JP2003201838A - 排圧上昇装置 - Google Patents

排圧上昇装置

Info

Publication number
JP2003201838A
JP2003201838A JP2002017552A JP2002017552A JP2003201838A JP 2003201838 A JP2003201838 A JP 2003201838A JP 2002017552 A JP2002017552 A JP 2002017552A JP 2002017552 A JP2002017552 A JP 2002017552A JP 2003201838 A JP2003201838 A JP 2003201838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
exhaust
exhaust gas
exhaust pressure
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002017552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3748063B2 (ja
Inventor
Yasuki Tamura
保樹 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2002017552A priority Critical patent/JP3748063B2/ja
Publication of JP2003201838A publication Critical patent/JP2003201838A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3748063B2 publication Critical patent/JP3748063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガス温度が低い条件でも確実に排圧を上昇
させることができる排圧上昇装置を提供する。 【解決手段】 排圧上昇装置40は、排気管20の通路
断面積を減少させるバタフライ弁42と、このバタフラ
イ弁42と排気管20との隙間を流れる排ガスの温度を
上昇させる電気ヒータ44とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気通
路内の排圧を上昇させることができる排圧上昇装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の排圧上昇装置は、例えば内燃機
関の排気管中に設けられた絞り弁を備えており、この絞
り弁により排気管の通路断面積を減少させることで、そ
の上流側の排圧を上昇させることができる。このような
排圧上昇は、燃焼室から排気管に至る排気系内にて排ガ
ス中に含まれる未燃物と酸素との反応を促進し、有害物
質の排出量を低減するのに寄与する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した排圧上昇によ
り一定の効果を得るためには、所定圧力以上に排圧を上
昇させる必要があり、そのためには通路断面積を極小ま
で減少させる必要がある。これは、排ガスが圧縮性流体
であり、僅かな通路断面積の拡大に対して排圧の低下が
著しいという事情があるからである。
【0004】しかしながら、絞り弁等の機械要素だけで
排気管の通路断面積を極小まで減少させることは難し
い。例えば、絞り弁を排気管の内壁に密着させる構造を
採用した場合、絞り弁の周囲に異物の噛み込みを招きや
すくなるし、また、絞り弁の熱膨張によって弁体そのも
のが排気管に噛み込まれ、弁体が排気管の内壁に固着し
てしまうおそれがある。このため、機械的な構造だけで
通路断面積を減少させるには一定の限界があり、より高
度な排圧上昇効果の達成がきわめて困難となっている。
【0005】そこで本発明は、機械的構造の限界範囲内
であっても確実に排圧を上昇させることができる排圧上
昇装置の提供を課題としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の排圧上昇装置
(請求項1)は、排ガスの流動特性に着目して上記の課
題を解決している。具体的には、排圧上昇装置は排気通
路の通路断面積を変更させる通路断面積変更手段と、こ
の通路断面積変更手段により通路断面積が変更された断
面領域を通過する排ガスの温度を上昇させる昇温手段と
を備える。
【0007】すなわち排ガスのような圧縮性流体は、通
路断面積を減少させた状態で、その断面領域を通過する
当該排ガスの温度を上昇させれば、絞り効果の関係によ
り排圧を上昇させることができる。また、排ガスが排圧
上昇装置を通過する際に通路断面積の変更により圧縮さ
れて熱伝達率が増大するため、昇温手段による効率的な
排ガス昇温が可能となる。
【0008】上述した昇温手段は、排ガスを加熱する電
熱源を含む態様が好ましい(請求項2)。この場合、昇
温手段はジュール熱により排ガスを加熱する。より実用
的には、排圧上昇装置(請求項3)は排ガス温度の測定
値または推測値を検出し、その検出結果に基づいて排ガ
ス温度を所定温度以下に調整する態様が好ましい。この
場合、排ガス温度が過度に上昇されることはない。
【0009】また排圧上昇を行うに際して、排ガス流量
と温度との関係が明らかであれば、排ガス流量に基づい
て排ガス温度の上昇量を決定することができる。このた
め、排圧上昇装置(請求項4)は排気通路を流れる排ガ
ス流量の測定値または推測値を検出し、その検出結果に
基づいて排ガスの温度上昇量を調整するための構成を有
している。この場合、排ガス流量に応じて必要な排ガス
温度の条件が設定されるため、確実に所望の排圧上昇を
