JP2003198877A - ガンマ補正回路 - Google Patents

ガンマ補正回路

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JP2003198877A
JP2003198877A JP2001395659A JP2001395659A JP2003198877A JP 2003198877 A JP2003198877 A JP 2003198877A JP 2001395659 A JP2001395659 A JP 2001395659A JP 2001395659 A JP2001395659 A JP 2001395659A JP 2003198877 A JP2003198877 A JP 2003198877A
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gamma correction
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Katsutoshi Oguro
克敏 大黒
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、変曲点からガンマ補正でデー
タを生成する。 【解決手段】 ガンマ補正特性の変曲点データを記憶し
ておき、ガンマ補正特性を変曲点で複数の部分に区切
り、各部分毎に計算回路33-0、……、33-7を設け、
各部分の計算回路で下位ビット記憶部32に記憶する入
力データの下位ビットと、それぞれ対応するレジスタ3
-1、……、34-7に記憶される変曲点データとによ
り、各部分の計算回路毎の出力値を計算し、上位ビット
記憶部31に記憶する入力データの上位ビットにより、
セレクタ35のスイッチ36-0、……、36-7の1つを
ONし、ONしたスイッチに対応する部分の計算回路の
出力をガンマ補正値として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置、複写機等の画像形成装置で使用されるガンマ補正回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置などでは、光電変換素
子で読み取った画像データの階調再現性を上げるため
に、ガンマ(γ)補正を行うようにしている。従来のガ
ンマ補正は、ROMで構成するメモリテーブルを設け、
このメモリテーブルに各モード毎のガンマ補正データを
記憶し、モードが変わるたびに、ガンマ補正データをR
OMから画処理LSIに転送し、使用するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のガンマ
補正用のROM内のテーブルは、入力→出力が1対1対
応になっており、階調が高くなるにつれ、データ量が増
え、メモリの容量が大きくなるとともに、メモリテーブ
ルへ読み取りモードに応じたガンマ補正データをROM
から転送するのに時間がかかるという問題があった。そ
こで、ガンマ補正をテーブルではなく、関数にし、変曲
点のみのデータをROMから転送する技術が検討されて
いる。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、簡単な構成で、変曲点からガンマ補正デ
ータを生成するガンマ補正回路を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のガンマ補正回
路は、多値の画像データをガンマ補正する回路におい
て、変曲点のデータを格納するレジスタと、このレジス
タからのデータに基づき、画像データの下位ビットの補
間を行う複数の補間回路と、画像データの上位ビットに
基づき、補間回路の出力を選択する選択回路とを備えて
いる。
【0006】このガンマ補正回路は、レジスタと、複数
の補間回路と、選択回路の簡単な回路で実現できる。
【0007】また、この発明のガンマ補正回路は、一部
の回路において、レジスタが2つ接続されており、レジ
スタには隣接する変曲点のデータがそれぞれ格納されて
おり、これらのデータの差をとる差分回路と、差分回路
の出力を変曲点間のデータ数で割る割算回路と、この割
算回路の出力に、画像データの下位データを乗ずる乗算
回路と、この乗算回路の出力に変曲点のデータの出力側
の値の1つを加算する加算回路とから構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0009】この実施形態ファクシミリ装置は、図1に
示すように、NCU1と、モデム2と、ROM3と、R
AM4と、画像メモリ5と、MPU6と、表示部7と、
操作部8と、画像読取部9と、CODEC10と、プリ
ンタ11と、バス12とを備えている。NCU1は、電
話回線13との接続を制御するとともに、相手先の電話
番号(=対応したダイヤル信号)の送出機能、及び着信
を検出するための機能を備えている。モデム2は、IT
U−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順
に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に
従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。
ROM3は装置全体を制御するためのプログラムを記憶
する。RAM4は、ファクシミリ装置に関する各種情報
を一時的に記憶する。画像メモリ5は受信画像データや
画像読み取り部9で読み取られた画像データを一時的に
記憶する。MPU6は、ROM3に記憶されたプログラ
ムに従い、装置を構成する各部を制御する。表示部7は
装置の動作状態等の各種情報、転送時間帯表示等の表示
を行う。操作部8はテンキー、ワンタッチキー、スター
トキー、その他のキーで構成される。画像読取部9は原
稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデ
ータを出力する。CODEC10は、送信すべき画デー
タを符号化し、また受信した画データを復号する。プリ
ンタ11は、電子写真式のプリンタよりなり、受信画像
データやコピー動作において、画像読取部9で読み取ら
れた原稿の画像データを記録紙上に記録する。もっと
も、ここに示す実施形態ファクシミリ装置のハード構成
は、特に新規なものではなく、各回路構成自体は、既に
よく知られたものである。この実施形態ファクシミリ装
置の新規な特徴事項は、後述するように、画像読取部9
を構成するガンマ補正回路にある。
【0010】画像読取部9は、図2に示すように、CC
D21と、アナログフロントエンド22と、シェーディ
ング補正回路23と、シェーディングRAM24と、ガ
ンマ補正回路(RAM)25と、2値化回路26とを備
えている。
【0011】CCD21は、ここでは解像度200dp
iのものを使用しており、原稿の1走査線の画像を読み
取り、所定間隔をおいて次の走査線画像を順次に読み取
る。アナログフロントエンド22は、CCD21の出力
をアナログ増幅するとともに、デジタルデータで多値化
出力する。シェーディングRAM24は、原稿が白用紙
の場合のアナログフロントエンド22の出力をシェーデ
ィング補正用に記憶している。シェーディング補正回路
23は、原稿読み取り時のアナログフロントエンド22
の出力をシェーディングRAM24に記憶してあるシェ
ーディング補正データにより、シェーディング補正し、
出力する。ガンマ補正回路25は、例えば、図3に示す
特性を有し、ガンマ補正を行う。ガンマ補正回路25
は、一般的に画質調整用に使用される。2値化回路26
は、所定のしきい値でガンマ補正回路25の出力を2値
化する。この2値化回路26は、ガンマ補正回路25に
含むものであっても良い。
【0012】次に、この実施形態装置で使用されるガン
マ補正回路25について、更に具体的に説明する。ここ
では、図3に示すように変曲点I1 、……、In を持つ
ガンマ補正関数を例にして説明する。O1 、O2 、……
は、変曲点のI1 、I2 、……に対応する出力である。
今、全階調を64階調とすると、入力I1 、I2 、…
…、I7 のn=7個の変曲点があり、7つの変曲点
1 、I2 、……、I7 に対応する出力O1 、……、O
7 が変曲点データとして予め登録されており、ガンマ補
正回路25に加えられる。なお、O1 、……、O7 は、
複数登録されており、読み取りモード(文字モード、写
真モード等)に応じて、その1つを選択して使用するこ
とも可能である。
【0013】入力O〜63の階調データをO〜I1 、I
1 〜I2 、……、I7 〜63を、部分O、部分I、…
…、部分8として8つのデータに表現する。この8つの
データは、入力の上位3ビットで表現する。入力データ
は6ビットとし、残りの下位3ビットで各部分での階調
値を示す。
【0014】図4は、ガンマ補正回路25の具体回路構
成を示すブロック図である。このガンマ補正回路25
は、入力の上位ビット記憶部31と、入力の下位ビット
記憶部32と、部分0計算回路33-0、……部分7計算
回路33-7と、上述のO1 、……、O7 をそれぞれ格納
するレジスタ34-0、……、34-6と、セレクタ35と
を備えている。
【0015】部分1の計算回路33-1は、差分回路41
と、割算回路42と、乗算回路43と、加算回路44と
を備えている。差分回路41は、部分1の終点の変曲点
データO2 から、始点の変曲点データO1 を減算し、そ
の出力を割算回路42に入力する。割算回路42は(O
2 −O1 )/8の割算を行い、その出力を乗算回路43
の一方の入力端に加える。乗算回路43の他方の入力端
には、入力の下位3ビット(xで示す)が加えられてお
り、乗算回路43は{(O2 −O1 )/8}×xの演算
を行う。この演算結果は、加算回路44の一方の入力端
に加えられる。加算回路44の他方の入力端には、部分
1始点の変曲点データO1 が入力されており、加算回路
44では、{(O2 −O1 )/8}×x+O1 の演算が
なされ、その演算結果Oxが出力される。
【0016】他の部分0の計算回路33-0、部分1の計
算回路33-1、……、部分7の計算回路33-7も同様の
構成を有し、同様の作用、機能を果たす。
【0017】図4に示すガンマ補正回路において、入力
信号が入力されると、入力データ6ビットのうち、上位
3ビットは上位ビット記憶部31に記憶され、この3ビ
ットの内容により、部分0、……、部分7が選択され、
その選択により、セレクタ35の選択に対応するスイッ
チ36-iがONする。
【0018】一方、入力の下位3ビット分(x)が下位
ビット記憶部32に記憶され、各部分の計算下位3
-0、……、33-7の乗算回路43に入力される。この
下位3ビットのxは、図6で示す0、1、……、7(デ
ータ数8)内の1つであり、スイッチ36-1がONされ
ているので、部分1の計算回路33-1より、ガンマ補正
された出力Ox={(O2 −O1 )/8}×x+O1
出力される。
【0019】なお、上記実施形態において、上位ビット
を3ビット、下位ビットも3ビットとしているが、3ビ
ットに限るものではなく、部分の区切り方、部分間のデ
ータ数等によって、適宜選択設定すれば良い。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、変曲点のデータを格
納するレジスタと、このレジスタからのデータに基づ
き、画像データの下位ビットの補間を行う複数の補間回
路と、画像データの上位ビットに基づき、補間回路の出
力を選択する選択回路とを備えているので、多値画像デ
ータの上位ビットにより、処理にかかる補間回路を選択
でき、わずか、レジスタと、複数の補間回路と、選択回
路で構成でき、簡単な構成でガンマ補正を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】同ファクシミリ装置の画像読取部の構成を示す
ブロック図である。
【図3】ガンマ補正回路の入力/出力特性を示す図であ
る。
【図4】同ガンマ補正回路の具体的構成を示すブロック
図である。
【図5】同ガンマ補正回路を構成する部分の計算回路の
内部構成を示すブロック図である。
【図6】同ガンマ補正回路によるガンマ補正演算を説明
する図である。
【符号の説明】
21 CCD 22 アナログフロントエン
ド 23 シェーディング補正回
路 24 シェーディングRAM 25 ガンマ補正回路 31 上位ビット記憶部 32 下位ビット記憶部 33-0、33-2、……、33-7 部分の計算回路 34-0、34-2、……、34-7 レジスタ 35 セレクタ 36-0、36-2、……、36-7 スイッチ 41 差分回路 42 割算回路 43 乗算回路 44 加算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多値の画像データをガンマ補正するガンマ
    補正回路において、 変曲点のデータを格納するレジスタと、このレジスタか
    らのデータに基づき、画像データの下位ビットの補間を
    行う複数の補間回路と、画像データの上位ビットに基づ
    き、補間回路の出力を選択する選択回路とを備えたこと
    を特徴とするガンマ補正回路。
  2. 【請求項2】前記補間回路のうち、一部の補間回路に
    は、レジスタが2つ接続されており、レジスタには隣接
    する変曲点のデータがそれぞれ格納されており、これら
    のデータの差をとる差分回路と、差分回路の出力を変曲
    点間のデータ数で割る割算回路と、この割算回路の出力
    に、画像データの下位データを乗ずる乗算回路と、この
    乗算回路の出力に変曲点のデータの出力側の値の1つを
    加算する加算回路とからなることを特徴とする請求項1
    記載のガンマ補正回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109326252A (zh) * 2017-07-31 2019-02-12 精工爱普生株式会社 显示驱动器、显示控制器、电光装置和电子设备

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JP2019028291A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 セイコーエプソン株式会社 表示ドライバー、表示コントローラー、電気光学装置及び電子機器
JP7047276B2 (ja) 2017-07-31 2022-04-05 セイコーエプソン株式会社 表示ドライバー、表示コントローラー、電気光学装置及び電子機器

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