JP2003199791A - 吸収性物品及びその製造方法 - Google Patents

吸収性物品及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003199791A
JP2003199791A JP2002000498A JP2002000498A JP2003199791A JP 2003199791 A JP2003199791 A JP 2003199791A JP 2002000498 A JP2002000498 A JP 2002000498A JP 2002000498 A JP2002000498 A JP 2002000498A JP 2003199791 A JP2003199791 A JP 2003199791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
design
sheet
section
absorbent
design sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002000498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003199791A5 (ja
JP4243063B2 (ja
Inventor
Tomotsugu Matsui
智嗣 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2002000498A priority Critical patent/JP4243063B2/ja
Publication of JP2003199791A publication Critical patent/JP2003199791A/ja
Publication of JP2003199791A5 publication Critical patent/JP2003199791A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4243063B2 publication Critical patent/JP4243063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製品のデザイン性に優れ、そのデザインの区別
が明確になるので排尿の有無の視認性及び判別容易性に
優れたものとする。 【解決手段】体液を吸収する吸収要素63の中または裏
面側に第1デザインシート62を配し、この第1デザイ
ンシート62は、前記吸収要素62の占有域内位置にお
いて、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1デ
ザイン部30,30…を有し、第1のデザインシート3
0より裏面側に第2デザイン部101A,101Bを有
する前記第1デザインシート62とは別の第2デザイン
シート100A,100Bが設けられ、前記第1デザイ
ン部30,30…の前記視覚的変化、及び第2デザイン
部101A,101Bは、製品の裏面側から視認可能で
あり、かつ、前記第1デザイン部30,30…と第2デ
ザイン部101A,101Bとは、裏面側から見て異な
る位置に存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨て紙おむつ
や生理用ナプキンなどの吸収性物品に関し、詳しくは、
尿などの体液の排泄の有無を外部から視覚的に判別する
ことが可能な吸収性物品に係る。
【0002】
【従来の技術】使い捨て紙おむつにおいて、インキによ
り排尿の有無を知ることができるようにしたものとし
て、実公平3−40272号、実開平3−58416
号、特開平9−299401号などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、一般
的に排尿の有無を知るためのマークもしくはデザイン
(いわゆるお知らせマーク)は、不透液性の裏面シート
の吸収体側に印刷などにより施しており、製造工程にお
いては、裏面シートと表面シートとの間に吸収体を介在
させた状態で、隣接する吸収体間位置で切断し、個別製
品化していた。したがって、いかなる位置において切断
しても前記デザインが現れるように、前記デザインは、
切断前の裏面シートに実質的に連続的には表示させてい
る。
【0004】これに対して、展開型やテープ式と称され
る紙おむつにおいては、前身頃に前記テープを止着する
または接合するためのいわゆるフロントターゲットテー
プ(またはシート)を裏面シートの外面に設けることが
ある。この場合、フロントターゲットシートはそのター
ゲットとしての目印及び興趣のためのマークやデザイン
を施している。
【0005】しかし、構造上、いわゆるお知らせマーク
と、フロントターゲットテープのデザインとは重なるこ
とになり、裏面から見たとき、母親にとっては美観に優
れない商品であるとの印象を与え、幼児に対しては、特
に境界部分においては、そのデザインに興味を示さない
ものとなる。
【0006】他方、裏面シートの実質的に全長にわたっ
て特に水溶性のインキによりお知らせマークを施すと、
着用者が汗をかいたとき、吸収体からはずれたフラップ
部において、マーク用のインキ成分が溶けて表面シート
を通して表面に染み出し、肌に付着してかぶれなどの原
因ともなる。
【0007】したがって、本発明の課題は、製品のデザ
イン性に優れ、そのデザインの区別が明確になるので排
尿の有無の視認性及び判別容易性に優れ、しかも、肌へ
のインクの染み出しがない構造とすることにある。さら
に、かかる効果を示す製品を好適に得ることができる製
造方法をも提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は次記のとおりである。 <請求項1項記載の発明>体液を吸収して保持する吸収
性物品において、体液を吸収する吸収要素の中または裏
面側に第1デザインシートを配し、この第1デザインシ
ートは、前記吸収要素の占有域内位置において、排泄体
液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部を有
し、第1のデザインシートより裏面側に第2デザイン部
を有する前記第1デザインシートとは別の第2デザイン
シートが設けられ、前記第1デザイン部の前記視覚的変
化、及び第2デザイン部は、製品の裏面側から視認可能
であり、かつ、前記第1デザイン部と第2デザイン部と
は、裏面側から見て異なる位置に存在することを特徴と
する吸収性物品。
【0009】(作用効果)例として吸収体を代表的に挙
げることができる体液を吸収する吸収要素の中または裏
面側に第1デザインシートにあり、しかも吸収要素の占
有域内位置において、排泄体液と接触すると視覚的変化
が生じる第1デザイン部があるので、吸収要素を通る体
液と確実に接触し、視覚的変化が確実に生じるようにな
る。逆に、第1デザイン部は、吸収要素の占有域外には
ないので、マーク用のインキ成分が溶けて表面シートを
通して表面に染み出し、肌に付着してかぶれが生じるこ
とがない。さらに、前記第1デザイン部と第2デザイン
部とは、裏面側から見て異なる位置に存在するので、第
1デザイン部は第2デザイン部と明確に区別して視認で
き、排尿の有無を容易に判別できるものとなる。第2デ
ザイン部は第1デザイン部と明確に区別して視認でき、
第2デザインシートがフロントターゲットテープである
とき、テープのターゲット位置を容易に判断でき、装着
が容易となる。
【0010】<請求項2項記載の発明>第1デザイン部
は印刷インキにより第1デザインシート基材に印刷さ
れ、その第1デザインシートの表面エネルギーがJIS
K 6768に準じた測定で34〜42dyneである請
求項1記載の吸収性物品。
【0011】(作用効果)第1デザインシートの表面エ
ネルギーがJIS K 6768に準じた測定で34〜
42dyneであると、お知らせマークの視覚的変化が確実
にあらわれ、インキの良好な印刷適性、さらにインキの
第1デザインシート基材に対する良好な接着性または付
着性が得られる。すなわち、表面エネルギーが大きいと
インキの接着性に優れるが、過度に大きいと体液(たと
えば尿)と接触しても消失などの視覚的変化を生じない
ことがある。
【0012】<請求項3項記載の発明>体液を吸収して
保持する吸収性物品の連続的製造方法において、連続的
にラインを流れる本体シートに対して、個別片としての
第2デザインシートを組み込むとともに、本体シートに
対してその流れの中で第1デザインシートを組み込み、
次いで体液を吸収する吸収要素を組み込み、その後に個
々の製品を得るものであって、前記第1デザインシート
は、吸収要素の裏面側に位置し、かつ前記吸収要素の占
有域内位置において、排泄体液と接触すると視覚的変化
が生じる第1デザイン部を有し、前記第2のデザインシ
ートは、第1のデザインシートより裏面側に位置し、第
2デザイン部を有し、前記製品化工程において、前記第
1デザイン部の前記視覚的変化、及び第2デザイン部
は、製品の裏面側から視認可能であり、かつ、前記第1
デザイン部と第2デザイン部とは、裏面側から見て異な
る位置に存在するように制御することを特徴とする吸収
性物品の製造方法。
【0013】(作用効果)連続的にラインを流れる本体
シートに対して、個別片としての第2デザインシートを
組み込むとともに、本体シートに対してその流れの中で
第1デザインシートを組み込み、次いで体液を吸収する
吸収要素を組み込み、その後に個々の製品を得るもので
ものである。このとき、前記第1デザイン部と第2デザ
イン部とは、裏面側から見て異なる位置に存在する、す
なわち重ならないようにするに際し、製品化工程におい
て、本体シートに対して、個別片としての第2デザイン
シートを組み込むとともに、本体シートに対してその流
れの中で第1デザインシートを組み込み、次いで体液を
吸収する吸収要素を組み込み、製品化するものであるの
で、本体シートに対しての、第1デザインシート及び第
2デザインシートの組み込みタイミングをそれぞれ制御
する限り、第1デザイン部と第2デザイン部との重なり
は容易に回避できるものとなる。
【0014】<請求項4項記載の発明>第1デザインシ
ートは、液不透過の透湿性フィルムシートであり、50
mmの試料を1kgの荷重にて伸張させたときの伸張率
が20%以下である請求項3記載の吸収性物品。
【0015】(作用効果)上記のように、デザインシー
トの組み込みタイミングは重要な制御要素であるが、デ
ザインシートの伸張率大きいと、組み込みタイミング制
御のみでは、他のシート部材に対する位置合わせが狂っ
てしまうことが大いにある。しかるに、伸張率が20%
以下にすることにより、組み込みタイミング制御のみで
位置合わせが十分に行うことができ、第1デザイン部と
第2デザイン部との重なりは容易に回避できるものとな
る。
【0016】<請求項5項記載の発明>吸収性物品が紙
おむつであって、その前身頃と後身頃とに分離して第2
デザインシートがそれぞれ設けられ、前記第1デザイン
部と各第2デザインシートの各第2デザイン部とは、裏
面側から見て異なる位置に存在する請求項3または4に
記載の吸収性物品。
【0017】(作用効果)前身頃及び後身頃の両者に第
2デザインを設ける場合、一つの第2デザインシートの
前後に区画して第2デザインを設けることも考えられる
が、第2デザインシートの切断位置が、ライン流れ速度
と整合しなくなった場合、第1デザインと第2デザイン
とが重なってしまうことがある。これに対して、前身頃
と後身頃とに分離して第2デザインシートをそれぞれ設
けるようにするが、第2デザインシートの組み込みタイ
ミングを制御する限り、第1デザイン部と第2デザイン
部との重なりは容易に回避できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながらさらに詳説する。 「テープ式紙おむつの例」 <第1例>本例は、紙おむつの背側両側端部に取り付け
られたファスニング片を有し、このファスニング片の止
着面にフック要素を有するとともに、前記紙おむつの裏
面を構成する外面シートを不織布となし、紙おむつの装
着に当り、前記ファスニング片のフック要素を前記不織
布外面シートの表面の任意個所に係合可能となした紙お
むつである。
【0019】また、前記不織布外面シートおよびその下
側のシートの少なくとも一方に、前記ファスニング片の
フック要素を止着する位置の目安となるターゲット印刷
を、外部から視認可能なように施したものである。好適
には、不織布外面シートの内側に実質的に液を透過させ
ない不透液性シートを有し、この実質的に液を透過させ
ない不透液性シートにターゲット印刷を施してある。ま
た、不透液性シートの吸収体側面にお知らせマークがた
とえば印刷などにより施されている。
【0020】図面を参照して具体例について説明する
と、図示の紙おむつでは、不織布などからなる透液性シ
ート1と、実質的に液を透過させない不透液性シート、
たとえばポリエチレン等からなる完全に液を透過させな
い不透液性シート2との間に、綿状パルプ等からなる、
たとえば長方形または好ましくは図示のように砂時計型
のある程度剛性を有する吸収体3が介在されている。こ
の吸収体3は吸収用の上下ティッシュペーパーで被覆す
ることができ、吸収要素を構成している。
【0021】不透液性シート2は吸収要素より幅広の長
方形をなし、その外方に砂時計形状の不織布などからな
る外面シート10が設けられている。
【0022】透液性シート1は吸収要素より幅広の長方
形をなし、吸収要素の側縁より若干外方に延在し、不透
液性シート2とホットメルト接着剤などにより固着され
ている(この固着部分を含めて本発明に関係する固着部
分を符号*で示す)。
【0023】紙おむつの両側部には、使用面側に突出す
る脚周り用起立カフスBが形成され、この起立カフスB
は、実質的に幅方向に連続した通気性不織布などからな
る起立シート4と、弾性伸縮部材、たとえば糸ゴムから
なる一本のまたは図示のように複数本の脚周り用弾性伸
縮部材5とにより構成されている。7は面ファスナーに
よるファスニング片である。
【0024】さらに、起立カフスBは、起立シート4を
内面側を短く段違いに内折りして2重に形成され、各脚
周り用弾性伸縮部材5をホットメルト接着剤などにより
固着した状態で包んでいる。
【0025】二重の起立シート4の内面は、透液性シー
ト1の側縁と離間した位置において固着始端を有し、こ
の固着始端から不透液性シート2の延在縁にかけて、幅
方向外方部分がホットメルト接着剤などにより固着され
ている。二重の起立シートの外面は、その下面において
外面シート10にホットメルト接着剤などにより固着さ
れている。
【0026】その結果、二重の起立シート4の内面の、
不透液性シート2への固着始端は、起立カフスBの起立
端を形成している。脚周りにおいては、この起立端より
内側は、製品本体に固定されていない自由部分であり、
製品の中央側に向かう起立部と、途中で折り返し反転し
て外側に向かう平面当り部とに機能的にかつ概念的に区
分されている。
【0027】他方、図示しないが、長手方向前後端部に
おいて、ホットメルト接着剤などにより、前記起立部相
当部(起立部の延長部)は、製品の中央側に向かう状態
で製品に,具体的には透液性シート1及び不透液性シー
ト2の外面に固定され、前記平面当り部相当部(平面当
り部の延長部)が折り返し反転した状態で起立部相当部
上に固定されている。
【0028】また、弾性伸縮部材5は、少なくとも1本
が平面当り部にあることを基本形態とするが、特に弾性
伸縮部材5は平面当り部の先端部にあることが好まし
く、さらに、起立部にも弾性伸縮部材5を有することが
好ましい。
【0029】最適な形態は、起立端近傍、折り返し近
傍、及び平面当り部の先端部にあることである。平面当
り部の先端部には、図示のように複数本有するのがさら
に望ましい。起立部には、起立力を高めるために、さら
に弾性伸縮部材5,5を設けることができる。図示の形
態では、合計6本である。
【0030】紙おむつの、装着時には、紙おむつが舟形
に体に装着されるので、そして各弾性伸縮部材5,5…
の収縮力が作用するので、図2に示すように、脚周りで
は、各弾性伸縮部材5,5…の収縮力により起立カフス
Bが起立する。
【0031】起立部で囲まれる空間は、尿または軟便の
閉じ込め空間を形成する。この空間内に排尿されると、
その尿は透液性シート1を通って吸収体3内に吸収され
るとともに、軟便の固形分については、起立カフスBの
起立部がバリヤーとなり、その乗り越えが防止される。
万一、起立部の起立遠位側縁を乗り越えて横に漏れた尿
は、平面当り部によるストップ機能により横漏れが防止
される。
【0032】本形態において、各起立カフスを形成する
起立シート4は、透液性でなく実質的に不透液性(半透
液性でもよい)であるのが望ましい。また、起立シート
4を形成する透液性シート(たとえば不織布)に対して
シリコン処理などにより液体をはじく性質となるように
してもよい。いずれにしても、起立シート4及び外面シ
ート10は、それぞれ通気性があり、かつ起立シート4
及び外面シート10は、それぞれ耐水圧が100mmH
2O以上のシート、特に不織布であるのが好適である。
これによって、図2および3に示すように、製品の幅方
向側部において通気性を示すものとなり、着用者のムレ
を防止できる。
【0033】特に不織布を用いることで、装着時におい
て音が殆どしないとともに、布様の感触を与える使い捨
て紙おむつが得られる。外面シート10、透液性シート
1および起立シート4を構成する不織布の素材繊維とし
ては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィ
ン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レ
ーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とする
ことができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メル
トブロー法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得
られた不織布を用いることができる。
【0034】本発明の形態においては、離間部におい
て、不透液性シート2及び外面シート10の両者が重な
っているので、起立カフスBの展開起立操作において、
シートの破断がない。
【0035】<ファスニング片の紙おむつ前身頃への止
着について>本例では、ファスニング片7として、面フ
ァスナーを用いることで、不織布からなる外面シート1
0に対して、メカニカルに止着できる。したがって、い
わゆるターゲットテープを省略することもでき、かつ、
ファスニング片7による止着位置を自由に選択できる。
【0036】ファスニング片7は、図5にも示されてい
るプラスチック、ポリラミ不織布、紙製などのファスニ
ング基材72の基部が外面シート10にたとえば接着剤
により接合されており、先端側にフック要素7Aを有す
る。フック要素7Aはファスニング基材72に接着剤7
3により接合されている。フック要素7Aは、その外面
側に多数の係合片71を有する。係合片71の形状とし
ては、レ字状、J字状、マッシュルーム状、T字状等の
ものが存在するが、いずれでもよいが、T字状のものを
好ましく使用できる。フック要素7Aより先端側に仮止
め接着剤部7Bを有する。製品の組立て末期において、
仮止め接着剤部7Bが起立シート4に接着されることに
よりファスニング片7の先端側の剥離を防止するように
してある。使用時には、その接着力に抗して剥離し、フ
ァスニング片7の先端側を前身頃に持ち込むものであ
る。仮止め接着剤部7Bより先端側はファスニング基材
72が露出して摘みタブ部とされている。
【0037】さて、図1、図3及び図4が特に参照され
るように、前身頃の開口部側には、外面シート10の内
面側に、本発明の第2デザインシートとしてのターゲッ
ト印刷シート20が設けられ、ファスニング片7のフッ
ク要素7Aを止着する位置の目安となる第2デザイン部
21としてのターゲット印刷がなされ、外部から外面シ
ート10を通して視認可能なように施されている。ター
ゲット印刷シート20または第2デザイン部は、その縦
方向長さが10〜400mmとし且つ胴回り方向長さが
50〜500mmとすることができる。ターゲット印刷
は、グラビア印刷またはフレキソ印刷により行なうこと
ができる。
【0038】少なくともこのターゲット印刷対応部分に
おいて、実施の形態では全面において、外面シート10
の外面から不透液性シート2に対して、たとえば、単位
面積当たり3〜20%のエンボスを千鳥状形態で施し、
かつこのエンボス部分において外面シート10と不透液
性シート2とを160℃以下の温度で熱融着により接合
してある。この熱融着エンボス部10Aを図4に示して
ある。外面シート10の裏面は、全体または少なくとも
このターゲット印刷対応部分において起毛してあること
が望ましい。
【0039】他方、外面シート10とターゲット印刷シ
ート20とは、ホットメルト接着剤により全面接着され
ておらずホットメルト接着剤による接着領域11,11
…が離間してたとえばストライプ状に離間した状態で接
合してある。
【0040】第2デザイン部21の形態は適宜である
が、〜の記号や、ゾーンごとの色分け、あるいは図
柄の変更などにより、幅方向の位置が判るようにするの
が望ましい。また、ターゲット印刷シート20全体が周
囲の色と区別できる配色にするのが望ましい。ターゲッ
ト印刷シート20の厚さは10〜50μmが望ましい。
【0041】不織布からなる外面シート10は、単繊維
または長繊維を繊維素材とし、そのデニール数が2.5
d以下であるのが望ましい。
【0042】かかる外面シート10表面とフック要素7
Aとのせん断力が0.8N/cm2以上であり、剥離力
が1N/25mm以上であることが望ましい。また、相
互に止着されたファスニング片の止着面と不織布外面シ
ートの表面とを剥離した時の音が12.0ソーン以下で
あるのが望ましい。
【0043】ところで、メカニカルファスナーのフック
要素を外面シート10に係合させる場合、変形例として
挙げる図13に示す形態を採ることができる。すなわ
ち、ターゲット印刷シート20の裏面側に間欠的に、た
とえば長手方向に延びるストライプ状に、シリコン処理
などにより非接着処理域20A,20A…を形成したう
えで、外面シート10とホットメルト接着剤HMにより
接合する。その結果、外面シート10は、ターゲット印
刷シート20と非接着処理域20A,20A…において
は接着されないので、フック要素7Aを外面シート10
に係合させるときにおいて、外面シート10が非接着処
理域20A,20A…においてある程度自由に動くこと
が可能となり、変形しながらフック要素7Aと良好に係
合するようになる。ホットメルト接着剤HMはスパイラ
ル塗布やベタ塗布など適宜でよい。必要ならば、外面シ
ート10の使用面側の面に非接着処理域を形成すること
も可能である。
【0044】<第2例>第1例においては、外面シート
10の内面側に、第2デザインシートとしてのターゲッ
ト印刷シート20が設けられているが、図6に示すよう
に、外面シート10の外面側に設けてもよい。この場
合、外面シート10と不透液性シート2との間にシート
を介在させないことができる。外面シート10の外面側
にターゲット印刷シートを設ける場合、そのシートは、
外面にフック要素が係合するループ状繊維素材を有する
メス素材シートとすることが好ましい。
【0045】<おしらせマークについて>他方、吸収す
る吸収要素の中または裏面側に第1デザインシートを配
し、この第1デザインシートは、前記吸収要素の占有域
内位置において、排泄体液と接触すると視覚的変化が生
じる第1デザイン部を有する。実施の形態では、吸収体
3の裏面側の不透液性シート2を第1デザインシートと
し、その使用面側の面に、第1デザイン部30がたとえ
ば印刷により形成されている。
【0046】図7に示すように、第1デザイン部30
は、吸収体3の領域内に位置し、かつ、第2デザイン部
21とは、裏面側から見て異なる位置に存在する。
【0047】第1デザイン部30は、排泄体液と接触す
ると視覚的変化が生じるもので、たとえば尿と接触する
と、色が消えるもの、色が変化するもの、色が現出する
ものなど適宜公知のものを採用できる。
【0048】第1デザイン部30は、前記視覚的変化
が、外面シート10及び不透液性シート2を通して、製
品の裏面側から視認可能である。
【0049】第1デザイン部30は、少なくとも股下部
位置するのが望ましい。第1デザイン部30は、前後方
向及び又は幅方向に適宜のマーク(図、文字、記号な
ど)分散または関連付けて表し、そのデザイン領域の前
後方向長さは150〜350mm、幅方向の長さは30
〜100mmが望ましい。
【0050】第1デザイン部30は印刷インキにより第
1デザインシート(不透液性シート2)基材に印刷さ
れ、その第1デザインシートの表面エネルギーがJIS
K6768に準じた測定で34〜42dyneであるもの
が望ましい。この数値範囲内であると、お知らせマーク
の視覚的変化が確実にあらわれ、インキの良好な印刷適
性、さらにインキの第1デザインシート基材に対する良
好な接着性または付着性が得られる。
【0051】「パンツ型紙おむつの例」この実施形態に
係るパンツ型使い捨ておむつは、図8に示すように、可
撓性の外形シート51と、この外形シート51内面に固
定され、股下54を中心として縦方向(前後方向)に延
在する吸収要素60とを主体として構成されている。
【0052】外形シート51は2枚または3枚以上の通
気・撥水性の不織布を積層固定したものである。ウエス
ト部、胴回り部、股下部において、外形シート51,5
1間には糸ゴムなどの収縮部材91が設けられ、フィッ
ト性を高めている。
【0053】てなり、この外形シート51と吸収主体6
0とを重ね合わせた後の製造工程の最終段階で、前身頃
と後身頃との両側縁部の長手方向全体を接合部90にて
超音波シールや熱溶融などの手段により接合することに
より、図10に示されているようにウエスト開口部WO
および左右一対のレッグ開口部LOを形成してある。
【0054】吸収主体60は、図9にも示すように、不
織布などからなり着用者の肌に直接触れる長方形の透液
性トップシート61と、綿状パルプを主体とし、ある程
度の剛性を有する(半剛性の)長方形の吸収体63とそ
の上下面全体を包む額巻きされた長方形のクレープ紙6
4とからなる吸収要素ABと、この吸収要素ABの裏面
において両側縁近傍まで達する、ポリエチレンプラスチ
ックフィルムなどからなる長方形の不透液性バックシー
ト62とを有し、前記透液性トップシート61は、吸収
要素ABの両側縁を周り込んで裏面に達し、不透液性バ
ックシート62に重ねられており、これらの各要素はホ
ットメルト接着剤により接着により一体化されたもので
ある。必要に応じて、図示のように透液性トップシート
61とクレープ紙64との間に透液性セカンドシート6
1Sを介在させることができる。この吸収主体60は、
ほぼ裏面全体が前記外形シート51に対して、ホットメ
ルト接着剤により接着して一体化してある。
【0055】吸収主体60の両側部には、使用面側に突
出する脚周り起立カフスC,Cがそれぞれ形成され、こ
の起立カフスCは、実質的に幅方向に連続した起立シー
ト80と、伸縮部材、たとえば糸ゴムからなる一本のま
たは図示のように複数本の伸縮部材50,50…とによ
り構成されている。
【0056】さらに詳細には、起立カフスCは、起立シ
ート80を2重に形成され、各伸縮部材81,81…を
ホットメルト接着剤などにより固着した状態で包んで形
成されたものである。各起立カフスC,Cを形成する起
立シート80は、透液性でなく不透液性もしくは疎水性
であるのが望ましい。また、不織布などの透液性シート
に対してシリコン処理などにより液体をはじく性質とな
るようにしてもよい。さらに、通気もしくは蒸気透過性
を有しているのが望ましい。
【0057】二重の起立シート80の内面は、吸収要素
AB及び不透液性バックシート62の裏面側に回り込ん
でホットメルト接着剤などにより固着されている。その
結果、二重の起立シート80のこの固着始端は、起立カ
フスCの起立端を形成している。 この起立端より先端
側は、製品本体に固定されていない自由部分である。
【0058】他方、長手方向前後端部において、ホット
メルト接着剤などにより、前記自由部分は、その先端が
物品の中央側に向かう状態で物品に、具体的には透液性
シート61外面に固定されている。
【0059】<デザイン及びお知らせマークについて>
さて、本実施の形態においても、体液を吸収する吸収要
素の中または裏面側に第1デザインシートを配し、この
第1デザインシートは、前記吸収要素の占有域内位置に
おいて、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1
デザイン部を有し、第1のデザインシートより裏面側に
第2デザイン部を有する前記第1デザインシートとは別
の第2デザインシートが設けられている。
【0060】すなわち、第1デザインシートとしては、
不透液性バックシート62とされ、第1デザインシート
とし、その使用面側の面に、第1デザイン部30がたと
えば印刷により形成されている。
【0061】他方、不透液性バックシート62と外形シ
ート51との間に、前身頃及び後身頃にそれぞれ第2デ
ザインシート100A,100Bが介在されている。第
2デザインシート100A,100Bには、適宜のデザ
インの第2デザイン部101A,101Bがそれぞれ形
成されている。
【0062】図11に示すように、第1デザイン部30
は、吸収体63の領域内に位置し、かつ、第2デザイン
部第2デザイン部101A,101Bとは、裏面側から
見て異なる位置に存在する。
【0063】第1デザイン部30は、排泄体液と接触す
ると視覚的変化が生じるもので、たとえば尿と接触する
と、色が消えるもの、色が変化するもの、色が現出する
ものなど適宜公知のものを採用できる。
【0064】第1デザイン部30は、前記視覚的変化
が、外形シート51及び不透液性バックシート62を通
して、製品の裏面側から視認可能である。
【0065】第1デザイン部30は、少なくとも股下部
に位置するのが望ましい。第1デザイン部30は、前後
方向及び又は幅方向に適宜のマーク(図、文字、記号な
ど)分散または関連付けて表し、そのデザイン領域の前
後方向長さは150〜350mm、幅方向の長さは30
〜100mmが望ましい。
【0066】第1デザイン部30は印刷インキにより第
1デザインシート(不透液性シート2)基材に印刷さ
れ、その第1デザインシートの表面エネルギーがJIS
K6768に準じた測定で34〜42dyneであるもの
が望ましい。この数値範囲内であると、お知らせマーク
の視覚的変化が確実にあらわれ、インキの良好な印刷適
性、さらにインキの第1デザインシート基材に対する良
好な接着性または付着性が得られる。
【0067】「製造方法について」次いで、本発明の紙
おむつの連続的製造方法について説明する。「テープ式
紙おむつの製造方法例」図12に示すものは、上記の第
2例のテープ式紙おむつ、すなわち、外面シート10の
外面側に第2デザインシートとしてのターゲット印刷シ
ート20を設けた紙おむつの製造方法例であり、本例に
おいては外面シート10を本発明の本体シートとしてお
り、したがって外面シート10をラインに連続的に流
す。
【0068】この外面シート10に、第2デザイン部を
21が予め印刷された連続するターゲット印刷シート素
材20Aを、第1カメラ(光学的センサ)202部位を
通した後、ドラムカッター200により切断してターゲ
ット印刷シート20として個別化し、第1貼り合せロー
ル201との間で貼り合せることにより、本発明におけ
る、本体シートに対してその流れの中で第2デザインシ
ートの組み込みが行われる。次いで、この貼り合わせシ
ートは、第2貼り合せロール203に導く。
【0069】第1デザインシートとしての不透液性シー
ト素材2Aには予め第1デザイン部30が印刷されてお
り、第1カメラ202部位を通した後、ドラムカッター
205により切断して個別化し、これを第2貼り合せロ
ール203に導く。不透液性シート2は、第2貼り合せ
ロール203部位において、外面シート(本体シート)
10とホットメルト接着剤などを用いて貼り合せられる
ことにより、本発明における、本体シートに対してその
流れの中で第1デザインシートの組み込みが行われる。
【0070】その後、吸収要素としての個別の吸収体3
を、間欠的に不透液性シート2上に供給し、続いて透液
性シート1を供給し、これらを適宜に位置にてホットメ
ルト接着剤により接合する。ラインの最終段階で、カッ
ター204により切断し、個々の製品を得る。
【0071】この場合において、本体シートとしての外
面シート10は一定速度で搬送される。この外面シート
10に対するターゲット印刷シート20の貼着位置を制
御するために、第1カメラ202により第2デザインを
検出し、ドラムカッター200へ導くターゲット印刷シ
ート素材20Aの送り速度を制御する。他方で、不透液
性シート素材2Aについては、第2カメラ202により
第1デザインを検出し、不透液性シート素材2Aの送り
速度を制御する。
【0072】両送り制御系は相互に関連しており、これ
によって、前記第1デザイン部と第2デザイン部とは、
裏面側から見て異なる位置に存在するように制御するこ
とができる。
【0073】<他の事項>上記各例において、第1デザ
インシートは、液不透過の透湿性フィルムシートであ
り、50mmの試料を1kgの荷重にて伸張させたとき
の伸張率が20%以下であるのが望ましい。伸張性素材
では、デザインの位置決めが困難となる。
【0074】他方、テープ式紙おむつ及びパンツ型紙お
むつは、通常、多数枚がポリエチレン袋などのパッケー
ジ内に収納されて販売に供される。この種の場合、1パ
ッケージ内において、第1デザイン、及び/または第2
デザインを異ならせることが着用者(幼児)、及び装着
者(親)にとって興味のあるものとなる。また、1パッ
ケージ内において、第1デザインと第2デザインとの組
み合わせを異ならせることもできる。前身頃と後身頃と
に分離して第2デザインシートを設ける場合、前身頃と
後身頃とで、第2デザインシートの第2デザインの組み
合わせを異ならせることもできる。
【0075】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、製品の
デザイン性に優れ、そのデザインの区別が明確になるの
で排尿の有無の視認性及び判別容易性に優れたものとな
る。しかも、肌へのインクの染み出しがない構造となる
などの利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ式紙おむつの展開図である。
【図2】その2−2線矢視図である。
【図3】その3−3線矢視図である。
【図4】裏面の前身頃要部破断正面図である。
【図5】止着テープ部の説明図である。
【図6】他のテープ式紙おむつの3−3線相当位置の矢
視図である。
【図7】テープ式紙おむつの裏面側からの展開状態正面
図である。
【図8】パンツ型紙おむつの実施の形態の展開状態にお
ける使用面側からの平面図である。
【図9】その前身頃部分の断面図である。
【図10】パンツ型紙おむつの製品の使用状態斜視図で
ある。
【図11】パンツ型紙おむつの裏面側からの展開状態正
面図である。
【図12】テープ式紙おむつの製造工程の概要図であ
る。
【図13】テープ式紙おむつの第1例における変形例の
横断面図である。
【符号の説明】
1…透液性シート、2…不透液性シート(第1デザイン
シート)、3…吸収体、10…外面シート、7…ファス
ニング片、20…ターゲット印刷シート、21…第2デ
ザイン部、30…第1デザイン部、51…外形シート、
60…吸収主体、61…透液性トップシート、62…不
透液性バックシート(第1デザインシート)、100
A,100B…第2デザインシート、101A,101
B…第2デザイン部、B,C…起立カフス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/514 Fターム(参考) 3B029 BC01 BC06 BE02 4C003 BA01 4C098 AA09 CC03 CC08 CD09 CE07 DD01 DD02 DD03 DD06 DD10 DD12 DD22 DD24 DD25 DD26 DD28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体液を吸収して保持する吸収性物品におい
    て、 体液を吸収する吸収要素の中または裏面側に第1デザイ
    ンシートを配し、この第1デザインシートは、前記吸収
    要素の占有域内位置において、排泄体液と接触すると視
    覚的変化が生じる第1デザイン部を有し、 第1のデザインシートより裏面側に第2デザイン部を有
    する前記第1デザインシートとは別の第2デザインシー
    トが設けられ、 前記第1デザイン部の前記視覚的変化、及び第2デザイ
    ン部は、製品の裏面側から視認可能であり、かつ、前記
    第1デザイン部と第2デザイン部とは、裏面側から見て
    異なる位置に存在することを特徴とする吸収性物品。
  2. 【請求項2】第1デザイン部は印刷インキにより第1デ
    ザインシート基材に印刷され、その第1デザインシート
    の表面エネルギーがJIS K 6768に準じた測定
    で34〜42dyneである請求項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】体液を吸収して保持する吸収性物品の連続
    的製造方法において、 連続的にラインを流れる本体シートに対して、個別片と
    しての第2デザインシートを組み込むとともに、本体シ
    ートに対してその流れの中で第1デザインシートを組み
    込み、次いで体液を吸収する吸収要素を組み込み、その
    後に個々の製品を得るものであって、 前記第1デザインシートは、吸収要素の裏面側に位置
    し、かつ前記吸収要素の占有域内位置において、排泄体
    液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部を有
    し、 前記第2のデザインシートは、第1のデザインシートよ
    り裏面側に位置し、第2デザイン部を有し、 前記製品化工程において、前記第1デザイン部の前記視
    覚的変化、及び第2デザイン部は、製品の裏面側から視
    認可能であり、かつ、前記第1デザイン部と第2デザイ
    ン部とは、裏面側から見て異なる位置に存在するように
    制御することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  4. 【請求項4】第1デザインシートは、液不透過の透湿性
    フィルムシートであり、50mmの試料を1kgの荷重
    にて伸張させたときの伸張率が20%以下である請求項
    3記載の吸収性物品の製造方法。
  5. 【請求項5】吸収性物品が紙おむつであって、その前身
    頃と後身頃とに分離して第2デザインシートがそれぞれ
    設けられ、前記第1デザイン部と各第2デザインシート
    の各第2デザイン部とは、裏面側から見て異なる位置に
    存在する請求項3または4に記載の吸収性物品。
JP2002000498A 2002-01-07 2002-01-07 吸収性物品及びその製造方法 Expired - Lifetime JP4243063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000498A JP4243063B2 (ja) 2002-01-07 2002-01-07 吸収性物品及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000498A JP4243063B2 (ja) 2002-01-07 2002-01-07 吸収性物品及びその製造方法

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007066776A Division JP4317880B2 (ja) 2007-03-15 2007-03-15 テープ式紙おむつ
JP2008297819A Division JP4852090B2 (ja) 2008-11-21 2008-11-21 吸収性物品及びその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003199791A true JP2003199791A (ja) 2003-07-15
JP2003199791A5 JP2003199791A5 (ja) 2005-07-21
JP4243063B2 JP4243063B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=27640869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002000498A Expired - Lifetime JP4243063B2 (ja) 2002-01-07 2002-01-07 吸収性物品及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4243063B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006272A (ja) * 2006-05-31 2008-01-17 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
JPWO2006135011A1 (ja) * 2005-06-15 2009-01-08 大王製紙株式会社 使い捨ておむつ
JPWO2007114362A1 (ja) * 2006-03-31 2009-08-20 大王製紙株式会社 展開型吸収性物品
JP2011130797A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Kao Corp 吸収性物品
JP2012075333A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daio Paper Corp ペット用吸収性シート
JP2012105804A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Kao Corp 吸収性物品
US8343411B2 (en) 2010-04-23 2013-01-01 The Procter & Gamble Company Method of producing a web substrate having activated color regions in deformed regions
US8435924B2 (en) 2009-11-04 2013-05-07 The Procter & Gamble Company Method of producing color change in overlapping layers
US8440587B2 (en) 2010-04-23 2013-05-14 The Procter & Gamble Company Method of producing color change in a web substrate
US8460597B2 (en) 2011-03-22 2013-06-11 The Procter & Gamble Company Method of producing color change in a substrate
JP5249458B1 (ja) * 2012-09-28 2013-07-31 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
US8637430B2 (en) 2010-04-23 2014-01-28 The Procter & Gamble Company Web substrate having activated color regions in topical additive regions
JP2014054422A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Zuiko Corp 複合収縮部材を用いた着用物品及び該着用物品の製造方法
US8975210B2 (en) 2010-04-23 2015-03-10 The Procter & Gamble Co. Web substrate having activated color regions in deformed regions
JP2017205193A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 大王製紙株式会社 吸収性物品

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4852090B2 (ja) * 2008-11-21 2012-01-11 大王製紙株式会社 吸収性物品及びその製造方法

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006135011A1 (ja) * 2005-06-15 2009-01-08 大王製紙株式会社 使い捨ておむつ
JP4773435B2 (ja) * 2005-06-15 2011-09-14 大王製紙株式会社 使い捨ておむつ
JPWO2007114362A1 (ja) * 2006-03-31 2009-08-20 大王製紙株式会社 展開型吸収性物品
JP2008006272A (ja) * 2006-05-31 2008-01-17 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
US8435924B2 (en) 2009-11-04 2013-05-07 The Procter & Gamble Company Method of producing color change in overlapping layers
JP2011130797A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Kao Corp 吸収性物品
US8637430B2 (en) 2010-04-23 2014-01-28 The Procter & Gamble Company Web substrate having activated color regions in topical additive regions
US8343411B2 (en) 2010-04-23 2013-01-01 The Procter & Gamble Company Method of producing a web substrate having activated color regions in deformed regions
US8440587B2 (en) 2010-04-23 2013-05-14 The Procter & Gamble Company Method of producing color change in a web substrate
US8975210B2 (en) 2010-04-23 2015-03-10 The Procter & Gamble Co. Web substrate having activated color regions in deformed regions
JP2012075333A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Daio Paper Corp ペット用吸収性シート
JP2012105804A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Kao Corp 吸収性物品
US8460597B2 (en) 2011-03-22 2013-06-11 The Procter & Gamble Company Method of producing color change in a substrate
JP2014054422A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Zuiko Corp 複合収縮部材を用いた着用物品及び該着用物品の製造方法
CN104582651A (zh) * 2012-09-13 2015-04-29 株式会社瑞光 使用复合收缩构件的穿戴物品以及该穿戴物品的制造方法
CN104582651B (zh) * 2012-09-13 2018-11-23 株式会社瑞光 使用复合收缩构件的穿戴物品以及该穿戴物品的制造方法
JP5249458B1 (ja) * 2012-09-28 2013-07-31 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
KR20150063961A (ko) * 2012-09-28 2015-06-10 유니챰 가부시키가이샤 일회용 기저귀
US10016316B2 (en) 2012-09-28 2018-07-10 Unicharm Corporation Disposable diaper
KR102182564B1 (ko) 2012-09-28 2020-11-24 유니챰 가부시키가이샤 일회용 기저귀
JP2017205193A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 大王製紙株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4243063B2 (ja) 2009-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3323100B2 (ja) 使い捨てパンツ型着用物品
US8551064B2 (en) Absorbent article
JP3605730B2 (ja) ブラウス状外カバーを有する下着に似た使い捨て吸収物品
JP5009695B2 (ja) 吸収性物品
JP5065793B2 (ja) パンツ型使い捨て紙おむつ
JP2003199791A (ja) 吸収性物品及びその製造方法
KR20030024790A (ko) 일회용 종이기저귀 및 그 일회용 종이기저귀의 탄성부재의부착방법
JP2008307298A5 (ja)
JP2008136515A (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP4583686B2 (ja) バリア手段を有する使い捨て吸収性物品およびその製造方法
JP2002095692A (ja) 吸収性物品
JP5282020B2 (ja) テープ型使い捨ておむつ
JP4249097B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2002172132A (ja) 紙おむつ
JP2010082139A (ja) ウエストバンド及び吸収性物品
JP4852090B2 (ja) 吸収性物品及びその製造方法
JP4317880B2 (ja) テープ式紙おむつ
JP5283462B2 (ja) 使い捨て吸収性物品
JP2005218674A (ja) 使い捨ておむつ
JP2005287791A (ja) 吸収性物品
JP2011189065A (ja) 吸収性物品
JP5191300B2 (ja) 吸収性物品の製造方法、及び吸収性物品
JP5191301B2 (ja) 吸収性物品の製造方法、及び吸収性物品
JP5885982B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP4397338B2 (ja) 模様シートを有する使い捨ておむつ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070315

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070322

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081121

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081226

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4243063

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term