JP2003199839A - 区画形成システム - Google Patents

区画形成システム

Info

Publication number
JP2003199839A
JP2003199839A JP2002001855A JP2002001855A JP2003199839A JP 2003199839 A JP2003199839 A JP 2003199839A JP 2002001855 A JP2002001855 A JP 2002001855A JP 2002001855 A JP2002001855 A JP 2002001855A JP 2003199839 A JP2003199839 A JP 2003199839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evacuation
door
section
forming system
pit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002001855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3883870B2 (ja
Inventor
Naoto Kumagai
尚登 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2002001855A priority Critical patent/JP3883870B2/ja
Publication of JP2003199839A publication Critical patent/JP2003199839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3883870B2 publication Critical patent/JP3883870B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 竪穴区画が避難経路として利用されるのを避
けることができる区画を形成する。 【解決手段】 区画形成システムは、防火カーテン装置
10,11や防火戸17,18などの遮蔽部材を建物内
に繰り出すことによって、建物内部の空間を仕切り、所
定の区画を形成している。避難ドア36を介して竪穴区
画(ロビー12)から他の区画(廊下30〜33)に進
入することは通常のドアを開放する動作によって容易に
行なえ、逆に他の区画(廊下30〜33)から竪穴区画
(ロビー12)内に進入することはできないようになっ
ている。なお、他の区画から竪穴区画への進入が全くで
きないのではなく、ある特殊を操作を行なうことよって
可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル等の建物内部
で発生した火災の延焼や煙の拡散を防止するために建物
内部の通路や開口部などの空間をスラット状の防火カー
テンや可動パネルなどの遮蔽部材で仕切って区画を形成
する区画形成システムに係り、特に区画内にエレベータ
等の避難通路以外の竪穴を有する場合の区画形成システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高層の建物などには、エレベー
タやエスカレータなどの竪穴が存在するので、火災発生
時の延焼や煙の拡散を防止するために火災発生と同時に
自動的に閉じるスラット状の防火カーテンや可動パネル
などの遮蔽部材を用いて、柱、壁、床などと共に3次元
的に囲まれた空間、すなわち防火防煙区画を形成するよ
うに動作する区画形成システムが備え付けられている。
【0003】図1は、従来の区画形成システムの概略構
成を示す図である。この区画形成システムでは、竪穴と
なるエレベータ群1,2が対面するように設けられたバ
ンク型エレベータの間にあるロビー12をひとつの区画
としている。このバンク型エレベータのロビー12の周
囲には、廊下30〜35を介して居室となる事務所区画
20〜24が設けられている。なお、図では、避難経路
となる竪穴を備えた階段区画については図示を省略して
ある。この区画形成システムに用いられている遮蔽装置
は、防火カーテン装置10,11と、避難ドアを備えた
防火戸13,14である。防火カーテン装置10,11
は、基本的に建物上部の梁などに取り付けられたブラケ
ット、このブラケットに回転自在に取り付けられた巻取
シャフト、この巻き取りシャフトに巻回されるスラット
カーテンなどから構成される。防火戸13,14は、常
時閉鎖式又は常時開放式のものであり、その一部に避難
用のドア(避難ドア)を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、火災が発生す
ると、防火カーテン装置10,11は、煙感知器(又は
熱感知器)からの信号に対応してスラットカーテンを自
動的に下降させ、また防火戸13,14を閉鎖して、ロ
ビー12と廊下30〜33との間の開口部空間を閉鎖し
て竪穴区画を形成する。この竪穴区画であるロビー12
内に人が残されている場合には、防火戸13,14のい
ずれの避難ドアからも点線矢印15,16に示すように
廊下30〜33に避難できるようになっている。従来の
防火戸13,14の避難ドアは、ロビー12側から廊下
30〜33に避難できるし、逆に廊下30〜33側から
ロビー12内に進入することも可能となっている。この
ことは、廊下31側から防火戸13の避難ドアを介して
ロビー12に進入し、反対側の防火戸14の避難ドアを
介して廊下32に避難するおそれ、すなわち、竪穴区画
であるロビー12が避難経路として利用されるおそれが
