JP4852090B2 - 吸収性物品及びその製造方法 - Google Patents
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Description
これに対して、展開型やテープ式と称される紙おむつにおいては、前身頃に前記テープを止着するまたは接合するためのいわゆるフロントターゲットテープ(またはシート)を裏面シートの外面に設けることがある。この場合、フロントターゲットシートはそのターゲットとしての目印及び興趣のためのマークやデザインを施している。
しかし、構造上、いわゆるお知らせマークと、フロントターゲットテープのデザインとは重なることになり、裏面から見たとき、母親にとっては美観に優れない商品であるとの印象を与え、幼児に対しては、特に境界部分においては、そのデザインに興味を示さないものとなる。
したがって、本発明の課題は、製品のデザイン性に優れ、そのデザインの区別が明確になるので排尿の有無の視認性及び判別容易性に優れ、しかも、肌へのインクの染み出しがない構造とすることにある。さらに、かかる効果を示す製品を好適に得ることができる製造方法をも提供することにある。
<請求項1項記載の発明>
体液を吸収する吸収要素を主体とする吸収主体と、この吸収主体の裏面側に設けられた不透液性シートと、この不透液性シートの裏面側に設けられた外形シートと、を備え、
該外形シートは、2枚以上の不織布を積層固定して構成されると共に、ウエスト部、胴回り部、股下部において、これら外形シート間には収縮部材が設けられ、
該収縮部材は、前記吸収主体に対応する部分の幅方向中央では存在しないように構成され、
前記吸収主体は、ほぼ裏面全体が前記外形シートに対して、ホットメルト接着剤により接着され一体化された、パンツ型紙おむつの吸収性物品において、
前記不透液性シートは、表面エネルギーがJIS K 6768に準じた測定で34〜42dyneの透湿性ポリエチレンフィルムシートとされ、前記不透液性シートの使用面側には、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部が、前記吸収要素の占有域内位置に列状且つ相互に等間隔に形成されており、
前記不透液性シートより裏面側の幅方向中央に、この不透液性シートとは別の第2デザインシートが、平面から見て、不透液性シートと互いに重なるように設けられ、
この第2デザインシートは、第2デザイン部が、前記吸収要素の占有域内位置に形成され、
前記第1デザイン部の前記視覚的変化、及び第2デザイン部は、製品の裏面側から視認可能であり、かつ、前記と第2デザイン部とは、裏面側から見て異なる位置に存在することを特徴とする吸収性物品。
例として吸収体を代表的に挙げることができる体液を吸収する吸収要素の裏面側に不透液性シートにあり、しかも吸収要素の占有域内位置において、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部があるので、吸収要素を通る体液と確実に接触し、視覚的変化が確実に生じるようになる。
逆に、第1デザイン部は、吸収要素の占有域外にはないので、マーク用のインキ成分が溶けて表面シートを通して表面に染み出し、肌に付着してかぶれが生じることがない。
なお、不透液性シートの表面エネルギーがJIS K 6768に準じた測定で34〜42dyneであると、お知らせマークの視覚的変化が確実にあらわれ、インキの良好な印刷適性、さらにインキの不透液性シート基材に対する良好な接着性または付着性が得られる。すなわち、表面エネルギーが大きいとインキの接着性に優れるが、過度に大きいと体液(たとえば尿)と接触しても消失などの視覚的変化を生じないことがある。
吸収性物品が紙おむつであって、その前身頃と後身頃とに分離して前記第2デザインシートがそれぞれ設けられ、前記第1デザイン部は、各第2デザインシートの各第2デザイン部の間に存在する請求項1記載の吸収性物品。
体液を吸収する吸収要素を主体とする吸収主体と、この吸収主体の裏面側に設けられた不透液性シートと、この不透液性シートの裏面側に設けられた外形シートと、を備え、
該外形シートは、2枚以上の不織布を積層固定して構成されると共に、ウエスト部、胴回り部、股下部において、これら外形シート間には収縮部材が設けられ、
該収縮部材は、前記吸収主体に対応する部分の幅方向中央では存在しないように構成され、
前記吸収主体は、ほぼ裏面全体が前記外形シートに対して、ホットメルト接着剤により接着され一体化された、パンツ型紙おむつの連続的製造方法において、
連続的にラインを流れる外形シートに対して、予め切断された個別片としての第2デザインシートを組み込むとともに、外形シートに対してその流れの中で、予め切断された個別片としての不透液性シートを組み込み、次いで体液を吸収する吸収要素を組み込み、その後に個々の製品を得るものであって、
前記不透液性シートは、液不透過の透湿性ポリエチレンフィルムシートであり、50mmの試料を1kgの荷重にて伸張させたときの伸張率が20%以下であり、
前記不透液性シートの表面エネルギーがJIS K 6768に準じた測定で34〜42dyneとされ、前記不透液性シートには、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部が、前記吸収要素の占有域内位置に列状且つ相互に等間隔に形成されており、
前記不透液性シートより裏面側の幅方向中央に、この不透液性シートとは別の第2デザインシートが、平面から見て、不透液性シートと互いに重なるように設けられ、
この第2デザインシートは、第2デザイン部が、前記吸収要素の占有域内位置に形成され、
前記製品化工程において、外形シートを一定速度で搬送しつつ、前記第2デザインシートの組み込みにおける前記第2デザインシートの送り速度、及び前記不透液性シートの組み込みにおける前記不透液性シートの送り速度を相互に関連して制御することにより、前記第1デザイン部の前記視覚的変化、及び第2デザイン部は、製品の裏面側から視認可能であり、かつ、前記第1デザイン部と第2デザイン部とは、裏面側から見て異なる位置に存在する吸収性物品を製造することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
連続的にラインを流れる外形シートに対して、予め切断された個別片としての第2デザインシートを組み込むとともに、外形シートに対してその流れの中で、予め切断された個別片としての不透液性シートを組み込み、次いで体液を吸収する吸収要素を組み込み、その後に個々の製品を得るものでものである。
このとき、前記第1デザイン部と第2デザイン部とは、裏面側から見て異なる位置に存在する、すなわち重ならないようにするに際し、製品化工程において、連続的にラインを流れる外形シートに対して、予め切断された個別片としての第2デザインシートを組み込み、次いで体液を吸収する吸収要素を組み込み、製品化するものであるので、外形シートに対しての、第1デザインシート及び第2デザインシートの組み込みタイミングをそれぞれ制御する限り、第1デザイン部と第2デザイン部との重なりは容易に回避できるものとなる。
上記のように、不透液性シートの組み込みタイミングは重要な制御要素であるが、不透液性シートの伸張率が大きいと、組み込みタイミング制御のみでは、他のシート部材に対する位置合わせが狂ってしまうことが大いにある。しかるに、伸張率を20%以下にすることにより、組み込みタイミング制御のみで位置合わせが十分に行うことができ、第1デザイン部と第2デザイン部との重なりは容易に回避できるものとなる。
吸収性物品が紙おむつであって、その前身頃と後身頃とに分離して前記第2デザインシートがそれぞれ設けられ、前記第1デザイン部は、各第2デザインシートの各第2デザイン部の間に存在する請求項3記載の吸収性物品の製造方法。
前身頃及び後身頃の両者に第2デザインを設ける場合、一つの第2デザインシートの前後に区画して第2デザインを設けることも考えられるが、第2デザインシートの切断位置が、ライン流れ速度と整合しなくなった場合、第1デザインと第2デザインとが重なってしまうことがある。これに対して、前身頃と後身頃とに分離して第2デザインシートをそれぞれ設けるようにするが、第2デザインシートの組み込みタイミングを制御する限り、第1デザイン部と第2デザイン部との重なりは容易に回避できる。
「テープ式紙おむつの例」
<第1例>
本例は、紙おむつの背側両側端部に取り付けられたファスニング片を有し、このファスニング片の止着面にフック要素を有するとともに、前記紙おむつの裏面を構成する外形シートを不織布となし、紙おむつの装着に当り、前記ファスニング片のフック要素を前記不織布外形シートの表面の任意個所に係合可能となした紙おむつである。
不透液性シート2は吸収要素より幅広の長方形をなし、その外方に砂時計形状の不織布などからなる外形シート10が設けられている。
透液性シート1は吸収要素より幅広の長方形をなし、吸収要素の側縁より若干外方に延在し、不透液性シート2とホットメルト接着剤などにより固着されている(この固着部分を含めて本発明に関係する固着部分を符号*で示す)。
さらに、起立カフスBは、起立シート4を内面側を短く段違いに内折りして2重に形成され、各脚周り用弾性伸縮部材5をホットメルト接着剤などにより固着した状態で包んでいる。
その結果、二重の起立シート4の内面の、不透液性シート2への固着始端は、起立カフスBの起立端を形成している。脚周りにおいては、この起立端より内側は、製品本体に固定されていない自由部分であり、製品の中央側に向かう起立部と、途中で折り返し反転して外側に向かう平面当り部とに機能的にかつ概念的に区分されている。
本例では、ファスニング片7として、面ファスナーを用いることで、不織布からなる外形シート10に対して、メカニカルに止着できる。したがって、いわゆるターゲットテープを省略することもでき、かつ、ファスニング片7による止着位置を自由に選択できる。
不織布からなる外形シート10は、単繊維または長繊維を繊維素材とし、そのデニール数が2.5d以下であるのが望ましい。
