JP2003205942A - 手押し台車の搬送パレット - Google Patents

手押し台車の搬送パレット

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JP2003205942A JP2002008305A JP2002008305A JP2003205942A JP 2003205942 A JP2003205942 A JP 2003205942A JP 2002008305 A JP2002008305 A JP 2002008305A JP 2002008305 A JP2002008305 A JP 2002008305A JP 2003205942 A JP2003205942 A JP 2003205942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪を確実に拘束することが可能であり、搬
送途中時にも手押し台車を移動不可として支持し続ける
ことができる搬送パレットを提供する。 【解決手段】 本発明にかかる搬送パレット3は、手押
し台車1の車輪5を位置決めして拘束する車輪支持板1
2が空気圧シリンダ14を介して上下動可能に配設され
ていることを特徴とする。そして、パレット上面には手
押し台車1の車輪5が落ち込む切欠部3bが形成されて
いると共に、該切欠部3bにはこれを閉塞するようにし
て上下動する車輪支持板12が配置されており、該車輪
支持板12は、前記パレット上面と面一の上昇位置と前
記車輪5が拘束される下降位置との間で昇降する構成と
なっている。さらに、車輪支持板12を昇降させる空気
圧シリンダ14には、空気供給源と接続された空気注入
用治具20または空気放出用治具21の連結に伴って開
放される空気封入用治具16が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手押し台車の搬送パ
レットにかかり、特には、搬送パレット上に載置された
手押し台車を移動不可に支持するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、製造工場などにあっては、図
8で示すような手押し台車31を用意し、組立用の部品
などが搭載された手押し台車31を作業者が人力で押し
ながら移動させるのに伴って部品などを運搬することが
行われる。そして、遠く離間した作業場にまで部品など
を運搬する必要がある際には、これらの部品などを手押
し台車31と共に搬送パレット32上に載置したうえ、
無人搬送車などを使用して搬送パレット32と共に所要
の作業場にまで搬送することが実行される。
【0003】ところで、手押し台車31は、組立用の部
品などが搭載される荷台33と、その下面の略中央位置
に配設されて荷重を受け止めながら回転する左右一対の
車輪34と、その端部位置それぞれに配設されて回転す
る左右一対ずつのキャスタ輪35とを具備している。従
って、手押し台車31を搬送パレット32上に載置して
搬送する場合には、車輪止めブロック36を手作業で車
輪34の両側位置に配置し、これら一対の車輪止めブロ
ック36で車輪34を拘束することによって手押し台車
31を移動不可として支持することが行われる。
【0004】また、図9で示すような跳ね上げ式のスト
ッパ37を搬送パレット32の所要位置に配設してお
き、跳ね上げられたストッパ37と車輪止めブロック3
6とで車輪34を拘束するのに伴って手押し台車31を
移動不可に支持することも行われている。なお、跳ね上
げ式のストッパ37とは、基端が揺動可能として軸支さ
れたストッパ37の自由端がバネ(図示省略)の付勢力
で搬送パレット32上まで突出する構成とされたもので
ある。
【0005】そこで、車輪34を拘束する必要がない時
のストッパ37はその付勢力が制限されることによって
搬送パレット32内に収納されており、作業者が制限を
解除した時には搬送パレット32上まで突出することに
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
形態にかかる搬送パレット32を使用して手押し台車3
1を搬送する際には、次のような不都合が生じていた。
すなわち、手押し台車31が具備している車輪34の両
側位置に車輪止めブロック36を手作業で配置するので
は、作業者がわざわざ屈み込んだうえで車輪止めブロッ
ク36を配置したり、これらを除去したりする必要があ
り、煩わしい手間を要することが避けられない。
【0007】一方、跳ね上げ式のストッパ37を利用す
る場合には、作業者が足で踏みつけるのに伴ってバネが
収納されたり、突出したりする構成が採用可能であり、
良好な作業性が得られる。しかしながら、足で踏みつけ
て操作し得るバネの付勢力に限界があるため、必ずしも
車輪34を拘束するのに十分な付勢力が確保されるとは
限らず、特に、重量物が搭載された手押し台車31であ
る際には、その車輪34の拘束によって手押し台車31
を移動不可に支持することが困難となる場合も多いのが
実情である。
【0008】本発明はこれらの不都合に鑑みて創案され
たものであって、車輪を確実に拘束することが可能であ
り、搬送途中時にも手押し台車を移動不可として支持し
続けることができる構成とされた搬送パレットの提供を
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
手押し台車の搬送パレットは、手押し台車の車輪を位置
決めして拘束する車輪支持板が空気圧シリンダを介して
上下動可能に配設されていることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明にかかる手押し台車の搬送
パレットは請求項1に記載したものであり、パレット上
面には手押し台車の車輪が落ち込む切欠部が形成されて
いると共に、該切欠部にはこれを閉塞するようにして上
下動する車輪支持板が配置されており、該車輪支持板
は、前記パレット上面と面一の上昇位置と前記車輪が拘
束される下降位置との間で昇降する構成であることを特
徴とする。
【0011】請求項3の発明にかかる手押し台車の搬送
パレットは請求項1または請求項2に記載したものであ
って、車輪支持板を昇降させる空気圧シリンダには、空
気供給源と接続された空気注入用治具または空気放出用
治具の連結に伴って開放される空気封入用治具が接続さ
れており、前記空気注入用治具で開放された前記空気封
入用治具を通じて空気が注入される前記空気圧シリンダ
は前記車輪支持板を上昇させて前記車輪の拘束を解除
し、かつ、前記空気放出用治具で開放された前記空気封
入用治具を通じて空気を放出する前記空気圧シリンダは
前記車輪支持板を下降させて前記車輪を拘束する構成で
あることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明にかかる手押し台車の搬送
パレットは請求項1〜請求項3のいずれかに記載したも
のであり、車輪位置の異なる2種類の手押し台車それぞ
れの車輪を拘束可能な車輪支持板が互いに交差する位置
毎に位置決めして配設されていることを特徴とする。
【0013】上記構成であれば、搬入して載置された手
押し台車の車輪は、空気を放出する空気圧シリンダで車
輪支持板が下降させられるのに伴って搬送パレット上に
位置決めして拘束されることになり、車輪が拘束されて
いる限りは搬送途中時であっても、手押し台車は移動不
可な状態のままで支持され続ける。また、搬送終了後の
空気圧シリンダに対して空気を注入すると、車輪支持板
が上昇し、その結果として車輪の拘束が解除されるた
め、手押し台車を搬送パレット上から搬出することが可
能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施の形態にかかる搬送
パレットの全体構造を示す平面図、図2は手押し台車が
載置された搬送パレットの縦断面図であり、図3は手押
し台車が載置された搬送パレットの横断面図である。そ
して、図2は図1中のX−X線に沿って切断した構造を
示しており、図3は図1中のY−Y線に沿って切断した
構造を示している。
【0015】図4及び図5のそれぞれは搬送パレットの
要部構造を示す断面図であり、図4は手押し台車が具備
する車輪の非拘束時状態を示し、図5はその拘束時状態
を示している。また、図6は荷捌きステーションの構成
を示す平面図であり、図7はその縦断面図である。な
お、これらの図1から図7における符号1は大型タイプ
の手押し台車、符号2は小型タイプの手押し台車を示し
ており、符号3は搬送パレットを示している。
【0016】本実施の形態における大型タイプの手押し
台車1は、組立用の部品などが搭載される荷台4と、そ
の下面の略中央位置に配設されて荷重を受け止めながら
回転する左右一対の車輪5と、その端部位置それぞれに
配設されて回転する左右一対ずつのキャスタ輪6とを具
備している。また、小型タイプの手押し台車2も、同様
に、荷台7と、車輪8と、キャスタ輪9とを具備してい
る。なお、これら2種類の手押し台車1,2が具備して
いる車輪5,8それぞれの配設位置は、互いに異なって
いる。
【0017】本実施の形態にかかる搬送パレット3は、
作業者の人力で押されながら搬入された大型タイプの手
押し台車1または小型タイプの手押し台車2のいずれか
が載置され、かつ、これらの手押し台車1,2を載置し
たままで無人搬送車などにより所要の作業場まで搬送さ
れた後、作業者の人力で押されて手押し台車1,2が搬
出される作業工程において使用されるものである。そし
て、この搬送パレット3は、上下に離間して配置された
平面視矩形状の鋼板同士を型鋼などで連結することによ
って構成されており、その内部には、手押し台車1,2
それぞれの車輪5,8が走行する左右一対ずつのレール
部10,11が互いに直交するようにして配設されてい
る。
【0018】なお、図1〜図3では、大型タイプの手押
し台車1が搬送パレット3の長辺方向に沿って搬入され
るとしてレール部10を配設する一方、小型タイプの手
押し台車2が搬送パレット3の短辺方向に沿って搬入さ
れるとしてレール部11を配設している。しかしなが
ら、このような構造に限られず、手押し台車1の車輪5
を支持するレール部10が搬送パレット3の短辺方向に
沿って配設されており、また、手押し台車2の車輪8を
支持するレール部11が搬送パレット3の長辺方向に沿
って配設されていてもよい。
【0019】この搬送パレット3の上側鋼板3aにおけ
る所定位置毎、つまり、搬送パレット3の長辺方向及び
短辺方向に沿って配設されたレール部10,11それぞ
れの略中央位置毎には、手押し台車1の車輪5または手
押し台車2の車輪8が落ち込むことになる平面視矩形状
の切欠部3bが互いに直交するよう位置決めしたうえで
形成されている。そして、切欠部3bのそれぞれ内に
は、搬送パレット3の上側鋼板3aと面一になる左右一
対ずつの車輪支持板12,13が各切欠部3bを閉塞す
るようにして収められている。
【0020】すなわち、これらの車輪支持板12,13
は、搬送パレット3の上側鋼板3aに形成された左右一
対の切欠部3bへと手押し台車1,2の車輪5,8を落
ち込ませるものであり、このことに伴って車輪5,8の
各々は位置決めして拘束されることになる。そして、こ
れら車輪支持板12,13の各々は空気圧シリンダ1
4,15を介したうえで上下動可能として各別に配設さ
れており、そのため、各車輪支持板12,13は、搬送
パレット3の上面と面一の上昇位置と、車輪5,8の各
々が拘束される下降位置との間で昇降することになって
いる。
【0021】さらに、搬送パレット3の上側鋼板3aに
おける一隅位置には、逆止弁として機能する空気封入用
治具である一対の雄型カプラ16,17が突出した状態
で配設されている。そして、一方側の雄型カプラ16は
空気配管18を介したうえで車輪支持板12を上下動さ
せる空気圧シリンダ14と接続されており、また、他方
側の雄型カプラ17は空気配管19を介したうえで車輪
支持板13を上下動させる空気圧シリンダ15と接続さ
れている。
【0022】ところで、図4及び図5で示すように、雄
型カプラ16,17のそれぞれに対しては、空気供給源
と接続された空気注入用治具である注入用雌型カプラ2
0または空気放出用治具である放出用雌型カプラ21の
いずれかが連結される。そして、注入用雌型カプラ20
または放出用雌型カプラ21が連結された場合の雄型カ
プラ16,17は、それまでの閉鎖状態から開放状態へ
と移行する構成となっている。
【0023】従って、搬送パレット3上に突出している
雄型カプラ16,17の各々に対して注入用雌型カプラ
20を連結し、かつ、この注入用雌型カプラ20によっ
て開放された雄型カプラ16,17と空気配管18,1
9とを通じて空気供給源であるエアコンプレッサ(図示
省略)から空気Aを注入すると、図4で示すように、空
気圧シリンダ14,15は伸長動作し、車輪支持板1
2,13の各々は搬送パレット3の上側鋼板3aと面一
になるまで上昇する。このような状態であれば、手押し
台車1,2を搬送パレット3上へと搬入して載置し、ま
たは、載置されていた手押し台車1,2を搬送パレット
3上から搬出することが容易となる。
【0024】一方、雄型カプラ16,17に放出用雌型
カプラ21を連結し、この放出用雌型カプラ21によっ
て開放された雄型カプラ16,17及び空気配管18,
19を通じて空気圧シリンダ14,15に注入されてい
た空気Aを放出すると、図5で示すように、空気圧シリ
ンダ14,15は収縮動作し、車輪支持板12,13の
各々は下降する。そこで、搬送パレット3上に載置され
ていた手押し台車1,2の車輪5,8は車輪支持板1
2,13に載ったまま下降し、搬送パレット3の上側鋼
板3aに形成された切欠部3bへと落とし込まれたうえ
で拘束される。
【0025】そのため、組立用の部品などが搭載された
手押し台車1,2を搬送パレット3上に載置し、無人搬
送車などを使用して搬送パレット3を手押し台車1,2
と共に遠く離間した作業場にまで搬送する場合にあって
も、搬送途中時における手押し台車1,2の車輪5,8
は確実に拘束される。従って、搬送パレット3上に載置
された手押し台車1,2は移動不可として支持され続け
る。
【0026】次に、図6及び図7を参照しながら、本実
施の形態にかかる搬送パレットの取り扱い手順を説明す
る。すなわち、図6及び図7は製造工場などに設置され
ている荷捌きステーション23を示しており、この荷捌
きステーション23は、搬送パレット3が設置された搬
入・搬出機構部24と、無人搬送車25が走行を停止し
て横付けされるトラバース機構部26とから構成されて
いる。なお、以下の説明においては、手押し台車1を搬
送パレット3上に載置するとしているが、手押し台車2
であっても同様の手順となる。
【0027】組立用の部品などが搭載された手押し台車
1を遠く離間した作業場にまで搬送する場合、作業者
は、手押し台車1を人力で押しながら荷捌きステーショ
ン23の搬入・搬出機構部24に設置された搬送パレッ
ト3上に搬入して載置する。なお、手押し台車1の搬入
に先立っては、トラバース機構部26の側方位置に設置
済みの空気供給源であるエアコンプレッサ27と接続さ
れた注入用雌型カプラ20を搬送パレット3の雄型カプ
ラ16と連結して空気Aを注入することが行われてお
り、その結果として空気圧シリンダ14は伸長動作して
いる。従って、搬送パレット3の車輪支持板12は搬送
パレット3の上側鋼板3aと面一となるまで上昇してお
り、手押し台車1は何らの不都合もなく、搬送パレット
3上に載置される。
【0028】引き続き、手押し台車1を搬入し終えた作
業者は、搬送パレット3の雄型カプラ16に対し、放出
用雌型カプラ21を連結する。すると、空気圧シリンダ
14に注入されていた空気Aが雄型カプラ16及び放出
用雌型カプラ21を介して外部へと放出される結果、空
気圧シリンダ14は収縮動作することになり、搬送パレ
ット3の車輪支持板12は下降する。そこで、搬送パレ
ット3上に載置されていた手押し台車1の車輪5は車輪
支持板12に載ったまま下降し、搬送パレット3によっ
て拘束される。その結果、この手押し台車1は移動不可
な状態となったまま、搬送パレット3上で支持されてい
る。
【0029】その後、搬送パレット3は手押し台車1を
支持したままで荷捌きステーション23のトラバース機
構部26へと移載されることになり、このトラバース機
構部26から荷捌きステーション23に横付けされた無
人搬送車25へと積み込まれる。なお、無人搬送車25
への積み込み時には、搬送パレット3を手押し台車1と
共に無人搬送車25の荷台高さまで持ち上げる必要があ
るので、トラバース機構部26は上下動可能とされてい
る。
【0030】搬送パレット3が積み込まれた無人搬送車
25は、荷降ろしすべき他の荷捌きステーション23ま
で走行する。そして、この荷捌きステーション23で
は、無人搬送車25からトラバース機構部26へと搬送
パレット3を積み降ろし、搬送パレット3を搬入・搬出
機構部24へと移載することが行われる。引き続き、搬
送パレット3の雄型カプラ16に対してエアコンプレッ
サ27と接続された注入用雌型カプラ20を連結したう
え、雄型カプラ16及び注入用雌型カプラ20を介して
空気圧シリンダ14に空気Aを注入する。
【0031】すると、空気Aの注入に伴って空気圧シリ
ンダ14が伸長動作し、車輪支持板12が搬送パレット
3の上側鋼板3aと面一となるまで上昇する結果、手押
し台車1の車輪5に対する搬送パレット3の拘束が解除
される。従って、搬送パレット3による手押し台車1の
移動不可な支持も解除されることになり、作業者が人力
で押すことに伴って手押し台車1は搬送パレット3上か
ら容易に搬出される。
【0032】ところで、本実施の形態にかかる搬送パレ
ット3では、車輪位置が異なる2種類の手押し台車1,
2それぞれの車輪5,8を拘束可能な車輪支持板12,
13が互いに直交する位置毎に配設されるとしている
が、このような構造に限定されないことは勿論である。
すなわち、これらの車輪支持板12,13が互いに交差
する位置毎に位置決めして配設されていてもよく、ま
た、1種類の手押し台車1(2)の車輪5(8)を拘束
可能な車輪支持板12(13)のみが配設された構造で
あってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明にかかる手押し台車の搬送パレッ
トであれば、搬入して載置された手押し台車の車輪は空
気を放出する空気圧シリンダで車輪支持板が下降させら
れるのに伴って確実に拘束されることになり、車輪が十
分な拘束力で拘束されるため、搬送途中時であっても手
押し台車を移動不可として支持し続けることができると
いう効果が得られる。また、搬送終了後の空気圧シリン
ダに対して空気を注入すると、車輪支持板が上昇して車
輪の拘束が解除されるため、手押し台車を容易に搬出す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる搬送パレットの全体構造
を示す平面図である。
【図2】手押し台車が載置された搬送パレットの縦断面
図である。
【図3】手押し台車が載置された搬送パレットの横断面
図である。
【図4】搬送パレットの要部構造を示す断面図であり、
手押し台車が具備する車輪の非拘束時状態を示してい
る。
【図5】搬送パレットの要部構造を示す断面図であり、
手押し台車が具備する車輪の拘束時状態を示している。
【図6】荷捌きステーションの構成を示す平面図であ
る。
【図7】その縦断面図である。
【図8】従来の形態にかかる搬送パレットの全体構造を
示す縦断面図である。
【図9】従来の形態にかかる搬送パレットの要部構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 大型タイプの手押し台車 2 小型タイプの手押し台車 3 搬送パレット 5 車輪 8 車輪 12 車輪支持板 13 車輪支持板 14 空気圧シリンダ 15 空気圧シリンダ 16 雄型カプラ(空気封入用治具) 17 雄型カプラ(空気封入用治具) 20 注入用雌型カプラ(空気注入用治具) 21 放出用雌型カプラ(空気放出用治具) A 空気

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手押し台車の車輪を位置決めして拘束す
    る車輪支持板が空気圧シリンダを介して上下動可能に配
    設されていることを特徴とする手押し台車の搬送パレッ
    ト。
  2. 【請求項2】 パレット上面には手押し台車の車輪が落
    ち込む切欠部が形成されていると共に、該切欠部にはこ
    れを閉塞するようにして上下動する車輪支持板が配置さ
    れており、該車輪支持板は、前記パレット上面と面一の
    上昇位置と前記車輪が拘束される下降位置との間で昇降
    する構成であることを特徴とする請求項1に記載した手
    押し台車の搬送パレット。
  3. 【請求項3】 車輪支持板を昇降させる空気圧シリンダ
    には、空気供給源と接続された空気注入用治具または空
    気放出用治具の連結に伴って開放される空気封入用治具
    が接続されており、前記空気注入用治具で開放された前
    記空気封入用治具を通じて空気が注入される前記空気圧
    シリンダは前記車輪支持板を上昇させて前記車輪の拘束
    を解除し、かつ、前記空気放出用治具で開放された前記
    空気封入用治具を通じて空気を放出する前記空気圧シリ
    ンダは前記車輪支持板を下降させて前記車輪を拘束する
    構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載した手押し台車の搬送パレット。
  4. 【請求項4】 車輪位置の異なる2種類の手押し台車そ
    れぞれの車輪を拘束可能な車輪支持板が互いに交差する
    位置毎に位置決めして配設されていることを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載した手押し台車の
    搬送パレット。
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