JP2023016612A - 自動精算システム、自動精算方法、及び自動精算プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】客が容易にオーダーでき、かつ、少なくとも注文受付、レジでの支払いを含む顧客対応を店員を介さずに行うことができる新たな技術を提供する。【解決手段】ユーザ端末を介してオーダーする飲食物を受け付け、オーダーされた飲食物と金額に関するオーダー情報をユーザ端末に表示させ、更に、店舗端末にオーダーを送信するオーダー処理部と、ユーザの来店後、ユーザ端末を認証するとともにオーダーの有無を確認する認証部と、ユーザ端末の認証後、かつ、オーダー処理後、オーダー結果と、オーダー処理後に自動精算する自動精算方法を含む決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う決済処理部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、自動精算システム、自動精算方法、及び自動精算プログラムに関する。
ファミリーレストラン等の店舗において飲食物等の商品をオーダーするシステムがある。例えば、特許文献1には、顧客が着座する複数のテーブルを備えた店舗におけるオーダーシステムであって、上記各テーブルには顧客がオーダーし得る商品が表示されるモニターが配設されており、顧客はモニターに表示された商品からオーダーする商品を選択し各テーブルに設置された入力手段により顧客自ら入力手段を操作してオーダーを行うオーダーシステムが開示されている。
特開2002-32863号公報
テーブルにオーダー用のモニターを設置する場合、モニターがテーブルの一部を占有することになる。また、普段使い慣れていないモニターを操作する必要があり、客がオーダーをスムーズに行えないことがある。この場合、店員を直接呼んでオーダーすることになるため、店舗側の負担が増加する。また、感染症拡大防止の観点から、飲食業界では、入店時の案内、注文受付、レジでの支払いのうち少なくとも何れか一つを含む顧客対応を非接触で行いたいといったニーズがある。また、近年、飲食業界では、人手不足が問題となっており、顧客対応のシステム化や効率化が求められている。
本発明は、上記の問題に鑑み、客が容易にオーダーでき、かつ、少なくとも注文受付、レジでの支払いを含む顧客対応を店員を介さずに行うことができる新たな技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る自動精算システムは、ユーザ端末を介して飲食物のオーダーを受け付け、オーダーされた飲食物に関するオーダー情報をユーザ端末に表示させる処理と、店舗端末にオーダー情報を送信する処理とを含むオーダー処理を実行するオーダー処理部と、ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供するため、所定のタイミングで、ユーザ端末を認証するとともにオーダーの有無を確認する認証部と、ユーザ端末の認証後、かつ、オーダー処理後、オーダー結果と、オーダー処理後に自動精算する自動精算方法を含む決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う決済処理部と、を備える自動精算システムである。
本発明に係る自動精算システムによれば、ユーザ端末を介して飲食物をオーダーすることができる。そのため、ユーザ(客)は、普段使い慣れた端末で操作できるため、例えば、店舗に置かれた普段使い慣れていない端末を操作する場合と比較して、容易に飲食物をオーダーすることができる。また、ユーザがスムーズに飲食物をオーダーすることができるため、店員を直接呼んでオーダーするケースが低減し、店舗側の負担を低減することができる。また、店舗では、従来のようにモニターを導入する必要がないことから、店舗の経済負担を軽減することができる。また、決済処理について、ユーザの来店後、レジに並ぶことなく、更に、店員を介さずに行うことができる。このように、本発明に係る自動精算システムによれば、注文受付、レジでの支払いを含む顧客対応について、ユーザ(客)と店員が非接触で行うことができる。更に、ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供できるように所定のタイミングでユーザ端末を認証することで、ユーザは、来店後、直ぐに飲食物の提供を受けることができる。所定のタイミングは、時間、ユーザ端末の位置情報、店舗側の指示等に基づいて設定できる。所定のタイミングは、ユーザ端末とお店までの距離が所定の距離になった時、予約時間までの時間が所定時間になった時が例示される。
オーダーする飲食物の受付は、来店前、来店後のいずれでもよい。来店前にオーダーする飲食物を受け付ける場合、予約として受け付けることができる。ユーザ端末を認証した際、オーダーがない場合(予約がない場合)、オーダー処理部によりオーダーを受け付けることができる。ユーザ端末を認証した際、オーダーがある場合、既に受け付けたオーダーを店舗端末へ送信することができる。
ここで、決済方法は、オーダー処理後、所定条件を満たすと事前登録したキャッシュレス決済方法で自動精算する自動精算方法と、直ちに特定のキャッシュレス決済方法で決済する選択決済方法を含み、決済処理部は、当該決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行うものでもよい。
本発明に係る自動精算システムによれば、ユーザが選択する任意の決済方法により、ユーザ(客)と店員が非接触で決済処理を行うことができる。所定条件は、自動精算のタイミングとして任意に設定することができる。所定条件には、時間、ユーザ端末の位置情報、店舗側の指示等が例示される。
例えば、決済処理部は、一定時間経過した場合と、ユーザ端末の位置情報が店舗の外に位置した場合とのうち何れか一方の条件を満たした場合、事前登録したキャッシュレス決済方法で自動精算するようにしてもよい。
所定条件が時間の場合、決済処理部は、一定時間が経過すると、事前登録したキャッシュレス決済方法で自動精算することができる。所定条件がユーザ端末の位置情報の場合、決済処理部は、ユーザ端末の位置情報が店舗の外に位置した場合など、ユーザ端末の位置情報が所定の条件を満たした場合、事前登録したキャッシュレス決済方法で自動精算することができる。なお、決済処理部は、店舗端末を介して、ユーザが退店したことを受け付け、ユーザが退店したことを受け付けると、自動精算するようにしてもよい。
また、本発明に係る自動精算システムは、店舗で提供される飲食物のメニュー情報、飲食物の料金情報、店舗の空き情報、店舗の位置情報のうち少なくとも何れか一つを含む店舗情報をユーザ端末に表示させ、お店の予約を受け付ける予約部を更に備える構成としてもよい。
