JP2003204017A - 電子部品及び電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品及び電子部品の製造方法

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JP2003204017A
JP2003204017A JP2002001964A JP2002001964A JP2003204017A JP 2003204017 A JP2003204017 A JP 2003204017A JP 2002001964 A JP2002001964 A JP 2002001964A JP 2002001964 A JP2002001964 A JP 2002001964A JP 2003204017 A JP2003204017 A JP 2003204017A
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lsi
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Takeshi Iwashita
斌 岩下
Haruhiko Makino
晴彦 牧野
Hidetoshi Kusano
英俊 草野
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Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

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  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの電磁波吸収対策が容易にできるよ
うにする。 【解決手段】 LSIユニット71は、LSIチップ5
4aおよびLSIチップ54bを接合材57によりモー
ルド形成されたものを、ユニット別にダイシングして得
られる。この接合材57の中に、電磁波吸収体としての
性質を持つ粉末材料58を混合することにより、LSI
チップ54aおよびLSIチップ54bの電磁波の磁界
成分は、粉末材料58に吸収され、さらに、LSIユニ
ット71のデバイス面とは反対側の面に金属膜63を形
成することにより、LSIチップ54aおよびLSIチ
ップ54bの電磁波の電界成分は、金属膜63に遮断さ
れるので、電磁波の放射が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品および電
子部品の製造方法に関し、特に、電磁波の磁界成分を吸
収し、電磁波の電界成分を遮断し、電磁波の放射を抑制
するようにした電子部品および電子部品の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯端末や情報家電分野において
は、小型軽量化や高機能化に対する要求が強く、高速化
および高周波化が求められている。このため、1つのウ
エーハから多数のLSI(Large Scale Integrated cir
cuit)やIC(Integrated Circuit)が作成されるSOC
(System On Chip)でも、微細ピッチ化および高集積化
が進んでいる。
【0003】しかしながら、SOCで、ウエーハ上に作
成される複数のLSIやICは、すべてが良品というわ
けではなく、中には、不良品が存在する。LSIやIC
が不良品であるか否かは、作成プロセスの途中では判ら
ないので、途中の作業工程で、既に不良品となってしま
っている作成途中のLSIやICに対しても、残りのす
べての作業工程を施さなければならない。従って、歩留
まりが悪い場合、多くの作業が無駄となってしまう。
【0004】そこで、近年、SIP(System In Packag
e)が注目されている。SIPでは、SOCで作成され、
すでに良品と確認されている各種(同種または異種)の
LSIやICを組み合わせて配置し、再配線し、ユニッ
トまたはモジュール化させることで1つの部品(LSI
またはIC)として取り扱うことができるようにするも
のである。従って、歩留まりがよく、また、多様な機能
を有するLSIチップやICモジュールなどを簡単に実
現することができる。
【0005】ところで、LSIチップやICモジュール
からは、通常、電磁波が放射されている。
【0006】図1を参照して、LSIユニット1からの
電磁波の放射の例について説明する。LSIユニット1
は、異種のLSI2とLSI3が組み合わされ、チップ
固定用の絶縁体4により1つの部品としてモールドされ
ている。絶縁体4は、例えば、エポキシ樹脂と粉末石英
(SiO2)により構成されており、LSI2とLSI3から
放射される電磁波は、矢印2U,2D,2Rおよび2
L、並びに、3U,3D,3Rおよび3Lに示されるよ
うに、そのまま絶縁体4を通過し、LSIユニット1の
全面から放射される。
【0007】このようなLSIユニット1をさらに複数