実現することができる。
【0010】更に、排圧上昇に際して目標となる排気圧
が明らかであれば、その目標排圧のレベルに応じて排ガ
ス温度の上昇量を決定することができる。このため、排
圧上昇装置(請求項5)は排気通路内における排気圧の
目標値を設定し、この目標値に応じて排ガスの温度上昇
量を調整するための構成を有している。この場合、目標
とする圧力まで確実に排圧を上昇させることができる。
【0011】また上述した昇温手段は、排気通路に配設
された加熱部材と、この加熱部材を覆う断熱部材とを含
むことができる(請求項6)。上述の好ましい態様で
は、加熱部材は排気通路の外周に配設することもできる
し、あるいは排気通路内に配設することもできる。いず
れの場合にあっても、加熱部材から発せられる熱が排ガ
ス温度の上昇に活用されるとともに、排気通路の周囲へ
の熱の移動が断熱部材により遮られ、排圧上昇装置にお
ける機械要素の熱破壊が防止される。また断熱部材は、
加熱部材を排気通路に取り付けるための取付部材として
も機能することができるため、高い温度領域での加熱温
度にも耐えうる構造となる。
【0012】なお本発明において、より実用的な排圧上
昇装置(請求項7)は排気通路に設けられて排ガスを浄
化する触媒装置を更に備えており、通路断面積変更手段
および昇温手段は触媒装置よりも上流位置に配置されて
いる。上述の排圧上昇装置によれば、排圧上昇装置を排
ガスが通過する際に通路断面積の変更により圧縮されて
熱伝達率が増大するため、昇温手段による効率的な排ガ
ス昇温が可能となる。また触媒装置の上流位置で排ガス
が昇温されるため、触媒の早期昇温による活性化が図ら
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の排圧上昇装置が
適用された内燃機関の全体構成を概略的に示している。
本実施形態に係る内燃機関(以下、単に「エンジン」と
称する。)1には、例えば筒内噴射型火花点火式のガソ
リンエンジンが採用されているが、本発明の適用は当該
形式のエンジンのみに限定されるものではない。
【0014】このエンジン1は、例えば燃料噴射モード
を切り換えることで吸気行程での燃料噴射(吸気行程噴
射モード)とともに圧縮行程での燃料噴射(圧縮行程噴
射モード)を実施可能である。これによりエンジン1
は、吸気行程噴射モードでは理論空燃比(ストイキオ)
での運転やリッチ空燃比での運転が可能であり、圧縮行
程噴射モードではリーン空燃比および超リーン空燃比で
の運転(リーン空燃比運転)が可能である。
【0015】エンジン1のシリンダヘッド2には、気筒
毎に点火プラグ4とともに電磁式の燃料噴射弁6が取り
付けられており、この燃料噴射弁6を通じて燃焼室内に
燃料を直接噴射可能である。これにより、燃料噴射弁6
は主燃焼用の主噴射手段として機能するとともに排気系
に燃料を追加供給する副噴射手段としても機能する。点
火プラグ4には高電圧を出力する点火コイル8が接続さ
れている。また燃料噴射弁6には、燃料パイプ7を介し
て燃料タンクを擁した燃料供給装置(図示されていな
い)が接続されている。より詳しくは、燃料供給装置は
低圧燃料ポンプと高圧燃料ポンプとを備えており、これ
により、燃料タンク内の燃料を燃料噴射弁6に対し低燃
圧あるいは高燃圧で供給し、その燃料を燃料噴射弁6か
ら燃焼室内に向けて所望の燃圧で噴射することができ
る。
【0016】シリンダヘッド2には、気筒毎に略直立方
向に延びる吸気ポートが形成されており、これら吸気ポ
ートに吸気マニホールド10の一端が接続されている。
なお、吸気マニホールド10には吸入空気量を調節する
電磁式のスロットル弁14が設けられており、その上流
側にはエアフローセンサ15が設けられている。また、
シリンダヘッド2には、気筒毎に略水平方向に延びる排
気ポートが形成されており、これら排気ポートに排気マ
ニホールド12の一端が接続されている。排気マニホー
ルド12としては、ここでは、デュアル型エキゾースト
マニホールドシステムが採用される。その他、排気マニ
ホールド12は、シングル型エキゾーストマニホールド
システムであっても、またクラムシェル型エキゾースト
マニホールドシステムであってもよい。
【0017】また、各排気ポートには空気通路17を介
して2次エアポンプ16が接続されており、この2次エ
アポンプ16が作動することで各排気ポートに2次エア
を供給可能である。なお、エンジン1のその他の構成は
既に公知であるため、その詳細については説明を省略す
る。
【0018】排気マニホールド12の他端には排気管2
0が接続されており、この排気管20には例えば三元型
の触媒(触媒装置)30が介装されている。この触媒3
0は担体に触媒層を担持させたものであり、触媒層には
活性貴金属として銅(Cu),コバルト(Co),銀
(Ag),白金(Pt),ロジウム(Rh),パラジウ
ム(Pd)のいずれかを含むものとなっている。また排
気管20には、触媒30の入口手前に空燃比センサ32
が取り付けられている。なお、触媒30は三元型に限ら
れず、NOx吸蔵型のものを使用してもよい。
【0019】触媒30の下流に排圧上昇装置40が設け
られており、以下、本実施形態の排圧上昇装置40につ
いて説明する。図2は排圧上昇装置40の構成を概略的
に示している。排圧上昇装置40は排気管20内に設け
られたバタフライ弁42を備えており、このバタフライ
弁42は排気管20内にて回動自在となっている。排気
管20の外周には電気ヒータ44が取り付けられてお
り、この電気ヒータ44はバタフライ弁42の設置部位
を取り囲むようにして配設されている。
【0020】バタフライ弁42の開閉作動は、図1に示
されるアクチュエータ45(図2では省略)により行う
ことができる。アクチュエータ45はバタフライ弁42
