JP2003197761A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003197761A
JP2003197761A JP2001400999A JP2001400999A JP2003197761A JP 2003197761 A JP2003197761 A JP 2003197761A JP 2001400999 A JP2001400999 A JP 2001400999A JP 2001400999 A JP2001400999 A JP 2001400999A JP 2003197761 A JP2003197761 A JP 2003197761A
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well
drain
impurity concentration
semiconductor device
transistor
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Tsutomu Kawaguchi
勉 川口
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板バイアス効果による電流供給能力の低下
を補償するとともに、電荷転送能力の低下を抑制するこ
とのできる半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板1の一主面部に、チャージポ
ンプ回路を構成する要素としてゲートをドレインに接続
することによりダイオード素子として機能し、かつ、直
列に接続された複数のMOSトランジスタTr0〜Tr4を
それぞれ同じ導電形式のウエル内に形成するに当たり、
最終段を含む終段部の前記MOSトランジスタTr3、T
r4が形成されるウエル2Bの不純物濃度を、これよりも
前段部のMOSトランジスタTr0〜Tr2が形成されるウ
エル1Aの不純物濃度よりも低くしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモ
リ、EEPROMなど、チャージポンプ回路を備える半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のチャージポンプ回路は、図2に
示すように、ゲートをドレインに接続することによりダ
イオードとして機能する、いわゆる、ダイオード接続さ
れたNMOSトランジスタTr0、Tr1、Tr2、Tr3、T
r4(実際にはより多くのトランジスタが直列接続される
が、説明及び図面の簡単化のためにここでは4個として
示してある)が、それぞれのドレインを入力端、ソース
を出力端として直列に接続され、これらのトランジスタ
Tr0、Tr1、Tr2、Tr3の各ソース、すなわち、出力端
にそれぞれキャパシタC1、C2、C3、C4の各一端が接
続されており、このうち、トランジスタTr0のドレイン
に入力電圧Vddを印加するとともに、キャパシタC1、
C2、C3、C4の各他端に、互いに反転位相関係にある
クロック信号φ、/φ(/φはφの反転信号を示す。図
ではφの上にオーバーラインを付して示す。)を交互に
印加することによって、トランジスタTr4の出力端から
昇圧された出力電圧Voutを得る構成になっている。
【0003】このチャージポンプ回路はクロックの半周
期毎に、電荷の転送と充電を繰り返しながら1段毎に昇
圧していき、最終的にメモリのデータ書き込みや消去に
必要な高電圧を出力する。より具体的には、入力電圧V
ddにより、初段のトランジスタTr0を介して、コンデン
サC1が充電され、クロック信号φで昇圧された電荷が
トランジスタTr1を介して次段のキャパシタC2に充電
される。キャパシタC2の他端のクロック信号が/φか
らφに変化したときに再び昇圧が行われ、以下、同様な
動作が繰り返されて終段のキャパシタC4に所定の出力
電圧Voutを発生させる。
【0004】この昇圧動作を数式を用いて説明すること
とする。いま、クロック信号φ、/φの振幅をVclk、
トランジスタTr0〜Tr4の各しきい値電圧をVt0〜Vt
4、入力電圧をVddとし、トランジスタTr0のドレイン
を入力電源の接続点M0とし、Tr1、Tr2、Tr3、Tr4
の各接続点、すなわち、キャパシタC1、C2、C3、C4
の接続点をM1、M2、M3、M4とすると、クロックφが
L(Low)レベルのとき、接続点M1の電位VM1は、 VM1=Vdd−Vt0 …(1) となる。
【0005】次に、クロックφがH(High)に切り替わ
ると、接続点M1の電位VM1は、 VM1=(Vdd−Vt0)+Vclk(C1/(C1+C1s)) …(2) に上昇する。同様に、クロックレベルの切り替わりによ
り接続点M2 の最大電位VM2は、 VM2=(Vdd−Vt0)+Vclk(C1/(C1+C1s))−Vt1…(3) となり、1段当たりの昇圧分ΔVは、 ΔV=Vclk(C1/(C1+C1s))−Vt1 …(4) となる。
【0006】したがって、最終的な出力電圧Voutは、 Vout=(Vdd−Vt0)+(N×Vclk(C1 /(C1 +Cns))) −Vt0−Vt1−…−Vtn …(5) となる。ただし、Cns(n=1、2、…n)はそれぞれ接続
点M1、M2、M3、…、Mnの寄生容量値、Nは段数であ
る。
【0007】図3は上述したチャージポンプ回路を備え
る従来の半導体装置のうち、特に、MOSトランジスタ
Tr0〜Tr4に関連する部分を詳細に示した断面図であ
る。同図において、半導体基板1の主面部にウエル2が
形成されている。このウエル2の表面部にMOSトラン
ジスタTr0のドレインを構成するドレイン領域30、トラ
ンジスタTr0のソースを構成するとともに、トランジス
タTr1のドレインを構成するソース(ドレイン)領域3
1、…、トランジスタTr3のソースを構成するととも
に、トランジスタTr4のドレインを構成するソース(ド
レイン)領域34及びトランジスタTr4のソースを構成す
るソース領域35が形成されている。
【0008】ドレイン領域30、ソース(ドレイン)領域
31〜34及びソース領域35は略等しい間隔で形成され、さ
らに、これらを含めたウエル2の表面全体にゲート絶縁
膜4が形成されている。また、ゲート絶縁膜4上におけ
るドレイン領域30、ソース(ドレイン)領域31〜34及び
ソース領域35の各中間部にゲート電極50〜54が形成さ
れ、ドレイン領域30とゲート電極50とを接続することに
よってダイオード接続されたMOSトランジスタTr0が
構成され、ソース(ドレイン)領域31とゲート電極51と
を接続することによってダイオード接続されたMOSト
ランジスタTr1が構成され、以下同様に接続してMOS
トランジスタTr2〜Tr4が構成されている。
【0009】また、ドレイン領域30を接続点M0 として
入力電圧Vddの入力端子が接続され、ソース(ドレイ
ン)領域31を接続点M1としてキャパシタC1の一端が接
続され、以下、同様にソース(ドレイン)領域32、33、
34をそれぞれ接続点M2、M3、M4としてキャパシタC
2、C3、C4の一端が接続され、ソース領域35に出力電
圧Voutの出力端子が接続されている。そして、キャパ
シタC1〜C4の各他端に前述したクロック信号φ、/φ
が交互に印加される。このようにして、図2に示したチ
ャージポンプ回路が半導体基板1の主面部に形成され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の数式を用いて表
した出力電圧Vout から明らかなように、各トランジス
タTr0〜Tr4のしきい値電圧Vt0〜Vt4が高いと昇圧能
力は低下するため、最終的な出力電圧Vout も低下して
しまう。トランジスタTr0〜Tr4のしきい値電圧Vt0〜
Vt4はトランジスタの構造のみに依存するのではなく、
ソース電位から見た基板バイアスにも依存する。このこ
とを、例えば、NMOSトランジスタを例にとり説明す
る。NMOSトランジスタにおいて、ソース電位よりも
基板電位が低い場合、換言すれば、基板電位よりもソー
ス電位が高い場合、電位差の絶対値が増大するに従っ
て、しきい値電圧は増大する。チャージポンプ回路にあ
っては、最終段に近いトランジスタほど、そのソースに
は高電圧が印加される。図3の例ではVM1<VM2<VM3
<VM4の関係になる。
【0011】ところで、図3に示した従来の半導体装置
にあっては、最終段に近いトランジスタほどしきい値電
圧が上昇して、基板バイアス効果が強く作用し、それに
伴って電流供給能力も低下するため、電荷が著しく転送
しにくくなるという問題があった。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、基板バイアス効果による電流供給能力
の低下を補償するとともに、電荷転送能力の低下を抑制
することのできる半導体装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】基板バイアス効果は、基
板バイアスの大きさに比例するが、基板の不純物濃度も
しくはウエルの不純物濃度にも関係し、この不純物濃度
が低くなるほど基板バイアス効果も小さくなる。一方、
図2及び図3に示したように、単一の導電形式のウエル
2内にドレイン領域30、ソース(ドレイン)領域31〜34
及びソース領域35を形成して複数のMOSトランジスタ
を構成し、これらのトランジスタをダイオード素子とし
て直列に接続して順次昇圧動作をさせた場合、最終段を
含む終段部のMOSトランジスタの基板バイアス効果が
電流供給能力を低下させる要因の大部分を占めると考え
られる。
【0014】そこで、本発明は、最終段を含む終段部の
MOSトランジスタが形成されるウエルの不純物濃度
を、これよりも前段部のMOSトランジスタが形成され
るウエルの不純物濃度よりも低くしている。これによっ
て、基板バイアス効果に起因する電流供給能力及び電荷
転送能力の低下を効果的に補償することができる。
【0015】また、直列接続された最終段のMOSトラ
ンジスタの基板バイアスは最も大きく、基板バイアス効
果が最も強く作用するので、もう一つの発明は、最終段
のMOSトランジスタが形成されるウエルの不純物濃度
を、他のMOSトランジスタが形成されるいずれのウエ
ルよりも低くして、基板バイアス効果を抑えている。
【0016】一方、直列接続されるMOSトランジスタ
のうち、基板バイアスが高くなるほどウエルの不純物濃
度を低くしたり、あるいは、直列接続された一部にこの
構成を採用したりしても、上述したものに準じた効果が
得られる。そこで、もう一つ他の発明は、隣接する前記
MOSトランジスタのうち、後段のMOSトランジスタ
が形成されるウエルの不純物濃度を、前段のMOSトラ
ンジスタが形成されるウエルの不純物濃度よりも低くし
た少なくとも1組のMOSトランジスタを含むように構
成している。
【0017】ところで、ウエルそのものの不純物濃度を
変える代わりに、ソースやドレインが形成される領域の
表面の不純物濃度を変えることによっても、ウエルの濃
度を変えたと略同様な効果が得られる。そこで、他の発
明は、ウエルの不純物濃度に高低差を持たせる代わり
に、ウエル表面の不純物濃度にウエルと同様の高低差を
持たせるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に
係る半導体装置の一実施の形態を示す部分断面図であ
り、図2を用いて説明したチャージポンプ回路を構成す
る要素のうち、特に、MOSトランジスタTr0〜Tr4に
関連する部分を詳細に示した断面図である。図中、従来
装置を示す図3と同一の符号を付したものはそれぞれ同
一の要素を示している。
【0019】この図1において、半導体基板1の主面部
に同じ導電形式であって、不純物濃度が互いに異なる2
つのウエル、すなわち、不純物濃度が相対的に高いウエ
ル2Aと、不純物濃度が相対的に低いウエル2Bとが隣
接して形成されている。このうち、ウエル2Aの表面部
にMOSトランジスタTr0のドレインを構成するドレイ
ン領域30a、MOSトランジスタTr0のソースを構成す
るとともに、MOSトランジスタTr1のドレインを構成
するソース(ドレイン)領域31a、MOSトランジスタ
Tr1のソースを構成するとともに、MOSトランジスタ
Tr2のドレインを構成するソース(ドレイン)領域32
a、MOSトランジスタTr2のソースを構成するととも
に、MOSトランジスタTr3のドレインを構成するソー
ス(ドレイン)領域33a1が等しい間隔で形成されてい
る。一方、ウエル2Bの表面部にMOSトランジスタT
r2のソースを構成するとともに、MOSトランジスタT
r3のドレインを構成するソース(ドレイン)領域33a2、
MOSトランジスタTr3のソースを構成するとともに、
MOSトランジスタTr4のドレインを構成するソース
(ドレイン)領域34a、MOSトランジスタTr4のソー
スを構成するソース領域35aが等しい間隔で形成されて
いる。
【0020】そして、これら2つのウエル2A、2Bの
表面全体にゲート絶縁膜4が形成されている。また、ド
レイン領域30a、ソース(ドレイン)領域31a、32a、33a
1の各中間部に対応するゲート絶縁膜4上にゲート電極5
0、51、52が形成され、同じく、ソース(ドレイン)領
域33a2、34a、ソース領域35aの各中間部に対応するゲー
ト絶縁膜4上にゲート電極53、54が形成されている。ま
た、ウエル2Aに存在するドレイン領域30aとゲート電
極50とを接続することによってダイオード接続されたM
OSトランジスタTr0が構成され、ソース(ドレイン)
領域31aとゲート電極51とを接続することによってダイ
オード接続されたMOSトランジスタTr1が構成され、
以下同様な接続によりMOSトランジスタTr2が構成さ
れている。さらに、異なるウエル2A、2Bに存在する
ソース(ドレイン)領域33a1とソース(ドレイン)領域
33a2とが相互に接続されるとともに、ゲート電極53に接
続されてダイオード接続されたMOSトランジスタTr3
が構成され、ウエル2Bに存在するソース(ドレイン)
領域34aとゲート電極54とが接続されてダイオード接続
されたMOSトランジスタTr4が構成される。
【0021】また、ドレイン領域30aを接続点M0 とし
て入力電圧Vddの入力端子が接続され、ソース(ドレイ
ン)31aを接続点M1としてキャパシタC1の一端が接続
され、以下、同様にソース(ドレイン)領域32a、33a1
(33a2)、34aをそれぞれ接続点M2、M3、M4としてキ
ャパシタC2、C3、C4の一端が接続され、ソース領域3
5aに出力電圧Voutの出力端子が接続されている。そし
て、キャパシタC1〜C4の各他端に前述したクロック信
号φ、/φが交互に印加される。これによって、図2に
示したチャージポンプ回路が半導体基板1の主面部に形
成される。
【0022】以下、従来装置と構成を異にする部分を中
心にしてその動作を説明する。図1に示したMOSトラ
ンジスタTr0〜Tr4のソース電圧は、最終段に近くなる
ほど次第に高くなり、接続点の電位はVM1<VM2<VM3
<VM4の関係になる。このため、基板バイアス効果によ
るしきい値電圧の上昇によって、最終段に向かうほど昇
圧能力は低下し、トランジスタのソース電圧とドレイン
電圧との差は小さくなる。
【0023】この実施の形態はこのことを考慮して直列
接続される前段部のトランジスタTr0〜Tr2を不純物濃
度の高いウエル2A内に形成し、最終段を含む2つのM
OSトランジスタTr3及びTr4を不純物濃度の低いウエ
ル2B内に形成することによって、最終段を含む電圧の
高い部位の基板バイアス効果を低減させている。この結
果、基板バイアス効果に伴う電流供給能力の低下分の大
部分を補償し、電荷転送能力の低下を大きく抑制するこ
とができる。
【0024】なお、上記の実施の形態は、基板バイアス
が大きくなる最終段に近いMOSトランジスタのウエル
を、初段に近いMOSトランジスタのウエルと分離した
が、最終段のMOSトランジスタのみを他のMOSトラ
ンジスタと互いに分離された不純物濃度の低いウエルに
形成したり、あるいは、隣接するMOSトランジスタの
うち、後段のMOSトランジスタが形成されるウエルの
不純物濃度を、前段のMOSトランジスタが形成される
ウエルの不純物濃度よりも順次低くしたり、さらに、こ
のようなMOSトランジスタを少なくとも1組含むよう
に構成しても上記実施の形態に準じて電流供給能力の低
下を補償し、電荷転送能力の低下を抑制することができ
る。
【0025】また、上記の実施の形態では、ウエル全体
の濃度について説明したが、直列接続される最終段のM
OSトランジスタほどウエルの表面部の不純物濃度を低
くしても、電流供給能力の低下を補償し、電荷転送能力
の低下を抑制することができる。
【0026】また、上記実施の形態では、NMOSトラ
ンジスタをダイオード接続して出力電圧Voutとして正
の高電圧を発生するチャージポンプ回路を備える半導体
装置について説明したが、本発明はこれに適用を限定さ
れるものではなく、例えば、PMOSトランジスタをダ
イオード接続して負の高電圧を発生するチャージポンプ
回路を備える半導体装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の一実施の形態を示す
部分断面図である。
【図2】本発明を適用する半導体装置が備えるチャージ
ポンプ回路の概略構成図である。
【図3】図2に示すチャージポンプ回路を備える従来の
半導体装置の構成を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ウエル 30a ドレイン領域 31a、32a、33a1、33a2、34a ソース
(ドレイン)領域 35a ソース領域 4 ゲート絶縁膜 50〜54 ゲート電極 Tr0〜Tr4 MOSトランジスタ C1〜C4 キャパシタ M0 〜M4 接続点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一主面部に、チャージポン
    プ回路を構成する要素としてゲートをドレインに接続す
    ることによりダイオード素子として機能し、かつ、直列
    に接続された複数のMOSトランジスタがそれぞれ同じ
    導電形式のウエル内に形成される半導体装置において、 最終段を含む終段部の前記MOSトランジスタが形成さ
    れるウエルの不純物濃度を、これよりも前段部の前記M
    OSトランジスタが形成されるウエルの不純物濃度より
    も低くしたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板の一主面部に、チャージポン
    プ回路を構成する要素としてゲートをドレインに接続す
    ることによりダイオード素子として機能し、かつ、直列
    に接続された複数のMOSトランジスタがそれぞれ同じ
    導電形式のウエル内に形成される半導体装置において、 最終段の前記MOSトランジスタが形成されるウエルの
    不純物濃度を、他の前記MOSトランジスタが形成され
    るいずれのウエルの不純物濃度よりも低くしたことを特
    徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板の一主面部に、チャージポン
    プ回路を構成する要素としてゲートをドレインに接続す
    ることによりダイオード素子として機能し、かつ、直列
    に接続された複数のMOSトランジスタがそれぞれ同じ
    導電形式のウエル内に形成される半導体装置において、 隣接する前記MOSトランジスタのうち、後段の前記M
    OSトランジスタが形成されるウエルの不純物濃度を、
    前段の前記MOSトランジスタが形成されるウエルの不
    純物濃度よりも低くした少なくとも1組の前記MOSト
    ランジスタを含むことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記ウエルの不純物濃度に高低差を持た
    せる代わりに、前記ウエル表面の不純物濃度に前記ウエ
    ルと同様の高低差を持たせたことを特徴とする請求項1
    から3のいずれか1つに記載の半導体装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100862692B1 (ko) 2004-10-22 2008-10-10 가부시키가이샤 덴소 반도체 장치
CN103579232A (zh) * 2012-08-10 2014-02-12 上海华虹Nec电子有限公司 一种平面栅型mos管及其制造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100862692B1 (ko) 2004-10-22 2008-10-10 가부시키가이샤 덴소 반도체 장치
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