予約部を備えることで、店舗の予約を容易に行うことができる。また、予約した店舗において、注文受付、レジでの支払いを含む顧客対応について、ユーザ(客)と店員が非接触で行うことができる。店舗の予約を受けつける場合、オーダー処理部と連携して、飲食物のオーダーを受け付けるようにしてもよい。また、本発明に係る自動精算システムは、店舗を検索する検索部を更に備える構成としてもよい。検索部を備えることで、店舗の検索が可能となり、検索した店舗において、自動精算を行うことが可能となる。
また、本発明に係る自動精算システムは、ユーザの来店後、ユーザが座ることができる席に関する席情報をユーザ端末に表示させる案内部を更に備える構成としてもよい。
案内部を備えることで、ユーザ(客)は、店員に誘導されることなく、換言すると、ユーザと店員が非接触で、席につくことができる。席情報は、ユーザが任意に選ぶことができる空席に関する空席情報、店舗によって指定された指定席情報を含む。また、案内部は、席までの経路をユーザ端末に表示して、ユーザを席まで案内するようにしてもよい。
また、本発明に係る自動精算システムは、ユーザの情報を管理するユーザ情報管理部、店舗のメニュー情報と店舗の売上情報とを含む店舗情報を管理する店舗情報管理部、ユーザへの特典を管理する特典管理部、店舗の空き状況や店舗の告知を連絡する店舗情報連絡部のうち少なくとも何れか一つを含む構成としてもよい。
ユーザ情報管理部を備えることで、顧客管理を行うことができる。ユーザ情報管理部は、ユーザ毎の決済方法を合わせて管理するようにしてもよい。店舗情報管理部を備えることで、店舗のメニューや店舗の売上管理を行うことができる。店舗情報は、店舗に関する情報であればよく、例えば、店員の出勤情報を含めるようにしてもよい。特典管理部を備えることで、ユーザ特典として、割引に関する割引情報やクーポンに関するクーポン情報を管理することができる。店舗情報連絡部を備えることで、店舗の空き状況や店舗の告知を通知することができる。
また、本発明は、上述した自動精算システムにおける処理を自動精算サーバで行うようにしてもよい。また、本発明に係る自動精算システムは、自動精算サーに加えて、ユーザ端末と、店舗端末とのうち少なくとも何れか一つを更に備える構成としてもよい。
ここで、本発明は、自動精算方法として特定することもできる。例えば、本発明は、ユーザ端末を介して飲食物のオーダーを受け付け、オーダーされた飲食物に関するオーダー情報をユーザ端末に表示させる処理と、店舗端末にオーダー情報を送信する処理とを含むオーダー処理を実行するオーダー処理ステップと、ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供するため、所定のタイミングで、ユーザ端末を認証するとともにオーダーの有無を確認する認証ステップと、ユーザ端末の認証後、かつ、オーダー処理後、オーダー結果と、オーダー処理後に自動精算する自動精算方法を含む決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う決済処理ステップと、を含む処理をコンピュータが実行する自動精算方法である。
また、本発明は、上記に加えて、自動精算サーバ(コンピュータ)、ユーザ端末(コンピュータ)、店舗端末(コンピュータ)で実行されるプログラムとして特定してもよい。例えば、本発明は、ユーザ端末を介して飲食物のオーダーを受け付け、オーダーされた飲食物に関するオーダー情報をユーザ端末に表示させる処理と、店舗端末にオーダー情報を送信する処理とを含むオーダー処理を実行するオーダー処理ステップと、ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供するため、所定のタイミングで、ユーザ端末を認証するとともにオーダーの有無を確認する認証ステップと、ユーザ端末の認証後、かつ、オーダー処理後、オーダー結果と、オーダー処理後に自動精算する自動精算方法を含む決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う決済処理ステップと、を含む処理をコンピュータに実行させる自動精算プログラムである。また、本発明は、そのようなプログラムが記録された記録媒体として特定してもよい。
本発明によれば、客が容易にオーダーでき、かつ、少なくとも注文受付、レジでの支払いを含む顧客対応を店員を介さずに行うことができる新たな技術を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る自動精算システムの概要を示す。 図2は、第1実施形態に係る自動精算サーバの機能ブロック図を示す。 図3は、ユーザ情報データベース(DB)の一例を示す。 図4は、店舗情報データベース(DB)の一例を示す。 図5は、第1実施形態に係るユーザ端末の機能ブロック図を示す。 図6は、第1実施形態に係る店舗端末の機能ブロック図を示す。 図7は、第1実施形態に係る自動精算システムによる情報処理の一例を示すシーケンス図を示す。 図8は、ログイン画面の一例を示す。 図9は、第1実施形態に係る自動精算システムの具体例の一例を示す。 図10は、検索画面の一例を示す。 図11は、店舗情報詳細画面の一例を示す。 図12は、予約入力画面の一例を示す。 図13は、予約内容確認画面の一例を示す。 図14は、認証画面の一例を示す。 図15は、案内画面の一例を示す。 図16は、メニュー画面の一例を示す。 図17は、メニュー詳細画面の一例を示す。 図18は、注文リスト画面の一例を示す。 図19は、会計画面(自動支払い)の一例を示す。 図20は、支払方法選択画面の一例を示す。 図21は、会計画面(自分で支払う)の一例を示す。 図22は、支払完了画面の一例を示す。 図23は、支払詳細画面の一例を示す。 図24は、ログイン画面(店舗端末)の一例を示す。 図25は、売上管理画面の一例を示す。 図26は、予約一覧画面の一例を示す。 図27は、座席情報画面の一例を示す。 図28は、座席設定画面の一例を示す。 図29は、座席情報画面(配膳状況)の一例を示す。 図30は、キッチン画面の一例を示す。 図31は、メニュー管理画面の一例を示す。 図32は、メニュー追加画面の一例を示す。
次に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。実施形態では、自動精算サーバ1、ユーザ端末2、店舗端末3を備える自動精算システム100について説明する。以下の説明は例示であり、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<第1実施形態>
<自動精算システムの概要>
