JP2003196968A - オーディオ再生装置、及びプログラム - Google Patents

オーディオ再生装置、及びプログラム

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JP2003196968A
JP2003196968A JP2001394209A JP2001394209A JP2003196968A JP 2003196968 A JP2003196968 A JP 2003196968A JP 2001394209 A JP2001394209 A JP 2001394209A JP 2001394209 A JP2001394209 A JP 2001394209A JP 2003196968 A JP2003196968 A JP 2003196968A
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eject
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function
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JP2001394209A
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Shinichi Takeuchi
愼一 竹内
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、オーディオ再生装置におい
て、EJECTキーが故障したときにも、内部の記録媒
体を取り出せるようにすることである。 【解決手段】 マイコン1内のCPU1aは、EJEC
Tキー4aの状態を常に監視し、EJECT要求、EJ
ECT動作、LOAD要求、LOAD動作の全てが解除
されている時に、EJECTキー4aが押下されている
ことを検出すると、タイマに所定の時間を設定してカウ
ントを開始させ、タイマによるカウントが終了した時点
で、EJECTキー4aが押下され続けていることを検
出すると、内部カウンタに設定されているEJECT有
効回数をデクリメントする。そして、マイコン1は、E
JECTキー4aに対応するタイマに、再度、所定の時
間を設定し、MDブロック2に対してEJECT要求を
出力し、MDブロック2によりEJECT動作を開始さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体の挿入及
び排出をモータによって行うスロットイン方式のオーデ
ィオ再生装置、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載用等のオーディオ再生装
置において、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)
等の記録媒体の取り込みには、記録媒体の先端が各記録
媒体に対応する挿入口に差し込まれると自動的に内部に
挿入するスロットイン方式が採用されている。この方式
では、オーディオ再生装置に内蔵されたマイコンによっ
てモータが駆動されることにより、挿入口に差し込まれ
た記録媒体を再生位置まで取り込む。そして、取り込ん
だ記録媒体を再生位置に固定して、記録媒体に記録され
た音楽データを再生する。なお、このとき、オーディオ
装置内に取り込まれた記録媒体は、外部から直接確認す
ること及び接触することはできない状態にある。
【0003】したがって、オーディオ再生装置内に取り
込まれた記録媒体を排出する場合は、外部からの指示が
必要となる。このため、オーディオ再生装置には、通
常、EJECTキーが設けられている。このEJECT
キーの押下に応じて、マイコンは、モータの極性を切り
換え、モータの駆動方向を変更することにより、取り込
んだ記録媒体を再生位置から排出位置へと移動させる。
このときの排出位置は、記録媒体をユーザが視認できる
とともに、ユーザによる引き抜き動作が可能な位置とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、車載用等のオーディオ再生装置では、スロット
イン方式により、記録媒体の先端が各記録媒体に対応す