かかる外形シート10表面とフック要素7Aとのせん断力が0.8N/cm2以上であり、剥離力が1N/25mm以上であることが望ましい。また、相互に止着されたファスニング片7の止着面と不織布外形シート10の表面とを剥離した時の音が12.0ソーン以下であるのが望ましい。
第1例においては、外形シート10の内面側に、第2デザインシートとしてのターゲット印刷シート20が設けられているが、図6に示すように、外形シート10の外面側に設けてもよい。この場合、外形シート10と不透液性シート2との間にシートを介在させないことができる。外形シート10の外面側にターゲット印刷シート20を設ける場合、そのシートは、外面にフック要素が係合するループ状繊維素材を有するメス素材シートとすることが好ましい。
他方、吸収する吸収要素の中または裏面側に第1デザインシートを配し、この第1デザインシートは、前記吸収要素の占有域内位置において、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部を有する。実施の形態では、吸収体3の裏面側の不透液性シート2を第1デザインシートとし、その使用面側の面に、第1デザイン部30がたとえば印刷により形成されている。
第1デザイン部30は、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じるもので、たとえば尿と接触すると、色が消えるもの、色が変化するもの、色が現出するものなど適宜公知のものを採用できる。
第1デザイン部30は、前記視覚的変化が、外形シート10及び不透液性シート2を通して、製品の裏面側から視認可能である。
第1デザイン部30は、少なくとも股下部に位置するのが望ましい。第1デザイン部30は、前後方向及び又は幅方向に適宜のマーク(図、文字、記号など)を分散または関連付けて表し、そのデザイン領域の前後方向長さは150〜350mm、幅方向の長さは30〜100mmが望ましい。
第1デザイン部30は印刷インキにより第1デザインシート(不透液性シート2)基材に印刷され、その第1デザインシートの表面エネルギーがJIS K 6768に準じた測定で34〜42dyneであるものが望ましい。この数値範囲内であると、お知らせマークの視覚的変化が確実にあらわれ、インキの良好な印刷適性、さらにインキの第1デザインシート基材に対する良好な接着性または付着性が得られる。
この実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつは、図8に示すように、可撓性の外形シート51と、この外形シート51内面に固定され、股下54を中心として縦方向(前後方向)に延在する吸収要素ABとを主体として構成されている。
この外形シート51と吸収主体60とを重ね合わせた後の製造工程の最終段階で、前身頃と後身頃との両側縁部の長手方向全体を接合部90にて超音波シールや熱溶融などの手段により接合することにより、図10に示されているようにウエスト開口部WOおよび左右一対のレッグ開口部LOを形成してある。
さて、本実施の形態においても、体液を吸収する吸収要素の中または裏面側に第1デザインシートを配し、この第1デザインシートは、前記吸収要素の占有域内位置において、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部を有し、第1のデザインシートより裏面側に第2デザイン部を有する前記第1デザインシートとは別の第2デザインシートが設けられている。
すなわち、不透液性バックシート62が第1デザインシートとされ、その使用面側の面に、第1デザイン部30がたとえば印刷により形成されている。
第1デザイン部30は、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じるもので、たとえば尿と接触すると、色が消えるもの、色が変化するもの、色が現出するものなど適宜公知のものを採用できる。
第1デザイン部30は、前記視覚的変化が、外形シート51及び不透液性バックシート62を通して、製品の裏面側から視認可能である。
第1デザイン部30は、少なくとも股下部に位置するのが望ましい。第1デザイン部30は、前後方向及び又は幅方向に適宜のマーク(図、文字、記号など)を分散または関連付けて表し、そのデザイン領域の前後方向長さは150〜350mm、幅方向の長さは30〜100mmが望ましい。
第1デザイン部30は印刷インキにより第1デザインシート(不透液性バックシート62)基材に印刷され、その第1デザインシートの表面エネルギーがJIS K 6768に準じた測定で34〜42dyneであるものが望ましい。この数値範囲内であると、お知らせマークの視覚的変化が確実にあらわれ、インキの良好な印刷適性、さらにインキの第1デザインシート基材に対する良好な接着性または付着性が得られる。
次いで、本発明の紙おむつの連続的製造方法について説明する。
<テープ式紙おむつの製造方法例>
図12に示すものは、上記の第2例のテープ式紙おむつ、すなわち、外形シート10の外面側に第2デザインシートとしてのターゲット印刷シート20を設けた紙おむつの製造方法例であり、本例においては外形シート10を本発明の本体シートとしており、したがって外形シート10をラインに連続的に流す。
その後、吸収要素としての個別の吸収体3を、間欠的に不透液性シート2上に供給し、続いて透液性シート1を供給し、これらを適宜に位置にてホットメルト接着剤により接合する。ラインの最終段階で、カッター206により切断し、個々の製品を得る。
上記各例において、第1デザインシートは、液不透過の透湿性フィルムシートであり、50mmの試料を1kgの荷重にて伸張させたときの伸張率が20%以下であるのが望ましい。伸張性素材では、デザインの位置決めが困難となる。
Claims (4)
- 体液を吸収する吸収要素を主体とする吸収主体と、この吸収主体の裏面側に設けられた不透液性シートと、この不透液性シートの裏面側に設けられた外形シートと、を備え、
該外形シートは、2枚以上の不織布を積層固定して構成されると共に、ウエスト部、胴回り部、股下部において、これら外形シート間には収縮部材が設けられ、
該収縮部材は、前記吸収主体に対応する部分の幅方向中央では存在しないように構成され、
前記吸収主体は、ほぼ裏面全体が前記外形シートに対して、ホットメルト接着剤により接着され一体化された、パンツ型紙おむつの吸収性物品において、
前記不透液性シートは、表面エネルギーがJIS K 6768に準じた測定で34〜42dyneの透湿性ポリエチレンフィルムシートとされ、前記不透液性シートの使用面側には、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部が、前記吸収要素の占有域内位置に列状且つ相互に等間隔に形成されており、
前記不透液性シートより裏面側の幅方向中央に、この不透液性シートとは別の第2デザインシートが、平面から見て、不透液性シートと互いに重なるように設けられ、
この第2デザインシートは、第2デザイン部が、前記吸収要素の占有域内位置に形成され、
前記第1デザイン部の前記視覚的変化、及び第2デザイン部は、製品の裏面側から視認可能であり、かつ、前記第1デザイン部と第2デザイン部とは、裏面側から見て異なる位置に存在することを特徴とする吸収性物品。 - 吸収性物品が紙おむつであって、その前身頃と後身頃とに分離して前記第2デザインシートがそれぞれ設けられ、前記第1デザイン部は、各第2デザインシートの各第2デザイン部の間に存在する請求項1記載の吸収性物品。
- 体液を吸収する吸収要素を主体とする吸収主体と、この吸収主体の裏面側に設けられた不透液性シートと、この不透液性シートの裏面側に設けられた外形シートと、を備え、
該外形シートは、2枚以上の不織布を積層固定して構成されると共に、ウエスト部、胴回り部、股下部において、これら外形シート間には収縮部材が設けられ、
該収縮部材は、前記吸収主体に対応する部分の幅方向中央では存在しないように構成され、
前記吸収主体は、ほぼ裏面全体が前記外形シートに対して、ホットメルト接着剤により接着され一体化された、パンツ型紙おむつの連続的製造方法において、
連続的にラインを流れる外形シートに対して、予め切断された個別片としての第2デザインシートを組み込むとともに、外形シートに対してその流れの中で、予め切断された個別片としての不透液性シートを組み込み、次いで体液を吸収する吸収要素を組み込み、その後に個々の製品を得るものであって、
前記不透液性シートは、液不透過の透湿性ポリエチレンフィルムシートであり、50mmの試料を1kgの荷重にて伸張させたときの伸張率が20%以下であり、
前記不透液性シートの表面エネルギーがJIS K 6768に準じた測定で34〜42dyneとされ、前記不透液性シートには、排泄体液と接触すると視覚的変化が生じる第1デザイン部が、前記吸収要素の占有域内位置に列状且つ相互に等間隔に形成されており、
前記不透液性シートより裏面側の幅方向中央に、この不透液性シートとは別の第2デザインシートが、平面から見て、不透液性シートと互いに重なるように設けられ、
この第2デザインシートは、第2デザイン部が、前記吸収要素の占有域内位置に形成され、
前記製品化工程において、外形シートを一定速度で搬送しつつ、前記第2デザインシートの組み込みにおける前記第2デザインシートの送り速度、及び前記不透液性シートの組み込みにおける前記不透液性シートの送り速度を相互に関連して制御することにより、前記第1デザイン部の前記視覚的変化、及び第2デザイン部は、製品の裏面側から視認可能であり、かつ、前記第1デザイン部と第2デザイン部とは、裏面側から見て異なる位置に存在する吸収性物品を製造することを特徴とする吸収性物品の製造方法。 - 吸収性物品が紙おむつであって、その前身頃と後身頃とに分離して前記第2デザインシートがそれぞれ設けられ、前記第1デザイン部は、各第2デザインシートの各第2デザイン部の間に存在する請求項3記載の吸収性物品の製造方法。
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