図1は、第1実施形態に係る自動精算システムの概要を示す。第1実施形態に係る自動精算システム100は、自動精算サーバ1、複数のユーザ端末2、複数の店舗端末3を備える。自動精算サーバ1、ユーザ端末2、店舗端末3は、ネットワークを介して接続されている。ネットワークには、電話回線網を利用したインターネットが例示されるが、ネットワークは、自動精算サーバ1、ユーザ端末2、店舗端末3を接続し、通信可能とできるものであれば良くその態様は特に限定されない。図1では、ユーザ端末2、店舗端末3が、夫々2台示されているが、数は限定されない。
<自動精算サーバ>
自動精算サーバ1は、本発明に係る自動精算サーバの一例であり、サーバとして機能する。自動精算サーバ1は、アクセスするユーザ端末2に対して、飲食物のオーダー受付、ユーザ端末の認証、決済等、自動精算システムで行われる処理を実行するサーバ用コンピュータとして機能する。図2は、第1実施形態に係る自動精算サーバ1の機能ブロック図を示す。自動精算サーバ1は、処理部11、操作部12、表示部13、通信部14、記憶部15を備え、処理部11は、CPU111、メモリ112を有する。
自動精算サーバの操作部12は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、操作ボタン等を含む。自動精算サーバの表示部13は、例えば、液晶表示装置、プラズマディスプレイパネル、CRT(Cathode Ray Tube)、エレクトロルミネッセンスパネル等を含む。自動精算サーバの通信部14には、例えば、ネットワークへの接続を実現する通信モジュール(例えば、ネットワークカード)が例示される。
自動精算サーバの処理部11は、CPU(中央演算情報処理装置)111、メモリ112、を備える。自動精算サーバのCPU111は、自動精算サーバ1の各ハードウェアを制御し、また、自動精算サーバ1に格納された制御プログラムに従って、オーダー処理部113、認証部114、決済処理部115、予約部116、案内部117、ユーザ情報管理部118、店舗情報管理部119、特典管理部120、店舗情報連絡部121、検索部122等の機能部を機能させる。機能部は、自動精算サーバのCPU111上で実行されるコンピュータプログラムとして構成することができる。また、これらの機能部は、専用のプロセッサとして構成してもよい。
以下、各機能部の概要について説明する。オーダー処理部113は、ユーザ端末2を介して飲食物のオーダーを受け付け、オーダーされた飲食物に関するオーダー情報をユーザ端末2に表示させる処理と、店舗端末3にオーダーを送信する処理とを含むオーダー処理を行う。認証部114は、ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供するため、所定のタイミングで、ユーザ端末2を認証するとともにオーダーの有無を確認する。また、認証部114は、ユーザ端末2,店舗端末3のそれぞれについて、ログイン時、ユーザアカウント(店舗の場合、店舗のアカウント)と、パスワードに基づいて認証等を行う。決済処理部115は、ユーザ端末2の認証後、かつ、オーダー処理後、オーダー結果と、オーダー処理後に自動精算する自動精算方法を含む決済方法をユーザ端末2に表示し、ユーザ端末2を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う。決済方法は、オーダー処理後、所定条件を満たすと事前登録したキャッシュレス決済方法で自動精算する自動精算方法と、直ちに特定のキャッシュレス決済方法で決済する選択決済方法を含む。決済処理部115は、当該決済方法をユーザ端末2に表示し、ユーザ端末2を介して決済方法を受け付け、決済処理を行うこともできる。予約部116は、店舗で提供される飲食物のメニュー情報、飲食物の料金情報、店舗の空き情報、店舗の位置情報のうち少なくとも何れか一つを含む店舗情報をユーザ端末2に表示させ、お店の予約を受け付ける。案内部117は、ユーザの来店後、ユーザが座ることができる席に関する席情報をユーザ端末2に表示させる。ユーザ情報管理部118は、ユーザの情報を管理する。店舗情報管理部119は、店舗のメニュー情報と店舗の売上情報とを含む店舗情報を管理する。特典管理部120は、ユーザへの特典として、割引に関する割引情報やクーポンに関するクーポン情報を管理する。店舗情報連絡部121は、店舗の空き状況や店舗の告知をユーザ端末2へ送信する。検索部122は、検索条件に基づいて、店舗を検索し、検索結果をユーザ端末2に表示させる。
自動精算サーバの記憶部15は、ユーザ情報、店舗情報等を記憶する。自動精算サーバの記憶部15は、ハードディスクドライブ(HDD:HARD DISK DRIVE)やソリッドステートドライブ(SDD:SOLID STATE DRIVE)等の半導体素子メモリ等により構成することができる。
ここで、図3は、ユーザ情報データベース(DB)の一例を示す。ユーザ情報DBには、会員ID(メールアドレスなど)、氏名、住所、電話番号、カード情報の項目が設けられ、ユーザ(顧客)毎に、各項目に対応するデータが記録されている。図4は、店舗情報データベース(DB)の一例を示す。店舗情報DBには、店舗ID、店舗名、住所、アクセス(地図など)、店舗カテゴリ(和食、イタリアン、洋食、中華など)、提供時間、写真(店舗外観写真、店内写真、メニュー写真など)、席情報(席数、個室の有無など)、メニュー(定番メニュー、季節メニュー、料金など)の項目が設けられ、店舗毎に、各項目に対応するデータが記録されている。
<ユーザ端末>
ユーザ端末2は、クライアント端末として機能する。ユーザ端末2は、ユーザ情報の登録、飲食物のオーダー、店舗の予約、決済の指示等を行うアプリケーションがインストールされているユーザ端末2と、自動精算サーバ1にアクセスして、Webサービスとして、店舗の予約、決済の指示等のサービスの提供を受けるユーザ端末2とを含む。ユーザとは、店舗の利用者(顧客)である。ユーザ端末2には、スマートフォン(例えば、Android携帯(Android:登録商標)やiphone(登録商標))が例示される。図5は、第1実施形態に係るユーザ端末の機能ブロック図を示す。ユーザ端末2は、処理部21、操作部22、表示部23、カメラ24、通信部25、位置情報取得部(GPS)26、方位センサ27、記憶部28を含む。
ユーザ端末の処理部21は、自動精算サーバ1からの情報、ユーザの操作指示に基づいてユーザ端末2を制御する。ユーザ端末の処理部21は、ユーザ端末のCPU211、ユーザ端末のメモリ212を含む。ユーザ端末のCPU211は、ユーザ端末2の各ハードウェアを制御し、また、ユーザ端末のメモリ212に記録された制御プログラムに従って、携帯電話機としての機能の他、自動精算サーバ1の各機能部(オーダー処理部、認証部、決済処理部、予約部など)による処理を実行するために必要な処理を行う。なお、ユーザ端末2は、自動精算サーバ1が有する各機能に対応する機能部を備える構成としてもよい。各機能部は、ユーザ端末のCPU211上で実行されるコンピュータプログラムとして構成することができ、これらの各機能部は、専用のプロセッサとして構成してもよく、また、一つのプロセッサとして構成してもよい。ユーザ端末のメモリ212は、各種データや制御プログラムを記憶するメモリ(記憶媒体)で、書換え可能なフラッシュメモリ等により構成される。各機能部には、自動精算サーバ1の各機能部(オーダー処理部、認証部、決済処理部、予約部など)が例示される。
