレーザビームを照射して再生するにあたり、両側のビームと、これらに挟まれたビームとのレーザ駆動方法を変えることによって、同様に再生信号のクロストークを抑制することができる。
更に、図14A及びBにその一例の概略平面構成及び断面構成を示すように、ランド31L上とグルーブ31Gとに第1〜第4のビーム32A〜32Dを同時に照射する場合においても、記録再生に影響するビーム相互のレーザ駆動方法を変えることによって、同様の効果を得ることができる。図14Aにおいては、L1、G1、L2及びG2で示す4つの記録トラックに同時に第1〜第4のレーザビームを照射する例で、第1〜第4のビーム32A〜32Dが各記録トラックL1、G1、L2及びG2を照射して、一周後には、これらに例えばスパイラル状にそれぞれ連なる記録トラックL1、G1、L2及びG2に第1〜第4のビーム32A´、32B´、32C´及び32D´が同時に照射される。このような照射態様とする場合においても、上述の各例と同様に、レーザ駆動方法をビーム相互で、すなわちこの場合例えば第1及び第3のビームのレーザ駆動方法と、第2及び第4のビームのレーザ駆動方法とを異ならせることによって、上述したような再生信号の劣化を抑制して良好な再生を行うことができる。
図15においては、本発明による光記録再生装置の要部の概略ブロック構成を示す。本発明による光記録再生装置は、3以上のレーザビームを出射する光源、この場合マルチビーム光源103と、各レーザビームに対応する光源用駆動回路1021〜102nと、各レーザビームのパルス駆動方法を制御するパルス発生手段1011〜101nと、コントローラ100とより少なくとも構成されるレーザ駆動装置を有する構成とする。
このような構成において、第1〜第nのビームを記録トラック上に照射する場合、コントローラ100から第1〜第nの光源用レーザパルス発生手段1011〜101nに各ビームに適したレーザ駆動信号が出力され、これらレーザパルス発生手段1011〜101nから第1〜第nの光源用駆動回路1021〜102nにそれぞれ各光源用のレーザ駆動発光波形信号が出力されてマルチビーム光源103に入力される。マルチビーム光源103から、それぞれのビームに適した発光波形をもってレーザビームが出射されて、光記録再生装置104の光学系に入射される。
このような構成とすることによって、各レーザビームのレーザ駆動方法を適切に制御することができる。
なお、光記録再生装置104において記録した信号を再生し、この再生信号をフィードバックして各レーザビームの駆動方法を制御することも可能である。この場合は、図16にその一例の概略ブロック構成を示すように、3以上のレーザビームに対応する受光手段、この場合マルチビーム受光手段105と、信号比較手段107とを有し、この信号比較手段107による比較結果を元に、パルス発生手段1011〜101nによるパルス駆動方法を制御する構成とする。
すなわち、この場合、光記録再生装置104において得られた再生信号をマルチビーム受光手段105により検出し、第1〜第nの信号検出手段1061〜106nに入力する。この検出結果を信号比較手段107において比較し、その出力信号をもとに、コントローラ100において、各ビームに対するレーザ駆動発光波形を変化させる。このような構成とする場合は、より最適な記録を行い、結果として再生信号の劣化を更に抑制して、良好な記録再生特性を得ることが可能となる。
以上説明した本発明の光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置において利用可能な光記録媒体としては、各種の基板構成、記録再生方法に対応する光記録媒体に適用することができる。例えば、図17Aに示すように、光記録媒体1の記録面61を構成する媒体表面60に凹形状の案内トラック31いわゆる案内溝が設けられる場合、また図17Bに示すように、案内トラック31が凸形状すなわちランド状とされる場合、更に図18A及びBにそれぞれ示すように、凹形状或いは凸形状の案内トラック31を埋め込むように保護層等より成る平坦化層66を設ける場合にも本発明を適用することができる。
また、図19A及びBに示すように、案内トラック31が凹形状又は凸形状とされ、且つ記録面が2層構成とされて第1及び第2の記録面61A及び61Bが設けられる場合、更に、図20A及びBに同様に示すように、これら2層構成とされる記録面のうち表面側の第2の記録面61Bの上に平坦化層66が設けられる場合も同様である。
また、図21及び22においては、基板65の表面及び裏面に案内トラック31と記録面61が設けられる場合を示し、それぞれ図21A及びBにおいては案内トラック31が凹形状又は凸形状とされる場合であり、図22A及びBにおいては、これら凹形状又は凸形状の案内トラック31の上に平坦化層66が設けられる場合を示す。これらの各種基板形状、記録面構成とする光記録媒体に本発明による光記録再生方法を適用することが可能である。
また、記録層又は記録再生方式についても同様に、図23A〜Dに模式的な断面構成を示す各種の光記録媒体に本発明を適用することができる。図23Aにおいては、相変化記録媒体1Aの一例を示し、基板70上に反射層71、誘電体層72、相変化材料層73、誘電体層74、保護層75を設ける場合である。図23Bは、光磁気記録媒体1Bの一例を示し、基板70上に反射層71、誘電体層72、光磁気記録層76、誘電体層74、保護層75を設ける場合である。図23Cにおいては色素記録媒体1Cの一例を示し、基板70上に反射層71、誘電体層72、色素記録層77、誘電体層74、保護層75を設ける場合である。図23Dにおいては、再生専用媒体1Dの一例を示し、基板70上に図示しないが凹凸ピットパターンによる記録マークいわゆるピットが形成され、その上に反射層71、誘電体層74、保護層75を設けて記録媒体が構成される。これら各種の記録再生方式による光記録媒体に本発明を適用することによって、3本以上のマルチビームによる高い転送レートでの安定した記録再生を行うことが可能となる。
次に、以上説明した本発明構成の光ピックアップ装置によりニアフィールド記録再生を行う場合の一例について説明する。
先ず、本発明に適用して好適な光ピックアップ装置の要部の概略構成を図24に示す。
この例においては、第1の光学レンズ2としてソリッドイマージョンレンズ(SIL)を用いた場合を示す。光記録媒体1に対向して第1及び第2の光学レンズ2及び3をこの順に光軸を合致させて配置して集光レンズ70を構成する。ソリッドイマージョンレンズより成る第1の光学レンズ2は、例えば半径rの半球状、あるいは超半球状とされ、その光軸に沿う厚さは、半球状とする場合はr、超半球状とする場合はレンズ材料をnとするとr(1+1/n)とされる。このような構成とすることによって、第2の光学レンズ3の開口数NAを超える高開口数の集光レンズ70を提供することができる。
なお、実際にはソリッドイマージョンレンズより成る第1の光学レンズ2と光記録媒体1とは互いに接触してはいないが、このソリッドイマージョンレンズと光記録媒体の間の間隔はソリッドイマージョンレンズの厚さと比較して十分に小さいため、以下の図24〜図26においてはその間隔を省略して示す。
そして、図示しない光源及びフォトディテクタと、これら集光レンズ70との間に、例えば図25に示すように、第1及び第2のビームスプリッタ71及び72が配置される。光記録媒体1は、例えばディスク状であれば、図示を省略するスピンドルモータに装着され、所定の回転数で回転される。
また、集光レンズ70はトラッキング方向及びギャップ方向に制御駆動する手段が設けられる。この手段としては、例えば一般的な光学ピックアップに用いられる2軸アクチュエータや、磁気ヘッド装置等に用いられるスライダ等が挙げられる。
これら集光レンズ70の制御駆動手段の形態を次に示す。
図26は、制御駆動手段として2軸アクチュエータを用いた光学ピックアップ装置の一例の概略構成図である。図26に示すように、集光レンズ70は、そのソリッドイマージョンレンズ等より成る第1の光学レンズ2及び第2の光学レンズ3の光軸を合致させて保持部6に固定され、この保持部6がギャップ方向及び/又はトラッキング方向に制御駆動される2軸ピックアップ9に固着されている。2軸ピックアップ9は、集光レンズ70をトラッキング方向に制御駆動させるトラッキング方向制御用コイル8と、ギャップ方向に制御駆動させるギャップ方向制御用コイル7とより構成される。
そしてこの2軸ピックアップ9により、光記録媒体1と第1の光学レンズ2との距離(ギャップ)を、例えばギャップ検出用ビームスポットからの全反射戻り光量をモニタし、その距離情報をフィードバックすることにより制御可能とし、第1の光学レンズ2と光記録媒体1との距離をほぼ一定に保つようになされ、かつこの第1の光学レンズ2と光記録媒体1との衝突を避けるように制御される。
また、この2軸ピックアップ9において、トラッキング方向に戻り光量をモニタし、その位置情報をフィードバックすることにより、集光スポットを所望の記録トラックに移動させることが可能である。
以下、光学ピックアップ装置の概略構成について、再び図25を参照して説明する。光源、例えば半導体レーザから出射された往路光はコリメータレンズ(図示せず)により平行光に変換され(Li)、第1のビームスプリッタ4を透過し、集光レンズ70を介して光記録媒体1の情報記録面に集光される。情報記録面で反射された復路光は集光レンズ70を透過し、第1のビームスプリッタ4で反射され(L2)、第2のビームスプリッタ5に入射する。そしてこの第2のビームスプリッタ5により分離された復路光(Lo)は、ギャップ用光検出器及び信号用光検出器(図示せず)に集光され、ギャップエラー信号および再生ピット信号等が検出される。
また、第2のビームスプリッタ5で反射された復路光は、トラッキング用光検出器にも集光され、トラッキングエラー信号が検出される。なお、必要に応じてこの光学ピックアップ装置には、光記録媒体1の面振れに対して、集光レンズ70を固着する2軸ピックアップが追従した残りのギャップエラー成分および集光レンズの組み立て工程時に発生した誤差成分を、2枚のレンズの間隔を変えることで補正することができるリレーレンズを、第1のビームスプリッタ4と第2の光学レンズ3との間に挿入し構成してもよい。また、スライダに集光レンズ70が固着されている場合、スライダが追従した残りのギャップエラー成分および集光レンズの組み立て工程時に発生した誤差成分を補正する手段として、集光レンズ70を構成する第1の光学レンズ2をスライダに固定し、第2の光学レンズ3を例えば圧電素子等により光軸方向に可動するように構成してもよい。
