JP2003198173A - 電磁波遮蔽放熱シートおよび電磁波抑制放熱シート - Google Patents

電磁波遮蔽放熱シートおよび電磁波抑制放熱シート

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JP2003198173A
JP2003198173A JP2001397084A JP2001397084A JP2003198173A JP 2003198173 A JP2003198173 A JP 2003198173A JP 2001397084 A JP2001397084 A JP 2001397084A JP 2001397084 A JP2001397084 A JP 2001397084A JP 2003198173 A JP2003198173 A JP 2003198173A
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electromagnetic wave
heat
heat conductive
resin
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Yuichi Hosokawa
優一 細川
Katsumi Sawada
勝実 澤田
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Tokin Corp
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NEC Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品から発生する電子ノイズと熱を同時
に遮蔽、放熱する電磁波遮蔽放熱シートを得る。 【解決手段】 柔軟性を有しゴム弾性を有する樹脂中に
熱伝導性粉末を混合、分散させた熱伝導性シートで構成
され、かつ前記熱伝導性シートの表面に金属蒸着層を積
層した、熱伝導性および電磁波遮蔽効果の双方を兼ね備
えた電磁波遮蔽放熱シートとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品に装着す
ることにより輻射ノイズ対策及び内部干渉、誤動作対策
を特徴とし、さらに電子機器等の発熱部材からの放熱や
熱伝導に優れたことを特徴とする電磁波遮蔽放熱シート
および電磁波抑制放熱シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品から発生する電子ノイズや電子
部品の発熱部材から生じる熱が原因により、周辺の電子
部品への悪影響を抑えるために、一般的には電子ノイズ
を反射するため高透磁率の金属板などの磁気シールド材
や電磁波を吸収する電磁波吸収体を用い電子ノイズを抑
制している、また、電子部品の発熱部材から生じる熱を
熱伝導性のある放熱フィンまたは放熱シートが用いられ
ている。
【0003】近年、パソコンや携帯電話などの著しい進
化や普及と共に、これらに使用されるCPU(マイクロ
プロフェッサ)の高性能化が進んでおり、それに伴いC
PUやその周辺の電磁部品からの電子ノイズや発熱量の
増加をどう処理するか問題となっている。
【0004】このような問題に対して、電子部品メーカ
ー各社は、電子ノイズ対策としては高透磁率の扁平状粉
末を有機バインダー中に分散した磁気シートや磁気シー
トの間に銅、アルミ等のシールド材をメッシュ状に挟む
ことで電子ノイズ対策を行っている。
【0005】また、発熱対策としては、表面積を大きく
したアルミニウム放熱フィンやこのアルミニウム放熱フ
ィンに小型モーターを組合せたものなどが開発されてい
る。電子部品と放熱器間に放熱材や放熱シートを配置し
て熱伝導性を高めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上、上述したよう
に、電子部品から発生する電子ノイズや電子部品の発熱
部材から生じる熱のうち、どちらか一方を遮蔽、抑制ま
たは放熱する対策はあるが、電子部品から発生する電子
ノイズと熱を同時に遮蔽、抑制および放熱する対策がな
かった。
【0007】従って、本発明の目的は、電子部品から発
生する電子ノイズと熱を同時に遮蔽・放熱する電磁波遮
蔽放熱シートを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記問
題を解決するために、離型性を有するPETフィルムの
離型面に金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル等のシー
ルド材として用いられている公知の導電性金属を特性お
よび用途に応じて適宜選択し、金属蒸着処理をする。
【0009】前記の金属蒸着処理をした離型性PETフ
ィルムの蒸着処理面にシリコーン樹脂中に熱伝導性を有
する粉末を混合・分散して得られた塗料を公知の塗工方
式により塗布して得られた熱伝導性シートを乾燥後に、
金属蒸着層と熱伝導性シートが貼り付いた状態で離型性
PETフィルムから剥離し、積層シートにすることで放
熱効果と電磁波遮蔽効果を同時に得ることを特徴とする
電磁波遮蔽放熱シートである。
【0010】また、0009で得た電磁波遮蔽放熱シー
トの金属蒸着面にもう1つの熱伝導性シートを熱プレス
処理または接着剤にて貼り合わせることで、熱伝導性シ
ー間に金属蒸着処理層の入った積層シートにすることで
発熱部材の密着性が上がり放熱効果が増すことが可能と
なる。
【0011】 本発明によれば、上記問題を解決する
ためにシリコーン樹脂中に熱伝導性を有する粉末を混合
・分散して得られた熱伝導性シートとセンダスト合金粉
末、パーマロイ系合金粉末、アモルファス合金等の磁気
シールド材として用いられる公知の扁平状金属粉末を特
性及び用途に応じて適宜選択し、高分子系結合材及び有
機溶剤中に分散・混合して得られた電磁波抑制シートを
熱プレスまたは接着剤により貼り合せ、積層シートにす
ることで放熱効果と電磁波吸収を同時に得ることを特徴
とする電磁波抑制放熱シートである。
【0012】 即ち、本発明は、柔軟性を有しゴム弾
性を有する樹脂中に熱伝導性粉末を混合、分散させた熱
伝導性シートで構成され、かつ前記熱伝導性シートの表
面に金属蒸着層を積層した、熱伝導性および電磁波遮蔽
効果の双方を兼ね備えた電磁波遮蔽放熱シートである。
【0013】また、本発明は、柔軟性を有しゴム弾性を
有する樹脂中の熱伝導性粉末の長径が1μm以上から1
50μm以下の範囲とする電磁波遮蔽放熱シートであ
る。
【0014】また、本発明は、前記柔軟性を有しゴム弾
性を有する樹脂中の熱伝導性粉末の充填率が2%以上か
ら70%以下の範囲とする熱伝導性シートで構成されて
いる電磁波遮蔽放熱シートである。
【0015】 また、本発明は、前記金属蒸着層
の膜厚が100オングストローム以上から1000オン
グストローム以下の範囲とする電磁波遮蔽放熱シートで
ある。
【0016】また、本発明は、前記熱伝導性シートと金
属蒸着層の積層シートの金属蒸着面にもう1つの熱伝導
性シートを熱プレス処理または接着剤にて貼り合せ、2
つの熱伝導性シートの間に金属蒸着層を挟んだ積層シー
トを形成した電磁波遮蔽放熱シートである。
【0017】また、本発明は、前記熱伝導性シート層を
異なる熱伝導性粉末を使用することで異なる2種類の熱
伝導性シートで金属蒸着層を挟んだ積層シートを形成し
た電磁波遮蔽放熱シートである。
【0018】また、本発明は、柔軟性を有しゴムを有す
る樹脂中に熱伝導性粉末を混合、分散させた熱伝導性シ
ートで構成され、かつ前記熱伝導性シートの片面に接着
作用を有する樹脂材料および溶剤中に扁平状金属粉末を
混合、分散した磁気シートを積層した,熱伝導性を有
し、かつ電磁波を吸収する電磁波抑制放熱シートであ
る。
【0019】また、本発明は、前記柔軟性を有しゴム弾
性を有する樹脂中の熱伝導性粉末の長径が1μm以上か
ら150μm以下である電磁波抑制放熱シートである。
【0020】また、本発明は、前記柔軟性を有しゴム弾
性を有する樹脂中の熱伝導性粉末充填率が2%以上から
50%以下の範囲とする熱伝導性シートで構成されてい
る電磁波抑制放熱シートである。
【0021】また、本発明は、前記電磁波抑制放熱シー
トにおいて、樹脂材料および溶剤中の扁平金属粉末の平
均厚さが0.01μm以上から1μm以下の範囲とする
電磁波抑制放熱シートである。
【0022】また、本発明は、前記磁気シートは、樹脂
材料および溶剤中の扁平金属粉末の充填率が70%以上
含有して構成されている電磁波抑制放熱シートである。
【0023】また、本発明は、前記熱伝導性シートと電
磁波抑制シートを熱プレス処理または接着剤にて貼り合
わせた電磁波抑制放熱シートである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
電磁波遮蔽放熱シートおよび電磁波抑制放熱シートにつ
いて説明する。
【0025】(実施の形態1)本発明の実施の形態によ
る電磁波遮蔽放熱シートについて説明する。本発明の金
属蒸着層に用いる金属としては、電磁波遮蔽シートとし
ての使用目的が異なるため特定できないが、一般的には
高い遮蔽効果を得るためには、高い透磁率と導電率を有
する材料が好ましい。また同時に、高い放熱効果を得る
ためには、高い熱伝導性を有する材料が好ましい。蒸着
の厚さ、充填率等も目的の周波数特性に合わせて条件を
決定する。
【0026】また、本発明の熱伝導性シートに使用する
樹脂は、シリコーンゴム、エポキシ樹脂、オレフィン系
樹脂、フッ素樹脂など一般に電子材料として用いられる
樹脂である。特に、電子部品などの発熱面及び放熱フィ
ンの面との密着性が必要とされるので、柔軟性を有しゴ
ム弾性を有する樹脂が好適である。
【0027】本発明で使用する熱伝導性粉末は、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウ
ム、アルミナ粉末、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、炭
化ケイ素、結晶シリカ、非結晶シリカなどが挙げられ
る。特に、熱伝導性の高いアルミナ、窒化アルミニウ
ム、窒化ホウ素、炭化ケイ素、結晶シリカ、非結晶シリ
カが好ましい。
【0028】また、本発明で使用する熱伝導性粉末の長
径は、1〜150μmが望ましい。1μm以下になると
樹脂中の分散性が悪くなり、熱伝導性粉末が樹脂中で均
一に分散せず放熱効果が低減してしまう。また、150
μm以上になるとシート表面に粒子が露出してしまいシ
ート表面がザラつき、シートの柔軟性や電子部品または
放熱フィン面との密着性が悪くなり、放熱効果が低減し
てしまう。
【0029】本発明の請求項7による熱プレス処理方法
は、熱伝導性シートと金属蒸着処理層からなる積層シー
トの金属蒸着処理面に50〜150℃の熱でプレスする
ことにより貼り合わせたことで熱伝導性シー間に金属蒸
着処理層の入った積層シートを得る方法である。また、
熱プレス処理方法以外に接着剤により貼り合せる方法も
ある。
【0030】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる電磁波抑制放熱シートについて説明する。本発明の
熱伝導性シートに使用する樹脂は、シリコーンゴム、エ
ポキシ樹脂、オレフィン系樹脂、フッ素樹脂など、一般
に電子材料として用いられる樹脂である。特に、電子部
品などの発熱面及び放熱フィンの面との密着性が必要と
されるので、柔軟性を有しゴム弾性を有する樹脂が好適
である。
【0031】本発明で使用する熱伝導性粉末は、水酸化
アルミニウム,水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウ
ム、アルミナ粉末、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、炭
化ケイ素、結晶シリカ、非結晶シリカなどが挙げられ
る。特に、熱伝導性の高いアルミナ、窒化アルミニウ
ム、窒化ホウ素、炭化ケイ素、結晶シリカ、非結晶シリ
カが好ましい。
【0032】また、本発明で使用する熱伝導性粉末の長
径は、1〜150μmが望ましい。1μm以下になると
樹脂中の分散性が悪くなり、熱伝導性粉末が樹脂中で均
一に分散せず放熱効果が低減してしまう。また、150
μm以上になるとシート表面に粒子が露出してしまいシ
ート表面がザラつき、シートの柔軟性や電子部品または
放熱フィン面との密着性が悪くなり、放熱効果が低減し
てしまう。
【0033】本発明の電磁波抑制シートに使用する樹脂
には、特に制限はないが、公知の熱硬化性樹脂、熱可塑
性樹脂から適当に選択することができる。必要であれ
ば、硬化剤、分散剤、カップリング剤等の添加剤を含有
してもよい。
【0034】本発明に使用する扁平状磁性粉末として
は、電磁波抑制シートとしての使用目的により異なるた
め特定はできないが、一般的には高い抑制効果を得るた
めには、高い透磁率を有する材料であることが好まし
く、形状的にもアスペクト比(平均粒径を平均厚さで除
した値)が高いものが望ましい。粉末の粒径、シートの
厚さ、粉末の充填率等も、目的の周波数に合わして適当
に選択する。
【0035】また、使用する軟磁性の扁平状金属粉末に
ついては、軟磁性の扁平状金属粉末の平均厚さは0.0
1〜1μm以下が望ましい。0.01μmより薄くなる
と樹脂中での分散性が悪くなり、外部磁場による配向処
理を施しても粒子が十分に一方方向に揃わない。
【0036】同一組成の材料でも透磁率などの磁気特性
が低下し、磁気シールド特性も低下してしまう。逆に、
平均厚さが1μmを超えると、充填率が低下する。ま
た、アスペクト比も小さくなるので反磁界の影響が大き
くなり、透磁率が低下してしまうためシールド特性が不
充分となる。
【0037】本発明の請求項7による熱プレス方法は、
熱伝導性シートと電磁波抑制シートを50〜150℃の
熱でプレスすることにより貼り合わせた熱伝導性シート
と電磁波抑制シートとの積層シートを得る方法である。
また、熱プレス方法以外に接着剤による熱伝導性シート
と電磁波抑制シートとの積層シートを得る方法もある。
【0038】
【実施例】 本発明の実施例による電磁波遮蔽放熱シー
トおよび電磁波抑制放熱シートについて、以下に説明す
る。
【0039】(実施例1)以下、本発明の実施例1によ
る電磁波遮蔽放熱シートについて詳細に説明する。図1
は、本発明の実施例1による電磁波遮蔽放熱シートの説
明図である。金属蒸着層(図1中のa)について、離型
性を有するPETフィルムの離型処理面に放熱効果と電
磁波遮蔽効果を有するアルミの蒸着処理を行った。
【0040】熱伝導性シート(図1中のb)部について
シリコーン樹脂のジメチルシリコーン(SH200,東
レダウンコーニングシリコーン株式会社製)150重量
部に平均粒子径が18μm、平均粒子厚み1μmの窒化
ホウ素(電気化学工業社製商品名「デンカボロンナイ
ト」)を50重量部とシランカップリング剤としてγ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工
業株式会社製KBM403)2重量部をボールミルを用いて混
合・分散して得られた塗料を0039で得たアルミ蒸着
処理済み離型性PETフィルムのアルミ蒸着面にコンマ
コーターにて厚さ60μmになるように塗布した。
【0041】乾燥後、離型性PETフィルムからアルミ
蒸着処理層と熱伝導性シートが貼り付いた状態で剥離
し、アルミ蒸着層と熱伝導性シートの積層シートを得
た。これにより、表1に示すように、同時に放熱効果と
電磁波遮蔽効果を得ることが可能となる。また、金属蒸
着層の充填率は100重量%で、厚さは200オングス
トロームであった。熱伝導性シートの熱伝導性粉末充填
率は60%で、実施例1の電磁波遮蔽放熱シートの膜厚
は60μmであった。
【0042】
【表1】
【0043】(実施例2)以下、本発明の実施例2によ
る電磁波遮蔽放熱シートについて詳細に説明する。図2
は、本発明の実施例2による電磁波遮蔽放熱シートの説
明図である。金属蒸着層(図2中のa)について、離型
性を有するPETフィルムの離型処理面に放熱効果と電
磁波遮蔽効果を有するアルミの蒸着処理を行った。
【0044】熱伝導性シート(図2中のa)部について
樹脂はエポキシ樹脂(油化シェルエポキシ株式会社製
「EP154」)200重量部に平均粒子径が2.2μ
m、平均粒子厚み1μmのアルミナ粉末(昭和電工社製
「Al-170」)を100重量部と加硫剤として2、4−ジ
クロロパーオキサイド5重量部をハンドミキサーにて混
合・分散して得られた塗料を0039で得たアルミ蒸着
処理済み離型性PETフィルムのアルミ蒸着面にコンマ
コーターにて厚さ50μmになるように塗布した。
【0045】乾燥後、離型性PETフィルムからアルミ
蒸着処理層と熱伝導性シートが貼り付いた状態で剥離
し、アルミ蒸着層と熱伝導性シートの積層シートを得
た。金属蒸着層の充填率は100重量%で、厚さは30
0オングストロームであった。また、熱伝導性シートの
熱伝導性粉末充填率は60%で、電磁波遮蔽放熱シート
の膜厚は50μmであった。
【0046】次に、金属蒸着処理を行っていない離型性
PETフィルムに0044で得た塗料をコンマコーター
にて厚さ50μmになるように塗布した。乾燥後、離型
性PETフィルムから剥離し、熱伝導性シート(図2中
のa)を得た。熱伝導性シートの熱伝導性粉末充填率は
60%で、電磁波遮蔽放熱シートの膜厚は50μmであ
った。
【0047】0044で得た熱伝導性シートの金属蒸着
層面に0045で得た熱伝導シートを80℃の熱プレス
処理により2つのシートが剥がれないように貼り合わせ
ることで、2つの熱伝導性シート間に金属蒸着層を挟ん
だ積層シートを得ることが可能となる。これにより、表
1に示すように、同時に放熱効果と電磁波遮蔽効果を得
ることが可能となる。また、実施例2の電磁波遮蔽放熱
シートの膜厚は100μmであった。
【0048】(実施例3) 以下、本発明の実施例3に
よる電磁波遮蔽放熱シートについて詳細に説明する。図
3は、本発明の実施例3による電磁波遮蔽放熱シートの
説明図である。金属蒸着層(図3中のa)について、離
型性を有するPETフィルムの離型処理面に放熱効果と
電磁波遮蔽効果を有するアルミの蒸着処理を行った。
【0049】熱伝導性シート(図3中のb)部について
樹脂として2液性付加反応型シリコーンゲル(東レ・ダ
ウコーニング株式会社製;CY52−285A/B)1
5重量部に2液性付加反応型液状シリコーンゴム(東レ
・ダウコーニング株式会社製;CY52−287A/
B)を15重量部混合し、エポキシ平均粒子径が50μ
m、平均粒子厚み2μmの窒化ホウ素粉末(AC株式会
社製;BN)を60重量部と加硫剤として2、4−ジク
ロロパーオキサイド5重量部をハンドミキサーにて混合
・分散して得られた塗料を0047で得たアルミ蒸着処
理済み離型性PETフィルムのアルミ蒸着面にドクター
ナイフ法にて厚さ50μmになるように塗布した。
【0050】乾燥後、離型性PETフィルムからアルミ
蒸着処理層と熱伝導性シートが貼り付いた状態で剥離
し、アルミ蒸着層と熱伝導性シートの積層シートを得
た。金属蒸着層の充填率は100重量%で、厚さは25
0オングストロームであった。また、熱伝導性シートの
熱伝導性粉末充填率は60%で、電磁波遮蔽放熱シート
の膜厚は50μmであった。
【0051】熱伝導性シート(図3中のa)部について
樹脂はエポキシ樹脂(油化シェルエポキシ株式会社製
「EP154」)200重量部に平均粒子径が2.2μ
m、平均粒子厚み1μmのアルミナ粉末(昭和電工社製
「Al-170」)を100重量部と加硫剤として2、4−ジ
クロロパーオキサイド5重量部をハンドミキサーにて混
合・分散して得られた塗料を金属蒸着処理を行っていな
い離型性PETフィルムにドクターナイフ法にて厚さ5
0μmになるように塗布した。
【0052】0049で得た熱伝導性シートの金属蒸着
層面に0050で得た熱伝導シートを80℃の熱プレス
処理により2つのシートが剥がれないように貼り合わせ
ることで、2つの熱伝導性シート間に金属蒸着層を挟ん
だ積層シートを得ることが可能となる。これにより、表
1に示すように、同時に放熱効果と電磁波遮蔽効果を得
ることが可能となる。また、実施例3の電磁波遮蔽放熱
シートの膜厚は110μmであった。
【0053】図4は、電磁波遮蔽放熱シートの透過レベ
ルdBの評価方法を示す図である。図4は、透過レベル
dBを測定するための評価系である。各々の場合とも電
磁界波源用発振器および電磁界強度測定器(受信用素
子)には、ループ径2mm以下の電磁界送信用微小ルー
プアンテナ、電磁界受信用微小ループアンテナを用る。
透過レベルの測定には、ネットワークアナライザを使用
した。
【0054】(実施例4)以下、本発明の実施例4によ
る電磁波抑制放熱シートについて詳細に説明する。図5
は、本発明の実施例4の電磁波抑制シートの説明図であ
る。熱伝導性シート(図5中のa)部についてシリコー
ン樹脂のジメチルシリコーン(SH200,東レダウン
コーニングシリコーン株式会社製)150重量部に平均
粒子径が18μm、平均粒子厚み1μmの窒化ホウ素
(電気化学工業社製商品名「デンカボロンナイト」)を
50重量部とシランカップリング剤としてγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会
社製KBM403)2重量部をボールミルを用いて混合・分散
して得られた塗料を離型性有するPETフィルムにコン
マコーターにて厚さ50μmになるように塗布した。
【0055】次に、電磁波抑制シート(図5中のb)部
についてセンダスト粉末をピン型ミルを用いて粉砕し、
扁平金属粉末を得た。センダスト粉末の扁平化は、重量
平均粒径D50が30μmになるまで行った。
【0056】0055で得た扁平金属粉末をポリウレタ
ン樹脂(日本ポリウレタン社製N2304)200重量
部と硬化剤:ポリイソシアネート(日本ポリウレタン社
製コロネートL)10重量部と溶剤:トルエン800重
量部に混合・分散して得られた塗料を離型性有するPE
Tフィルムにコンマコーターにて厚さ100μmになる
ように塗布した。電磁波抑制シートの磁性粉末の充填率
は、80重量%であった。
【0057】0054で得た放熱シートと0056で得
た電磁波抑制シートを80℃の熱プレスにより2つのシ
ートが剥がれないように貼り合わせることで、放熱シー
トと電磁波抑制シートとの積層からなる熱伝導性および
電磁波抑制シートを得た。これにより、表2に示すよう
に、同時に放熱効果と電磁波抑制効果をえることが可能
となる。また、放熱および電磁波抑制シートの膜厚は1
40μmであった。
【0058】
【表2】
【0059】(実施例5) 以下、本発明の実施例5に
よる電磁波抑制放熱シートについて詳細に説明する。図
6は、本発明の実施例5の電磁波抑制シートの説明図で
ある。熱伝導性シート(図6中のa)部について樹脂は
エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ株式会社製「EP15
4」)200重量部に平均粒子径が2.2μm、平均粒
子厚み1μmのアルミナ粉末(昭和電工社製「Al-17
0」)を100重量部と加硫剤として2、4−ジクロロ
パーオキサイド1.5重量部をハンドミキサーにて混合
・分散して得られた塗料を離型性を有するPETフィル
ムにドクターナイフ法にて厚さ50μmになるように塗
布した。
【0060】次に、電磁波抑制シート(図6中のb)部
についてPCパーマロイ粉末をピン型ミルを用いて粉砕
し、扁平金属粉末を得た。PCパーマロイ粉末の扁平化
は、重量平均粒径D50が30μmになるまで行った。
【0061】0059で得た扁平金属粉末をポリウレタ
ン樹脂(東洋紡社製UR8700)200重量部と硬化
剤:ポリイソシアネート(日本ポリウレタン社製コロネ
ートL)10重量部と溶剤:トルエン800重量部に混
合・分散して得られた塗料を離型性有するPETフィル
ムにコンマコーターにて厚さ100μmになるように塗
布した。電磁波抑制シートの磁性粉末の充填率は、80
重量%であった。
【0062】0058で得た放熱シートと0060で得
た電磁波抑制シートを80℃の熱プレスにより2つのシ
ートが剥がれないように貼り合わせることで、放熱シー
トと電磁波抑制シートとの積層からなる熱伝導性および
電磁波抑制シートを得た。これにより、表1に示すよう
に、同時に放熱効果と電磁波抑制効果をえることが可能
となる。また、放熱および電磁波抑制シートの膜厚は1
40μmであった。
【0063】図7(a)および図7(b)は、熱伝導性
および電磁波抑制シートの透過レベルと結合レベルの特
性評価系を示す。図7(a)は、透過レベルdBを測定
するための評価系であり、図7(b)は結合レベルdB
を測定するための評価系である。各々の場合とも、電磁
界波源用発振器および電磁界強度測定器(受信用素子)
には、ループ径2mm以下の電磁界送信用微小ループア
ンテナ、電磁界受信用微小ループアンテナを用いる。透
過レベルもしくは結合レベルの測定には、ネットワーク
アナライザを使用した。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、電子部品に装着するこ
とにより電子部品から発生する電子ノイズや輻射ノイズ
を遮蔽することが可能となり、内部干渉・誤動作対策と
なる電磁波遮蔽放熱シートおよび電磁波抑制放熱シート
を提供することができる。
【0065】 さらに、同時に電子機器等の発熱部材か
ら発生する熱を優れた熱伝導性にて放熱フィンまたは外
部に熱を放熱することが可能となった。また、熱伝導性
シートと金属蒸着処理層を1つの積層シートにすること
により、装着スペースが狭くなり、近年の電子機器の小
型化に対応可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電磁波遮蔽放熱シートの説
明図。
【図2】本発明の実施例2の電磁波遮蔽放熱シートの説
明図。
【図3】 本発明の実施例3の電磁波遮蔽放熱シー
トの説明図。
【図4】電磁波遮蔽放熱シートの透過レベルdBの評価
方法を示す図。
【図5】本発明の実施例4の電磁波抑制シートの説明
図。
【図6】本発明の実施例5の電磁波抑制シートの説明
図。
【図7】放熱および電磁波抑制シートの透過レベルdB
の評価方法を示す図。図7(a)は、透過レベルの評価
方法を示す図、図7(b)は、結合レベルの評価方法を
示す図。
【符号の説明】 1 熱伝導性粉末(実施例1:窒化ホウ素) 2 樹脂(実施例1:シリコーン樹脂) 3 熱伝導性粉末(実施例2:アルミナ粉末) 4 樹脂(実施例2:エポキシ樹脂) 5 熱伝導性粉末(実施例3:窒化ホウ素) 6 樹脂(実施例3:シリコーンゲル樹脂) 7 熱伝導性粉末(実施例3:アルミナ粉末) 8 樹脂(実施例3:エポキシ樹脂) 9 電磁波遮蔽放熱シート 10a 電磁界波源用発振器 11a 電磁界強度測定器(受信用素子) 12a 電磁界送信用微小ループアンテナ 13a 電磁界受信用微小ループアンテナ 11 熱伝導性粉末(実施例1:窒化ホウ素) 21 樹脂(実施例1:シリコーン樹脂) 31 扁平金属粉末(実施例1:センダスト粉末) 41 樹脂(実施例1:ポリウレタン樹脂) 51 熱伝導性粉末(実施例2:アルミナ粉末) 61 樹脂(実施例2:エポキシ樹脂) 71 扁平金属粉末(実施例2:PCパーマロイ粉
末) 81 樹脂(実施例2:ポリウレタン樹脂) 91 熱伝導性および電磁波抑制シート a アルミ蒸着層 b 熱伝導性シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01A AH06B AK01B AK52B AL09B BA02 CA23B CB00 DE01B DE01H EH66A GB41 JD08 JJ01 JJ01B JJ01H JK07B JK13B JK17B YY00A YY00B 4J002 BB001 BD121 CD001 CP031 DE076 DE086 DE146 DF016 DJ006 DJ016 FA046 FA086 FD206 GQ01 5E321 BB23 BB25 BB32 BB53 GG01 GG05 GH03 5E322 AA11 EA11 FA04 FA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性を有しゴム弾性を有する樹脂中に
    熱伝導性粉末を混合、分散させた熱伝導性シートで構成
    され、かつ前記熱伝導性シートの表面に金属蒸着層を積
    層した、熱伝導性および電磁波遮蔽効果の双方を兼ね備
    えたことを特徴とする電磁波遮蔽放熱シート。
  2. 【請求項2】 前記柔軟性を有しゴム弾性を有する樹脂
    中の熱伝導性粉末の長径が1μm以上から150μm以
    下の範囲であることを特徴とする請求項1記載の電磁波
    遮蔽放熱シート。
  3. 【請求項3】 前記柔軟性を有しゴム弾性を有する樹脂
    中の熱伝導性粉末の充填率が2%以上から70%以下の
    範囲とする(を含有する)熱伝導性シートで構成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁波
    遮蔽放熱シート。
  4. 【請求項4】 前記金属蒸着層の膜厚が100オングス
    トローム以上から1000オングストローム以下の範囲
    であることを特徴とする請求項1記載の電磁波遮蔽放熱
    シート。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載した熱伝導性シートと金
    属蒸着層の積層シートの金属蒸着面にもう1つの熱伝導
    性シートを熱プレス処理または接着剤にて貼り合せ、2
    つの熱伝導性シートの間に金属蒸着層を挟んだ積層シー
    トを形成したことを特徴とする電磁波遮蔽放熱シート。
  6. 【請求項6】 請求項5による熱伝導性シート層を異な
    る熱伝導性粉末を使用することで異なる2種類の熱伝導
    性シートで金属蒸着層を挟んだ積層シートを形成したこ
    とを特徴とする電磁波遮蔽放熱シート。
  7. 【請求項7】 柔軟性を有しゴムを有する樹脂中に熱伝
    導性粉末を混合、分散させた熱伝導性シートで構成さ
    れ、かつ前記熱伝導性シートの片面に接着作用を有する
    樹脂材料および溶剤中に扁平状金属粉末を混合、分散し
    た磁気シートを積層した、熱伝導性を有し、かつ電磁波
    を吸収することを特徴とする電磁波抑制放熱シート。
  8. 【請求項8】 前記柔軟性を有しゴム弾性を有する樹脂
    中の熱伝導性粉末の長径が1μm以上から150μm以
    下であることを特徴とする請求項7記載の電磁波抑制放
    熱シート。
  9. 【請求項9】 前記柔軟性を有しゴム弾性を有する樹脂
    中の熱伝導性粉末充填率が2%以上から50%以下の範
    囲とする(含有する)熱伝導性シートで構成されている
    ことを特徴とする請求項7記載の電磁波抑制放熱シー
    ト。
  10. 【請求項10】 前記電磁波抑制放熱シートにおいて、
    樹脂材料および溶剤中の扁平金属粉末の平均厚さが0.
    01μm以上から1μm以下の範囲であることを特徴と
    する請求項7ないし9のいずれかに記載の電磁波抑制放
    熱シート。
  11. 【請求項11】 前記磁気シートは、樹脂材料および溶
    剤中の扁平金属粉末の充填率が70%以上含有して構成
    されていることを特徴とする請求項7記載の電磁波抑制
    放熱シート。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載した熱伝導性シートと
    電磁波抑制シートを熱プレス処理または接着剤にて貼り
    合わせたことを特徴とする電磁波抑制放熱シート。
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