JP2003196982A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP2003196982A
JP2003196982A JP2001396937A JP2001396937A JP2003196982A JP 2003196982 A JP2003196982 A JP 2003196982A JP 2001396937 A JP2001396937 A JP 2001396937A JP 2001396937 A JP2001396937 A JP 2001396937A JP 2003196982 A JP2003196982 A JP 2003196982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit line
potential
bll
sense amplifier
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001396937A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Nakaoka
義人 中岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001396937A priority Critical patent/JP2003196982A/ja
Priority to US10/175,905 priority patent/US6504776B1/en
Priority to TW091114154A priority patent/TW561494B/zh
Priority to DE10234123A priority patent/DE10234123A1/de
Priority to KR1020020050107A priority patent/KR20030057273A/ko
Priority to CN02130179A priority patent/CN1428784A/zh
Publication of JP2003196982A publication Critical patent/JP2003196982A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4091Sense or sense/refresh amplifiers, or associated sense circuitry, e.g. for coupled bit-line precharging, equalising or isolating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/18Bit line organisation; Bit line lay-out
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4097Bit-line organisation, e.g. bit-line layout, folded bit lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルの電荷保持能力の低下を抑制する
ことができ、誤動作を防止できるセンスアンプを備えた
半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 センスアンプ100は選択ゲートSG1
0およびSG20を介して折返しビット線対BLLおよ
び/BLLと接続される。ビット線/BLLに接続され
たメモリセルMC1のデータを読出するとき、折返しビ
ット線対BLLおよび/BLLはフローティング状態と
なる。このとき、選択ゲートSG20をオフとしてビッ
ト線BLLをセンスノードSN2から切り離す。その
後、ビット線BLLにイコライザ151から電位を供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、さらに詳しくは、折返しビット線配置方式の半導
体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は従来の折返しビット線方式の半
導体記憶装置のメモリセルアレイおよびその周辺回路の
構成を示す概略ブロック図である。
【0003】メモリセルアレイ30は複数のブロックB
K0〜BKnを含む。各ブロックはそれぞれ複数の折返
しビット線対BLおよび/BLと複数のワード線WLと
複数のメモリセルMCとを含む。複数のセンスアンプ1
00の各々は2つのビット線対BLおよび/BLに接続
される。
【0004】図15を参照して、折返しビット線方式の
半導体記憶装置では、各センスアンプ100は2つのビ
ット線対BLおよび/BLと接続される。そのため、半
導体記憶装置内部でのセンスアンプ数を従来と比較して
約半分に削減することができる。
【0005】図15の半導体記憶装置の読出動作につい
て説明する。図15において、ブロックBK1を選択し
た場合、選択されたブロックBK1領域内の複数のビッ
ト線対BLおよび/BLが選択される。ここで、図15
内の領域301に注目すると、領域301内のセンスア
ンプ100はブロックBK1側のビット線対BLLおよ
び/BLLを選択し、ブロックBK2側のビット線対B
LRおよび/BLRを切り離す。他のセンスアンプ10
0もブロックBK1側のビット線対BLおよび/BLを
選択し、ブロックBK2側およびブロックBK0側のビ
ット線対BLおよび/BLを切り離す。
【0006】以上の動作によりブロックBK1内の複数
のビット線対BLおよび/BLが選択された後、ロウデ
コーダ40によりブロックBK1内の図示しない任意の
ワード線WLが選択され、その結果読出動作の対象とな
る図示しない複数のメモリセルMCが選択される。選択
された複数のメモリセルMCのデータは対応するビット
線BLまたは/BLに読み出され、ビット線対BLおよ
び/BLに対応するセンスアンプ100により保持され
る。
【0007】センスアンプ100により保持されたデー
タはコラムアドレスを順次変更することで図示しないデ
ータ入出力線IOおよび/IOに連続出力される。この
ように選択したワード線に対応した複数のメモリセルの
データを連続的に出力する方法はページモードアクセス
と称される。
【0008】図16は図15中の領域301内の構成を
示す回路図である。図16を参照して、センスアンプ1
00は増幅した電位をそのまま再書込みに利用できるフ
リップフロップ型である。センスアンプ100はPチャ
ネルMOSトランジスタQP1〜QP3とNチャネルM
OSトランジスタQN1〜QN3とを含む。
【0009】ビット線対BLLおよび/BLLはそれぞ
れ複数のメモリセルMCを接続する。また、ビット線B
LLとビット線/BLLとの間には、イコライザ15が
接続される。イコライザ15はNチャネルMOSトラン
ジスタQN4〜QN6を含む。イコライザ15はトラン
ジスタQN4〜QN6のゲートに活性化したイコライズ
信号BLEQLを受けたとき動作し、ビット線対BLL
および/BLLの電位をVCC/2にプリチャージす
る。
【0010】センスアンプ100とビット線対BLLお
よび/BLLとは、選択ゲートSG1を介して接続され
る。選択ゲートSG1はNチャネルMOSトランジスタ
QN7およびQN8を含む。トランジスタQN7はビッ
ト線/BLLとセンスアンプSA内のセンスノードSN
1との間に接続される。トランジスタQN8はビット線
BLLとセンスアンプSA内のセンスノードSN2との
間に接続される。トランジスタQN7およびQN8はそ
のゲートに選択信号SELを受ける。
【0011】ビット線対BLRおよび/BLRはそれぞ
れ複数のメモリセルMCを接続する。また、ビット線B
LRとビット線/BLRとの間には、イコライザ16が
接続される。イコライザ16の回路構成はイコライザ1
5と同じである。ただし、イコライザ16内の各トラン
ジスタのゲートにはイコライズ信号BLEQRが入力さ
れる。
【0012】センスアンプ100とビット線対BLRお
よび/BLRとは、選択ゲートSG2を介して接続され
る。選択ゲートSG2はNチャネルMOSトランジスタ
QN9およびQN10を含む。トランジスタQN9はビ
ット線/BLRとセンスアンプSA内のセンスノードS
N1との間に接続される。トランジスタQN10はビッ
ト線BLRとセンスアンプSA内のセンスノードSN2
との間に接続される。トランジスタQN9およびQN1
0はそのゲートに選択信号SERを受ける。
【0013】以上の回路構成を有する半導体記憶装置の
読出動作について説明する。図17は従来の半導体記憶
装置のページモードアクセスでの読出動作について示し
たタイミングチャートである。
【0014】図17では図16におけるビット線対BL
Lおよび/BLLが選択される場合の動作について説明
する。図17を参照して、時刻t0以前においては、イ
コライザ活性化信号BLEQL、BLEQRともにHレ
ベルであるため、ビット線対BLLおよび/BLLとB
LRおよび/BLRとはともにVCC/2にプリチャー
ジされている。
【0015】時刻t0で図15のブロックBK1が選択
されると、領域301のセンスアンプ100に接続され
た2つのビット線対のうち、ビット線対BLLおよび/
BLLが選択される。よって、選択信号SELがHレベ
ルを維持し、選択信号SERはLレベルとなる。よっ
て、選択ゲートSG2内のトランジスタQN9およびQ
N10はオフとなる。その結果、ビット線対BLRおよ
び/BLRは非選択となる。
【0016】続いて、時刻t1でイコライザ15に入力
されるイコライザ活性化信号BLEQLがLレベルとな
る。よってビット線/BLLおよびビット線BLLはと
もにフローティング状態となる。
【0017】続いて時刻t2で図16中のワード線WL
nが選択される。今、図16において、ワード線WLn
とビット線/BLLとに接続されたメモリセルMC1が
Lレベルのデータを記憶しているとする。このとき、時
刻t2でビット線/BLLの電位がVCC/2から若干
低下する。
【0018】続いて時刻t3でセンスアンプ活性化信号
SENがHレベルとなり、センスアンプ活性化信号/S
ENがLレベルとなると、センスアンプ100は動作を
開始する。すなわち、ビット線/BLLの電位を接地電
位GNDに、ビット線BLLの電位を内部電源電位VC
Cにそれぞれ増幅する。
【0019】センスアンプ100はビット線/BLLと
BLLとの電位差を増幅させた後、センスアンプ100
はビット線/BLLおよびBLLの電位を維持する。
【0020】ブロックBK1で複数のセンスアンプ10
0が対応するビット線対BLLおよび/BLLの電位差
を増幅したのち、コラムデコーダ45から出力されるコ
ラムアドレス信号が順次変更される。このとき、変更さ
れたコラムアドレスに対応するメモリセルMCのデータ
信号DQiが連続的に出力される。
【0021】以上のように、ページモードアクセスでは
センスアンプが対応するビット線対の電位差を増幅した
後、増幅した電位差をデータ信号DQiとして出力する
までの間、ビット線対の一方のビット線は内部電源電位
VCCに保持され、他方のビット線は接地電位GNDに
保持される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】現在、半導体記憶装置
はさらなる微細化を要求されている。この微細化によ
り、半導体記憶装置のメモリセルアレイ内の配線とメモ
リセルとの干渉が起こり、メモリセルの電荷保持機能の
低下する問題が発生している。特に、ページモードアク
セスの一種であるバースト出力を特徴としたSDRAM
では、読出動作のときにビット線対の電位差を内部電源
電位VCCと接地電位GNDの差に保持する期間が長く
なる。よって、加工微細化によりビット線とメモリセル
との間にリークパスを内包すると、メモリセルの電荷保
持能力の低下が顕著となる。
【0023】図18は従来の半導体記憶装置内のメモリ
セルの電荷蓄積能力の低下を説明するための模式図であ
る。
【0024】図18を参照して、メモリセルアレイ30
内で読出動作の対象となるメモリセルMC10およびM
C20の蓄積ノードの電荷がともにLレベルとする。ま
た、メモリセルMC1およびMC2はともにHレベルの
データを保持し、メモリセルMC3およびME4はとも
にLレベルのデータを保持しているとする。
【0025】このとき、ワード線WLnが選択される
と、ビット線/BLn+1の電位はLレベルを維持し、
ビット線BLn+1の電位はHレベルを維持する。一
方、ビット線/BLnはLレベルを維持し、ビット線B
LnはHレベルを維持する。
【0026】この結果、Hレベルのデータを保持するメ
モリセルMC1とLレベルに維持されたビット線/BL
nとの間に所定期間中高い電圧ストレスが生じる。よっ
て、メモリセルMC1にリークパスR1が存在すると、
メモリセルアレイMC1で電荷が消失する。メモリセル
MC2もメモリセルMC1の場合と同様に、メモリセル
MC2とビット線/BLnとの間に所定期間中高い電圧
ストレスが生じる。よって、メモリセルMC2にリーク
パスR2が存在すると、メモリセルアレイMC1で電荷
が消失する。
【0027】メモリセルMC4も同様で、メモリセルM
C4とビット線BLnとの間に高い電圧ストレスがかか
るため、リークパスR4があると、メモリセルMC4の
電荷が消失する。
【0028】以上の結果、ページモードアクセスによる
読出動作では、ビット線対で長時間高い電圧ストレスを
掛けることが原因となり、メモリセルの蓄積電荷の消失
が起こる。
【0029】また、近年の半導体記憶装置の低電圧化に
より、読出マージンが低下する傾向にある。
【0030】図19(A)はメモリセルMCにLレベル
のデータが保持されている場合のセンスアンプの動作を
説明するための模式図である。また図19(B)はメモ
リセルMCにHレベルのデータが保持されている場合の
センスアンプ100の動作を説明するための模式図であ
る。
【0031】図19(A)に示すように、メモリセルM
C内のデータがLレベルである場合において、メモリセ
ルMCが接続されている(以下、読出側と称する)ビッ
ト線をビット線/BLaとする。また、メモリセルMC
が接続されていない(以下、リファレンス側と称する)
ビット線をビット線BLaとする。さらにセンスアンプ
SA内のトランジスタQN1のゲートソース間電圧をV
gsaとする。
【0032】また、図19(B)に示すように、メモリ
セルMC内のデータがHレベルである場合において、読
出側のビット線をビット線/BLbとし、リファレンス
側のビット線をビット線BLbとする。さらにセンスア
ンプ100内のトランジスタQN2のゲートソース間電
圧をVgsbとする。
【0033】図20は図19(A)および図19(B)
の場合におけるセンスアンプの動作について示したタイ
ミングチャートである。
【0034】図20を参照して、図19(A)に示すよ
うにメモリセルMCに保存されたデータがLレベルの場
合、読出側のビット線/BLaの電位は接地電位GND
に増幅される。よって、センス動作前のトランジスタQ
N1のゲートソース電位VgsaはVCC/2である。
よって、時刻t10にてセンスアンプSAが動作を開始
した場合、時刻t12でリファレンス側ビット線BLa
の電位は内部電源電位VCCへ、読出側ビット線/BL
aの電位は接地電位GNDへ増幅される。一方、図19
(B)に示すようにメモリセルMCに保存されたデータ
がHレベルの場合、リファレンス側のビット線BLbの
電位が接地電位GNDへ増幅される。よって、センス動
作前のトランジスタQN2のゲートソース電位は読出側
のビット線/BLbの電位であるVCC/2+△Vとな
る。ここで△VはメモリセルMCのHレベルのデータが
読出側のビット線/BLbに読み出されたときに上昇す
る電位である。よって、メモリセルMCに保存されたデ
ータがHレベルの場合のトランジスタQN2のゲートソ
ース電位VgsbはメモリセルMCのデータがLレベル
の場合のトランジスタQN1のゲートソース電位Vgs
aよりも大きくなる。よって、メモリセルMCのデータ
がHレベルの場合のセンスアンプ100のセンス動作に
より流れる電流値の方が、メモリセルMCのデータがL
レベルの場合のセンスアンプ100のセンス動作により
流れる電流値よりも高くなる。その結果、メモリセルM
CのデータがHレベルの場合、時刻t10にてセンスア
ンプ100が動作を開始すると、時刻t12よりも早い
時刻t11で読出側ビット線BLbは内部電源電位VC
Cへ、リファレンス側ビット線/BLbは接地電位GN
Dへ増幅する。
【0035】以上の結果、低電圧化によりLレベルのデ
ータの読出マージンはHレベルのデータの読出マージン
より厳しくなる。さらにLレベルのデータの読出動作は
グランドノイズの影響を受ける。
【0036】図21はグランドノイズの読出動作による
影響を説明するための模式図である。
【0037】図21を参照して、半導体記憶装置のメモ
リセルアレイ内のブロックBK1が選択され、かつワー
ド線WLnが選択された場合、ワード線WLnに接続さ
れた複数のメモリセルMC1〜MC8のうち、メモリセ
ルMC6のみLレベルのデータを保持しており、他のメ
モリセルMCはHレベルのデータを保持しているとす
る。
【0038】このとき、図20に示したように、Hレベ
ルのデータを読み出す場合のセンスアンプ100の動作
はLレベルのデータを読み出す場合のセンスアンプ動作
よりも速い。その結果、図21においては多数のセンス
アンプがHレベルのデータを読出するため、大きな放電
電流が発生し、接地電位GNDを浮かせる。これがグラ
ンドノイズGNDNとなる。
【0039】その結果、メモリセルMC7に保存された
データを読出するセンスアンプ100がまだ動作を開始
していなければ、図19(A)に示したセンスアンプ1
00内のトランジスタQN1のゲートソース電位Vgs
aはさらに小さくなる。さらにはLレベルのデータがH
レベルのデータへと反転する場合が生じる。
【0040】図22は図21に示したメモリセルMC6
のデータの読出動作時にデータが反転する場合のタイミ
ングチャートである。
【0041】図22を参照して、ビット線対BLaおよ
び/BLaのタイミングチャートがメモリセルMC6に
対するセンスアンプ100の動作を示すものである。ま
た、ビット線対BLbおよび/BLbのタイミングチャ
ートがメモリセルMC6以外の他のメモリセルMCに対
するセンスアンプ100の動作を示すものである。メモ
リセルMC6以外の他のメモリセルに対するセンスアン
プ100の読出動作が時刻t15から開始した場合、大
きな充放電電流が発生する。その結果、グランドノイズ
GNDNが発生する。グランドノイズGNDNが発生し
た後にメモリセルMC6に対してセンスアンプ100が
読出動作を開始する場合、グランドノイズGNDNがセ
ンスアンプ100内のトランジスタQN1およびQN2
に等しく影響を及ぼすのであれば問題はない。しかしな
がら、センスアンプ100の動作前では、読出側のビッ
ト線/BLaがリファレンス側のビット線BLaより
も、電位が低くなる。よって、トランジスタQN1のゲ
ートソース電位はトランジスタQN2のゲートソース電
位よりも大きくなる。よって、グランドノイズGNDN
の伝播は読出ビット線/BLaの方がリファレンス側ビ
ット線BLaよりも大きくなる。その結果、メモリセル
MC6に保存されていたデータはLレベルであるのに、
グランドノイズGNDNの影響によりデータの反転が起
こり、センスアンプ100がメモリセルMC6のデータ
をHレベルとしてビット線対BLaおよび/BLaの電
位差を増幅する可能性がある。
【0042】また、グランドノイズの影響によりゲート
ソース電位Vgsが小さくなると、センス動作が著しく
低下し、センスアンプ内部のフィリップフロップが不安
定となる。このときビット線とデータ入出力線とが接続
されると、ビット線の電位がデータ入出力線の電位に引
っ張られる。その結果、データ破壊が起こる可能性もあ
る。
【0043】以上、グランドノイズについて説明した
が、その他にも、メモリセルからの読出時の電荷量の差
や製造時のセンスアンプのばらつきの影響も無視できな
い。読出時にメモリセルから読出されるの電荷量の差や
製造プロセスのばらつきは、差動増幅のスピードにばら
つきを生じる。差動増幅のスピード差はグランドノイズ
または線間のノイズとなり、センスアンプの動作マージ
ンを低下させる。
【0044】図23は図15に示すメモリセルアレイの
一部を示すブロック図である。図23を参照して、各ビ
ット線BLまたは/BL間には配線間容量Cblが存在
する。また、センスアンプ100のセンスノードSN間
においても、配線間容量Csaが存在する。これらの配
線間容量CblおよびCsaはセンスアンプ動作時の増
幅スピードの違いにより生じる線間ノイズを各ビット線
BLまたは/BLと各センスアンプ100とに伝播す
る。その結果、伝播された線間ノイズはセンスアンプ1
00の動作マージンに影響を与える。
【0045】以上の理由より、センスアンプの動作マー
ジンを確保するためにはセンス動作に影響を及ぼすグラ
ンドノイズおよび線間ノイズの低減が必要となる。
【0046】閉じ込めセンス方式のセンスアンプの読出
動作時にビット線間ノイズの低減を目的とした半導体記
憶装置は特開平5−101660号公報で報告されてい
る。しかしながら、閉じ込めセンス方式自体がグランド
ノイズや線間ノイズに敏感であるため、閉じ込めセンス
方式ではセンス動作マージンの低下につながる。
【0047】本発明の目的は、メモリセルの電荷保持能
力の低下を抑制することができ、誤動作を防止できるセ
ンスアンプを備えた半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0048】
【課題を解決するための手段】この発明による半導体記
憶装置は、折返しビット線対を構成する第1および第2
のビット線と、メモリセルと、イコライザと、第1およ
び第2のセンスノードと、センスアンプと、第1のスイ
ッチ手段と、第2のスイッチ手段と、制御手段とを含
む。メモリセルは第2のビット線に接続される。イコラ
イザは第1および第2のビット線に接続され、第1およ
び第2のビット線をプリチャージする。センスアンプは
第1および第2のセンスノードに接続される。第1のス
イッチ手段は第1のビット線と第1のセンスノードとの
間に接続される。第2のスイッチ手段は第2のビット線
と第2のセンスノードとの間に接続される。制御手段は
イコライザと第1および第2のスイッチ手段とを制御す
る。イコライザは、第1の供給手段と第2の供給手段と
を含む。第1の電位供給手段は第1のビット線に所定の
電位を供給する。第2の電位供給手段は第2のビット線
に所定の電位を供給する。制御手段は、イコライザが第
1および第2のビット線をプリチャージした後、センス
アンプが動作を終了するまでの間に、第2のスイッチ手
段をオンにしたまま第1のスイッチ手段をオフにし、第
1のビット線に所定の電位を供給するように第1の電位
供給手段を制御する。
【0049】好ましくは、制御手段は、センスアンプが
動作を開始した後所定の時間経過後から第1のスイッチ
手段および第1の電位供給手段を制御する。
【0050】これにより、折返しビット線対を構成する
2つのビット線間での電圧ストレスが低減される。よっ
て、読出動作時に発生する充放電電流は減少する。その
結果、リークパスにより発生するメモリセルの蓄積電荷
の消失を防止することができる。また、充放電電流の減
少によりグランドノイズは減少する。さらに、読出動作
時にセンスアンプから分離された第1のビット線に所定
の電位を供給することで、第1のビット線はシールド線
として機能する。そのため、線間ノイズの伝播を防止で
きる。
【0051】以上の結果、この発明による半導体記憶装
置は読出動作を正確に行なうことができ、センスアンプ
の誤動作を防止できる。
【0052】好ましくは、制御手段は、センスアンプが
動作する前に第1のスイッチ手段および第1の電位供給
手段を制御する。
【0053】これにより、第1のビット線はセンス動作
が開始する前にセンスアンプから切り離される。よっ
て、より充放電電流の発生を抑制することができる。
【0054】好ましくは、半導体記憶装置は、第1のセ
ンスノードに接続される容量手段を含む。
【0055】これにより、第1のビット線が切り離され
た場合でも、第1のセンスノードは容量を確保すること
ができる。よって、ノイズの影響を抑えることができ
る。
【0056】好ましくは、第1の電位供給手段は第1の
トランジスタを含み、第2の供給手段は第2のトランジ
スタを含む。第1のトランジスタは電位ノードと第1の
ビット線との間に接続される。第2の電位供給手段は、
電位ノードと第2のビット線との間に接続される。制御
手段は、第1のトランジスタのゲートへ第1の制御信号
を出力し、第2のトランジスタのゲートへ第2の制御信
号を出力する。
【0057】これにより、イコライザ内の第1および第
2の電位供給手段を別個に動作させることができる。よ
って、第1のビット線と第2のビット線とに別々の電位
を供給する場合に、新たな電位供給回路を配置する必要
はない。
【0058】第1のスイッチ手段は第3のトランジスタ
を含み、第2のスイッチ手段は第4のトランジスタを含
む。第3のトランジスタは第2の制御信号をそのゲート
に受ける。第4のトランジスタは第1の制御信号をその
ゲートに受ける。
【0059】これにより、メモリセルアレイ内の配線本
数を減少できる。好ましくは、半導体記憶装置はさら
に、シールド線を含む。シールド線は折返しビット線対
と並行に配置され、電位ノードに接続されて所定の電位
を維持する。
【0060】これにより、線間容量に起因するノイズの
伝播を防止することができる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一ま
たは相当の部分には同一符号を付してその説明は繰り返
さない。
【0062】[実施の形態1]図1はこの発明の実施の
形態における半導体記憶装置の全体構成を示す概略ブロ
ック図である。
【0063】図1を参照して、半導体集積回路装置1
は、コラムアドレスストローブ信号/CASやロウアド
レスストローブ信号/RASやライトイネーブル信号/
WEやアウトプットイネーブル信号/OEである制御信
号を受ける制御信号入力端子10と、アドレス信号A1
〜An(n:自然数)を受けるアドレス入力端子12
と、入出力データDQ1〜DQi(i:自然数)を授受
するデータ入力端子14とを含む。
【0064】半導体集積回路装置1はさらに、制御回路
20と、メモリセルアレイ30と、アドレスバッファ3
5と、ロウデコーダ40およびコラムデコーダ45と、
センスアンプ回路50と、入出力回路60と、入力バッ
ファ70と、出力バッファ75とを含む。
【0065】制御回路20は、制御信号入力端子10に
入力された制御信号に応答して半導体集積回路装置1の
全体動作を制御する。
【0066】メモリセルアレイ30は、行列状に配置さ
れた複数のメモリセルを有する。メモリセルの各行ごと
にワード線が配置され、メモリセルの各列ごとにビット
線が配置される。各メモリセルは、ワード線とビット線
との交点のそれぞれに配置される。なお、ビット線は折
返しビット線対を構成する。
【0067】アドレスバッファ35は、外部から入力さ
れたアドレス信号をロウデコーダ40とコラムデコーダ
45とに選択的に供給する。ロウデコーダ40は、アド
レスバッファ35から供給されたロウアドレス信号に応
答して、複数のワード線のうちの少なくとも1つを駆動
させる。コラムデコーダ45は、アドレスバッファ35
から供給されたコラムアドレス信号に応答して、複数の
折返しビット線対のうちの少なくとも1つを駆動させ
る。センスアンプ回路50は、複数のセンスアンプを含
む。2つの折返しビット線対に対して1つのセンスアン
プが設置され、折返しビット線対間に生じる電位差を増
幅する。
【0068】入出力回路60は、コラムデコーダ45が
選択した折返しビット線対の電位レベルを出力バッファ
75に供給する。出力バッファ75は、供給された電位
レベルを増幅して出力データDQ1〜DQiとして外部
に出力する。入力バッファ70は、外部から入力データ
DQ1〜DQiが入力されたとき、入力データDQ1〜
DQiを増幅する。入出力回路60は、増幅された入力
データDQ1〜DQiを受け、コラムデコーダ45によ
り選択されたビット線対に入力データDQ1〜DQiを
供給する。
【0069】図2は図1中のメモリセルアレイおよびセ
ンスアンプの構成の詳細を示すブロック図である。
【0070】図2を参照して、メモリセルアレイ30は
複数のメモリセルアレイブロックBK0〜BKnで構成
される。メモリセルアレイブロックBK0〜BKnはコ
ラムデコーダ45と並行して配列される。各メモリセル
アレイブロックは、複数の折返しビット線対BLおよび
/BLと、複数のワード線WL0〜WLn(nは自然
数)と、複数のメモリセルとを含む。
【0071】図1のセンスアンプ回路50は図2に示す
複数のセンスアンプ帯SA0〜SAn+1で構成され
る。各センスアンプ帯と各メモリセルアレイブロックは
交互に配列される。各センスアンプ帯は複数のセンスア
ンプ100を含む。
【0072】各メモリセルアレイブロックBKn内の折
返しビット線対BLおよび/BLはセンスアンプ帯SA
n内のセンスアンプ100に接続される折返しビット線
対BLRおよび/BLRとセンスアンプSAn+1内の
センスアンプ100に接続される折返しビット線対BL
Lおよび/BLLとを含む。折返しビット線対BLRお
よび/BLRと折返しビット線対BLLおよび/BLL
とはロウデコーダ40に並行して交互に配列される。各
センスアンプ100はビット線対BLRおよび/BLR
と、ビット線対BLLおよび/BLLとを接続する。
【0073】また、ワード線WL0〜WLnはコラムデ
コーダ45に並行して配列される。メモリセルMCは各
ビット線対BLおよび/BLの一方のビット線と各ワー
ド線との交点に配列される。
【0074】図3は図1中のセンスアンプ回路および入
出力回路の構成の詳細を示すブロック図である。
【0075】図3を参照して、入出力回路60は、複数
のコラム選択ゲート61とプリアンプ62とデータラッ
チ回路63とを含む。
【0076】メモリセルアレイ30内の複数のセンスア
ンプ100は対応するコラム選択ゲート61を介してデ
ータ入出力線対IOおよび/IOに接続される。コラム
選択ゲート61は対応するコラム選択線CSLが選択さ
れた場合にセンスアンプ100とデータ入出力線対IO
および/IOとを接続する。
【0077】プリアンプ62はデータ入出力線対IOお
よび/IOに接続される。プリアンプ62はHレベルの
プリアンプ活性化信号PAEを受け、データ入出力線対
IOおよび/IOの電位差を増幅させ、データ信号DQ
iとして出力する。データラッチ回路63はデータラッ
チ信号RDLがLレベルのときにプリアンプ62から出
力されるデータ信号DQiを取込む。またデータラッチ
信号RDLがHレベルのときにデータ信号DQiをラッ
チする。なお、プリアンプ活性化信号PAEおよびデー
タラッチ信号RDLは制御回路20から出力される。出
力バッファ75はデータ線対DBおよび/DBの状態に
対応したデータ信号DQiを出力する。
【0078】図4は図2中の領域90の詳細を示す回路
図である。図4を参照して、センスアンプ100は増幅
した電位をそのまま再書込みに利用できるフリップフロ
ップ型である。センスアンプ100はPチャネルMOS
トランジスタQP1〜QP3とNチャネルMOSトラン
ジスタQN1〜QN3とを含む。トランジスタQP1お
よびQP2はビット線を内部電源電位VCCに増幅する
P型センスアンプSAPを構成する。トランジスタQN
1およびQN2はビット線を接地電位GNDに増幅する
N型センスアンプSANを構成する。トランジスタQP
3はP型センスアンプSAPと内部電源電位VCCノー
ドとを接続する。トランジスタQN3はN型センスアン
プSANと接地電位GNDノートとを接続する。
【0079】ビット線対BLLおよび/BLLはそれぞ
れ複数のメモリセルMCを接続する。各メモリセルMC
はアクセストランジスタTRとキャパシタCとを含む。
アクセストランジスタTRとキャパシタCとは対応のビ
ット線BLLまたは/BLLとセル電位VCPとの間に
直列に接続される。アクセストランジスタTRのゲート
は対応のワード線WLnに接続される。
【0080】ビット線BLLとビット線/BLLとの間
には、イコライザ151が接続される。イコライザ15
1はNチャネルMOSトランジスタQN21〜QN23
とを含む。トランジスタQN21はビット線対/BLL
をVCC/2にプリチャージするためのトランジスタで
あり、VCC/2の電位ノードとビット線/BLLとの
間に接続される。トランジスタQN21のゲートにはプ
リチャージ信号P1が入力される。トランジスタQN2
2はビット線BLLをVCC/2にプリチャージするた
めのトランジスタであり、VCC/2の電位ノードとビ
ット線BLLとの間に接続される。トランジスタQN2
2のゲートにはプリチャージ信号P2が入力される。ト
ランジスタQN23はビット線対BLLおよび/BLL
をイコライズするためのトランジスタであり、ビット線
対BLLとビット線/BLLとの間に接続される。トラ
ンジスタQN23のゲートにはイコライズ信号EQ1が
入力される。プリチャージ信号P1,P2とイコライズ
信号EQ1とは制御回路20から出力される。
【0081】選択ゲート10はセンスノードSN1とビ
ット線対/BLLとの間に接続される。選択ゲート10
はNチャネルMOSトランジスタQN31で構成され、
そのゲートには選択信号SEL1が入力される。また、
選択ゲート20はセンスノードSN2とビット線対BL
Lとの間に接続される。選択ゲート20はNチャネルM
OSトランジスタQN32で構成され、そのゲートには
選択信号SEL2が入力される。選択信号SEL1およ
びSEL2は制御回路20から入力される。センスアン
プ100はセンスノードSN1を介して選択ゲートSG
10に接続され、センスノードSN2を介して選択ゲー
トSG20に接続される。
【0082】ビット線対BLRおよび/BLRも、ビッ
ト線対BLLおよび/BLLと同様に、それぞれ複数の
メモリセルMCを接続する。ビット線BRLとビット線
/BRLとの間には、イコライザ152が接続される。
イコライザ152はNチャネルMOSトランジスタQN
41〜QN43とを含む。トランジスタQN41はビッ
ト線/BLRをVCC/2にプリチャージするためのト
ランジスタであり、VCC/2の電位ノードとビット線
/BLRとの間に接続される。トランジスタQN41の
ゲートにはプリチャージ信号P3が入力される。トラン
ジスタQN42はビット線BLRをVCC/2にプリチ
ャージするためのトランジスタであり、VCC/2の電
位ノードとビット線BLRとの間に接続される。トラン
ジスタQN42のゲートにはプリチャージ信号P4が入
力される。トランジスタQN43はビット線対BLRお
よび/BLRをイコライズするためのトランジスタであ
り、ビット線対BLRとビット線/BLRとの間に接続
される。トランジスタQN43のゲートにはイコライズ
信号EQ2が入力される。プリチャージ信号P3,P4
とイコライズ信号EQ2とは制御回路20から出力され
る。
【0083】選択ゲートSG30はセンスノードSN1
とビット線対/BLRとの間に接続される。選択ゲート
SG30はNチャネルMOSトランジスタQN51で構
成され、そのゲートには選択信号SER1が入力され
る。また、選択ゲートSG40はセンスノードSN2と
ビット線対BLRとの間に接続される。選択ゲートSG
40はNチャネルMOSトランジスタQN52で構成さ
れ、そのゲートには選択信号SER2が入力される。選
択信号SER1およびSER2は制御回路20から入力
される。
【0084】センスノードSN1にはキャパシタC10
が接続される。キャパシタC10の他端は接地電位GN
Dのノードに接続される。一方、センスノードSN2に
はキャパシタC20が接続される。キャパシタC20の
他端は接地電位GNDのノードに接続される。
【0085】以上の回路構成を有する半導体記憶装置の
読出動作について説明する。図5はこの発明の実施の形
態1における半導体記憶装置の動作について示したタイ
ミングチャートである。
【0086】図4中のワード線WLnが選択され、メモ
リセルMC1のデータを読出する場合について説明す
る。
【0087】図5を参照して、時刻t0以前において
は、選択ゲートSG10〜SG40に入力される選択信
号SEL1,SEL2,SER1,SER2はともにH
レベルである。よって、選択ゲートSG10〜SG40
は全てオンされている。その結果、センスノードSN1
とビット線/BLLおよびビット線/BLRとは接続さ
れており、センスノードSN2とビット線BLLおよび
ビット線BLRとは接続されている。このとき、イコラ
イザ151に入力されるプリチャージ信号P1,P2お
よびイコライズ信号EQ1はすべてHレベルであるた
め、ビット線対BLLおよび/BLLはVCC/2にプ
リチャージされている。同様にイコライザ152に入力
されるプリチャージ信号P3,P4およびイコライズ信
号EQ2もすべてHレベルである。よって、ビット線対
BLRおよび/BLRもVCC/2にプリチャージされ
ている。
【0088】時刻t0で選択信号SER1,SER2が
Lレベルとなる。よって選択ゲートSG30およびSG
40はオフとなる。その結果ビット線対BLRおよび/
BLRはセンスアンプ100と非接続となる。これに対
し、ビット線対BLLおよび/BLLはセンスアンプ1
00と接続された状態を維持する。
【0089】時刻t1でイコライザ151に入力される
プリチャージ信号P1,P2とイコライズ信号EQ1と
は全てLレベルとなる。これによりビット線対BLLお
よび/BLLはフローティング状態となる。これに対し
イコライザ152に入力されるプリチャージ信号P3,
P4とイコライズ信号EQ2とは全てHレベルを維持す
る。その結果ビット線対BLRおよび/BLRはVCC
/2の電位を維持する。
【0090】続いて時刻t2でワード線WLnが選択さ
れる。このとき、メモリセルMC1内のアクセストラン
ジスタTRがオンされ、メモリセルMC1が保持してい
たLレベルのデータがビット線/BLLに読出される。
その結果、ビット線/BLLの電位はVCC/2から△
Vだけ下がる。
【0091】続いて時刻t3でセンスアンプ活性化信号
SENおよび/SENが活性化する。その結果センスア
ンプ100はセンス動作を開始し、ビット線/BLLの
電位を接地電位GNDに増幅し、ビット線BLLの電位
を内部電源電位VCCに増幅する。センスアンプ100
ビット線対BLLおよび/BLLの電位を増幅後、その
電位を維持する。
【0092】センスアンプ100がビット線対BLLお
よび/BLLの電位の増幅を終了した後所定期間経過し
た時刻t4で、選択ゲートSG20に入力される選択信
号SEL2をLレベルにする。よって選択ゲートSG2
0はオフされ、ビット線BLLとセンスノードSN2と
は切り離される。その結果、センスアンプ100と切り
離されたビット線BLLの電位は内部電源電位VCCの
フローティングとなる。一方、センスノードSN2は内
部電源電位VCCを維持したままとなる。よって、読出
動作を行なうことは可能である。このとき、センスノー
ドSN2はビット線BLLと切り離されているため、容
量が小さくなり、グランドノイズや線間ノイズといった
ノイズに敏感になる可能性があるが、センスノードSN
2にはキャパシタC20が接続されているため、センス
ノードSN2はノイズに耐えうる容量を保持できる。
【0093】続いて時刻t5でイコライザ151に入力
される複数の信号のうち、プリチャージ信号P2をHレ
ベルとする。その結果トランジスタQN22がオンさ
れ、ビット線BLLにVCC/2の電位が供給される。
その結果、ビット線BLLの電位はVCC/2にプリチ
ャージされる。よって、ビット線BLLはシールド線と
して機能し、配線間容量により線間ノイズが伝播するの
を防止する。
【0094】ビット線BLLがVCC/2の電位を維持
している時刻t6で対応するコラム選択線CSLが選択
される。この結果、対応するコラム選択ゲート61がオ
ンされ、センスノードSN1およびSN2とデータ入出
力線対IOおよび/IOとが接続される。データ入出力
線対IOおよび/IOは内部電源電位VCCにクランプ
されており、センスノードSN1のLレベルの電位がデ
ータ入出力線IOおよび/IOの振幅として読出され
る。
【0095】続いて時刻t7でプリアンプ信号PAEが
活性化し、プリアンプ62がデータ入出力線IOおよび
/IOの振幅差を増幅する。その後データラッチ信号R
DLがLレベルとなり、データラッチ回路63がプリア
ンプ62の出力信号をラッチする。時刻t8でデータラ
ッチ信号RDLがHレベルとなったときに、データラッ
チ回路63はラッチしたデータ信号DQiをデータ線D
Bおよび/DBに出力する。メインアンプ64はデータ
線DBおよび/DBの状態に対応してLレベルのデータ
信号DQiを出力する。
【0096】再びビット線対BLLおよび/BLLに注
目して、ワード線WLnが非選択となる時刻t9以降で
再びビット線対BLLおよび/BLLをVCC/2にイ
コライズする必要があるが、ビット線/BLLとセンス
ノードSN1とが接続された状態とビット線BLLとセ
ンスノードSN2が非接続の状態とでは互いの容量が異
なる。よって、時刻t11にて選択信号SEL2をHレ
ベルとし、選択ゲートSG20をオンにして、ビット線
BLLとセンスノードSN2とが接続された状態とす
る。これによりビット線/BLLとセンスノードSN1
とが接続された状態とビット線BLLとセンスノードS
N2とが接続された状態とでの容量は等しくなる。な
お、プリチャージ信号P2は時刻t10でLレベルとな
る。
【0097】時刻t11でビット線BLLとセンスノー
ドSN2が接続されると、ビット線BLLの電位は再び
内部電源電位VCCとなる。
【0098】その後、時刻t12で選択信号SER1,
SER2がHレベルとなることでビット線対BLRおよ
び/BLRとセンスノードSN1およびSN2とが接続
される。続いて、時刻t13でイコライザ150に入力
されるプリチャージ信号P1,P2およびイコライズ信
号EQ1とがHレベルとなる。よって、時刻13以降は
ビット線対BLLおよび/BLLはVCC/2にプリチ
ャージされる。
【0099】以上の動作により、実施の形態1における
半導体記憶装置は、選択された折り返しビット線対のう
ち、読出対象となるメモリセルが接続されていないレフ
ァレンス側のビット線をセンスノードから切り離し、そ
の電位をVCC/2に維持する。よって、従来の半導体
記憶装置での読出動作と比較して、ビット線間の電圧ス
トレスを緩和できる。また、ビット線と切り離されたセ
ンスノードのキャパシタを接続することにより、容量を
確保することができる。なお、本発明による半導体記憶
装置は、切り離されたビット線の電位をVCC/2に固
定するために新たな電位供給回路の設置を必要とせず、
イコライザで電位を供給することを可能としている。
【0100】図5での動作では、センスアンプ100が
ビット線対BLLおよび/BLLの電位を増幅した後、
ビット線BLLとセンスノードSN2とを切り離した
が、センスアンプ100がセンス動作を開始する前にビ
ット線BLLとセンスノードSN2とを切り離すことも
できる。
【0101】図6はこの発明の実施の形態1における半
導体記憶装置の動作の他の例について示したタイミング
チャートである。
【0102】図6を参照して、時刻t0でビット線対B
LRおよび/BLRとセンスノードSN1およびSN2
とを切り離すときに、選択信号SEL2もLレベルとす
る。その結果、選択ゲートSG20はオフとなり、リフ
ァレンス側のビット線BLLとセンスノードSN2とは
切り離される。
【0103】さらにイコライザ151に入力されるプリ
チャージ信号P2は常時Hレベルとする。その結果、セ
ンスアンプ100が動作する前からビット線BLLはセ
ンスノードSN2から切り離され、かつその電位はVC
C/2に固定される。
【0104】その他の動作は図5と同じであるため、そ
の説明は繰り返さない。以上より、図6の動作を行なう
半導体記憶装置は、センス動作前にビット線BLLをセ
ンスノードSN2から切り離す。よって、図6の動作を
行なう半導体記憶装置は図5の動作を行なう半導体記憶
装置の効果に加えて、充放電電流の発生を抑制できる。
その結果、グランドノイズの発生を抑制できる。また、
センス動作時に切り離されたビット線の電位はVCC/
2に維持される。その結果、切り離されたビット線はシ
ールド線として機能する。
【0105】[実施の形態2]図7はこの発明の実施の
形態2における半導体記憶装置内のセンスアンプおよび
その周辺回路の構成を示す回路図である。
【0106】図7を参照して、図4と比較して、実施の
形態2における半導体記憶装置ではイコライザ151の
代わりにイコライザ153を、イコライザ152の代わ
りにイコライザ154をそれぞれ設置している。
【0107】イコライザ153はイコライザ151と比
較して、イコライズ用のトランジスタQN23を削除し
ている。また、イコライザ154はイコライザ152と
比較して、イコライズ用のトランジスタQN43を削除
している。
【0108】その他の回路構成は実施の形態1と同じで
あるため、その説明は繰り返さない。
【0109】以上の回路構成を有する半導体記憶装置の
読出動作について説明する。なお、実施の形態2におけ
る半導体記憶装置の読出動作において、図7中のワード
線WLnが選択され、メモリセルMC1のデータが読出
される場合について説明する。
【0110】図8はこの発明の実施の形態2における半
導体記憶装置の動作について示したタイミングチャート
である。
【0111】時刻t0〜t5までの動作は図5と同じで
あるためその説明は繰り返さない。時刻t5でプリチャ
ージ信号P2をHレベルにした後、プリチャージ信号P
2はHレベルを維持する。一方、時刻t4でLレベルと
なった選択信号SEL2は図5における時刻t11でH
レベルになるのではなく、時刻t12においてHレベル
となる。
【0112】すなわち、実施の形態2の半導体記憶装置
は、ワード線WLnが非選択となった以降に再びビット
線BLLをセンスノードSN2に接続し、その電位をV
CCに維持する動作は行なわない。
【0113】これにより、実施の形態2における半導体
記憶装置は、選択された折り返しビット線対のうち、読
出対象となるメモリセルが接続されていないレファレン
ス側のビット線をセンスノードから切り離し、その電位
をVCC/2に維持する。よって、従来の半導体記憶装
置での読出動作と比較して、ビット線間の電圧ストレス
を緩和できる。また、ビット線と切り離されたセンスノ
ードのキャパシタを接続することにより、容量を確保す
ることができる。
【0114】図8では、センス動作後に選択信号SEL
2をLレベルとしたが、実施の形態1における図6の動
作と同様に、センス動作前に選択信号SEL2をLレベ
ルとすることもできる。
【0115】図9はこの発明の実施の形態2における半
導体記憶装置の動作の他の例について示したタイミング
チャートである。
【0116】図9を参照して、時刻t0でビット線対B
LRおよび/BLRとセンスノードSN1およびSN2
とを切り離すときに、選択信号SEL2もLレベルとす
る。その結果、選択ゲートSG20はオフとなり、リフ
ァレンス側のビット線BLLとセンスノードSN2とは
切り離される。
【0117】さらにイコライザ151に入力されるプリ
チャージ信号P2は常時Hレベルとする。その結果、セ
ンスアンプ100が動作する前からビット線BLLはセ
ンスノードSN2から切り離され、かつその電位はVC
C/2に固定される。その他の動作は図8と同じである
ためその説明は繰り返さない。
【0118】以上より、図9の動作を行なう半導体記憶
装置は図8の動作を行なう半導体記憶装置の効果に加え
て、充放電電流の発生を抑制できる。その結果、グラン
ドノイズの発生を抑制できる。また、センス動作時に切
り離されたビット線の電位はVCC/2に維持される。
その結果、切り離されたビット線はシールド線として機
能する。
【0119】[実施の形態3]図10はこの発明の実施
の形態3における半導体記憶装置内のセンスアンプとそ
の周辺回路の構成の構成を示す回路図である。
【0120】図10を参照して、図7と比較して、実施
の形態3における半導体記憶装置ではイコライザ153
に代えてイコライザ155が、イコライザ154に代え
てイコライザ156がそれぞれ設置される。
【0121】イコライザ155はイコライザ153と比
較して、トランジスタQN21のゲートに入力される信
号がプリチャージ信号P1の代わりに選択信号SEL2
となっている。また、トランジスタQN22のゲートに
入力される信号がプリチャージ信号P2の代わりに選択
信号SEL1となっている。
【0122】同様にイコライザ156はイコライザ15
4と比較して、トランジスタQN41のゲートに入力さ
れる信号がプリチャージ信号P3の代わりに選択信号S
ER2となっている。また、トランジスタQN42のゲ
ートに入力される信号がプリチャージ信号P4の代わり
に選択信号SER1となっている。
【0123】よって、実施の形態3の半導体記憶装置で
は配線本数を抑制することができる。
【0124】その他の回路構成は図7と同じであるた
め、その説明は繰り返さない。以上の回路構成を有する
半導体記憶装置の読出動作について説明する。
【0125】なお、実施の形態3における半導体記憶装
置の読出動作において、図10中のワード線WLnが選
択され、メモリセルMC1のデータが読出される場合に
ついて説明する。
【0126】図11は実施の形態3における半導体記憶
装置の読出動作について示したタイミングチャートであ
る。
【0127】図8と比較して、時刻t0〜時刻t4まで
の動作は実施の形態2の半導体記憶装置の読出動作と同
じである。ただし、選択信号SER1,SER2がLレ
ベルとなったとき、ビット線/BLRおよびBLRはと
もにVCC/2の電位でフローティングとなる。
【0128】時刻t4で選択信号SEL2がLレベルと
なると、選択ゲートSG20がオフされるとともに、ト
ランジスタQN21がオフされる。よって、ビット線/
BLLはフローティング状態となり、ビット線BLLは
センスノードSN2と切り離されて、かつその電位はV
CC/2に維持される。
【0129】また、時刻t12で選択信号SEL2がオ
ンされると、ビット線BLLはセンスノードSN2と接
続され、さらにトランジスタQN21がオンされて、ビ
ット線/BLLの電位はVCC/2にプリチャージされ
る。
【0130】その他の動作は図8と同じであるため、そ
の説明は繰り返さない。図11では、センス動作後に選
択信号SEL2をLレベルとしたが、実施の形態2にお
ける図9の動作と同様に、センス動作前に選択信号SE
L2をLレベルとすることもできる。
【0131】図12はこの発明の実施の形態3における
半導体記憶装置の動作の他の例について示したタイミン
グチャートである。
【0132】図12を参照して、時刻t0でビット線対
BLRおよび/BLRとセンスノードSN1およびSN
2とを切り離すときに、選択信号SEL2もLレベルと
する。その結果、選択ゲートSG20はオフとなり、リ
ファレンス側のビット線BLLとセンスノードSN2と
は切り離される。
【0133】このとき、同時にトランジスタQN21が
オフとなる。その結果、センスアンプ100が動作する
前からビット線BLLはセンスノードSN2から切り離
され、かつその電位はVCC/2に固定される。その他
の動作は図8と同じであるためその説明は繰り返さな
い。
【0134】[実施の形態4]図13はこの発明の実施
の形態4における半導体記憶装置内のセンスアンプとそ
の周辺回路の構成を示す回路図である。
【0135】図13を参照して、図4と比較して、キャ
パシタC10はセンスノードSN1とVCC/2の電位
ノードとに接続される。また、キャパシタC20はセン
スノードSN2とVCC/2の電位ノードとに接続され
る。その他の構成は実施の形態1における図4の構成と
同じであるため、その説明は繰り返さない。
【0136】以上の構成により、センスノードに負荷す
るキャパシタの対向電極をVCC/2とすることで、セ
ンス動作時のバランスが良くなる。
【0137】なお、実施の形態2および実施の形態3の
半導体記憶装置においてもキャパシタC10およびC2
0を設置電位GNDノードに接続する代わりにVCC/
2の電位ノードに接続することで、同様の効果を得るこ
とができる。
【0138】[実施の形態5]図14は実施の形態5に
おける半導体記憶装置内のセンスアンプとその周辺回路
の構成を示す回路図である。
【0139】図14を参照して、図4と比較して、新た
にシールド線SL1,SL2が設置されている。
【0140】シールド線SL1,SL2はビット線対B
LLおよび/BLLに並行に配列され、その間にセンス
アンプ100を挟むように配列されている。
【0141】シールド線SL1,SL2はそれぞれVC
C/2の電位ノードに接続されている。よって、シール
ド線SL1,SL2の電位はそれぞれVCC/2に維持
されている。
【0142】以上の構成により、センスノードSN1お
よびSN2への線間ノイズの伝播を防止することができ
る。
【0143】その結果、より正確なセンス動作を行なう
ことができる。なお、実施の形態2および実施の形態3
の半導体記憶装置においてもシールド線SL1およびS
L2を実施の形態5と同様に配置することで、同様の効
果を得ることができる。
【0144】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと解釈されるべきで
ある。本発明の範囲は上述した実施の形態ではなく特許
請求の範囲によって定められ、特許請求の範囲と均等の
意味およびその範囲内でのすべての変更が含まれること
を意図するものである。
【0145】
【発明の効果】本発明による半導体記憶装置では、読出
動作時において、リファレンス側のビット線をセンスノ
ードから切り離し、その電位をVCC/2に固定する。
センス動作後にリファレンス側のビット線をセンスノー
ドから切り離した場合、非選択メモリセルとビット線と
の間の電圧ストレスを緩和できる。よって、メモリセル
の電荷保持能力の低下を防止できる。
【0146】センス動作後にリファレンス側のビット線
をセンスノードから切り離した場合、電圧ストレスの緩
和に加え、リファレンス側のビット線はビット線間のノ
イズ伝播を防止するシールド線として機能する。その結
果、センスアンプの誤動作を防止できる。さらに、充放
電電流を低減することから、GNDノイズを低減でき
る。その結果、センスアンプの誤動作を防止できる。
【0147】以上の結果、メモリセルの電荷保持能力の
低下を抑制することができ、誤動作を防止できるセンス
アンプを備えた半導体記憶装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態における半導体記憶装
置の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1中のメモリセルアレイおよびセンスアン
プの構成の詳細を示すブロック図である。
【図3】 図1中のセンスアンプ回路および入出力回路
の構成の詳細を示すブロック図である。
【図4】 図1中の領域90の詳細を示す回路図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1における半導体記憶
装置の動作について示したタイミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1における半導体記憶
装置の動作の他の例について示したタイミングチャート
である。
【図7】 この発明の実施の形態2における半導体記憶
装置内のセンスアンプおよびその周辺回路の構成を示す
回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態2における半導体記憶
装置の動作について示したタイミングチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態2における半導体記憶
装置の動作の他の例について示したタイミングチャート
である。
【図10】 この発明の実施の形態3における半導体記
憶装置内のセンスアンプとその周辺回路の構成の構成を
示す回路図である。
【図11】 実施の形態3における半導体記憶装置の読
出動作について示したタイミングチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態3における半導体記
憶装置の動作の他の例について示したタイミングチャー
トである。
【図13】 この発明の実施の形態4における半導体記
憶装置内のセンスアンプとその周辺回路の構成を示す回
路図である。
【図14】 実施の形態5における半導体記憶装置内の
センスアンプとその周辺回路の構成を示す回路図であ
る。
【図15】 従来の折返しビット線方式の半導体記憶装
置のメモリセルアレイおよびその周辺回路の構成を示す
概略ブロック図である。
【図16】 図15中の領域301内の構成を示す回路
図である。
【図17】 従来の半導体記憶装置のページモードアク
セスでの読出動作について示したタイミングチャートで
ある。
【図18】 従来の半導体記憶装置内のメモリセルの電
荷蓄積能力の低下を説明するための模式図である。
【図19】 センスアンプの動作を説明するための模式
図である。
【図20】 図19の場合におけるセンスアンプの動作
について示したタイミングチャートである。
【図21】 グランドノイズの読出動作による影響を説
明するための模式図である。
【図22】 図21に示したメモリセルのデータの読出
動作時にデータが反転する場合のタイミングチャートで
ある。
【図23】 図15に示すメモリセルアレイの一部を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 半導体集積回路装置、10 制御信号入力端子、1
2 アドレス入力端子、14 データ入力端子、15,
16,151〜156 イコライザ、16 電源入力端
子、20 制御回路、30 メモリセルアレイ、35
アドレスバッファ、40 ロウデコーダ、45 コラム
デコーダ、50 センスアンプ回路、60 入出力回
路、61 コラム選択ゲート、62 プリアンプ、63
データラッチ回路、64 メインアンプ、70 入力
バッファ、75 出力バッファ、80 内部電源電位発
生回路、100 センスアンプ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折返しビット線対を構成する第1および
    第2のビット線と、 前記第2のビット線に接続されたメモリセルと、 前記第1および第2のビット線に接続され、前記第1お
    よび第2のビット線をプリチャージするイコライザと、 第1および第2のセンスノードと、 前記第1および第2のセンスノードに接続されたセンス
    アンプと、 前記第1のビット線と前記第1のセンスノードとの間に
    接続された第1のスイッチ手段と、 前記第2のビット線と前記第2のセンスノードとの間に
    接続された第2のスイッチ手段と、 前記イコライザと前記第1および第2のスイッチ手段と
    を制御する制御手段とを含み、 前記イコライザは、 前記第1のビット線に所定の電位を供給する第1の電位
    供給手段と、 前記第2のビット線に前記所定の電位を供給する第2の
    電位供給手段とを含み、 前記制御手段は、前記イコライザが前記第1および第2
    のビット線をプリチャージした後、前記センスアンプが
    動作を終了するまでの間に、前記第2のスイッチ手段を
    オンにしたまま前記第1のスイッチ手段をオフにし、前
    記第1のビット線に前記所定の電位を供給するように前
    記第1の電位供給手段を制御する、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記センスアンプが動
    作を開始した後所定の時間経過後から前記第1のスイッ
    チ手段および前記第1の電位供給手段を制御する、請求
    項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記センスアンプが動
    作する前に前記第1のスイッチ手段および前記第1の電
    位供給手段を制御する、請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記半導体記憶装置は、前記第1のセン
    スノードに接続される容量手段を含む、請求項1に記載
    の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の電位供給手段は、電位ノード
    と前記第1のビット線との間に接続される第1のトラン
    ジスタを含み、 前記第2の電位供給手段は、前記電位ノードと前記第2
    のビット線との間に接続される第2のトランジスタとを
    含み、 前記制御手段は、前記第1のトランジスタのゲートへ第
    1の制御信号を出力し、前記第2のトランジスタのゲー
    トへ第2の制御信号を出力する、請求項1に記載の半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のスイッチ手段は前記第2の制
    御信号をそのゲートに受ける第3のトランジスタを含
    み、 前記第2のスイッチ手段は前記第1の制御信号をそのゲ
    ートに受ける第4のトランジスタを含む、請求項5に記
    載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体記憶装置はさらに、 前記折返しビット線対と並行に配置され、前記電位ノー
    ドに接続されて所定の電位を維持するシールド線を含
    む、請求項4に記載の半導体記憶装置。
JP2001396937A 2001-12-27 2001-12-27 半導体記憶装置 Withdrawn JP2003196982A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396937A JP2003196982A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 半導体記憶装置
US10/175,905 US6504776B1 (en) 2001-12-27 2002-06-21 Semiconductor memory device having sense amplifier
TW091114154A TW561494B (en) 2001-12-27 2002-06-27 Semiconductor memory device
DE10234123A DE10234123A1 (de) 2001-12-27 2002-07-26 Halbleiterspeichervorrichtung mit Leseverstärker
KR1020020050107A KR20030057273A (ko) 2001-12-27 2002-08-23 센스 앰프를 갖는 반도체 기억 장치
CN02130179A CN1428784A (zh) 2001-12-27 2002-08-23 具有读出放大器的半导体存储器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396937A JP2003196982A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003196982A true JP2003196982A (ja) 2003-07-11

Family

ID=19189138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001396937A Withdrawn JP2003196982A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 半導体記憶装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6504776B1 (ja)
JP (1) JP2003196982A (ja)
KR (1) KR20030057273A (ja)
CN (1) CN1428784A (ja)
DE (1) DE10234123A1 (ja)
TW (1) TW561494B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7773444B2 (en) 2006-02-15 2010-08-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device and data write and read methods thereof

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4646106B2 (ja) * 2004-05-25 2011-03-09 株式会社日立製作所 半導体集積回路装置
KR100602188B1 (ko) * 2004-07-27 2006-07-19 주식회사 하이닉스반도체 비트라인 센스앰프 및 이를 구비하는 반도체 메모리 소자
KR100600056B1 (ko) * 2004-10-30 2006-07-13 주식회사 하이닉스반도체 저 전압용 반도체 메모리 장치
JP2008065971A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Fujitsu Ltd 半導体メモリおよびメモリシステム
EP2081570A2 (en) 2006-10-24 2009-07-29 David W. Krempin Anti-resorptive and bone building dietary supplements and methods of use
JP2010097644A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Nec Electronics Corp 半導体装置及びその動作方法
US7897184B1 (en) 2009-08-13 2011-03-01 Access Business Group International Llc Topical composition with skin lightening effect
JP5603043B2 (ja) * 2009-09-15 2014-10-08 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエル 半導体装置及び半導体装置を含む情報処理システム
US8238183B2 (en) * 2009-09-15 2012-08-07 Elpida Memory, Inc. Semiconductor device and data processing system comprising semiconductor device
JP5291593B2 (ja) * 2009-10-21 2013-09-18 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体記憶装置
CN101714401B (zh) * 2009-11-06 2013-01-02 东南大学 用以增强存储单元阵列容量和密度的亚阈值敏感放大电路
CN104539151B (zh) * 2014-11-12 2017-02-15 上海华虹宏力半导体制造有限公司 Boost电路
CN116994616B (zh) * 2023-08-17 2024-02-27 合芯科技(苏州)有限公司 灵敏放大器、静态随机存储器及灵敏放大器的控制方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0664907B2 (ja) * 1985-06-26 1994-08-22 株式会社日立製作所 ダイナミツク型ram
JPH03194789A (ja) 1989-12-25 1991-08-26 Sony Corp 半導体記憶装置
JPH05101660A (ja) 1991-10-07 1993-04-23 Nec Corp ダイナミツク型半導体記憶装置
JP3194789B2 (ja) 1992-05-12 2001-08-06 株式会社今仙電機製作所 直線駆動装置
KR960000892B1 (ko) * 1992-12-01 1996-01-13 삼성전자주식회사 데이타 전송회로
JPH06302189A (ja) * 1993-02-22 1994-10-28 Toshiba Corp 半導体記憶装置
KR970029816A (ko) * 1995-11-20 1997-06-26 문정환 반도체 메모리 장치의 메모리 구동방법
US6049492A (en) * 1998-06-29 2000-04-11 Siemens Aktiengesellschaft Interleaved sense amplifier with a single-sided precharge device
KR100297727B1 (ko) * 1998-08-13 2001-09-26 윤종용 분리 제어라인의 큰 부하에 의한 스피드 손실을 방지할 수 있는반도체 메모리 장치
JP2000090668A (ja) * 1998-09-07 2000-03-31 Texas Instr Inc <Ti> 半導体メモリ回路
JP3204228B2 (ja) 1998-11-02 2001-09-04 日本電気株式会社 半導体記憶装置およびその駆動方法
JP4531150B2 (ja) * 1998-11-09 2010-08-25 Okiセミコンダクタ株式会社 半導体記憶装置
KR100302618B1 (ko) * 1999-09-02 2001-11-01 김영환 반도체 메모리의 센스앰프회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7773444B2 (en) 2006-02-15 2010-08-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device and data write and read methods thereof

Also Published As

Publication number Publication date
KR20030057273A (ko) 2003-07-04
US6504776B1 (en) 2003-01-07
TW561494B (en) 2003-11-11
DE10234123A1 (de) 2003-07-17
CN1428784A (zh) 2003-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5724291A (en) Semiconductor memory device with reduced chip area
KR101622922B1 (ko) 개선된 로컬 입출력라인 프리차아지 스킴을 갖는 반도체 메모리 장치
US7619935B2 (en) Memory device with separate read and write gate voltage controls
JP4012432B2 (ja) センス増幅器回路
JP5032004B2 (ja) 半導体装置、半導体メモリ及びその読み出し方法
KR100295041B1 (ko) 프리차지제어회로를구비하는반도체장치및프리차지방법
JP2003242793A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ読み出し方法
JPH029081A (ja) 半導体記憶装置
US20080106945A1 (en) Self-reference sense amplifier circuit and sensing method
JP2001195885A (ja) データ伝送回路
JP2003196982A (ja) 半導体記憶装置
US6320806B1 (en) Input/output line precharge circuit and semiconductor memory device adopting the same
JPH08147965A (ja) 半導体記憶装置
JPH06103768A (ja) 半導体記憶装置
TWI654616B (zh) 輸入緩衝電路
US6944066B1 (en) Low voltage data path and current sense amplifier
EP1143453A2 (en) Semiconductor memory device
US8687447B2 (en) Semiconductor memory apparatus and test method using the same
US10541008B2 (en) Apparatuses and methods for reducing row address to column address delay for a voltage threshold compensation sense amplifier
US6385103B1 (en) Semiconductor memory device having a circuit for testing memories
KR20020066947A (ko) 미러화 기능을 갖는 반도체 기억 장치
US7813191B2 (en) Semiconductor memory device overdriving for predetermined period and bitline sense amplifying method of the same
US20040030972A1 (en) Semiconductor memory device having time reduced in testing of memory cell data reading or writing, or testing of sense amplifier performance
KR102307368B1 (ko) 입력 버퍼 회로
US6781894B2 (en) Semiconductor memory device achieving fast random access

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301