なお、上記した光学ピックアップ装置は、再生のみを行う再生専用、記録のみを行う記録専用、記録と再生の両方を行うことができる記録再生用を含むものである。また、上述した各光学ピックアップ装置は、光磁気記録方式と、ニアフィールド光再生方式を組み合わせることにより、その光ピックアップ装置の一部に磁気コイル等を組み込んだものを含む構成とすることもできる。また、光記録再生装置は、再生のみを行う再生専用装置、記録のみを行う記録専用装置、記録と再生の両方を行うことができる記録再生用装置を含むものである。
次に、前述の図1及び図24〜26における第1の光学レンズ2としてソリッドイマージョンレンズ(SIL)を用いる場合のレンズ形状について説明する。ソリッドイマージョンレンズを用いる場合、その断面は例えば超半球状もしくは半球状とされ、光記録媒体と対向する対物面は例えば平面であり、この対物面の反対面は凸球面とされる。また周側面は2軸ピックアップ、もしくはスライダとの固着面となる。
また、このソリッドイマージョンレンズと、光記録媒体のギャップ間隔は前述したように数十nm程度とされるので、レンズと光記録媒体の機械的な傾きマージンを確保するために、図27A及びBにその一例の概略側面及び先端側の概略平面図を示すように、光記録媒体と対向する先端側を、レンズのレーザ入射角度に対してこれを遮らない範囲で円錐形状等に加工されていると好適である。図中一点鎖線eは光軸を示す。図27の例においては、球状部81とは反対側の先端側を円錐形状とし、その先端部82を平面状とした場合を示す。この場合、球状部81の半径をrとすると、光軸eに沿うレンズの厚さはr(1+1/n)となる。
球状部81を半球状とする場合は、図28A及びBにその一例の概略側面及び概略平面図を示すように、この厚さはrとされる。図28において、図27と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
また、ソリッドイマージョンレンズとしては、その他先端部に傾きマージンを確保するための凸部を設けるとか、または階段状とするなど、また先端部を円錐状に限らず角錐状、曲面状とするなど、種々の変形が可能である。
なお、光磁気記録媒体に対するニアフィールド光記録再生方式においては、記録時及び/又は再生時に磁界が必要になることから、ソリッドイマージョンレンズの対物面の一部に磁気コイル等を取り付けて構成してもよい。
以上説明したソリッドイマージョンレンズを近接場光照射手段として用いる場合、その材料としては、用いる光学ピックアップ装置、光記録再生装置の装備するレーザ光源の波長に対して、屈折率が大きく、透過率が大きく、光吸収が小さい材料が好適である。例えば、高屈折率ガラスであるオハラ株式会社製のS−LAH79や、高屈折率セラミックス、高屈折率単結晶材料であるBiGe12、SrTiO、KTaO、ZrO、HfO、SiC、ダイヤモンド、GaPなどが好適である。
また、これら光学レンズ材料は、アモルファス構造、もしくは単結晶の場合には立方晶構造であることが、望ましい。光学レンズ材料がアモルファス構造、もしくは立方晶構造である場合、従来のボール研磨方法や装置が利用可能である。更に、材料の方位を気にすることなく、光学レンズ作製のためのエッチングプロセスやポリッシングプロセスを容易に適用することができる。
以上説明したように、本発明の光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置によれば、各レーザビームにより安定した均一な記録再生特性をもって記録及び/又は再生を行うことができる。
また、レーザビームのレーザパルス駆動方法として、パルス幅、パルス強度、パルス位相又は周波数のうち少なくとも1つを異ならせることにより、簡単な制御によって、安定した記録及び/又は再生が可能となり、再生信号の劣化を抑制することができる。
なお、上述のレーザビームのパルス幅、パルス強度、パルス位相又は周波数の他にも、レーザパルスを照射したトータルのエネルギーをビーム相互に異ならせ、各ビーム毎にこのトータルのエネルギーを記録マークに対応して適切に選定することによって、同様の効果が得られることはいうまでもない。
更に、本発明の光記録再生装置において、上述の図15又は図16において説明した構成とすることによって、簡単な構成によって各レーザビームによる安定した均一な記録及び/又は再生が可能となる。
特に、案内トラックに挟まれた記録面に、複数の記録再生ビームスポットを配置してニアフィールド光記録再生方法と組み合わせれば、ディスクの回転数を上げることなく、従来のニアフィールド光記録再生方法では限界であった記録再生信号の高転送レート化をすることが可能となるとともに、ニアフィールド光記録再生に対応した高密度記録を安定して良好な記録再生特性をもって記録再生することが可能となる。