個組み合わせ、配置して、全体として1つの電気回路を
構成する場合、各LSIユニットが、他のLSIユニッ
トからの電磁波の影響により誤動作するのを抑制するた
めに、これらの電磁波を吸収させるEMC対策が必要に
なる。EMCは、電磁波環境両立性(ElectromagneticCo
mpatibility)のことであり、EMI(Electromagnetic I
nterference 電磁波妨害)およびEMS(Electromagneti
c Susceptibility 電磁波感受性)の両方が含まれる。
【0008】図2を参照して、従来のEMC対策を行っ
た電気回路の例を説明する。
【0009】まず、図2Aは、金細線を使用した電気回
路11のEMC対策の例を示す図である。尚、説明の便
宜上、ICパッケージ12の部分のみ図示されている
が、電気回路11は、複数のICパッケージを組み合わ
せて構成されており、プリント基板基材13上には、図
示されないが、他のICパッケージも配置されている。
【0010】ICパッケージ12は、複数個のICをエ
ポキシ等の樹脂によりモールドして形成されたものであ
る。このICパッケージ12がプリント基板基材13上
の銅箔からなる導電部14に、金細線15を介して接続
されている。また、ICパッケージ12上には、適当な
大きさに切断された電磁波吸収シート16が両面テープ
等で貼り付けられている。
【0011】電磁波吸収シート16中に取り込まれた電
磁波は、吸収され、熱エネルギーに変換される。このと
き、磁性損失を利用するため、電磁波吸収は、複素比透
磁率の虚数部に寄与される。
【0012】電磁波吸収シート16の軟磁性体金属は、
一般に、空気のインピーダンスに近づけるため、すり潰
して円盤状や燐片状の小片に加工して使用されている。
電磁波吸収シート16では、軟磁性体金属が混合される
割合が少ないと、電磁波吸収の効果も少なくなる。
【0013】図2Bは、はんだを使用した電気回路21
のEMC対策の例である。尚、図2Bにおいて、図2A
における場合と対応する部分には対応する符号を付して
あり、その説明は繰り返しになるので省略する。また、
図2Aと同様に、説明の便宜上、LSIチップ22の部
分のみ図示されているが、電気回路21は、複数のLS
Iチップを組み合わせて構成されており、プリント基板
基材13上には、図示されないが、他のLSIチップも
配置されている。
【0014】LSIチップ22は、プリント基板基材1
3上の銅箔からなる導電部14に、はんだバンプ23を
介して接続されている。LSIチップ22には、図2A
における場合と同様に、適当な大きさに切断された電磁
波吸収シート16が両面テープ等で貼り付けられてい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、電磁波吸収シート16を用いるEMC対策を、図
1に示されるLSI2あるいはLSI3に適用した場
合、その矢印2U,2Dあるいは3U,3D方向(上下
方向)の電磁波は、ある程度吸収されるが、LSI2あ
るいはLSI3の矢印2L,2R,3Lおよび3Rの方
向(左右方向)の電磁波は吸収することが困難である。
このLSI2およびLSI3の間で電磁波の相互干渉、
クロストーク、あるいは、空洞共振が起こってしまい、
LSIの設計どおりの効果が得られないという課題があ
った。
【0016】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、平面上に電子デバイスがモールドされた
電子部品において、電磁波の磁界成分を吸収し、電磁波
の電界成分を遮断する効果を持たせ、内外部からの電磁
波吸収対策が簡単かつ容易にできるようにするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品は、接
合材には、電子デバイスから放射される電磁波を吸収す
る粉末材料が混合され、接合材の電子デバイスのデバイ
ス面とは反対の面に金属膜を有することを特徴とする。
【0018】電子デバイスは、金属膜により接地されて
いるようにすることができる。
【0019】接合材は、ガラス、セラミック、または、
樹脂よりなる絶縁体であるようにすることができる。
【0020】粉末材料は、粉末フェライト、または、表
面積を大きくした金属粉末により構成される軟磁性体で
あり、0.1μm乃至100μmのさまざまな大きさの
粒径のもので構成されているようにすることができる。
【0021】接合材に混合される粉末材料の混合割合
は、重量比で30%以上であるようにすることができ
る。
【0022】金属膜は、厚みが500Å乃至200μm
の金属薄膜であるようにすることができる。
【0023】金属膜は、網目構造とされ、網目が使用波
長の1/6以下の網状金属であるようにすることができ
る。
【0024】複数個または複数種の電子デバイスは、金
属薄膜により電気的に、かつ、相互に再配線されている
ようにすることができる。
【0025】本発明の電子部品の製造方法は、平坦な基
