JP2003206930A - ラジアルころ軸受 - Google Patents

ラジアルころ軸受

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JP2003206930A
JP2003206930A JP2002321135A JP2002321135A JP2003206930A JP 2003206930 A JP2003206930 A JP 2003206930A JP 2002321135 A JP2002321135 A JP 2002321135A JP 2002321135 A JP2002321135 A JP 2002321135A JP 2003206930 A JP2003206930 A JP 2003206930A
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roller
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cylindrical roller
radial
curvature
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Hiroshige Sakota
裕成 迫田
Shinichi Natsumeda
伸一 棗田
Takashi Murai
隆司 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒ころと鍔部との接触部にエッジロードが
発生することを抑制でき、耐焼付き性及び耐摩耗性の向
上を図ることのできるラジアルころ軸受を提供する。 【解決手段】 円筒ころ13の端面に形成される曲面部
(鍔部14との接触部)17を円環状(トーラス形状)
とし、その曲率半径ηをη=2.0Da〜20.0Da
とし、かつ曲率半径ηの中心から円筒ころ13の自転軸
13bまでの半径方向に沿う距離ξをξ=0.1Da〜
0.4Daとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラジアルころ軸受に
係り、特に、軌道輪の端部に円筒ころの端面と摺接する
鍔部を有するラジアルころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】転動体として円筒ころを用いたラジアル
ころ軸受では、軌道輪の端部に鍔部を設け、この鍔部に
円筒ころの端面を摺接させることによって、円筒ころの
スキュー時の姿勢を制御したり、円筒ころを軌道輪の円
周方向に案内したり、あるいは円筒ころに作用するアキ
シャル荷重を支持したりする機能を持たせている。
【0003】このようなラジアルころ軸受において、円
筒ころにラジアル荷重のみが作用し、スキューモーメン
トが円筒ころに発生しない場合は、円筒ころの端面をス
トレート形状にしても問題が生じることはない。しか
し、特許文献1乃至3に記載されているように、円筒こ
ろにアキシャル荷重が作用し、スキューモーメントある
いはチルト角が円筒ころに発生する場合には、円筒ころ
と鍔部との接触部でアキシャル荷重を支持するため、接
触部の端部にエッジロードが発生し、このエッジロード
によって接触部の端部に過大な面圧が作用する結果、焼
付きや摩耗が生じ易くなる。このため、ある程度大きな
アキシャル荷重が作用する条件下でころ軸受を使用する
場合は、円錐ころ軸受が選択されることが多い。但し、
円錐ころ軸受は軸方向予圧量の調整によってラジアルす
き間が決定され、ラジアルすき間によって軸受性能が左
右される。従って、ハウジングへの組み込みの際は、間
座による精密な軸方向の位置決めが必要となる。一方
で、円筒ころ軸受は精密な軸方向の位置決めは必要とし
ないため、組み込み性が格段に良い。円錐ころ軸受の代
わりに円筒ころ軸受を使用できれば組立て時の利便性お
よび軸受性能が向上することから、円筒ころ軸受の耐ア
キシャル荷重性能の向上が望まれている。そこで、ある
程度のアキシャル荷重が作用する条件下で円筒ころ軸受
のエッジロードを軽減する対策として、図9に示すよう
に、鍔部14と接触する円筒ころ13の端面13aを所
定の曲率半径ηで球面状に形成したラジアルころ軸受が
知られている(特許文献4、特許文献5参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平7−12133号公報
【特許文献2】特開2000−304038号公報
【特許文献3】特開2001−82465号公報
【特許文献4】実公昭59−13369号公報
【特許文献5】英国特許第1520060号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、円筒こ
ろ端面を球面状に形成したラジアルころ軸受にあって
は、曲率半径ηの中心が円筒ころ13の自転軸13b上
にあることから、図10に示すように、鍔部14との接
触部15がほぼ円形形状となる。このため、鍔部14の
開き角δが小さくなるに従って曲率半径ηを大きくしよ
うとすると、これに伴って接触部15の直径も大きくな
り、接触部15が鍔部14からはみ出すことによってエ
ッジロードが発生し易くなるという問題があった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、円筒ころと鍔
部との接触部にエッジロードが発生することを抑制で
き、耐焼付き性及び耐摩耗性の向上を図ることのできる
ラジアルころ軸受を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、円筒ころの端面と対向する鍔部を軌道輪
の端部に設けて構成されるラジアルころ軸受において、
前記円筒ころの端面に、前記円筒ころの端面と平行な平
面上に前記円筒ころの自転軸を中心とした円上に曲率中
心を有する円環状のころ端面接触部を設けたことを特徴
とする。
【0008】このような構成であると、円筒ころの端面
に設けられたころ端面接触部と鍔部との接触部分が鍔部
の円周方向に沿って細長い楕円の形状となり、鍔部から
はみ出し難い形状となるので、円筒ころと鍔部との接触
部にエッジロードが発生することを抑制でき、耐焼付き
性及び耐摩耗性の向上を図ることができる。ここで、円
筒ころの直径をDa、ころ端面接触部の曲率中心から円
筒ころの自転軸までの円筒ころの半径方向に沿う距離を
ξとすると、ξ<0.1Daの場合はエッジロードの発
生により接触部中央部に作用する面圧よりも接触部端部
に作用する面圧のほうが大きくなることによって焼付き
等が発生し易くなり、ξ>0.4Daの場合は接触面に
油膜が形成され難くなり、円筒ころと鍔部とが金属接触
する割合が増大するため、ころ端面接触部の曲率中心か
ら円筒ころの自転軸までの円筒ころの半径方向に沿う距
離ξをξ=0.1Da〜0.4Daとすることが望まし
い。
【0009】また、ころ端面接触部の曲率半径をηとす
ると、η<2.0Daの場合はころ端面接触部と鍔部と
の接触部の膜厚比(油膜パラメータともいう)が限界値
以下となって金属接触する割合が増大し、η<20.0
Daの場合はころ端面接触部と鍔部との接触部が鍔部か
らはみ出してエッジロードが発生してしまうため、曲率
半径ηをη=2Da〜20Daとすることが望ましい。
【0010】さらに、ころ端面接触部の曲率中心から円
筒ころの自転軸までの円筒ころの半径方向に沿う距離ξ
がξ=0.3Da程度の場合は接触部の合成粗さ(ころ
端面接触部の表面粗さと鍔部の表面粗さとを合成した粗
さ)σが0.6μmを超えると油膜の形成が非常に困難
になり、またξ=0.1Da程度の場合は接触部の合成
粗さσが1μmを超えると油膜パラメータが1以下とな
り、油膜の形成が非常に困難になるため、接触部の合成
粗さσをσ≦−10.4(ξ/Da)+2.2(ξ/
Da)+0.9とすることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態
(以下、本実施形態と称す)に係るラジアルころ軸受の
部分断面図、図2は図1の一部を拡大して示す図であ
り、図1に示されるように、本実施形態に係るラジアル
ころ軸受は、外輪11、内輪12および円筒ころ13を
備えて構成されている。
【0012】外輪11および内輪12はリング状に形成
されており、これら軌道輪11,12の端部には、その
開き角δが5分〜3°程度の鍔部14が形成されてい
る。軌道輪の鍔部14は円筒ころ13の端面と対向して
おり、この円筒ころ13の端面には、鍔部14と接触す
る円環状のころ端面接触部(曲面部)17(図2及び図
3参照)が形成されている。
【0013】上記ころ端面接触部17は、図2に示され
るように、曲率中心17aを有している。これらの曲率
中心17aは円筒ころ13の端面と平行な平面19上に
円筒ころ13の自転軸13bを中心とした円上に連続し
て存在しており、円筒ころ13の半径をDaとすると、
ころ端面接触部17の各曲率中心17aから円筒ころ1
3の自転軸(中心軸線)13bまでの距離ξはξ=0.
1Da〜0.4Daとなっている。また、ころ端面接触
部17は、円筒ころ13の直径をDaとすると、2.0
Da〜20.0Daの曲率半径ηで円環状に形成されて
いる。
【0014】このように、円筒ころ13の端面に形成さ
れたころ端面接触部17の曲率半径ηをη=2.0Da
〜20.0Daとし、かつころ端面接触部17の各曲率
中心17aから円筒ころ13の自転軸13bまでの半径
方向に沿う距離ξをξ=0.1Da〜0.4Daとする
と、図3に示すように、ころ端面接触部17と鍔部14
との接触部分(図中斜線部)18が周方向に細長い楕円
形状となるので、接触部が円形のものに比較して接触部
分が鍔部14からはみ出し難くなる。
【0015】ここで、上記距離ξがξ<0.1Daの場
合は、図4に示すように、曲率半径ηを大きくしても接
触部分18のアスペクト比(円周方向接触幅18aと半
径方向接触幅18bとの比)がそれほど増加しないの
で、距離ξをξ≧0.1Daとすることが望ましい。ま
た、距離ξがξ<0.1Daの場合はエッジロードの発
生が顕著になり、図5に示すように、接触部分18の中
央部に加わる面圧Pmaxよりも接触部分18の端部に加
わる面圧Pedgeのほうが大きくなるが、距離ξが0.1
Da以上になるとPedgeよりもPmaxのほうが大きくな
る。そして、距離ξが0.3Da以上になるとPedgeが
0に近い値となるため、はみ出しによる焼付きはほとん
ど生じることはない。従って、距離ξをξ≧0.1Da
とすれば、接触部分18の端部に加わる面圧Pedgeより
も接触部分18の中央部に加わる面圧Pmaxのほうが支
配的となるので、面圧増大による焼付きの発生を抑制で
きる。
【0016】ところで、ころ端面接触部17と鍔部14
との接触部分における膜厚比(油膜パラメータ)が小さ
くなると金属接触の割合が増加し、焼付きや摩耗が発生
する可能性が増加することが知られている。ここで、接
触部分の油膜厚さをhminとすると、接触部分のEHL
理論上の最小油膜厚さHminは、下記の式(1)にて表
すことができる。
【0017】 Hmin=hmin/Rx =3.63×U0.68×G0.49×W-0.079×{1−exp(−0.68k)} ・・・( 1) ただし、U=η×u/(E×Rx):速度パラメー
タ、G=α×E:材料パラメータ、W=w/(E×Rx
):荷重パラメータ、Rx:x軸(運動方向座標)面
内での等価半径(鍔部ところ端面の軸受から見て円周方
向の局所曲率半径)、η:大気圧下における潤滑油粘
度、E:円筒ころ及び鍔部の等価弾性係数、α:圧力粘
度係数(潤滑油の特性)、u:転がり速度、w:アキシ
ャル荷重、k:接触部アスペクト比また、ころ端面接触
部17の表面粗さをσ、鍔部14の表面粗さをσ
ころ端面接触部17と鍔部14との接触部分の合成粗さ
をσ、ころ端面接触部17と鍔部14との接触部分の油
膜厚さをhminとすると、ころ端面接触部17と鍔部1
4との接触部分の膜厚比Λは、下記の式(3)にて表わ
すことができる。
【0018】σ=√(σ +σ ) ・・・(2) Λ=hmin/σ ・・・(3) ころ端面接触部17と鍔部14との接触部分の合成粗さ
を0.1μm及び0.3μmとし、且つ潤滑油粘度を
4.8cSt(mm/s)とした場合における膜厚比
Λとξ/Daとの関係を計算により解析した結果を図6
に示す。同図からわかるように、ξ/Daの値が0.4
を超えると膜厚比Λが小さくなり、金属接触の割合が増
大するので、距離ξを0.4Da以下とすることが望ま
しく、好ましくは距離ξをξ=0.1Da〜0.4Da
とすることが望ましい。
【0019】また、図6からわかるように、ξ/Daが
0.3程度の場合には、ころのころ端面接触部17と軌
道輪の鍔部14との合成粗さσが0.6μmを超えると
油膜の形成が困難になり、ξ/Daが0.1程度の場合
には、ころ端面接触部17と鍔部14との合成粗さσが
1μmを超えると油膜パラメータが1以下となるので、
油膜の形成が困難になる。
【0020】図7は接触部の膜厚比Λが1となる時の合
成粗さσとξ/Daとの関係を計算により解析した結果
を示す図であり、この図から、ξ/Daが0.1〜0.
4の場合には、膜厚比がΛ=1となる接触部の合成粗さ
σは、σ=−10.4(ξ/Da)+2.2(ξ/D
a)+0.9で近似できることがわかる。従って、ξ/
Daが0.1〜0.4の場合には、ころ端面接触部17
と鍔部14との合成粗さσをσ≦−10.4(ξ/D
a)+2.2(ξ/Da)+0.9とすることが望ま
しい。
【0021】図8は、3種類(NJ308(内径d
40mm、外径d=90mm、幅w=23mm)、N
J316(内径d=80mm、外径d=170m
m、幅w=39mm)、NJ332(内径d=160
mm、外径d=340mm、幅w=68mm))のラ
ジアルころ軸受(いずれもξ/Da=0.35)にアキ
シャル荷重を負荷した場合におけるη/Daと接触部は
み出し量および膜厚比との関係を計算により解析した結
果を示す図である。この図からわかるように、鍔部の開
き角δが小さくなるに従って曲率半径ηを大きくする
と、接触部18のはみ出し量と膜厚比Λが増加していく
ことがわかる。また、膜厚比Λの限界値を2とするとη
/Daは2以上であることが好ましく、さらにη/Da
を20以下とした場合は接触部がはみ出し領域に達しな
いことがわかる。従って、接触部の焼付きや摩耗を抑制
するためには、η/Daをη/Da=2〜20とするこ
とが望ましい。
【0022】円筒ころ13と鍔部14との接触部形状が
異なる二つのラジアルころ軸受を試験軸受として用い、
これらの試験軸受を回転速度:5150min−1の試
験条件で耐焼付き性試験を実施した結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1において、試料番号1は前記接触部の
アスペクト比kが0.8程度の試験軸受を示し、試料番
号2は接触部のアスペクト比kが3.8程度の試験軸受
を示している。なお、接触点近傍の曲率半径をRy,Rx
とすると、アスペクト比kは下記の式(4)から求める
ことができる。 k=1.0339×(Ry/Rx)0.636 ・・・(4) 表1の試験結果からわかるように、試料番号1の試験軸
受はラジアル荷重:15974N、アキシャル荷重:1
3328Nの負荷条件では焼付きの発生が確認されなか
ったが、ラジアル荷重:7350N、アキシャル荷重:
14700N及び19600Nの負荷条件では焼付きの
発生が確認された。これに対し、試料番号2の試験軸受
はいずれの負荷条件でも焼付きの発生が確認されなかっ
た。
【0025】従って、表1の試験結果からも明らかなよ
うに、円筒ころ13の端面13aに形成される円環状の
接触部の曲率半径ηをη=2.0Da〜20.0Daと
し、かつ曲率半径ηの中心から円筒ころ13の自転軸1
3bまでの半径方向に沿う距離ξをξ=0.1Da〜
0.4Daとすることにより、円筒ころ13と鍔部14
との接触部がはみ出し難い形状となるので、円筒ころ1
3と鍔部14との接触部にエッジロードが発生すること
を抑制でき、耐焼付き性及び耐摩耗性の向上を図ること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るラジ
アルころ軸受によれば、円筒ころの端面に形成されたこ
ろ端面接触部と鍔部との接触部分がはみ出し難い形状と
なるので、円筒ころと鍔部との接触部にエッジロードが
発生することを抑制でき、耐焼付き性及び耐摩耗性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るラジアルころ軸受の
部分断面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す図である。
【図3】図2の円筒ころと鍔部とが接触する部分を示す
図である。
【図4】接触部のアスペクト比とξ/Daとの関係を示
す図である。
【図5】接触部のPmax/Pedgeとξ/Daとの関係を
示す図である。
【図6】接触部の膜厚比とξ/Daとの関係を示す図で
ある。
【図7】接触部の合成粗さとξ/Daとの関係を示す図
である。
【図8】ξ/Da=0.35とした場合におけるη/D
aと接触部はみ出し量および膜厚比との関係を示す図で
ある。
【図9】従来のラジアルころ軸受の一部を示す図であ
る。
【図10】図9の円筒ころと鍔部とが接触する部分を示
す図である。
【符号の説明】
11 外輪 12 内輪 13 円筒ころ 14 鍔部 18 接触部分 17 ころ端面接触部 17a 曲率中心 η 曲率半径 Da 円筒ころ直径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 隆司 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA13 AA24 AA42 AA52 AA62 BA05 FA31 FA33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒ころの端面と対向する鍔部を軌道輪
    の端部に設けて構成されるラジアルころ軸受において、 前記円筒ころの端面に、前記円筒ころの端面と平行な平
    面上に前記円筒ころの自転軸を中心とした円上に曲率中
    心を有する円環状のころ端面接触部を設けたことを特徴
    とするラジアルころ軸受。
  2. 【請求項2】 前記ころ端面接触部の曲率中心から前記
    円筒ころの自転軸までの前記円筒ころの半径方向に沿う
    距離をξ、前記円筒ころの直径をDaとしたとき、前記
    距離をξ=0.1Da〜0.4Daとしたことを特徴と
    する請求項1記載のラジアルころ軸受。
  3. 【請求項3】 前記ころ端面接触部の曲率中心から前記
    円筒ころの自転軸までの前記円筒ころの半径方向に沿う
    距離をξ、前記円筒ころの直径をDa、前記ころ端面接
    触部と前記鍔部との接触部の合成粗さをσとしたとき、
    前記合成粗さを σ≦−10.4(ξ/Da)+2.2(ξ/Da)+
    0.9 としたことを特徴とする請求項2記載のラジアルころ軸
    受。
  4. 【請求項4】 前記ころ端面接触部の曲率半径をη、前
    記円筒ころの直径をDaとしたとき、前記曲率半径をη
    =2.0Da〜20.0Daとしたことを特徴とする請
    求項2または3記載のラジアルころ軸受。
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