JP2003199264A - 電源切替装置 - Google Patents

電源切替装置

Info

Publication number
JP2003199264A
JP2003199264A JP2001397950A JP2001397950A JP2003199264A JP 2003199264 A JP2003199264 A JP 2003199264A JP 2001397950 A JP2001397950 A JP 2001397950A JP 2001397950 A JP2001397950 A JP 2001397950A JP 2003199264 A JP2003199264 A JP 2003199264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
power supply
voltage
load
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001397950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3837071B2 (ja
Inventor
Yuji Nakajima
裕司 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2001397950A priority Critical patent/JP3837071B2/ja
Publication of JP2003199264A publication Critical patent/JP2003199264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3837071B2 publication Critical patent/JP3837071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧降下が小さく、短絡や電圧供給瞬断が生
じない電源切替装置を提供する。 【解決手段】 スイッチS2が閉じられていてスイッチ
S3が開かれている期間では、第2電源20から出力さ
れた電圧は、スイッチS2を経て負荷30に供給される
ので、電圧降下が無い。スイッチS2が開かれていてス
イッチS3が閉じられている期間では、第1電源10か
ら出力された電圧は、第1差動アンプU1および第1ト
ランジスタQ1からなる利得1のバッファアンプを経て
負荷30に供給されるので、電圧降下が無い。スイッチ
S2およびS3が開かれていてスイッチS1およびS4
が閉じられている期間では、負荷30に供給される電圧
Sは、第2トランジスタQ2のコレクタ端子とエミッ
タ端子との間の飽和電圧Vsa tだけ降下して、VS=V0
−Vsat となる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、第1電源および第
2電源それぞれから出力される電圧値を切り替えて何れ
か一方の電圧を負荷に供給する電源切替装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】電源切替装置は、第1電源および第2電
源それぞれから出力される電圧を切り替えて何れか一方
の電圧を負荷に供給するものであり、例えば、負荷とし
ての揮発性メモリのバックアップの為に用いられ、或い
は、負荷としての通信装置等の動作停止を回避する為に
用いられる。 【0003】従来の電源切替装置として、図3に示され
る構成のものが知られている。この図に示される従来の
電源切替装置は、2つのダイオードD1およびD2を有
している。一方のダイオードD1は、アノード端子が第
1電源10に接続され、カソード端子が負荷30に接続
されている。また、他方のダイオードD2は、アノード
端子が第2電源20に接続され、カソード端子が負荷3
0に接続されている。この電源切替装置では、第1電源
10の出力電圧値より第2電源20の出力電圧値が大き
ければ、ダイオードD1のアノード端子とカソード端子
との間の抵抗値が大きくなる一方で、ダイオードD2の
アノード端子とカソード端子との間の抵抗値が小さくな
って、第2電源20より出力された電圧が負荷30に供
給されることになる。 【0004】また、従来の電源切替装置として、図4に
示される構成のものも知られている。この図に示される
従来の電源切替装置は、例えば特開平11−21573
5号公報および特開平8−289483号公報それぞれ
に開示された発明のものを簡略化して示したものであ
る。この電源切替装置は、1つの差動アンプUおよび2
つのFETトランジスタQ1,Q2を有している。差動
アンプUは、反転入力端子が第1電源10に接続され、
非反転入力端子が第2電源20に接続されており、反転
入力端子および非反転入力端子それぞれに入力する電圧
の大小に応じた電圧を出力する。トランジスタQ1は、
ソース端子が第1電源10に接続され、ドレイン端子が
負荷30に接続され、ゲート端子が差動アンプUの出力
端子に接続されている。また、トランジスタQ2は、ソ
ース端子が第2電源20に接続され、ドレイン端子が負
荷30に接続され、ゲート端子が差動アンプUの反転出
力端子に接続されている。この電源切替装置では、差動
アンプUの反転入力端子および非反転入力端子それぞれ
に入力する電圧の大小が差動アンプUにより比較され
て、第1電源10の出力電圧値より第2電源20の出力
電圧値が大きければ、トランジスタQ1のソース端子と
ドレイン端子との間の抵抗値が大きくなる一方で、トラ
ンジスタQ2のソース端子とドレイン端子との間の抵抗
値が小さくなって、第2電源20より出力された電圧が
負荷30に供給されることになる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】図3に示された電源切
替装置は、2つのダイオードD1およびD2のみから構
成されるので簡易である。しかし、この電源切替装置で
は、ダイオードD1およびD2それぞれにおける順方向
電圧降下が大きく、第1電源10または第2電源20か
ら出力された電圧から上記順方向電圧降下分が差し引か
れた電圧が負荷30に供給されるので、負荷30に供給
される電圧の値が低くなってしまうという問題点があ
る。例えば、ダイオードD1,D2が一般的なシリコン
ダイオードである場合には、順方向電圧降下は約0.7
Vである。負荷30が低電圧(例えば1.8V)で駆動
されるデバイスである場合、約0.7Vもの順方向電圧
降下は、無視し得ないほどに大きい。 【0006】一方、図4に示された電源切替装置では、
トランジスタQ1,Q2それぞれにおけるソース端子と
ドレイン端子との間が低抵抗となったときの電圧降下は
小さい。したがって、この電源切替装置は、負荷30が
低電圧駆動のデバイスである場合にも好適に用いられ得
る。しかし、2つのトランジスタQ1およびQ2のうち
の一方がオン状態(ソース端子とドレイン端子との間が
低抵抗)へ変化するタイミングと、他方がオフ状態(ソ
ース端子とドレイン端子との間が高抵抗)へ変化するタ
イミングとは、互いに異なる場合がある。その結果、2
つのトランジスタQ1およびQ2の双方がオン状態であ
る期間が生じ、或いは、双方がオフ状態である期間が生
じ得る。2つのトランジスタQ1およびQ2の双方がオ
ン状態である期間には、第1電源10と第2電源20と
が短絡することになり、第1電源10または第2電源2
0がダメージを受ける場合がある。一方、2つのトラン
ジスタQ1およびQ2の双方がオフ状態である期間に
は、負荷30へ電圧が供給されず、負荷30の動作が停
止してしまう。 【0007】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、電圧降下が小さく、短絡や電圧供給瞬
断が生じない電源切替装置を提供することを目的とす
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係る電源切替装
置は、第1電源および第2電源それぞれから出力される
電圧を切り替えて何れか一方の電圧を負荷に供給する電
源切替装置であって、(1) 第1入力端子,第2入力端子
および出力端子を有し、第2入力端子が前記第2電源に
接続され、第1入力端子および第2入力端子それぞれに
おける電圧値の差に応じた値を出力端子より出力する第
1差動アンプと、(2) 第1入力端子,第2入力端子およ
び出力端子を有し、第2入力端子が前記第2電源に接続
され、第1入力端子および第2入力端子それぞれにおけ
る電圧値の差に応じた値を出力端子より出力する第2差
動アンプと、(3) 第1端子,第2端子および第3端子を
有し、第3端子が前記第1差動アンプの出力端子に接続
され、第1端子が前記第1電源に接続され、第2端子が
前記第1差動アンプの第1入力端子に接続され、第1端
子と第2端子との間の抵抗値が前記第3端子における電
圧値に依存する第1トランジスタと、(4) 第1端子,第
2端子および第3端子を有し、第3端子が前記第2差動
アンプの出力端子に接続され、第1端子と第2端子との
間の抵抗値が前記第3端子における電圧値に依存する第
2トランジスタと、(5) アノード端子およびカソード端
子を有し、アノード端子が前記第2差動アンプの出力端
子に接続され、カソード端子が前記第2差動アンプの第
1入力端子に接続されたダイオードと、(6) 前記第2電
源と前記第2トランジスタの第1端子との間に設けられ
た第1スイッチと、(7) 前記第2電源と前記負荷との間
に設けられた第2スイッチと、(8) 前記第1トランジス
タの第2端子と前記負荷との間に設けられた第3スイッ
チと、(9) 前記第2トランジスタの第2端子と前記負荷
との間に設けられた第4スイッチと、を備えることを特
徴とする。 【0009】この電源切替装置では、第1〜第4のスイ
ッチの一連の開閉動作が行われて、負荷への電圧の供給
元は、第2電源から第1電源へ(または、第1電源から
第2電源へ)切り替えられる。その切替のタイミング
は、第3スイッチが閉じられる(または、開かれる)こ
とに因り第2トランジスタがオフ状態(または、オン状
態)へ変化する時刻である。したがって、第1電源と第
2電源とが短絡することは無く、短絡に因り第1電源ま
たは第2電源がダメージを受けることが無い。また、負
荷へ電圧が供給されないという事態が生じることは無
く、電圧供給停止に因り負荷の動作が停止してしまうこ
とが無い。 【0010】また、この電源切替装置では、第2スイッ
チが閉じられていて第3スイッチが開かれている期間で
は、第2電源から出力された電圧は、第2スイッチを経
て負荷に供給されるので、電圧降下が無い。また、第2
スイッチが開かれていて第3スイッチが閉じられている
期間では、第1電源から出力された電圧は、第1差動ア
ンプおよび第1トランジスタからなる利得1のバッファ
アンプを経て負荷に供給されるので、やはり電圧降下が
無い。第2スイッチおよび第3スイッチが開かれていて
第1スイッチおよび第4スイッチが閉じられている期間
では、負荷に供給される電圧は、第2トランジスタの第
1端子と第2端子との間の飽和電圧だけ降下する。しか
し、この第2トランジスタにおける電圧降下(飽和電
圧)は小さい。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。先ず、本実施形態に係
る電源切替装置1の構成について説明する。図1は、本
実施形態に係る電源切替装置1の構成図である。この図
には、電源切替装置1の他に、第1電源10、第2電源
20および負荷30も示されている。この図に示される
電源切替装置1は、第1電源10および第2電源20そ
れぞれから出力される電圧を切り替えて何れか一方の電
圧を負荷30に供給するものである。本実施形態に係る
電源切替装置1は、第1差動アンプU1、第2差動アン
プU2、第1トランジスタQ1、第2トランジスタQ
2、ダイオードD、スイッチS1、スイッチS2、スイ
ッチS3およびスイッチS4を備えている。 【0012】第1差動アンプU1は、反転入力端子(第
1入力端子),非反転入力端子(第2入力端子)および
出力端子を有している。第1差動アンプU1の非反転入
力端子は第2電源20に接続されている。この第1差動
アンプU1は、反転入力端子および非反転入力端子それ
ぞれにおける電圧値を大小比較し、その比較結果に応じ
た値を出力端子より出力する。 【0013】同様に、第2差動アンプU2は、反転入力
端子(第1入力端子),非反転入力端子(第2入力端
子)および出力端子を有している。第2差動アンプU2
の非反転入力端子は第2電源20に接続されている。こ
の第2差動アンプU2は、反転入力端子および非反転入
力端子それぞれにおける電圧値を大小比較し、その比較
結果に応じた値を出力端子より出力する。 【0014】第1トランジスタQ1は、バイポーラ型の
ものであって、コレクタ端子(第1端子),エミッタ端
子(第2端子)およびベース端子(第3端子)を有して
いる。第1トランジスタQ1のベース端子は第1差動ア
ンプU1の出力端子に接続され、コレクタ端子は第1電
源10に接続され、エミッタ端子は第1差動アンプU1
の反転入力端子に接続されている。この第1トランジス
タQ1におけるコレクタ端子とエミッタ端子との間の抵
抗値は、ベース端子における電圧値に依存する。 【0015】第2トランジスタQ2は、バイポーラ型の
ものであって、コレクタ端子(第1端子),エミッタ端
子(第2端子)およびベース端子(第3端子)を有して
いる。第2トランジスタQ2のベース端子は第2差動ア
ンプU2の出力端子に接続されている。この第2トラン
ジスタQ2におけるコレクタ端子とエミッタ端子との間
の抵抗値は、ベース端子における電圧値に依存する。 【0016】ダイオードDは、アノード端子およびカソ
ード端子を有している。ダイオードDのアノード端子は
第2差動アンプU2の出力端子に接続され、カソード端
子は第2差動アンプU2の反転入力端子に接続されてい
る。第1スイッチS1は、第2電源20と第2トランジ
スタQ2のコレクタ端子との間に設けられている。第2
スイッチS2は、第2電源20と負荷30との間に設け
られている。第3スイッチS3は、第1トランジスタQ
1のエミッタ端子と負荷30との間に設けられている。
第4スイッチS4は、第2トランジスタQ2のエミッタ
端子と負荷30との間に設けられている。 【0017】次に、本実施形態に係る電源切替装置1の
動作について説明する。図2は、本実施形態に係る電源
切替装置1の動作を説明するタイミングチャートであ
る。ここで、第1電源10および第2電源20それぞれ