なお、本発明は、以上説明した各例に限定されることなく、その他種々の変形、変更が可能である。例えば、光ピックアップ装置、光記録再生装置に用いる光源として、例えば780nm帯、680nm帯、660nm帯、650nm帯、635nm帯、400nm帯、415nm帯等の例えば半導体レーザを用いることができ、また光源の数も3以上であればよい。
また、ニアフィールド記録再生に適用する場合、近接場光照射手段としては、上述のソリッドイマージョンレンズの他、多角形状のミラーを利用したソリッドイマージョンミラー(SIM)を用いるなど、種々の手段を用いることが可能である。
更にニアフィールド記録再生を行う場合、例えば4本以上のレーザビームを照射して、そのうち1本を近接場光照射手段と光記録媒体の表面との間隔を調整するいわゆるギャップ制御用として用いる場合、ギャップ検出用以外の記録再生用ビームにおいて、記録再生に影響する物理的条件が他のビームと異なる場合には、そのレーザ駆動方法を異ならせることによって、同様の効果を得ることができる。
また本発明は、その他本発明構成を逸脱しない範囲において、光記録媒体の各種構成、光ピックアップ装置及び光記録再生装置の各種構成等において変形、変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の光ピックアップ装置の一例の概略構成図である。 本発明の光記録再生方法によるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。 従来の光記録再生方法における記録データパターンとこれに対する記録レーザ発光波形を示す図である。 従来の光記録再生方法における記録レーザ発光波形を示す図である。 従来の光記録再生方法における記録後の記録マークを示す概略平面構成図である。 本発明の光記録再生方法の一例における記録レーザ発光波形を示す図である。 本発明の光記録再生方法の一例における記録後の記録マークを示す概略平面構成図である。 本発明の光記録再生方法の一例における記録レーザ発光波形を示す図である。 本発明の光記録再生方法の一例における記録後の記録マークを示す概略平面構成図である。 本発明の光記録再生方法の一例におけるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。 本発明の光記録再生方法の一例におけるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。 Aは本発明の光記録再生方法の一例におけるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。Bは本発明の光記録再生方法の一例におけるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。Cは本発明の光記録再生方法の一例におけるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。 Aは本発明の光記録再生方法の一例におけるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。Bは本発明の光記録再生方法の一例におけるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。 Aは本発明の光記録再生方法の一例におけるレーザビームの照射態様を示す概略平面構成図である。Bは光記録媒体の一例の概略断面構成図である。 本発明の光記録再生装置の一例の要部の概略ブロック構成図である。 本発明の光記録再生装置の一例の要部の概略ブロック構成図である。 Aは光記録媒体の一例の要部の概略斜視図である。Bは光記録媒体の一例の要部の概略斜視図である。 Aは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。Bは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。 Aは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。Bは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。 Aは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。Bは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。 Aは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。Bは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。 Aは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。Bは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。 Aは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。Bは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。Cは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。Dは光記録媒体の一例の要部の概略断面図である。 光ピックアップ装置の一例の概略構成図である。 光ピックアップ装置の一例の概略構成図である。 光ピックアップ装置の一例の概略構成図である。 Aはソリッドイマージョンレンズの一例の概略側面図である。Bはソリッドイマージョンレンズの一例の概略平面図である。 Aはソリッドイマージョンレンズの一例の概略側面図である。Bはソリッドイマージョンレンズの一例の概略平面図である。
