JP2003203468A - 情報再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録フォーマットが異なる複数の記録媒体に
記録されているファイルを対象として再生する順番をプ
ログラムすることができるようにした情報再生装置を提
供する。 【解決手段】 複数の記録媒体を設置可能であり、これ
らの記録媒体の中から１つを選択して再生する情報再生
装置において、プログラム再生の設定時には、プログラ
ム再生の実行時に再生するプログラム再生対象を使用者
が設定するための画面であって、設置されている複数の
記録媒体の中から指定された記録媒体の記録フォーマッ
トに応じた画面が表示されるように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば円板状の記
録媒体であるディスクを複数設置可能であり、これらの
記録媒体の中から１つを選択して再生する情報再生装置
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】このような情報再生装置として、使用者
の操作に応じて、例えば、音楽ＣＤの場合は、１枚目の
ディスクの１曲目のトラック、４枚目のディスクの３曲
目のトラック、３枚目のディスクの２曲目のトラック、
…というように、設置されている同じ記録フォーマット
の複数の記録媒体に記録されているファイルを対象とし
て再生する順番をプログラムし、このプログラムした順
番で再生を行う機能を有するものが提供されている。

【０００３】また、最近、オーディオデータがＭＰＥＧ
オーディオのレイヤ３で圧縮されて記録されている音楽
ＣＤ（以下、「ｍｐ３の音楽ＣＤ」と言う）が普及し始
めている。これを受けて、通常の音楽ＣＤ（オーディオ
データが圧縮されずに記録されているＣＤ）に加えて、
このｍｐ３の音楽ＣＤを再生可能な情報再生装置も登場
している。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ここで、通常の音楽Ｃ
Ｄにはディレクトリが存在しないが、ｍｐ３の音楽ＣＤ
にはディレクトリが存在する。すなわち、通常の音楽Ｃ
Ｄとｍｐ３の音楽ＣＤとでは記録フォーマットが異な
る。しかしながら、従来、このような記録フォーマット
が異なる複数の記録媒体に記録されているファイルを対
象として再生する順番をプログラムすることができる情
報再生装置は存在しなかった。

【０００５】尚、特開２００１−１４８３０の公報に開
示されている技術は、光ディスクなどの記録媒体の制約
を受けることなく再生できるマルチ再生装置を実現する
ものであり、上記課題を解決するものではない。

【０００６】また、特開２００１−５７０５７の公報に
開示されている技術は、全てのＡＴＳ（オーディオタイ
トルセット）とＶＴＳ（ビデオタイトルセット）を再生
可能な光ディスク装置（ＤＶＤユニバーサルプレーヤ）
を実現するものであり、上記の課題を解決するものでは
ない。

【０００７】また、特開２００１−２０２６９９の公報
に開示されている技術は、それぞれ異なる規格フォーマ
ットで１つの記録媒体に記録されている複数の情報を統
一的に再生可能とするものであり、上記の課題を解決す
るものではない。

【０００８】そこで、本発明は、記録フォーマットが異
なる複数の記録媒体に記録されているファイルを対象と
して再生する順番をプログラムすることができるように
した情報再生装置を提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、複数の記録媒体を設置可能であり、こ
れらの記録媒体の中から１つを選択して再生する情報再
生装置において、プログラム再生の設定時には、使用者
がプログラム再生対象を設定するための画面であって、
設置されている複数の記録媒体の中から使用者によって
指定された記録媒体の記録フォーマットに応じた画面が
表示されるように動作し、そして、プログラム再生の実
行時には、前記プログラム再生対象を所定の順番で再生
するようになっている。

【００１０】例えば、通常の音楽ＣＤとｍｐ３の音楽Ｃ
Ｄとを再生対象とする場合を例に挙げると、プログラム
再生の設定時には、設置されているディスクの一覧が当
情報再生装置に接続された表示装置に表示されるように
動作し、その一覧の中からディスクが指定されると、そ
の指定されたディスク内にディレクトリが存在するか否
かを判定し、ディレクトリが存在する場合には、指定さ
れたディスク内のディレクトリの一覧が前記表示装置に
表示されるように動作し、その一覧の中からディレクト
リが指定されると、その指定されたディレクトリ内のフ
ァイルの一覧が前記表示装置に表示されるように動作
し、その一覧の中からファイルが指定されると、今回指
定されたディスク、ディレクトリ、及び、ファイルをプ
ログラム再生対象として記憶し、一方、指定されたディ
スクにディレクトリが存在しない場合には、指定された
ディスク内のファイルの一覧が前記表示装置に表示され
るように動作し、その一覧の中からファイルが指定され
ると、今回指定されたディスク及びファイルをプログラ
ム再生対象として記憶し、そして、プログラム再生の実
行時には、前記プログラム再生対象を所定の順番で再生
するようにすればよい。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図１は本発明の一実施形態であ
る情報再生装置のブロック図である。この情報再生装置
は、複数枚のディスクを設置可能なトレイ状のディスク
テーブル１を備えている。ここでは、ＣＤ（音楽ＣＤや
ビデオＣＤ）あるいはＤＶＤを５枚設置できるようにデ
ィスク設置部Ｎ−１〜Ｎ−５が設けられている。

【００１２】再生時には、ディスクテーブル１に設置さ
れているディスクのうち、所定の位置にあるディスク設
置部（図１に示す状態ではディスク設置部Ｎ−３）に設
置されているディスクがディスクモータ２に装填されて
ディスクモータ２によって回転駆動される。そして、デ
ィスクテーブル１がテーブルモータ２３により回転駆動
されることにより、ディスクテーブル１に設置されてい
る複数のディスクの中でディスクモータ２に装填される
ディスクが切り換えられる。

【００１３】ディスクモータ２によって回転駆動される
ディスクから情報を検出するピックアップ３の出力は、
ＲＦアンプ４を介して信号処理回路５とサーボ処理回路
６とに導かれており、サーボ処理回路６の出力は、デジ
タルシグナルプロセッサ（以下、「ＤＳＰ」）５に導か
れている。

【００１４】また、ＤＳＰ５には、ＲＦアンプ４によっ
て増幅され、ＤＶＤ規格に従ってデコードされたデータ
（但し、ここでは、ＭＰＥＧ（Motion Picture Expert
Group）により圧縮されている）を一旦格納するトラッ
クバッファＲＡＭ（Random Access Memory）７が接続さ
れている。これらＲＦアンプ４、ＤＳＰ５、及び、サー
ボ処理回路６は、マイクロコンピュータ８によって制御
される。このように、マイクロコンピュータ８は、ディ
スクから情報を再生する動作の制御を司るものであり、
以下、「フロントエンドマイコン」と称するものとす
る。

【００１５】サーボ処理回路６は、フロントエンドマイ
コン８からＤＳＰ５を経由して送受信されるコマンドや
制御データに従って、ピックアップ３に対するフォーカ
シングサーボやトラッキングサーボのサーボ制御を行う
とともに、ピックアップ３全体をディスクの半径方向に
移動させるためのスレッドモータ９の制御や、ディスク
テーブル１を出し入れするトレイモータ１０の制御や、
ディスクテーブル１を回転させるテーブルモータ２３の
制御を行う。

【００１６】尚、ディスクモータ２で回転駆動されるデ
ィスクがＤＶＤである場合の再生信号は、ＲＦアンプ４
を経由してＤＳＰ５に入力され、一方、ディスクモータ
２で回転駆動されるディスクがＣＤである場合の再生信
号は、ＲＦアンプ４からサーボ処理回路６を経由してＤ
ＳＰ５に入力される。ＤＳＰ５は、これらＤＶＤデータ
のデコード処理やＣＤデータのデコード処理等も行う。

【００１７】また、ＤＳＰ５は、Ａ／Ｖ（Audio/Vide
o）デコーダ１１に接続されており、Ａ／Ｖデコーダ１
１の出力は、ビデオエンコーダ１３とＤ／Ａコンバータ
１４とに接続されている。Ａ／Ｖデコーダ１１は、トラ
ックバッファＲＡＭ７から読み出されたＭＰＥＧにより
圧縮されているデータを伸長する。また、Ａ／Ｖデコー
ダ１１には、伸長したデジタルのデータを数画面分格納
するためのＡ／ＶデコードＲＡＭ１５が接続されてい
る。

【００１８】また、Ａ／Ｖデコーダ１１は、マイクロコ
ンピュータ１６に接続されており、マイクロコンピュー
タ１６には、ワークＲＡＭ１７が接続されている。尚、
マイクロコンピュータ１６は、ディスクから再生された
情報を出力する動作の制御を司るものであり、以下、
「バックエンドマイコン」と称するものとする。また、
フロントエンドマイコン８とバックエンドマイコン１６
との連携により当情報再生装置全体の動作が制御されて
いる。

【００１９】また、バックエンドマイコン１６には、Ｌ
ＣＤ等から成るフロントパネル２０の表示制御を行うフ
ロントパネルコントローラ１９が接続されており、フロ
ントパネルコントローラ１９には、キー入力部２１の出
力が導かれている、また、フロントパネルコントローラ
１９には、リモコン２２からの送信信号を受信する不図
示の受信部が設けられている。

【００２０】キー入力部２１及びリモコン２２は、使用
者が操作することにより当情報再生装置に対して各種の
指示を入力するための操作部である。使用者の操作に応
じてキー入力部２１及びリモコン２２から発生する信号
はフロントパネルコントローラ１９を介してバックエン
ドマイコン１６に入力される。バックエンドマイコン１
６は、キー入力部２１及びリモコン２２からの信号に応
じて当ディスク装置を構成する各部を統括的に制御す
る。

【００２１】ここで、上記構成の情報再生装置における
再生時の動作について簡単に説明する。ディスクモータ
２によって回転駆動されるディスクに記録されたデータ
は、ピックアップ３で検出され、ＲＦアンプ４で波形整
形及び増幅が行われた後、ＤＳＰ５においてＤＶＤ規格
に従いデコードされる。デコードされたデータは、ＭＰ
ＥＧにより圧縮されている状態でトラックバッファＲＡ
Ｍ７に順次蓄えられ、バックエンドマイコン１６からの
読み出し要求を待つ。

【００２２】そして、トラックバッファＲＡＭ７に蓄え
られたデータは、バックエンドマイコン１６からの読み
出し要求に従って順次読み出され、Ａ／Ｖデコーダ１１
に転送されて、ここでＭＰＥＧによる圧縮データの伸長
が行われてビデオデータにデコードされる。デコードさ
れたビデオデータは、Ａ／ＶデコードＲＡＭ１５に一旦
蓄えられた後、再び読み出されてビデオエンコーダ１３
に順次転送され、ここでアナログのビデオ信号に変換さ
れてビデオ出力端子１３ａ、１３ｂから出力される。

【００２３】一方、ＭＰＥＧにより圧縮されているオー
ディオデータについては、ビデオデータと同様にトラッ
クバッファＲＡＭ７に順次蓄えられ、バックエンドマイ
コン１６からの読み出し要求に従って順次読み出され、
Ａ／Ｖデコーダ１１に転送されて、ここでＭＰＥＧによ
る圧縮データの伸長が行われてオーディオデータにデコ
ードされる。デコードされたオーディオデータは、Ａ／
ＶデコードＲＡＭ１５に一旦蓄えられた後、再び読み出
されてＤ／Ａコンバータ１４に順次転送され、ここでア
ナログのオーディオ信号に変換されてオーディオ出力端
子１４ａから出力される。

【００２４】このような再生動作過程において、トラッ
クバッファＲＡＭ７に蓄えられたデータは、バックエン
ドマイコン１６からの読み出し要求に従って順次読み出
されると、次のデータによって順次上書きされ、これを
繰り返すことによってデータを順次その後の信号再生系
に出力するようになっている。

【００２５】また、Ａ／ＶデコードＲＡＭ１５について
も同様であり、Ａ／ＶデコードＲＡＭ１５に蓄えられた
データは、バックエンドマイコン１６からの読み出し要
求に従って順次読み出されると、トラックバッファＲＡ
Ｍ７から読み出され転送されてきた次のデータによって
順次上書きされ、これを繰り返すことによってデータを
順次その後の信号再生系に出力するようになっている。

【００２６】ここで、キー入力部２１あるいはリモコン
２２上で使用者が所定の操作を行うことによりプログラ
ム再生設定動作の指示がバックエンドマイコン１６に入
力される。このプログラム再生設定動作の指示が入力さ
れたときにバックエンドマイコン１６の制御の下で行わ
れるプログラム再生設定動作を図２に示すフローチャー
トを用いて説明する。

【００２７】まず、初期化動作として変数ｋに０をセッ
トする（Ｓ１）。次に、ディスクテーブル１に設置され
ている複数のディスクの中から使用者がディスクを指定
するためのディスク指定画面が当情報再生装置に接続さ
れる不図示の表示装置に表示されるように動作する（Ｓ
２）。

【００２８】次に、使用者によってディスクが指定され
たか否かを判定する（Ｓ３）。ディスクが指定されると
（Ｓ３のＹｅｓ）、変数ｋの値を１インクリメントし
（Ｓ４）、その後、後述するＳ５へ移行する。一方、デ
ィスクが指定されなければ（Ｓ３のＮｏ）、後述するＳ
１６へ移行する。

【００２９】尚、本実施形態におけるディスク指定画面
では、図３に示すように、ディスク番号の一覧が表示さ
れており、使用者は、キー入力部２１あるいはリモコン
２２上で所定の操作を行うことにより、ポインタ（図３
ではポインタが位置する部分を反転表示にしている）を
移動させるとともに、ポインタが位置するディスク番号
のディスクを指定することができるようになっている。
また、本実施形態では、ディスク番号として１〜５が付
与されており、ディスク番号ｘ（ｘ＝１〜５）のディス
クとは、ディスクテーブル１のディスク設置部Ｎ−ｘに
設置されたディスクを意味している。

【００３０】Ｓ５では、指定されたディスクのＴＯＣ
（Table Of Contents）情報がバックエンドマイコン１
６内のメモリに記憶されているか否かを判定する。指定
されたディスクのＴＯＣ情報がバックエンドマイコン１
６内のメモリに記憶されていれば（Ｓ５のＹｅｓ）、後
述するＳ８へ移行する。

【００３１】一方、指定されたディスクのＴＯＣ情報が
バックエンドマイコン１６内のメモリに記憶されていな
ければ（Ｓ５のＮｏ）、指定されたディスクをディスク
モータ２に装填し（Ｓ６）、指定されたディスクに記録
されているＴＯＣ情報を読み出してバックエンドマイコ
ン１６内のメモリに記憶する（Ｓ７）。Ｓ７を終える
と、後述するＳ８へ移行する。

【００３２】尚、ディスクを通常再生する場合にも、再
生するディスクのＴＯＣ情報がバックエンドマイコン１
６内のメモリに記憶されているか否かを判定し、同メモ
リに記憶されていない場合には、再生するディスクから
ＴＯＣ情報を読み出して同メモリに記憶するようになっ
ている。

【００３３】また、本実施形態では、ディスクテーブル
１が排出された際には、ディスクテーブル１に５つ設け
られているディスク設置部Ｎ−１からＮ−５のうち、そ
のときのこれらの位置関係に応じて決まる２つのディス
ク設置部（例えば、図１に示す状態ではＮ−４とＮ−
５）のみが露出してディスクが交換され得る状態になる
ようになっているので、これら２つのディスク設置部に
対応するディスク番号のディスクのＴＯＣ情報がバック
エンドマイコン１６内のメモリから消去されるようにな
っている。

【００３４】Ｓ８では、バックエンドマイコン１６内の
メモリに記憶されているＴＯＣ情報に基づいて、使用者
によって指定されたディスクが通常の音楽ＣＤである
か、ｍｐ３の音楽ＣＤであるか、それとも、その他のデ
ィスクであるかを判定する。

【００３５】Ｓ８での判定の結果、指定されたディスク
が通常の音楽ＣＤであれば（Ｓ８のＡ）、通常の音楽Ｃ
Ｄに記録されているトラック（ファイル）の中から使用
者がトラックを指定するための通常トラック指定画面
（プログラム再生設定画面）が表示されるように動作す
る（Ｓ９）。次に、使用者によってトラックが指定され
ると（Ｓ１０のＹｅｓ）、今回指定されたディスク及び
トラックを番号ｋのプログラム再生対象として記憶する
（Ｓ１１）。

【００３６】ここで、本実施形態における通常トラック
指定画面では、図４に示すように、指定された通常の音
楽ＣＤに記録されているトラック番号の一覧が表示され
ており、使用者は、キー入力部２１あるいはリモコン２
２上で所定の操作を行うことにより、ポインタ（図４で
は、ポインタが位置する部分を反転表示にしている）を
移動させるとともに、ポインタが位置するトラック番号
のトラックを指定することができるようになっている。

【００３７】そして、前述したＳ１１を終えると、前述
したＳ２へ移行する。これにより、図４に示した通常ト
ラック指定画面から図３に示したディスク指定画面に戻
り、引き続きプログラム再生の設定が可能となる。

【００３８】一方、Ｓ８での判定の結果、指定されたデ
ィスクがｍｐ３の音楽ＣＤであれば（Ｓ８のＢ）、ｍｐ
３の音楽ＣＤに記録されているトラック（ファイル）の
中から使用者がトラックを指定するためのｍｐ３トラッ
ク指定画面（プログラム再生設定画面）が表示されるよ
うに動作する（Ｓ１２）。次に、使用者によってディレ
クトリ及びトラックが指定されると（Ｓ１３のＹｅ
ｓ）、今回指定されたディスク、ディレクトリ、及び、
トラックを番号ｋのプログラム再生対象として記憶する
（Ｓ１４）。

【００３９】ここで、本実施形態におけるｍｐ３トラッ
ク指定画面では、図５に示すように、指定されたｍｐ３
の音楽ＣＤ内のディレクトリの一覧が左半分に表示され
ており、使用者は、キー入力部２１あるいはリモコン２
２上で所定の操作を行うことにより、ポインタ（図５で
は、ポインタが位置する部分を反転表示にしている）を
移動させるとともに、ポインタが位置するディレクトリ
を指定することができるようになっている。

【００４０】また、本実施形態におけるｍｐ３トラック
指定画面では、図５に示すように、指定されたディレク
トリ内のトラック番号（ファイル名）の一覧が右半分に
表示され、使用者は、キー入力部２１あるいはリモコン
２２上で所定の操作を行うことにより、ポインタ（図５
では、ポインタが位置する部分を反転表示にしている）
を移動させるとともに、ポインタが位置するトラック番
号のトラックを指定することができるようになってい
る。

【００４１】そして、前述したＳ１４を終えると、前述
したＳ２へ移行する。これにより、図５に示したｍｐ３
トラック指定画面から図２に示したディスク指定画面に
戻り、引き続きプログラム再生の設定が可能となる。

【００４２】尚、Ｓ８での判定の結果、指定されたディ
スクが、その他のディスクであれば（Ｓ８のＣ）、前述
のディスク指定画面内にプログラム設定ができない旨の
メッセージが表示されるように動作する（Ｓ１５）。Ｓ
１５を終えると、前述したＳ２へ移行する。

【００４３】Ｓ１６では、使用者によって再生が指示さ
れたか否かを判定する。再生が指示されなければ（Ｓ１
６のＮｏ）、前述したＳ２へ移行する。逆に、Ｓ１６で
再生が指示されると（Ｓ１６のＹｅｓ）、プログラム再
生対象が１つでも記憶されていれば（Ｓ１７のＹｅ
ｓ）、プログラム再生動作（Ｓ１８）に移行し、一方、
プログラム再生対象が記憶されていなければ（Ｓ１７の
Ｎｏ）、通常再生動作（Ｓ１９）に移行する。

【００４４】尚、プログラム再生の実行時には、番号が
小さいプログラム再生対象から順に再生される。また、
通常再生の実行時には、その時点でディスクモータ２に
装填されているディスクが先頭から再生される。

【００４５】以上の構成により、本実施形態では、プロ
グラム再生の設定時には、プログラム再生の実行時に再
生するファイル（トラック）を使用者が設定するための
画面であって、使用者によって指定されたディスクの記
録フォーマットに応じた画面が表示されるように動作す
るので、記録フォーマットが異なる通常の音楽ＣＤとｍ
ｐ３の音楽ＣＤとから成る複数の記録媒体に記録されて
いるトラックを対象として再生する順番をプログラムす
ることができる。これにより、使用者は通常の音楽ＣＤ
に記録されているトラックとｍｐ３の音楽ＣＤに記録さ
れているトラックとを一連のプログラム再生で楽しむこ
とができるようになる。

【００４６】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可
能である。例えば、本発明は、通常の音楽ＣＤとｍｐ３
の音楽ＣＤとの組み合わせ以外の異なる記録フォーマッ
トの記録媒体の組み合わせを再生対象とする場合や、３
種類以上の記録フォーマットの記録媒体を再生対象とす
る場合にも適用可能である。

【００４７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録フォーマットが異なる複数の記録媒体に記録されて
いるファイルを対象として再生する順番をプログラムす
ることができる。これにより、使用者は記録フォーマッ
トが異なる複数の記録媒体に記録されているファイルを
一連のプログラム再生で楽しむことができるようにな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施形態である情報再生装置のブ
ロック図である。

【図２】 本発明の一実施形態である情報再生装置のプ
ログラム再生設定動作のフローチャートである。

【図３】 本実施形態におけるディスク指定画面を示す
図である。

【図４】 本実施形態における通常トラック指定画面を
示す図である。

【図５】 本実施形態におけるｍｐ３トラック指定画面
を示す図である。

【符号の説明】

１ ディスクテーブル ２ ディスクモータ ３ ピックアップ ４ ＲＦアンプ ５ ＤＳＰ（デジタルシグナルプロセッサ） ６ サーボ処理回路 ７ トラックバッファＲＡＭ ８ マイクロコンピュータ（フロントエンドマイコ
ン） ９ スレッドモータ １０ トレイモータ １１ Ａ／Ｖデコーダ １３ ビデオエンコーダ １４ Ｄ／Ａコンバータ １５ Ａ／ＶデコードＲＡＭ １６ マイクロコンピュータ（バックエンドマイコ
ン） １７ ワークＲＡＭ １９ フロントパネルコントローラ ２０ フロントパネル ２１ キー入力部 ２２ リモコン ２３ テーブルモータ

フロントページの続き Ｆターム(参考） 5D044 AB05 BC03 CC04 DE17 DE48 FG18 HL04 5D077 AA26 BA14 EA34 HC12 HC14 HC26 5D110 AA14 AA26 BB02 DA04 DA11 EA07 EA17 5E501 AA20 BA05 EB05 FA01 FA22 FA46

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 円板状の記録媒体であるディスクを複数
   設置可能であり、これらのディスクの中から１つを選択
   して再生する情報再生装置において、 プログラム再生の設定時には、設置されているディスク
   の一覧が当情報再生装置に接続された表示装置に表示さ
   れるように動作し、その一覧の中からディスクが指定さ
   れると、その指定されたディスク内にディレクトリが存
   在するか否かを判定し、ディレクトリが存在する場合に
   は、指定されたディスク内のディレクトリの一覧が前記
   表示装置に表示されるように動作し、その一覧の中から
   ディレクトリが指定されると、その指定されたディレク
   トリ内のファイルの一覧が前記表示装置に表示されるよ
   うに動作し、その一覧の中からファイルが指定される
   と、今回指定されたディスク、ディレクトリ、及び、フ
   ァイルをプログラム再生対象として記憶し、一方、指定
   されたディスクにディレクトリが存在しない場合には、
   指定されたディスク内のファイルの一覧が前記表示装置
   に表示されるように動作し、その一覧の中からファイル
   が指定されると、今回指定されたディスク及びファイル
   をプログラム再生対象として記憶すること、並びに、プ
   ログラム再生の実行時には、前記プログラム再生対象を
   所定の順番で再生することを特徴とする情報再生装置。
2. 【請求項２】 複数の記録媒体を設置可能であり、これ
   らの記録媒体の中から１つを選択して再生する情報再生
   装置において、 プログラム再生の設定時には、使用者がプログラム再生
   対象を設定するための画面であって、設置されている複
   数の記録媒体の中から使用者によって指定された記録媒
   体の記録フォーマットに応じた画面が表示されるように
   動作すること、及び、プログラム再生の実行時には、前
   記プログラム再生対象を所定の順番で再生することを特
   徴とする情報再生装置。