ユーザ端末の操作部22は、ユーザからの指示を受け付ける。ユーザ端末の操作部22は、例えばタッチパネルや、押釦等により構成される。各種操作に応じた信号は、ユーザ端末の処理部21に入力される。
ユーザ端末の表示部23は、ユーザ端末の処理部21からの信号に基づき画像を表示する。ユーザ端末の表示部23は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で構成される。
ユーザ端末のカメラ24は、バーコードの読み取り等を行う。ユーザ端末のカメラ24は、光学系および受像素子を有する、デジタル画像を取得するモジュールによって構成される。取得されたデジタル画像(以下、単に画像ともいう)は、ユーザ端末の表示部23に表示される。
ユーザ端末の通信部25は、ネットワークと接続して、自動精算サーバ1との通信等を行う。
ユーザ端末の位置情報取得部26は、一又は複数のGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号に基づきユーザ端末2の位置を検出する。検出された位置に関する位置情報は、ユーザ端末の処理部21へ入力される。その結果、ユーザ端末の処理部21は、ユーザ端末2の位置を把握することが可能となる。なお、位置情報取得部26は、例えば一又は複数の無線通信基地局からの信号に基づいてユーザ端末2の位置を検出するようにしてもよい。位置情報の取得は、既存の技術を適宜用いることができる。また、ユーザ端末の位置情報取得部26は、GPS信号、無線基地局からの信号、ユーザ端末の方位センサ27からの方位・角度に対応する信号に基づいて、より正確な位置を検出することができる。
ユーザ端末の方位センサ27は、ユーザ端末2の方向(水平方向)・角度(垂直方向)を検出する。検出された、方向・角度に対応する信号は、ユーザ端末の処理部21に入力される。その結果、ユーザ端末の処理部21は、ユーザ端末2の方向・角度を把握することが可能となる。
ユーザ端末の記憶部28は、各種情報を記憶する。ユーザ端末の記憶部28は、例えば、半導体素子メモリ等により構成することができる。
<店舗端末>
店舗端末3は、ユーザ端末2と同じく、クライアント端末として機能する。店舗端末3は、店舗情報の登録、オーダー情報の表示、決済処理結果の表示等を行うアプリケーションがインストールされている店舗端末3と、自動精算サーバ1にアクセスして、Webサービスとして、店舗情報の登録、オーダー情報の表示、決済処理結果の表示等のサービスの提供を受ける店舗端末3とを含む。店舗端末3には、スマートフォン(例えば、Android携帯(Android:登録商標)やiphone(登録商標))が例示される。図6は、第1実施形態に係る店舗端末の機能ブロック図を示す。店舗端末3は、処理部31、操作部32、表示部33、カメラ34、通信部35、位置情報取得部(GPS)36、方位センサ37、記憶部38を含む。
店舗端末の処理部31は、自動精算サーバ1からの情報、店員からの操作指示に基づいて店舗端末3を制御する。店舗端末の処理部31は、店舗端末のCPU311、店舗端末のメモリ312を含む。店舗端末のCPU311は、店舗端末3の各ハードウェアを制御し、また、店舗端末のメモリ312に記録された制御プログラムに従って、携帯電話機としての機能の他、自動精算サーバ1の各機能部(オーダー処理部、認証部、決済処理部、予約部など)による処理を実行するために必要な処理を行う。なお、店舗端末3は、自動精算サーバ1が有する各機能に対応する機能部を備える構成としてもよい。各機能部は、店舗端末のCPU311上で実行されるコンピュータプログラムとして構成することができ、これらの各機能部は、専用のプロセッサとして構成してもよく、また、一つのプロセッサとして構成してもよい。店舗端末のメモリ312は、各種データや制御プログラムを記憶するメモリ(記憶媒体)で、書換え可能なフラッシュメモリ等により構成される。各機能部には、自動精算サーバ1の各機能部(オーダー処理部、認証部、決済処理部、予約部など)が例示される。
店舗端末の操作部32は、店員からの指示を受け付ける。店舗端末の操作部32は、例えばタッチパネルや、押釦等により構成される。各種操作に応じた信号は、店舗端末の処理部31に入力される。
店舗端末の表示部33は、店舗端末の処理部31からの信号に基づき画像を表示する。店舗端末の表示部33は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で構成される。
店舗端末のカメラ34は、店舗写真の撮影等を行う。店舗端末のカメラ34は、光学系および受像素子を有する、デジタル画像を取得するモジュールによって構成される。取得されたデジタル画像(以下、単に画像ともいう)は、店舗端末の表示部33に表示される。
店舗端末の通信部35は、ネットワークと接続して、自動精算サーバ1との通信等を行う。
店舗端末の位置情報取得部36は、一又は複数のGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号に基づき店舗端末3の位置を検出する。検出された位置に関する位置情報は、店舗端末の処理部31へ入力される。その結果、店舗端末の処理部31は、店舗端末3の位置を把握することが可能となる。なお、位置情報取得部36は、例えば一又は複数の無線通信基地局からの信号に基づいて店舗端末3の位置を検出するようにしてもよい。位置情報の取得は、既存の技術を適宜用いることができる。また、店舗端末の位置情報取得部36は、GPS信号、無線基地局からの信号、店舗端末の方位センサ37からの方位・角度に対応する信号に基づいて、より正確な位置を検出することができる。
店舗端末の方位センサ37は、店舗端末3の方向(水平方向)・角度(垂直方向)を検出する。検出された、方向・角度に対応する信号は、店舗端末の処理部31に入力される。その結果、店舗端末の処理部31は、店舗端末3の方向・角度を把握することが可能となる。
店舗端末の記憶部38は、各種情報を記憶する。店舗端末の記憶部38は、例えば、半導体素子メモリ等により構成することができる。
<動作の概要>
次に、第1実施形態に係る自動精算システム100の動作について図面に基づいて説明する。図7は、第1実施形態に係る自動精算システムによる情報処理の一例を示すシーケンス図を示す。図7は、ユーザ登録、店舗登録、飲食物のオーダー、自動精算等を可能とするアプリケーション(以下、単にアプリともいう)をユーザ端末2、又は店舗端末3にインストールし、飲食物のオーダー、自動精算等を行う具体的な処理を自動精算サーバ1で実行する情報処理の一例である。