あることを意味している。このような、より安全な区画
である廊下から、それよりも安全度の劣る竪穴区画を一
旦経由することは避難の観点からは好ましくない。
【0005】本発明の目的は、竪穴区画が避難経路とし
て利用されるのを避けることができる区画を形成するこ
とのできる区画形成システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る区画形成
システムは、遮蔽部材を建物内に繰り出して前記建物内
の空間を仕切ることによって前記建物内に複数の区画を
形成する区画形成手段と、避難通路にならない竪穴区画
を形成する遮蔽部材に設けられた避難手段であって、前
記竪穴区画から他の区画への進入は通常の操作で行なえ
るが、前記竪穴区画へ進入するためには特殊な操作を行
なわなければならないように構成された避難手段とを備
えたものである。遮蔽部材は建物内に設けられ、火災発
生時などに建物内部から繰り出されるものである。遮蔽
部材が防火カーテン装置の場合には、建物上部に設けら
れ、まぐさなどの開口部から防火カーテンが下降してく
る。これ以外にも防火のための遮蔽部材(防火戸など)
が横引き方式で繰り出されたり、上昇方式で繰り出され
たりする。区画形成システムは、このような遮蔽部材を
建物内に繰り出すことによって、建物内部の空間を仕切
り、所定の区画を形成している。通常は、このような防
火カーテン装置や防火戸などの遮蔽部材には、避難手段
として避難用ドアなどが設けられている。通常は、この
避難手段を介して、竪穴区画から他の区画に進入するこ
とも逆に他の区画から竪穴区画内に進入することもでき
る。ところが、この発明では、避難手段を介して竪穴区
画から他の区画に進入することは通常のドアを開放する
動作によって容易に行なえるが、逆に他の区画から竪穴
区画内に進入することはできないようになっている。な
お、他の区画から竪穴区画への進入が全くできないので
はなく、ある特殊を操作を行なうことよって可能となっ
ている。例えば、避難ドアの竪穴区画側には通常のドア
ノブが設けられ、それを操作することによって容易にド
アを開放できるようになっており、避難ドアの他の区画
側にはそのドアノブが設けられておらず、ラッチ付きの
引き手などが設けられ、そのラッチを他の部分に設けら
れたラッチ解除装置を操作することによって初めて引き
手を操作することができ、避難ドアを開放できるように
する。このようにすることによって、竪穴区画が誤って
避難経路として利用されるようなことがなくなる。ま
た、他の区画から竪穴区画に進入する必要がある場合に
は、特殊な操作を行なうことよって進入することができ
る。この発明の区画形成システムは、高層の建物だけで
なく、低層の建物や地下街などのような建物も対象とす
るものである。ここで、通常の操作とは、避難者が遮蔽
部材を通過しようと意図した場合又は無意識に通過しよ
うとした場合などに、比較的容易に目に付くような部材
等を、特別な操作ではなくて比較的容易に行なえるよう
な操作のことをいう。従って、このような操作は、竪穴
区画や遮蔽部材の材質や構造、避難者の心理状態等を勘
案してなるべく容易なものが好ましい。また、特殊な操
作とは、通常の操作とは逆に、意識的または無意識的に
避難者が遮蔽部材を通過しようとした場合には通過する
ことが困難となるような操作のことをいう。少なくとも
一つの遮蔽部材または竪穴区画に注目した場合には、通
常の操作を行なった場合よりは通過がむずかしい操作で
あり、一般的にはその操作は複雑、煩雑であり、操作対
象となる部材が目に付きにくい等であることが好まし
い。なお、これらの操作に限定されるものではないこと
は言うまでもない。このように、特殊な操作で通過でき
るように構成した目的は、救助活動者が通過することが
できるようにするためであり、このような者にとって
は、特殊な操作は容易であることが好ましい。このよう
な特殊な操作の他の例として、暗証コード入力、指紋
(声紋、網膜パターン等の)照合などを行なうようにし
てもよい。なお、避難手段がマークや文言による表示や
音声等により、脱出を促す告知や案内、進入を禁止する
告知や救助活動者への案内等をあわせて行なうようにし
てもよい。
【0007】請求項2に係る区画形成システムは、請求
項1において、前記竪穴区画にはエレベータやエスカレ
ータなどの竪穴設備を有するものである。これは、エレ
ベータやエスカレータなどのように避難経路として利用
することのできない竪穴設備を備えた区画が本発明の竪
穴区画の対象となることを示している。
【0008】請求項3に係る区画形成システムは、請求
項1又は2において、前記避難手段は、前記遮蔽部材の
一部に設けられた避難ドアから構成され、前記避難ドア
を開閉するための開閉手段が前記竪穴区画側と前記他の
区画側とで、それぞれ異なる構成をしているものであ
る。これは、避難ドアの構成が竪穴区画側と他の区画側
とでそれぞれ異なっているので、竪穴区画から他の区画
に進入するときは通常の操作で可能となり、逆に他の区
画から竪穴区画内に進入するためには特殊な操作を行な
わなければできないようになっている。異なる構成の具
体例としては、前述のようにドアノブ自体の形状を竪穴
区画側と他の区画側で変えたり、同じドアノブであって
も他の区画側には特殊な操作を行なわないと開放しない
ような機構、例えばラッチ解除機構などを設けたりする
ことで対応できる。
【0009】請求項4に係る区画形成システムは、請求
項2において、前記竪穴区画内にバンク型エレベータを
含むものである。これは、竪穴設備としてバンク型エレ
ベータを備えた区画を本発明の竪穴区画の対象としてい
るものである。従って、このバンク型エレベータのロビ
ー部分は非常時に避難経路として利用されることがなく
なる。
【0010】請求項5に係る区画形成システムは、請求
項1、2、3又は4において、前記竪穴区画の両側に前
記他の区画として通路が面しているものである。竪穴区
画が建物内で通路と通路との間に位置している場合、こ
の竪穴区画があたかも通路同士の連絡路のような働きを
することがある。ところが非常時にはこの竪穴区画は安
全性の観点からは、避難通路として利用されるのは好ま
しくないので、本発明を適用することによって、このよ
うな竪穴区画が避難通路として利用されることがないよ
うにした。ここで、通路とは、廊下や物販店舗等と他の
建物等との連絡路(例えば駅構内との)や地下街の通行
路等のことである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る区画形成システムの好ましい実施の形態について説
明する。図2は、本発明に係る区画形成システムの概略
構成を示す図であり、エレベータロビー付近を拡大して
示したものである。図3は区画形成システムを構成する
防火カーテン装置及び防火戸の構成を廊下側から見た図
である。
【0012】この区画形成システムでは、竪穴となるエ
レベータ群1,2が対面で設けられたバンク型エレベー
タを構成しており、バンク型エレベータのロビー12が
ひとつの区画を形成している。このバンク型エレベータ
のロビー12の周囲には、廊下30〜33を介して居室
となる事務所区画が設けられている。なお、図2では、
事務所区画及び階段区画については図示を省略してあ
る。
【0013】この区画形成システムに用いられている遮
蔽装置は、防火カーテン装置10,11と、避難ドアを
備えた防火戸17,18である。防火カーテン装置1
0,11は、従来のものと同様に基本的に建物上部の梁
などに取り付けられたブラケット、このブラケットに回
転自在に取り付けられた巻取シャフト、この巻き取りシ
ャフトに巻回されるスラットカーテンなどから構成され
る。防火戸17,18は、常時閉鎖式又は常時開放式の
ものであり、その一部に避難用のドア(避難ドア)を備
えている。防火戸17,18の避難ドアは、ロビー12
側からは容易に開くことができるが、廊下30〜33側
からは開き難くなっている。
【0014】図3に示すように、防火戸18の避難ドア
36には、ラッチ機能のない引き手37が設けられてい
る。引き手37のラッチ解除装置38は、エレベータ1
の収納側の壁の側面に設置されている。なお、ロビー1
2側から避難ドアを見た場合には、引き手の代わりに避
難者が容易に開けることのできる通常のドアノブが設け
られたり、ラッチ等のみでドアを押すと開くような構造
になっている。すなわち、避難ドア36のロビー12側
にはだれでも容易にドアを開くことができるような構造
の開閉装置が設けられ、一方、廊下30〜33側にはド
アノブなどの通常だれでもドアの開閉装置であると認識
できるようなものは設けずに、ラッチ解除装置38など
を操作しないと開くことのできないような特殊な操作を
行なわなければならない開閉装置を設ける。また、引き
手やノブなどの手かけ部分を設けてもよいが、手かけ部
分だけを操作しても開かない構造とする必要がある。
【0015】火災発生時には、防火カーテン装置10,
11は、煙感知器(又は熱感知器)からの信号に対応し
てスラットカーテンを自動的に下降させ、また防火戸1
7,18を閉鎖して、ロビー12と廊下30〜33との
間の開口部空間を閉鎖して竪穴区画を形成する。この竪
穴区画であるロビー12内に人が残されていた場合に
は、防火戸17,18のいずれかの避難ドアから点線矢
印40,41に示すように廊下30〜33に避難できる
ようになっている。しかし、廊下30〜33側からロビ
ー12内に進入することはできないので、竪穴区画であ
るロビー12が避難経路として利用できないようになっ
ている。
【0016】万が一、ロビー12に負傷者等や車椅子な
どで自力避難不可能な者が存在する場合には、廊下30
〜33側からラッチ解除装置38を操作して廊下30〜
33側から避難ドア36が開放するようになっている。
ラッチ解除装置38は、避難ドア36の周辺の見易い場
所に配置され、消防隊などの救助活動者が利用すること
で廊下30〜33側からの開放を可能としたものであ
り、例えば、電磁開放スイッチやワイヤー引き出し型な
どのものを用いるとよい。避難ドア36は、自動閉鎖機
構(トアクローザ等)を設置してあり、廊下30〜33
側から開放した場合も自動的に閉鎖され、その後はラッ
チが復帰して廊下30〜33側からは容易に開放できな
いようになっている。ただし、ラッチ解除装置38は、
自動閉鎖機構が動作後であっても再使用できるものと
し、消防隊等の救助活動を妨げないものとする。
【0017】図4及び図5は、この発明のに係る区画形
成システムの別の実施の形態を示す図である。図4
(a)は、竪穴としてエスカレータ51の場合を示した
ものである。これは、図から明かなように、エスカレー
タ51を取り囲むように防火カーテン装置52及び防火
戸53,54によって竪穴区画を形成し、防火戸53,
54に前述のような避難ドアを設けたものである。
【0018】図4(b)は、1台のエレベータ55の前
面に区画を形成する場合を示したものである。これは、
図から明かなように、エレベータ55のドアの前面を取
り囲むように防火カーテン装置56及び防火戸57によ
って竪穴区画を形成し、防火戸57に前述のような避難
ドアを設けたものである。
【0019】図4(c)は、複数台(2台)のエレベー
タ58の前にロビー59が存在し、そのロビー59の一
方が廊下60等に面し、他方は壁61などで閉鎖されて
いる場合を示したものである。これは、図から明かなよ
うにロビー58と廊下60との間の開口部空間を防火カ
ーテン装置62及び防火戸63によって閉鎖して竪穴区
画を形成し、防火戸63に前述のような避難ドアを設け
たものである。
【0020】図5は、複数台(3台)のエレベータ1の
前にロビー65が存在し、そのロビー65の両方が廊下
66,67等に面している場合を示したものである。こ
れは、図から明かなように図2のエレベータ群2が省略
されたものに該当し、ロビー65と廊下66,67との
間の開口部空間を防火カーテン装置10,11及び防火
戸17,18によって閉鎖して竪穴区画を形成し、防火
戸17,18に前述のような避難ドアを設けたものであ
る。
【0021】以上のように、図4及び図5に示したもの
によれば、エタカレータを含む竪穴区画に居る者が、そ
の避難ドアを介して安全な区画に避難することは容易で
あるが、その竪穴区画に避難者が誤って進入するのを避
けることができる。なお、図4及び図5では、図示して
いないが、避難ドアには、図3に示したものと同様のラ
ッチ機能のない引き手及びこの引き手のラッチを解除す
るラッチ解除装置などが設けられる。
【0022】上述の実施の形態では、防火カーテン装置
としてが上方から下降方式で繰り出されるものについて
説明したが、逆に上昇方式で繰り出されたりするもので
あっても同様に適用することができる。さらに、シャッ
ター状の開閉部材が横引き方式で繰り出されたり、ある
いは水平方式で繰り出されたりするものであっても同様
に適用することができる。また、カーテン装置の材質
は、竪穴区画を形成できるものであれば、どのようなも
のでもよい。具体的には、金属製、木製、プラスチック
製、布製、これらの複合されたものなどで構成すること
ができる。上述の実施の形態では、遮蔽部材として防火
カーテン装置を例に説明したが、遮蔽部材が防火戸の場
合、すなわち、防火カーテン装置10及び/又は防火カ
ーテン装置11が防火戸である場合もある。例えば、図
1で、防火カーテン装置10及び防火戸13が共に防火
戸の場合もある。防火カーテン装置10及び防火戸13
が共に防火戸の場合、両防火戸が避難手段を有していて
もよいし、片方のみが避難手段を有していてもよい。な
お、防火カーテン装置10,11が避難手段を有してい
てもよい。また、防火戸の存在は必須ではなく、何らか
の避難手段が存在すればよい。遮蔽部材により竪穴区画
が形成でき、避難手段を備えていればその構成は任意で
ある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の区画形成シ
ステムによれば、竪穴区画が避難経路として利用される
のを避けることができる区画を形成することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の区画形成システムの概略構成を示す図
【図2】 本発明に係る区画形成システムの概略構成を
示す図であり、エレベータロビー付近を拡大して示した
図。
【図3】 図3の区画形成システムを構成する防火カー
テン装置及び防火戸の構成を廊下側から見た図
【図4】 この発明のに係る区画形成システムの別の実
施の形態を示す図。
【図5】 この発明のに係る区画形成システムのさらに
別の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
1,2…エレベータ 10,11…防火カーテン装置 12…ロビー 13,14,17,18…防火戸 15,16,40,41…避難経路 20〜23…事務所区画 30〜35…廊下 36…避難ドア 37…引き手 38…ラッチ解除装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮蔽部材を建物内に繰り出して前記建物
    内の空間を仕切ることによって前記建物内に複数の区画
    を形成する区画形成手段と、 避難通路にならない竪穴区画を形成する遮蔽部材に設け
    られた避難手段であって、前記竪穴区画から他の区画へ
    の進入は通常の操作で行なえるが、前記竪穴区画へ進入
    するためには特殊な操作を行なわなければならないよう
    に構成された避難手段とを備えたことを特徴とする区画
    形成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記竪穴区画にはエ
    レベータやエスカレータなどの竪穴設備を有することを
    特徴とする区画形成システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記避難手段
    は、前記遮蔽部材の一部に設けられた避難ドアから構成
    され、前記避難ドアを開閉するための開閉手段が前記竪
    穴区画側と前記他の区画側とで、それぞれ異なる構成を
    していることを特徴とする区画形成システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記竪穴区画内にバ
    ンク型エレベータを含むことを特徴とする区画形成シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4において、前記
    竪穴区画の両側に前記他の区画として通路が面している
    ことを特徴とする区画形成システム。
JP2002001855A 2002-01-08 2002-01-08 区画形成装置 Expired - Fee Related JP3883870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001855A JP3883870B2 (ja) 2002-01-08 2002-01-08 区画形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001855A JP3883870B2 (ja) 2002-01-08 2002-01-08 区画形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003199839A true JP2003199839A (ja) 2003-07-15
JP3883870B2 JP3883870B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=27641870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002001855A Expired - Fee Related JP3883870B2 (ja) 2002-01-08 2002-01-08 区画形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3883870B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072344A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Mitsubishi Electric Corporation 火災時避難支援システム、及び防火戸制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072344A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Mitsubishi Electric Corporation 火災時避難支援システム、及び防火戸制御装置
JPWO2008072344A1 (ja) * 2006-12-15 2010-03-25 三菱電機株式会社 火災時避難支援システム、及び防火戸制御装置
KR101006811B1 (ko) * 2006-12-15 2011-01-10 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 화재시 피난 지원 시스템, 및 방화 도어 제어 장치
US8113320B2 (en) 2006-12-15 2012-02-14 Mitsubishi Electric Corporation Fire evacuation support system and fire door control device
CN101563284B (zh) * 2006-12-15 2012-08-08 三菱电机株式会社 火灾时避难支援系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3883870B2 (ja) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI125122B (fi) Hissijärjestelmä
CA2453726A1 (en) Method and system for emergency evacuation of building occupants and a method for modernisation of an existing building with said system
JP6372851B2 (ja) 避難支援設備
JP4308224B2 (ja) 昇降装置のための防災用閉鎖装置及びその作動方法
JP4789347B2 (ja) 避難安全区画システム
JP4986193B2 (ja) 避難用エレベータシステム
JP2008156017A (ja) エレベータ付き建物
JPH052693A (ja) ホテル等建造物火災緊急避難誘導システム
JP2003199839A (ja) 区画形成システム
JP2008063043A (ja) エレベータ装置
JP2013059400A (ja) 災害時要援護者のための施設を備えた建物
JP6003030B2 (ja) 災害時要援護者のための施設を備えた建物
JP6782913B2 (ja) 建物の火災時煙制御システム
JP5284409B2 (ja) 避難安全区画システム
JP4358358B2 (ja) 建築物の火災時用避難構造
JP3706985B2 (ja) 商業施設の防煙システムの運転方法
JP4526668B2 (ja) 避難階段の区画システム
JP6463923B2 (ja) 避難設備
KR20130017747A (ko) 연무 차단 장치
JPH0219176A (ja) 建築物及び避難装置
Poon Tall Building Evacuation Strategy—The Refuge Floor Concept Revisited
JPH0325174A (ja) トイレット設備
JP6705683B2 (ja) 建物、及び、建物における避難誘導方法
JPH0449623B2 (ja)
KR20030082751A (ko) 비상 탈출 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Written amendment

Effective date: 20060921

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20061114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20061115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees