JP2003201654A - 伸縮性たて編地およびその製造方法 - Google Patents

伸縮性たて編地およびその製造方法

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JP2003201654A JP2002184580A JP2002184580A JP2003201654A JP 2003201654 A JP2003201654 A JP 2003201654A JP 2002184580 A JP2002184580 A JP 2002184580A JP 2002184580 A JP2002184580 A JP 2002184580A JP 2003201654 A JP2003201654 A JP 2003201654A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄地で編目の美しい、フィット性がよくファッ
ショナブルな伸縮性たて編地。 【解決手段】非弾性糸と弾性糸とを同行させた1×1ト
リコットであって、各編針に非弾性糸と弾性糸のうち少
なくとも1方が閉じ目により編成されている。巾狭に、
糸量を増やしてランナーを調整して編成することにより
編地の安定性が向上しループドロップが防止される。ヒ
ートセット、染色加工の温度を高めに、処理時間を長め
に調整すればさらに編地の安定性が向上する。編地を裁
ち放しのまま縫製できるので、縫製の簡素化および新し
いファッションを提供できる可能性がある。ジャカード
ラッセル編機を利用して裁ち放しのまま、必要があれば
さらに柄出しして製品衣類に加工することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非弾性糸と弾性糸
とを併用して編成した、薄地で編目が美しく伸縮性の大
きな伸縮性たて編地、その製造方法、それを用いて製作
された衣類に関する。
【0002】
【従来の技術】衣類、とくに婦人用衣類の多様化、ファ
ッション化の傾向がますます進行し、多様な編地が次々
に発明され、実用化されて生活を豊かにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】編地のなかでも薄地で
編目が美しい、かつ伸縮性が大きく身体に気持ちよくフ
ィットする、ファッショナブルな編地に対する要求が大
きい。さらに最近は、大きなほつれを生じない編地を編
成して縁部分の処理をせず、一部を裁断されたままの状
態で縫製して縫製の合理化のみならず、お洒落な着衣と
して楽しむ傾向もある。本発明は縫製の合理化、新しい
編地、衣類等の提供を課題として研究し、完成したもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来から、トリコット編
機の分野では、2枚おさを用い各おさを1コースごとに
常に逆方向に移動させて編糸を対称的に供給し、安定し
てほつれにくいダブルトリコットが広く用いられてい
る。しかし、前記編地には伸縮性が乏しいという欠点が
あるので、伸縮性の大きい編地に対する要望に応え各種
編組織による伸縮性編地が開発され、生産されている。
本発明においても前記課題を解決するために各種の編組
織の改良を検討した結果、非弾性糸と弾性糸とを用い編
成するダブルトリコット組織が一つの有力な解決手段に
なるが、縫製の際、編み糸がX字状に交差する箇所で非
弾性糸のうしろに重なった弾性糸に切断しやすい傾向が
あり、いわゆるピンホールが発生する。また、弾性糸が
表面側に出て、染色むら、いわゆる目むきが多くなるな
どの問題のあることも判った。
【0005】一方、非弾性糸を、1枚おさにより編成す
る1×1トリコット組織(シングルトリコット又はシン
グルデンビーともいう)は、編目がそろって美しく薄い
という特長がある反面、編み目が解編され易く、安定性
に乏しい(ループドロップしやすい)という欠点があっ
て特殊な用途以外には殆ど使用されていない。しかし、
1×1トリコットを基本に非弾性糸に弾性糸を同行させ
て編成すれば、非弾性糸に弾性糸が交叉することもな
く、編目がそろって美しく、弾性糸が非弾性糸の下目に
入り染色むらのおそれの低い伸縮性編地を編成すること