の回動軸に接続されており、その駆動トルクによりバタ
フライ弁42を所望の開度に開閉作動させることができ
る。また、排気管20にはバタフライ弁42を迂回する
ようにしてリリーフ通路22が設けられており、このリ
リーフ通路22内にリリーフ弁46が設けられている。
このリリーフ弁46は常閉弁であり、その弁体48がス
プリング50によって付勢され、リリーフ通路22の内
周面に設けられた被弁体24と当接することでリリーフ
通路22への排ガスの流れ込みを閉塞している。
【0021】ここで、エンジン1の運転は電子制御ユニ
ット(以下、「ECU」と略称する。)60を用いて電
子制御されており、上述した各種の電子機器類はECU
60に接続されている。具体的には、上述した燃料噴射
弁6や点火コイル8、スロットル弁14、アクチュエー
タ45等の各種出力デバイスは、ECU60の出力側に
接続されている。また、ECU60の入力側にはエアフ
ローセンサ15や空燃比センサ32等の各種センサ類が
接続されており、これらセンサ類からECU60に検出
情報が入力されるものとなっている。
【0022】また、触媒30の入口近傍には温度センサ
62が配設されており、更に触媒30の下流側で、バタ
フライ弁42の上流側近傍に温度センサ64が配設され
ている。これら温度センサ62,64もまた、それぞれ
ECU60の入力側に接続されている。ECU60は、
入出力装置や記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RA
M等)、中央処理装置(CPU)等を備えており、EC
U60はエンジン1を含めて排圧上昇装置40の作動を
制御することができる。また各種出力デバイスには、各
種センサ類からの検出情報に基づいて演算された燃料噴
射量、燃料噴射時期、点火時期、回転トルク等の各種情
報がそれぞれ出力される。これにより、燃料噴射弁6か
ら適正量の燃料が適正なタイミングで噴射され、点火プ
ラグ4により適正なタイミングで火花点火が実施され
る。またアクチュエータ45に所望の回転トルクが与え
られてバタフライ弁42が開閉される。
【0023】本実施形態の排圧上昇装置40は、ECU
60によるエンジン1の運転制御に関連して作動させる
ことができる。例えば、エンジン1の冷態始動時等にお
いては、触媒30の昇温によりその排ガス浄化機能を早
期に活性化させるため、エンジン1の運転に関して排気
昇温制御が実施される。このとき、ECU60は燃料噴
射弁6による主噴射とは別に副噴射を行う2段燃焼制御
を行ったり、2次エアポンプ16から排気系内に2次エ
アを供給したり、あるいは点火時期リタードを実施して
排気系内で未燃物と酸素とを反応させ、排ガス温度の早
期上昇を図る。
【0024】これら排気昇温制御と合わせて、ECU6
0はアクチュエータ45を駆動してバタフライ弁42を
閉作動させ、排気管20の通路断面積を減少させる。こ
れにより、バタフライ弁42より上流側の排気系内にて
排気圧が上昇し、排気昇温制御の実施に伴う排気系内で
の未燃物の酸化が一層促進されるという効果が得られ
る。更にECU60は、排圧の上昇による未燃物の酸化
の促進効果をより高めるため、以下の手順に沿って電気
ヒータ44の作動を制御する。
【0025】図3は、排圧上昇装置40の作動制御ルー
チンを示している。ECU60は本制御ルーチンを実行
すると、先ず排圧上昇制御が実施中であるかを判断する
(ステップS1)。上述のように排気昇温制御の実施に
合わせてバタフライ弁42を閉作動させている場合、E
CU60は排圧上昇制御を実施中(Yes)であると判
断する。
【0026】次にECU60は、排ガス温度Teが所定
温度T1より低いか否かを判断する(ステップS2)。
この判断は、例えば上述した温度センサ62あるいは温
度センサ64からのセンサ信号に基づいて行うことがで
きる。この判断を行うための所定温度T1は、例えば排
圧上昇に必要な温度条件(例えば200℃程度)に設定
することができる。
【0027】排ガス温度Teが所定温度T1より低い
(Yes)場合、更にECU60はバタフライ弁42と
排気管20との隙間近傍の温度Tbが所定温度T2より
低いか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、
触媒30下流の温度センサ64からのセンサ信号あるい
は排圧上昇装置温度を検出するセンサ(図示していな
い)からのセンサ信号に基づいて行うことができ、この
場合の所定温度T2は、例えばバタフライ弁42および
排気管20の耐熱性を考慮した温度(例えば500℃程
度)に設定されている。
【0028】更に排ガス温度Tbが所定温度T2より低
い(Yes)場合、ECU60は電気ヒータ44への給
電を実施する(ステップS4)。図2に示されるよう
に、電気ヒータ44は電源66に接続されており、EC
U60はこの電源66から電気ヒータ44への給電を制
御することができる。このとき、ECU60は所定のマ
ップに基づいて電気ヒータ44に通電するべき電流値を
設定することができ、以下、その設定手法について例を
挙げて説明する。
【0029】図4および図5は、ステップS4の処理に
おいて電流値を設定するための制御マップの例を示して
いる。先ず、図4のマップは排ガス流量に基づいて電流
値を設定するものであり、そのマップ特性は、排ガス流
量が少なくなるほど電流値を高く設定するものとなって
いる。一方、図5のマップは排圧上昇制御における目標
排圧に基づいて電流値を設定するものであり、こちらの
マップ特性は、目標排圧が高くなるほど電流値を高く設
定するものである。またいずれのマップも、排ガス流量
や目標排圧の上下限領域にそれぞれ不感特性を有してお
り、排ガス流量または目標排圧が上下限値に近づくと、
これらの変化が電流値の設定に大きく影響しないものと
なっている。
【0030】ステップS4の実行に伴う電流値の設定に
おいては、いずれのマップを用いるかは適宜選択可能で
ある。例えば、図4または図5のマップのいずれか一方
を選択して使用してもよいし、あるいは両方のマップを
使用してもよい。いずれの場合も、電流値を高く設定す
るほど電気ヒータ44の発熱量は多くなり、その分、排
ガス温度の上昇量が増加する。
【0031】図6および図7は、排圧上昇制御における
排圧と排ガス温度や排ガス流量との関係を示している。
このうち図6は、排気通路断面積を一定としたとき、排
圧条件別(500×1.33〜900×1.33hP
a)に得られた排ガス流量と温度との関係を示してい
る。また図7は、排気通路断面積を一定として、流量条
件別(Q1>Q2)に得られた排ガス温度と排圧との関
係を示している。いずれの場合にあっても、流量および
温度はバタフライ弁42と排気管20との隙間を通過す
る排ガスについての値である。
【0032】ステップS4の実行に伴い電気ヒータ44
に給電されると、そのジュール熱は排気管20を伝導し
てその内側の排ガスを加熱し、バタフライ弁42と排気
管20との隙間、つまり、バタフライ弁42により通路
断面積を変更された排気管20の断面領域を通過する排
ガスの温度を上昇させる。このような排ガス温度の上昇
は、バタフライ弁42と排気管20との隙間を流れる排
ガスの流動特性を変化させ、より大きな排圧上昇効果を
達成することができる。
【0033】具体的には、図6に示される排ガス流量−
温度線図から明らかなように、排ガス温度が高ければ、
より少ない流量で同じ排圧上昇効果が得られる。また図
7に示される排ガス温度−排圧線図からも明らかなよう
に、同じ排ガス流量(Q1,Q2)であっても、排ガス
温度が高いときほど排圧上昇効果が高くなる。図4およ
び図5のマップ特性は、上述した排圧上昇制御における
排ガス流量と温度との関係や排ガス温度と排圧との関係
に裏付けされている。すなわち図4のマップでは、排ガ
ス流量が多い場合は電気ヒータ44による加熱量、つま
り、排ガス温度の上昇量を少なくしても充分な排圧上昇
効果を得ることができるので、そのときの排ガス流量に
応じてマップから電流値を設定し、早期に排圧上昇効果
を得ることができる。
【0034】また排圧上昇制御において目標排圧を設定
すると、その目標排圧を実現するために必要な温度条件
は排ガス流量との関係から明らかとなる。したがって、
設定した目標排圧に応じて電気ヒータ44による加熱
量、つまり、排ガス温度の上昇量を決定することができ
る。そこで図5のマップでは、目標排圧が高い場合は排
ガス温度の上昇量をより多くし、排ガスを高温にして早
期に目標排圧の実現を図ることができる。
【0035】上述のように、ECU60は図4,5のマ
ップを用いることで排ガス流量または目標排圧の少なく
とも1つの関数として電流値を制御することができる。
ただし、冷態始動時のように条件が一定している場合
は、排ガス流量や目標排圧の値を固定値としてもよい。
なお、排ガス流量の値はエアフローセンサ15からのセ
ンサ信号(吸入空気量)や燃料噴射弁6からの噴射量、
エンジン1の回転速度、負荷(アクセル開度)等の情報
に基づいて、演算により推測値を検出することができ
る。また排気管20内に排ガス流量センサを設け、その
センサ信号から直接排ガス流量の測定値を検出すること
もできる(流量検出手段)。この場合、ECU60は検
出した測定値または推測値に基づいてマップから電流値
を設定し、電気ヒータ44による排ガス温度の上昇量を
調整することができる(第1の昇温調整手段)。
【0036】また、ECU60はエンジン1の温度(冷
却水温等)や触媒30の温度に応じて適宜、目標排圧を
設定することができる。この場合、ECU60は設定し
た目標排圧に基づいてマップから電流値を設定し、電気
ヒータ44による排ガス温度の上昇量を調整することが
できる(第2の昇温調整手段)。なお、例えばエンジン
1や触媒30の温度が完全冷態時よりも高い場合、比較
的早期に触媒30の活性化が可能であるため目標排圧は
低く設定される。
【0037】いずれの制御態様にあっても、電気ヒータ
44によるバタフライ弁42上流側近傍の排ガス温度の
上昇により、通常よりも高い排圧上昇効果が達成され
る。このため、排気昇温制御による未燃物の酸化が一層
促進され、きわめて早期に触媒30の活性化が実現され
る。本発明の発明者が実際に観測を行った結果、電気ヒ
ータ44により通常冷態時の排ガス温度T0を所定温度
Ts(100℃程度)まで上昇させると、排ガス流量Q
1,Q2の条件下でそれぞれ一定の排圧上昇ΔP1,Δ
P2(それぞれ100×1.33hPa程度)が得られ
ることが確認されている(図7参照)。
【0038】ECU60はステップS4を実行した後
も、所定のインターバルで制御ルーチンをリターンし、
ステップS2およびステップS3の判定を継続する。例
えば冷態始動後に排ガス温度Teが充分に上昇し、所定
温度T1以上となると(ステップS2=No)、ECU
60は電気ヒータ44への給電を停止する(ステップS
5)。
【0039】あるいは、バタフライ弁42と排気管20
との隙間を通過する排ガス温度Tbが所定温度T2以上
となると(ステップS3=No)、ECU60は電気ヒ
ータ44への給電を停止する(同ステップS5)。この
とき、排ガス温度Tbの値は温度センサ64からの情報
と電気ヒータ44の発熱量とから推定値を検出してもよ
いし、温度センサ64の配置をバタフライ弁42に近接
させ、そのセンサ信号から直接測定値を検出してもよい
(温度検出手段)。いずれの場合にあっても、ステップ
S3の判断を行って電気ヒータ44への給電を制御する
ことにより、排ガス温度Tbは所定温度T2以下に調整
されることとなる(温度調整手段)。
【0040】なお、ECU60において排気昇温制御の
終了とともに排圧上昇制御を終了すると(ステップS1
=No)、同様にECU60は電気ヒータ44への給電
を停止する(ステップS5)。なお、図3の制御ルーチ
ンは好ましい一例として挙げたものであり、各ステップ
における具体的な処理は適宜変更可能である。例えば、
ステップS1の処理において、排圧上昇制御を開始する
前の所定時間(例えば10秒)から判定を成立(Ye
s)とするものでもよい。また、本発明が車載用の場
合、キースイッチがON操作された後、所定時間(例え
ば0秒)経過あるいはエンジン回転が所定回転速度に到
達後からステップS1の判定を成立(Yes)とした
り、あるいは、排気昇温制御が開始されて所定時間(例
えば0秒)経過後から、ステップS1の判定を成立(Y
es)としたりすることもできる。なお、これらの場合
も所定時間の設定は任意に変更可能である。これによ
り、通路断面積の変更直後から排圧を応答良く上昇させ
ることができる。
【0041】また、ステップS2の判断では所定温度T
1の設定を適宜変更することができる。この場合、排ガ
ス流量に応じて所定温度T1を変更することが好まし
い。更に、ステップS3の判断において所定温度T2
一定でなく、本発明の実施形態に応じて適宜、排圧上昇
装置40の近傍の耐熱温度以下に設定すればよい。その
他、ステップS4の処理において電気ヒータ44に給電
するべき電流値は、ECU60の制御系に目標排圧やヒ
ータ温度をフィードバックして制御するようにしてもよ
い。
【0042】図8から図10は、上述した第1実施形態
とは別の第2,第3実施形態に係る排圧上昇装置40を
示している。先ず図8に示されるように、第2実施形態
ではリリーフ通路22の外周に電気ヒータ68を追加す
ることができる。この場合、電気ヒータ68はリリーフ
弁46の弁体48の周囲を取り囲むようにして配設さ
れ、リリーフ弁46により通路断面積が減少されたリリ
ーフ通路22の断面領域を通過する排ガスの温度を上昇
させる。
【0043】次に図9に示されるように、第3実施形態
の排圧上昇装置40はリリーフ通路22を設けない構成
をとることができる。この場合、上述した電気ヒータ4
4の他にバタフライ弁42の上流側近傍に熱線70が配
設されていてもよい。熱線70は、例えば図10に示さ
れるように排気管20内にネット状に張り巡らされてお
り、そのジュール熱により通過する排ガスの温度を上昇
させることができる。なお第3実施形態は更に、電気ヒ
ータ44を用いることなく熱線70だけを用いるもので
あってもよい。
【0044】次に図11から図13は、第4実施形態に
係る排圧上昇装置40の例をそれぞれ示している。これ
ら第4実施形態では、加熱部材としての各電気ヒータの
周囲が断熱部材としてのセラミックにより覆われてい
る。先ず図11の例では、排気管20の外周に設けられ
た電気ヒータ44の周囲を覆うようにしてセラミック7
2が配設されている。セラミック72は電気ヒータ44
からの熱がリリーフ通路22やリリーフ弁46等の他の
機械要素に伝達されるのを防止し、これらの熱破壊を有
効に防止することができる。またセラミック72は、電
気ヒータ44を排気管20に取り付けるための取付部材
としても機能している。
【0045】また図12の例では、図11と同様のセラ
ミック72に加えて、リリーフ通路22の外周に配設さ
れた電気ヒータ68の周囲にもセラミック74が配設さ
れている。この場合、セラミック74は電気ヒータ68
からの熱伝達によるリリーフ弁46等の熱破壊を有効に
防止する。同様にセラミック74は、電気ヒータ68を
リリーフ通路22に取り付けるための取付部材としても
機能する。
【0046】更に図13の例では、上述した第3実施形
態の排圧上昇装置40にセラミック76を適用すること
ができる。この場合、上述した電気ヒータ44および熱
線70の周囲を一体的に覆うようにしてセラミック76
が配設されている。この場合、セラミック76は電気ヒ
ータ44および熱線70からの熱伝達による排圧上昇装
置40の機械要素の熱破壊を有効に防止する。なお、セ
ラミック76は電気ヒータ44および熱線70のそれぞ
れについて分割して配設されていてもよい。また、電気
ヒータ44または熱線70のいずれか一方の周囲だけに
セラミック76が配設されていてもよい。
【0047】上述した第4実施形態によれば、セラミッ
ク72,74を電気ヒータ44,68の取付部材として
それぞれ利用することができるので、各電気ヒータ4
4,68による加熱温度をセラミック72,74の耐熱
温度(例えば1000℃以上)まで上昇させることがで
き、排ガスの昇温効果をより大きく確保することができ
る。
【0048】この点、取付部材を例えばFCD(球状黒
鉛鋳鉄)材料等とした場合、電気ヒータ44,68の通
電時に取付部材の温度は概ね加熱温度にまで上昇するた
め、FCD材料の耐熱温度(例えば650℃程度)の範
囲内でしか電気ヒータ44,68の加熱温度を上昇させ
ることができず、排ガスの昇温効果が制限されることに
なる。
【0049】これに対し、セラミック72,74を電気
ヒータ44,68の取付部材としてそれぞれ利用すれ
ば、高い温度領域で電気ヒータ44,68の加熱温度を
設定することができるので、要求どおりに排ガス温度を
上昇させて所望の排圧上昇効果を得ることが可能とな
る。またセラミックが絶縁素材であるため、第4実施形
態では各電気ヒータ44,68,70の電気系統からの
漏電を防止することができる点でより好ましい実施形態
となる。
【0050】次に図14は、第5実施形態の排圧上昇装
置40を示しており、この場合、排圧上昇装置40が触
媒30の上流位置に設けられている。なお第5実施形態
では排圧上昇装置40の配置だけが異なり、その他の構
成は図1の例と同様である。第5実施形態の排圧上昇装
置40によれば、排圧上昇装置40を通過する際に排ガ
スが圧縮されて熱伝達率が増大するため、より効率的に
電気ヒータからの熱を排ガスに供給することができ、よ
り少ない電力消費量で充分な昇温効果が得られる。ま
た、触媒30の上流位置で排ガスを昇温させるため、触
媒30の冷態時にあっても早期に触媒30を昇温させて
活性化を図ることができ、触媒30の排ガス浄化性能を
向上することができる。
【0051】上述した各実施形態では電気ヒータ44,
68がバタフライ弁42や弁体48の周囲の一部分だけ
に取り付けられているが、これらは排圧上昇装置40の
全体に亘って配設されていてもよいし、更に上流側の排
気管20に配設されていてもよい。また、電気ヒータ4
4,68は排気管20等の外周でなく、その内壁面に配
設されていてもよい。
【0052】その他、排気管20の通路断面積変更手段
としては、各実施形態のバタフライ弁42やリリーフ弁
46だけでなく、その他の形状のものを有するものであ
ってもよい。また、実施例ではヒータ電流を変更するよ
うにしたが、その他もしくは加えてヒータ電圧、ヒータ
通電時間あるいは停電時間のうちの1つ以上を変更する
ようにしても良い。ヒータ通電時間あるいは停電時間
は、例えばデューティ比を変更することで対応しても良
い。この場合、電流あるいは電圧変更手段を要しないの
でコスト的に有利となる。また排気管20中、通路断面
積変更手段により通路断面積が変更される領域が凝縮水
に起因して腐食されるような場合には、今回例示した断
面積変更時以外に、凝縮水が発生する条件でもヒータに
通電するようにしても良い。この場合、例えば排ガス温
度あるいは当該通路壁温が100℃以下となるか、もし
くはそうなると予測される条件においてヒータに通電す
るようにすればよい。
【0053】
【発明の効果】本発明の排圧上昇装置(請求項1)は、
排ガスが低温状態であっても確実に排圧上昇効果を得る
ことができる。このため、排気昇温技術との併用により
その効果を大幅に高めることができる。特に排ガス温度
の上昇を電熱源により行うものであれば(請求項2)、
簡易な構造で、実用性の高い排圧上昇装置が得られる。
【0054】また、排圧上昇装置(請求項3)は排ガス
温度の上昇を所定温度以下に調整していることから過熱
損傷のおそれがなく、高い信頼性を維持することができ
る。更に、排ガス流量や目標排圧に応じて排ガス温度の
上昇量を調整するため(請求項4,5)、各種条件の違
いに応じて適切な排圧上昇効果を発揮することができ
る。
【0055】また、加熱部材が断熱部材により覆われる
構造であれば(請求項6)、より高い温度領域で排ガス
を昇温させることができ、所望の排圧上昇効果を好適に
実現することができる。更に触媒の上流位置で排ガス温
度を上昇させることにより(請求項7)、効率的な排ガ
スの昇温および触媒の早期活性化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排圧上昇装置が適用されたエンジンの
構成を概略的に示した図である。
【図2】第1実施形態の排圧上昇装置を概略的に示した
図である。
【図3】排圧上昇制御における制御ルーチンの一例であ
る。
【図4】排ガス流量から電流値を設定するためのマップ
である。
【図5】目標排圧から電流値を設定するためのマップで
ある。
【図6】排ガスの流量と温度との関係を表す図である。
【図7】排ガスの温度と排圧との関係を表す図である。
【図8】第2実施形態の排圧上昇装置を概略的に示した
図である。
【図9】第3実施形態の排圧上昇装置を概略的に示した
図である。
【図10】図9中、X−X線に沿う断面図である。
【図11】第4実施形態の排圧上昇装置の例を概略的に
示した図である。
【図12】図11と異なる第4実施形態の排圧上昇装置
の例を概略的に示した図である。
【図13】図11および図12と異なる第4実施形態の
排圧上昇装置の例を概略的に示した図である。
【図14】第5実施形態の排圧上昇装置を適用したエン
ジンの概略図である。
【符号の説明】
15 エアフローセンサ(流量検出手段) 20 排気管(排気通路) 30 触媒 42 バタフライ弁(通路断面積変更手段) 44 電気ヒータ(昇温手段,電熱源) 60 ECU 72 セラミック(断熱部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 9/04 F02D 9/04 E Fターム(参考) 3G004 BA06 DA21 DA24 EA01 EA05 FA04 3G065 AA04 AA09 AA10 CA12 DA04 EA01 EA02 EA07 FA02 GA00 GA05 GA08 GA10 GA46 HA06 JA04 JA09 JA11 KA02 3G091 AA02 AA12 AA17 AA18 AA24 AA28 AB03 AB06 BA03 BA04 BA14 BA15 BA19 CA05 CA22 CB02 CB03 CB05 CB07 CB08 DA01 DA02 DB10 EA05 EA17 EA34 FA02 FA04 FA12 FA13 FA19 FB02 FB10 FB11 FB12 FC07 GA06 GB01W GB01Y GB05W GB06W GB07W HA36 HA37 HA42 HB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられ、その通
    路断面積を変更させる通路断面積変更手段と、 前記排気通路内にて、前記通路断面積変更手段により通
    路断面積が変更された断面領域を通過する排ガスの温度
    を上昇させる昇温手段とを具備したことを特徴とする排
    圧上昇装置。
  2. 【請求項2】 前記昇温手段は、前記断面領域を通過す
    る排ガスを加熱する電熱源を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の排圧上昇装置。
  3. 【請求項3】 前記昇温手段により上昇される排ガス温
    度の測定値および推測値の少なくとも一方を検出する温
    度検出手段と、 前記温度検出手段による検出結果に基づいて前記昇温手
    段により上昇される排ガスの温度を所定温度以下に調整
    する温度調整手段とを更に具備したことを特徴とする請
    求項1または2に記載の排圧上昇装置。
  4. 【請求項4】 前記排気通路を流れる排ガス流量の測定
    値および推測値の少なくとも一方を検出可能な流量検出
    手段と、 前記流量検出手段による検出結果に基づいて、前記昇温
    手段による排ガスの温度上昇量を調整する第1の昇温調
    整手段とを更に具備したことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の排圧上昇装置。
  5. 【請求項5】 前記排気通路内における排気圧の目標値
    を設定し、この目標値に応じて前記昇温手段による排ガ
    スの温度上昇量を調整する第2の昇温調整手段を更に備
    えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載
    の排圧上昇装置。
  6. 【請求項6】 前記昇温手段は、前記排気通路に配設さ
    れた加熱部材と、この加熱部材を覆う断熱部材とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の排圧上昇装置。
  7. 【請求項7】 前記排気通路に設けられて排ガスを浄化
    する触媒装置を更に備え、 前記通路断面積変更手段および前記昇温手段は、前記触
    媒装置よりも上流位置に配置されていることを特徴とす
    る請求項1から6のいずれかに記載の排圧上昇装置。
JP2002017552A 2001-10-29 2002-01-25 排圧上昇装置 Expired - Fee Related JP3748063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002017552A JP3748063B2 (ja) 2001-10-29 2002-01-25 排圧上昇装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-331272 2001-10-29
JP2001331272 2001-10-29
JP2002017552A JP3748063B2 (ja) 2001-10-29 2002-01-25 排圧上昇装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003201838A true JP2003201838A (ja) 2003-07-18
JP3748063B2 JP3748063B2 (ja) 2006-02-22

Family

ID=27666615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002017552A Expired - Fee Related JP3748063B2 (ja) 2001-10-29 2002-01-25 排圧上昇装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3748063B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007016653A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化システム
JP2008063989A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toyota Motor Corp 内燃機関のパティキュレートフィルタ再生システム
JP2011214436A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Mazda Motor Corp 多気筒エンジンの排気装置
JP2015178834A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 エーバーシュペッヒャー・エグゾースト・テクノロジー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー 排ガス装置
WO2017018220A1 (ja) * 2015-07-30 2017-02-02 いすゞ自動車株式会社 エンジンブレーキシステム及びエンジンブレーキの制御方法
JP2019510916A (ja) * 2016-03-02 2019-04-18 ワットロー・エレクトリック・マニュファクチャリング・カンパニー 仮想センシングシステム
US11255244B2 (en) 2016-03-02 2022-02-22 Watlow Electric Manufacturing Company Virtual sensing system

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102125283B1 (ko) * 2018-12-28 2020-06-23 주식회사 현대케피코 디젤기관용 배기구조

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007016653A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化システム
JP4539466B2 (ja) * 2005-07-06 2010-09-08 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化システム
JP2008063989A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Toyota Motor Corp 内燃機関のパティキュレートフィルタ再生システム
JP4682957B2 (ja) * 2006-09-06 2011-05-11 トヨタ自動車株式会社 内燃機関のパティキュレートフィルタ再生システム
JP2011214436A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Mazda Motor Corp 多気筒エンジンの排気装置
JP2015178834A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 エーバーシュペッヒャー・エグゾースト・テクノロジー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー 排ガス装置
US9464558B2 (en) 2014-03-19 2016-10-11 Eberspächer Exhaust Technology GmbH & Co. KG Heating device for an exhaust system
WO2017018220A1 (ja) * 2015-07-30 2017-02-02 いすゞ自動車株式会社 エンジンブレーキシステム及びエンジンブレーキの制御方法
JP2019510916A (ja) * 2016-03-02 2019-04-18 ワットロー・エレクトリック・マニュファクチャリング・カンパニー 仮想センシングシステム
US11255244B2 (en) 2016-03-02 2022-02-22 Watlow Electric Manufacturing Company Virtual sensing system
US11970964B2 (en) 2016-03-02 2024-04-30 Watlow Electric Manufacturing Company Virtual sensing system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3748063B2 (ja) 2006-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3602615B2 (ja) 内燃機関の排気2次エア供給系の異常検出装置
US6751949B2 (en) Exhaust emission control device of internal-combustion engine
US20090183496A1 (en) Exhaust gas purifying apparatus
US8474310B2 (en) Valve freeze control apparatus and sensor element breakage control apparatus for internal combustion engine
JP3602612B2 (ja) 内燃機関のアイドル回転数制御装置
JP3748063B2 (ja) 排圧上昇装置
US6729123B2 (en) Exhaust purification device for intracylindrical injection-type spark-ignition internal combustion engine
JP2008232961A (ja) センサ加熱制御装置及びセンサ情報取得装置及びエンジン制御システム
JP4992935B2 (ja) 排気ガスセンサの活性化制御装置
JPH08296430A (ja) 内燃機関の排気ガス浄化装置
JPH06137140A (ja) 通電加熱式触媒の通電制御装置
JP4022716B2 (ja) 排気浄化装置
JP3438531B2 (ja) 酸素センサ用ヒータ制御装置
JP5418123B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2008286153A (ja) 車両の制御装置
JP4081661B2 (ja) 内燃機関の吸入空気量制御装置
JP2003065027A (ja) 内燃機関の排気温度センサ制御装置
JP3539259B2 (ja) 空燃比センサのヒータ制御装置
JPH0332776Y2 (ja)
JP2004108248A (ja) 二次空気供給装置
JP3536749B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3951097B2 (ja) 排気浄化装置
JP2001059428A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPS59160064A (ja) 内燃機関の吸気加熱方法
JP4178358B2 (ja) 排気浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050223

A521 Written amendment

Effective date: 20050415

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20051109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20051122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees