JP2003199248A - サージ保護ユニット及び保安器 - Google Patents
サージ保護ユニット及び保安器Info
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Abstract
する。 【解決手段】保安器後段、又は保安器内部に設けるサー
ジ保護ユニットである。サージ保護ユニット10の機器
端子11に平衡/不平衡変換器13が接続され、回線端
子12に平衡/不平衡変換器13が接続されている。そ
の変換器13、14の間にコンデンサ17a、17bを
有するハイパスフィルタ15を備える。これにより、サ
ージは宅内の端末装置を経由して保安器アースに流れな
い。よって、宅内の端末装置をサージから保護すること
ができる。コンデンサ17a、17bは平衡線路の2本
の線路に設けられているので、高耐圧を必要としない。
Description
間に設置された雷サージから機器を保護するサージ保護
ユニットに関する。特に、入出力間を平衡線路で構成し
て、その平衡線路にコンデンサとコイルからなるハイパ
スフィルタを備えることで、電源線からのサージ通過を
阻止し端末装置を保護するサージ保護ユニットに関す
る。又、その保護回路を有した保安器に関する。本発明
は、TV受信装置、通信端末装置のサージ保護ユニット
及びCATV用保安器に適用できる。
壊が問題となっている。例えば、図6に示すCATVシ
ステムがある。これは、コンピュ−タ装置110をCA
TV通信回線95に接続し、データ通信をするシステム
である。コンピュ−タ装置110は、端末装置であるケ
ーブルモデム115、同軸ケーブル125、保安器10
0を介してCATV通信回線95に接続されている。こ
のシステムにおいては各装置は電源線130を共通と
し、ケーブルモデム115の筐体は同軸ケーブル125
の外部導体及び保安器100を介してアースされてい
る。
ば、CATV通信回線95側からサージが侵入し、それ
により上記端末装置が破壊される場合がある。そのため
従来より、保安器100には図7に示すような対策がと
られている。CATV通信回線側である入力端子(I
N)側の信号線路101とアース線路102間にサージ
等の低周波を吸収するアレスタ(避雷器)103とコイ
ル104を設けていた。さらに、信号線路101にコン
デンサ105を挿入して、サージの宅内への侵入を阻止
していた。
るサージは送電線及び電源線130を介してコンピュ−
タ装置110又はケーブルモデム115に侵入する場合
がある。例えば、送電線のグランドワイヤーに落雷があ
ると雷サージ(3kV〜5kV)はアース、柱上トラン
ス131を介して電源線130に侵入する。電源線13
0に侵入したサージは、電源線130、ケーブルモデム
115の筐体及び内部回路、同軸ケーブル125の外部
及び内部導体、保安器100の筐体を経由してアースに
バイパスされる。即ち、サージ電圧が所定値より大であ
ると保安器100のコンデンサ105、106(図7)
が絶縁破壊されてサージがアースに流れ、その結果ケー
ブルモデム115の信号線にサージ電流が誘導されて、
内部の回路が破壊される場合がある。
を防止するための対策として、従来より図8に示すサー
ジ保護ユニットがある。これは、端末装置(例えばケー
ブルモデム)115の電源線間に複数のサージアブソー
バ111、及び複数のアレスタ112を設け、又それら
の中点から同軸ケーブル125の外側導体にバイパス線
路113を設けたものである。このようなユニットを備
えれば、電源線に侵入したサージはサージアブソーバ1
11、及びアレスタ112で減衰され、バイパス線路1
13、同軸ケーブル125の外側導体を介してアースに
流れる。即ち、減衰されたサージは端末装置110を迂
回するように流れる。これにより、端末装置110をサ
ージから保護していた。
示すようなサージ保護ユニットは、各端末装置の電源線
に備えるともに、そのバイパス回路を同軸ケーブルの外
側導体に接続する必要がある。即ち、コンピュータ装
置、モデム装置、TV受信器、サーバ装置等の端末装置
が複数ある場合、その複数の端末装置の全てに上記サー
ジ保護ユニットを備えねばならず、容易な対策ではな
い。又、複数の端末装置に備える分、コスト高になると
いう欠点もある。
になされたものであり、その目的は電源線からのサージ
通過を阻止し、端末装置を保護するサージ保護ユニット
又は保安器を提供することである。
課題を解決するために請求項1のサージ保護ユニット
は、ネットワークシステムにおいて、保安器と端末装置
間に設けられ、端末装置の電源線に侵入したサージを阻
止して端末装置を保護するサージ保護ユニットであっ
て、入力端に設けられ不平衡線路を平衡線路に変換する
不平衡/平衡変換器と、出力端に設けられ平衡線路を不
平衡線路に変換する平衡/不平衡変換器と、前記入力端
と前記出力端とは絶縁分離され、不平衡/平衡変換器と
平衡/不平衡変換器との間の平衡線路の2本の線路にそ
れぞれ直列に挿入されたコンデンサと、その2本の線路
間に並列に挿入されたコイルとから成るハイパスフィル
タとを備えたことを特徴とするサージ保護ユニットであ
る。
は2経路ある。1つは、通信回線による経路であり、一
つは電源線による経路である。通信回線経由のサージ
は、通常、保安器のアレスタ等の避雷器で吸収される。
電源線経由のサージは、例えば順に電源線、端末装置、
同軸ケーブルの外部導体及び内部導体に侵入し、保安器
筐体を介してアースに流れる。本発明では、サージ保護
ユニットの入力端に不平衡/平衡変換器を設け、出力端
に平衡/不平衡変換器とを設けて内部に平衡線路を形成
している。そして、入力端と出力端とを絶縁分離してい
る。即ち、入力端と出力端の外部導体は接続されおら
ず、絶縁分離されている。そして、その平衡線路におけ
る2本の線路に、それぞれ直列に、コンデンサを挿入
し、その2本の線路間に並列にコイルを挿入してハイパ
スフィルタを構成している。即ち、端末装置は、ハイパ
スフィルタを介して、保安器と完全に絶縁分離されてい
る。これにより、高周波信号は通過されるが電源線経由
のサージ(低周波)は阻止される。即ち、電源線に侵入
したサージは端末装置を通過して保安器のアースに流れ
ることがない。したがって、端末装置を絶縁破壊から保
護することができる。又、この時、ハイパスフィルタの
コンデンサは、線路が平衡線路であるため不平衡線路と
比べてコンデンサの容量を小さくできる。例えば、この
時のコンデンサには、耐圧15kV程度、容量100p
Fの高耐圧型を用いることができる。よって、サージ保
護ユニットを小型化することもできる。
項1に記載のサージ保護ユニットにおいて、ハイパスフ
ィルタを、コンデンサとコイルの多段接続から成る梯子
型フィルタとしたことを特徴とする。平衡線路の2本の
線路に多数のコンデンサが直列に挿入されることになる
ことから、同一耐圧のコンデンサを用いれば、雷サージ
耐圧が向上する。又、雷サージ耐圧を同一とするなら
ば、耐圧規格の低い、形状の小さなコンデンサを用いる
ことが可能となり、装置が小型化できる。
換器は、同軸ケーブルの不平衡線路と平衡線路間とを相
互変換する変換器であり、良く知られたものである。例
えば、搬送波の波長をλとする時、λ/4長だけ共通に
外側導体を有するシュベルトッフ型、又はλ/2長だけ
同軸ケーブルが迂回する半波長迂回型、トランスを用い
たバイファイラコイル型がある。これらの何れかを用い
ることで、高周波信号を反射させることなく、相互変換
が可能となる。
ークシステムにおいて宅内入り口に設置される通信回線
の保安器であって、宅内の端末装置の電源線に侵入した
サージの通過を阻止し、端末装置を保護する保安器にお
いて、保安器の端末装置への出力側に設けられた回路で
あって、不平衡線路を平衡線路に変換する不平衡/平衡
変換器と、平衡線路を不平衡線路に変換する平衡/不平
衡変換器と、端末装置への出力側と保安器のアースとは
絶縁分離され、不平衡/平衡変換器と平衡/不平衡変換
器との間の平衡線路の2本の線路にそれぞれ直列に挿入
されたコンデンサと、その2本の線路間に並列に挿入さ
れたコイルとから成るハイパスフィルタとから成る回路
とを有する回路を備えたことを特徴とする保安器であ
る。
は2経路ある。1つは、通信回線経路であり、一つは電
源線経路である。通信回線経路のサージは、従来のよう
に保安器の入力側に設けられたアレスタ等の避雷器で吸
収される。一方、宅内の端末装置の電源線からのサージ
は、例えば、電源線、端末装置、同軸ケーブルの外部導
体及び内部導体に侵入し、保安器筐体を介してアースに
流れる。本発明の保安器は、保安器の端末装置への出力
側に、不平衡/平衡変換器と平衡/不平衡変換器とを設
け平衡線路を形成している。そして、端末装置への出力
側を保安器のアースと絶縁分離している。即ち、端末装
置への出力側に接続される同軸ケーブルの外部導体は、
保安器のアースと完全に絶縁分離されている。そして、
平衡線路の2本の線路にそれぞれ直列にコンデンサを挿
入し、その2本の線路間に並列にコイルを挿入してハイ
パスフィルタを形成したことを特徴する。これにより、
高周波信号は通過されるが低周波であるサージはこのハ
イパスフィルタによって通過が阻止される。よって、出
力側に接続された端末装置はサージから保護される。
又、この時、ハイパスフィルタは平衡線路であるため不
平衡線路と比べてコンデンサの容量を小さくできる。例
えば、この時のコンデンサには、耐圧15kV程度、容
量100pFの高耐圧型を用いることができる。
記載の発明において、ハイパスフィルタを、コンデンサ
とコイルの多段接続から成る梯子型フィルタで構成した
ことを特徴とする。この構成によれば、平衡線路である
ため不平衡線路と比べてコンデンサの容量を小さくでき
る。即ち、保安器を小型化することができる。
て図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例
に限定されるものではない。 (第1実施例)図1に本発明のサージ保護ユニットの回
路図を示す。本発明のサージ保護ユニット10は、出力
端である端末装置への機器端子11、入力端である通信
回線(保安器)への回線端子12、不平衡/平衡変換器
13、平衡/不平衡変換器14、ハイパスフィルタ1
5、平衡線路を構成する2本の信号線路16a、16b
から構成される。又、ハイパスフィルタ15は低周波で
あるサージを遮断する、例えば高耐圧型のコンデンサ1
7a、17b、コイル18a、18bからなる。コンデ
ンサ17a、17bは、それぞれ、2本の信号線路に直
列に挿入されており、コイルは、2本の信号線路間に並
列に挿入されている。このハイパスフィルタ15は、所
謂コイル梯子型フィルタである。尚、機器端子11、回
線端子12は例えばRF端子であり、中心導体と外部導
体を備えた端子である。
ATVシステムにおいては図2のように、市中からのC
ATV通信回線95を屋内に延出する保安器20と宅内
の2分配器30間に設けられる。尚、2分配器30の後
段には、例えばTV受信装置40、ケーブルモデム装置
55、コンピュ−タ装置50が接続される。そして、各
装置はコンピュ−タ装置50とケーブルモデム装置55
の間を除いて、全て同軸ケーブルによって接続されてい
る。即ち、コンピュータ装置50を除く各筐体は、同軸
ケーブルの外被導体によって全て同電位となっている。
尚、保安器20は従来例で説明した保安器100(図
6)と同等である。即ち、保安器20の筐体はアースに
接続されており、回線側から侵入するサージはアレスタ
等の避雷器を介してアースに流れる。
した場合にそれを阻止する例である。図1、図2を用い
てサージ回避動作を説明する。例えば、このシステム近
傍の電力線に落雷があると電源線60及び/又はCAT
V通信回線95にサージが発生する。従来の保安器(図
7)だけであって、本実施例装置が用いられていない
と、電源線60に侵入したサージは、ケーブルモデム5
5の筐体に侵入し、2分配器30、同軸ケーブル10
5、保安器20へと伝搬する。そして、コンデンサ10
6がサージ電圧によって破壊されて、雷サージはアース
へと流れる。このために、端末装置であるケーブルモデ
ム55の回路が破壊されることがある。
ット10は、機器端子(出力端子)11と回線端子(入
力端子)12とは完全に絶縁分離されている。即ち、機
器端子11、回線端子12に接続される同軸ケーブルの
外部導体は絶縁分離されている。この状態で、図1に示
すように、不平衡/平衡変換器13、平衡/不平衡変換
器14の間にハイパスフィルタ15が設けられている。
そして、ハイパスフィルタ15は、高耐圧型コンデンサ
17a、17bを有したインピーダンス整合を考慮した
対称構造をしている。即ち、平衡線路であるため不平衡
線路と比べてコンデンサの容量を小さくできる。例え
ば、耐圧15kVで、容量が100pFのものを用いる
ことができる。このようにして、高周波信号は反射、減
衰することなく通過されて、データ通信の品質が維持さ
れる一方、低周波であるサージは信号線路16a、16
bに侵入、又は誘起されるが、それらは何れもハイパス
フィルタ15の高耐圧型コンデンサ17a、17bで阻
止される。この時、高耐圧型コンデンサ17a、17b
には高圧が印加されるが、その耐圧を例えば15kV程
度の高耐圧型とすれば破壊されることはない。即ち、電
源線60に侵入したサージは、ケーブルモデム55、2
分配器30、サージ保護ユニット10、保安器20を介
してアースに流れることはない。よって、サージは各端
末装置を通過することがなく、このサージ保護ユニット
10を保安器20後段に設置すれば、全ての宅内端末装
置をサージから保護することができる。尚、機器端子1
1と回線端子12とを絶縁分離するためには、本実施例
の保護ユニット10の筐体を樹脂で形成すれば良い。ま
た、保護ユニット10の筐体を金属で構成した場合に
は、機器端子11と回線端子12のうちの少なくとも一
方の外部導体側は保護ユニット10の筐体に対して絶縁
スペーサ(コンデンサ)等を介して絶縁されている必要
がある。
イパスフィルタ15の前段と後段に不平衡/平衡変換器
13と平衡/不平衡変換器14とを備えている。変換器
13、14は、同軸ケーブル105とハイパスフィルタ
15の平衡2線路(信号線路16a、16b)の不整合
や不要放射を回避することができる。変換器13、14
を図3に示す。これは、トランスを用いたバイファイラ
コイル型の変換器である。これにより、信号はハイパス
フィルタ15の両端で反射することはなく、高周波信号
の品質が維持される。尚、不平衡/平衡変換器13と平
衡/不平衡変換器14はトランスを用いたバイファイラ
コイル型でなくともよい。他の型の変換器を用いてもよ
い。例えば高周波信号の搬送波の波長をλとする時、λ
/4長だけ共通に外側導体を共有するシュベルトッフ
型、又はλ/2長だけ同軸ケーブルが迂回する半波長迂
回型等の変換器を用いてもよい。同等の効果を得ること
ができる。
ユニット10を保安器20と端末装置間に設ける例であ
った。このサージ保護ユニット10は、保安器20内部
に組み込んでもよい。即ち、従来の保安器100(図
7)に第1実施例のサージ保護ユニット10(図1)を
組み込んでもよい。新規にCATV通信回線を宅内に敷
設する場合は、サージ保護ユニット10を組み込んだ保
安器がより効果的であり、又、利便性に優れている。
た保安器を示す。図4は回路図である。これは、第1実
施例のサージ保護ユニット10(図1)の回路を従来の
保安器の出力端に設けたものである。即ち、アレスタ1
03とコイル104に対して出力端である機器端子11
の側に、図1に示す回路を設けたものである。この時、
従来の保安器のコンデンサ105と、コンデンサ106
は、コンデンサ17aと、コンデンサ17bとで代用で
きるので、省略しても良い。勿論、省略しなくとも良
い。このような構成により、回線端子12側(CATV
通信回線側)から侵入したサージは、従来通りこのアレ
スタ103とコイル104で消費減衰されアースに流さ
れる。又、アース抵抗でサージ電圧が残存しても、ハイ
パスフィルタ15でサージの宅内側への侵入が阻止され
る。これにより、CATV通信回線側から侵入したサー
ジに対して、宅内の端末装置を保護することができる。
電源線に侵入したサージ)は、第1実施例と同様な理由
により、高耐圧型コンデンサ17a、17b、コイル1
8a、18bを有したハイパスフィルタ15で遮断され
る。よって、宅内の電源線に侵入したサージは端末装置
を介して保安器のアースに流れることはないので、機器
端子11側の端末装置が保護される。本実施例の保安器
が、不平衡/平衡変換器13と平衡/不平衡変換器14
とを備えていることによる効果は、第1実施例と同様で
ある。本実施例の保安器においても、機器端子11の外
部導体側は保安器の筐体に対して絶縁分離されている。
このためには、機器端子11の外部導体側と筐体との間
に絶縁スペーサ(コンデンサ)を設けたり、保安器の筐
体を樹脂製とする等の方法がある。
を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。例え
ば第1実施例では、ハイパスフィルタ15の高耐圧コン
デンサ17a、17bを2線路上(信号線路16a、1
6b)にそれぞれ1個ずつ設けたが、図5(a)、
(b)に示すように、インピーダンス整合の条件を満た
すように、コイルを含めて対称となるように一つの信号
線路に2個、合計4個設けても良い。即ち、第1実施例
のコンデンサ17aを17a1 、17b1 の複数に、1
7bを17b1 、17b2 の複数としても良い。この様
な構成にすれば、サージ電圧を2個のコンデンサで受け
ることになる。これにより、より大きなサージ電圧から
も端末装置を保護することができる。逆に言えば、同一
サージ電圧に対してはコンデンサの耐圧や容量を小さく
することができる。
信回線としたが他の通信回線でもよい。例えば、中央装
置と複数の端末装置が同軸ケーブルで接続された他のL
ANシステムでもよい。これにより、例えば様々な電源
線から侵入したサージから端末装置を保護することがで
きる。即ち、LANシステムを保護することができる。
の回路図。
を適用したCATVシステム構成図。
の回路図。
スフィルタの変形回路図。
Claims (4)
- 【請求項1】ネットワークシステムにおいて、保安器と
端末装置間に設けられ、前記端末装置の電源線に侵入し
たサージを阻止して前記端末装置を保護するサージ保護
ユニットであって、 入力端に設けられ不平衡線路を平衡線路に変換する不平
衡/平衡変換器と、 出力端に設けられ平衡線路を不平衡線路に変換する平衡
/不平衡変換器と、 前記入力端と前記出力端とは絶縁分離され、前記不平衡
/平衡変換器と前記平衡/不平衡変換器との間の平衡線
路の2本の線路に、それぞれ直列に挿入されたコンデン
サと、その2本の線路間に並列に挿入されたコイルとか
ら成るハイパスフィルタとを備えたことを特徴とするサ
ージ保護ユニット。 - 【請求項2】前記ハイパスフィルタは、前記コンデンサ
と前記コイルの多段接続から成る梯子型フィルタである
ことを特徴とする請求項1に記載のサージ保護ユニッ
ト。 - 【請求項3】ネットワークシステムにおいて宅内入り口
に設置される通信回線の保安器であって、前記宅内の端
末装置の電源線に侵入したサージの通過を阻止し、前記
端末装置を保護する保安器において、 前記保安器のに設けられた回路であって、不平衡線路を
平衡線路に変換する不平衡/平衡変換器と、 平衡線路を不平衡線路に変換する平衡/不平衡変換器
と、 前記端末装置への出力側と前記保安器のアースとは絶縁
分離され、前記不平衡/平衡変換器と前記平衡/不平衡
変換器との間の平衡線路の2本の線路にそれぞれ直列に
挿入されたコンデンサと、その2本の線路間に並列に挿
入されたコイルとから成るハイパスフィルタとから成る
回路とを有する回路を備えたことを特徴とする保安器。 - 【請求項4】前記ハイパスフィルタは、前記コンデンサ
と前記コイルの多段接続から成る梯子型フィルタである
ことを特徴とする請求項3に記載の保安器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001401708A JP3583404B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | サージ保護ユニット及び保安器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3583404B2 JP3583404B2 (ja) | 2004-11-04 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013116022A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 同軸ケーブル用雷防護装置 |
KR20180036048A (ko) * | 2016-09-30 | 2018-04-09 | 주식회사 에스이티 | 통신용 서지 보호기 |
CN109557381A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-04-02 | 上海埃德电子股份有限公司 | 一种无源emc滤波器对称插入损耗测量系统 |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001401708A patent/JP3583404B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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