ができるものと考えた。さらに編地に実用可能な安定性
を付与し、縁部のほつれを最小限に止めるための研究を
行い、前記課題の解決をはかった。そして、1×1トリ
コットのファッショナブルな特長を残しつつ、ほつれの
小さい実用的な伸縮性たて編地を完成したのである。
【0006】そして本発明は、前記の課題を解決する手
段として、非弾性糸と弾性糸とを同行させた1×1トリ
コットであって、かつ、各編針において非弾性糸と弾性
糸のうちの少なくとも1方が、閉じ目により編成されて
いることを特徴とする伸縮性たて編地を提供する。本発
明伸縮性たて編地のなかでも、非弾性糸と弾性糸のいず
れもが、閉じ目により編成されていることを特徴とする
編地、非弾性糸が閉じ目により、弾性糸が開き目により
編成されていることを特徴とする編地、および非弾性糸
および弾性糸が、ともに開き目と閉じ目とを交互に、た
だし、同じ編針においては非弾性糸の開き目に対して弾
性糸は閉じ目、閉じ目に対しては開き目が組み合わされ
編成されていることを特徴とする編地は、とくに好まし
い。
【0007】また、本発明伸縮性たて編地は、1インチ
当たり60ウエール以上の巾狭に生地加工し、また、非
弾性糸のランナーを弾性糸のランナーよりも大きく、か
つ、非弾性糸のランナーを85〜120cm/ラック、
弾性糸のランナーを70〜110cm/ラックにして編
成することによって、さらに優れ、安定した編地にな
る。好ましくは、プレセットまたは/およびヒートセッ
トを180℃を下らない温度の下に施して編地の安定性
を向上することができる。
【0008】さらに、使用目的に応じて、部分的に他の
部分よりも繊度の大きな弾性糸を編糸に用い締付パワー
強化部分として編成した本発明編地、弾性糸を挿入した
ことを特徴とする本発明編地、非弾性糸を挿入したこと
を特徴とする本発明編地や、テープ状に編成または裁断
した本発明編地は、それぞれに有用である。
【0009】前記の伸縮性たて編地は、ジャカードラッ
シェル機を用い編地に柄出しすることができる。ジャカ
ードダブルラッシェル機を用いれば、編地を筒状もしく
は袋状に編成し、さらに柄出しして編成することがで
き、利用範囲が拡大される。また、使用目的によって
は、同じものを複数枚重ねて貼り合わせ、あるいはこれ
らの伸縮性たて編地の中から選んだ少なくとも2種の編
地を複数枚組み合わせて重ね、貼り合わせて用いること
ができる。さらにまた、プリント加工、エンボス加工、
オパール加工、モールド加工、パンチング加工などによ
り、模様や形状を付加し所要の開孔を施して容易に付加
価値を高め、需用者のさまざまな要望に応えられる。
【0010】前記伸縮性たて編地は、当然、通常の編成
手段により編成できるが、編成するに際して、抜き糸
を、抜き糸の両側に耳環糸を編み込み、双方の耳環糸に
それぞれの耳環糸が属する側から弾性糸を挿入し、挿入
した弾性糸の一部を抜き糸に絡めておき、編成後に抜き
糸を引き抜いて、複数の編地に分割することも可能であ
る。
【0011】本発明伸縮性たて編地を用いて縫製した繊
維製品は広い用途を有する。一方、一部あるいはすべて
の縁を裁断したままの状態で衣類として製作することに
よって、新しいファッショナブルな繊維製品を提供でき
る可能性がある。ジャカードラッシェル機を用いて柄模
様を附し、あるいは筒状、袋状に編成した伸縮性たて編
地は、衣類としてファッション性を向上させ、縫製を合
理化する手段としての価値も大きい。また、テープ状に
編成又は裁断された本発明編地を繊維製品の所要の位置
に貼り合わせ、又は縫い付けて、必要な締付パワーを付
与できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明について実施形態例をあげ
ながら必要により図面を参照し具体的に説明する。な
お、本説明において繊度は糸条の総繊度を意味する。
【0013】さて、図1に1×1シングルトリコットの
基本的な編成形態を示した。本発明伸縮性たて編地は、
主に図1に示される編成形態を組合せ、2枚おさの使用
を標準に編成されるが、これらに限定されるものではな
く、例えば閉じ目と開き目とが2つずつ交互に配列され
たものであってもよい。ただし、各編針において編糸と
して同行する非弾性糸および弾性糸のうちの少なくとも
1方が閉じ目になる組合せを選択することが必要であ
る。
【0014】まず、本発明伸縮性たて編地は、非弾性糸
に弾性糸を同行させた1×1トリコット編であって、伸
縮性が付与され、かつ編目が揃って美しく薄いという特
長がある。1×1トリコット編は糸脚が短く、とくに本
発明では、各編針において非弾性糸と弾性糸のうちの少
なくとも1方を閉じ目により編成して編目の安定、ほつ
れの防止をはかっている。
【0015】非弾性糸としては、ナイロンやポリエステ
ルなどの合成繊維、レーヨンなどの半合成繊維、絹や綿
などの天然繊維のいずれでも、またフィラメント糸、紡
績糸のいずれも使用することができる。なかでも吸水性
に富むナイロンはインナーウエア用編地として好ましく
用いられる。弾性糸についてもとくに制限はなくポリウ
レタン弾性糸やポリエーテル・エステル系弾性糸を利用
することができるが、一般的には、広く利用されている
ポリウレタン弾性糸やその被覆弾性糸が好適である。
【0016】本発明編地の中でも、非弾性糸と弾性糸の
いずれもが閉じ目により編成されている伸縮性たて編地
(A:図2に示す)、非弾性糸が閉じ目により、弾性糸
が開き目により編成されている伸縮性たて編地(B:図
3に示す)、および非弾性糸と弾性糸とがともに開き目
と閉じ目とを交互に、ただし、同じ編針においては非弾
性糸の開き目に対して弾性糸は閉じ目、同様に閉じ目に
対しては開き目が組み合わされ編成されている伸縮性た
て編地(C:図4に示す)が実用的で優れている。
(A)および(B)の編地はとくに外観に優れ、(C)
はループドロップしにくいという特長がある。
【0017】つぎに、本発明伸縮性たて編地は、可能な
範囲で巾狭に編成することが編目の美しさを保持しつ
つ、その安定性を向上するために望ましい。編糸の繊度
は編地を使用する衣類や使用する部位によって適宜に選
択される。婦人用下着類に使用する場合、一般に弾性糸
が44〜78dtex、弾性糸を2本使用する場合には
44〜88dtexの範囲、非弾性糸の繊度は22〜4
4dtexの範囲が好ましく用いられる。編成に際して
は、1インチ当たり65ウエール以上、好ましくは70
ウエール前後の巾狭に生地加工し、編地のよこ伸びの割
合を大きくするとよい。上限は100ウェール程度であ
る。具体的に、たとえば130インチのラッセル編機を
使用して総本数を3600本で編成する場合において、
一般的な編地では仕上巾を160cm前後にするが、本
発明では130cm程度に巾狭に仕上加工することが望
まれる。ただし、非弾性糸にセルロース糸や綿糸を編み
込む場合はこの限りではない。弾性糸の繊度が大きい場
合、とくに130dtex以上の場合にはウエール数を
1インチ当たり60程度に、総本数を3600本とし、
仕上げ幅を150cm程度に加工してもよい。
【0018】さらに、好ましくは、通常に較べて使用糸
量を増やし、非弾性糸のランナーを弾性糸のランナーよ
りも大きくアンバランスにする。具体的には、通常80
cm/ラック以下の非弾性糸のランナーを85〜120
cm/ラック、好ましくは95〜115cm/ラックと
し、通常60cm/ラック以下の弾性糸のランナーを7
0〜110cm/ラック、好ましくは75〜105cm
/ラックにして編成する。非弾性糸のランナーに対する
弾性糸のランナーを75〜90%程度にするとよこ方向
への適度な伸縮を付与できる。
【0019】さらにまた、編地の安定性、ほつれ防止効
果などを得る目的で、一定の温度を超える条件下でプレ
セットまたは/およびヒートセットを施しておくことが
好ましい。この温度は、装置の形状、プレセット処理時
間、ヒートセット処理時間、素材の種類、編地の厚さな
どにもよるが、低くとも180℃を下らない温度、好ま
しくは185℃を下らない温度で、さらに確実に前記の
効果を得るには190℃〜195℃の範囲でプレセット
または/およびヒートセットを施しておくと、編地の一
部が軟化し軽く融着して編地の形態が安定し、ほつれに
くくなる。上記温度でプレセット、ヒートセットを実施
する場合、処理時間は、たとえば6チャンバー構成の装
置を用い、15〜40m/分程度、好ましくは24〜3
6m/分程度である。
【0020】前記した本発明伸縮性たて編地において
は、部分的に他の部分よりも繊度の大きな弾性糸を編糸
に用い、締付パワーを強化した編地部分を一体に編成す
ることができる。部分的に締付パワーの強化部分を必要
とする婦人用の下着やガードル類を縫製する目的に有用
であり、縫製コスト低減にも役立つ。また、前記本発明
伸縮性たて編地に弾性糸または非弾性糸を挿入し、その
繊度や挿入糸の密度を適宜に調整して、所要の伸度や伸
縮パワーの編地を編成し、あるいは編目の安定性を向上
させることができる。さらに例えば、適当な天然繊維を
挿入糸として裏面に使うことにより、肌への感触を向上
させる効果がある。また、適宜に柄糸を挿入しファッシ
ョン性をもたせてもよい。
【0021】柄模様を付与するにはジャカード機構を利
用するとよい。ジャカードラッシェル機は柄出しの制約
が少なく、適宜、容易に複雑な柄出しが可能に、かつジ
ャカードダブルラッシェル機を用いれば同時に筒状や袋
状に編成できる利点がある。本発明編地に柄出しして編
成する場合には、柄用糸のランナーは40〜120cm
/ラック、総本数は600〜3600本、仕上幅は10
0〜130cmの範囲が適当である。本発明編地は縁線
部が裁断のままであってもほつれが防止されているの
で、筒状や袋状に編成し、必要であれば柄出しした編地
を単に裁断することによって縫製なしに衣料に仕上げる
ことができる。縫製の合理化と共に縫製線が外衣に現れ
ることがなく、シームレスウェア用として有用である。
【0022】本発明伸縮性たて編地は、テープ状に編成
または裁断しておけば便利である。たとえばこれらのテ
ープ状編地を縁かがりなどをせずにそのまま、ブラジャ
ーバックの上下縁やウエストバンドなどに縫い付けある
いは接着剤により貼り付け、容易に適宜の締付パワーを
付与できる。ブラジャーのバックなど、より強い伸縮パ
ワーを求められる部位においては、同じ本発明編地を複
数枚重ねて貼り合わせ、あるいはこれらの伸縮性たて編
地の中から選んだ少なくとも2種の編地を複数枚組み合
わせて重ね、貼り合わせて用いることができる。通常
は、同じ編地を2枚、接着剤を用いてドット状に貼り合
わせるが、これに限られるものではない。
【0023】本発明編地は、必要により各種の後加工を
施して付加価値を高めることができる。たとえばプリン
ト加工、加熱エンボス加工やパンチング加工によって所
要の模様を施し、また、ブラジャーカップなどに使用す
るためにモールド加工によって所要に型付けを施こして
もよい。さらに混紡、交編などの手段で第3の繊維を混
用し、編成後に第3の繊維を薬品の捺染等によって部分
的に除去し模様を出す、いわゆるオパール加工を施し
て、模様のある美しい編地にしてもよい。
【0024】本発明伸縮性たて編地は、所要の編み組織
等に従いラッシェル編機、ジャカードラッシェル編機、
トリコット編機などを適宜に選択して公知の手段により
編成することができる。従来からの公知手段に加え、例
えば、最近開発されたピエゾジャカード付きダブルラッ
シェル機を利用して、図5に示すように地編おさに弾性
糸を用いて1×1トリコットを編成し、ジャカードおさ
に非弾性糸を用い鎖編を編成しつつジャカードおさをそ
の作用位置において、1コースおきか全体又は部分的に
よこ方向に1針間移動させることによって、結果的に弾
性糸と非弾性糸とが同行する1×1トリコット編地を編
成することもできる。
【0025】本発明の編地を効率的に編成するために
は、抜き糸を編み込んで編成し、後で分割すればよい。
具体的には、編地中に抜き糸を、抜き糸の両側に耳環糸
を編み込み、各耳環糸にそれぞれの耳環糸の属する側か
ら弾性糸を挿入し、挿入した弾性糸の一部を抜き糸に絡
めておく。編地を編成した後、抜き糸を取り除けば編地
が分割され、耳環糸が安定したヘムに形成する。編地中
に締付パワーを強化した部分を編成して抜き糸を編み込
み、編成後に抜き糸を除去すれば、分割された編地は、
一体化したパワー強化ヘム付編地になる。衣料開口部な
どに利用すればよい。
【0026】
【実施例】実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
【0027】実施例1 130インチのラッセル編機を用い、2枚おさで非弾性
糸に繊度44dtex、34フィラメントのマイクロフ
ルダルナイロン糸を、弾性糸に繊度44dtexのポリ