ユーザ端末2(又は店舗端末3)における情報処理は、ユーザ端末の処理部21(又は店舗端末の処理部31)が実行する。具体的には、ユーザ端末2を例に説明すると、ユーザ端末のCPU211がユーザ端末のメモリ212に格納されたプログラムに基づいて、ユーザ端末のメモリ212、又はユーザ端末の記憶部28に記憶されたデータを読み込む等の情報処理を行う。また、自動精算サーバ1における情報処理は、自動精算サーバの処理部11が実行する。具体的には、自動精算サーバのCPU111が自動精算サーバのメモリ112に格納されたプログラムに基づいて、自動精算サーバのメモリ112、又は自動精算サーバの記憶部15に記憶されたデータを読み込む等の情報処理を行う。また、ユーザ端末2(又は店舗端末3)で受け付けたユーザ(又は店員)の指示が要求として自動精算サーバ1に送信され、自動精算サーバの処理部11が要求に基づく処理を実行する。また、自動精算サーバ1の情報処理結果が要求に対する応答としてユーザ端末2(又は店舗端末3)に送信され、ユーザ端末の処理部21(又は店舗端末の処理部31)が応答に基づく処理を実行する。
例えば、ステップ01では、ユーザ端末の表示部23に表示されているアプリが選択されることで、ユーザ端末2のアプリが起動される。
次に、ステップ02では、ユーザ端末2でユーザの指示を受け付ける。例えば、ユーザ端末2のアプリが起動されると、ログイン画面が表示される。図8は、ログイン画面の一例を示す。ログイン画面では、「Yahoo(登録商標)IDでログイン」、「メールアドレスでログイン」、「新規会員登録」、「登録せずにログイン」が表示され、ユーザの指示を受け付ける。例えば、「メールアドレスでログイン」が選択されると、ユーザ端末の処理部21は、自動精算サーバ1に対して、メールアドレスでログインするためのログイン画面に遷移するために必要な情報処理を要求する。要求を受けた自動精算サーバの処理部11は、要求に基づく処理を実行する(ステップ11)。具体的には、自動精算サーバの処理部11は、自動精算サーバの記憶部15にアクセスし、メールアドレスでログインするためのログイン画面をユーザ端末2に表示させるために必要なデータを取得し、要求に対する応答として、データをユーザ端末2に送信する。
次に、ステップ03では、ユーザ端末2で、応答に基づく処理が実行される。具体的には、ユーザ端末の処理部21は、取得したデータに基づいて、ユーザ端末の表示部23にメールアドレスでログインするためのログイン画面を表示させる(図示せず)。以降、ユーザ指示受付(ステップS02)、要求、要求に基づく処理(ステップS11)、応答、応答に基づく処理(ステップS03)が、適宜繰り返され、ユーザ端末の表示部23に所定の画面が表示される。例えば、ユーザの指示として、メールアドレス、及びパスワードの入力後、ログインボタンが選択されると(ステップ02)、ユーザ端末の処理部21は、自動精算サーバ1に対して、ログイン認証に必要な処理を要求する。要求を受けた自動精算サーバの処理部11は、自動精算サーバの記憶部15にアクセスし、ユーザ情報を確認して認証し(ステップS11)、要求に対する応答として、認証結果をユーザ端末2に送信する。ユーザ端末の処理部21は、取得した認証結果をユーザ端末の表示部23に表示させる。なお、「Yahoo(登録商標)IDでログイン」、は、既存のSNSでログインする場合の一例であり、既存のSNSは、上記に限定されない。
<自動精算システムの具体例>
次に、自動精算システム100の機能について、ユーザ(利用者)、店舗、自動精算サーバ(Smart Eat)、カード決済会社との関係とともに説明する。図9は、第1実施形態に係る自動精算システムの具体例の一例を示す。図9では、縦方向に、ユーザ(利用者)、店舗、自動精算サーバ(Smart Eat)、カード決済会社が区分けされ、時系列で夫々の機能が示されている。図における丸付き数字については、以下、括弧付きの数字に置き換えて説明する。
(1)会員登録では、ユーザ端末2を介して、ユーザの会員登録、換言するとユーザ情報の登録が行われる。ユーザ情報には、メールアドレス、(会員IDの一例)、氏名、住所、電話番号、カード情報が含まれる。入力されたユーザ情報は、自動精算サーバの記憶部15(ユーザ情報DB)に記録される。なお、カード情報は、カード決済会社のサーバに送信され、カード登録、本人認証等が実行される。
(2)店舗登録では、店舗端末3を介して、店舗情報の登録が行われる。店舗情報には、店舗ID、店舗名、住所/アクセス、店舗カテゴリ、営業時間、写真、席情報、メニュー情報が含まれる。入力された店舗情報は、自動精算サーバの記憶部15(店舗情報DB)に記録される。
(3)メニュー作成では、店舗情報の一部として、メニュー情報が登録される。第1実施形態では、メニュー作成のテンプレートが準備されており((3)-1)、テンプレートが店舗端末3に表示され、テンプレートに従ってメニューを登録することができる((3)-2)。登録されたメニュー(例えば、定番メニュー、季節メニュー)は、店舗情報の一部として、自動精算サーバの記憶部15(店舗情報DB)に記録される。
(4)一例として、入店では、ユーザは、何もせずに入店することができる((4)-1)。事前にオーダーしておいてもよい。ユーザが入店すると、自動精算サーバ1は、ユーザ端末2の位置情報に基づいて、入店したか否かを判定する((4)―2)。より詳細には、ユーザ端末2のアプリがバックグラウンドで起動しており、ユーザ端末2から位置情報が送信され、自動精算サーバ1が、ユーザ端末2からの位置情報に基づいて、入店したか否かを判定する。入店前に、例えば、「入店しますか?」をユーザ端末2に表示し、入店するか否かを確認するようにしてもよい。位置情報は、GPS信号、無線基地局からの信号、ユーザ端末の方位センサ27からの方位・角度に対応する信号が含まれる。なお、店舗内に設置した店舗の識別情報を含む二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))をユーザ端末2で読み取ってもらい、入店判定するようにしてもよい。入店判定は、ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供するため、所定のタイミングで、ユーザ端末を認証する場合の例示である。ユーザが入店したことが確認されると、自動精算サーバ1は、店舗情報DBにアクセスし、席情報を確認し、席情報(例えば、テーブルの配置図)をユーザ端末2に表示させる((4)-3)。ユーザは、ユーザ端末2に表示された席情報に従って着席する((4)―4)。