符号の説明
1.光記録媒体、1A.相変化記録媒体、1B.光磁気記録媒体、1C.色素記録媒体、1D.再生専用記録媒体、2.第1の光学レンズ、3.第2の光学レンズ、4.第1のビームスプリッタ、5.第2のビームスプリッタ、6.保持部、7.ギャップ方向制御用コイル、8.トラッキング方向制御用コイル、9.2軸ピックアップ、10.光源、11.コリメートレンズ、12.無偏光ビームスプリッタ、13.偏光ビームスプリッタ、14.1/4波長板、15.ビームエキスパンダー、16.ミラー、17.アクチュエータ、18.レンズ、19.受光手段、20.レンズ、21.受光手段、30N.記録再生領域、31.案内トラック、31A.ピット、31B.ウォブル、32A.第1のビームスポット、32B.第2のビームスポット、32C.第3のビームスポット、32D.第4のビームスポット、32E.第5のビームスポット、60.媒体表面、61.記録面、63.端面、65.基板、66.平坦化層、70.集光レンズ、71.反射層、72.誘電体層、73.相変化記録層、74.誘電体層、75.保護層、76.光磁気記録層、77.色素記録層、81.球状部、82.先端部、100.コントローラ、101N.第nの光源用レーザパルス発生手段、102N.第nの光源用駆動回路、103.マルチビーム光源、104.光記録再生装置、105.マルチビーム受光手段、106N.第nの信号検出手段、107.信号比較器、1011.第1の光源用レーザパルス発生手段、1021.第1の光源用駆動回路、1061.第1の信号検出手段

Claims (6)

  1. 3以上のレーザビームを光記録媒体に照射して記録及び/又は再生を行う光記録再生方法において、
    上記レーザビームのうち、上記光記録媒体における記録及び/又は再生に影響する物理的条件が異なるレーザビーム相互のレーザパルス駆動方法を異ならせて光記録及び/又は再生を行う
    ことを特徴とする光記録再生方法。
  2. 上記レーザビームのレーザパルス駆動方法として、パルス幅、パルス強度、パルス位相又は周波数のうち少なくとも1つを異ならせる
    ことを特徴とする請求項1記載の光記録再生方法。
  3. 3以上のレーザビームを光記録媒体に照射する光ピックアップ装置において、
    上記レーザビームのうち、上記光記録媒体における記録及び/又は再生に影響する物理的条件が異なるレーザビーム相互のレーザパルス駆動方法を異ならせて照射する
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 3以上のレーザビームを光記録媒体に照射して記録及び/又は再生を行う光記録再生装置において、
    上記レーザビームのうち、上記光記録媒体における記録及び/又は再生に影響する物理的条件が異なるレーザビーム相互のレーザパルス駆動方法を異ならせて光記録及び/又は再生を行う
    ことを特徴とする光記録再生装置。
  5. 3以上のレーザビームを出射する光源と、
    上記各レーザビームに対応する光源用駆動回路と、
    上記各レーザビームのパルス駆動方法を制御するパルス発生手段と、
    コントローラとより少なくとも構成されるレーザ駆動装置を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の光記録再生装置。
  6. 上記3以上のレーザビームに対応する受光手段と、
    信号比較手段とを有し、
    上記信号比較手段による比較結果を元に、上記パルス発生手段によるパルス駆動方法を制御する
    ことを特徴とする請求項5記載の光記録再生装置。
JP2005003030A 2005-01-07 2005-01-07 光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置 Pending JP2006190423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005003030A JP2006190423A (ja) 2005-01-07 2005-01-07 光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005003030A JP2006190423A (ja) 2005-01-07 2005-01-07 光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006190423A true JP2006190423A (ja) 2006-07-20
JP2006190423A5 JP2006190423A5 (ja) 2008-01-24

Family

ID=36797471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005003030A Pending JP2006190423A (ja) 2005-01-07 2005-01-07 光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006190423A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015005323A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 日本放送協会 記録装置及び記録方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015005323A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 日本放送協会 記録装置及び記録方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060023577A1 (en) Optical recording and reproduction method, optical pickup device, optical recording and reproduction device, optical recording medium and method of manufacture the same, as well as semiconductor laser device
US8111604B2 (en) Fabrication method of multilayer optical record medium and recording apparatus for multilayered optical record medium
WO2002013193A1 (fr) Capteur optique
JP2006344351A (ja) 光記録再生装置、光学ヘッド、光記録再生方法及びスキュー検出方法
US7075870B2 (en) Recording/reproducing apparatus for optical information recording medium and optical head
US20070171778A1 (en) Optical recording/reproducing apparatus, optical pickup, and tracking error detecting method
JPWO2002073610A1 (ja) 光ヘッド、光学装置、及び収差補正素子
JP4778940B2 (ja) 光情報再生方法及び光情報再生装置
US7978569B2 (en) Optical disc device and focus control method
US7813258B2 (en) Optical information recording medium and optical information reproducing method
JP4483898B2 (ja) 記録装置、再生装置、記録方法、再生方法及び記録媒体
JP4449819B2 (ja) 光再生方法、波形等化方法及び光記録再生装置
JP2004319049A (ja) 光記録媒体及びこれを用いた光記録再生方法
JP2006190423A (ja) 光記録再生方法、光ピックアップ装置及び光記録再生装置
JP2006190400A (ja) ニアフィールド光記録再生方法、光学ピックアップ装置および光記録再生装置
JP2008276852A (ja) 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
US7852726B2 (en) Recording apparatus and recording medium, and computer program
JP4014942B2 (ja) 光学情報記録媒体とその製造方法および初期化装置
JP2006190422A (ja) 光記録媒体、マルチビームの位置検出方法、光ピックアップの調整方法、光ピックアップ装置、光記録再生装置及び光記録再生方法
JP3791509B2 (ja) 光再生装置及び光再生方法
JP4254740B2 (ja) 光記録再生方法、光学ピックアップ装置及び光記録再生装置
JP2006509320A (ja) 長円形のスポットプロフィールを使用して追記型の光記録担体に情報を記録するための装置及び方法
JP2002092927A (ja) 光ピックアップ装置、光学素子の製造方法、光情報記録媒体および光ディスク装置
KR100657695B1 (ko) 홀로그래픽 롬 디스크의 기준광 서보 제어방법 및 그 장치
JP3950014B2 (ja) 相変化型記録媒体の初期化装置及び初期化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091020