JP2003198675A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2003198675A
JP2003198675A JP2001401081A JP2001401081A JP2003198675A JP 2003198675 A JP2003198675 A JP 2003198675A JP 2001401081 A JP2001401081 A JP 2001401081A JP 2001401081 A JP2001401081 A JP 2001401081A JP 2003198675 A JP2003198675 A JP 2003198675A
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backlight
unit
terminal device
control means
mobile terminal
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JP2001401081A
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Masayuki Tsuchida
誠幸 土田
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラを備えた携帯電話において、配置スペ
ース及び配置部品をより効率的にすることである。 【解決手段】 携帯電話10を、本体10Aと蓋体10
Bとをヒンジ部10Cを介して折り畳み自在に連結し、
蓋体10Bの外面10gに、カメラ16と、背面にバッ
クライト17を備え、前面側にハーフミラー14bを備
えたミラー表示装置14とを備える。そして、携帯電話
10の内部に備えられたCPU11により、カメラ16
が動作中か否かが判断され、カメラ16が動作中の場合
には、バックライト17が消灯状態に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な携帯端末装置に画像データ
を撮影するカメラ機能が搭載されており、例えば、CC
D(Charge Coupled Device)カメラを備えた携帯電話
が開発されている。この種の携帯電話では、内蔵された
CCDカメラにより撮像された画像データを表示部に表
示したり、電子メール等に添付して、他の端末に送信す
ることができる。
【0003】従来のカメラ機能付きの携帯電話100
は、例えば、図6の(A)、(B)に示すように、蓋体
101と、本体102とがヒンジ部103を介して折り
畳めるように連結されている。そして、本体102の内
面102aにテンキー等からなるキー入力部103が設
けられ、本体102の外面102bには、電池パック等
からなる電源部104が設けられ、蓋体101の内面1
01aには表示部105が、外面101bには、カメラ
106、カメラ106で撮影時の確認用の小さな鏡10
7、日時、着信、新着メール等のデータを表示するサブ
表示部108、及び着信音を発音するスピーカ109等
が設けられている。そして、携帯電話100の操作者が
自らを撮影する場合には、カメラ106の近傍に配され
ている鏡107を見て確認しながら撮影を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】上記のように、従来の携帯電話100にお
いて、蓋体101の外面には、カメラ106、確認用の
鏡107、サブ表示部108、スピーカ109等様々な
部品が設けられているために、携帯電話をより小型化し
ようとする場合、配置するスペースの確保が困難となっ
ている。従って、必然的に鏡107も小さく形成せざる
を得ないため、撮影時に確認しにくかった。また、鏡1
07を設けることにより、外観上のデザイン性が損なわ
れるという問題もあった。
【0006】本発明の課題は、このような従来技術の問
題点を解決することであり、具体的には、カメラを備え
た携帯電話において、配置スペース及び配置部品をより
効率的にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、携帯端末装置であって、筐体の一の面部
に設けられる撮影手段と、前記一の面部に設けられ、バ
ックライトを備える液晶表示部と、を備える携帯端末装
置において、前記液晶表示部の前面側に設けられるハー
フミラーと、前記撮影手段が動作中であるか否かを判断
する判断手段と、前記判断手段により前記撮影手段が動
作中であると判断された場合、前記バックライトの点灯
を阻止し、或いは消灯を行う第1のバックライト制御手
段と、を備えることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、携帯端末装置であって、
操作部を前面側に備える本体部と、バックライトを備え
る液晶表示部を後面側に備える蓋体部とを、それぞれの
前面側が合わさるようにヒンジ部を介して折り畳み可能
に構成される筐体と、前記蓋体部の後面側に設けられる
撮影手段と、を備える携帯端末装置において、前記液晶
表示部の前面側に設けられるハーフミラーと、前記撮影
手段が動作中であるか否かを判断する判断手段と、前記
判断手段により前記撮影手段が動作中であると判断され
た場合、前記バックライトの点灯を阻止し、或いは消灯
を行う第1のバックライト制御手段と、を備えることが
好ましい。
【0009】また、本発明は、通信回線を介して着信信
号を受信する受信手段と、前記受信手段により着信信号
が受信されたか否かを判断する着信判断手段と、前記着
信判断手段により着信信号が受信されたと判断された場
合に、前記第1のバックライト制御手段に拘わらず、前
記バックライトの消灯を阻止し、或いは点灯を行う第2
のバックライト制御手段と、前記液晶表示部に、前記着
信信号の受信を知らせる着信表示を行う着信表示制御手
段と、を備えることが好ましい。
【0010】また、本発明は、通信回線を介してデータ
を送受信する通信手段と、前記通信手段により前記デー
タが受信されたか否かを判断する受信判断手段と、前記
受信判断手段により前記データの受信があったと判断さ
れ、且つ、前記判断手段により前記撮影手段が動作中で
ないと判断された場合、前記バックライトの消灯を阻止
し、或いは点灯を行う第3のバックライト制御手段と、
前記液晶表示部に、前記データの受信を知らせる受信表
示を行う受信表示制御手段と、を備えることが好まし
い。
【0011】また、本発明は、前記受信判断手段により
前記データが受信されたと判断され、且つ、前記判断手
段により前記撮影手段が動作中であると判断された場
合、前記バックライトの点灯を阻止し、或いは消灯を行
う第4のバックライト制御手段と、を備えることが好ま
しい。
【0012】さらに、本発明は、前記バックライトを点
灯させるための釦部と、前記釦部からの点灯信号の入力
に基づいて、前記第1のバックライト制御手段に拘わら
ず、前記バックライトの点灯を行う第5のバックライト
制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態であるカメラ機能付きの携帯電話を詳細に説明
する。
【0014】まず構成を説明する。図1及び図2は、携
帯電話(携帯端末装置)10の外観構成を示す図であ
る。図1及び図2に示すように、携帯電話10は、本体
(筐体、本体部)10Aと蓋体(筐体、蓋体部)10B
とが折り畳み自在にヒンジ部10Cを介して連結されて
いる。そして、図2の(A)、(B)に示すように、本
体10Aの折り畳み時に内側となる面(以後、内面とす
る)(前面側)10dに後述するキー入力部(操作部)
15が配され、本体10Aの側面10eに、本体10A
の折り畳み時においても操作可能なサイドキー(釦部)
18が配されている。また、蓋体10Bの内面10fに
表示装置13が設けられ、蓋体10Bの外面(後面側)
10gに、後述するカメラ(撮影手段)16と、ミラー
表示装置(液晶表示部)14が設けられている。また、
携帯電話10には、後述する伸縮自在のアンテナ21
や、充電パック等の電源部23が設けられる。そして、
これらの各構成要素は本体10Aの内部に収納された回
路基板(図示省略)の電子回路に接続されている。
【0015】また、携帯電話10は、図3のブロック図
に示すように、上述のキー入力部15、サイドキー1
8、表示装置13、カメラ16、ミラー表示装置14、
アンテナ21、電源部23の他に、CPU11、I/O
ポート12、バックライト17、サイドキー18、RO
M19、RAM20、アンテナ21を有する無線部(受
信手段、通信手段)22等を内部に備えて構成され、C
PU11と、表示装置13、ミラー表示装置14、キー
入力部15、カメラ16、バックライト17、サイドキ
ー18の各部とは、I/Oポート12を介して接続さ
れ、その他の各部は、各種ライン24により接続されて
いる。
【0016】CPU(Central Processing Unit)11
は、ROM19に記憶されているシステムプログラム及
び携帯電話10の各機能に対応する各種アプリケーショ
ンプログラムの中から指定されたアプリケーションプロ
グラムをRAM20に展開し、キー入力部15から入力
される各種指示或いはそれに応じた各種データをRAM
20に一時格納し、この入力指示及び入力データに応じ
てROM19に格納されたアプリケーションプログラム
に従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM20
に格納する。
【0017】CPU11は、判断手段として、カメラモ
ードであるか否かを判断し、第1のバックライト制御手
段として、カメラモードであると判断した場合には、バ
ックライトを点灯しないように制御、或いはバックライ
ト17の消灯を実行する。
【0018】また、CPU11は、着信判断手段とし
て、電話の着信があったか否かを判断し、電話着信が有
ると判断した場合に、第2のバックライト制御手段とし
て、カメラモードであっても、バックライト17を点灯
させ、着信表示制御手段としてミラー表示装置14に電
話着信の表示をする。
【0019】また、CPU11は、受信判断手段とし
て、メールの受信があったか否かを判断し、メールの受
信があり、かつカメラモードでないと判断した場合に、
第3のバックライト制御手段として、バックライト17
を点灯させ、受信表示制御手段として、ミラー表示装置
14に未読メール有りの表示を行う。
【0020】また、CPU11は、第4のバックライト
制御手段としてメールを受信し、かつカメラモードであ
る場合に、バックライト17を点灯させず、カメラモー
ド終了時に未読メール有りの表示をミラー表示装置14
に行う。
【0021】また、CPU11は、第5のバックライト
制御手段として、サイドキー18の入力信号に基づき、
バックライト17を点灯させる。
【0022】また、CPU11は、カメラ16により生
成された画像データを例えば、JPEG(Joint Photog
raphic Expert Group)、PNG(Portable Network Gr
aphics)等の画像圧縮方式でRAM20に格納し、表示
装置13或いはミラー表示装置14に表示する。
【0023】I/Oポート12は、CPU11と、表示
装置13、ミラー表示装置14、キー入力部15、カメ
ラ16、バックライト17、サイドキー17との各種デ
ータの入出力の窓口の機能を果たす。具体的には、例え
ば、CPU11から出力された表示データを、表示装置
13、ミラー表示装置14に出力したり、キー入力部1
5、サイドキー18から入力された入力信号をCPU1
1に出力したり、カメラ16から取得した画像データを
CPU11に出力する。
【0024】表示装置13は、LCD等により構成さ
れ、I/Oポート12を介してCPU11から入力され
る制御信号に基づいて、着信表示、受信メールの表示、
画像表示等の各種表示を行う。尚、表示装置13の背面
にも図示しないバックライトあるいはサイドライト等の
LEDを備えている。
【0025】ミラー表示装置14は、CPU11から入
力される制御信号に基づいて、日時データ、電池量デー
タ、電話着信データ、未読メール有りのデータ等を表示
する。
【0026】また、ミラー表示装置14は、携帯電話1
0が閉状態の時に、日時の表示、電池量の表示、電話着
信、未読メール有り等の表示を行う装置である、表示装
置13の補助的な機能を果たすとともに、カメラ16の
撮影時の確認用鏡として機能する。そして、図4に示す
ように、透明ガラス板、透明プラスチック板等の透明板
14aの背面に、同形状のハーフミラー14bを形成
し、このハーフミラー14bの更に背面にLCD14c
を設けて形成されている。そして、このLCD14cの
更に背面にバックライト17が設けられている。そし
て、バックライト17が点灯している場合は、ハーフミ
ラー14bを通してLCD14cの表示内容が見える
が、バックライト17が消灯時は、LCD14cの表示
内容は、外部からは見えないようになっている。従っ
て、ミラー表示装置14は、ハーフミラー14bを備え
ることにより鏡としての機能を果たす。
【0027】キー入力部15は、例えば、「0」〜
「9」までの数字、及び「*」、「#」等の記号を含む
テンキーと、各種機能を指定するキー等を備え、例え
ば、カメラモード等へのモードの切換、画像データのシ
ャッター信号の入力、受信メールの閲覧、送信メールの
データ入力等に用いる。そして、そのキー操作による押
下信号はI/Oポート12を介して、CPU11に出力
される。
【0028】カメラ16は、ガラスまたはプラスチック
からなる光学レンズ及びCCDやCMOS等の光学セン
サにより構成され、光学レンズを介して入力される画像
を光学センサで電気信号に変換し、画像データを生成す
る。そして、この画像データは、I/Oポート12を介
してCPU11に出力される。
【0029】バックライト17は、ミラー表示装置14
を外側から見えるように照らすものであって、例えば、
ELパネル等から成り、CPU11の制御信号に基づい
て、点灯、消灯される。
【0030】サイドキー18は、バックライト17の点
灯を指示する為のキーであって、サイドキー18の押下
信号は、CPU11に出力され、CPU11は、この入
力信号に基づいて、バックライト17に点灯制御信号を
出力する。
【0031】ROM(Read Only Memory)19は、フラ
ッシュメモリ等により構成され、システムプログラム、
及び当該システムに対応する各種アプリケーションプロ
グラム等の各種動作プログラム、バックライト17の制
御プログラム、メール送受信プログラム、JPEG及び
PNG等の画像圧縮プログラム、及びこれらのプログラ
ムに係るデータ等を記憶する。
【0032】RAM(Random Access Memory)20は、
CPU11により実行されるアプリケーションプログラ
ム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納及び展
開するワークメモリエリアを有する。
【0033】アンテナ21は、逆Fアンテナや、ホイッ
プアンテナ等であり、図示しない無線基地局から送信さ
れた無線信号を受信するとともに、無線部22から出力
される信号を無線基地局に向けて発信する。
【0034】無線部22は、モデム(MODEM:MOdu
lator/DEModulator)、及びRF(Radio Frequency)部
等を備え、他の端末等へのデータ(例えば、音声デー
タ、画像データ等)の送信時に、CPU11よりRAM
20に読み出された信号をモデムにより変調し、変調さ
れた信号をRF部で周波数変換し増幅する。また、他の
端末からのデータ(例えば、音声データ、メールテキス
トデータ、画像データ等)受信時には、受信した信号を
RF部で増幅して周波数変換し、周波数変換された信号
をモデムにより復調する。尚、データ(例えば、音声デ
ータ、メールテキストデータ、画像データ等)の送受信
の際には、図示しない無線基地局との間で、例えば、W
−CDMA方式等の携帯電話方式に対応する通信プロト
コルを実行する。
【0035】尚、図示しないが、携帯電話10は、電話
機能やデータ通信機能を実現するための構成として、ベ
ースバンド処理回路、変復調回路、音声処理回路、メモ
リ、マイク、及びスピーカ等をそなえており、これらの
各部はCPU11により制御される。
【0036】次に本発明の実施の形態における携帯電話
10の動作の流れを図5に示すフローチャートに沿って
説明する。
【0037】携帯電話10のCPU11は、電源が入れ
られると、ROM19に格納されている表示制御プログ
ラムをRAM20に展開し、同プログラムに従って以下
のステップにおける動作の制御を開始する。まず、CP
U11は、操作者によってキー入力部15が操作され、
カメラモードへの設定信号が入力されたか否かを判断す
る(ステップS1)。尚、この時、携帯電話10は待ち
受け状態であって、バックライト17は消灯しており、
ミラー表示装置14は表示を行わずに鏡としての機能を
果たしているものとする。
【0038】そして、CPU11は、カメラモードへの
設定信号が入力されたと判断した場合(ステップS1:
Yes)には、ステップS10に移行する。一方、CP
U11が、カメラモードへの設定信号が入力されていな
いと判断した場合(ステップS1:No)には、ステッ
プS2に移行する。
【0039】次いで、CPU11は、ミラー表示装置1
4が鏡状態の待ち受け中に、アンテナ21を介して無線
部22から出力された電話の着信信号を検出した場合
(ステップS2:Yes)には、バックライト17を点
灯させ、ミラー表示装置14のLCD14cに電話着信
の表示を行う(ステップS3)。この時、LCD14c
は、外よりも明るくなるため、ハーフミラー14bを通
してLCD14c上の表示が外側から見られる状態とな
っている。尚、電話着信の表示内容は、例えば、着信相
手の電話番号、着信相手名等である。また、CPU11
は、表示と同時にスピーカ等から着信音を放音させた
り、振動させたりといった電話着信の動作を制御する。
【0040】次いで、CPU11は、表示制御プログラ
ムに予めプログラミングされた時間が経過すると、バッ
クライト17を消灯させ(ステップS8)、ミラー表示
装置14は鏡としての待ち受け画面状態(ステップS
9)となり、ステップS20へと移行する。尚、電話の
着信により、操作者は、キー入力部15を操作すること
により通話可能となり、CPU11の制御の下、無線部
22、アンテナ21を介して、他の端末との音声データ
の送受信が行われ、通信終了後、ステップS8に移行す
る。
【0041】一方、ステップS2において、CPU11
は、電話着信がない(ステップS2:No)状態におい
て、無線部22から出力されたメールの受信が有った場
合(ステップS4:Yes)には、バックライト17を
点灯させ、メールデータの受信をしてメモリ(図示省
略)に格納し、ミラー表示装置14のLCD14cに未
読メール有りの表示を行う(ステップS5)。
【0042】そして、CPU11は、所定の時間が経過
するとバックライト17を消灯させ(ステップS8)、
鏡状態の待ち受け状態にして表示を消し(ステップS
9)、ステップS1に工程を戻る。尚、操作者によるキ
ー入力部15等の操作に基づいて、CPU11は、メモ
リ(図示省略)に格納されているメールデータをミラー
表示装置14に表示させる。この時、バックライト17
は点灯させている。そして、メール閲覧が終了し、所定
の時間が経過すると、CPU11は、ステップS8に移
行する。
【0043】一方、メール受信が無い場合(ステップS
4:No)に、CPU11は、操作者によってサイドキ
ー18の押下信号が入力されたか否かを判断し(ステッ
プS6)、サイドキー18の押下信号の入力があったと
判断した場合(ステップS6:Yes)には、バックラ
イト17を点灯させ、ミラー表示装置14のLCD14
cに日時、電池量、電波状況、電話の着信履歴、メール
の受信状況、電池量等のデータを含んだ画面を表示させ
る(ステップS7)。そして、CPU11は、所定時間
が経過すると、バックライト17を消灯させ(ステップ
S8)、ミラー表示装置14を、鏡状態の待ち受け状態
する(ステップS9)。次いで、操作者の操作により携
帯電話10の電源がOFFにされると(ステップS2
0:Yes)、本実施の形態における動作が終了し、操
作者により電源がOFFにされない場合(ステップS2
0:No)には、ステップS1に工程を戻る。
【0044】一方、CPU11は、サイドキー18の入
力信号を検出しない場合(ステップS6:No)には、
バックライト17を消灯し、ミラー表示装置14を、鏡
状態の待ち受け状態にして表示を消し(ステップS
9)、ステップS1に移行する。即ち、携帯電話10が
カメラモードでなく、かつ電話の着信及びメールの受信
が無い状態、即ち、ミラー表示装置14が鏡状態となっ
ている待ち受け中に、操作者がサイドキー18を押下す
ると、バックライト17が点灯し、日時、電池量、電波
量等のデータが、ミラー表示装置14に表示され、確認
が可能となる。
【0045】次いで、ステップS1でCPU11がカメ
ラモードの設定信号を検出すると、CPU11は、RO
M19に格納されている画像取得の制御プログラム等に
従って、カメラ16から画像データを取得し表示装置1
3等に表示させるといった撮影処理を実行する。具体的
には、まず、CPU11は、バックライト17を消灯状
態にし、ミラー表示装置14を鏡として使用可能にし
(ステップS10)、カメラ16からの画像取得、画像
処理、画像データの表示装置13への表示処理等を行う
カメラ撮影処理11を開始する(ステップS11)。こ
の時、携帯電話10の操作者は、ミラー表示装置14の
鏡で撮像姿を確認し、カメラ撮影を行う。
【0046】上記の様な、カメラ撮影処理中に、CPU
11は、無線部22から出力された電話の着信信号を検
出した場合(ステップS12:Yes)には、カメラモ
ードの終了処理を実行して(ステップS13)、バック
ライト17を点灯させ、そして、ミラー表示装置14の
LCD14cに電話着信の表示を行う(ステップS1
4)。次いで、通話処理、或いは着信表示処理が終了す
ると、ステップS8に移行し、以後の工程を実行する。
【0047】一方、CPU11は、電話着信信号を検出
しなかった場合(ステップS12:No)には、無線部
22からのメール着信信号の入力の有無を判断する(ス
テップS15)。そして、CPU11は、メール受信が
あった場合(ステップS15:Yes)には、カメラモ
ードの撮影処理を継続する(ステップS16)。そし
て、CPU11は、カメラモードが終了したか否かを判
断し(ステップS17)、カメラモードが終了したと判
断した場合(ステップS17:Yes)には、バックラ
イト17を点灯させ、ミラー表示装置14に未読メール
有りの表示を行う(ステップS18)。そして、操作者
によるキー入力部15等の操作に基づいて、CPU11
は、メモリ(図示省略)に格納されているメールデータ
をミラー表示装置14に表示させる。この時、バックラ
イト17は点灯させている。そして、メール閲覧が終了
し、所定の時間が経過すると、CPU11は、ステップ
S8に移行し以後の工程を実行する。
【0048】一方、CPU11は、ステップS15にお
いて、メール受信信号を検出しなかった場合(ステップ
S13:No)には、操作者によってキー入力部15が
操作されてカメラモードの終了信号が入力されたか否か
を判断し(ステップS19)、カメラモードの終了信号
を検出しない場合(ステップS19:No)には、ステ
ップS10に工程を戻り、カメラモードの終了信号を検
出した場合(ステップS19:Yes)には、ステップ
S8に移行し、以後の工程を実行する。
【0049】このように、本実施の形態に係る携帯電話
10は、通常の待ち受け状態においては、バックライト
17は消灯しており、そのため、ミラー表示装置14
は、ハーフミラー14bにより鏡として機能している。
そして、この状態において、電話の着信があった場合
は、バックライト17が点灯して電話着信が所定の態様
でミラー表示装置14に表示され、メール受信の場合は
同様に未読メール有りが所定の態様でミラー表示装置1
4に表示される。一方、鏡となっている上記通常待ち受
け状態において、操作者がサイドキー18を押下する
と、バックライト17が点灯し、ミラー表示装置14
に、日時、電池量、電波状況、着信履歴、メール受信状
況等が表示される。
【0050】また、携帯電話10は、カメラモードに設
定されると、バックライト17が消灯状態にされ、ミラ
ー表示装置14は鏡としての機能を果たす。この状態で
電話の着信があると、カメラモードが終了されバックラ
イト17が点灯し、電話の着信が所定の態様でミラー表
示装置14に表示される。一方、同様にカメラ撮影処理
中に、メールの受信がある場合、カメラ撮影処理は継続
され、カメラモードが終了した時にバックライト17が
点灯し、未読メール有りが所定の態様でミラー表示装置
14に表示される。
【0051】この様に本実施の形態における携帯電話1
0によれば、従来、筐体の背面に設けられ、日時等を表
示していた補助的な表示装置を、カメラ撮影する際に自
分の撮像姿を確認するための鏡として用いることができ
るために、部品を一つ減らすことが出来ることとなり、
部品コストの削減、及びスペースの拡大が実現する。し
たがって、小型化する携帯端末装置の部品のコスト、及
び配置スペースが効率的となる。また、通常状態におい
て、ミラー表示装置14は鏡状態であるので、バックラ
イト17のみでなく、表示自体を消しても違和感が無
く、従来常時表示されていた日時データ等の表示分のバ
ッテリー消費を抑えることができる。尚、サイドキー1
8を押下することでバックライト17が点灯し日時等の
確認が可能であるので問題はない。また、カメラ撮影処
理中に、電話の着信が有る場合には、カメラモードが中
断されてミラー表示装置14に着信表示がなされるの
で、電話着信を取り損なうおそれがない。一方、メール
受信が有る場合は、カメラモードを中断することなく撮
影処理が行われ、撮影処理後に未読メール有り表示がミ
ラー表示装置14に行われるため、使い勝手がよい。
【0052】尚、上記実施の形態は、一例に過ぎず、適
宜変更可能である。例えば、本実施の形態において、C
PU11は、電話着信、メール着信の順番に着信有無の
判断をおこなう構成で説明を行ったが、これに限られる
ものではなく、逆の順番であってもよい。また、表示装
置13にも、ハーフミラーを設けて、鏡として使用可能
な構成にしてもよい。
【0053】また、携帯電話10は、折り畳み式である
としたが、これに限られず、一の面に表示装置13が設
けられ、その背面にミラー表示装置14と、カメラ16
とが設けられている構成であってもよい。
【0054】また、本実施の形態では、本発明を携帯電
話に適用した例を挙げたが、本発明はこれに限定され
ず、例えば、モバイルパソコン、PDA、PHS等の画
像データの通信機能が搭載されている一般の携帯端末装
置に適用可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、携帯端末装置におい
て、筐体の撮影手段が設けられる一の面部に、バックラ
イトを備え、前面側にハーフミラーを備える液晶表示部
が設けられ、判断手段によって撮影手段が動作中か否か
が判断され、動作中であると判断された場合に、第1の
バックライト制御手段により、バックライトの点灯が阻
止され、或いは消灯が行われるので、撮影手段の動作中
は、液晶表示部を鏡として利用できることとなり、別個
に鏡を設ける必要がなくなる。したがって、携帯端末装
置における部品コストの削減、及びスペースの拡大が実
現し、効率化が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯電話の外観を示す斜視図であ
る。
【図2】 図1の携帯電話の内面が展開した状態を示す
斜視図であって、(A)は、前面側から見た図であり、
(B)は、(A)を後面側から見た図である。
【図3】 図1の携帯電話10の内部の回路構造を示す
ためのブロック図である。
【図4】 ミラー表示装置14の構成を説明するための
断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態における動作を説
明するためのフローチャートである。
【図6】従来例における携帯電話の外観を示す斜視図で
あって、(A)は前面側から見た図であり、(B)は
(A)を後面側から見た図である。
【符号の説明】
10 携帯電話(携帯端末装置) 10A 本体(筐体、本体部) 10B 蓋体(筐体、蓋体部) 10C ヒンジ部 10d 本体10Aの内面(面部、前面側) 10g 蓋体10Bの外面(面部、後面側) 11 CPU(判断手段、第1のバックライト制御手
段、着信判断手段、第2のバックライト制御手段、着信
表示制御手段、第3のバックライト制御手段、受信表示
制御手段、第4のバックライト制御手段、第5のバック
ライト制御手段) 14 ミラー表示装置(液晶表示部) 15 キー入力部(操作部) 16 カメラ(撮影手段) 17 バックライト 18 サイドキー(釦部) 22 無線部(受信手段、通信手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の一の面部に設けられる撮影手段と、 前記一の面部に設けられ、バックライトを備える液晶表
    示部と、 を備える携帯端末装置において、 前記液晶表示部の前面側に設けられるハーフミラーと、 前記撮影手段が動作中であるか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により前記撮影手段が動作中であると判断
    された場合、前記バックライトの点灯を阻止し、或いは
    消灯を行う第1のバックライト制御手段と、 を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】操作部を前面側に備える本体部と、 バックライトを備える液晶表示部を後面側に備える蓋体
    部とを、 それぞれの前面側が合わさるようにヒンジ部を介して折
    り畳み可能に構成される筐体と、 前記蓋体部の後面側に設けられる撮影手段と、 を備える携帯端末装置において、 前記液晶表示部の前面側に設けられるハーフミラーと、 前記撮影手段が動作中であるか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により前記撮影手段が動作中であると判断
    された場合、前記バックライトの点灯を阻止し、或いは
    消灯を行う第1のバックライト制御手段と、 を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の携帯端末装置におい
    て、 通信回線を介して着信信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により着信信号が受信されたか否かを判断
    する着信判断手段と、 前記着信判断手段により着信信号が受信されたと判断さ
    れた場合に、前記第1のバックライト制御手段に拘わら
    ず、前記バックライトの消灯を阻止し、或いは点灯を行
    う第2のバックライト制御手段と、 前記液晶表示部に、前記着信信号の受信を知らせる着信
    表示を行う着信表示制御手段と、 を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の携帯端末装置におい
    て、 通信回線を介してデータを送受信する通信手段と、 前記通信手段により前記データが受信されたか否かを判
    断する受信判断手段と、 前記受信判断手段により前記データの受信があったと判
    断され、且つ、前記判断手段により前記撮影手段が動作
    中でないと判断された場合、 前記バックライトの消灯を阻止し、或いは点灯を行う第
    3のバックライト制御手段と、 前記液晶表示部に、前記データの受信を知らせる受信表
    示を行う受信表示制御手段と、 を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の携帯端末装置において、 前記受信判断手段により前記データが受信されたと判断
    され、且つ、前記判断手段により前記撮影手段が動作中
    であると判断された場合、前記バックライトの点灯を阻
    止し、或いは消灯を行う第4のバックライト制御手段
    と、 を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2記載の携帯端末装置におい
    て、 前記バックライトを点灯させるための釦部と、 前記釦部からの点灯信号の入力に基づいて、前記第1の
    バックライト制御手段に拘わらず、前記バックライトの
    点灯を行う第5のバックライト制御手段と、 を備えることを特徴とする携帯端末装置。
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