からの出力電圧値をV0とし、第1トランジスタQ1の
エミッタ端子の電圧値をV1とし、第2トランジスタQ
2のエミッタ端子の電圧値をV2とし、負荷30に供給
される電圧の値をVSとする。また、第2トランジスタ
Q2のコレクタ端子とエミッタ端子との間の飽和電圧を
satとする。 【0018】第2電源20から出力された電圧を負荷3
0に供給する際には、スイッチS2のみが閉じられ、他
のスイッチS1,S3およびS4は開かれている。この
とき、第2電源20から出力された電圧は、スイッチS
2を経て負荷30に供給される。すなわち、VS=V0
となる。また、第1差動アンプU1の非反転入力端子に
おける電圧値がV0であるから、第1差動アンプU1の
反転入力端子における電圧値もV0であり、V1=V0
なる。さらに、第2差動アンプU2の非反転入力端子に
おける電圧値がV0であり、ダイオードDの順方向電圧
降下が第2トランジスタQ2のベース・エミッタ間の電
圧と等しいので、V2=V0 となる。 【0019】時刻t1にスイッチS1およびS4それぞ
れが閉じられて、時刻t2にスイッチS2が開かれる。
これにより、第2電源20から出力された電圧は、スイ
ッチS1、第2トランジスタQ2およびスイッチS4を
経て負荷30に供給されることになる。このとき、第2
トランジスタQ2のコレクタ端子とエミッタ端子との間
の飽和電圧だけ降下して、VS=V2=V0−Vsat とな
る。なお、V1=V0 のままである。 【0020】その後、時刻t3にスイッチS3が閉じら
れる。この状態では、V1=V0>V2であるから、第2
トランジスタQ2がオフ状態となり、第2電源20から
出力された電圧が負荷30に供給されなくなり、第1電
源10から出力された電圧が負荷30に供給される。こ
れにより、VS=V1=V0 となる。そして、時刻t4
スイッチS1およびS4それぞれが開かれる。このとき
既に第2電源20から負荷30への経路は遮断されてい
るから、負荷30に供給される電圧VSの値は変化しな
い。 【0021】以上のように、本実施形態では、4つのス
イッチS1〜S4の一連の開閉動作が行われて、負荷3
0への電圧の供給元は第2電源20から第1電源10へ
切り替えられる。その切替のタイミングは、スイッチS
3が閉じられることに因り第2トランジスタQ2がオフ
状態へ変化する時刻t3である。したがって、第1電源
10と第2電源20とが短絡することは無く、短絡に因
り第1電源10または第2電源20がダメージを受ける
ことが無い。また、負荷30へ電圧が供給されないとい
う事態が生じることは無く、電圧供給停止に因り負荷3
0の動作が停止してしまうことが無い。 【0022】また、本実施形態では、スイッチS2が閉
じられていてスイッチS3が開かれている期間(時刻t
2以前)では、第2電源20から出力された電圧は、ス
イッチS2を経て負荷30に供給されるので、電圧降下
が無い。また、スイッチS2が開かれていてスイッチS
3が閉じられている期間(時刻t3以後)では、第1電
源10から出力された電圧は、第1差動アンプU1およ
び第1トランジスタQ1からなる利得1のバッファアン
プを経て負荷30に供給されるので、やはり電圧降下が
無い。スイッチS2およびS3が開かれていてスイッチ
S1およびS4が閉じられている期間(時刻t2〜t3
では、負荷30に供給される電圧VSは、第2トランジ
スタQ2のコレクタ端子とエミッタ端子との間の飽和電
圧Vsatだけ降下して、VS=V0−Vsat となる。しか
し、この第2トランジスタQ2における電圧降下(飽和
電圧)Vsatは、例えば0.1V以下であって小さい。
このように、負荷30への電圧の供給元が第2電源20
から第1電源10へ切り替えられる過渡期間(時刻t2
〜t3)では、負荷30に供給される電圧VSは電圧降下
が生じるが、その電圧変動は僅かである。 【0023】なお、逆に負荷30への電圧の供給元を第
1電源10から第2電源20へ切り替える際には、スイ
ッチS1〜S4それぞれは上述した開閉動作を逆に行え
ばよい。 【0024】負荷30は、例えば、RAM等の揮発性メ
モリであり、その他の半導体デバイスであり、或いは、
通信装置等である。また、負荷30が半導体デバイスで
ある場合、例えば、第1電源10は、OBIRCH法に
拠り半導体デバイスを検査する際に該半導体デバイスに
電圧を供給する為のものであり、第2電源20は、半導
体テスタを用いて半導体デバイスを検査する際に該半導
体デバイスに電圧を供給する為のものである。OBIR
CH(Optical Beam Induced Resistance Change)法
は、半導体デバイスの故障を解析する手法であって、半
導体デバイスにレーザビームを照射し、その照射の際に
発生する熱に因る配線抵抗値の変化を、その半導体デバ
イス中を流れる電流の値の変化として検出し、これによ
り、半導体デバイス中の故障の位置を特定するものであ
る。半導体デバイスは、OBIRCH法により故障解析
が行われるとともに、半導体テスタにより多くのテスト
パターンが入力されることにより、より多くの位置で故
障解析を行うことが可能となる。その際、OBIRCH
解析用電源(第1電源)および半導体テスタ用電源(第
2電源)それぞれから出力される電圧を切り替えて何れ
か一方の電圧を半導体デバイス(負荷)に供給すること
が必要になる。この切替を行う際に本実施形態に係る電
源切替装置1を用いれば、電圧変動が小さく、短絡する
ことなく、また、電圧供給が停止することがない。した
がって、半導体デバイスの故障位置を正確に解析するこ
とができる。 【0025】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、トランジ
スタQ1,Q2は、バイポーラ型トランジスタであって
もよいし、FETトランジスタであってもよい。トラン
ジスタQ1,Q2がバイポーラ型トランジスタである場
合、pnp型のものであってもよいし、npn型のもの
であってもよい。トランジスタQ1,Q2がFETトラ
ンジスタである場合、pチャネル型のものであってもよ
いし、nチャネル型のものであってもよい。トランジス
タQ1,Q2のタイプに応じて、差動アンプU1,U2
の入出力は適切に設定される。 【0026】 【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、第1電源と第2電源とが短絡することは無く、
また、負荷へ電圧が供給されないという事態が生じるこ
とは無い。さらに、切替の際に負荷へ供給される電圧の
変動は小さい。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施形態に係る電源切替装置1の構成図であ
る。 【図2】本実施形態に係る電源切替装置1の動作を説明
するタイミングチャートである。 【図3】従来の電源切替装置の構成図である。 【図4】従来の電源切替装置の構成図である。 【符号の説明】 1…電源切替装置、10…第1電源、20…第2電源、
30…負荷。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1電源および第2電源それぞれから出
    力される電圧を切り替えて何れか一方の電圧を負荷に供
    給する電源切替装置であって、 第1入力端子,第2入力端子および出力端子を有し、第
    2入力端子が前記第2電源に接続され、第1入力端子お
    よび第2入力端子それぞれにおける電圧値の差に応じた
    値を出力端子より出力する第1差動アンプと、 第1入力端子,第2入力端子および出力端子を有し、第
    2入力端子が前記第2電源に接続され、第1入力端子お
    よび第2入力端子それぞれにおける電圧値の差に応じた
    値を出力端子より出力する第2差動アンプと、 第1端子,第2端子および第3端子を有し、第3端子が
    前記第1差動アンプの出力端子に接続され、第1端子が
    前記第1電源に接続され、第2端子が前記第1差動アン
    プの第1入力端子に接続され、第1端子と第2端子との
    間の抵抗値が前記第3端子における電圧値に依存する第
    1トランジスタと、 第1端子,第2端子および第3端子を有し、第3端子が
    前記第2差動アンプの出力端子に接続され、第1端子と
    第2端子との間の抵抗値が前記第3端子における電圧値
    に依存する第2トランジスタと、 アノード端子およびカソード端子を有し、アノード端子
    が前記第2差動アンプの出力端子に接続され、カソード
    端子が前記第2差動アンプの第1入力端子に接続された
    ダイオードと、 前記第2電源と前記第2トランジスタの第1端子との間
    に設けられた第1スイッチと、 前記第2電源と前記負荷との間に設けられた第2スイッ
    チと、 前記第1トランジスタの第2端子と前記負荷との間に設
    けられた第3スイッチと、 前記第2トランジスタの第2端子と前記負荷との間に設
    けられた第4スイッチと、 を備えることを特徴とする電源切替装置。
JP2001397950A 2001-12-27 2001-12-27 電源切替装置 Expired - Fee Related JP3837071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001397950A JP3837071B2 (ja) 2001-12-27 2001-12-27 電源切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001397950A JP3837071B2 (ja) 2001-12-27 2001-12-27 電源切替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003199264A true JP2003199264A (ja) 2003-07-11
JP3837071B2 JP3837071B2 (ja) 2006-10-25

Family

ID=27603569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001397950A Expired - Fee Related JP3837071B2 (ja) 2001-12-27 2001-12-27 電源切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3837071B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115461A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Sanyo Electric Co Ltd 半導体素子解析方法
JP2009115459A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Sanyo Electric Co Ltd 半導体素子解析装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115461A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Sanyo Electric Co Ltd 半導体素子解析方法
JP2009115459A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Sanyo Electric Co Ltd 半導体素子解析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3837071B2 (ja) 2006-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3304355B2 (ja) テスト装置
US5250854A (en) Bitline pull-up circuit operable in a low-resistance test mode
JP2002304164A (ja) ディスプレイ装置駆動デバイス、ディスプレイ装置及びドライバ回路テスト方法
JPH11353045A (ja) バンドギャップ型基準電圧発生回路
US6791368B2 (en) Current sensing circuit and method of a high-speed driving stage
JP3119335B2 (ja) Ic試験装置
JPH11202029A (ja) 半導体集積回路の入力バッファ回路
JP2003199264A (ja) 電源切替装置
US11943853B2 (en) Full voltage sampling circuit, driving chip, LED driving circuit and sampling method
US7545156B2 (en) Test circuit and test method that includes supplying a current to a plurality of light-receiving elements
JP2007040771A (ja) ノイズ測定用半導体装置
US7271614B2 (en) Buffer circuit with current limiting
US6525598B1 (en) Bias start up circuit and method
US6965247B2 (en) Semiconductor device for detecting and adjusting a threshold value variation
CA2019826A1 (en) Transistor device drive circuit
JP3075135B2 (ja) Lsiテスタ
JP3644156B2 (ja) 電流制限回路
KR100668250B1 (ko) 출력 신호 레벨을 스위칭하는 트리스테이트 회로 및 방법
JP2009225095A (ja) 光電流・電圧変換回路
JP2001358575A (ja) 出力制限回路
JP2002168902A (ja) 直流試験装置及びこの試験装置を使用する直流試験方法
JPH07182896A (ja) 自己過電流保護回路
JP4992838B2 (ja) オペアンプ
JP2001053232A (ja) 半導体集積回路及びそのテスト方法
JP2023177236A (ja) 電流制御式セグメント化レーザドライバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees