JP2003205925A - 発泡ポリスチレン系樹脂容器。 - Google Patents
発泡ポリスチレン系樹脂容器。Info
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- JP2003205925A JP2003205925A JP2002004954A JP2002004954A JP2003205925A JP 2003205925 A JP2003205925 A JP 2003205925A JP 2002004954 A JP2002004954 A JP 2002004954A JP 2002004954 A JP2002004954 A JP 2002004954A JP 2003205925 A JP2003205925 A JP 2003205925A
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- polystyrene resin
- foamed
- resin container
- expanded polystyrene
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発泡ポリスチレン系樹脂成形体の断熱性能
は、発泡体の気泡径が特定の平均弦長で最良の断熱効果
を示すが、製造直後からの時間経過により発泡体の気泡
径が変化して有効な気泡径でなくなる事が指摘されてき
た。この現象が起きにくく、断熱性の優れた発泡ポリス
チレン系樹脂容器を得る。 【解決手段】 発泡性スチレン系樹脂粒子を製造する方
法に際し、重合系中に気泡調整剤として脂肪族ビスアマ
イド、ポリエチレンワックス、MBS、スチレンブタジ
エン共重合体を特定量含有させるものであって、発泡成
形させた成形体の切断面気泡径の平均弦長を80〜17
0μmの範囲としたことを特徴とする断熱性能に優れた
発泡ポリスチレン系樹脂容器及び発泡ポリスチレン系樹
脂魚箱を提供する。
は、発泡体の気泡径が特定の平均弦長で最良の断熱効果
を示すが、製造直後からの時間経過により発泡体の気泡
径が変化して有効な気泡径でなくなる事が指摘されてき
た。この現象が起きにくく、断熱性の優れた発泡ポリス
チレン系樹脂容器を得る。 【解決手段】 発泡性スチレン系樹脂粒子を製造する方
法に際し、重合系中に気泡調整剤として脂肪族ビスアマ
イド、ポリエチレンワックス、MBS、スチレンブタジ
エン共重合体を特定量含有させるものであって、発泡成
形させた成形体の切断面気泡径の平均弦長を80〜17
0μmの範囲としたことを特徴とする断熱性能に優れた
発泡ポリスチレン系樹脂容器及び発泡ポリスチレン系樹
脂魚箱を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡ポリスチレン
系樹脂容器に関するものである。更に詳しくは、断熱性
能に優れる発泡ポリスチレン系樹脂容器及び魚箱に関す
る。
系樹脂容器に関するものである。更に詳しくは、断熱性
能に優れる発泡ポリスチレン系樹脂容器及び魚箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発泡性ポリスチレン系樹脂は広範囲の用
途に使用されているが、その断熱性能を活かして保温・
保冷容器分野でも使用されている。最近、従来以上に省
エネルギーが重要になってきており、更に断熱性能が高
く保温・保冷効果の大きい発泡ポリスチレン系樹脂容器
が必要となってきている。
途に使用されているが、その断熱性能を活かして保温・
保冷容器分野でも使用されている。最近、従来以上に省
エネルギーが重要になってきており、更に断熱性能が高
く保温・保冷効果の大きい発泡ポリスチレン系樹脂容器
が必要となってきている。
【0003】一般に発泡ポリスチレン系樹脂成形体の断
熱性能は、特開平2−305839に発泡体の気泡寸法
がmm当たり約5から10個の気泡(即ち、平均弦長で
約100から200μmに相当する)である場合に最良
の断熱効果を示すと記載されているように、ある範囲の
気泡径を有する発泡ポリスチレン系樹脂成形体が有効な
事が知られている。
熱性能は、特開平2−305839に発泡体の気泡寸法
がmm当たり約5から10個の気泡(即ち、平均弦長で
約100から200μmに相当する)である場合に最良
の断熱効果を示すと記載されているように、ある範囲の
気泡径を有する発泡ポリスチレン系樹脂成形体が有効な
事が知られている。
【0004】発泡ポリスチレン系樹脂成形体の気泡径を
調整する技術としては、特公昭53−2910、特公昭
54−3510に脂肪酸ビスアミドを添加する技術、特
開平6−122781にはポリエチレンワックスを添加
する技術が開示されている。
調整する技術としては、特公昭53−2910、特公昭
54−3510に脂肪酸ビスアミドを添加する技術、特
開平6−122781にはポリエチレンワックスを添加
する技術が開示されている。
【0005】難燃剤存在下での発泡ポリスチレン系樹脂
成形体の気泡径を調整する技術としては、特開平2−3
05839に気泡調節剤としてアンモニウム塩と有機ア
ミンを併用する技術が開示されている。また、 WO9
7/17396では、界面活性剤種の選択により気泡径
を調整している。
成形体の気泡径を調整する技術としては、特開平2−3
05839に気泡調節剤としてアンモニウム塩と有機ア
ミンを併用する技術が開示されている。また、 WO9
7/17396では、界面活性剤種の選択により気泡径
を調整している。
【0006】また、発泡ポリスチレン系樹脂容器の保温
効果を向上させる為に、従来容器の構造を工夫する事が
なされており、例えば、特許第3099687号には容
器内に別途成形した仕切り板を入れる事を開示してい
る。
効果を向上させる為に、従来容器の構造を工夫する事が
なされており、例えば、特許第3099687号には容
器内に別途成形した仕切り板を入れる事を開示してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
53−2910、特公昭54−3510及び特開平6−
122781において開示される技術では、その実施例
に示されるごとく、気泡径調整剤である脂肪酸ビスアミ
ド、又は、ポリエチレンワックスの使用量が0.1重量
部以上と多いため、得られる発泡ポリスチレン系樹脂の
気泡径は必然的に小さくなってしまい、優れた断熱性能
は得られない。また、特開平2−305839で気泡径
調整剤として使用している有機アミンは毒性の問題が懸
念されることから、その使用は好ましいと言い難い。特
に、食品用途としての使用は、避けるのが好ましい。W
O97/17396では、界面活性剤の選択により気泡
径を調整しているだけであり、気泡径調節剤を含有させ
ていないため、気泡の熟成期間が長くかかりリードタイ
ムが長くなると言う問題があると共に、記載された熱伝
導率の発泡ポリスチレン系樹脂成形体を工業的に量産す
るのは困難であった。
53−2910、特公昭54−3510及び特開平6−
122781において開示される技術では、その実施例
に示されるごとく、気泡径調整剤である脂肪酸ビスアミ
ド、又は、ポリエチレンワックスの使用量が0.1重量
部以上と多いため、得られる発泡ポリスチレン系樹脂の
気泡径は必然的に小さくなってしまい、優れた断熱性能
は得られない。また、特開平2−305839で気泡径
調整剤として使用している有機アミンは毒性の問題が懸
念されることから、その使用は好ましいと言い難い。特
に、食品用途としての使用は、避けるのが好ましい。W
O97/17396では、界面活性剤の選択により気泡
径を調整しているだけであり、気泡径調節剤を含有させ
ていないため、気泡の熟成期間が長くかかりリードタイ
ムが長くなると言う問題があると共に、記載された熱伝
導率の発泡ポリスチレン系樹脂成形体を工業的に量産す
るのは困難であった。
【0008】この為、毒性上懸念が無く、発泡体の気泡
が製造直後から有効な気泡径を有し、かつ時間の経過に
よっても気泡径が変化しにくい発泡性ポリスチレン系樹
脂粒子が切望されていた。
が製造直後から有効な気泡径を有し、かつ時間の経過に
よっても気泡径が変化しにくい発泡性ポリスチレン系樹
脂粒子が切望されていた。
【0009】一方、容器としての保温性を向上させる為
には、従来容器形状を工夫する事が中心であり、断熱性
能の高い発泡ポリスチレン系樹脂成形体を使用する試み
はなく、特許3099687号の如く容器形状を工夫す
る場合は、新たに金型を作製する必要があり、コスト上
の問題があった。そこで従来の金型を使用し、断熱性能
の高い発泡ポリスチレン系樹脂容器が成形できる事が切
望されていた。
には、従来容器形状を工夫する事が中心であり、断熱性
能の高い発泡ポリスチレン系樹脂成形体を使用する試み
はなく、特許3099687号の如く容器形状を工夫す
る場合は、新たに金型を作製する必要があり、コスト上
の問題があった。そこで従来の金型を使用し、断熱性能
の高い発泡ポリスチレン系樹脂容器が成形できる事が切
望されていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる問題を解決する為
に鋭意研究を重ねた結果、発泡性ポリスチレン系樹脂粒
子に、特定の気泡径調整剤を適当量含有させる事によ
り、発泡体の気泡が製造直後から平均弦長80−170
μmという断熱性能に有効な気泡径を有し、かつ時間の
経過によっても気泡径が変化しにくい発泡性ポリスチレ
ン系樹脂粒子が得られる事を見出した。
に鋭意研究を重ねた結果、発泡性ポリスチレン系樹脂粒
子に、特定の気泡径調整剤を適当量含有させる事によ
り、発泡体の気泡が製造直後から平均弦長80−170
μmという断熱性能に有効な気泡径を有し、かつ時間の
経過によっても気泡径が変化しにくい発泡性ポリスチレ
ン系樹脂粒子が得られる事を見出した。
【0011】また、この発泡性ポリスチレン系樹脂粒子
を成形し、平均弦長が80−170μmの発泡ポリスチ
レン系樹脂容器とする事により、特に容器形状の工夫を
しなくても断熱性能の高い容器が得られる事を見出し、
本発明を完成させた。
を成形し、平均弦長が80−170μmの発泡ポリスチ
レン系樹脂容器とする事により、特に容器形状の工夫を
しなくても断熱性能の高い容器が得られる事を見出し、
本発明を完成させた。
【0012】即ち、本発明は、(1)発泡成形した時の
発泡ポリスチレン系樹脂成形体の切断面気泡径の平均弦
長が80〜170μmの範囲である事を特徴とする発泡
ポリスチレン系樹脂容器、(2)発泡ポリスチレン系樹
脂が、気泡径調整剤を含有する事を特徴とする(1)記
載の発泡ポリスチレン系樹脂容器、(3)気泡径調整剤
として、脂肪族ビスアマイドを0.01〜0.09重量
部含有する事を特徴とする(2)記載の発泡ポリスチレ
ン系樹脂容器、(4)気泡径調整剤として、ポリエチレ
ンワックスを0.01〜0.09重量部含有する事を特
徴とする(2)記載の発泡ポリスチレン系樹脂容器、
(5)気泡径調整剤として、MBSを0.01〜1重量
部含有する事を特徴とする(2)記載の発泡ポリスチレ
ン系樹脂容器、(6)気泡径調整剤として、スチレン・
ブタジエン共重合体を0.01〜1重量部含有する事を
特徴とする(2)記載の発泡ポリスチレン系樹脂容器、
(7)発泡ポリスチレン系樹脂容器が魚箱である事を特
徴とする(1)〜(6)のいずれか1記載の発泡ポリス
チレン系樹脂容器である。
発泡ポリスチレン系樹脂成形体の切断面気泡径の平均弦
長が80〜170μmの範囲である事を特徴とする発泡
ポリスチレン系樹脂容器、(2)発泡ポリスチレン系樹
脂が、気泡径調整剤を含有する事を特徴とする(1)記
載の発泡ポリスチレン系樹脂容器、(3)気泡径調整剤
として、脂肪族ビスアマイドを0.01〜0.09重量
部含有する事を特徴とする(2)記載の発泡ポリスチレ
ン系樹脂容器、(4)気泡径調整剤として、ポリエチレ
ンワックスを0.01〜0.09重量部含有する事を特
徴とする(2)記載の発泡ポリスチレン系樹脂容器、
(5)気泡径調整剤として、MBSを0.01〜1重量
部含有する事を特徴とする(2)記載の発泡ポリスチレ
ン系樹脂容器、(6)気泡径調整剤として、スチレン・
ブタジエン共重合体を0.01〜1重量部含有する事を
特徴とする(2)記載の発泡ポリスチレン系樹脂容器、
(7)発泡ポリスチレン系樹脂容器が魚箱である事を特
徴とする(1)〜(6)のいずれか1記載の発泡ポリス
チレン系樹脂容器である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に使用するポリスチレン系
樹脂粒子としては、スチレンを主成分とし、スチレン系
単量体を懸濁重合したものであれば特に制限はない。ス
チレン以外のスチレン系単量体として、α―メチルスチ
レン、パラメチルスチレン等を混合して使用することが
できる。また、スチレン系単量体以外のビニル系単量体
として、例えばアクリロニトリル等のシアン化ビニル系
単量体、メチルアクリレート、ブチルアクリレート等の
アクリレート系単量体、メチルメタクリレート等のメタ
クリレート系単量体などスチレン系単量体と共重合可能
な単量体を1種又は2種以上共重合しても良い。更に、
ジビニルベンゼンやアルキレングリコールジメタクリレ
ートなどの2官能性単量体を併用しても良い。
樹脂粒子としては、スチレンを主成分とし、スチレン系
単量体を懸濁重合したものであれば特に制限はない。ス
チレン以外のスチレン系単量体として、α―メチルスチ
レン、パラメチルスチレン等を混合して使用することが
できる。また、スチレン系単量体以外のビニル系単量体
として、例えばアクリロニトリル等のシアン化ビニル系
単量体、メチルアクリレート、ブチルアクリレート等の
アクリレート系単量体、メチルメタクリレート等のメタ
クリレート系単量体などスチレン系単量体と共重合可能
な単量体を1種又は2種以上共重合しても良い。更に、
ジビニルベンゼンやアルキレングリコールジメタクリレ
ートなどの2官能性単量体を併用しても良い。
【0014】本発明で使用される気泡径調整剤として
は、脂肪族ビスアマイド、ポリエチレンワックス、メチ
ルメタクリレート・ブタジエン・スチレン共重合体(M
BS)、スチレンブタジエン共重合体等が挙げられ、単
独で又は、2種以上併用できる。
は、脂肪族ビスアマイド、ポリエチレンワックス、メチ
ルメタクリレート・ブタジエン・スチレン共重合体(M
BS)、スチレンブタジエン共重合体等が挙げられ、単
独で又は、2種以上併用できる。
【0015】本発明に用いられる脂肪族ビスアマイド
は、式1に表す構造式で示される脂肪族ビスアマイドで
ある。
は、式1に表す構造式で示される脂肪族ビスアマイドで
ある。
【0016】
【化1】
ここに、R1,R2は、C12〜C24の脂肪族炭化水素基で
あり、好ましくはC16〜C18、最も好ましくはC16〜C
17の脂肪族炭化水素基である。R1,R2は、同じであっ
ても、異なっていても良い。しかし、同じであるものの
方がコスト的に有利であるので好ましい。また、(Cn
H2n)はいわゆるアルケンであるが、n=1〜7程度、
好ましくはn=1〜6程度、最も好ましくはn=1〜2
である。
あり、好ましくはC16〜C18、最も好ましくはC16〜C
17の脂肪族炭化水素基である。R1,R2は、同じであっ
ても、異なっていても良い。しかし、同じであるものの
方がコスト的に有利であるので好ましい。また、(Cn
H2n)はいわゆるアルケンであるが、n=1〜7程度、
好ましくはn=1〜6程度、最も好ましくはn=1〜2
である。
【0017】具体的にはメチレンビスステアリン酸アマ
イド、メチレンビスミリスチン酸アマイド、エチレンビ
スステアリン酸アマイド、ヘキサメチレンビスパルミチ
ン酸アマイド、エチレンビスオレイン酸アマイド、エチ
レンビスラウリン酸アマイド等が好ましく、その内でも
メチレンビスステアリン酸アマイド、エチレンビスステ
アリン酸アマイド、エチレンビスオレイン酸アマイド等
がより好ましい。さらに、エチレンビスステアリン酸ア
マイドが最も好ましい。これらは単独または2種以上併
用しても差し支えない。
イド、メチレンビスミリスチン酸アマイド、エチレンビ
スステアリン酸アマイド、ヘキサメチレンビスパルミチ
ン酸アマイド、エチレンビスオレイン酸アマイド、エチ
レンビスラウリン酸アマイド等が好ましく、その内でも
メチレンビスステアリン酸アマイド、エチレンビスステ
アリン酸アマイド、エチレンビスオレイン酸アマイド等
がより好ましい。さらに、エチレンビスステアリン酸ア
マイドが最も好ましい。これらは単独または2種以上併
用しても差し支えない。
【0018】その添加量は0.01〜0.09重量部、
好ましくは0.02〜0.08重量部であり、この添加
量を調節することによって成形して得られる成形体の切
断面気泡径を任意にコントロールすることができる。上
記範囲未満では十分な気泡径調整効果は得にくい傾向と
なり、0.09重量部を越えて添加すると、成形して得
られる成形体の切断面気泡径が過剰に微細になりやす
く、好ましくない。
好ましくは0.02〜0.08重量部であり、この添加
量を調節することによって成形して得られる成形体の切
断面気泡径を任意にコントロールすることができる。上
記範囲未満では十分な気泡径調整効果は得にくい傾向と
なり、0.09重量部を越えて添加すると、成形して得
られる成形体の切断面気泡径が過剰に微細になりやす
く、好ましくない。
【0019】本発明に用いられるポリエチレンワックス
は、市販のポリエチレンワックスが用いられる。分子量
としては300〜3000、好ましくは500〜150
0である。分子量によって添加量は異なるが、その添加
量は0.01〜0.09重量部、好ましくは0.02〜
0.08重量部であり、この添加量を調節することによ
って成形して得られる成形体の切断面気泡径を任意にコ
ントロールすることができる。上記範囲未満では十分な
気泡調整効果は得られず、0.09重量部を越えて添加
すると、気泡径が過剰に微細となるため、好ましくな
い。
は、市販のポリエチレンワックスが用いられる。分子量
としては300〜3000、好ましくは500〜150
0である。分子量によって添加量は異なるが、その添加
量は0.01〜0.09重量部、好ましくは0.02〜
0.08重量部であり、この添加量を調節することによ
って成形して得られる成形体の切断面気泡径を任意にコ
ントロールすることができる。上記範囲未満では十分な
気泡調整効果は得られず、0.09重量部を越えて添加
すると、気泡径が過剰に微細となるため、好ましくな
い。
【0020】本発明に用いられるメチルメタクリレート
・ブタジエン・スチレン系共重合体樹脂は、具体的には
スチレン・ブタジエンゴムにメチルメタクリレート、ス
チレン及び、或いはブチルアクリレート、アクリロニト
リルをグラフト重合してなる共重合体樹脂やポリブタジ
エンゴムにメチルメタアクリレート、スチレン及び、或
いはブチルアクリレート、アクリロニトリルをグラフト
重合してなる共重合体樹脂よりなる群から選ばれる。そ
の添加量は0.01〜1重量部、好ましくは0.02〜
0.5重量部である。上記範囲未満では十分な気泡調節
効果は得られず、1重量部を越えて添加すると、気泡径
が過剰に微細となるため、好ましくない。
・ブタジエン・スチレン系共重合体樹脂は、具体的には
スチレン・ブタジエンゴムにメチルメタクリレート、ス
チレン及び、或いはブチルアクリレート、アクリロニト
リルをグラフト重合してなる共重合体樹脂やポリブタジ
エンゴムにメチルメタアクリレート、スチレン及び、或
いはブチルアクリレート、アクリロニトリルをグラフト
重合してなる共重合体樹脂よりなる群から選ばれる。そ
の添加量は0.01〜1重量部、好ましくは0.02〜
0.5重量部である。上記範囲未満では十分な気泡調節
効果は得られず、1重量部を越えて添加すると、気泡径
が過剰に微細となるため、好ましくない。
【0021】本発明で用いられるスチレン・ブタジエン
共重合体としては、一般に市販されているハイインパク
トポリスチレンを使用する事ができ、特に制限はない。
その添加量は0.01〜1重量部、好ましくは0.02
〜0.5重量部である。上記範囲未満では十分な気泡調
節効果は得られず、1重量部を越えて添加すると、気泡
径が過剰に微細となるため、好ましくない。
共重合体としては、一般に市販されているハイインパク
トポリスチレンを使用する事ができ、特に制限はない。
その添加量は0.01〜1重量部、好ましくは0.02
〜0.5重量部である。上記範囲未満では十分な気泡調
節効果は得られず、1重量部を越えて添加すると、気泡
径が過剰に微細となるため、好ましくない。
【0022】本発明の発泡ポリスチレン系樹脂容器を製
造するための発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を製造する
重合法としては、公知の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子
を得る懸濁重合法およびシード重合法等が、特に制限さ
れることなく採用し得る。
造するための発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を製造する
重合法としては、公知の発泡性ポリスチレン系樹脂粒子
を得る懸濁重合法およびシード重合法等が、特に制限さ
れることなく採用し得る。
【0023】例えば、懸濁重合法は分散剤を含む水性媒
体中に、有機過酸化物などを溶解したスチレン系モノマ
ーを分散させて懸濁液を調整し、その後加熱してラジカ
ルを発生させて重合を完結させるものである。また、シ
ード重合法は分散剤を含む水性媒体中に種粒子としてス
チレン系樹脂粒子を分散させ、所定の温度に制御しなが
らスチレン系モノマーと有機過酸化物などを単独或いは
混合して、連続または断続的に重合系に添加して重合を
完結させるものである。そして、発泡性ポリスチレン系
樹脂粒子はこれら重合中または重合後に前記した発泡剤
を添加する事で得られる。尚本発明における重合系中に
存在させるとは、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を製造
する重合の途中にその重合系内に存在させることをい
う。
体中に、有機過酸化物などを溶解したスチレン系モノマ
ーを分散させて懸濁液を調整し、その後加熱してラジカ
ルを発生させて重合を完結させるものである。また、シ
ード重合法は分散剤を含む水性媒体中に種粒子としてス
チレン系樹脂粒子を分散させ、所定の温度に制御しなが
らスチレン系モノマーと有機過酸化物などを単独或いは
混合して、連続または断続的に重合系に添加して重合を
完結させるものである。そして、発泡性ポリスチレン系
樹脂粒子はこれら重合中または重合後に前記した発泡剤
を添加する事で得られる。尚本発明における重合系中に
存在させるとは、発泡性ポリスチレン系樹脂粒子を製造
する重合の途中にその重合系内に存在させることをい
う。
【0024】本発明で懸濁重合法を採用する場合に使用
する懸濁安定剤としては、懸濁重合において一般に使用
されているポリビニールアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、ポリアクリルアミド等の水溶性高分子や水に難溶
な第三燐酸カルシウム、ピロリン酸マグネシウム等の無
機化合物が挙げられる。難溶性無機化合物を使用する場
合は、α―オレフィンスルホン酸ソーダ、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ等のアニオン性界面活性剤を併用
するのが好ましい。
する懸濁安定剤としては、懸濁重合において一般に使用
されているポリビニールアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、ポリアクリルアミド等の水溶性高分子や水に難溶
な第三燐酸カルシウム、ピロリン酸マグネシウム等の無
機化合物が挙げられる。難溶性無機化合物を使用する場
合は、α―オレフィンスルホン酸ソーダ、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ等のアニオン性界面活性剤を併用
するのが好ましい。
【0025】本発明に使用する重合開始剤としては、一
般にスチレン系単量体のラジカル重合に用いられている
重合開始剤、例えば過酸化ベンゾイル、t−ブチルパー
オキシベンゾエート、ラウロイルパーオキサイド、イソ
プロピル-t-ブチルパーオキシカーボネート、過安息香
酸ブチル、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,
3,5―トリメチルシクロヘキサンのような有機過酸化
物やアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジメチルバ
レロニトリル等のアゾ化合物が使用できる。これらの重
合開始剤は、単独で又は2種以上併用しても良い。
般にスチレン系単量体のラジカル重合に用いられている
重合開始剤、例えば過酸化ベンゾイル、t−ブチルパー
オキシベンゾエート、ラウロイルパーオキサイド、イソ
プロピル-t-ブチルパーオキシカーボネート、過安息香
酸ブチル、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,
3,5―トリメチルシクロヘキサンのような有機過酸化
物やアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジメチルバ
レロニトリル等のアゾ化合物が使用できる。これらの重
合開始剤は、単独で又は2種以上併用しても良い。
【0026】本発明で使用する発泡剤としては、プロパ
ン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、
イソペンタン、シクロペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭
化水素、トリクロルフルオロメタン、ジクロルフルオロ
メタン、ジクロルジフルオロメタン、ジクロルテトラフ
ルオロ等のハロゲン化炭化水素が挙げられる。これらの
発泡剤は単独でも2種以上併用して使用してもよい。
ン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、
イソペンタン、シクロペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭
化水素、トリクロルフルオロメタン、ジクロルフルオロ
メタン、ジクロルジフルオロメタン、ジクロルテトラフ
ルオロ等のハロゲン化炭化水素が挙げられる。これらの
発泡剤は単独でも2種以上併用して使用してもよい。
【0027】発泡剤の含有量としては、使用する発泡倍
率によって異なるが、1〜10重量%、好ましくは3〜
8重量%、特に好ましくは4〜7重量%である。
率によって異なるが、1〜10重量%、好ましくは3〜
8重量%、特に好ましくは4〜7重量%である。
【0028】本発明で使用される可塑剤としては、ステ
アリン酸トリグリセライド、パルミチン酸トリグリセラ
イド、ラウリン酸トリグリセライド、ステアリン酸ジグ
リセライド、ステアリン酸モノグリセライド等の脂肪酸
グリセライド、ヤシ油、パーム油、パーム核油等の植物
性油脂、シクロヘキサン、トルエン、キシレン等の有機
炭化水素類や流動パラフィンなどが使用される。また、
これらを併用しても良い。
アリン酸トリグリセライド、パルミチン酸トリグリセラ
イド、ラウリン酸トリグリセライド、ステアリン酸ジグ
リセライド、ステアリン酸モノグリセライド等の脂肪酸
グリセライド、ヤシ油、パーム油、パーム核油等の植物
性油脂、シクロヘキサン、トルエン、キシレン等の有機
炭化水素類や流動パラフィンなどが使用される。また、
これらを併用しても良い。
【0029】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げるが、これ
によって本発明は限定されるものではない。 (実施例1)3Lの回転撹拌機付きオートクレーブ内
に、蒸留水1000g、第三リン酸カルシウム1.25
g、アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸ソーダ
0.06g、エチレンビスステアリン酸アマイド0.5
gを仕込み、次いで、スチレン1000gにベンゾイル
パーオキサイド1.9g、1,1ジt―ブチルパーオキ
シ3,3,5トリメチルシクロヘキサン1.2g、椰子
油4gを溶解させて仕込んだ。
によって本発明は限定されるものではない。 (実施例1)3Lの回転撹拌機付きオートクレーブ内
に、蒸留水1000g、第三リン酸カルシウム1.25
g、アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸ソーダ
0.06g、エチレンビスステアリン酸アマイド0.5
gを仕込み、次いで、スチレン1000gにベンゾイル
パーオキサイド1.9g、1,1ジt―ブチルパーオキ
シ3,3,5トリメチルシクロヘキサン1.2g、椰子
油4gを溶解させて仕込んだ。
【0030】次に、該オートクレーブを98℃まで昇温
し、同温度で4.5時間スチレンを重合させた後、ブタ
ン(ノルマル/イソ=55/45)70g及びシクロヘ
キサン13gを圧入し、その後、オートクレーブを11
4℃まで昇温させて、生成重合体粒子中にブタンを3.
5時間かけて含浸させた。この後、反応系を30℃の温
度にまで3時間で冷却し、重合を終了させた。
し、同温度で4.5時間スチレンを重合させた後、ブタ
ン(ノルマル/イソ=55/45)70g及びシクロヘ
キサン13gを圧入し、その後、オートクレーブを11
4℃まで昇温させて、生成重合体粒子中にブタンを3.
5時間かけて含浸させた。この後、反応系を30℃の温
度にまで3時間で冷却し、重合を終了させた。
【0031】得られた発泡性ポリスチレン系樹脂粒子
を、遠心分離器にて脱水し、乾燥後、粒径0.84〜
1.19mmで分級し、熟成を行わずに倍率60倍に予
備発泡させて予備発泡粒子を得た。 この予備発泡粒子
の気泡は均一であった。
を、遠心分離器にて脱水し、乾燥後、粒径0.84〜
1.19mmで分級し、熟成を行わずに倍率60倍に予
備発泡させて予備発泡粒子を得た。 この予備発泡粒子
の気泡は均一であった。
【0032】次に、この予備発泡粒子を室温で1日養生
させた後、ダイセン工業(株)製KR57成形機にて3
00×600×25mmの平板を成形し、また、東洋機
械金属社製のFU300にて、下記容器を成形した。 *外寸:405×316×237mm *内寸:351×267×217mm *側面厚み:18〜32mm *底面厚み:22mm *発泡倍率:60倍 (評価) <断熱性能の評価>上記容器に氷を2000g入れ、同
容器を上に重ねてテープでシールし、35℃で放置して
10時間後の氷の残存量を測定した。 <気泡径の測定>成形体の平均気泡径はASTM―D−
2842−97に準じて、発泡体の切断面を撮影した走
査型電子顕微鏡写真から、切断面の一直線上(60m
m)にかかる気泡数から平均弦長を測定した。 <熱伝導率の測定>上記平板を乾燥後200×200m
mに切り出し50℃×5日間アニーリングを施した後、
JIS A 1412に基つき熱伝導率計(英弘精機…H
C−073)を用いて、20℃における熱伝導率を測定
した。 <表面性>成形体の表面性は、成形したものを約35℃
の乾燥室で一昼夜保管したものを目視観察で下記5段階
で評価した。
させた後、ダイセン工業(株)製KR57成形機にて3
00×600×25mmの平板を成形し、また、東洋機
械金属社製のFU300にて、下記容器を成形した。 *外寸:405×316×237mm *内寸:351×267×217mm *側面厚み:18〜32mm *底面厚み:22mm *発泡倍率:60倍 (評価) <断熱性能の評価>上記容器に氷を2000g入れ、同
容器を上に重ねてテープでシールし、35℃で放置して
10時間後の氷の残存量を測定した。 <気泡径の測定>成形体の平均気泡径はASTM―D−
2842−97に準じて、発泡体の切断面を撮影した走
査型電子顕微鏡写真から、切断面の一直線上(60m
m)にかかる気泡数から平均弦長を測定した。 <熱伝導率の測定>上記平板を乾燥後200×200m
mに切り出し50℃×5日間アニーリングを施した後、
JIS A 1412に基つき熱伝導率計(英弘精機…H
C−073)を用いて、20℃における熱伝導率を測定
した。 <表面性>成形体の表面性は、成形したものを約35℃
の乾燥室で一昼夜保管したものを目視観察で下記5段階
で評価した。
【0033】5;粒子間隙がほとんど無く綺麗である。
【0034】4; 〃 は若干見られる。
【0035】3; 〃 はあるが実用上問題ない最低
レベルである。
レベルである。
【0036】2;粒子間隙が多数あり問題がある。
【0037】1;使用できないレベルである、
<気泡径の経時変化>気泡径の経時変化を調べるため上
記で得た粒子の一部を密閉容器に入れ、 室温で4週間
保管した後取り出し、前記同様に成形体の切断面気泡状
態および表面性を調べた。これらの結果を表1に示す。 (実施例2、3)気泡調節剤として、表1記載の量のエ
チレンビスステアリルアマイドを用いた以外は実施例1
と同様に実施した。
記で得た粒子の一部を密閉容器に入れ、 室温で4週間
保管した後取り出し、前記同様に成形体の切断面気泡状
態および表面性を調べた。これらの結果を表1に示す。 (実施例2、3)気泡調節剤として、表1記載の量のエ
チレンビスステアリルアマイドを用いた以外は実施例1
と同様に実施した。
【0038】(実施例4〜7)気泡調節剤として、表1
記載の分子量と量のポリエチレンワックスを用いた以外
は実施例1と同様に実施した。
記載の分子量と量のポリエチレンワックスを用いた以外
は実施例1と同様に実施した。
【0039】(実施例8〜11)気泡調節剤として、表
1記載の種類と量のメチルメタクリレート・ブタジエン
・スチレン系共重合体樹脂(カネエース、鐘淵化学工業
(株)製)を用いた以外は実施例1と同様に実施した。
1記載の種類と量のメチルメタクリレート・ブタジエン
・スチレン系共重合体樹脂(カネエース、鐘淵化学工業
(株)製)を用いた以外は実施例1と同様に実施した。
【0040】(実施例12,13)気泡調節剤として、
表1記載の量のスチレン・ブタジエン共重合体(エーア
ンドエムスチレン(株)製 EXG11)を用いた以外
は実施例1と同様に実施した。
表1記載の量のスチレン・ブタジエン共重合体(エーア
ンドエムスチレン(株)製 EXG11)を用いた以外
は実施例1と同様に実施した。
【0041】(比較例1)気泡調整剤を用いない事以外
は、実施例1と同様に実施した。
は、実施例1と同様に実施した。
【0042】(比較例2〜9)気泡調節剤として、表1
記載の種類の化合物と量を用いた以外は、実施例1と同
様に実施した。
記載の種類の化合物と量を用いた以外は、実施例1と同
様に実施した。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明は、製造直後から約一ヶ月以上に
かけて発泡させて成形して得られる成形体の切断面気泡
径の経時変化が少なく、かつ成形体切断面気泡径の平均
弦長を80〜170μの範囲内としうる事により、優れ
た断熱性能と表面性を有する発泡ポリスチレン系樹脂容
器を提供することができる。
かけて発泡させて成形して得られる成形体の切断面気泡
径の経時変化が少なく、かつ成形体切断面気泡径の平均
弦長を80〜170μの範囲内としうる事により、優れ
た断熱性能と表面性を有する発泡ポリスチレン系樹脂容
器を提供することができる。
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E033 AA09 BA22 BA30 BB01 DD01
4F074 AA09D AA17 AA32 AA98
AD13 BC11 CA34 DA03 DA07
DA34
Claims (7)
- 【請求項1】 発泡成形体の切断面気泡径の平均弦長が
80〜170μmの範囲である事を特徴とする発泡ポリ
スチレン系樹脂容器。 - 【請求項2】発泡ポリスチレン系樹脂が、気泡径調整剤
を含有する事を特徴とする請求項1記載の発泡ポリスチ
レン系樹脂容器。 - 【請求項3】気泡径調整剤として、脂肪族ビスアマイド
を0.01〜0.09重量部含有する事を特徴とする請
求項2記載の発泡ポリスチレン系樹脂容器。 - 【請求項4】気泡径調整剤として、ポリエチレンワック
スを0.01〜0.09重量部含有する事を特徴とする
請求項2記載の発泡ポリスチレン系樹脂容器。 - 【請求項5】気泡径調整剤として、MBSを0.01〜
1重量部含有する事を特徴とする請求項2記載の発泡ポ
リスチレン系樹脂容器。 - 【請求項6】気泡径調整剤として、スチレン・ブタジエ
ン共重合体を0.01〜1重量部含有する事を特徴とす
る請求項2記載の発泡ポリスチレン系樹脂容器。 - 【請求項7】発泡ポリスチレン系樹脂容器が魚箱である
事を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の発泡
ポリスチレン系樹脂容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004954A JP2003205925A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 発泡ポリスチレン系樹脂容器。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004954A JP2003205925A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 発泡ポリスチレン系樹脂容器。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003205925A true JP2003205925A (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=27644135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002004954A Pending JP2003205925A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | 発泡ポリスチレン系樹脂容器。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003205925A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008120009A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Jsp Corp | ポリスチレン系樹脂積層発泡シート及びその成形品 |
JP2012177033A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、発泡粒子及び発泡成形体 |
CN103483490A (zh) * | 2013-10-08 | 2014-01-01 | 无锡兴达泡塑新材料股份有限公司 | 消失模铸造用改性可发性聚苯乙烯共聚颗粒及其制备方法 |
JP2015199835A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | 株式会社カネカ | 発泡性熱可塑性樹脂粒子 |
JP2015203042A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | 株式会社カネカ | 発泡性熱可塑性樹脂粒子、熱可塑性予備発泡粒子、熱可塑性発泡成形体 |
JP2016023305A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-02-08 | 株式会社カネカ | 発泡性熱可塑性樹脂粒子、その予備発泡粒子及び発泡成形体 |
-
2002
- 2002-01-11 JP JP2002004954A patent/JP2003205925A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008120009A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Jsp Corp | ポリスチレン系樹脂積層発泡シート及びその成形品 |
JP2012177033A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、発泡粒子及び発泡成形体 |
CN103483490A (zh) * | 2013-10-08 | 2014-01-01 | 无锡兴达泡塑新材料股份有限公司 | 消失模铸造用改性可发性聚苯乙烯共聚颗粒及其制备方法 |
JP2015199835A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | 株式会社カネカ | 発泡性熱可塑性樹脂粒子 |
JP2015203042A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | 株式会社カネカ | 発泡性熱可塑性樹脂粒子、熱可塑性予備発泡粒子、熱可塑性発泡成形体 |
JP2016023305A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-02-08 | 株式会社カネカ | 発泡性熱可塑性樹脂粒子、その予備発泡粒子及び発泡成形体 |
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