る挿入口に差し込まれると、その記録媒体を自動的に内
部に取り込んでいたため、EJECTキーが故障してい
ても、オーディオ再生装置内に記録媒体を取り込んでし
まうという問題があった。これにより、内部に取りこま
れた記録媒体の排出ができず、オーディオ再生装置を修
理に出す際に、内部に記録媒体が取り込まれたままにな
るという問題があった。
【0005】それゆえ、例えば、この記録媒体がレンタ
ルされたものである場合には、延滞料金が発生する可能
性があった。また、この記録媒体に記録された音楽デー
タをユーザが聴きたい時に自由に聴くことができないと
いう問題があった。更に、この記録媒体が長時間、オー
ディオ再生装置内に取り残されるため、記録媒体に影響
が生じる可能性があった。このように、オーディオ再生
装置(EJECTキー)に故障が発生した上、内部に取
り込まれた記録媒体が排出できないことは、ユーザの不
満の要因となっていた。
【0006】つまり、上述のように、従来のオーディオ
再生装置は、EJECTキーが故障した場合に反応がな
かったので、ユーザインターフェース的に満足されてい
るとは言い難かった。このため、EJECTキーの故障
によらず、内部の記録媒体を取り出せるようにすること
が望まれていた。
【0007】本発明の課題は、オーディオ再生装置にお
いて、EJECTキーが故障したときにも、内部の記録
媒体を取り出せるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、音楽データが
記録された記録媒体のローディング手段及び排出手段を
備えるオーディオ再生装置において、前記排出手段によ
る前記記録媒体の排出を指示する排出指示手段と、前記
排出指示手段による排出指示の継続時間を計時する計時
手段と、前記排出指示手段から前記記録媒体の排出が指
示されていれば、前記計時手段により計時を開始させる
計時制御手段と、を備え、前記排出手段は、前記計時手
段により所定の時間が計時された時に、前記排出指示手
段による排出指示が継続されていれば、前記記録媒体の
排出動作を行うことを特徴としている。
【0009】本発明は、前記計時手段により所定の時間
が計時された回数をカウントするカウント手段を更に備
え、前記排出手段は、前記カウント手段により所定回数
がカウントされるまで、前記記録媒体の排出動作を行う
ことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明を適用
したオーディオ再生装置について詳細に説明する。
【0011】まず、構成を説明する。図1は、車載用と
して利用されるスロットイン方式のオーディオ再生装置
100の内部構成を示すブロック図である。この図1に
おいて、オーディオ再生装置100は、マイコン1、M
Dブロック2、CDブロック3、操作部4、及び表示部
5を備えている。
【0012】マイコン1は、当該オーディオ再生装置1
00の各構成要素に制御信号を出力してこれらを統一的
に制御するものであり、CPU(Central Processing U
nit)1a、ROM(Read Only Memory)1b、RAM
(Random Access Memory)1c、入力ポート1d、及び
出力ポート1eを備えている。
【0013】CPU1aは、操作部4から入力される押
下信号に従ってROM1bに記憶されている制御プログ
ラムを読み出し、RAM1cのワークメモリに展開して
当該制御プログラムに従った動作を実行制御する。な
お、CPU1aと外部とのデータのやりとりは、入力ポ
ート1d及び出力ポート1eを介して行われる。
【0014】また、CPU1aは、SW22a〜22c
から入力された検出信号K1〜K3によりMDの位置を
認識する。そして、認識しているMDの位置や操作部4
から入力される指示に基づいて、再生動作駆動部21及
びMD挿入・排出用モータ23に制御信号(例えば、
「LOAD要求」、「EJECT要求」等)を出力し
て、MDブロック2の動作を制御する。また、CPU1
aは、SW32a〜32cから入力された検出信号K4
〜K6によりCDの位置を認識する。そして、認識して
いるCDの位置や操作部4から入力される指示に基づい
て、再生動作駆動部31及びCD挿入・排出用モータ3
3に制御信号(例えば、「LOAD要求」、「EJEC
T要求」等)を出力して、CDブロック3の動作を制御
する。
【0015】また、CPU1aは、MDブロック2(ま
たはCDブロック3)に出力したLOAD要求に対応さ
せて通知される‘LOAD動作の開始’により、MDブ
ロック2(またはCDブロック3)がLOAD動作状態
にあることを認識し、出力中のLOAD要求を解除す
る。
【0016】また、CPU1aは、MDブロック2(ま
たはCDブロック3)から通知される‘LOAD動作の
終了’により、MDブロック2(またはCDブロック
3)がLOAD動作状態からLOAD終了状態に変化し
たことを認識し、LOAD動作を解除する。
【0017】また、CPU1aは、MDブロック2(ま
たはCDブロック3)に出力したEJECT要求に対応
させて通知される‘EJECT動作の開始’により、M
Dブロック2(またはCDブロック3)がEJECT動
作状態であることを認識し、出力中のEJECT要求を
解除する。
【0018】また、CPU1aは、MDブロック2また
はCDブロック3から通知される‘EJECT動作の終
了’により、MDブロック2(またはCDブロック3)
におけるEJECT動作が終了したことを認識し、MD
ブロック2(またはCDブロック3)のEJECT動作
を解除する。
【0019】また、CPU1aは、タイマ及び内部カウ
ンタ(共に図示省略)を有しており、EJECT要求、
EJECT動作、LOAD要求、LOAD動作の全てが
解除されている時に、EJECTキー4aが押下されて
いることを検出すると、タイマに所定の時間を設定して
カウントを開始させる。そして、タイマによるカウント
が終了した時点で、EJECTキー4aが押下され続け
ていることを検出すると、内部カウンタに設定されてい
るEJECT有効回数をデクリメントする。また、CP
U1aは、EJECTキー4aに対応するタイマに、再
度、所定の時間を設定し、MDブロック2(またはCD
ブロック3)に対してEJECT要求を出力する。
【0020】ROM1bは、磁気的、光学的記録媒体、
若しくは半導体等の不揮発性メモリで構成されている。
ROM1bにはオーディオ再生装置100に対応する制
御プログラム等を記憶する。
【0021】RAM1cは、CPU1aにより実行され
る各種処理において、ROM1bから読み出されたプロ
グラム、MDやCDから読み出された音楽データ、入力
データ若しくは出力データを一時的に格納するワークエ
リアを形成する。
【0022】MDブロック2は、再生動作駆動部21、
MD用位置検出SW22、及びMD挿入・排出用モータ
23を備えて構成される。
【0023】再生動作駆動部21は、図示しない光ピッ
クアップ、トラッキングスレッドサーボ回路、スピンド
ルサーボ回路、信号処理回路、D/A変換器、増幅回
路、及び音声出力端子等により構成される。また、マイ
コン1の出力ポート1eから入力される制御信号(例え
ば、「LOAD要求」)により、再生動作駆動部21の
再生位置に取り込まれたMD上の目的アドレスの検索や
該アドレスに対応する音楽データの再生を行う。
【0024】光ピックアップは、ディスク再生時に、後
述するトラッキングスレッドサーボ回路に制御されたス
レッドにより、ディスクの半径方向に移動し、当該ディ
スクにレーザ光を照射して、その反射光を電気信号に変
換することでディスクに記録されているデータを読み取
る。
【0025】トラッキングスレッドサーボ回路は、ディ
スク再生時に、スレッド駆動信号をスレッドモータに印
加することにより、光ピックアップをディスクの半径方
向に移動させる。
【0026】スピンドルサーボ回路は、ディスク再生時
に、ディスクを下方から支持しているスピンドルモータ
にスピンドル駆動信号を印加することで、スピンドルモ
ータを一定線速度に制御し、当該ディスクを回転駆動さ
せる。
【0027】信号処理回路は、光ピックアップにより読
み出されたオーディオデータ信号、フレーム同期信号、
サブコーディング信号及び誤り訂正・検出用の信号を復
調し、その後、各信号の誤り訂正処理を行う。
【0028】D/A変換器は、ディスク再生時に、信号
処理回路で処理されたデジタルオーディオデータ信号を
アナログ信号に変換する。
【0029】増幅回路は、D/A変換器から入力された
オーディオデータ信号を増幅し、音声出力端子に出力す
る。
【0030】音声出力端子は、コネクタを介して接続さ
れるイヤホンやヘッドホンまたは本体に内蔵されるスピ
ーカ等により構成され、増幅回路で増幅された音声を外
部に再生出力する。
【0031】MD用位置検出SW22は、3個のフォト
センサ等により構成される、SW22a〜22cを備
え、MDブロック2におけるMDの位置を検出して、マ
イコン1の入力ポート1dに検出信号を出力する。具体
的には、SW22aは、MDがMD用挿入口(不図示)
にある場合に、検出信号K1をマイコン1の入力ポート
1dに出力する。また、SW22bは、MDがMD用挿
入口と再生位置との間にある場合に、検出信号K2をマ
イコン1の入力ポート1dに出力する。また、SW22
cは、MDが再生位置にある場合に、検出信号K3をマ
イコン1の入力ポート1dに出力する。
【0032】MD挿入・排出用モータ23は、マイコン
1の出力ポート1eから入力される制御信号に応じて、
駆動の開始・停止、及び極性の切り換え等を行う。具体
的には、MD用挿入口にMDがあることが検出された際
に、MD用挿入口からMDを取り込んで再生位置へ移動
させ、操作部4によりMDの排出が指示された際に、極
性を切り換えることにより、再生位置にあるMDを排出
位置(例えば、MD用挿入口方向の所定位置)へ移動さ
せる。
【0033】CDブロック3は、再生動作駆動部31、
CD用位置検出SW32、及びCD挿入・排出用モータ
33を備えて構成される。なお、再生動作駆動部31
は、MDブロック2における再生動作駆動部21と同様
の構成であるため、詳細説明を省略する。
【0034】CD用位置検出SW32は、3個のフォト
センサ等により構成される、SW32a〜32cを備
え、CDブロック3におけるCDの位置を検出して、マ
イコン1の入力ポート1dに検出信号を出力する。具体
的には、SW32aは、CDがCD用挿入口(不図示)
にある場合に、検出信号K4をマイコン1の入力ポート
1dに出力する。また、SW32bは、CDがCD用挿
入口と再生位置との間にある場合に、検出信号K5をマ
イコン1の入力ポート1dに出力する。また、SW32
cは、CDが再生位置に取り込まれた場合に、検出信号
K6をマイコン1の入力ポート1dに出力する。
【0035】CD挿入・排出用モータ33は、マイコン
1の出力ポート1eから入力される制御信号に応じて、
駆動の開始・停止、及び極性の切り換え等を行う。具体
的には、CD用挿入口にCDがあることが検出された際
に、CD用挿入口からCDを取り込んで再生位置へ移動
させ、操作部4によりCDの排出が指示された際に、極
性を切り換えることにより、再生位置にあるCDを排出
位置(例えば、CD用挿入口方向の所定位置)へ移動さ
せる。
【0036】操作部4は、EJECTキー4a、MD/
CD指定キー、SKIP UP/DOWNキー、停止キ
ー等の各種機能キーを備え、キー押下による押下信号を
マイコン1へ出力する。操作部4は、リモートコントロ
ールによる押下信号をマイコン1へ出力するようにして
もよい。
【0037】なお、EJECTキー4aは、MD/CD
指定キーにより指定されたMDまたはCDを排出位置へ
移動させる際に押下される。
【0038】表示部5は、LCD(Liquid Crystal Dis
play)等により構成され、マイコン1から入力される表
示信号の指示に従って、表示画面上に、現在再生されて
いる音楽のトラック番号や進行時間、ディスクの全録音
時間等の情報や動作モード等の表示を行う。
【0039】次に、動作を説明する。オーディオ再生装
置100により実行される各処理について図2〜図4を
参照して説明する。ここでは、説明の簡明化のため、M
Dブロック2に対応する動作について説明する。なお、
CDブロック3の動作についても同様である。また、図
2〜図4に示す各処理において、マイコン1は、EJE
CTキー4aの状態を常に監視している。
【0040】まず、図2を参照して、LOAD動作処理
の流れについて説明する。
【0041】図2において、マイコン1は、MDブロッ
ク2のSW22a〜22cの状態を監視し、SW22a
から入力される検出信号K1によりMDのLOAD状態
が発生したことを検出すると(ステップA1)、MDブ
