JPH07221678A - 信号伝送機器及びその信号伝送機器に用いるバランアダプタ - Google Patents
信号伝送機器及びその信号伝送機器に用いるバランアダプタInfo
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- JPH07221678A JPH07221678A JP1302194A JP1302194A JPH07221678A JP H07221678 A JPH07221678 A JP H07221678A JP 1302194 A JP1302194 A JP 1302194A JP 1302194 A JP1302194 A JP 1302194A JP H07221678 A JPH07221678 A JP H07221678A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 平衡信号伝送路上の信号を劣化させずに信号
伝送機器をサージから保護する。 【構成】 入出力ポート12に平衡・不平衡変換器11
を備え、ツイストペアケーブル15を介して信号を授受
する信号伝送機器で、平衡・不平衡変換器11の平衡側
線路間に平衡線路間サージアブソーバ素子19を接続
し、平衡・不平衡変換器11の不平衡側線路のグランド
側線路11dに接続された信号グランドSGとフレームグ
ラウンドFG間にグランド間サージアブソーバ素子20を
接続した。 【効果】 平衡側線路の平衡度を低下させずに信号伝送
機器の内部回路をサージから保護できる。
伝送機器をサージから保護する。 【構成】 入出力ポート12に平衡・不平衡変換器11
を備え、ツイストペアケーブル15を介して信号を授受
する信号伝送機器で、平衡・不平衡変換器11の平衡側
線路間に平衡線路間サージアブソーバ素子19を接続
し、平衡・不平衡変換器11の不平衡側線路のグランド
側線路11dに接続された信号グランドSGとフレームグ
ラウンドFG間にグランド間サージアブソーバ素子20を
接続した。 【効果】 平衡側線路の平衡度を低下させずに信号伝送
機器の内部回路をサージから保護できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平衡・不平衡変換器に
よって信号変換し信号伝送媒体として平衡信号伝送路を
用いる信号伝送機器及びその信号伝送機器に用いるバラ
ンアダプタに関するものである。
よって信号変換し信号伝送媒体として平衡信号伝送路を
用いる信号伝送機器及びその信号伝送機器に用いるバラ
ンアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、端末機、中継器等を信号
伝送機器とし、それらの信号伝送機器間を接続する信号
伝送媒体として同軸ケーブル、ツイストペアケーブル等
を用いた各種の信号伝送システムが構築されている。こ
れらの信号伝送システムで、ツイストペアケーブルを信
号伝送媒体とする信号伝送システムは、ツイストペアケ
ーブルが安価で、施工性がよく、拡張性に富むという利
点を有しているので、先行配線を行う場合、または、信
号伝送機器の移設または増設等のシステム変更が頻繁に
発生する場合に有利である。
伝送機器とし、それらの信号伝送機器間を接続する信号
伝送媒体として同軸ケーブル、ツイストペアケーブル等
を用いた各種の信号伝送システムが構築されている。こ
れらの信号伝送システムで、ツイストペアケーブルを信
号伝送媒体とする信号伝送システムは、ツイストペアケ
ーブルが安価で、施工性がよく、拡張性に富むという利
点を有しているので、先行配線を行う場合、または、信
号伝送機器の移設または増設等のシステム変更が頻繁に
発生する場合に有利である。
【0003】図6にツイストペアケーブルを信号伝送媒
体とする信号伝送システムの一例を示す。図は同軸ケー
ブル仕様のホストコンピュータにツイストペアケーブル
を信号伝送媒体として同軸ケーブル仕様の複数の端末機
を接続したシステムの構成を示す配線ブロック図であ
る。
体とする信号伝送システムの一例を示す。図は同軸ケー
ブル仕様のホストコンピュータにツイストペアケーブル
を信号伝送媒体として同軸ケーブル仕様の複数の端末機
を接続したシステムの構成を示す配線ブロック図であ
る。
【0004】図6において、1は同軸ケーブル仕様のホ
ストコンピュータ、2は両端に同軸コネクタを接続した
ケーブル、3は平衡・不平衡変換器、4は4対ツイスト
ペアケーブル、5は各平衡線路間の信号授受制御及び伝
送信号の波形整形を行う中継器、6は25対ツイストペ
アケーブル、7はパッチコードまたはジャンパー線によ
り4対ツイストペアケーブル4と25対ツイストペアケ
ーブル6とを接続する配線分配盤、8は同軸ケーブル仕
様の端末機である。
ストコンピュータ、2は両端に同軸コネクタを接続した
ケーブル、3は平衡・不平衡変換器、4は4対ツイスト
ペアケーブル、5は各平衡線路間の信号授受制御及び伝
送信号の波形整形を行う中継器、6は25対ツイストペ
アケーブル、7はパッチコードまたはジャンパー線によ
り4対ツイストペアケーブル4と25対ツイストペアケ
ーブル6とを接続する配線分配盤、8は同軸ケーブル仕
様の端末機である。
【0005】図6に示した信号伝送システムの場合は、
ホストコンピュータ1及び端末機8が不平衡線路である
同軸ケーブルを接続する仕様であり、それらの信号伝送
機器と平衡線路である4対ツイストペアケーブル4とを
直接接続してしまうと、接続点においてインピーダンス
が不整合となり信号が反射して信号の減衰、信号波形の
歪みが発生するので、それらの線路間に平衡・不平衡変
換器3を挿入して信号の平衡・不平衡変換を行うように
構成されている。また、平衡・不平衡変換器3には平衡
・不平衡変換回路の他にさらにインピーダンス変換回路
を組み込んだタイプのものもある。
ホストコンピュータ1及び端末機8が不平衡線路である
同軸ケーブルを接続する仕様であり、それらの信号伝送
機器と平衡線路である4対ツイストペアケーブル4とを
直接接続してしまうと、接続点においてインピーダンス
が不整合となり信号が反射して信号の減衰、信号波形の
歪みが発生するので、それらの線路間に平衡・不平衡変
換器3を挿入して信号の平衡・不平衡変換を行うように
構成されている。また、平衡・不平衡変換器3には平衡
・不平衡変換回路の他にさらにインピーダンス変換回路
を組み込んだタイプのものもある。
【0006】図6に示した信号伝送システムにおいて、
信号伝送媒体であるツイストペアケーブル(4対ツイス
トペアケーブル4または25対ツイストペアケーブル
6)に侵入した雷等によるサージからホストコンピュー
タ1、中継器5、端末機8等の信号伝送機器の入出力部
を保護するためにサージアブソーバ素子、ギャップ放電
管等のサージ対策部品を入出力部に接続する場合があ
る。サージアブソーバ素子としては、バリスタまたは定
電圧ダイオード等が単体で、または、組み合わせて用い
られており、単一チップ上にこれらの素子を形成したも
のも市販されている。
信号伝送媒体であるツイストペアケーブル(4対ツイス
トペアケーブル4または25対ツイストペアケーブル
6)に侵入した雷等によるサージからホストコンピュー
タ1、中継器5、端末機8等の信号伝送機器の入出力部
を保護するためにサージアブソーバ素子、ギャップ放電
管等のサージ対策部品を入出力部に接続する場合があ
る。サージアブソーバ素子としては、バリスタまたは定
電圧ダイオード等が単体で、または、組み合わせて用い
られており、単一チップ上にこれらの素子を形成したも
のも市販されている。
【0007】図7にサージアブソーバ素子の構成例を示
す。図7において、バリスタは、(b2)に示す回路記
号で表される素子であり、(b1)に示すように、その
電圧−電流特性は、所定電圧(バリスタ電圧)から急峻
な非直線性を有しているので、入出力部に組み込んだバ
リスタにバリスタ電圧以上の電圧のサージが印加される
と、インピーダンスが急激に低下してサージ電流をバイ
パスするので入出力部に組み込まれた他の電子部品をサ
ージから保護することができる。また、バリスタの電圧
−電流特性は対称性を有しているので両極性のサージに
対応することができる。
す。図7において、バリスタは、(b2)に示す回路記
号で表される素子であり、(b1)に示すように、その
電圧−電流特性は、所定電圧(バリスタ電圧)から急峻
な非直線性を有しているので、入出力部に組み込んだバ
リスタにバリスタ電圧以上の電圧のサージが印加される
と、インピーダンスが急激に低下してサージ電流をバイ
パスするので入出力部に組み込まれた他の電子部品をサ
ージから保護することができる。また、バリスタの電圧
−電流特性は対称性を有しているので両極性のサージに
対応することができる。
【0008】次に、定電圧ダイオードは、(c1)に示
すような非線形な電圧−電流特性を有し、(c2)に示
す回路記号で表される素子である。但し、定電圧ダイオ
ード単体では、1方向のサージにしか対応できないた
め、両極性のサージに対応する必要がある場合には、
(c3)に示すように2つの定電圧ダイオードの極性が
互いに逆になるように直列接続し(b1)に示すような
電圧−電流特性をもたせたり、(d2)に示すように、
ダイオードと定電圧ダイオードの極性が互いに逆になる
ようにダイオードを直列接続し(d1)に示すような電
圧−電流特性を有する直列回路を構成し、さらに、(d
3)に示すようにその直列回路を2組互いに極性が逆向
きになるように並列接続し、(b1)に示したような電
圧−電流特性をもたせて使用するのが一般的である。以
下、便宜上、これらの素子を(a)に示す回路記号で示
しサージアブソーバ素子として総括して説明することと
する。
すような非線形な電圧−電流特性を有し、(c2)に示
す回路記号で表される素子である。但し、定電圧ダイオ
ード単体では、1方向のサージにしか対応できないた
め、両極性のサージに対応する必要がある場合には、
(c3)に示すように2つの定電圧ダイオードの極性が
互いに逆になるように直列接続し(b1)に示すような
電圧−電流特性をもたせたり、(d2)に示すように、
ダイオードと定電圧ダイオードの極性が互いに逆になる
ようにダイオードを直列接続し(d1)に示すような電
圧−電流特性を有する直列回路を構成し、さらに、(d
3)に示すようにその直列回路を2組互いに極性が逆向
きになるように並列接続し、(b1)に示したような電
圧−電流特性をもたせて使用するのが一般的である。以
下、便宜上、これらの素子を(a)に示す回路記号で示
しサージアブソーバ素子として総括して説明することと
する。
【0009】次に、サージアブソーバ素子を組み込んだ
信号伝送機器の入出力部の回路例を図8〜図10に示
す。図8〜図10では、ツイストペアケーブルが接続さ
れた入出力端子及びその入出力端子に接続されたバラン
周辺のサージ対策用回路のみを示すこととし他の回路は
図示及び詳細な説明を省略する。
信号伝送機器の入出力部の回路例を図8〜図10に示
す。図8〜図10では、ツイストペアケーブルが接続さ
れた入出力端子及びその入出力端子に接続されたバラン
周辺のサージ対策用回路のみを示すこととし他の回路は
図示及び詳細な説明を省略する。
【0010】まず、図8において、9は信号伝送機器、
10は筐体であり、筐体10の内部ではバラン11の平
衡側線路11a,11bが入出力ポート12の入出力端
子9a,9bにそれぞれ接続されている。一方、バラン
11の不平衡側線路のうち、信号側線路11cは入出力
用IC(図示省略)に接続されグランド側線路11dは
信号グランドSGに接続されている。サージアブソーバ素
子は2箇所に用いられているが、以下、平衡側線路11
a,11b間に接続されたものをサージアブソーバ素子
13、平衡側線路11bとフレームグランドFG間に接続
されたものをサージアブソーバ素子14として説明す
る。また、フレームグランドFGは筐体10に接続され、
筐体10は大地に接地されている。入出力端子9a,9
bには、平衡信号伝送路であるツイストペアケーブル1
5が接続されている。
10は筐体であり、筐体10の内部ではバラン11の平
衡側線路11a,11bが入出力ポート12の入出力端
子9a,9bにそれぞれ接続されている。一方、バラン
11の不平衡側線路のうち、信号側線路11cは入出力
用IC(図示省略)に接続されグランド側線路11dは
信号グランドSGに接続されている。サージアブソーバ素
子は2箇所に用いられているが、以下、平衡側線路11
a,11b間に接続されたものをサージアブソーバ素子
13、平衡側線路11bとフレームグランドFG間に接続
されたものをサージアブソーバ素子14として説明す
る。また、フレームグランドFGは筐体10に接続され、
筐体10は大地に接地されている。入出力端子9a,9
bには、平衡信号伝送路であるツイストペアケーブル1
5が接続されている。
【0011】以上のように構成された信号伝送機器9
で、ツイストペアケーブル15を伝わって信号伝送機器
9に流れるサージ電流はサージアブソーバ素子13また
はサージアブソーバ素子14を介してフレームグランド
FG、さらに大地に流れるので信号伝送機器9はサージか
ら保護されることになる。
で、ツイストペアケーブル15を伝わって信号伝送機器
9に流れるサージ電流はサージアブソーバ素子13また
はサージアブソーバ素子14を介してフレームグランド
FG、さらに大地に流れるので信号伝送機器9はサージか
ら保護されることになる。
【0012】次に、図9に異なる例を示す。但し、以下
の説明において図8に示した回路と同等構成については
同符号を付すこととする。図9に示す回路は、図8に示
した回路に対し、平衡側線路11aとフレームグランド
FG間にサージアブソーバ素子16を付加した回路であ
る。
の説明において図8に示した回路と同等構成については
同符号を付すこととする。図9に示す回路は、図8に示
した回路に対し、平衡側線路11aとフレームグランド
FG間にサージアブソーバ素子16を付加した回路であ
る。
【0013】さらに、図10にさらに異なる例を示す。
図に示す回路はバラン11の平衡側線路11a,11b
間にサージアブソーバ素子17,18の直列回路を接続
しサージアブソーバ素子17,18の接続点とフレーム
グランドFG間を接続したものである。
図に示す回路はバラン11の平衡側線路11a,11b
間にサージアブソーバ素子17,18の直列回路を接続
しサージアブソーバ素子17,18の接続点とフレーム
グランドFG間を接続したものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術にお
いては、いずれもバラン11の平衡側線路上のみにサー
ジアブソーバ素子を配置したものであり、図8に示す回
路では、サージアブソーバ素子14が付加されているた
め平衡側線路11aと平衡側線路11bとが非対称にな
って平衡信号伝送路(ツイストペアケーブル15)の平
衡度が低下し耐ノイズ性能または信号伝送特性が劣化す
るという問題点があった。
いては、いずれもバラン11の平衡側線路上のみにサー
ジアブソーバ素子を配置したものであり、図8に示す回
路では、サージアブソーバ素子14が付加されているた
め平衡側線路11aと平衡側線路11bとが非対称にな
って平衡信号伝送路(ツイストペアケーブル15)の平
衡度が低下し耐ノイズ性能または信号伝送特性が劣化す
るという問題点があった。
【0015】図9及び図10に示す回路では、サージア
ブソーバ素子の素子特性のばらつき、例えば、電流容量
のばらつき、電圧−電流特性のばらつきによって平衡信
号伝送路(ツイストペアケーブル15)に非対称性が生
じて上記と同様の問題点が発生していた。
ブソーバ素子の素子特性のばらつき、例えば、電流容量
のばらつき、電圧−電流特性のばらつきによって平衡信
号伝送路(ツイストペアケーブル15)に非対称性が生
じて上記と同様の問題点が発生していた。
【0016】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、平衡信号伝送路の平衡度低下
による耐ノイズ性能または信号伝送特性の劣化を招くこ
となく、信号伝送機器の内部回路をサージから保護する
ことができる信号伝送機器及びその信号伝送機器に用い
るバランアダプタの構造を提供することにある。
その目的とするところは、平衡信号伝送路の平衡度低下
による耐ノイズ性能または信号伝送特性の劣化を招くこ
となく、信号伝送機器の内部回路をサージから保護する
ことができる信号伝送機器及びその信号伝送機器に用い
るバランアダプタの構造を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の信号伝送機器は、少なくとも1つの
入出力ポートに平衡・不平衡変換器を備え、平衡信号伝
送路を介して信号を授受する信号伝送機器であって、前
記平衡・不平衡変換器の平衡側線路間に平衡線路間サー
ジアブソーバ素子が接続されていると共に、前記平衡・
不平衡変換器の不平衡側線路のグランド側線路に接続さ
れた信号グランドと前記信号伝送機器のフレームグラウ
ンドとの間に少なくとも1つのグランド間サージアブソ
ーバ素子が接続されていることを特徴とするものであ
る。
め、請求項1記載の信号伝送機器は、少なくとも1つの
入出力ポートに平衡・不平衡変換器を備え、平衡信号伝
送路を介して信号を授受する信号伝送機器であって、前
記平衡・不平衡変換器の平衡側線路間に平衡線路間サー
ジアブソーバ素子が接続されていると共に、前記平衡・
不平衡変換器の不平衡側線路のグランド側線路に接続さ
れた信号グランドと前記信号伝送機器のフレームグラウ
ンドとの間に少なくとも1つのグランド間サージアブソ
ーバ素子が接続されていることを特徴とするものであ
る。
【0018】また、請求項2記載の信号伝送機器は、少
なくとも1つの不平衡形入出力ポート及びフレームグラ
ンド端子を備えた信号伝送機器本体と、平衡・不平衡変
換器及び平衡線路間サージアブソーバ素子及びグランド
間サージアブソーバ素子を備え前記信号伝送機器本体に
着脱自在に取り付けられる少なくとも1つのバランアダ
プタとで構成され、平衡信号伝送路を介して信号を授受
する信号伝送機器であって、前記平衡・不平衡変換器の
平衡側線路間に平衡線路間サージアブソーバ素子が接続
され、前記平衡・不平衡変換器の不平衡側線路のグラン
ド側線路と前記フレームグランド端子間にグランド間サ
ージアブソーバ素子が接続されていることを特徴とする
ものである。
なくとも1つの不平衡形入出力ポート及びフレームグラ
ンド端子を備えた信号伝送機器本体と、平衡・不平衡変
換器及び平衡線路間サージアブソーバ素子及びグランド
間サージアブソーバ素子を備え前記信号伝送機器本体に
着脱自在に取り付けられる少なくとも1つのバランアダ
プタとで構成され、平衡信号伝送路を介して信号を授受
する信号伝送機器であって、前記平衡・不平衡変換器の
平衡側線路間に平衡線路間サージアブソーバ素子が接続
され、前記平衡・不平衡変換器の不平衡側線路のグラン
ド側線路と前記フレームグランド端子間にグランド間サ
ージアブソーバ素子が接続されていることを特徴とする
ものである。
【0019】さらに、請求項3記載の信号伝送機器は、
少なくとも1つの不平衡形入出力ポートと、その不平衡
形入出力ポートのグランド側線路に接続された信号グラ
ンドとフレームグラウンドとの間に少なくとも1つのグ
ランド間サージアブソーバ素子が接続されている信号伝
送機器本体と、平衡・不平衡変換器及び平衡線路間サー
ジアブソーバ素子を備え前記信号伝送機器本体に着脱自
在に取り付けられる少なくとも1つのバランアダプタと
で構成され、平衡信号伝送路を介して信号を授受する信
号伝送機器であって、前記平衡・不平衡変換器の平衡側
線路間に平衡線路間サージアブソーバ素子が接続され、
前記平衡・不平衡変換器の不平衡側線路の一方のグラン
ド側線路と前記フレームグランド端子間にグランド間サ
ージアブソーバ素子が接続されていることを特徴とする
ものである。
少なくとも1つの不平衡形入出力ポートと、その不平衡
形入出力ポートのグランド側線路に接続された信号グラ
ンドとフレームグラウンドとの間に少なくとも1つのグ
ランド間サージアブソーバ素子が接続されている信号伝
送機器本体と、平衡・不平衡変換器及び平衡線路間サー
ジアブソーバ素子を備え前記信号伝送機器本体に着脱自
在に取り付けられる少なくとも1つのバランアダプタと
で構成され、平衡信号伝送路を介して信号を授受する信
号伝送機器であって、前記平衡・不平衡変換器の平衡側
線路間に平衡線路間サージアブソーバ素子が接続され、
前記平衡・不平衡変換器の不平衡側線路の一方のグラン
ド側線路と前記フレームグランド端子間にグランド間サ
ージアブソーバ素子が接続されていることを特徴とする
ものである。
【0020】さらに、請求項4記載の信号伝送機器は、
請求項1乃至請求項3記載の信号伝送機器で、前記平衡
・不平衡変換器と前記平衡線路間サージアブソーバ素子
間にノイズ阻止手段を挿入したことを特徴とするもので
ある。
請求項1乃至請求項3記載の信号伝送機器で、前記平衡
・不平衡変換器と前記平衡線路間サージアブソーバ素子
間にノイズ阻止手段を挿入したことを特徴とするもので
ある。
【0021】さらに、請求項5記載のバランアダプタ
は、少なくとも1つの不平衡形入出力ポート及びフレー
ムグランド端子とを備えた信号伝送機器本体に着脱自在
に取り付けられるアダプタであって、前記不平衡形入出
力ポートに接続される不平衡側線路と、平衡信号伝送路
に接続される平衡側線路とを有する平衡・不平衡変換器
と、前記平衡側線路間に接続される平衡線路間サージア
ブソーバ素子と、前記平衡・不平衡変換器の不平衡側線
路の一方のグランド側線路と前記フレームグランド端子
間に接続されるグランド間サージアブソーバ素子とを備
えたことを特徴とするものである。
は、少なくとも1つの不平衡形入出力ポート及びフレー
ムグランド端子とを備えた信号伝送機器本体に着脱自在
に取り付けられるアダプタであって、前記不平衡形入出
力ポートに接続される不平衡側線路と、平衡信号伝送路
に接続される平衡側線路とを有する平衡・不平衡変換器
と、前記平衡側線路間に接続される平衡線路間サージア
ブソーバ素子と、前記平衡・不平衡変換器の不平衡側線
路の一方のグランド側線路と前記フレームグランド端子
間に接続されるグランド間サージアブソーバ素子とを備
えたことを特徴とするものである。
【0022】さらに、請求項6記載のバランアダプタ
は、少なくとも1つの不平衡形入出力ポートと、その不
平衡形入出力ポートのグランド側線路に接続された信号
グランドとフレームグランド間に接続されたグランド間
サージアブソーバ素子とを備えた信号伝送機器本体に着
脱自在に取り付けられるアダプタであって、前記不平衡
形入出力ポートに接続される不平衡側線路と、平衡信号
伝送路に接続される平衡側線路とを有する平衡・不平衡
変換器と、前記平衡側線路間に接続される平衡線路間サ
ージアブソーバ素子とを備えたことを特徴とするもので
ある。
は、少なくとも1つの不平衡形入出力ポートと、その不
平衡形入出力ポートのグランド側線路に接続された信号
グランドとフレームグランド間に接続されたグランド間
サージアブソーバ素子とを備えた信号伝送機器本体に着
脱自在に取り付けられるアダプタであって、前記不平衡
形入出力ポートに接続される不平衡側線路と、平衡信号
伝送路に接続される平衡側線路とを有する平衡・不平衡
変換器と、前記平衡側線路間に接続される平衡線路間サ
ージアブソーバ素子とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0023】さらに、請求項7記載のバランアダプタ
は、請求項5及び請求項6記載のバランアダプタで、前
記平衡・不平衡変換器と前記平衡線路間サージアブソー
バ素子間にノイズ阻止手段を挿入したことを特徴とする
ものである。
は、請求項5及び請求項6記載のバランアダプタで、前
記平衡・不平衡変換器と前記平衡線路間サージアブソー
バ素子間にノイズ阻止手段を挿入したことを特徴とする
ものである。
【0024】さらに、請求項8記載のバランアダプタ
は、請求項5及び請求項7記載のバランアダプタで、前
記平衡・不平衡変換器の不平衡側線路と前記不平衡形入
出力ポート間に介在するインピーダンス変換回路を備え
たことを特徴とするものである。
は、請求項5及び請求項7記載のバランアダプタで、前
記平衡・不平衡変換器の不平衡側線路と前記不平衡形入
出力ポート間に介在するインピーダンス変換回路を備え
たことを特徴とするものである。
【0025】
【作用】本発明の信号伝送機器は、例えば、図1に示す
ように、平衡・不平衡変換器11の平衡側線路間に平衡
線路間サージアブソーバ素子19を接続すると共に、平
衡・不平衡変換器11の不平衡側線路のグランド側線路
11dに接続された信号グランドSGとフレームグランド
FG間にグランド間サージアブソーバ素子20を接続した
ことを特徴とするものである。このように構成すること
によって、平衡信号伝送路(ツイストペアケーブル1
5)に非対称性を生じさせることなく、以下に説明する
ように信号伝送機器9の内部回路を平衡信号伝送路15
から侵入するサージから保護することができる。
ように、平衡・不平衡変換器11の平衡側線路間に平衡
線路間サージアブソーバ素子19を接続すると共に、平
衡・不平衡変換器11の不平衡側線路のグランド側線路
11dに接続された信号グランドSGとフレームグランド
FG間にグランド間サージアブソーバ素子20を接続した
ことを特徴とするものである。このように構成すること
によって、平衡信号伝送路(ツイストペアケーブル1
5)に非対称性を生じさせることなく、以下に説明する
ように信号伝送機器9の内部回路を平衡信号伝送路15
から侵入するサージから保護することができる。
【0026】図1に示す回路で、雷等によってサージ電
圧が大地と平衡信号伝送路(ツイストペアケーブル1
5)との間に発生した場合、サージ電流はツイストペア
ケーブル15から直接あるいは平衡線路間サージアブソ
ーバ素子19を介して平衡・不平衡変換器11の不平衡
側線路11dに接続された信号グランドSGからグランド
間サージアブソーバ素子20及びフレームグランドFGを
介して大地に流れるようになる。
圧が大地と平衡信号伝送路(ツイストペアケーブル1
5)との間に発生した場合、サージ電流はツイストペア
ケーブル15から直接あるいは平衡線路間サージアブソ
ーバ素子19を介して平衡・不平衡変換器11の不平衡
側線路11dに接続された信号グランドSGからグランド
間サージアブソーバ素子20及びフレームグランドFGを
介して大地に流れるようになる。
【0027】平衡線路間サージアブソーバ素子19及び
グランド間サージアブソーバ素子20は、その両端電圧
がバリスタ電圧等の所定電圧値以下となるように動作す
るので平衡・不平衡変換器11の不平衡側線路11cと
信号グランドSG間の電圧は平衡線路間サージアブソーバ
素子19によって制限されると共に、信号グランドSGと
フレームグランドFG間の電圧はグランド間サージアブソ
ーバ素子20によって制限されることになる。このた
め、不平衡側線路11cと信号グランドSG間に接続され
た入出力用IC等の電子部品、及び信号グランドSGとフ
レームグランドFG間に接続されたコンデンサ等のノイズ
対策部品がサージから保護されることになる。
グランド間サージアブソーバ素子20は、その両端電圧
がバリスタ電圧等の所定電圧値以下となるように動作す
るので平衡・不平衡変換器11の不平衡側線路11cと
信号グランドSG間の電圧は平衡線路間サージアブソーバ
素子19によって制限されると共に、信号グランドSGと
フレームグランドFG間の電圧はグランド間サージアブソ
ーバ素子20によって制限されることになる。このた
め、不平衡側線路11cと信号グランドSG間に接続され
た入出力用IC等の電子部品、及び信号グランドSGとフ
レームグランドFG間に接続されたコンデンサ等のノイズ
対策部品がサージから保護されることになる。
【0028】同様に平衡信号伝送路(ツイストペアケー
ブル15)間にサージ電圧が発生した場合も平衡信号伝
送路(ツイストペアケーブル15)の平衡度を保ったま
ま信号伝送機器の内部回路をサージから保護することが
できる。
ブル15)間にサージ電圧が発生した場合も平衡信号伝
送路(ツイストペアケーブル15)の平衡度を保ったま
ま信号伝送機器の内部回路をサージから保護することが
できる。
【0029】以上に説明したように、本発明の信号伝送
機器では、バランの平衡側線路上ではその平衡側線路間
にのみ平衡線路間サージアブソーバ素子を接続すると共
に、サージ電流の流出経路として信号グランドとフレー
ムグランド間にグランド間サージアブソーバ素子を接続
しているので、平衡信号伝送路の平衡度を低下させるこ
となく、信号伝送機器の内部回路をサージから保護する
ことができる。
機器では、バランの平衡側線路上ではその平衡側線路間
にのみ平衡線路間サージアブソーバ素子を接続すると共
に、サージ電流の流出経路として信号グランドとフレー
ムグランド間にグランド間サージアブソーバ素子を接続
しているので、平衡信号伝送路の平衡度を低下させるこ
となく、信号伝送機器の内部回路をサージから保護する
ことができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の信号伝送機器の一実施例を図
1に基づいて説明する。但し、以下の説明において図8
に示した例と同等構成については、同符号を付すことと
する。図1は信号伝送機器9の入出力ポート12周辺の
回路を示す回路図で、図に示すように、入出力ポート1
2の平衡側線路11aと平衡側線路11b間には平衡線
路間サージアブソーバ素子19が接続されていると共
に、平衡・不平衡変換器11の不平衡側線路のグランド
側(不平衡側線路11d)に接続された信号グランドSG
とフレームグランドFG間にはグランド間サージアブソー
バ素子20が接続されている。フレームグランドFGは筐
体10に接続されており、さらに、筐体10はアース線
によって大地に接地されている。このように構成するこ
とによって、平衡信号伝送路であるツイストペアケーブ
ル15にサージが発生した場合、サージ電流はツイスト
ペアケーブル15から直接あるいは平衡線路間サージア
ブソーバ素子19を介して平衡・不平衡変換器11に流
れ、さらに、平衡・不平衡変換器11の不平衡側線路の
グランド側(不平衡側線路11d)に接続された信号グ
ランドSGからグランド間サージアブソーバ素子20及び
フレームグランドFGを介して大地に流れるようになるの
で信号伝送機器9の内部回路を平衡線路間サージアブソ
ーバ素子19及びグランド間サージアブソーバ素子20
によってサージから保護することができる。
1に基づいて説明する。但し、以下の説明において図8
に示した例と同等構成については、同符号を付すことと
する。図1は信号伝送機器9の入出力ポート12周辺の
回路を示す回路図で、図に示すように、入出力ポート1
2の平衡側線路11aと平衡側線路11b間には平衡線
路間サージアブソーバ素子19が接続されていると共
に、平衡・不平衡変換器11の不平衡側線路のグランド
側(不平衡側線路11d)に接続された信号グランドSG
とフレームグランドFG間にはグランド間サージアブソー
バ素子20が接続されている。フレームグランドFGは筐
体10に接続されており、さらに、筐体10はアース線
によって大地に接地されている。このように構成するこ
とによって、平衡信号伝送路であるツイストペアケーブ
ル15にサージが発生した場合、サージ電流はツイスト
ペアケーブル15から直接あるいは平衡線路間サージア
ブソーバ素子19を介して平衡・不平衡変換器11に流
れ、さらに、平衡・不平衡変換器11の不平衡側線路の
グランド側(不平衡側線路11d)に接続された信号グ
ランドSGからグランド間サージアブソーバ素子20及び
フレームグランドFGを介して大地に流れるようになるの
で信号伝送機器9の内部回路を平衡線路間サージアブソ
ーバ素子19及びグランド間サージアブソーバ素子20
によってサージから保護することができる。
【0031】次に、図2に本発明の信号伝送機器9の異
なる実施例を示す。図2に示す信号伝送機器9は、図1
に示した信号伝送機器9に設けられていた入出力ポート
を複数備えたものであり、それらの入出力ポート(入出
力ポート21及び入出力ポート22)に設けられた各平
衡・不平衡変換器の平衡側線路間には、それぞれ平衡線
路間サージアブソーバ素子23、24が接続されている
と共に、各平衡・不平衡変換器の不平衡側線路のグラン
ド側は共通の信号グランドSGに接続されている。また、
図1に示した信号伝送機器9と同様に信号グランドSGと
フレームグランドFG間にはグランド間サージアブソーバ
素子25が接続されている。図2に示す例の場合は、入
出力ポートを複数設けてもグランド間サージアブソーバ
素子25を共用することができるのでグランド間サージ
アブソーバ素子を1つとすることもできるが必要に応じ
て複数設けてもよい。
なる実施例を示す。図2に示す信号伝送機器9は、図1
に示した信号伝送機器9に設けられていた入出力ポート
を複数備えたものであり、それらの入出力ポート(入出
力ポート21及び入出力ポート22)に設けられた各平
衡・不平衡変換器の平衡側線路間には、それぞれ平衡線
路間サージアブソーバ素子23、24が接続されている
と共に、各平衡・不平衡変換器の不平衡側線路のグラン
ド側は共通の信号グランドSGに接続されている。また、
図1に示した信号伝送機器9と同様に信号グランドSGと
フレームグランドFG間にはグランド間サージアブソーバ
素子25が接続されている。図2に示す例の場合は、入
出力ポートを複数設けてもグランド間サージアブソーバ
素子25を共用することができるのでグランド間サージ
アブソーバ素子を1つとすることもできるが必要に応じ
て複数設けてもよい。
【0032】次に、図3に本発明の信号伝送機器9のさ
らに異なる実施例を示す。図3に示す信号伝送機器9
は、図1に示した信号伝送機器9に対し、平衡・不平衡
変換器11の平衡側線路11a,11bと平衡線路間サ
ージアブソーバ素子19間に、ノイズ阻止手段としてコ
モンモードチョークコイル26を接続した点が異なるも
のである。この実施例の場合、平衡線路間サージアブソ
ーバ素子19は、幅の広い過大なエネルギーを有するサ
ージから信号伝送機器9を保護するのに対して、コモン
モードチョークコイル26は、エネルギーが比較的低い
ノイズによる誤動作を防止するために設けられたもので
あり、これらの素子は周波数特性等が異なるので目的に
応じて組み合わせて用いる必要がある。ノイズ阻止手段
は、コモンモードーチョークコイル26に限定されるも
のではなく、コンデンサ類、チョークコイル、チップイ
ンダクタ等のコイル類、フェライトコア、その他、 EMI
フィルタ等のフィルタ類を用いて構成してもよい。
らに異なる実施例を示す。図3に示す信号伝送機器9
は、図1に示した信号伝送機器9に対し、平衡・不平衡
変換器11の平衡側線路11a,11bと平衡線路間サ
ージアブソーバ素子19間に、ノイズ阻止手段としてコ
モンモードチョークコイル26を接続した点が異なるも
のである。この実施例の場合、平衡線路間サージアブソ
ーバ素子19は、幅の広い過大なエネルギーを有するサ
ージから信号伝送機器9を保護するのに対して、コモン
モードチョークコイル26は、エネルギーが比較的低い
ノイズによる誤動作を防止するために設けられたもので
あり、これらの素子は周波数特性等が異なるので目的に
応じて組み合わせて用いる必要がある。ノイズ阻止手段
は、コモンモードーチョークコイル26に限定されるも
のではなく、コンデンサ類、チョークコイル、チップイ
ンダクタ等のコイル類、フェライトコア、その他、 EMI
フィルタ等のフィルタ類を用いて構成してもよい。
【0033】次に、図4に本発明の信号伝送機器のさら
に異なる実施例を示す。図4に示す信号伝送機器は不平
衡形入出力ポート27及びフレームグランド端子28を
備えた信号伝送機器本体29に、平衡・不平衡変換器3
1を備えた着脱自在のバランアダプタ32を接続して平
衡信号伝送路であるツイストペアケーブル33に接続で
きるように構成したものである。
に異なる実施例を示す。図4に示す信号伝送機器は不平
衡形入出力ポート27及びフレームグランド端子28を
備えた信号伝送機器本体29に、平衡・不平衡変換器3
1を備えた着脱自在のバランアダプタ32を接続して平
衡信号伝送路であるツイストペアケーブル33に接続で
きるように構成したものである。
【0034】図4に示すように、信号伝送機器本体29
の不平衡形入出力ポート27の信号側は信号伝送機器本
体29の内部で入出力IC(図示省略)に接続され、不
平衡形入出力ポート27のグランド側は信号グランドSG
に接続されている。また、フレームグランド端子28は
信号伝送機器本体29の内部でフレームグランドFGに接
続されている。
の不平衡形入出力ポート27の信号側は信号伝送機器本
体29の内部で入出力IC(図示省略)に接続され、不
平衡形入出力ポート27のグランド側は信号グランドSG
に接続されている。また、フレームグランド端子28は
信号伝送機器本体29の内部でフレームグランドFGに接
続されている。
【0035】一方、バランアダプタ32には信号伝送機
器本体29の不平衡形入出力ポート27及びフレームグ
ランド端子28に対応して、アダプタ側不平衡入出力ポ
ート34及びアダプタ側フレームグランド端子35が設
けられており、信号伝送機器本体29にバランアダプタ
32を取り付けた場合にそれぞれ対応する端子が接続さ
れるように構成されている。また、平衡・不平衡変換器
31の平衡側線路31a,31bはツイストペアケーブ
ル33に接続されている。さらに、平衡・不平衡変換器
31の平衡側線路31a,31b間には平衡線路間サー
ジアブソーバ素子36が接続されている。37はインピ
ーダンス変換器であり、接続する信号伝送機器本体29
の不平衡形入出力ポート27のインピーダンスに整合さ
せるために必要に応じて設ければよいものである。平衡
・不平衡変換器31の不平衡側線路のグランド側(不平
衡側線路31d)はアダプタ側不平衡入出力ポート34
のグランド側に接続されていると共に、グランド間サー
ジアブソーバ素子38を介してアダプタ側フレームグラ
ンド端子35に接続されている。以上のように構成する
ことによって、バランアダプタ32を信号伝送機器本体
29に取り付けた場合、図1に示した信号伝送機器に形
成された回路と同様の回路を構成することができる。
器本体29の不平衡形入出力ポート27及びフレームグ
ランド端子28に対応して、アダプタ側不平衡入出力ポ
ート34及びアダプタ側フレームグランド端子35が設
けられており、信号伝送機器本体29にバランアダプタ
32を取り付けた場合にそれぞれ対応する端子が接続さ
れるように構成されている。また、平衡・不平衡変換器
31の平衡側線路31a,31bはツイストペアケーブ
ル33に接続されている。さらに、平衡・不平衡変換器
31の平衡側線路31a,31b間には平衡線路間サー
ジアブソーバ素子36が接続されている。37はインピ
ーダンス変換器であり、接続する信号伝送機器本体29
の不平衡形入出力ポート27のインピーダンスに整合さ
せるために必要に応じて設ければよいものである。平衡
・不平衡変換器31の不平衡側線路のグランド側(不平
衡側線路31d)はアダプタ側不平衡入出力ポート34
のグランド側に接続されていると共に、グランド間サー
ジアブソーバ素子38を介してアダプタ側フレームグラ
ンド端子35に接続されている。以上のように構成する
ことによって、バランアダプタ32を信号伝送機器本体
29に取り付けた場合、図1に示した信号伝送機器に形
成された回路と同様の回路を構成することができる。
【0036】次に、図5に本発明の信号伝送機器のさら
に異なる実施例を示す。図4に示した例と同等構成につ
いては同符号を付すこととする。図5に示す信号伝送機
器は図4に示した信号伝送機器に対し、グランド間サー
ジアブソーバ素子39を信号伝送機器本体29側に設け
た点が異なるものであり、フレームグランド端子が備え
られていない信号伝送機器本体29にバランアダプタ4
0を接続した実施例を示すものである。
に異なる実施例を示す。図4に示した例と同等構成につ
いては同符号を付すこととする。図5に示す信号伝送機
器は図4に示した信号伝送機器に対し、グランド間サー
ジアブソーバ素子39を信号伝送機器本体29側に設け
た点が異なるものであり、フレームグランド端子が備え
られていない信号伝送機器本体29にバランアダプタ4
0を接続した実施例を示すものである。
【0037】図5に示すように、信号伝送機器本体29
の不平衡形入出力ポート27の信号側は信号伝送機器本
体29内部で入出力IC(図示省略)に接続されると共
に、グランド側は信号グランドSGに接続されている。さ
らに、信号グランドSGはグランド間サージアブソーバ素
子39を介してフレームグランドFGに接続されている。
の不平衡形入出力ポート27の信号側は信号伝送機器本
体29内部で入出力IC(図示省略)に接続されると共
に、グランド側は信号グランドSGに接続されている。さ
らに、信号グランドSGはグランド間サージアブソーバ素
子39を介してフレームグランドFGに接続されている。
【0038】一方、バランアダプタ40には信号伝送機
器本体29の不平衡形入出力ポート27に対応してアダ
プタ側不平衡入出力ポート34が設けられている。その
アダプタ側不平衡入出力ポート34はバランアダプタ4
0内部でインピーダンス変換器37を介して平衡・不平
衡変換器31の不平衡側線路31c,31dに接続され
ており、信号伝送機器本体29にバランアダプタ32を
取り付けた際に、それぞれ対応する端子が接続されるよ
うに構成されている。また、平衡・不平衡変換器31の
平衡側線路31a,31bはツイストペアケーブル33
に接続されていると共に、その平衡側線路間には平衡線
路間サージアブソーバ素子36が接続されている。以上
のように構成することによって、バランアダプタ40を
信号伝送機器本体29に取り付けた場合、図1に示した
信号伝送機器に形成された回路と同様の回路を構成する
ことができる。
器本体29の不平衡形入出力ポート27に対応してアダ
プタ側不平衡入出力ポート34が設けられている。その
アダプタ側不平衡入出力ポート34はバランアダプタ4
0内部でインピーダンス変換器37を介して平衡・不平
衡変換器31の不平衡側線路31c,31dに接続され
ており、信号伝送機器本体29にバランアダプタ32を
取り付けた際に、それぞれ対応する端子が接続されるよ
うに構成されている。また、平衡・不平衡変換器31の
平衡側線路31a,31bはツイストペアケーブル33
に接続されていると共に、その平衡側線路間には平衡線
路間サージアブソーバ素子36が接続されている。以上
のように構成することによって、バランアダプタ40を
信号伝送機器本体29に取り付けた場合、図1に示した
信号伝送機器に形成された回路と同様の回路を構成する
ことができる。
【0039】さらに、図5には信号伝送機器本体の不平
衡形入出力ポートが1つの信号伝送機器の例を示した
が、図5に示した信号伝送機器に複数の不平衡形入出力
ポートを設けた信号伝送機器の場合は、各不平衡形入出
力ポートそれぞれに図5に示したバランアダプタを接続
するように構成すればよい。この場合は、図2に示した
信号伝送機器の回路と同様の回路が形成されることにな
る。
衡形入出力ポートが1つの信号伝送機器の例を示した
が、図5に示した信号伝送機器に複数の不平衡形入出力
ポートを設けた信号伝送機器の場合は、各不平衡形入出
力ポートそれぞれに図5に示したバランアダプタを接続
するように構成すればよい。この場合は、図2に示した
信号伝送機器の回路と同様の回路が形成されることにな
る。
【0040】なお、図6には信号伝送機器として、ホス
トコンピュータ、中継器、端末機を示したが実施例に限
定されるものではない。また、ノイズ阻止手段、インピ
ーダンス変換回路、平衡信号伝送路も実施例に限定され
ない。
トコンピュータ、中継器、端末機を示したが実施例に限
定されるものではない。また、ノイズ阻止手段、インピ
ーダンス変換回路、平衡信号伝送路も実施例に限定され
ない。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至請求項4記
載の信号伝送機器によれば、平衡信号伝送路の平衡度を
低下させることがないのでノイズ性能及び信号伝送特性
を劣化させることなく、平衡信号伝送路に発生したサー
ジから信号伝送機器の内部回路を保護することができ
る。
載の信号伝送機器によれば、平衡信号伝送路の平衡度を
低下させることがないのでノイズ性能及び信号伝送特性
を劣化させることなく、平衡信号伝送路に発生したサー
ジから信号伝送機器の内部回路を保護することができ
る。
【0042】また、請求項5乃至請求項8記載のバラン
アダプタによれば、平衡形入出力ポートが備けられてい
ない信号伝送機器を平衡信号伝送路に接続することがで
きる。
アダプタによれば、平衡形入出力ポートが備けられてい
ない信号伝送機器を平衡信号伝送路に接続することがで
きる。
【図1】本発明に係る信号伝送機器の一実施例を示す回
路図である。
路図である。
【図2】本発明に係る信号伝送機器の異なる実施例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図3】本発明に係る信号伝送機器のさらに異なる実施
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図4】本発明に係る信号伝送機器のさらに異なる実施
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図5】本発明に係る信号伝送機器のさらに異なる実施
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図6】信号伝送機器のシステム構成例を示す構成図で
ある。
ある。
【図7】従来の信号伝送機器の一例を示す回路図であ
る。
る。
【図8】従来の信号伝送機器の異なる例を示す回路図で
ある。
ある。
【図9】従来の信号伝送機器のさらに異なる例を示す回
路図である。
路図である。
【図10】サージアブソーバ素子について説明した説明
図である。
図である。
【符号の説明】 12 入出力ポート 11,31 平衡・不平衡変換器 15,33 ツイストペアケーブル(平衡信号
伝送路) 15a,15b,33a,33b 平衡側線路 19,23,24,36 平衡線路間サー
ジアブソーバ素子 15c,15d,33c,33d 不平衡側線路 15d,33d グランド側線路 SG 信号グランド FG フレームグランド 20,25,38,39 グランド間サー
ジアブソーバ素子 27 不平衡形入出力ポート 28 フレームグランド端子 32,40 バランアダプタ 29 信号伝送機器本体 26 コモンモードチョークコイル(ノ
イズ阻止手段) 37 インピーダンス変換回路
伝送路) 15a,15b,33a,33b 平衡側線路 19,23,24,36 平衡線路間サー
ジアブソーバ素子 15c,15d,33c,33d 不平衡側線路 15d,33d グランド側線路 SG 信号グランド FG フレームグランド 20,25,38,39 グランド間サー
ジアブソーバ素子 27 不平衡形入出力ポート 28 フレームグランド端子 32,40 バランアダプタ 29 信号伝送機器本体 26 コモンモードチョークコイル(ノ
イズ阻止手段) 37 インピーダンス変換回路
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも1つの入出力ポートに平衡・
不平衡変換器を備え、平衡信号伝送路を介して信号を授
受する信号伝送機器であって、前記平衡・不平衡変換器
の平衡側線路間に平衡線路間サージアブソーバ素子が接
続されていると共に、前記平衡・不平衡変換器の不平衡
側線路のグランド側線路に接続された信号グランドと前
記信号伝送機器のフレームグラウンドとの間に少なくと
も1つのグランド間サージアブソーバ素子が接続されて
いることを特徴とする信号伝送機器。 - 【請求項2】 少なくとも1つの不平衡形入出力ポート
及びフレームグランド端子を備えた信号伝送機器本体
と、平衡・不平衡変換器及び平衡線路間サージアブソー
バ素子及びグランド間サージアブソーバ素子を備え前記
信号伝送機器本体に着脱自在に取り付けられる少なくと
も1つのバランアダプタとで構成され、平衡信号伝送路
を介して信号を授受する信号伝送機器であって、前記平
衡・不平衡変換器の平衡側線路間に平衡線路間サージア
ブソーバ素子が接続され、前記平衡・不平衡変換器の不
平衡側線路のグランド側線路と前記フレームグランド端
子間にグランド間サージアブソーバ素子が接続されてい
ることを特徴とする信号伝送機器。 - 【請求項3】 少なくとも1つの不平衡形入出力ポート
と、その不平衡形入出力ポートのグランド側線路に接続
された信号グランドとフレームグラウンドとの間に少な
くとも1つのグランド間サージアブソーバ素子が接続さ
れている信号伝送機器本体と、平衡・不平衡変換器及び
平衡線路間サージアブソーバ素子を備え前記信号伝送機
器本体に着脱自在に取り付けられる少なくとも1つのバ
ランアダプタとで構成され、平衡信号伝送路を介して信
号を授受する信号伝送機器であって、前記平衡・不平衡
変換器の平衡側線路間に平衡線路間サージアブソーバ素
子が接続され、前記平衡・不平衡変換器の不平衡側線路
の一方のグランド側線路と前記フレームグランド端子間
にグランド間サージアブソーバ素子が接続されているこ
とを特徴とする信号伝送機器。 - 【請求項4】 前記平衡・不平衡変換器と前記平衡線路
間サージアブソーバ素子間にノイズ阻止手段を挿入した
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の信号伝送
機器。 - 【請求項5】 少なくとも1つの不平衡形入出力ポート
及びフレームグランド端子とを備えた信号伝送機器本体
に着脱自在に取り付けられるアダプタであって、前記不
平衡形入出力ポートに接続される不平衡側線路と、平衡
信号伝送路に接続される平衡側線路とを有する平衡・不
平衡変換器と、前記平衡側線路間に接続される平衡線路
間サージアブソーバ素子と、前記平衡・不平衡変換器の
不平衡側線路の一方のグランド側線路と前記フレームグ
ランド端子間に接続されるグランド間サージアブソーバ
素子とを備えたことを特徴とするバランアダプタ。 - 【請求項6】 少なくとも1つの不平衡形入出力ポート
と、その不平衡形入出力ポートのグランド側線路に接続
された信号グランドとフレームグランド間に接続された
グランド間サージアブソーバ素子とを備えた信号伝送機
器本体に着脱自在に取り付けられるアダプタであって、
前記不平衡形入出力ポートに接続される不平衡側線路
と、平衡信号伝送路に接続される平衡側線路とを有する
平衡・不平衡変換器と、前記平衡側線路間に接続される
平衡線路間サージアブソーバ素子とを備えたことを特徴
とするバランアダプタ。 - 【請求項7】 前記平衡・不平衡変換器と前記平衡線路
間サージアブソーバ素子間にノイズ阻止手段を挿入した
ことを特徴とする請求項5及び請求項6記載のバランア
ダプタ。 - 【請求項8】 前記平衡・不平衡変換器の不平衡側線路
と前記不平衡形入出力ポート間に介在するインピーダン
ス変換回路を備えたことを特徴とする請求項5乃至請求
項7記載のバランアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302194A JPH07221678A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 信号伝送機器及びその信号伝送機器に用いるバランアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302194A JPH07221678A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 信号伝送機器及びその信号伝送機器に用いるバランアダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221678A true JPH07221678A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11821501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1302194A Withdrawn JPH07221678A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 信号伝送機器及びその信号伝送機器に用いるバランアダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07221678A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008139176A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | プロービング用アダプタ、及びそれを用いたプローブ装置 |
WO2008096422A1 (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-14 | Takaoka Electric Mfg.Co., Ltd. | 漏れ電磁波を防止する情報伝達手段及び方法 |
WO2016051679A1 (ja) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | 株式会社デンソー | センサ装置および車両衝突検知装置 |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP1302194A patent/JPH07221678A/ja not_active Withdrawn
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