JP2003200581A - インクジェット式画像形成装置 - Google Patents

インクジェット式画像形成装置

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JP2003200581A
JP2003200581A JP2002001212A JP2002001212A JP2003200581A JP 2003200581 A JP2003200581 A JP 2003200581A JP 2002001212 A JP2002001212 A JP 2002001212A JP 2002001212 A JP2002001212 A JP 2002001212A JP 2003200581 A JP2003200581 A JP 2003200581A
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Ryosuke Sugiyama
良介 杉山
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宏行 村井
Masanori Yamada
雅則 山田
Haruo Sayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップにより印字ヘッドを確実に覆うこと
ができ、吸引の不要な印字ヘッドからインクを吸引する
ことがなく、メンテナンスユニットの構造が簡単で、大
きなスペースを必要としないインクジェット式画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 インクジェット式画像形成装置は、複数
の印字ヘッド5a、5b、5cを有し主走査方向に移動するキャ
リッジ1と、メンテナンス位置においてキャリッジ1の印
字ヘッド5a、5b、5cの部分を覆う複数のキャップ8a、8b、8c
を有するメンテナンスユニット2とを備えている。キャ
リッジ1に位置決め用凹部6a、6b、6cが形成され、キャッ
プ8a、8b、8cに位置決め用凹部6a、6b、6cと係合する位置決
め用凸部28a、28b、28cが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ等のインクジェット式画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】たとえば、カラーインクジェットプリン
タでは、記録用紙が副走査方向に搬送されるとともに、
複数の印字ヘッドを有するキャリッジが主走査方向(記
録用紙の幅方向)に往復移動することにより、記録用紙
に画像が印字(記録)されるようになっている。また、
印字ヘッドの清掃等のメンテナンスを行うために、印字
時のキャリッジの往復移動範囲の外側の所定のメンテナ
ンス位置に、キャリッジの印字ヘッドを覆うキャップを
有するメンテナンスユニットが設けられている。通常、
メンテナンスユニットは、メンテナンス位置に移動して
きたキャリッジの下方において上下に移動するように配
置され、キャリッジが移動しているときには、メンテナ
ンスユニットは下方に移動しており、キャリッジがメン
テナンス位置に移動してきて停止すると、上方に移動し
て、キャップが印字ヘッドを覆うようになっている。
【0003】このようなメンテナンスユニットとして、
キャリッジの全ての印字ヘッドを覆う1つのキャップを
備え、このキャップが印字ヘッドのノズルの清掃のため
の吸引ポンプに接続されたものと、キャリッジの印字ヘ
ッドを1つずつ覆う印字ヘッドと同数のキャップを備
え、各キャップが吸引ポンプに接続されたものとがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の場合、全ての印
字ヘッドを1つのキャップで覆ってノズルの清掃を行う
ため、吸引ポンプを作動させると、吸引が不要な印字ヘ
ッドのノズルからもインクが吸引され、インクを無駄に
するという問題がある。
【0005】後者の場合、複数のキャップを全て吸引ポ
ンプに接続する必要があるため、構造が複雑になって、
必要なスペースが大きくなる。
【0006】このような問題を解決するため、キャリッ
ジの印字ヘッドと同数の複数のキャップを設け、そのう
ちの1つを、1つの印字ヘッドを覆う清掃用キャップと
して、それだけを吸引ポンプに接続し、メンテナンスユ
ニットを主走査方向に移動させることにより、清掃用キ
ャップで各印字ヘッドを順に覆って清掃を行うようにす
ることが考えられる。
【0007】ところが、このようにした場合、メンテナ
ンスユニットを主走査方向に移動させる手段が別に必要
となり、しかも、メンテナンスユニットが移動するとき
にキャップと印字ヘッドが接触するという問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記の問題を解決し、キ
ャップにより印字ヘッドを確実に覆うことができ、吸引
の不要な印字ヘッドからインクを吸引することがなく、
メンテナンスユニットの構造が簡単で、大きなスペース
を必要としないインクジェット式画像形成装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
によるインクジェット式画像形成装置は、複数の印字ヘ
ッドを有し主走査方向に移動するキャリッジと、メンテ
ナンス位置においてキャリッジの印字ヘッドの部分を覆
う複数のキャップを有するメンテナンスユニットとを備
えたインクジェット式画像形成装置において、キャリッ
ジに位置決め用凹部が形成され、キャップに位置決め用
凹部と係合する位置決め用凸部が形成されていることを
特徴とするものである。
【0010】通常、メンテナンスユニットは、メンテナ
ンス位置に移動してきたキャリッジの下方に配置され
る。メンテナンスユニット全体が上下方向に移動するこ
とができ、メンテナンスユニットが上方に移動すること
により、位置決め用凹部と位置決め用凸部が係合するよ
うにしてもよい。また、メンテナンスユニットは上下方
向に移動せず、キャップだけが上下方向に移動でき、キ
ャップが上方に移動することにより、位置決め用凹部と
位置決め用凸部が係合するようにしてもよい。その場
合、ばね等の弾性部材によりキャップをキャリッジの印
字ヘッドに接近する方向に付勢しておき、キャリッジが
メンテナンス位置に移動してきたときに、キャップがキ
ャリッジに押されて下方に移動し、キャリッジが所定の
位置に停止したときに、弾性部材の付勢力により、キャ
ップが上方に戻って位置決め用凹部と位置決め用凸部が
係合するようにしてもよい。
【0011】本発明のインクジェット式画像形成装置に
よれば、キャリッジの位置決め用凹部とキャップの位置
決め用凸部が係合することにより、キャリッジに対して
キャップを正確に位置決めして、キャップで印字ヘッド
を確実に覆うことができる。
【0012】本発明のインクジェット式画像形成装置に
おいて、たとえば、メンテナンスユニットの複数のキャ
ップのうちの1つが、印字ヘッドのノズルの清掃のため
の吸引ポンプに接続されて1つの印字ヘッドを順に覆う
清掃用キャップである。
【0013】これによれば、複数のキャップのうちの1
つだけを清掃用キャップとして吸引ポンプに接続すれば
よく、メンテナンスユニットの構造が簡単で、大きなス
ペースを必要としない。しかも、清掃用キャップが1つ
の印字ヘッドを覆うものであるから、清掃のために吸引
ポンプを作動させても、吸引の不必要な印字ヘッドから
インクを吸引することがなく、インクを無駄にすること
がない。
【0014】上記のインクジェット式画像形成装置にお
いて、たとえば、メンテナンス位置においてキャリッジ
を印字ヘッドのピッチ分ずつ移動させることにより、清
掃用キャップで各印字ヘッドを覆って清掃を行うように
なされている。
【0015】メンテナンスユニット全体が上下方向に移
動できる場合、メンテナンスユニットを下方に移動し
て、キャップを印字ヘッドから離した状態で、キャリッ
ジを印字ヘッドのピッチ分移動させ、その後、メンテナ
ンスユニットを上方に移動して、キャップで印字ヘッド
を覆うようにしてもよい。また、メンテナンスユニット
に対してキャップが上下方向に移動できる場合、キャッ
プを下方に移動して印字ヘッドから離した状態で、キャ
リッジを印字ヘッドのピッチ分移動させ、その後、キャ
ップを上方に移動して、印字ヘッドを覆うようにしても
よい。その場合、ばね等の弾性部材によりキャップをキ
ャリッジの印字ヘッドに接近する方向に付勢しておき、
キャップで印字ヘッドを覆った状態で、キャリッジを印
字ヘッドのピッチ分移動させ、キャリッジの移動によ
り、キャップがキャリッジに押されて下方に移動し、キ
ャリッジが停止したときに、弾性部材の付勢力により、
キャップが上方に戻って印字ヘッドを覆うようにしても
よい。
【0016】これによれば、キャリッジの移動により、
1つの清掃用キャップでキャリッジの全ての印字ヘッド
を覆って、印字ヘッドの清掃を行うことができる。
【0017】上記のインクジェット式画像形成装置にお
いて、たとえば、メンテナンスユニットが、少なくとも
ノズル清掃時に所定の清掃用位置に固定されるキャップ
支持体と、キャリッジの印字ヘッドに対して接近・離隔
する方向に移動するようにキャップ支持体に取り付けら
れて弾性部材により印字ヘッドに接近する方向に付勢さ
れた複数のキャップとを備えている。
【0018】メンテナンスユニットのキャップ支持体
は、常に清掃用位置に固定されていてもよいし、ノズル
清掃時にのみ清掃用位置に固定されるようになっていて
もよい。
【0019】この場合、ノズル清掃時には、キャップ支
持体が清掃用位置に固定されているので、キャリッジが
移動しても、キャップ支持体およびそれに支持されたキ
ャップが一緒に移動することがない。そして、キャップ
支持体が清掃用位置に固定されて、清掃用キャップがあ
る印字ヘッドを覆っている状態で、キャリッジを印字ヘ
ッドのピッチ分移動すると、キャリッジの移動により、
キャップがキャリッジに押されて下方に移動し、キャリ
ッジが停止したときに、弾性部材の付勢力により、キャ
ップが上方に戻って、キャリッジの位置決め用凹部とキ
ャップの位置決め用凸部が係合し、清掃用キャップが次
の印字ヘッドを覆う。
【0020】これによれば、キャリッジを移動させるだ
けで、1つの清掃用キャップで全ての印字ヘッドを覆っ
て、印字ヘッドの清掃を行うことができる。
【0021】上記のインクジェット式画像形成装置にお
いて、たとえば、メンテナンスユニットが、ノズル清掃
時にのみキャップ支持体を清掃用位置に固定するロック
手段を備えている。
【0022】この場合、ノズルの清掃を行わないときに
は、メンテナンスユニットのキャップ支持体を清掃用位
置以外の位置に位置させておくことができる。
【0023】これによれば、ノズルの清掃を行わないと
きには、メンテナンスユニットのキャップ支持体を清掃
用位置以外の位置に位置させて、キャリッジの移動を妨
げないようにすることができる。
【0024】上記のインクジェット式画像形成装置にお
いて、たとえば、キャリッジがメンテナンス位置の極限
位置に移動することにより、ロック手段がキャップ支持
体を清掃用位置に固定し、キャップが印字ヘッドから外
れるまでキャリッジが逆方向に移動することにより、ロ
ック手段がキャップ支持体の固定を解除するようになさ
れている。
【0025】これによれば、キャリッジの移動によっ
て、ロック手段を作動させたり、ロック手段の作動を解
除したりすることができ、そのための余分な機構が不要
である。
【0026】上記のインクジェット式画像形成装置にお
いて、たとえば、キャリッジが3つ以上の印字ヘッドを
備え、メンテナンスユニットが、キャリッジの印字ヘッ
ドと同数のキャップを備え、1つのキャップが1つの印
字ヘッドを覆うようになされている。
【0027】これによれば、キャリッジの印字ヘッドを
同数のキャップで、各印字ヘッドを1つずつ確実に覆う
ことができる。
【0028】上記のインクジェット式画像形成装置にお
いて、たとえば、各キャップが、キャップ支持体に個別
に移動するように取り付けられている。
【0029】これによれば、各キャップが個別に移動で
きるので、キャップ支持体に対するキャップの取り付け
誤差等があっても、各キャップで確実に印字ヘッドを覆
うことができる。
【0030】上記のインクジェット式画像形成装置にお
いて、たとえば、清掃用キャップ以外の複数のキャップ
が、一体状に形成されている。
【0031】これによれば、一体状に形成された複数の
キャップを共通のガイドに沿って移動させ、共通の弾性
部材で付勢することができ、メンテナンスユニットの構
造が簡単になる。
【0032】上記のインクジェット式画像形成装置にお
いて、たとえば、メンテナンスユニットが、1つの印字
ヘッドを覆う1つの清掃用キャップと、残りの複数の印
字ヘッドを覆うキャップとを備えている。
【0033】これによれば、キャップの数が2つです
み、キャップを案内するガイドおよびキャップを付勢す
る弾性部材の数も少なくてすみ、メンテナンスユニット
の構造が簡単になる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。
【0035】図1〜図4は、第1実施形態を示してい
る。図1は、インクジェット式画像形成装置のメンテナ
ンス位置近傍におけるキャリッジ(1)とメンテナンスユ
ニット(2)を示す斜視図、図2および図3は、メンテナ
ンス位置におけるキャリッジ(1)とメンテナンスユニッ
ト(2)の2つの異なる状態を示す正面図、図4は、ノズ
ル清掃時の動作を示す説明図である。なお、以下の説明
において、キャリッジ(1)が設けられた印字部における
用紙搬送方向下流側(図2および図3の紙面表側)を
前、同上流側(同図の紙面裏側)を後とし、前から後を
見たときの左右、すなわち、図2および図3の左右を左
右とする。
【0036】図1〜図3に示すように、画像形成装置の
印字部には、筐体(3)に固定されて主走査方向である左
右方向にのびるガイド棒(4)が設けられている。キャリ
ッジ(1)は、ガイド棒(4)に取り付けられ、図示しない適
当な駆動手段により、ガイド棒(4)に沿って左右方向に
移動させられる。
【0037】記録用紙は、図2および図3に示すメンテ
ナンス位置よりも左側の所定の印字幅の部分を搬送さ
れ、印字を行うときには、キャリッジ(1)はこの印字幅
の部分を左右方向に往復移動させられる。そして、この
例では、キャリッジ(1)の往復移動範囲のうち、印字幅
の部分の右外側の部分がメンテナンス位置となってお
り、このメンテナンス位置のキャリッジ(1)よりも下方
の位置にメンテナンスユニット(2)が配置されている。
【0038】キャリッジ(1)の下面には、複数(この例
では3つ)の印字ヘッド(5a)(5b)(5c)が主走査方向に等
ピッチをおいて設けられている。印字ヘッドは符号(5)
で総称し、区別する必要があるときは、左側のものから
順に、第1印字ヘッド(5a)、第2印字ヘッド(5b)および
第2印字ヘッド(5c)と呼ぶことにする。詳細な図示は省
略したが、各印字ヘッド(5)には、複数のインク噴射ノ
ズルが設けられている。また、キャリッジ(1)の各印字
ヘッド(5)の位置の前後に、円弧状の位置決め用凹部(6
a)(6b)(6c)が設けられている。位置決め用凹部は符号
(6)で総称し、区別する必要があるときは、左側のもの
から順に、第1凹部(6a)、第2凹部(6b)および第3凹部
(6c)と呼ぶことにする。キャリッジ(1)の前面の右端下
部に、前方張出部(9)が一体に形成されている。
【0039】メンテナンスユニット(2)は、キャップ支
持体(7)と、キャリッジ(1)の凹部(6)に対応して、主走
査方向に等間隔をおいて支持体(7)に取り付けられた印
字ヘッド(5)と同数すなわち3つのキャップ(8a)(8b)(8
c)とを備えている。キャップは符号(8)で総称し、区別
する必要があるときは、左側のものから順に、第1キャ
ップ(8a)、第2キャップ(8b)および第3キャップ(8c)と
呼ぶことにする。
【0040】詳細な図示は省略したが、キャップ支持体
(7)は、図2および図3に示す同一姿勢を保った状態で
左右方向および上下方向に移動しうるように、筐体(3)
に支持されている。支持体(7)は、左右方向に長い板状
水平部(10)と、水平部(10)の右端から上方に垂直に立ち
上がった板状垂直部(11)とからなる。支持体(7)の前後
の筐体(3)の部分に、左下から右上に斜めにのびるガイ
ド穴(12)が形成されており、支持体(7)の水平部(10)と
垂直部(11)との境界部近傍の前後両面に突出状に固定さ
れた前後のガイドピン(13)が対応するガイド穴(12)には
められて、支持体(7)がガイド穴(12)に沿って移動する
ようになっている。
【0041】支持体(7)の垂直部(11)の下寄りの部分の
前面に、前後に突出した支持ピン(14)が固定されてお
り、略前後方向にのびるロックレバー(15)の前寄りの部
分が支持ピン(14)に回動自在に取り付けられている。ロ
ックレバー(15)の前端部には、下方に突出したロック用
フック部(16)が一体に形成され、ロックレバー(15)の後
端部には、上方に突出して前側が円弧状になったロック
解除用押圧部(17)が一体に形成されている。また、支持
ピン(14)には、ロックレバー(15)を前から見て時計方向
に付勢する弾性部材であるねじりコイルばね(18)が取り
付けられている。支持体垂直部(11)の右側面に、支持ピ
ン(14)より少し右側のロックレバー(15)の下面に当接し
てロックレバー(15)をほぼ水平な姿勢に保持するストッ
パ(19)が設けられている。好ましくは、メンテナンスユ
ニット(2)における支持ピン(14)、ロックレバー(15)、
ばね(18)およびストッパ(19)は、支持体(7)の前後に対
称に設けられ、キャリッジ(1)における張出部(9)も、前
後に対称に設けられるが、図面には、前側のものだけを
示している。
【0042】メンテナンスユニット(2)の右方の筐体(3)
の部分に、左側にのびるロックアーム(20)が固定されて
おり、ロックアーム(20)の左端部に、ロックレバー(15)
のフック部(16)と係合する上方に突出したロック用フッ
ク部(21)が一体に形成されている。
【0043】ロックレバー(15)、ばね(18)、ストッパ(1
9)およびロックアーム(20)により、支持体(7)を後述す
る清掃用位置に固定するロック手段が構成されている。
【0044】メンテナンスユニット(2)の支持体(7)の水
平部(10)の下面と、その下方の筐体(3)の部分との間
に、支持体(7)を左斜め下向きに付勢する弾性部材であ
る引張コイルばね(22)が設けられている。
【0045】各キャップ(8)は、それぞれ、水平板状の
昇降部材(23)に一体に形成され、次のように、支持体
(7)に対して個別に上下動できるように支持されてい
る。詳細な図示は省略したが、各キャップ(8)の上端面
に、ゴム製シールが設けられている。
【0046】支持体水平部(10)の左右方向3箇所の前後
に、上下にのびるガイド穴(24)を有するガイド部材(25)
が固定されている。各キャップ(8)を構成する昇降部材
(23)の前後両端面に、前後にのびるガイドピン(26)が固
定されており、各キャップ(8)の前後のガイドピン(26)
が対応する前後のガイド部材(25)のガイド穴(24)にはめ
られて、各キャップ(24)がガイド穴(24)に沿って上下に
移動できるようになっている。また、各キャップ(8)の
下面と、その下方の支持体水平部(10)との間に、キャッ
プ(8)を上向きに付勢する弾性部材である圧縮コイルば
ね(27)が設けられている。
【0047】3つのキャップ(8)は、左右方向に印字ヘ
ッド(5)と同じピッチをおいて配置されている。各キャ
ップ(8)を構成する昇降部材(23)の上面の前後両端部
に、キャリッジ(1)の位置決め用凹部(6)に対応する位置
決め用凸部(28a)(28b)(28c)が一体に形成されている。
位置決め用凸部は符号(28)で総称し、区別する必要があ
るときは、左側の第1キャップ(8a)のものから順に、第
1凸部(28a)、第2凸部(28b)および第3凸部(28c)と呼
ぶことにする。
【0048】3つのキャップ(8)のうち、最も左側、す
なわち、印字幅の部分側の第1キャップ(8a)が、印字ヘ
ッド(5)の清掃のための吸引ポンプ(29)に接続されて、
1つの印字ヘッド(5)を覆う清掃用キャップとなってい
る。
【0049】メンテナンスユニット(2)の左側の筐体(3)
の部分に、ワイパ(30)およびパージ(31)が配置されてい
る。
【0050】キャリッジ(1)の下面右端の部分におい
て、前後両端部を除く部分に、キャリッジ(1)がメンテ
ユニット(2)から離れるときに、キャリッジ(1)の右端下
部がキャップ(8a)の左側の部分と接触するのを防止する
ための切欠き(33)が形成されている。
【0051】次に、主に図4を参照して、ノズル清掃時
のキャリッジ(1)およびメンテナンスユニット(2)の動作
について説明する。
【0052】印字を行っているときには、前述のよう
に、キャリッジ(1)は、メンテナンスユニット(2)から左
側に離れた印字幅の部分を往復移動する。このようにキ
ャリッジ(1)がメンテナンスユニット(2)から離れている
状態では、図2および図4(a)に示すように、ばね(22)
の付勢力により、キャップ支持体(7)のガイドピン(13)
がガイド穴(12)の左下端に位置し、支持体(7)は、最も
左下端の待機位置に停止している。このとき、ばね(27)
の付勢力により、各キャップ(8)のガイドピン(26)がガ
イド穴(24)の上端に位置し、各キャップ(8)は上端位置
に位置している。また、各キャップ(8)における位置決
め用凸部(28)の上端は、キャリッジ(1)の下面よりも低
い位置に位置している。
【0053】ノズルの清掃を行うときには、キャリッジ
(1)が、印字幅の部分から右端のメンテナンス位置まで
移動する。キャリッジ(1)がある程度右側に移動する
と、キャリッジ(1)の右端が支持体垂直部(11)に当たる
が、それまでは、支持体(7)は最下端の待機位置に位置
しているので、キャリッジ(1)の張出部(9)がロックレバ
ー(15)の押圧部(17)と干渉することがない。
【0054】キャリッジ(1)が、支持体垂直部(11)に当
たった後も右側に移動することにより、支持体(7)もキ
ャリッジ(1)と一緒に右側に移動し、ガイドピン(13)が
ガイド穴(12)に案内されることにより、支持体(7)は、
キャリッジ(1)に対して垂直上向きに移動する。支持体
(7)がキャリッジ(1)に対してある程度上方に移動する
と、3つのキャップ(8)の凸部(28)がキャリッジ(1)の対
応する凹部(6)にはまって、3つのキャップ(8)が、ばね
(27)の付勢力によってキャリッジ(1)の下面に当接し、
3つの印字ヘッド(5)を完全に覆う。キャリッジ(1)がさ
らに右側の極限位置に移動すると、図3および図4(b)
に示すように、支持体(7)のガイドピン(13)がガイド穴
(12)の右上端まで移動し、支持体(7)は最も右上端の清
掃用位置に移動する。そして、ロックレバー(15)のフッ
ク部(16)がロックアーム(20)のフック部(21)に係合する
ことにより、支持体(7)は清掃用位置に固定される。こ
のとき、上記のように、第1キャップ(8a)が第1印字ヘ
ッド(5a)を、第2キャップ(8b)が第2印字ヘッド(5b)
を、第3キャップ(8c)が第3印字ヘッド(5c)をそれぞれ
覆っている。
【0055】このように3つのキャップ(8)で3つの印
字ヘッド(5)を覆った状態で、ポンプ(29)を作動させ
る。これにより、ポンプ(29)に接続された第1キャップ
(8a)によって覆われた第1印字ヘッド(5a)のノズルの清
掃が行われる。
【0056】第1印字ヘッド(5a)の清掃が終了すると、
キャリッジ(1)が左側に印字ヘッド(5)の1ピッチ分移動
する。キャリッジ(1)が左側に移動しても、ばね(18)の
付勢力によってロックレバー(15)とロックアーム(20)の
係合状態が保たれるため、支持体(7)は、清掃用位置に
固定され、キャリッジ(1)と一緒に移動することはな
い。そして、キャリッジ(1)だけが左側に移動すること
により、各キャップ(8)の凸部(28)がそれまで係合して
いた印字ヘッド(5)の凹部(6)から外れて、キャリッジ
(1)下面の凹部(6)以外の部分と接触するため、各キャッ
プ(8)は下方に押し下げられて、印字ヘッド(5)から下方
に離れる。したがって、印字ヘッド(5)がキャップ(8)に
よって擦られることがない。キャリッジ(1)が印字ヘッ
ド(5)の1ピッチ分移動して停止すると、ばね(27)の付
勢力により、キャップ(8)が上方に移動して、キャップ
(8)の凸部(28)が印字ヘッド(5)の凹部(6)に係合し、図
4(c)に示すように、第1キャップ(8a)が第2印字ヘッ
ド(5b)を、第2キャップ(8b)が第3印字ヘッド(5c)をそ
れぞれ覆う。
【0057】このように2つのキャップ(8a)(8b)で2つ
の印字ヘッド(5b)(5c)を覆った状態で、ポンプ(29)を作
動させることにより、上記と同様に、第1キャップ(8a)
によって覆われた第2印字ヘッド(5b)のノズルの清掃が
行われる。
【0058】第2印字ヘッド(5b)の清掃が終了すると、
キャリッジ(1)がさらに左側に印字ヘッド(5)の1ピッチ
分移動する。これにより、上記同様、図4(d)に示すよ
うに、第1キャップ(8a)で第3印字ヘッド(5c)を覆う。
そして、このような状態で、ポンプ(29)を作動させ、第
3印字ヘッド(5c)のノズルの清掃を行う。
【0059】第3印字ヘッド(5c)の清掃が終了すると、
キャリッジ(1)がさらに左側に移動して、メンテナンス
ユニット(2)から離れる。
【0060】キャリッジ(1)がメンテナンスユニット(2)
から離れると、キャリッジ(1)の張出部(9)が、上端の清
掃用位置に位置している支持体(7)のロックレバー(15)
の押圧部(17)に当たって、これを押し下げるため、ロッ
クレバー(15)が、ばね(18)の付勢力に抗して前から見て
反時計方向に回動させられる。これにより、ロックレバ
ー(15)のフック部(16)がロックアーム(20)のフック部(2
1)から外れ、支持体(7)は、ばね(22)の付勢力により、
左下端の待機位置に移動する。
【0061】なお、キャリッジ(1)が印字を行っていな
い待機状態、装置の電源が投入されていない状態のとき
は、図4(b)に示すように、キャリッジ(1)は右側の極限
位置に停止し、メンテナンスユニット(2)の支持体(7)が
清掃用位置に固定されて、3つのキャップ(8)が3つの
印字ヘッド(8)を覆っている。
【0062】図5は、第2実施形態を示す図1相当の斜
視図である。
【0063】第2実施形態は、後述するキャップの部分
の構成を除いて、第1実施形態と同じであり、図5にお
いて、図1に対応する部分には同一の符号を付してい
る。
【0064】第2実施形態の場合、第1キャップ(8a)
は、第1実施形態の場合と同じ構成の清掃用キャップで
ある。
【0065】第2キャップ(8b)と第3キャップ(8c)は、
1つの共通の水平板状昇降部材(32)に一体に形成されて
いる。この昇降部材(32)に対して、前後1対のガイド(2
5)と1つのばね(27)が設けられ、第2キャップ(8b)と第
3キャップ(8c)が、昇降部材(32)とともに、一体となっ
て上下に移動する。昇降部材(32)には、第2キャップ(8
b)に対応する前後1対の位置決め用凸部(28b)と、第3
キャップ(8c)に対応する前後1対の位置決め用凸部(28
c)とが一体に形成されている。
【0066】他は、第1実施形態の場合と同様である。
【0067】図6は、第3実施形態を示す図1相当の斜
視図である。
【0068】第3実施形態も、後述するキャップの部分
の構成を除いて、第1実施形態と同じであり、図6にお
いて、図1に対応する部分には同一の符号を付してい
る。
【0069】第3実施形態の場合、メンテナンスユニッ
ト(2)には、2つのキャップ、すなわち、第1キャップ
(8a)と第2キャップ(8d)が設けられている。
【0070】第1キャップ(8a)は、第1および第2実施
形態の場合と同じ構成の清掃用キャップである。
【0071】第2キャップ(8d)は、第2実施形態の昇降
部材(32)と同様の水平板状昇降部材(33)に一体に形成さ
れている。この昇降部材(33)には、第2実施形態の場合
と同様、前後1対の第2位置決め用凸部(28b)と、前後
1対の第3位置決め用凸部(28c)とが一体に形成されて
いる。第2キャップ(8d)は、2つの印字ヘッド(5)を同
時に覆う大きさを有する。そして、キャリッジ(1)が右
側の極限位置に移動して、キャップ支持体(7)が清掃用
位置に固定されたときに、第2キャップ(8d)が、キャリ
ッジ(1)の第2印字ヘッド(5b)と第3印字ヘッド(5c)を
同時に覆うようになっている。
【0072】他は、第1実施形態の場合と同様である。
【0073】図7〜図9は、第4実施形態を示してい
る。図7および図8は、インクジェット式画像形成装置
のメンテナンス位置近傍におけるキャリッジ(40)とメン
テナンスユニット(41)を示す斜視図および正面図、図9
は、ノズル清掃時の動作を示す説明図である。なお、第
4実施形態を示す図7〜図9において、第1実施形態を
示す図1〜図4のものと対応する部分には同一の符号を
付して、詳細な説明は省略している。
【0074】第4実施形態において、画像形成装置の全
体構成は、第1実施形態の場合と同様である。キャリッ
ジ(40)については、第1実施形態における前方張出部
(9)が形成されていない点を除いて、第1実施形態の場
合と同じである。
【0075】メンテナンスユニット(41)は、キャリッジ
支持体(42)と、キャリッジ支持体(42)に取り付けられた
3つのキャップ(8a)(8b)(8c)とを備えている。キャリッ
ジ支持体(42)は、水平板状をなし、その右端が筐体(3)
に固定されて、常に、清掃用位置に位置している。キャ
リッジ支持体(42)に対するキャップ(8)の取り付け方
は、第1実施形態におけるキャップ支持体(7)の水平部
(10)に対するキャップ(8)の取り付け方と同じである。
また、メンテナンスユニット(41)の他の部分の構成も、
第1実施形態の場合と同じである。
【0076】第4実施形態の場合、キャリッジ(1)にお
ける切欠き(33)は、キャリッジ(1)がメンテナンス位置
に移動するときおよびメンテユニット(2)から離れると
きに、キャリッジ(1)の右端下部がキャップ(8a)の左側
の部分と接触するのを防止するために設けられている。
【0077】次に、主に図9を参照して、ノズル清掃時
のキャリッジ(40)およびメンテナンスユニット(41)の動
作について説明する。
【0078】印字を行っているとき等、キャリッジ(40)
がメンテナンスユニット(41)から左方に離れている状態
では、図7および図9(a)に示すように、ばね(27)の付
勢力により、各キャップ(8)のガイドピン(26)がガイド
穴(24)の上端に位置し、各キャップ(8)は上端位置に位
置している。このとき、各キャップ(8)における位置決
め用凸部(28)の上端は、キャリッジ(40)における位置決
め用凹部(6)の上端とほぼ同じ高さか、それよりもわず
かに高い位置に位置している。また、各キャップ(8)の
上面は、キャリッジ(40)の下面よりも少し高い位置に位
置し、各キャップ(8)の昇降部材(23)の上面は、キャリ
ッジ(40)の下面よりも少し低い位置に位置している。
【0079】ノズルの清掃を行うときには、キャリッジ
(40)が、印字幅の部分から右端のメンテナンス位置まで
移動する。キャリッジ(40)がある程度右側に移動する
と、キャリッジ(40)がキャップ(8)の位置決め用凸部(2
8)に左側のものから順に当り、以後は、キャリッジ(40)
は、図8に示すように、キャップ(8)をばね(27)の付勢
力に抗して下方に押しながら、右側に移動する。そし
て、キャリッジ(40)がメンテナンス位置の極限位置に移
動すると、図9(b)に示すように、キャリッジ(40)の3
つの印字ヘッド(7)と、メンテナンスユニット(41)の3
つのキャップ(8)の対応するもの同士の左右方向の位置
が一致し、ばね(27)の付勢力により、3つのキャップ
(8)の凸部(28)がキャリッジ(40)の対応する凹部(6)には
まって、3つのキャップ(8)がキャリッジ(1)の下面に当
接し、対応する3つの印字ヘッド(5)を完全に覆う。
【0080】このように3つのキャップ(8)で3つの印
字ヘッド(5)を覆った状態で、ポンプ(29)を作動させ
る。これにより、ポンプ(29)に接続された第1キャップ
(8a)によって覆われた第1印字ヘッド(5a)のノズルの清
掃が行われる。
【0081】第1印字ヘッド(5a)の清掃が終了すると、
キャリッジ(40)が左側に印字ヘッド(5)の1ピッチ分移
動する。キャリッジ(40)が左側に移動することにより、
各キャップ(8)の凸部(28)がそれまで係合していた印字
ヘッド(5)の凹部(6)から外れて、キャリッジ(1)下面の
凹部(6)以外の部分と接触するため、各キャップ(8)は下
方に押し下げられて、印字ヘッド(5)から下方に離れ
る。したがって、印字ヘッド(5)がキャップ(8)によって
擦られることがない。キャリッジ(40)が印字ヘッド(5)
の1ピッチ分移動して停止すると、ばね(27)の付勢力に
より、キャップ(8)が上方に移動して、キャップ(8)の凸
部(28)が印字ヘッド(5)の凹部(6)に係合し、図9(c)に
示すように、第1キャップ(8a)が第2印字ヘッド(5b)
を、第2キャップ(8b)が第3印字ヘッド(5c)をそれぞれ
覆う。
【0082】このように2つのキャップ(8a)(8b)で2つ
の印字ヘッド(5b)(5c)を覆った状態で、ポンプ(29)を作
動させることにより、上記と同様に、第1キャップ(8a)
によって覆われた第2印字ヘッド(5b)のノズルの清掃が
行われる。
【0083】第2印字ヘッド(5b)の清掃が終了すると、
キャリッジ(1)がさらに左側に印字ヘッド(5)の1ピッチ
分移動する。これにより、上記同様、図9(d)に示すよ
うに、第1キャップ(8a)で第3印字ヘッド(5c)を覆う。
そして、このような状態で、ポンプ(29)を作動させ、第
3印字ヘッド(5c)のノズルの清掃を行う。
【0084】第3印字ヘッド(5c)の清掃が終了すると、
キャリッジ(40)がさらに左側に移動して、メンテナンス
ユニット(41)から離れる。上記のようにキャリッジ(40)
が右側の極限位置から印字ヘッド(5)の1ピッチ分左側
に移動するたびに、キャップ(8)が右側のものから1つ
ずつ順に上端位置に戻り、キャリッジ(40)がメンテナン
スユニット(41)から離れることにより、3つのキャップ
(8)全てが上端位置に戻る。
【0085】第4実施形態の場合も、キャリッジ(40)が
印字を行っていない待機状態、装置の電源が投入されて
いない状態のときは、図9(b)に示すように、キャリッ
ジ(40)は右側の極限位置に停止し、3つのキャップ
(8)が3つの印字ヘッド(8)を覆っている。
【0086】第4実施形態の場合、キャップ支持体(42)
が筐体(3)に固定されて、メンテナンスユニット(41)が
常に清掃用位置に固定されているので、第1実施形態の
場合のような、キャップ支持体を上下左右に移動できる
ように支持する機構、キャップ支持体を清掃用位置にロ
ックする機構が不要になり、メンテナンスユニットの構
造がさらに簡単になる。
【0087】第4実施形態においても、3つの印字ヘッ
ド(5)を覆うキャップの構成を、図5に示す第2実施形
態のようにしたり、図6に示す第3実施形態のようにし
たりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成
装置におけるキャリッジとメンテナンスユニットの部分
の斜視図である。
【図2】図2は、図1のキャリッジとメンテナンスユニ
ットの部分の正面図である。
【図3】図3は、図2と異なる状態を示す図2相当の正
面図である。
【図4】図4は、第1実施形態におけるノズル清掃時の
キャリッジとメンテナンスユニットの動作を示す説明図
である。
【図5】図5は、本発明の第2実施形態を示す画像形成
装置におけるキャリッジとメンテナンスユニットの部分
の斜視図である。
【図6】図6は、本発明の第3実施形態を示す画像形成
装置におけるキャリッジとメンテナンスユニットの部分
の斜視図である。
【図7】図7は、本発明の第3実施形態を示す画像形成
装置におけるキャリッジとメンテナンスユニットの部分
の斜視図である。
【図8】図8は、図7のキャリッジとメンテナンスユニ
ットの部分の正面図である。
【図9】図9は、第4実施形態におけるノズル清掃時の
キャリッジとメンテナンスユニットの動作を示す説明図
である。
【符号の説明】
(1)(40) キャリッジ (2)(41) メンテナンスユニット (5a)(5b)(5c) 印字ヘッド (6a)(6b)(6c) 位置決め用凹部 (7)(42) キャップ支持体 (8a)(8b)(8c)(8d) キャップ (15) ロックレバー (18) ばね (19) ストッパ (20) ロックアーム (27) ばね (28a)(28b)(28c) 位置決め用凸部 (29) 吸引ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 宏行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 山田 雅則 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 左山 晴生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA25 EC22 EC23 EC57 JA03 JA08 JA13 JC20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の印字ヘッドを有し主走査方向に移動
    するキャリッジと、メンテナンス位置においてキャリッ
    ジの印字ヘッドの部分を覆う複数のキャップを有するメ
    ンテナンスユニットとを備えたインクジェット式画像形
    成装置において、 キャリッジに位置決め用凹部が形成され、キャップに位
    置決め用凹部と係合する位置決め用凸部が形成されてい
    ることを特徴とするインクジェット式画像形成装置。
  2. 【請求項2】メンテナンスユニットの複数のキャップの
    うちの1つが、印字ヘッドのノズルの清掃のための吸引
    ポンプに接続されて1つの印字ヘッドを覆う清掃用キャ
    ップであることを特徴とする請求項1のインクジェット
    式画像形成装置。
  3. 【請求項3】メンテナンス位置においてキャリッジを印
    字ヘッドのピッチ分ずつ移動させることにより、清掃用
    キャップで各印字ヘッドを順に覆って清掃を行うように
    なされていることを特徴とする請求項2のインクジェッ
    ト式画像形成装置。
  4. 【請求項4】メンテナンスユニットが、少なくともノズ
    ル清掃時に所定の清掃用位置に固定されるキャップ支持
    体と、キャリッジの印字ヘッドに対して接近・離隔する
    方向に移動するようにキャップ支持体に取り付けられて
    弾性部材により印字ヘッドに接近する方向に付勢された
    複数のキャップとを備えていることを特徴とする請求項
    3のインクジェット式画像形成装置。
  5. 【請求項5】メンテナンスユニットが、ノズル清掃時に
    のみキャップ支持体を清掃用位置に固定するロック手段
    を備えていることを特徴とする請求項4のインクジェッ
    ト式画像形成装置。
  6. 【請求項6】キャリッジがメンテナンス位置の極限位置
    に移動することにより、ロック手段がキャップ支持体を
    清掃用位置に固定し、キャップが印字ヘッドから外れる
    までキャリッジが逆方向に移動することにより、ロック
    手段がキャップ支持体の固定を解除するようになされて
    いることを特徴とする請求項5のインクジェット式画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】キャリッジが3つ以上の印字ヘッドを備
    え、メンテナンスユニットが、キャリッジの印字ヘッド
    と同数のキャップを備え、1つのキャップが1つの印字
    ヘッドを覆うようになされていることを特徴とする請求
    項4〜6のいずれか1項のインクジェット式画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】各キャップが、キャップ支持体に個別に移
    動するように取り付けられていることを特徴とする請求
    項7のインクジェット式画像形成装置。
  9. 【請求項9】清掃用キャップ以外の複数のキャップが、
    一体状に形成されていることを特徴とする請求項7のイ
    ンクジェット式画像形成装置。
  10. 【請求項10】メンテナンスユニットが、1つの印字ヘ
    ッドを覆う1つの清掃用キャップと、残りの複数の印字
    ヘッドを覆うキャップとを備えていることを特徴とする
    請求項4〜6のいずれか1項のインクジェット式画像形
    成装置。
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