板上に、処理前は粘着力を持つが処理後は粘着力が低下
する粘着部材を貼り付ける第1のステップと、粘着部材
の上に複数個または複数種の電子デバイスをデバイス面
を下にして配置する第2のステップと、電子デバイスか
ら放射される電磁波を吸収する粉末材料が混合された接
合材により、複数個または複数種の電子デバイスを基板
上にモールドする第3のステップと、粘着部材に所定の
工程を施して粘着部材の粘着力を低下させ、電子デバイ
スを配置した基板を剥離する第4のステップと、接合材
のデバイス面とは反対側の面が薄くなるように研磨する
第5のステップと、接合材のデバイス面とは反対側の面
に、金属膜を形成する第6のステップと、複数個または
複数種の電子デバイスにより構成される電子部品の間に
おいて接合材を切断し、各電子部品を分離する第7のス
テップとを含むことを特徴とする。
【0026】電子デバイスは、金属膜により接地されて
いるようにすることができる。
【0027】接合材は、ガラス、セラミック、または、
樹脂よりなる絶縁体であるようにすることができる。
【0028】粉末材料は、粉末フェライト、または、表
面積を大きくした金属粉末により構成される軟磁性体で
あり、0.1μm乃至100μmのさまざまな大きさの
粒径のもので構成されているようにすることができる。
【0029】接合材に混合される粉末材料の混合割合
は、重量比で30%以上であるようにすることができ
る。
【0030】金属膜は、厚みが500Å乃至200μm
の金属薄膜であるようにすることができる。
【0031】金属膜は、網目構造とされ、網目が使用波
長の1/6以下の網状金属であるようにすることができ
る。
【0032】複数個または複数種の電子デバイスを、金
属薄膜により電気的に、かつ、相互に再配線する第8の
ステップをさらに含むようにすることができる。
【0033】本発明の電子部品およびその製造方法にお
いては、接合材に、電子デバイスから放射される電磁波
を吸収する粉末材料が混合され、接合材のデバイス面と
は反対側の面に、金属膜が形成される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0035】図3は、本発明のLSIユニットの形成処
理装置のブロック図である。
【0036】この形成処理装置においては、基板配置部
31,シート貼付部32,LSI配置部33,ガイド処
理部34,接合材処理部35,加熱処理部36,再配線
処理部37,研磨部38,金属膜処理部39およびダイ
シング部40が、それぞれ相互に接続されている。
【0037】基板配置部31は、支持基板51(図5
A)を用意し、所定の位置に配置する。シート貼付部3
2は、支持基板51上に、接着用シート52(図5B)
を貼付けたり、その接着用シート52上に、離散層53
(図5C)を塗布する。
【0038】LSI配置部33は、画像認識機能を有す
るマウンタ(図示せず)を制御し、LSIチップ54a
およびLSIチップ54b(図5D)を支持基板51上
に配置させる。ガイド処理部34は、支持基板51の周
囲に、流れ止め用ガイド56(図6E)を設置したり、
外す処理を行う。
【0039】接合材処理部35は、支持基板51上に、
接合材57(図6F)を流し込む処理を行う。加熱処理
部36は、支持基板51上に形成されるもの全てを加熱
させ、接合材57を硬化し、支持基板51からLSIユ
ニット55(図6G)を剥離する。
【0040】再配線処理部37は、LSIユニット55
の再配線処理を行う。研磨部38は、LSIユニット5
5の厚みが所定の厚みになるように、接合材57または
LSIチップ54aおよびLSIチップ54bを研磨す
る。金属膜処理部39は、LSIユニット55の、研磨
部38により研磨された面に、金属膜(図8M)を形成
する。ダイシング部40は、複数個のLSIユニット5
5により構成されている半導体LSI集積板を各ユニッ
ト毎にダイシングする。
【0041】図4のフローチャートと図5乃至図8の工
程図を参照して、本発明のLSIユニットの形成処理を
説明する。
【0042】まず、ステップS1において、基板配置部
31は、支持基板51(図5A)を用意し、所定の位置
に配置する。支持基板51は、LSIチップ54aおよ
びLSIチップ54b(図5D)を配置するための仮の
基板であり、1辺が約20cmで、厚みが1mm乃至3
mmの金属、ガラス、または、シリコンにより構成され
る角板である。支持基板51の表面は、ミラー状に研磨
されている。
【0043】次に、ステップS2において、シート貼付
部32は、支持基板51上に、接着用シート52(図5
B)を貼付け、さらに、その接着用シート52上に、離
散層53(図5C)を塗布する。この離散層53は、熱
および紫外線が照射されることにより、接着力を低下さ
せる性質を持っており、後の工程で、接着用シート52
の接着強度を下げるために塗布される。
【0044】次に、ステップS3において、LSI配置
部33は、任意の数のLSIチップ54aおよびLSI
チップ54b(図5D)を、デバイス面(活性面)を下
にして、支持基板51上に配置する。LSIチップ54
aおよびLSIチップ54bは、SOCなどにより作成
され、検査の結果、良品であることが確認されたLSI
チップである。
【0045】図5Dの例では、LSIチップ54aおよ
びLSIチップ54bにより1つのLSIユニット(L
SIチップの組み合わせ)55が構成され、支持基板5
1上には、複数のLSIユニット55が形成されるよう
に、所定の数のLSIチップ54aおよびLSIチップ
54bが所定の位置に配置される。具体的には、用意さ
れたLSIチップ54aおよびLSIチップ54bは、
画像認識機能を有するマウンタにより、±5μm以上の
精度で正確に予め決められた位置に、デバイス面(活性
面)を下(離散層53に接する方向)にして、支持基板
51上に配置される。
【0046】なお、図5Dにおいて、LSIチップ54
aおよびLSIチップ54bで構成されるLSIユニッ
ト55を1ユニットとしたが、組み合わせるLSIチッ
プは、同じ種類でも異なる種類でもよく、さらに、その
組み合わせる数は、2個以上であれば、いくつでもよ
い。ただし、組み合わせるLSIチップは、良品と確認
されたものに限られる。
【0047】図4のステップS4において、ガイド処理
部34は、支持基板51の周囲に、LSIユニット55
(図6E)をモールドするための接合材57(図6F)
の流出を防止するための流れ止め用ガイド56を設置す
る。流れ止め用ガイド56は、丸状でも四角状でも流れ
止めができればよい。その後、ステップS5において、
図6Fに示されるように、接合材処理部35は、支持基
板51上に、LSIユニット55をモールドするための
接合材57を流し込む。
【0048】接合材57は、樹脂及び充填剤により構成
される。樹脂は、接合材57のベースとして用いられ、
例えば、エポキシ樹脂により構成される。ただし、エポ
キシ樹脂は、硬化収縮や熱膨張係数が大きく、そりや割
れを引き起こしやすい性質があるため、その中でもでき
るだけその値が小さなものを選ぶ。さらに、充填剤を大
量に混合することにより、樹脂のそりや割れを防止し、
接合材57の歪みを小さくする。この充填剤には、例え
ば、熱膨張係数の小さい球状シリカ(石英)が用いられ
る。接合材57における球状シリカは、さまざまな大き
さの粒径のものを組み合わせることにより、重量比で9
0%まで混合させることが可能である。ただし、球状シ
リカを入れただけでは、この接合材57には、電磁波を
吸収する効果はない。
【0049】そこで、接合材57に混合する球状シリカ
の一部を電磁波の磁界成分の吸収効果のある粉末材料5
8に変更して、球状シリカと粉末材料58の混合物が接
合材57に混合される。粉末材料58は、電磁波の磁界
成分の吸収効果のある、粉末フェライト、あるいは、表
面積を大きくした軟磁性体金属の燐片状や円形状の金属
粉末により構成される。さらに、粉末材料58の大きさ
は、粒径0.1μm乃至100μmであればよく、混合
する粉末材料58は、さまざまな粒径のもので構成する
ようにしてもよい。
【0050】また、接合材57における粉末材料58の
混合割合は、重量比で40%以上になると、電磁波の磁
界成分の吸収効果が急激に大きくなる。従って、球状シ
リカと粉末材料58の混合物は、接合材57における球
状シリカと粉末材料58の混合物の混合割合が、重量比
で60%以上であって、かつ、接合材57における粉末
材料58の混合物の混合割合が、重量比で30%以上に
なるように調合され、接合材57に混合される。
【0051】なお、上記を満たすものであれば、エポキ
シ樹脂の代わりに他の有機樹脂を用いてもよいし、球状
シリカの代わりに、他のガラス、セラミックを用いるよ
うにしてもよい。
【0052】次に、図4のステップS6において、加熱
処理部36は、接合材57を、加熱により、硬化し、支
持基板51から剥がし、ガイド処理部34は、流れ止め
用ガイド56を外す(図6G)。具体的には、支持基板
51上に形成されるもの全てが、100℃で30分加熱
され、さらに、150℃で80分、加熱される。この加
熱により、離散層53が接着用シート52の接着力を低
下させるので、接合材57およびLSIユニット55
は、支持基板51から容易に剥離でき、モールドされた
半導体LSI集積板が得られる。
【0053】次に、ステップS7において、再配線処理
部37は、半導体LSI集積板(LSIユニット55)
の再配線処理を実行する。LSIユニット55の再配線
処理について、図9のフローチャートを参照して説明す
る。
【0054】ステップS21において、再配線処理部3
7は、図7Hに示されるように、LSIユニット55の
デバイス面に、層間膜59として、オーバーコート樹脂
(例えば、感光性ポリイミド液体樹脂)をスピンナーコ
ートする。この層間膜59は、接合材57およびLSI
ユニット55のデバイス面を平坦化させ、さらに、LS
Iチップ54aおよびLSIチップ54bのパッシベー
ション膜として作用する。
【0055】さらに、再配線処理部37は、ステップS
22において、層間膜59上の所定の位置に、30μm
以下のコンタクトホール60を作成する。図7Iに示さ
れるように、層間膜59上のLSIチップ54aおよび
LSIチップ54bのボンドエリアには、LSIチップ
54aおよびLSIチップ54bを再配線するために、
LSIユニット55あたり数百から数千個のコンタクト
ホール60が作成される。このコンタクトホール60
は、層間膜59上にフォトレジストを形成し、その後、
フォトレジストの所定の位置を、露光、現像、および、
加熱硬化することにより作成される。
【0056】次に、ステップS23において、再配線処
理部37は、図7Jに示されるように、コンタクトホー
ル60が作成された層間膜59上に、再配線層62(図
8K)になる金属薄膜61を成膜する。金属薄膜61
は、ニッケルまたはクロムの下地層と銅とが一緒にスパ
ッタ技術により成膜されたものである。下地層は、層間
膜59と銅の密着をよくするための層であり、厚みは、
500Å乃至2000Åである。また、銅の厚みは、5
000Å乃至5μmである。
【0057】さらに、ステップS24において、再配線
処理部37は、フォトプロセスにより、この金属薄膜6
1上に、所定の回路パターンの元になるマスクパターン
をフォトレジストで形成する。その後、ステップS25
において、再配線処理部37は、回路パターンの元にな
るマスクパターンが形成されたフォトレジストを表面に
有する金属薄膜61に対して金属の専用エッチング液に
よりエッチングを行い、金属薄膜61に回路パターンを
転写する。その後、再配線処理部37は、金属薄膜61
上のレジストを除去する。これにより、図8Kに示され
るように、層間膜59上に再配線層62が形成される。
【0058】以上のようして、再配線処理が行われた
後、図4のステップS8において、研磨部38は、接合
材57のデバイス面の反対側の面を研磨する。すなわ
ち、図8Kに示されるように、モールドされた半導体L
SI集積板(LSIユニット55の接合材57)の厚み
d1は、製造工程中における取り扱いが容易なように、
500μm乃至700μmの厚みとされていたが、図8
Lに示されるように、LSIユニット55の接合材57
は、その厚みd2は200μm乃至300μmとなるよ
うに、LSIチップ54aおよびLSIチップ54bの
デバイス面とは反対の面に達するところまで薄く研磨さ
れる。
【0059】さらに、ステップS9において、図8Mに
示されるように、金属膜処理部39は、研磨部38によ
り研磨された面(接合材57のデバイス面の反対側の
面)に金属膜63を形成する。金属膜63は、厚みが5
00Å乃至200μmの金属薄膜であり、密着性を向上
させるためにニッケルやクロムの下地層と共に、電気抵
抗の小さい銅または銀により構成されており、スパッタ
技術(または蒸着法)により成膜される。銅や銀の代わ
りに、銅粉または銀粉を含む導電樹脂を塗布するように
してもよい。薄膜ではなく、網目が使用波長の1/6以
下の網状金属を使用するようにしてもよい。
【0060】上述したステップS8において、LSIユ
ニット55が、LSIチップ54aおよびLSIチップ
54bのデバイス面とは反対の面に達するところまで研
磨されるため、図8Mに示されるように、金属膜63と
LSIチップ54aおよびLSIチップ54bの間に
は、接合材57は存在せず、金属膜63とLSIチップ
54aおよびLSIチップ54bは、直接接続される。
これにより、金属膜63をアースとして使用することが
できる。
【0061】なお、図5乃至図8においては、LSIユ
ニット55の1ユニット分しか示されていないが、実際
には、半導体LSI集積板は、複数個のLSIユニット
55により構成されている。したがって、ダイシング部
40は、上記作業により形成された半導体LSI集積板
を、ステップS10において、図8Mに示されるよう
に、それぞれ、1ユニット毎にブレード64によりダイ
シング(切削加工)する。これにより、多数のLSIユ
ニット55が得られる。
【0062】以上のように、本発明を適用したLSIユ
ニット55においては、接合材57に電磁波吸収体であ
る粉末材料58を混入し、電磁波の磁界成分が粉末材料
58に吸収するようにし、さらに、LSIユニット55
のデバイス面とは反対側の面に金属膜を形成し、電磁波
の電界成分を遮断するようにしたので、LSIユニット
55の各デバイス(LSIチップ54aおよびLSIチ
ップ54b)の近傍でEMC対策が取られ、電磁波吸収
に大きな効果が得られる。
【0063】図10は、図4のステップS10におい
て、ダイシングされたLSIユニット71を表わしてい
る。図10に示されるように、LSIユニット71にお
いて、接合材57に接している面の電磁波の磁界成分
は、吸収され、放射が抑制される(なお、図10におい
て、LSIユニット71の再配線層の図示は、省略され
ている)。さらに、金属膜63により、電磁波の電界成
分は、遮断され、放射が抑制される。したがって、LS
Iチップ54aおよびLSIチップ54b同士の電磁波
の相互干渉、クロストークが抑制されることになり、L
SIユニット71の信頼性が向上する。
【0064】さらに、LSIチップ54aおよびLSI
チップ54bのデバイス面とは反対の面に達するところ
まで研磨されているので、金属膜63とLSIチップ5
4aおよびLSIチップ54bの間には、接合材57は
存在せず、金属膜63とLSIチップ54aおよびLS
Iチップ54bは、直接接続される。これにより、金属
膜63をアースとして使用することができる。
【0065】また、LSIユニット71を外部の電気回
路に接続する場合、一方向(下向きの矢印72Dの方
向)だけの電磁波のEMC対策を考えればよいことにな
り、EMC対策が容易となる。そのEMC対策の一例と
しては、例えば、LSIユニット71が接続される外部
の電気回路のプリント基板基材13(図11)中に、吸
収層、または、シールド層を組み込むということがあげ
られる。
【0066】図11は、本発明を適用したLSIユニッ
ト71を使用した外部の電気回路81への接続例であ
る。尚、図11において、図2における場合と対応する
部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返
しになるので省略する。
【0067】プリント基板基材13の導電部14上に、
LSIユニット71がはんだバンプ23により接続され
る。このLSIユニット71の接合材57に電磁波吸収
体である粉末材料58を混入し、LSIユニット71の
デバイス面とは反対側の面に金属膜を形成することによ
り、LSIユニット71のみで、EMC対策が行われる
ため、図2で上述した電磁波吸収シート16が必要なく
なる。すなわち、外部からのEMC対策を必要としない
ため、接続箇所が減るので、信頼性が向上し、さらに小
型の電気回路の形成が可能になる。また、外部からのE
MC対策に必要であった作業が必要なくなり、半導体回
路作成の手間が軽減される。
【0068】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の電子部品および
その製造方法によれば、電子部品を外部電気回路に取り
付ける場合、外部からの電磁波吸収対策が容易にできる
ようになり、さらに、これにより、信頼性の向上、作業
軽減、電気回路の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のLSIユニットの電磁波の放射を説明す
る図である。
【図2】従来のEMC対策を行った電気回路の例を説明
する図である。
【図3】本発明のLSIユニットの形成処理装置のブロ
ック図である。
【図4】本発明のLSIユニットの形成処理を説明する
フローチャートである。
【図5】本発明のLSIユニットの形成工程を説明する
図である。
【図6】本発明のLSIユニットの形成工程を説明する
図である。
【図7】本発明のLSIユニットの形成工程を説明する
図である。
【図8】本発明のLSIユニットの形成工程を説明する
図である。
【図9】図4のステップS7のLSIユニットの再配線
処理を説明するフローチャートである。
【図10】本発明のLSIユニットの電磁波の放射を説
明する図である。
【図11】本発明のLSIユニットを外部の電気回路に
取り付けた例を説明する図である。
【符号の説明】
31 基板配置部, 32 シート貼付部, 33 L
SI配置部, 34ガイド処理部, 35 接合材処理
部, 36 加熱処理部, 37 再配線処理部, 3
8 研磨部, 39 金属膜処理部, 40 ダイシン
グ部, 51基板基材, 52 接着用シート, 53
離散層, 54a,54b LSIチップ, 55
LSIユニット, 56 流れ止め用ガイド, 57
接合材, 58 粉末材料, 59 層間膜, 60
コンタクトホール, 61金属薄膜, 62 再配線
層, 63 金属膜,64 ブレード,71 LSIユ
ニット,81 電気回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/31 H01F 1/00 C H05K 9/00 H01L 23/30 A (72)発明者 草野 英俊 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4M109 AA01 BA03 CA04 EE07 5E040 CA13 5E041 CA01 HB17 NN01 NN02 5E321 AA23 BB33 BB51 CC16 GG11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個または複数種の電子デバイスが接
    合材により平坦な基板上にモールドされ、モールドされ
    たユニット毎に前記接合材の位置で切断され、実装基板
    に用いられる電子部品において、 前記接合材には、前記電子デバイスから放射される電磁
    波を吸収する粉末材料が混合され、 前記接合材の前記電子デバイスのデバイス面とは反対の
    面に金属膜を有することを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】 前記電子デバイスは、前記金属膜により
    接地されていることを特徴とする請求項1に記載の電子
    部品。
  3. 【請求項3】 前記接合材は、ガラス、セラミック、ま
    たは、樹脂よりなる絶縁体であることを特徴とする請求
    項1に記載の電子部品。
  4. 【請求項4】 前記粉末材料は、粉末フェライト、また
    は、表面積を大きくした金属粉末により構成される軟磁
    性体であり、0.1μm乃至100μmのさまざまな大
    きさの粒径のもので構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の電子部品。
  5. 【請求項5】 前記接合材に混合される前記粉末材料の
    混合割合は、重量比で30%以上であることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子部品。
  6. 【請求項6】 前記金属膜は、厚みが500Å乃至20
    0μmの金属薄膜であることを特徴とする請求項1に記
    載の電子部品。
  7. 【請求項7】 前記金属膜は、網目構造とされ、網目が
    使用波長の1/6以下の網状金属であることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子部品。
  8. 【請求項8】 前記複数個または複数種の電子デバイス
    は、金属薄膜により電気的に、かつ、相互に再配線され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  9. 【請求項9】 平坦な基板上に、処理前は粘着力を持つ
    が処理後は粘着力が低下する粘着部材を貼り付ける第1
    のステップと、 前記粘着部材の上に複数個または複数種の電子デバイス
    をデバイス面を下にして配置する第2のステップと、 前記電子デバイスから放射される電磁波を吸収する粉末
    材料が混合された接合材により、前記複数個または複数
    種の電子デバイスを前記基板上にモールドする第3のス
    テップと、 前記粘着部材に所定の工程を施して前記粘着部材の粘着
    力を低下させ、前記電子デバイスを配置した前記基板を
    剥離する第4のステップと、 前記接合材の前記デバイス面とは反対側の面が薄くなる
    ように研磨する第5のステップと、 前記接合材の前記デバイス面とは反対側の面に、金属膜
    を形成する第6のステップと、 前記複数個または複数種の電子デバイスにより構成され
    る電子部品の間において前記接合材を切断し、各電子部
    品を分離する第7のステップとを含むことを特徴とする
    電子部品の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記電子デバイスは、前記金属膜によ
    り接地されていることを特徴とする請求項9に記載の電
    子部品の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記接合材は、ガラス、セラミック、
    または、樹脂よりなる絶縁体であることを特徴とする請
    求項9に記載の電子部品の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記粉末材料は、粉末フェライト、ま
    たは、表面積を大きくした金属粉末により構成される軟
    磁性体であり、0.1μm乃至100μmのさまざまな
    大きさの粒径のもので構成されていることを特徴とする
    請求項9に記載の電子部品の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記接合材に混合される前記粉末材料
    の混合割合は、重量比で30%以上であることを特徴と
    する請求項9に記載の電子部品の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記金属膜は、厚みが500Å乃至2
    00μmの金属薄膜であることを特徴とする請求項9に
    記載の電子部品の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記金属膜は、網目構造とされ、網目
    が使用波長の1/6以下の網状金属であることを特徴と
    する請求項9に記載の電子部品の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記複数個または複数種の電子デバイ
    スを、金属薄膜により電気的に、かつ、相互に再配線す
    る第8のステップをさらに含むことを特徴とする請求項
    9に記載の電子部品の製造方法。
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