JP4583686B2 - バリア手段を有する使い捨て吸収性物品およびその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は使い捨ておむつのような吸収性物品、更に詳しくは糞便物の封じ込め用バリア手段を有した吸収性物品に関する。本発明は糞便物の封じ込め用バリア手段を有した吸収性物品の製造方法にも関する。
【0002】
使い捨ておむつおよび失禁用ブリーフまたは下着のような吸収性物品の主機能は、体滲出物を吸収および貯留することである。そのため、このような物品は、着用者と接触することになる寝具類のような衣類または他の物品が体滲出物で汚れる、濡れるまたはそれ以外で不潔になることを防ぐためにある。このような製品について最も一般的な失敗は、体滲出物が物品と着用者の足または腰との隙間から漏れ出たときに生じる。吸収性物品により吸収されなかった糞便物は、着用者の足または腰で物品との隙間を通り抜けていく。
【0003】
現在の使い捨ておむつは、フロントウエスト部、リアウエスト部、およびフロントとリアウエスト部との中間部を有している;これらの部分はフロントウエスト端部、リアウエスト端部および2つの縦方向端部内に位置している。現在のおむつは、液体透過性トップシート、液体不透過性バックシート、およびトップシートとバックシートとの間に配置される吸収性芯を含んでなる。
【0004】
使い捨ておむつは、糞便物または尿もしくは液体の噴出で着用者の衣類が汚れないようにするバリアカフも備えていることがある。バリアカフはこの物質の自由な流動を抑えて、おむつ内にこのような物質を保つ。1988年5月10日付で発行されたUS‐A‐4,743,246はバリアカフを有する吸収性物品について開示している。
【0005】
従来の様々な特許出願が、糞便物を使い捨ておむつ内でトップシートの後ろに保って着用者の皮膚と接触させないような手段を用意するために、トップシートの切り抜きホール(穴)について開示している。これら特許出願の一部では、切り抜きホール周辺の部分に張りをもたせて開口を維持するために、弾性ストリップが用いられている。通常、弾性ストリップは、通常は着用者の体から離れたトップシートの側で、トップシートへ直接付けられる。例えば、1987年5月5日付で公開されたUS‐A‐4,662,877はおむつの中央股部分に開口を備えたトップシートについて開示しており、そのトップシートにおける弾性帯はそれを下層の吸収性芯から離しておける引張力をトップシートへ加えている。1990年3月7日付で公開されたEP‐A‐0,357,298、1992年5月20日付で公開されたEP‐A‐0,486,006および1999年2月17日付で公開されたGB‐A‐2,328,158では、開口を維持するためにトップシートへ弾性引張力を加える様々な手段についても開示している。
【0006】
糞便物を物品内により良好に封入し、物品から糞便物の漏れを防ぎ、および/または肛門部分から陰部への糞便物の移動を防ぐ使い捨て吸収性物品、およびその使い捨て吸収性物品の製造方法を提供することが、本発明の目的である。その吸収性物品は、各バリアカフが近位端および遠位端を有した、使い捨て吸収性物品の縦方向端部近くのバリアカフ;および遠位端がトップシートの最上表面から離間するように各バリアカフ遠位端に連設されたスペーシング手段を含んでなる。
【0007】
【発明の要旨】
本発明の目的は、中間部に少くとも1つの切り込みを含んでなるトップシートによって達成されており、各切り込みがバリアカフの間で第一切り込み末端から第二切り込み末端へと延在して、その切り込み末端の各々に隣接したトップシートが近位端と遠位端との間でバリアカフへ固着されているため、トップシートの中間部の一部がバリアカフによりトップシートの残りの面から持ち上げられて、少くとも1つの横方向バリア、およびトップシートと吸収性芯との間にポケットを形成している。
【0008】
【発明の具体的な説明】
ここで用いられている“使い捨て吸収性物品”という用語は体滲出物を吸収および貯留する物品に関し、更に詳しくは、体から排出された様々な滲出物を吸収および貯留するために着用者の体に接してまたはそれに隣接して配置されて、1回の使用後に捨てられる(即ち、それらは洗濯したりあるいは修復または再使用したりしない)物品に関する。その用語は月経用品を含めた生理用品に関するが、特にその用語はおむつおよび成人失禁用パンツに関する。ここで用いられている“おむつ”という用語は、幼児および失禁者により通常着用されて、着用者の胴体下部付近で着用される衣類に関し、この用語は最も好ましい使い捨て吸収性物品を例示するために用いられている。“おむつ”という用語は本発明を例示するために用いられており、それは限定するためではない。
【0009】
本発明によるおむつ20は平坦に広げた状態で図1に示されており、その構造の一部はおむつ20の構成をより明確に示すために切断図となっている。着用者側に面するおむつ20の一部は図を見ている者に向けられている。図1で示されているように、おむつは、トップシート24のトップ表面が25で示されている液体透過性トップシート24;液体不透過性バックシート26;トップシート24の少くとも一部とバックシート26との間に好ましくは配置される吸収性芯28;40で通常示される締結システム;各々がサイドフラップ58およびフラップ弾性材32を含んでなるガスケット用カフ;各々が近位端64、遠位端66、内側表面68、外側表面70を有したバリアカフ62;トップシートトップ表面25から遠位端66を離間させておくための、スペーシング弾性材77のようなスペーシング手段76を含んでなる。おむつはトップシート24と吸収性芯28との間に好ましくは配置される、液体処理構造29も更に含んでよい。
【0010】
フロントウエスト部36、フロントウエスト部36と反対側のリアウエスト部38、およびフロントウエスト部とリアウエスト部との間に配置される中間部37を有したおむつ20が図1で示されている。おむつ20は、おむつ20が着用されているとき着用者のフロント側と並列する第一部分81、並びに、おむつ20が着用されているとき着用者のバック側と並列する、第一部分81と反対側の第二部分82を更に有している。おむつ20の外縁部はおむつ20の外端部により画定されており、縦方向端部50がおむつ20の縦方向センターライン100と通常平行に延在して、末端52がおむつ20の横方向センターライン110と通常平行な縦方向端部50間に延在している。図1において、第一部分81は1つの末端52から横方向センターライン110へと延在して示されており、第二部分82は反対側末端52から横方向センターライン110へと延在して示されている。説明の目的で、横方向センターライン110は図1で第一部分81と第二部分82との境界として示されている。しかしながら、第一部分81と第二部分82との境界は他の位置に、例えば各末端52のうち一方に近づけて配置してもよい。着用者のフロント側と並列した第一部分81は尿の処理に優れているべきである。着用者のバック側と並列した第二部分は糞便物、特に低粘性糞便物の処理に優れているべきである。
【0011】
おむつ20のシャシ22がおむつ20の本体を構成している。シャシ22は、吸収性芯28の少くとも一部と、好ましくはトップシート24およびバックシート26を含めた外側カバー層とを含んでなる。吸収性物品がセパレートホルダーおよびライナーを含むならば、シャシ22にはそのホルダーおよびライナーも通常含む。(例えば、ホルダーは物品の外側カバーを形成するために1以上の物質層を構成してもよく、ライナーはトップシート、バックシートおよび吸収性芯を含めた吸収性アセンブリーを構成してもよい。このような場合に、ホルダーおよび/またはライナーには、使用の間中ライナーを適所に留めておくために用いられる締結エレメントを含んでもよい)。単一の吸収性物品では、シャシ22は複合的おむつ構造を形成するために他の特徴が加えられたおむつの主構造からなる。
【0012】
図1では、トップシート24およびバックシート26が吸収性芯28および液体処理構造29の場合よりも通常大きな長さおよび幅寸法を有した、おむつ20の態様について示している。トップシート24およびバックシート26は吸収性芯28の端部から延出して、おむつ20の外縁部を形成している。
【0013】
トップシート24、バックシート26およびシャシ22は様々な周知配置で組み立てられるが、好ましいおむつ配置は、1975年1月14日付でKenneth B.Buellに発行された“使い捨ておむつ用の収縮性サイド部分”と題するUS特許3,860,003;1992年9月29日付でBuellに発行されたUS特許5,151,092;および1993年6月22日付でBuellに発行されたUS特許5,221,274で一般的に記載されている。他の適切なおむつシャシデザインは、1996年10月29日付でRoeらに発行された“マルチゾーン構造弾性様フィルムウェブ延伸性ウエスト特徴を備えた吸収性物品”と題するUS特許5,569,232;1996年9月10日付でRoeらに発行された“マルチゾーン構造弾性様フィルムウェブ延伸性ウエスト特徴を備えた吸収性物品”と題するUS特許5,554,144;1996年9月10日付でRoeらに発行された“マルチゾーン構造弾性様フィルムウェブ延伸性ウエスト特徴を備えた吸収性物品”と題するUS特許5,554,143;1996年9月10日付でRoeらに発行された“マルチゾーン構造弾性様フィルムウェブ延伸性ウエスト特徴を備えた吸収性物品”と題するUS特許5,554,145;1996年9月17日付でRoeらに発行された“マルチゾーン構造弾性様フィルムウェブ延伸性ウエスト特徴を備えた吸収性物品”と題するUS特許5,556,394で開示されている。これら文献の各々は参考のためここに組み込まれる。
【0014】
おむつ20の内表面とは、使用時に着用者の体と隣接するようなおむつ20の部分である(即ち、内表面はトップシート24の少くとも一部およびトップシート24へ取り付けられた他の構成材により通常形成される)。外表面とは、使用時に着用者の体から離して配置されるようなおむつ20の部分である(即ち、外表面はバックシート26の少くとも一部およびバックシート26へ取り付けられた他の構成材により通常形成される)。
【0015】
バリアカフ62は、好ましくは、接着剤または加圧接着のような接着手段88で、おむつ20の縦方向端部50近くのバックシート26またはトップシート24へバリアカフ材の一部を固定することにより形成される;耐漏れシールは接着手段88、バリアカフ62およびバックシート26またはトップシート24により形成される。バリアカフには近位端64および遠位端66を含む。近位端64は、近位端64に沿って耐漏れシールを形成するように、接着ビーズのような端部取付手段によりバリアカフのセグメントをバックシート26またはトップシート24へ取り付けることにより、好ましくは伸縮性レッグカフ32と吸収性芯28の末端との間で、好ましくは伸縮性レッグカフ32の中央寄りに形成されている。遠位端66は近位端64の中央寄りに配置されており、おむつ20のいずれの下層エレメントへも固定されていない。図2で示されているように、遠位端66は、バリアカフ材の末端を折り返し、それをバリアカフ材の別なセグメントへ遠位取付手段により固定して、トンネルを設けることにより形成される。スペーシング弾性材77のようなスペーシング手段76が、バリアカフ材の末端が折り返されたときに形成されるトンネル内に封入されている;スペーシング弾性材77はスペーシング弾性取付手段でバリアカフに固定されている。こうして遠位端66はスペーシング弾性材77の弾性ギャザリング作用によりトップシートのトップ表面25から離間して配置される;こうしてチャンネルが少くとも第一近位端64、第一遠位端66およびバリアカフ62の内側表面68から形成されている。
【0016】
図1は2つの切り込み90がバリアカフ62間でトップシート24の横方向に延在していることを示している(バリアカフ62の一部のみが明確化のために示されている)。この態様において、切り込み90は各末端52の方向に通常延在する傾斜切り込みにより第一および第二末端から延出している。
【0017】
図3はトップシート24と獲得層のような液体処理構成材29との間でポケット94を示している。ポケット94は、第一および第二切り込み末端91、92を形成するために、バリアカフ62間でトップシート24を横切る方向に切断することにより形成される。次いで第一および第二切り込み末端91、92が隣接バリアカフ62へ取り付けられる。使用時に、バリアカフ62は、切り込み90近くのトップシート24の一部を、トップシート24の残りの面から持ち上げている。これはトップシート24に横方向バリアおよび隣接開口を設けて、その開口からトップシート24と獲得層29との間に形成されたポケット94への糞便物の通過を促している。
【0018】
トップシートは中間部に少くとも1つの切り込みを含んでなり、好ましい態様では、トップシートは中間部に2つの切り込みを含んでなる。2つの切り込みが用いられるとき、それらは好ましくは実質的に平行であって、2〜150mm離され、好ましくは30〜80mm離される。
【0019】
本発明の好ましい態様において、第一および第二切り込み末端は吸収性物品を横切る方向で実質的に直線状の切り込みの反対側末端に存在している。一方、第一および第二切り込み末端で追加の切り込みも、少くとも1つのU形切り込み(図1で示されている)または少くとも1つのH形切り込みを形成するように用いてよい。これらの追加切り込みは斜方向でもまたは実質的に縦方向でもよい。更に別の態様において、ホールはトップシートの切り抜きでもよいが、好ましくは物質の無駄をなくすためにトップシートから物質は切り出さない。更に別の態様において、トップシートは、少くとも2つの別々な構成材を互いに隣り合わせるか、あるいは隣接トップシート構成材の2つの端部が切り込みまたはホールを形成するようにそれらで隙間を設けて組み立てられる。
【0020】
本発明の様々な異なる態様によると、バリアカフは例えば直線状で互いに平行でも、直線状で互いに非平行(即ち、互いに角度をつける)でもよく、バリアカフは直線状または曲線状のいずれであってもよく、連続的または断続的でもよい。
【0021】
第一および第二切り込み末端の各々に隣接したトップシートは、いずれか好都合な取付手段、例えば接着剤接着、超音波溶接、加圧接着、熱接着(例えばホットエアシーミング)により、バリアカフの遠位端近くで取り付けられる。
【0022】
好ましくは、吸収性物品は吸収性芯または吸収性芯のエレメントがトップシート切り込みを抜け出ないようにする手段を更に含んでなる;更に好ましくはその手段はトップシートと吸収性芯との間に配置された液体処理構造からなる。最も好ましくは、吸収性物質のウェブが獲得層である。
【0023】
ポケットがトップシートと吸収性芯の獲得層との間に形成されている。更に、バリアレッグカフおよびトップシートは、トップシートの面からトップシートの一部を持ち上げて横方向バリアを形成するように相互作用的に固着される、別々な構成材である。追加の手段も、ポケットを望ましい形状にして、しかもポケットを開けて糞便物を捕捉しうるように用いてよい。例えば、濡れたときに液体を吸収および貯留する膨潤性物質がポケットの側部に沿って配置されてもよい。適切な膨潤性物質は吸収性ゲル化物質である。これらの物質は、場合によりセルロース毛のような他の物質と混ぜて、ポケット内またはその近くで適切に配置された“バッグ”に入れてもよい。膨潤性物質が例えば尿で濡れたとき、吸収性ゲル化物質は液体を吸収および貯留して、“バッグ”をより堅くさせる。膨潤性物質を含んだ“バッグ”に堅さがあると、ポケットを開いたままにしておける。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に従い作製された平坦に広げた状態にある使い捨て吸収性物品の平面図である。
【図2】 図2は図1で示された吸収性物品で使用に適したバリアカフの横断面図である。
【図3】 図3はもはや平坦に広げた状態にない図1の使い捨て吸収性物品の斜視図である。
Claims (9)
- フロントウエスト部(36)と、リアウエスト部(38)と、フロントおよびリアウエスト部(36、38)間の中間部(37)とを有する使い捨て吸収性物品であって、該吸収性物品がフロントウエスト端部(52)と、リアウエスト端部(52)と、2つの縦方向端部(50)とを含んでなり、吸収性物品(20)が液体透過性トップシート(24)と、液体不透過性バックシート(26)と、トップシート(24)およびバックシート(26)の間に配置される吸収性芯(28)とを含んでなり、吸収性物品(20)が使い捨て吸収性物品(20)の縦方向端部(50)近傍にバリアカフ(62)を更に含んでなり、各バリアカフ(62)が近位端(64)および遠位端(66)を有してなり、遠位端(66)がトップシートの最上表面(25)から離間するように、スペーシング手段(76)が各バリアカフ遠位端(66)に連設されてなり、
トップシート(24)が中間部(37)に少くとも1つの切り込み(90)を含んでなり、各切り込み(90)がバリアカフ(62)間で第一切り込み末端(91)から第二切り込み末端(92)へと延在して、切り込み末端(91、92)の各々に隣接したトップシート(24)が近位端(64)と遠位端(66)との間でバリアカフ(62)へ固着されてなり、それによりトップシートの中間部(37)の一部がバリアカフ(62)によりトップシート(24)の残りの面から持ち上げられて、横方向バリア、およびトップシート(24)と吸収性芯(28)との間にポケット(94)が形成されてなる、使い捨て吸収性物品。 - 吸収性芯(28)または吸収性芯のエレメントがトップシートの切り込みを抜け出ないようにするための、トップシート(24)および吸収性芯(28)の間に配置される液体処理構造(29)を更に含んでなる、請求項1に記載の使い捨て吸収性物品。
- 液体処理構造(29)が獲得層である、請求項2に記載の使い捨て吸収性物品。
- 各バリアカフ遠位端(66)に連設されたスペーシング手段(76)が、少くとも1つのスペーシング弾性材(77)を含んでなる、請求項1に記載の使い捨て吸収性物品。
- 切り込み末端(91、92)の各々に隣接したトップシート(24)が、バリアカフ(62)の遠位端(66)近傍に固着されてなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品。
- フロントウエスト部(36)と、リアウエスト部(38)と、フロントおよびリアウエスト部間の中間部(37)とを有する使い捨て吸収性物品の製造方法であって、該吸収性物品(20)がフロントウエスト端部(52)と、リアウエスト端部(52)と、2つの縦方向端部(50)とを含んでなり、吸収性物品(20)が液体透過性トップシート(24)と、液体不透過性バックシート(26)と、トップシート(24)およびバックシート(26)の間に配置される吸収性芯(28)とを含んでなり、吸収性物品(20)が使い捨て吸収性物品(20)の縦方向端部(50)近傍にバリアカフ(62)を更に含んでなり、各バリアカフ(62)が近位端(64)および遠位端(66)を有してなり、遠位端(66)がトップシートの最上表面(25)から離間するように、スペーシング手段(76)が各バリアカフ遠位端(66)に連設されてなり、
バリアカフ(62)間の中間部(37)でトップシート(24)を切断し、切り込み末端の各々(91、92)に隣接したトップシート(24)を近位端(64)および遠位端(66)間のバリアカフ(62)へ固着させることにより、トップシート(24)の中間部(37)の一部がバリアカフ(62)によりトップシートの残りの面から持ち上げられて、横方向バリア、およびトップシート(24)と吸収性芯(28)との間にポケット(94)を形成する
工程を含んでなる、使い捨て吸収性物品の製造方法。 - 切り込み末端の各々(91、92)に隣接したトップシート(24)が、バリアカフ(62)の遠位端(66)近傍に固着される、請求項6に記載の使い捨て吸収性物品(20)の製造方法。
- 切断工程が、実質的に横方向で、少くとも1つ、好ましくは2つの切り込みを形成するものである、請求項6または7に記載の使い捨て吸収性物品(20)の製造方法。
- 切り込み末端の各々に隣接したトップシート(24)をバリアカフの遠位端(66)へ取り付ける手段が、接着剤接着、超音波溶接または熱接着によるものである、請求項6〜8のいずれか一項に記載の使い捨て吸収性物品(20)の製造方法。
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