JP2003196750A - オーダリングシステム - Google Patents

オーダリングシステム

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JP2003196750A
JP2003196750A JP2001393895A JP2001393895A JP2003196750A JP 2003196750 A JP2003196750 A JP 2003196750A JP 2001393895 A JP2001393895 A JP 2001393895A JP 2001393895 A JP2001393895 A JP 2001393895A JP 2003196750 A JP2003196750 A JP 2003196750A
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JP2001393895A
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Toshiyuki Miyake
俊行 三宅
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーダーの処理段階をリアルタイムでゲスト
に知らせることのできるオーダリングシステムを提供す
る。 【解決手段】 オーダリングシステム1はオーダー処理
手段10とオーダー用端末20をLAN回線40で接続
している。オーダー用端末20に付属する伝票記入手段
30に伝票媒体31をセットすると、それまで休止状態
にあったオーダー用端末20が起動する。ゲストがオー
ダー用端末20にオーダーを入力するとその内容は伝票
媒体31に記入されるとともにオーダー処理手段10に
送信され、オーダー処理が開始される。オーダーの処理
段階は逐次オーダー用端末20に表示される。ゲストは
オーダーしたサービスを受けた後、伝票媒体31を精算
手段50に持参し、精算を行う。伝票媒体31はゲスト
の個人データを記録してメンバーズカードとして利用す
ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品やサービスの受
発注を行うオーダリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】商品やサービスの発注は、その商品又は
サービスの提供者(その従業員)に対して口頭で行うの
が一般的である。例えばレストランでは、ゲストはテー
ブルに案内された後、印刷物のメニューを見てオーダー
を決め、それを従業員に口頭で伝える。従業員はオーダ
ーを伝票に記入するか、あるいは店内無線LANのオー
ダー入力用携帯端末に入力し、復唱・確認後、オーダー
内容を厨房に送信する。ゲストには紙の伝票が手渡され
る。食事終了後はゲストが伝票をレジカウンタに持参
し、レジ担当の従業員が伝票の内容をキャッシュレジス
タに打ち込んで精算を行う。
【0003】上記の方式では、従業員はゲストにメニュ
ーを渡した後、ゲストがオーダーを決めるまで待機しな
ければならない。あるいは、ゲストがオーダーを決めて
も従業員が他の用件にかまけていたらゲストは従業員が
来てくれるまで待たなければならない。従業員にとって
もゲストにとっても時間的ロスを招きやすいシステムで
ある。
【0004】また口頭でオーダーを伝達する方式では言
い間違い、聞き間違い、書き間違い、オーダー入力端末
への入力ミスといったヒューマンエラーを根絶できず、
配膳後のトラブルが絶無化されない。
【0005】また、オーダーが現在どの処理段階(注文
が通った、調理中、配膳待ち、配膳中、配膳完了等)に
あるのかわからないので、オーダーした料理がなかなか
配膳されない場合など、ゲストはいらいらし、通りがか
った従業員をつかまえて状況を尋ねたりすることがあ
る。尋ねられた従業員は対応に時間を費やさねばなら
ず、かと言って下手な対応をするとゲストの怒りを招
き、無用のトラブルに発展しかねない。
【0006】精算時点でも、レジ担当者が伝票内容を逐
一キャッシュレジスタに手入力するため、処理に時間が
かかったり、入力ミスが発生するといった問題があっ
た。
【0007】上記のような従来システムの問題点を解決
するため、各種の電子的オーダリングシステムが提案さ
れている。図7に特開平10−74218号公報記載の
システムを示す。ゲストは電子メニュー装置101のメ
ニュー表示部に表示される情報(商品、数量、商品のボ
リューム等)から所望のものを選び、選んだ結果をタッ
チパネルを通じて入力する。その結果、品名、数量、付
属データ、単価、テーブルNo.等が1つとなった注文
データが生成される。
【0008】上記注文データは店員向け表示ボード装置
102に送信される。また磁気カード103の形で出力
される。
【0009】食事終了後、ゲストが磁気カード103を
レジスタ装置104に持参すると、レジスタ装置104
で磁気カード103の記録内容の読み取りが行われ、各
種の計算が一瞬で完了する。
【0010】このように、注文段階と精算段階でゲスト
と従業員との対面コミュニケーションを省き、人為的ミ
スを防止している。
【0011】また特開平10−312494号公報では
クライアント/サーバ型のオーダリングシステムが提案
されている。ここではPOSシステムサーバから注文専
用クライアントに対し、POSシステムの時々刻々変化
する情報から空席状況や満席時の待ち状況を送ってい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】これまでに提案された
オーダリングシステムでは、オーダーの処理段階を知り
たいというゲストの要請に応えることができない。そこ
で本発明は、オーダーの処理段階をリアルタイムでゲス
トに知らせることのできるオーダリングシステムを提供
することを目的とする。
【0013】また本発明は、伝票媒体に様々な機能を果
たさせることのできるオーダリングシステムを提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ゲスト側で操作するオーダー用端末
と、このオーダー用端末に入力されたオーダーを処理す
るオーダー処理手段とを備えたオーダリングシステムに
おいて、前記オーダー用端末にオーダー処理段階が表示
されるようにした。
【0015】上記の構成によれば、ゲストはオーダーの
処理段階をオーダー用端末の上で確認することができ
る。
【0016】また本発明では、ゲスト側で操作するオー
ダー用端末と、このオーダー用端末に入力されたオーダ
ーを処理するオーダー処理手段とを備えたオーダリング
システムにおいて、伝票媒体にオーダー内容を書き込む
伝票記入手段を前記オーダー用端末に付属させるととも
に、前記伝票媒体を前記伝票記入手段にセットすること
により前記オーダー用端末が起動状態となり、前記伝票
媒体を前記伝票記入手段から取り外すことにより前記オ
ーダー用端末が休止状態になるようにした。
【0017】上記の構成によれば、伝票媒体がセットさ
れないかぎりオーダー用端末が起動しないので電力の無
駄な消費がなくなる。
【0018】また本発明では、ゲスト側で操作するオー
ダー用端末と、このオーダー用端末に入力されたオーダ
ーを処理するオーダー処理手段とを備えたオーダーリン
グシステムにおいて、伝票媒体にオーダー内容を書き込
む伝票記入手段を前記オーダー用端末に付属させるとと
もに、この伝票記入手段を通じ伝票媒体に前記ゲストの
個人データも書き込めるようにした。
【0019】上記の構成によれば、伝票媒体をゲストに
所持させ、メンバーズカードとして利用できる。
【0020】また本発明では、前記伝票記入手段を通じ
て入力された、あるいは前記伝票媒体から読み出された
ゲストの個人データに応じて前記オーダー用端末上の表
示が変化するようにした。この構成によれば、ゲストの
属性に適合した表示をオーダー用端末に行わせることが
できる。
【0021】また本発明では、前記伝票媒体をICカー
ドとした。この構成によれば、伝票媒体に多くの情報を
書き込むことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明オーダリングシステ
ムの第1実施形態を図1〜図5に基づき説明する。
【0023】オーダリングシステム1はファミリーレス
トラン向けとして設計されたものであり、次の構成要素
を備えている。10はオーダー処理手段、20はゲスト
側で操作するオーダー用端末である。オーダー処理手段
10はメニューのイメージデータ、メニュー単価、その
他ゲスト向け情報をオーダー用端末20に提供するとと
もに、オーダー用端末20を通じて伝えられたオーダー
が実際の料理となってゲストに届けられるまでの作業の
司令塔の機能を果たす。オーダー処理手段10とオーダ
ー用端末20は有線又は無線のLAN回線40を介して
データを交換する。50は精算手段である。
【0024】オーダー処理手段10はCPU部分の他、
メニューのイメージデータ、メニュー単価、その他関連
情報を記憶したデータ記憶部と、オーダー用端末20と
の通信を行う通信部とを備える。オーダー処理手段10
はパーソナルコンピュータをもって構成することができ
る。その場合前記データ記憶部としてハードディスク、
光磁気ディスク等の外部記憶装置を用いることができ
る。オーダー処理手段10には表示部11及び入力手段
12を付属させる。表示部11はCRT又は液晶ディス
プレイ、入力手段12は通常のキーボードをもって構成
する。なお入力手段12は専用のタブレットで構成する
こともできる。
【0025】オーダー用端末20は各テーブルに配置さ
れるものであり、図2に示す構成を備える。すなわち2
1は各部を制御するCPU、22は各部を制御するプロ
グラムを格納するROM、23は各部を制御するための
データを格納するRAMである。24は表示部で、CR
T又は液晶ディスプレイにより構成される。25はゲス
トが操作を行うためのゲストI/F部で、表示部24に
貼り付けられたタッチパネル及び/又はオーダー用端末
20のケース表面に設けられたキー群により構成され
る。なおI/Fは「インターフェース」のことである。
26はオーダー処理手段10にデータを送信するデータ
送信部、27はオーダー処理手段10からデータを受信
するデータ受信部である。
【0026】オーダー用端末20には伝票媒体31にオ
ーダー内容を記入する伝票記入手段30が付属する。伝
票媒体31としてはICカードが用いられている。伝票
記入手段30は伝票媒体31にデータを書き込むだけで
なく、伝票媒体31からデータを読み出す機能も備え
る。
【0027】精算手段50はキャッシュレジスタにIC
カードI/F部を付属させ、伝票媒体31からオーダー
の合計金額等の情報を読み出して精算を行うようにした
ものである。
【0028】次に、オーダリングシステム1におけるオ
ーダー処理の流れを図3を参照しつつ説明する。
【0029】ゲストがレストランに来店したら、接客担
当者がゲストをテーブルに案内し、着席させる。この
時、テーブル上のオーダー用端末20は休止状態にあ
る。「休止状態」とはパーソナルコンピュータ関係で用
いられている「スリープモード」等の状態に等しい。
【0030】ここで接客担当者が伝票媒体31を1枚取
り出し、オーダー用端末20の伝票記入手段30にセッ
トする。するとオーダー用端末20が起動する。
【0031】オーダー用端末20が起動すると、表示部
24に「いらっしゃいませ」のメッセージとともにオー
ダー手順のガイダンスが表示される。ゲストはそのガイ
ダンスに従い、ゲストI/F部25を通じ指示を加えて
操作を進める。
【0032】表示部24には料理の名称、イメージ、価
格、その他の関連情報が表示される。これらの情報はオ
ーダー処理手段10から読み出され、データ受信部27
で受信されたものである。ゲストは画面をスクロール、
あるいは切り替えることにより料理を検索する。
【0033】オーダーしたい料理の表示が出てきたらゲ
ストはゲストI/F部25を通じて「オーダー」の意思
表示をする。その情報はデータ送信部26からオーダー
処理手段10に発信される。オーダー処理手段10がこ
れを受信した時点でオーダーが成立する。同時に伝票記
入手段30は伝票媒体31にオーダー用端末20の識別
番号(言い換えればテーブル番号)、オーダー内容、オ
ーダー合計金額等を書き込む。
【0034】ゲストは料理の種類と数量だけでなく料理
に関する好みもオーダーすることができる。例えば「1
人前はご飯大盛り、もう1人前はご飯少なめ」「にぎり
寿司はわさび抜き」「ステーキはレア」「コーヒーはブ
ラック」といった具合である。調理担当者、あるいは配
膳担当者で対応可能なオプションが料理のイメージや価
格とともに表示されるので、ゲストはその中から選択し
てオーダーする。
【0035】オーダー処理手段10の表示部11にオー
ダー内容が表示されるので、オーダー処理担当者はそれ
を調理担当者及び配膳担当者に伝達する。調理担当者及
び配膳担当者にそれぞれオーダー内容表示手段を用意
し、そこに表示するようにしてもよい。
【0036】オーダー処理担当者が入力手段12を通じ
「調理担当者及び配膳担当者に伝達完了」の旨の入力を
行うと、オーダーが行われたオーダー用端末20の表示
部24に「ご注文確かに承りました」の旨のメッセージ
と、オーダー内容の確認画面が表示される。同時に音声
メッセージを流してもよい。
【0037】レストランのサービス内容に変更があれば
オーダー処理担当者は入力手段12を通じてオーダー処
理手段10に入力し、データを書き換える。例えば「本
日限りの特別メニュー」「○○番のメニューは売り切
れ」「本日は開店1周年につきドリンクサービス」「本
日は地域の祭につき一律10%プライスダウン」といっ
たことである。変更された内容は直ちにオーダー用端末
20上の表示に反映される。
【0038】オーダー処理担当者はオーダー受注後進捗
状況を監視し、オーダー処理段階の節目(調理開始、調
理中、調理完了、配膳待ち、配膳中、配膳完了等)を確
認する都度、それを入力手段12を通じて入力する。入
力内容はオーダーが行われたオーダー用端末20の表示
部24に逐一表示される。これによりゲストはオーダー
処理段階をリアルタイムで知ることができる。
【0039】上記のようにゲストは自分のオーダーが現
在どの段階にあるのかを時々刻々に把握することができ
るので、オーダーした料理がなかなか運ばれてこない場
合でも、ゲストが通りがかった従業員をつかまえて尋ね
るという行為に及ぶ可能性を低減することができる。レ
ストランとしては、ゲストにサービスに対する不満を持
たれたり、従業員の不適切な対応によりトラブルに発展
することを未然に防ぐことができる。
【0040】オーダーした料理がゲストのところに配膳
されると「配膳完了」となり、オーダー処理は一段落す
る。「配膳完了」の信号は配膳担当者からの連絡を受け
たオーダー処理担当者が入力手段12を通じて、あるい
は配膳担当者が自分の携帯しているPDAタイプの端末
を通じてオーダー処理手段10に入力する。するとゲス
トのところのオーダー用端末20には「ご注文の品は以
上です。どうぞごゆっくりお召し上がりください」の旨
のメッセージが表示される。
【0041】追加オーダーがあれば、ゲストはその都度
オーダー用端末20からオーダーする。追加オーダーは
オーダー処理手段10に送信されて処理され、また伝票
媒体31に追加記入される。
【0042】食事終了後、ゲストは伝票記入手段30か
ら伝票媒体31を取り外す。するとオーダー用端末20
は休止状態に入る。オーダー用端末20が休止状態にな
ったという信号を受け、オーダー処理手段10ではこの
オーダー用端末20から受信していたオーダーデータが
削除される。
【0043】ゲストが伝票媒体31を精算手段50のと
ころに持参すると、レジ担当者が伝票媒体31を受け取
って精算手段50にセットする。精算手段50は伝票媒
体31からデータを読み込み、サービス料や税金を加味
した要支払金額を表示する。ゲストはそれに基づき支払
いを行う。支払いは現金でもよく、クレジットカードを
利用することとしてもよい。あるいは、このレストラン
がホテルの付属施設であれば、ルームチャージと一緒に
請求という処理にすることもできる。
【0044】精算が終了すれば、伝票媒体31には「精
算済」の書き込みがなされる。あるいはオーダーデータ
がすっかり消去されることとしてもよい。レジ担当者は
伝票媒体31を精算手段50から取り外し、接客担当者
に戻す。
【0045】以上述べたシステム運営ではオーダー処理
手段10に専任のオーダー処理担当者を配置し、オーダ
ー処理の各段階をオーダー処理担当者が確認して入力す
ることとしていたが、調理担当者及び配膳担当者がオー
ダー処理担当者を補助する形で、あるいはオーダー処理
担当者に全面的に取って代わる形で、自己の受け持つ作
業の進捗状況を入力する運用とすることも可能である。
【0046】上記は伝票媒体31をその場かぎりの伝票
として使用するケースの説明であったが、伝票媒体31
をメンバーズカードとして使用することもできる。以
下、このケースについての説明を行う。
【0047】接客担当者はゲストをテーブルに案内した
後、メンバーズカードとしての伝票媒体31を持ってい
るかどうかを確認する。伝票媒体31を既に所持してい
るゲストについては、その伝票媒体31を伝票記入手段
30にセットしてもらう。
【0048】初めての来店で伝票媒体31を持っていな
いというゲスト、あるいは初めての来店ではないが、前
に来たときに伝票媒体31を受け取らなかったというゲ
ストに対しては、「メンバーズカードを作りますか?」
と意向をたずねる。「不要」と答えたゲストに対しては
上記「その場かぎり伝票」のオーダー処理を行う。この
用途で用いる伝票媒体31は普段使い回しをしているも
のである。
【0049】ゲストが「メンバーズカードを作る」と答
えた場合には、新品の伝票媒体31を伝票記入手段30
にセットする。メンバーズカード用の伝票媒体とその場
かぎり伝票用の伝票媒体とでデザインを変えてもよい。
メンバーズカード用の新品の伝票媒体31を伝票記入手
段30にセットすると、オーダー用端末20が起動す
る。伝票記入手段30ではセットされた伝票媒体31が
メンバーズカード用のものであること、しかもまだ新品
で書き込みがなされていないことが読み出される。これ
を受けてオーダー用端末20の表示部24にはメンバー
登録用の画面が現れる。
【0050】ゲストはメンバー登録用の画面を見なが
ら、場合によっては接客担当者に指示を仰ぎながら、ゲ
ストI/F部25を通じて個人データの登録を行う。図
4の属性テーブルに示したような項目につき入力を行
う。入力内容はメンバーズカードとしての伝票媒体31
に書き込まれるとともに、オーダー処理手段10に送信
され、顧客データベースのデータとして登録される。
【0051】個人データの登録が完了すると、以後は個
人データ登録済みの伝票媒体31を伝票記入手段30に
セットしたときと同じ扱いとなる。すなわちオーダー用
端末20の起動時のメッセージとして「○×△□様、よ
うこそいらっしゃいました」の旨のメッセージが表示部
24に表示される。
【0052】続いて今回の来店はゲスト1人か、あるい
は同伴者がいるかどうかをたずねる画面になるので、家
族や友人等の同伴者がいればその旨を回答する。
【0053】その日がゲストの誕生日又は誕生月であれ
ば「○×△□様、お誕生日おめでとうございます」とい
うメッセージを表示する。登録済の同伴家族の誕生日又
は誕生月であればそれに応じたメッセージを表示する。
【0054】オーダーの段階では、来店者の「好み」と
「健康上の留意点」の登録データに基づき料理の表示が
展開される。例えば、来店者の好みとして「ハンバー
グ」が登録されていれば、ハンバーグ関連のメニューを
優先的に表示する。
【0055】「カロリー」「塩分」といった健康上の留
意点があれば、「カロリー控えめ」「塩分控えめ」のお
すすめメニューを表示する。
【0056】また、アレルギー体質であるとか宗教上の
理由で禁忌の食材がある場合には、その食材を含まない
メニューを表示する。
【0057】さらに、以前オーダーしたことのある料理
の中から選択できるモードを設け、過去のオーダー履歴
を表示部24に表示して、その中から選択させるように
する。
【0058】これらの情報を様々に組み合わせて分析
し、おすすめメニューを探し出すこととしてもよい。
【0059】上記のようにして表示されたおすすめメニ
ューの中から、あるいはそれ以外のメニューの中からオ
ーダーが行われると、オーダー内容が図5の利用ログテ
ーブルのような形でメンバーズカードとしての伝票媒体
31に書き込まれる。同じ内容がオーダー処理手段10
に送信され、顧客データベースの中のオーダー履歴に登
録される。そしてオーダー処理が開始される。
【0060】このようにメンバーズカードとして利用す
る伝票媒体31には利用金額や利用頻度に応じたポイン
トを書き込むことができる。また同じレストランチェー
ンの他の店での利用、あるいはレストラン以外の業態の
店での使用を可能にすることもできる。
【0061】図6に本発明オーダリングシステムの第2
実施形態を示す。ここでは接客担当者の保持するオーダ
ー入力端末60をオーダリングシステム1に組み込んで
いる。ゲストがゲストI/F部25の操作に非常に不慣
れであるとか、視覚障害や上肢の負傷・欠損等でゲスト
I/F部25を操作することができないような場合、助
けを求められた接客担当者はゲストからオーダーを聞き
取って自分の所持するオーダー用端末60に入力し、無
線でオーダー処理手段10に送信する。オーダー処理段
階はゲストのいるテーブルのオーダー用端末20に表示
される。ゲストが視覚障害者の場合は音声メッセージを
併用する。伝票記入手段30はオーダー用端末20のも
のをそのまま利用する。
【0062】以上、本発明の各種実施形態につき説明し
たが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で更に種々
の変更を加えて実施することができる。また本発明の適
用範囲は外食産業に留まるものではない。各種の商品や
サービスを提供する事業形態で適用可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明は以下に掲げるような効果を奏す
るものである。
【0064】本発明では、ゲスト側で操作するオーダー
用端末と、このオーダー用端末に入力されたオーダーを
処理するオーダー処理手段とを備えたオーダリングシス
テムにおいて、前記オーダー用端末にオーダー処理段階
が表示されるようにしたから、ゲストはオーダーの処理
段階をオーダー用端末の上で確認することができる。こ
れにより、ゲストは自分のオーダーが現在どの段階にあ
るのかを時々刻々に把握することができ、オーダーした
ものがなかなか到着しない場合の問い合わせを少なくす
ることができる。そして、問い合わせに応答する際の不
適切な対応がトラブルに発展する危険を低減することが
できる。
【0065】また本発明では、ゲスト側で操作するオー
ダー用端末と、このオーダー用端末に入力されたオーダ
ーを処理するオーダー処理手段とを備えたオーダリング
システムにおいて、伝票媒体にオーダー内容を書き込む
伝票記入手段を前記オーダー用端末に付属させるととも
に、前記伝票媒体を前記伝票記入手段にセットすること
により前記オーダー用端末が起動状態となり、前記伝票
媒体を前記伝票記入手段から取り外すことにより前記オ
ーダー用端末が休止状態になるようにしたから、伝票媒
体がセットされないかぎりオーダー用端末が起動しない
ので電力の無駄な消費がなくなる。また、オーダー用端
末の起動をゲスト到来の確実なサインとしてシステム運
用を進めることができる。
【0066】また本発明では、ゲスト側で操作するオー
ダー用端末と、このオーダー用端末に入力されたオーダ
ーを処理するオーダー処理手段とを備えたオーダーリン
グシステムにおいて、伝票媒体にオーダー内容を書き込
む伝票記入手段を前記オーダー用端末に付属させるとと
もに、この伝票記入手段を通じ伝票媒体に前記ゲストの
個人データも書き込めるようにしたから、伝票媒体をゲ
ストに所持させてメンバーズカードとして利用できる。
これにより、メンバーズカードの発行が容易になり、顧
客の囲い込みにつなげやすい。
【0067】また本発明では、前記伝票記入手段を通じ
て入力された、あるいは前記伝票媒体から読み出された
ゲストの個人データに応じて前記オーダー用端末上の表
示が変化するようにしたから、サービス内容を画一的に
ではなく、ゲストの属性に適合した形でオーダー用端末
に表示させることができる。これによりサービスの質が
向上し、ゲストの満足度も高まる。
【0068】また本発明では、前記伝票媒体をICカー
ドとしたから、伝票媒体に多くの情報を書き込むことが
でき、伝票媒体に多くの機能を発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明オーダリングシステムの第1実施形態
を示す概略構成図
【図2】 オーダー用端末の構成を示すブロック図
【図3】 オーダー処理の流れ説明図
【図4】 個人属性のテーブルの例
【図5】 注文ログのテーブルの例
【図6】 本発明オーダリングシステムの第2実施形態
を示す概略構成図
【図7】 従来のオーダリングシステムの一例を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 オーダリングシステム 10 オーダー処理手段 11 表示部 12 入力部 20 オーダー用端末 24 表示部 25 ゲストI/F部 30 伝票記入手段 31 伝票媒体 40 LAN回線 50 精算手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲスト側で操作するオーダー用端末と、
    このオーダー用端末に入力されたオーダーを処理するオ
    ーダー処理手段とを備えたオーダリングシステムにおい
    て、 前記オーダー用端末にオーダー処理段階が表示されるよ
    うにしたことを特徴とするオーダリングシステム。
  2. 【請求項2】 ゲスト側で操作するオーダー用端末と、
    このオーダー用端末に入力されたオーダーを処理するオ
    ーダー処理手段とを備えたオーダリングシステムにおい
    て、 伝票媒体にオーダー内容を記録する伝票記入手段を前記
    オーダー用端末に付属させるとともに、前記伝票媒体を
    前記伝票記入手段にセットすることにより前記オーダー
    用端末が起動状態となり、前記伝票媒体を前記伝票記入
    手段から取り外すことにより前記オーダー用端末が休止
    状態になるようにしたことを特徴とするオーダリングシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 ゲスト側で操作するオーダー用端末と、
    このオーダー用端末に入力されたオーダーを処理するオ
    ーダー処理手段とを備えたオーダーリングシステムにお
    いて、 伝票媒体にオーダー内容を書き込む伝票記入手段を前記
    オーダー用端末に付属させるとともに、この伝票記入手
    段を通じ伝票媒体に前記ゲストの個人データも書き込め
    るようにしたことを特徴とするオーダリングシステム。
  4. 【請求項4】 前記伝票記入手段を通じて入力された、
    あるいは前記伝票媒体から読み出されたゲストの個人デ
    ータに応じて前記オーダー用端末上の表示が変化するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3に記載のオーダリン
    グシステム。
  5. 【請求項5】 前記伝票媒体をICカードで構成したこ
    とを特徴とする請求項2〜請求項4に記載のオーダリン
    グシステム。
JP2001393895A 2001-12-26 2001-12-26 オーダリングシステム Pending JP2003196750A (ja)

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