ウレタン透明糸を使用し、両者を同行させて共に閉じ目
の1×1トリコットを編成した。総本数を3600にし
たので、一般的には編地の仕上巾を160cm程度にす
るが、本例では130cm(約70ウエル/インチ)に
設定し可能な限りの巾狭に仕上げた。また、ナイロン糸
のランナーを通常の編地では80cm/ラック以下に設
定すべきところを100cm/ラックに、ポリウレタン
糸のランナーは通常60cm/ラック以下のところを8
0cm/ラックに設定した。編成後に6チャンバー構成
の装置を用い、加熱温度192℃、やや長かったが20
m/分のヒートセットを実施した。得られた編地の外観
は整然とし極めて魅力的であった。
【0028】実施例2 実施例1に用いたのと同じ編機を用い、2枚おさで非弾
性糸に実施例1に使用したのと同じナイロン糸を、弾性
糸に繊度78dtexのポリウレタン透明糸を使用し、
両者を同行させて非弾性糸を閉じ目に、弾性糸を開き目
にして1×1トリコットを編成し実施例1と同じ巾狭に
仕上げた。また、ナイロン糸のランナーを110cm/
ラックに、ポリウレタン糸のランナーを通常80cm/
ラック以下のところを100cm/ラックに設定した。
編成した編地は実施例1と同様のヒートセットを行っ
た。得られた編地の外観は整然とし極めて魅力的であっ
た。
【0029】実施例3 実施例1に用いたのと同じ編機を用い、2枚おさで非弾
性糸に33dtexのナイロン糸を、弾性糸に繊度44
dtexのポリウレタン透明糸を使用し、両者を同行さ
せて、ともに開き目と閉じ目とを交互に、ただし、同じ
編針においては非弾性糸の開き目に対して弾性糸は閉じ
目、同様に閉じ目に対しては開き目を組み合わせて1×
1トリコットを編成し130cmの巾狭に仕上げた。ま
た、ナイロン糸のランナーを通常80cm/ラック以下
のところを110cm/ラックに、ポリウレタン糸のラ
ンナーを通常60cm/ラック以下のところを95cm
/ラックに設定した。編成した編地は実施例1と同様に
してヒートセットを行った。得られた編地の外観は実施
例1、実施例2に較べてやや劣っていたが、ループドロ
ップし難く引き裂き強度は実施例1、実施例2よりも優
れていた。
【0030】実施例4 総詰地編おさ4枚、ジャカードおさ1枚、130インチ
のシングルジャカードラッセル編機(日本マイヤー
(株)製RSJ4/1)を使用して、おさ2に繊度33
dtex、26フィラメントのナイロン66透明糸を、
おさ3に弾性糸として繊度44dtexのポリウレタン
透明糸を用いて両者を同行させて共に閉じ目の1×1ト
リコット編地を編成した。さらに前記の編地には、おさ
1に繊度33dtex、26フィラメントのナイロン6
6加工糸を用いてジャカード柄を柄出しした。総本数を
3600として巾を120cm程度の巾狭に仕上げた。
おさ2のナイロン66糸のランナーを107cm/ラッ
クに、ポリウレタン糸のランナーは90cm/ラック
に、おさ1の柄用ナイロン66糸のランナーを60cm
/ラックに設定した。編成後に6チャンバー構成の装置
を用い、加熱温度192℃、20m/分のヒートセット
を実施した。得られた柄入り編地は梨地調の基布の上に
立体感を有する花柄を浮かび上がらせて、感性を有する
ものであった。この本発明編地を用いて裁断することに
より、ウエスト縁部及び股縁部を無縫製のままガードル
に仕上げた。試着試験を行ったが試着者にすこぶる好評
であった。
【0031】実施例5 総詰地編おさ4枚、ジャカードおさ2枚、130インチ
のダブルジャカードラッセル編機(日本マイヤー(株)
製RPDJ6/2N)を使用して、編地を袋状に編成し
た以外は、実施例4と全く同様に編成しジャカード柄を
柄出しした。メッシュ調基布の中に不規則な太い波柄を
組み合わせた袋状の柄入り編地に編成できた。この編地
を部分的に裁断し、ウエスト縁部、足首縁部を無縫製の
ままタイツに仕上げた。試着試験を行ったが試着者にす
こぶる好評であった。
【0032】
【発明の効果】本発明伸縮性たて編地は、編糸に非弾性
糸と弾性糸とを併用しているので伸縮性に富み、基本的
に1×1トリコット編成であって編目が美しく、糸脚が
短いので縁部でのほつれが小さく編地を裁ち放しのま
ま、縫製できるという長所がある。さらに、巾狭に、糸
量を増やしてランナーを調整して編成することにより編
地の安定性が向上しループドロップが防止される。ヒー
トセット、染色加工の温度を高めに、処理時間を長めに
調整して編糸の軟化、融着を促進し、さらに編地の安定
性が向上する。また、ジャカードラッセル編機を利用す
れば、袋状の編物を容易に編成できるので裁ち放しのま
ま、必要があればさらに柄出しして製品衣類に加工する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る伸縮性たて編地の基本的編組織
を示す
【図2】 非弾性糸、弾性糸が共に閉じ目により編成さ
れた本発明伸縮性たて編地(請求項2、実施例1)の編
組織を示す
【図3】 非弾性糸が閉じ目、弾性糸が開き目により編
成された本発明伸縮性たて編地(請求項3、実施例2)
の編組織を示す
【図4】 非弾性糸、弾性糸が共に開き目と閉じ目を交
互に、かつ同じ編針ではいずれかが閉じ目に編成された
本発明伸縮性たて編地(請求項4、実施例3)の編組織
を示す
【図5】 ピエゾジャカード付きダブルラッシェル機を
利用した1×1トリコット編地の編成説明図
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月25日(2002.6.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本発明伸縮性たて編地は、所要の編み組織
等に従いラッシェル編機、ジャカードラッシェル編機、
トリコット編機などを適宜に選択して公知の手段により
編成することができる。従来からの公知手段に加え、例
えば、最近開発されたピエゾジャカード付きダブルラッ
シェル機を利用して、図5に示すように地編おさに弾性
糸を用いて1×1トリコットを編成し、ジャカードおさ
に非弾性糸を用い鎖編を編成しつつジャカードおさをそ
の作用位置において、1コースおき全体又は部分的に
よこ方向に1針間移動させることによって、結果的に弾
性糸と非弾性糸とが同行する1×1トリコット編地を編
成することもできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06C 23/04 D06C 23/04 B Fターム(参考) 3B154 AA02 AA06 AA11 AB02 AB03 AB21 AB27 BA09 BA12 BA32 BA37 BA38 BB02 BB12 BB54 BF01 DA06 4L002 AA05 AA06 AB02 AC01 CA01 CA04 DA00 DA01 DA03 DA04 EA00 EA06 FA01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非弾性糸と弾性糸とを同行させた1×1ト
    リコットであって、かつ、各編針において非弾性糸と弾
    性糸のうちの少なくとも1方が、閉じ目により編成され
    ていることを特徴とする伸縮性たて編地。
  2. 【請求項2】非弾性糸と弾性糸のいずれもが、閉じ目に
    より編成されていることを特徴とする請求項1記載の伸
    縮性たて編地。
  3. 【請求項3】非弾性糸が閉じ目により、弾性糸が開き目
    により編成されていることを特徴とする請求項1記載の
    伸縮性たて編地。
  4. 【請求項4】非弾性糸および弾性糸が、ともに開き目と
    閉じ目とを交互に、ただし、同じ編針においては非弾性
    糸の開き目に対して弾性糸は閉じ目、閉じ目に対しては
    開き目が組み合わされ編成されていることを特徴とする
    請求項1記載の伸縮性たて編地。
  5. 【請求項5】1インチ当たり60ウエール以上の巾狭に
    仕上加工されていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の伸縮性たて編地。
  6. 【請求項6】非弾性糸のランナーを弾性糸のランナーよ
    りも大きく、かつ、非弾性糸のランナーを85〜120
    cm/ラック、弾性糸のランナーを70〜110cm/
    ラックにして編成したことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載の伸縮性たて編地。
  7. 【請求項7】180℃を下らない温度において、プレセ
    ットまたは/およびヒートセットを施されていることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の伸縮性たて
    編地。
  8. 【請求項8】部分的に、他の部分よりも繊度の大きな弾
    性糸を編糸に用い締付パワー強化部分として編成されて
    いることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
    伸縮性たて編地。
  9. 【請求項9】弾性糸を挿入したことを特徴とする請求項
    1〜8のいずれかに記載の伸縮性たて編地。
  10. 【請求項10】非弾性糸を挿入したことを特徴とする請
    求項1〜9のいずれかに記載の伸縮性たて編地。
  11. 【請求項11】ジャカードラッシェル機を用い、編地に
    柄出しして編成されていることを特徴とする請求項1〜
    10のいずれかに記載の伸縮性たて編地。
  12. 【請求項12】ジャカードダブルラッシェル機を用い、
    編地が筒状もしくは袋状に編成されていることを特徴と
    する請求項1〜10のいずれかに記載の伸縮性たて編
    地。
  13. 【請求項13】ジャカードダブルラッシェル機を用い、
    編地が筒状もしくは袋状に、かつ柄出しして編成されて
    いることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載
    の伸縮性たて編地。
  14. 【請求項14】請求項1〜13のいずれかに記載の伸縮
    性たて編地を複数枚重ね、貼り合わせてなることを特徴
    とする伸縮性たて編地。
  15. 【請求項15】請求項1〜13のいずれかに記載の伸縮
    性たて編地の中から選んだ少なくとも2種の編地を複数
    枚組み合わせて重ね、貼り合わせてなることを特徴とす
    る伸縮性たて編地。
  16. 【請求項16】テープ状に編成または裁断されているこ
    とを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の伸縮
    性たて編地。
  17. 【請求項17】プリント加工によって模様が施されてい
    ることを特徴とする請求項1〜10、14〜16のいず
    れかに記載の伸縮性たて編地。
  18. 【請求項18】エンボス加工によって模様が施されてい
    ることを特徴とする請求項1〜10、14〜17のいず
    れかに記載の伸縮性たて編地。
  19. 【請求項19】オパール加工によって模様が施されてい
    ることを特徴とする請求項1〜10、14〜18のいず
    れかに記載の伸縮性たて編地。
  20. 【請求項20】モールド加工により所要の形状が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに
    記載の伸縮性たて編地。
  21. 【請求項21】パンチング加工により所要の孔が開けら
    れていることを特徴とする請求項1〜20のいずれかに
    記載の伸縮性たて編地。
  22. 【請求項22】請求項1〜21のいずれかに記載の伸縮
    性たて編地を編成するに際して、抜き糸を編み込み、抜
    き糸の両側に耳環糸を編み込み、双方の耳環糸にそれぞ
    れの耳環糸が属する側から弾性糸を挿入し、挿入した弾
    性糸の一部を抜き糸に絡めておき、編成後に抜き糸を引
    き抜いて、複数の編地に分割することを特徴とする伸縮
    性たて編地の製造方法。
  23. 【請求項23】テープ状に編成又は裁断された請求項1
    〜21のいずれかに記載の伸縮性たて編地が、繊維製品
    の所要の位置に貼り合わされ、又は縫い付けられている
    ていることを特徴とする衣類。
  24. 【請求項24】請求項11〜13のいずれかに記載の伸
    縮性たて編地を用いて製作されていることを特徴とする
    衣類。
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