JP2003206578A - 木造建築物の屋根構造 - Google Patents

木造建築物の屋根構造

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JP2003206578A
JP2003206578A JP2002004613A JP2002004613A JP2003206578A JP 2003206578 A JP2003206578 A JP 2003206578A JP 2002004613 A JP2002004613 A JP 2002004613A JP 2002004613 A JP2002004613 A JP 2002004613A JP 2003206578 A JP2003206578 A JP 2003206578A
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ventilation
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Ichiro Kanabori
一郎 金堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒の長さを大きくすることができると共に、
断熱性に優れた木造建築物の屋根構造を提供する。 【解決手段】 住宅をはじめとする木造建築物の屋根構
造であって、小屋束12の上に水平に設けられた棟木1
3および母屋14の上に、屋根の傾斜方向に沿って延び
る厚板1を、屋根の傾斜方向に直角な方向に間隔を生じ
ることなく複数並設して固定し、前記厚板1上に、屋根
の傾斜方向に沿って延びる角棒状の通気用桟2を、屋根
の傾斜方向に直角な方向に一定間隔毎に固定し、前記通
気用桟2上に、瓦19の下地材である野地板3を、屋根
の傾斜方向に沿って固定し、前記野地板3と厚板1との
間に通気スペース4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅をはじめとす
る木造建築物の屋根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般木造住宅の屋根構造は、図5に示す
ように、小屋束12の上に母屋14および棟木13を固
定し、その上に垂木17を一定間隔ごとに固定し、さら
にその上に野地板3を貼り、この野地板3の上に防水シ
ート(図示しない)を介して瓦(図示しない)を固定し
て形成される。
【0003】しかし、こうした屋根構造は、野地板3を
屋根の傾斜方向に対して直角に設けているので雨漏りが
発生し易いといった問題がある。また、野地板3は12
mm程度の厚みであるため、瓦を強固に釘止めすること
ができず、風災害に弱いといった問題もある。
【0004】近年、こうした問題に鑑み、図6に示すよ
うに、それまでの垂木17を使用せず、母屋14の上
に、屋根の傾斜方向に沿って、厚みが20mm〜40m
m程度の下地建材16を固定し、その上に防水シート
(図示しない)を介して瓦(図示しない)を固定する屋
根構造が創案されている(例えば、特開昭11−107
430号公報)。
【0005】この屋根構造では、下地建材16を屋根の
傾斜方向に沿って設けているので雨漏りが発生し難く、
また、従来の野地板3より厚い下地建材16を使用して
いるので、瓦17を強固に釘止めすることができるとい
った利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この屋
根構造においては、軒の長さTを大きくすることができ
ないといった問題がある。下地建材16はそれまでの野
路板3より厚みが大きいとはいっても20mm〜40m
m程度であり、従って、その先端部を軒桁15から長く
突出させるとその自重によって下方に曲がってしまうか
らである。野地板3の厚みを大きく設定することも考え
られるが、そうすると屋根の重量が大きくなりすぎて、
それを支える柱等を太くする必要が生じるなどの問題が
発生するので好ましくない。軒の長さTを大きくできる
ということは、その木造建築物の外観形状をより自由に
設定することができるので有利であり、また、雨から建
築物の壁などを守ることができるといった利点もある。
【0007】また、この屋根構造においては、屋根の断
熱性が悪いといった問題がある。下地建材16の上に、
防水シートを介して瓦を固定するため、断熱材を設ける
ことができないからである。従って、外気の影響を受け
易く、夏は熱く、冬は寒いといった粗悪な住環境を招へ
いしてしまう。
【0008】そこで、本発明の目的とするところは、軒
の長さを大きくすることができると共に、断熱性に優れ
た木造建築物の屋根構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の発明は、住宅をはじめ
とする木造建築物の屋根構造であって、小屋束(12)
の上に水平に設けられた棟木(13)および母屋(1
4)の上に、屋根の傾斜方向に沿って延びる厚板(1)
を、屋根の傾斜方向に直角な方向に間隔を生じることな
く複数並設して固定し、前記厚板(1)上に、屋根の傾
斜方向に沿って延びる角棒状の通気用桟(2)を、屋根
の傾斜方向に直角な方向に一定間隔毎に固定し、前記通
気用桟(2)上に、瓦(19)の下地材である野地板
(3)を、屋根の傾斜方向に沿って固定し、前記野地板
(3)と厚板(1)との間に通気スペース(4)を形成
してなることを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の木造建築
物の屋根構造は、前記通気用桟(2)を、その先端部が
前記厚板(1)の先端部より突出するように固定し、前
記通気用桟(2)の先端に、屋根の傾斜方向に直交する
第一軒先桟(5)を固定すると共に、前記厚板(1)の
先端に、屋根の傾斜方向に直交する第二軒先桟(6)を
固定し、前記第一軒先桟(5)と第二軒先桟(6)との
間に、前記通気スペース(4)に連通する通気孔(7)
を形成し、前記野地板(3)の頂部に通気口(8)を形
成してなることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の請求項3に記載の木造建
築物の屋根構造は、前記通気用桟(2)の先端と前記厚
板(1)の先端との間に、前記屋根の傾斜方向に直交す
る第一軒先桟(5)を固定し、前記厚板(1)の先端部
に、前記通気スペース(4)に連通する通気孔(7)を
形成し、前記野地板(3)の頂部に通気口(8)を形成
してなることを特徴とする。
【0012】またさらに、本発明の請求項4に記載の木
造建築物の屋根構造は、前記通気スペース(4)の略下
半部に断熱材(9)を設け、当該通気スペース(4)の
略上半部を通気路(10)としてなることを特徴とす
る。
【0013】なお、括弧内の記号は、後述する発明の実
施の形態および図面に付した符号に対応するものであ
る。
【0014】本発明の請求項1に記載の木造建築物の屋
根構造によれば、棟木等の上に、厚板を屋根の傾斜方向
に沿って固定し、その上に、通気用桟を、一定間隔毎
に、屋根の傾斜方向に沿って固定しているので、軒の長
さを大きくすることができる。
【0015】すなわち、厚板を屋根の傾斜方向に沿って
固定しているので、屋根の傾斜方向に直角に交差して固
定する場合と異なり、厚板を長く設定することによって
その先端部を、自在に桁(軒桁)より先に突出させるこ
とができる。また、その厚板の上に、通気用桟を屋根の
傾斜方向に沿って固定しているので、厚板を、この通気
用桟で上から保持することができ、厚板の先端部がその
自重によって下方に曲がることもない。さらに、この通
気用桟は角棒状であるため、厚みを大きく設定してもそ
の重量は平板状のものと異なり軽量である。従って、請
求項2のように、その先端部を厚板の先端からさらに突
出させてもその自重によって下方に曲がってしまうこと
もない。このようにして固定した厚板および通気用桟の
上に、野地板を屋根の傾斜方向に沿って固定するので、
屋根の軒の長さを大きく設定することができる。
【0016】また、この木造建築物の屋根構造によれ
ば、野地板と厚板との間に通気スペースを形成している
ので、この通気スペースに存在する空気のはたらきによ
って断熱性を高めることができる。
【0017】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用効果に加えて、通気用桟の先
端に第一軒先桟を固定すると共に、厚板の先端に第二軒
先桟を固定し、第一軒先桟と第二軒先桟との間に、通気
スペースに連通する通気孔を形成し、さらに野地板の頂
部に通気口を形成しているので、特に、夏季における断
熱性を高めることができる。
【0018】すなわち、夏季において、通気スペースの
空気の温度が上がると、上昇気流となって通気口から排
出されると同時に、外気が通気孔から通気スペースへ流
入する。この空気の流れによって、通気スペースの温度
は外気温とほぼ等しく保たれ、室内の温度上昇が抑制さ
れる。
【0019】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、通気用桟の
先端と厚板の先端との間に第一軒先桟を固定し、厚板の
先端部に、通気スペースに連通する通気孔を形成してい
るので、請求項2に記載の発明と同様に、屋根部分にお
ける断熱性をより高めることができる。
【0020】またさらに、請求項4に記載の発明によれ
ば、通気スペースの略下半部に断熱材を設け、当該通気
スペースの略上半部を通気路としているので、請求項1
乃至3に記載の発明の作用効果に加えて、断熱材と通気
スペース(または通気路)の空気との二層断熱構造によ
って断熱効果をさらに高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を参照して、本発明
の実施形態に係る木造建築物の屋根構造について説明す
る。図1は木造建築物の屋根構造を示す正面部分断面図
であり、図2はそのA−A線部分断面図である。また、
図3は当該屋根構造の厚板1と通気用桟2と野地板3を
示す部分破断斜視図である。なお図3では、瓦19,第
一軒先桟5,第二軒先桟6の図示を省略した。従来例で
示したものと同一部分には同一符号を付した。
【0022】本発明の実施形態に係る木造建築物の屋根
構造は、一般住宅のものであり、その特徴は、まず、小
屋束12の上に水平に設けられた棟木13および母屋1
4の上に、屋根の傾斜方向に沿って延びる厚みが30m
mの厚板(杉厚板)1を、屋根の傾斜方向に直角な方向
に間隔を生じることなく複数並設して固定している。ま
た、厚板1上に、先端部が当該厚板1の先端部より突出
し、屋根の傾斜方向に沿って延びる角棒状の、複数の通
気用桟2(45mm×60mm)を、屋根の傾斜方向に
直角な方向に一定間隔毎に固定している。さらに、通気
用桟2上に、瓦19の下地材である野地板3を、屋根の
傾斜方向に沿って固定し、野地板3と厚板1との間に高
さが60mm程度の通気スペース4を形成している。
【0023】また、通気用桟2の先端に屋根の傾斜方向
に直交する第一軒先桟5を固定すると共に、厚板1の先
端に同じく屋根の傾斜方向に直交する第二軒先桟6を固
定し、第一軒先桟5と第二軒先桟6との間に、通気スペ
ース4に連通する通気孔7を形成し、さらに野地板3の
頂部に通気口8を形成している。そして、通気スペース
4のほぼ下半部に厚みが30mm程度のポリプロピレン
製断熱材9を設け、通気スペース4のほぼ上半部を通気
路10としている。なお、通気孔7にはステンレス製の
防虫網18を設け、通気口8には雨水等の侵入を防止す
る覆い部材(通気瓦桟リンピア)11を設けている。
【0024】なお、図1の場合では、通気用桟2の先端
部を厚板1の先端部より突出するように設けたが、図4
に示すように、通気用桟2と厚板1の長さを同じにし
て、通気用桟2の先端と厚板1の先端との間に屋根の傾
斜方向に直交する第一軒先桟5を固定し、厚板1の先端
部に、通気スペース4に連通する通気孔7を形成するこ
ともできる。
【0025】本実施形態に係る木造建築物の屋根構造に
よれば、棟木13等の上に、厚板1を屋根の傾斜方向に
沿って固定し、その上に、先端部が厚板1の先端部より
突出する通気用桟2を、一定間隔毎に、屋根の傾斜方向
に沿って固定しているので、軒の長さSを従来の場合
(図6のT)より大きくすることが可能となっている。
【0026】すなわち、複数の厚板1を屋根の傾斜方向
に沿って固定しているので、厚板1を長く設定すること
によってその先端部を、自在に桁(軒桁)15より先に
突出させることができる。また、その厚板1の上に、複
数の通気用桟2を屋根の傾斜方向に沿って固定している
ので、厚板1を、この通気用桟2で上から保持すること
ができ、厚板1の先端部がその自重によって下方に曲が
ることもない。さらに、この通気用桟2は角棒状である
ため、厚みを大きく設定してもその重量は平板状のもの
と異なり軽量であり、その先端部を厚板1の先端からさ
らに突出させてもその自重によって下方に曲がってしま
うこともない等の理由によるものである。
【0027】また、通気用桟2の先端に第一軒先桟5を
固定すると共に、厚板1の先端に第二軒先桟6を固定
し、第一軒先桟5と第二軒先桟6との間に、通気スペー
ス4に連通する通気孔7を形成すると共に、野地板3の
頂部に通気口8を形成し、さらに、当該通気スペース4
のほぼ下半部に断熱材9を設けているので、通気路10
の空気と断熱材9との二層断熱構造によって断熱性をさ
らに高めることができている。
【0028】本実施形態に係る木造建築物の屋根構造
は、特に、夏の暑さ対策に絶大な効果を発揮する。夏季
の晴天時には瓦19の温度は70℃を越えることも多
く、その場合、屋根裏の温度は50℃を越え、天井が張
ってあってもその輻射熱によって室内は大変な暑さとな
る。この点、本実施形態の屋根構造は、瓦19が太陽光
で焼けると通気路10の空気の温度が上がって上昇気流
となり、頂部に設けた通気口8を通って瓦19の隙間か
ら大気中へ抜けると同時に、第一軒先桟5と第二軒先桟
6との間に形成した通気孔7から外気が通気路10に流
入する。この作用は、瓦19が焼けて高温になるほど通
気路10の空気の上昇速度が加速され、多くの外気が流
入するので活発化し、通気路10の温度は外気の温度と
同じ程度に保たれることになる。また、本実施形態にあ
っては、通気スペース4に断熱材9を設けているので、
この断熱材9のはたらきによっても屋根裏の温度は外気
温に限りなく近くなる。
【0029】本発明者らは、今夏、本実施形態に係る屋
根構造の断熱性能を確認すべく、数日間にわたって当該
屋根構造の温度測定を行なった。その結果、快晴日にお
ける瓦19の温度は70℃に達したが、屋根裏の厚板1
の表面温度は31.2℃に過ぎず、外気温とほぼ等しか
った。この測定結果から、この屋根構造が断熱性にきわ
めて優れていることを確認することができた。
【0030】また、本実施形態に係る木造建築物の屋根
構造は、冬の寒さ対策にも同様の効果を発揮する。すな
わち、冬季においては通気路10の空気は外気の影響で
冷却されるので上昇せず、そのまま通気路10に留まっ
て断熱層の働きをする。従って、通気路10の空気と断
熱材9との二層断熱構造によって室内の温度低下を抑え
ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の木造建築物の
屋根構造によれば、棟木等の上に、厚板を屋根の傾斜方
向に沿って固定し、その上に、通気用桟を、一定間隔毎
に、屋根の傾斜方向に沿って固定しているので、軒の長
さを大きくすることができる。
【0032】また、この木造建築物の屋根構造によれ
ば、野地板と厚板との間に通気スペースを形成している
ので、当該通気スペースに存在する空気のはたらきによ
って熱の伝導を断つことができる。これにより、屋根部
分における断熱性を高めることができる。
【0033】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用効果に加えて、通気用桟の先
端に第一軒先桟を固定すると共に、厚板の先端に第二軒
先桟を固定し、第一軒先桟と第二軒先桟との間に、通気
スペースに連通する通気孔を形成し、さらに野地板の頂
部に通気口を形成しているので、特に、夏季における断
熱性を高めることができる。
【0034】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、通気用桟の
先端近傍と厚板の先端との間に第一軒先桟を固定し、厚
板の先端部に、通気スペースに連通する通気孔を形成
し、さらに野地板の頂部に通気口を形成しているので、
同様に、屋根部分における断熱性をより高めることがで
きる。
【0035】またさらに、請求項4に記載の発明によれ
ば、通気スペースの略下半部に断熱材を設け、当該通気
スペースの略上半部を通気路としているので、断熱材と
通気スペース(または通気路)の空気との二層断熱構造
によって断熱効果をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る木造建築物の屋根構造
を示す正面部分断面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1における木造建築物の屋根構造の厚板と通
気用桟と野地板を示す部分破断斜視図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す正面一部断面図で
ある。
【図5】従来例に係る屋根構造を示す部分破断斜視図で
ある。
【図6】他の従来例に係る屋根構造を示す部分破断斜視
図である。
【符号の説明】
1 厚板 2 通気用桟 3 野地板 4 通気スペース 5 第一軒先桟 6 第二軒先桟 7 通気孔 8 通気口 9 断熱材 10 通気路 11 覆い部材 12 小屋束 13 棟木 14 母屋 15 桁(軒桁) 16 下地建材 17 垂木 18 防虫網 19 瓦 T,S 軒の長さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住宅をはじめとする木造建築物の屋根構造
    であって、 小屋束の上に水平に設けられた棟木および母屋の上に、
    屋根の傾斜方向に沿って延びる厚板を、屋根の傾斜方向
    に直角な方向に間隔を生じることなく複数並設して固定
    し、 前記厚板上に、屋根の傾斜方向に沿って延びる角棒状の
    通気用桟を、屋根の傾斜方向に直角な方向に一定間隔毎
    に固定し、 前記通気用桟上に、瓦の下地材である野地板を、屋根の
    傾斜方向に沿って固定し、前記野地板と厚板との間に通
    気スペースを形成してなることを特徴とする木造建築物
    の屋根構造。
  2. 【請求項2】前記通気用桟を、その先端部が前記厚板の
    先端部より突出するように固定し、前記通気用桟の先端
    に、屋根の傾斜方向に直交する第一軒先桟を固定すると
    共に、前記厚板の先端に、屋根の傾斜方向に直交する第
    二軒先桟を固定し、前記第一軒先桟と第二軒先桟との間
    に、前記通気スペースに連通する通気孔を形成し、前記
    野地板の頂部に通気口を形成してなることを特徴とする
    請求項1に記載の木造建築物の屋根構造。
  3. 【請求項3】前記通気用桟の先端と前記厚板の先端との
    間に、前記屋根の傾斜方向に直交する第一軒先桟を固定
    し、前記厚板の先端部に、前記通気スペースに連通する
    通気孔を形成し、前記野地板の頂部に通気口を形成して
    なることを特徴とする請求項1に記載の木造建築物の屋
    根構造。
  4. 【請求項4】前記通気スペースの略下半部に断熱材を設
    け、該通気スペースの略上半部を通気路としてなること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の木造建築物
    の屋根構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007177605A (ja) * 2005-12-01 2007-07-12 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 屋根構造
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