ロック2に対してLOAD要求を出力する(ステップA
2)。
【0042】これに応じて、MDブロック2は、MD挿
入・排出用モータ23によりMD用挿入口からMDを内
部に取り込む為の動作を開始する(ステップA3)。そ
して、MDブロック2は、‘LOAD動作の開始’をマ
イコン1に通知する。これにより、マイコン1は、MD
ブロック2がLOAD動作状態にあることを認識し、M
Dブロック2に出力したLOAD要求を解除する(ステ
ップA4)。
【0043】そして、MDブロック2は、MD挿入・排
出用モータ23によりMD用挿入口からMDを内部に取
り込む為の動作が終了すると、‘LOAD動作の終了’
をマイコン1に通知する(ステップA5)。これによ
り、マイコン1は、MDブロック2がLOAD動作状態
からLOAD終了状態に変化したことを認識し、MDブ
ロック2のLOAD動作を解除する(ステップA6)。
【0044】次に、図3を参照して、上述したLOAD
動作処理の実行中に、EJECTキー4aからの押下信
号が入力された場合について説明する。
【0045】図3において、マイコン1は、MDブロッ
ク2のSW22a〜22cの状態を監視し、SW22a
から入力される検出信号K1によりMDのLOAD状態
が発生したことを検出すると(ステップB1)、MDブ
ロック2に対してLOAD要求を出力する(ステップB
2)。
【0046】これに応じて、MDブロック2は、MD挿
入・排出用モータ23によりMD用挿入口からMDを内
部に取り込む為の動作を開始する(ステップB3)。そ
して、MDブロック2は、‘LOAD動作の開始’をマ
イコン1に通知する。これにより、マイコン1は、MD
ブロック2がLOAD動作状態にあることを認識し、M
Dブロック2に出力したLOAD要求を解除する(ステ
ップB4)。
【0047】また、ここで、EJECTキー4aが押下
されると(ステップB5)、マイコン1は、EJECT
キー4aから入力される押下信号を検出し、EJECT
キー4aに対応するタイマ(図示省略)に所定の時間
(例えば、10秒)を設定し、MDブロック2に対して
EJECT要求を出力するとともに内部カウンタ(図示
省略)にEJECT有効回数(例えば、5回)を設定す
る(ステップB6)。
【0048】これに応じて、MDブロック2は、LOA
D動作を中止して、MD挿入・排出用モータ23の極性
を切り換えて、再生位置にあるMDを排出位置(例え
ば、MD用挿入口方向の所定位置)へ移動させる、EJ
ECT動作を開始し(ステップB7)、‘EJECT動
作の開始’をマイコン1に通知する。これにより、マイ
コン1は、MDブロック2がEJECT動作状態である
ことを認識し、MDブロック2に出力したEJECT要
求を解除する(ステップB8)。
【0049】また、MDブロック2は、EJECT動作
が終了すると(ステップB9)、‘EJECT動作の終
了’をマイコン1に通知する。これにより、マイコン1
は、MDブロック2におけるEJECT動作が終了した
ことを認識し、MDブロック2のEJECT動作を解除
する(ステップB10)。また、正常な状態のEJEC
Tキー4aは、ユーザがEJECTキー4aの押下を解
除すると、EJECT動作指示が解除される(ステップ
B11)。
【0050】次に、図4を参照して、EJECTキー4
aの押下が維持された状態で故障している場合について
説明する。
【0051】図4において、マイコン1は、EJECT
キー4aが押下され続けていることを検出し、EJEC
Tキー4aに対応するタイマ(図示省略)に所定の時間
(例えば、10秒)を設定するとともに内部カウンタ
(図示省略)にEJECT有効回数(例えば、5回)を
設定する(ステップC1)。
【0052】次いで、マイコン1は、MDブロック2の
SW22a〜22cの状態を監視し、SW22aから入
力される検出信号K1によりMDのLOAD状態が発生
したことを検出すると(ステップC2)、MDブロック
2に対してLOAD要求を出力する(ステップC3)。
【0053】これに応じて、MDブロック2は、MD挿
入・排出用モータ23によりMD用挿入口からMDを内
部に取り込む為の動作を開始する(ステップC4)。そ
して、MDブロック2は、‘LOAD動作の開始’をマ
イコン1に通知する。これにより、マイコン1は、MD
ブロック2がLOAD動作状態にあることを認識し、M
Dブロック2に出力したLOAD要求を解除する(ステ
ップC5)。
【0054】そして、MDブロック2は、MD挿入・排
出用モータ23によりMD用挿入口からMDを内部に取
り込む為の動作が終了すると、‘LOAD動作の終了’
をマイコン1に通知する(ステップC6)。これによ
り、マイコン1は、MDブロック2がLOAD動作状態
からLOAD終了状態に変化したことを認識し、MDブ
ロック2のLOAD動作を解除する(ステップC7)。
【0055】また、マイコン1は、ステップC1〜C7
の間、EJECTキー4aに対応するタイマ(図示省
略)により所定の時間のカウントを行わず、EJECT
要求、EJECT動作、LOAD要求、LOAD動作の
全てが解除されている状態で、タイマに設定された所定
時間(例えば、10秒)のカウントを開始する。
【0056】そして、マイコン1は、タイマによるカウ
ントが終了した時点で、EJECTキー4aが押下され
ていることを検出すると、内部カウンタ(図示省略)に
設定されているEJECT有効回数(例えば、5回)を
デクリメント(−1だけ減算)する(つまり、5回−1
回=4回とする)。そして、マイコン1は、EJECT
キー4aに対応するタイマ(図示省略)に、再度、所定
の時間(例えば、10秒)を設定し、MDブロック2に
対してEJECT要求を出力する(ステップC8)。
【0057】これに応じて、MDブロック2は、MD挿
入・排出用モータ23の極性を切り換えて、再生位置に
あるMDを排出位置(例えば、MD用挿入口方向の所定
位置)へ移動させる、EJECT動作を開始し(ステッ
プC9)、‘EJECT動作の開始’をマイコン1に通
知する。これにより、マイコン1は、MDブロック2が
EJECT動作状態であることを認識し、MDブロック
2に出力したEJECT要求を解除する(ステップC1
0)。
【0058】また、MDブロック2は、EJECT動作
が終了すると(ステップC11)、‘EJECT動作の
終了’をマイコン1に通知する。これにより、マイコン
1は、MDブロック2がEJECT動作状態からEJE
CT終了状態に変化したことを認識し、MDブロック2
のEJECT動作を解除する(ステップC12)。
【0059】また、マイコン1は、ステップC8〜C1
2の間、EJECTキー4aに対応するタイマ(図示省
略)により所定の時間のカウントを行わず、EJECT
要求、EJECT動作、LOAD要求、LOAD動作の
全てが解除されている状態でタイマのカウントを開始さ
せる。つまり、EJECT要求、EJECT動作、LO
AD要求、LOAD動作の何れかが実行されている状態
では、タイマによる所定時間のカウントを行わず、EJ
ECT要求、EJECT動作、LOAD要求、LOAD
動作の全てが解除されている状態となったとき、タイマ
のカウントを開始させて、ステップC8に戻り、内部カ
ウンタ(図示省略)に設定されたEJECT有効回数が
0回になるまで処理を続行する。
【0060】以上のように、マイコン1は、EJECT
要求、EJECT動作、LOAD要求、LOAD動作の
全てが解除されている時に、EJECTキー4aが押下
されていることを検出すると、タイマに所定の時間を設
定してカウントを開始させ、タイマによるカウントが終
了した時点で、EJECTキー4aが押下され続けてい
ることを検出すると、内部カウンタに設定されているE
JECT有効回数をデクリメントする。そして、マイコ
ン1は、EJECTキー4aに対応するタイマに、再
度、所定の時間(例えば、10秒)を設定し、MDブロ
ック2に対してEJECT要求を出力し、MDブロック
2によりEJECT動作を開始させる。
【0061】したがって、EJECTキー4aが故障し
ても、MDやCD等の記録媒体の排出が可能となるた
め、排出された記録媒体に記録された音楽データを、そ
の音楽データが流行している時等のユーザが聞きたい時
に自由に聞くことができる。また、オーディオ再生装置
100内に記録媒体が取り残されないため、記録媒体に
影響が生じることもなく、オーディオ再生装置100が
故障した時のユーザの不満を極力減らすことができる。
また、これを既存のオーディオ再生装置100によって
実現させることができるので、コストがかからず、経済
的である。
【0062】なお、本実施の形態では、EJECTキー
4aが故障した場合を一例として説明したが、これに限
定されず、操作部4からの押下操作等により、内部に取
り込まれた記録媒体の排出ができないその他の場合に適
用してもよい。
【0063】また、本実施の形態では、MD、CDに限
定されず、TAPE、DVD、メモリカード、メモリー
スティック(登録商標)、スマートメディア(登録商
標)、ハードディスク等の排出に適用してもよい。
【0064】また、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、オーディオ再生装置に
おいて、記録媒体の排出指示が所定の時間を越えて継続
されている時には、記録媒体を排出することができるの
で、排出された記録媒体に記録された音楽データが流行
している時等のユーザが聞きたい時に自由に聞くことが
できる。また、故障した装置内に記録媒体が取り残され
ないため、記録媒体に影響が生じることもなく、ユーザ
の不満を極力減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オーディオ再生装置100の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図2】オーディオ再生装置100により実行されるL
OAD動作処理の流れを示す図である。
【図3】LOAD動作処理の実行中に、EJECTキー
4aからの押下信号が入力された場合について説明する
ための図である。
【図4】EJECTキー4aが押下された状態で故障し
ている場合について説明するための図である。
【符号の説明】
1 マイコン 1a CPU 1b ROM 1c RAM 1d 入力ポート 1e 出力ポート 2 MDブロック 21 再生動作駆動部 22 MD用位置検出SW 22a〜22c SW 23 挿入・排出用モータ 3 CDブロック 31 再生動作駆動部 32 CD用位置検出SW 32a〜32c SW 33 挿入・排出用モータ 4 操作部 4a EJECTキー 5 表示部 100 オーディオ再生装置 K1〜K6 検出信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音楽データが記録された記録媒体のローデ
    ィング手段及び排出手段を備えるオーディオ再生装置に
    おいて、 前記排出手段による前記記録媒体の排出を指示する排出
    指示手段と、 前記排出指示手段による排出指示の継続時間を計時する
    計時手段と、 前記排出指示手段から前記記録媒体の排出が指示されて
    いれば、前記計時手段により計時を開始させる計時制御
    手段と、を備え、 前記排出手段は、前記計時手段により所定の時間が計時
    された時に、前記排出指示手段による排出指示が継続さ
    れていれば、前記記録媒体の排出動作を行うことを特徴
    とするオーディオ再生装置。
  2. 【請求項2】前記計時手段により所定の時間が計時され
    た回数をカウントするカウント手段を更に備え、 前記排出手段は、前記カウント手段により所定回数がカ
    ウントされるまで、前記記録媒体の排出動作を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のオーディオ再生装置。
  3. 【請求項3】音楽データが記録された記録媒体のローデ
    ィング機能及び排出機能を備える装置を制御するコンピ
    ュータに、 前記装置の排出機能による前記記録媒体の排出を指示す
    る排出指示機能と、 前記排出指示機能による排出指示の継続時間を計時する
    計時機能と、 前記装置が停止状態の時に、前記排出指示機能から前記
    記録媒体の排出が指示されていれば、前記計時機能によ
    り計時を開始させる計時制御機能と、 前記計時機能により所定の時間が計時された時に、前記
    排出指示機能による排出指示が継続されていれば、前記
    装置の排出機能により前記記録媒体の排出動作を行わせ
    る排出制御機能と、 を実現させるためのプログラム。
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