(5)注文では、自動精算サーバ1は、ユーザ端末2にメニューを表示させ、携帯端末1を介して、ユーザから飲食物のオーダーと、支払方法の指示を受け付ける((5)―1)。メニューは、店舗情報DBのメニュー情報に基づいて表示される((5)―2)。メニュー情報は、店舗名、テーブル番号、注文料理(飲食物)、金額、人数、支払方法を含む。
(6)調理・配膳では、調理が完了すると、店舗の厨房にある店舗端末3を介して、調理人により、調理完了ボタンが選択される((6)―1)。調理完了ボタンが選択されると、調理が完了した旨が店員(ホールスタッフ)の店舗端末3へ通知される((6)―2)。通知を受けたホールスタッフが、料理をユーザへ配膳する。
(7)清算・退店では、ユーザは、何もせずに退店する((7)-1)。ホールスタッフにより退店が確認され、テーブルの片づけが行われる。テーブルの片づけが完了すると、ホールスタッフの店舗端末3を介して、ホールスタッフにより、片付け完了ボタンが選択される((7)―2)。片付け完了ボタンが選択されると、自動精算サーバ1は、清算処理の一部として、支払処理を実施する((7)―3)。具体的には、自動精算サーバ1は、ユーザが選択した支払方法に従い、日付、メニュー、金額等の決済処理に必要な決済情報をカード決済会社のサーバに送信し、決済処理を要求する。カード決済会社のサーバは、要求に従って、決済処理を実行する((7)―4)。また、自動精算サーバ1は、清算処理、退店処理を行う((7)―5)。清算処理、退店処理には、売上情報の記録、席情報の更新が含まれる。なお、ユーザ端末2のアプリがバックグラウンドで起動しており、ユーザ端末2から位置情報が送信され、自動精算サーバ1が、ユーザ端末2からの位置情報に基づいて、退店したか否かを判定するようにしてもよい。位置情報は、GPS信号、無線基地局からの信号、ユーザ端末の方位センサ27からの方位・角度に対応する信号が含まれる。また、退店後、若しくは、一時的に店を出た場合に、例えば、「退店しましたか?」をユーザ端末2に表示し、退店したか否かを確認するようにしてもよい。
<予約、オーダー、清算(ユーザ端末)>
<ログイン画面>
次に、予約、オーダー、清算等について、ユーザ端末2に表示される画面とともに説明する。まず、ユーザ端末2に表示されているアプリが選択されることで、ユーザ端末2のアプリが起動され、ログイン画面が表示される(図9図示せず)。ログイン画面では、「Yahoo(登録商標)IDでログイン」、「メールアドレスでログイン」、「新規会員登録」、「登録せずにログイン」が表示され、ユーザの指示を受け付ける。例えば、「メールアドレスでログイン」が選択されると、ユーザ端末の処理部21は、メールアドレスでログインするためのログイン画面をユーザ端末2に表示させ、メールアドレス、パスワードの入力を受け付ける入力されたメールアドレス、パスワードが自動精算サーバ1に送信され、自動精算サーバ1は、メールアドレス、パスワードの認証を行う(認証部114の処理の一例)。メールアドレス、パスワードの認証が完了すると、TOP画面(第1実施形態では、検索画面)に遷移する。
<検索画面>
図10は、検索画面の一例を示す。検索画面では、「エリア・キーワードで探す」の検索窓、「条件から探す」の入力欄(エリア、ジャンル、日付、時間、人数)、テイクアウトのチェックボックスが表示され、検索条件の入力を受け付ける。検索条件が入力されると、自動精算サーバ1は、店舗情報DBにアクセスし、検索条件に基づいて、店舗を検索し、検索結果として、1又は複数の店舗情報の概要をユーザ端末2に表示させる。店舗情報の概要として、店舗名、店舗の説明、ジャンル(例 イタリアン、和食)、アクセス(例 ○○駅徒歩○○分)、平均予算(例 1,000円~5,000円)、感染症対策あり、クーポンあり、テイクアウト可が表示される(図示せず)。なお、検索画面では、既に予約中の店舗(お店)がある場合には、予約中のお店情報(店舗名、予約時間、予約人数)が表示される。予約中のお店情報とともに、「店舗詳細を見る」、「入店する」が表示され、選択可能である。「店舗詳細を見る」が選択されると、店舗情報詳細画面に遷移する。また、「入店する」が選択されると、入店した旨の通知が自動精算サーバ1に送信される。なお、検索結果のうち、特定の店舗が選択されると、店舗情報の詳細が表示される店舗情報詳細画面に遷移する。
<店舗情報詳細画面>
図11は、店舗情報詳細画面の一例を示す。店舗情報詳細画面では、店舗情報の概要に加えて、空席情報(日付ごとに〇、△、×)、おすすめポイント(お勧めの料理と写真とコメント)、店舗情報(店名、住所、電話、営業時間、定休日、クレジットカード、平均予算、電子マネー/QRコード(登録商標)決済、席数、個室の有無、貸切の可否の項目と対応するデータが表示される。また、選択可能な「予約する」が表示される。「予約する」が選択されると、予約を行う予約入力画面に遷移する。
<予約入力画面>
図12は、予約入力画面の一例を示す。予約入力画面では、日付、人数、時間、メニュー、イートイン/テイクアウト、ご予約情報(氏名、メールアドレス、電話番号)、クレジットカード情報(カード番号、セキュリティコード)、「新しいカードを登録」、店舗でのお会計(自動で支払う、自分で支払う)の項目が設けられ、入力又は選択可能である。予約入力画面による予約は、予約部116による予約処理の一例である。メニューの選択は、オーダー処理部113によるオーダー処理の一例である。会計の選択(自動で支払う、自分で支払う)は、決済処理部115による決済処理の一例である。予約入力画面における入力又は選択が完了し、「予約内容の確認へ」が選択されると予約内容確認画面に遷移する。なお、「新しいカードを登録」が選択されると、クレジットカードの登録画面へ遷移し、新しいクレジットカードの登録が可能となる(図示せず)。
<予約内容確認画面>
図13は、予約内容確認画面の一例を示す。予約内容確認画面では、ご予約内容として、店舗名、来店日時、来店人数、コース/メニュー、イートイン/テイクアウト、氏名、メールアドレス、電話番号、クレジットカード、店舗でのお会計が表示される。また、「予約を確定する」、「修正する」が表示され、選択可能である。「予約を確定する」が選択されると、予約が確定する。自動精算サーバ1は、予約が確定した旨のメールを予約者のメールアドレスに送信し、予約情報を店舗端末3に送信する。「修正する」が選択されると、修正画面に遷移し、修正を受け付ける(図示せず)。
<認証画面>
図14は、認証画面の一例を示す。認証画面では、認証手順と、「カメラを起動」が表示されている。「カメラを起動」が選択されると、ユーザ端末のカメラ24が起動し、二次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))の読み取りが可能となる。二次元バーコードの読み取りが完了すると、自動精算サーバ1は、ユーザの入店を認証し、予約情報を確認する。入店の認証は、認証部114の処理の一例である。認証が完了すると、案内画面へ遷移する。
<案内画面>
図15は、案内画面の一例を示す。案内画面では、ユーザ名、座席番号(テーブル番号)、座席の配置図が表示される。座席の案内は、案内部117の処理の一例である。また、案内画面では、「メニューを見る」が表示され、選択可能である。「メニューを見る」が選択されると、メニュー画面に遷移する。
<メニュー画面>
図16は、メニュー画面の一例を示す。メニュー画面では、本日のおすすめ(料理名、金額、写真)、定番人気メニュー(料理名、金額、写真)が表示され、選択可能である。料理名又は写真が選択されると、メニューの詳細を確認し注文可能なメニュー詳細画面に遷移する。また、メニュー画面の上部には、メニューの種類の選択タブ(パスタ、ピザ、リゾット、肉料理、サラダ、飲み物など)が表示され、任意のメニュー画面に遷移可能である。図16では、パスタが選択されていることから、ピザ、リゾット、肉料理、サラダ、飲み物とは区別できるように表示されている。また、メニュー画面の下部には、「メニュー」、「注文リスト」、「注文履歴」、「お会計」、「店員を呼ぶ」が表示され、選択可能である。「メニュー」が選択されると、メニュー画面に遷移する。図16では、メニュー画面にいることから、「メニュー」が「注文リスト」、「注文履歴」、「お会計」、「店員を呼ぶ」とは区別できるように表示されている。「注文リスト」が選択されると、選択済の料理を確認し、料理を注文可能な注文リスト画面に遷移する。「注文履歴」が選択されると、表示中の店舗の注文履歴を確認可能な注文履歴画面に遷移する(図示せず)。「お会計」が選択されると、会計方法を選択可能な会計画面に遷移する。「店員を呼ぶ」が選択されると、店舗端末3に案内が通知される。
<メニュー詳細画面>
図17は、メニュー詳細画面の一例を示す。メニュー詳細画面では、料理の写真、料理名、料理の説明、料金が表示されている(図17では、一部を表示する)。また、オプション(普通盛り、大盛り)、トッピング(粉チーズ、タバスコ)が選択可能である。オプションやトッピングは、料理に応じて適宜変更される。また、表示中の料理の注文数が選択可能である。また、メニュー詳細画面の下部には、「決定する」が表示され、選択可能である。「決定する」が選択されると、表示中の料理が注文リストに追加される。
<注文リスト画面>
図18は、注文リスト画面の一例を示す。注文リスト画面では、ご注文内容として、選択済の料理の写真、料理名、オプションの内容、トッピングの内容、料金が表示される。また、料理毎に注文数を変更可能であり、また、削除することが可能となっている。選択済の料理の一覧の下には、小計金額が表示され、更にその下には、「注文する」が表示され、選択可能である。「注文する」が選択されると、料理が注文される。注文が完了すると、ユーザ端末2に、注文が完了した旨を通知する注文完了画面が表示される(図示せず)。注文完了画面には、「追加で注文すする」が表示され、選択可能である。「追加で注文する」が選択されると、メニュー画面に遷移する。また、注文が完了すると、注文が店舗端末3に送信される。なお、メニュー画面と同じく、注文リスト画面の下部には、「メニュー」、「注文リスト」、「注文履歴」、「お会計」、「店員を呼ぶ」が表示され、選択可能である。メニュー画面、メニュー詳細画面、注文リスト画面で注文を受け付け、注文内容を店舗端末3に送信する処理は、オーダー処理部113の処理の一例である。
<会計画面(自動支払い)>
図19は、会計画面(自動支払い)の一例を示す。会計画面(自動支払い)では、ご注文内容として、注文した料理の写真、料理名、オプションの内容、トッピングの内容、料金が表示される。また、クーボンの入力欄が表示され、クーポンコードの入力が可能である。お支払い金額として、注文した料理の小計金額、クーポン適用の割引金額、小計金額とクーポン割引金額を合算した合計金額が表示される。また、お支払い方法として、自動で支払うが表示されるとともに、選択可能な「変更」が表示されている。「変更」が選択されると、支払方法を変更する支払方法選択画面に遷移し、支払い方法の変更が可能である。お支払方法、ユーザ情報を登録する際に選択した支払方法が表示される。「自動で支払う」の場合、クレジットカード情報が登録済であり、注文後、一定時間経過すると自動的に清算処理が行われる。会計画面(自動支払い)の下部には、自動的に支払いが行われることを通知するため、「お食事がお済でしたら、お支払い手続きをせず、そのまま退店可能です。」が表示される。一定時間経過後、支払が完了すると、支払完了画面が表示される。支払が完了した旨の案内をメールで通知するようにしてもよい。
<支払方法選択画面>
図20は、支払方法選択画面の一例を示す。支払方法選択画面では、支払方法として、「自動で支払う」、「自分で支払う」が表示され、変更可能である。「自動で支払う」は、注文から一定時間経過後、事前に登録したクレジットカードで決済処理が行われるものであり、その旨が表示されている。「自分で支払う」は、選択した決済手段で直ちに決済処理が行われるものであり、その旨が表示されている。決済手段として、「オンライン決済1」、「オンライン決済2」、「クレジットカード」が表示され、選択可能である。
<会計画面(自分で支払う)>
図21は、会計画面(自分で支払う)の一例を示す。会計画面(自分で支払う)では、会計画面(自動支払い)と同じく、ご注文内容として、注文した料理の写真、料理名、オプションの内容、トッピングの内容、料金が表示される。また、クーボンの入力欄が表示され、クーポンコードの入力が可能である。お支払い金額として、注文した料理の小計金額、クーポン適用の割引金額、小計金額とクーポン割引金額を合算した合計金額が表示される。また、お支払い方法として、自分で支払う(クレジットカード)が表示されるとともに、選択可能な「変更」が表示されている。「変更」が選択されると、支払方法を変更する支払方法選択画面に遷移し、支払い方法の変更が可能である。また、クレジットカード情報として、予め登録したカード番号を選択可能な「カード番号の選択欄」、セキュリティコードを入力する「セキュリティコードの入力欄」が表示されている。また、「新しいカードを登録」が表示され、選択可能である。「新しいカードを登録」が選択されると、クレジットカード情報を登録する画面に遷移し、新しいカードの登録が可能である。また、会計画面(自分で支払う)の下部には、「決済する」が表示され、選択可能である。「決済する」が選択されると、決済が実行される。自動精算サーバ1は、ユーザが選択した支払方法に従い、日付、メニュー、金額等の決済処理に必要な決済情報をカード決済会社のサーバに送信し、決済処理を要求する。カード決済会社のサーバは、要求に従って、決済処理を実行する。決済処理が完了すると、支払完了画面が表示される。なお、オンライン決済1、2が選択されると、オンライン決済画面に遷移し、オンライン決済画面の「支払う」が選択されると決済処理が実行される。決済処理が完了すると、支払い完了画面が表示される。会計画面(自動支払い)、支払方法選択画面、会計画面(自分で支払う)で支払い方法を受け付け、決済を行う処理は、決済処理部115の処理の一例である。なお、決済方法は、上記に加えて店舗での決済を含めるようにしてもよい。店舗での決済には、現金決済、キャッシュレス決済などが含まれる。また、決済情報は、入金管理と紐づけることができる。
<支払完了画面>
図22は、支払完了画面の一例を示す。支払完了画面では、支払が完了した旨が表示される。また、支払完了画面には、「詳細を見る」、「TOPへ戻る」が表示され、選択可能である。「詳細を見る」が選択されると、支払詳細画面に遷移する。「TOPへ戻る」が選択されると、TOP画面(例えば、検索画面)に遷移する。
<支払詳細画面>
図23は、支払詳細画面の一例を示す。支払詳細画面では、お支払い内容として、店舗名、来店日時、来店人数、お支払い金額(小計金額、クーポン割引金額、合計金額)、お支払い方法(例 クレジットカード)が表示される。また、「TOPへ戻る」が表示され、選択可能である。「TOPへ戻る」が選択されると、TOP画面(例えば、検索画面)に遷移する。
<効果>
第1実施形態に係る自動精算システム100によれば、ユーザ端末2を介して飲食物をオーダーすることができる。そのため、ユーザ(客)は、普段使い慣れた端末で操作できるため、例えば、店舗に置かれた普段使い慣れていない端末を操作する場合と比較して、容易にオーダーすることができる。また、ユーザがスムーズにオーダーすることができるため、店員を直接呼んでオーダーするケースが低減し、店舗側の負担を低減することができる。また、決済処理について、ユーザの来店後、レジに並ぶことなく、更に、店員を介さずに行うことができる。このように、本発明に係る自動精算システム100によれば、店舗の予約、注文受付、レジでの支払いを含む顧客対応について、ユーザ(客)と店員が非接触で行うことができる。
また、第1実施形態に係る自動精算システム100によれば、ユーザが選択する任意の決済方法により、ユーザ(客)と店員が非接触で決済処理を行うことができる。また、ユーザ(客)は、店員に誘導されることなく、席につくことができる。
<第2実施形態>
<予約、オーダー、清算(店舗端末)>
第2実施形態では、店舗端末3に表示される画面とともに説明する。なお、自動精算システム100、自動精算サーバ1、複数のユーザ端末2、複数の店舗端末3の構成は、第1実施形態と同様である。よって、説明を割愛する。
<ログイン画面>
店舗端末3に表示されているアプリが選択されることで、店舗端末3のアプリが起動され、ログイン画面が表示される。図24は、ログイン画面(店舗端末)の一例を示す。ログイン画面(店舗端末)では、「店舗端末ID」、「メールアドレス」、「パスワード」の入力欄、「ログイン」ボタンが表示され、店員の指示を受け付ける。「店舗端末ID」、「メールアドレス」、「パスワード」が入力され、「ログイン」ボタンが選択されると、店舗ID、メールアドレス、パスワードが自動精算サーバ1に送信され、自動精算サーバ1は、店舗ID、メールアドレス、パスワードの認証を行う(認証部114の処理の一例)。店舗ID、メールアドレス、パスワードの認証が完了すると、TOP画面(第2実施形態では、売上管理画面)に遷移する。
<TOP画面(店舗端末)>
第2実施形態では、ログイン後のTOP画面として、売上管理画面が表示される。図25は、売上管理画面の一例を示す。売上管理画面では、画面の中央から右側に売上情報が表示され、画面左側に、「売上管理画面」に遷移可能な「売上」、「予約一覧画面」に遷移可能な「予約一覧」、「座席情報画面」に遷移可能な「座席情報」、「キッチン画面」に遷移可能な「キッチン」、「メニュー管理画面」に遷移可能な「メニュー管理」が縦に並んで表示されている。「売上」、「予約一覧」、「座席情報」、「キッチン」、「メニュー管理」は、「売上管理画面」、「予約一覧画面」、「座席情報画面」、「キッチン画面」、「メニュー管理画面」でも同様に表示される。売上情報として、売上全体を表示する「全体売上」タブ、商品別の売上を表示する「商品別売上」が表示されている。図25では、「全体売上」タブが選択され、全体売上が表示されている。全体売上は、「日」、「週」、「月」単位で、期間を指定して金額とグラフで表示される。金額は、サマリーとして、「合計純売上」、「粗利益/粗利率」、「客単価」、「売上原価/原価率」が表示される。グラフは、例えば、集計期間の純売上が、表示される。「商品別売上」タブが選択されると、「日」、「週」、「月」単位で、期間を指定して、商品名とともに、総売上、販売店数、原価、粗利益、粗利率が表示される(図示せず)。なお、第2実施形態では、ログイン後のTOP画面として、売上管理画面が表示されるが、他の画面をTOP画面に表示させるようにしてもよい。TOP画面左側に表示されている「売上」、「予約一覧」、「座席情報」、「キッチン」、「メニュー管理」を選択することで、夫々に紐づけられた画面に遷移する。
<予約一覧画面>
図26は、予約一覧画面の一例を示す。予約一覧画面では、画面の中央から右側に予約一覧が表示され、画面左側に、「売上」、「予約一覧」、「座席情報」、「キッチン」、「メニュー管理」が縦に並んで表示されている。予約一覧では、火付けを選択して座席ごとの予約状況が表示される。予約一覧は、カレンダー表示と、リスト表示が選択可能であり、図26では、カレンダー表示されている。カレンダー表示では、縦方向に、座席(テーブルA-1、テーブルA-2、テーブルA-3)が表示され、横方向に時間が表示され、テーブル毎に、予約人数、予約者、予約時間が表示されている。具体的には、テーブル毎に、「18時~20時 ○○様4名」、「20時から22時半 ○○様2名」といったように、予約者がテーブルを使用する時間が区切られて表示されている。リスト表示が選択されると、「予約時間」、「テーブル」、「予約名」、「人数」、「コース/メニュー」、「ステータス」(来店済、来店待ち)、詳細が表示される(図示せず)。また、予約一覧画面の右上には、予約を追加する「+予約登録」ボタンが表示されている。
<座席情報画面>
図27は、座席情報画面の一例を示す。座席情報画面では、画面の中央から右側に座席情報が表示され、画面左側に、「売上」、「予約一覧」、「座席情報」、「キッチン」、「メニュー管理」が縦に並んで表示されている。座席情報は、座席情報と配膳状況が選択可能である。座席情報では、テーブルを表す矩形状のマスが表示され、矩形状のマスには、テーブル名、ステータス(滞在時間/空席)、次の予約時間が表示される。矩形状のマスを選択すると、選択したマスに対応するテーブルの現在の状況、今日の予約の詳細情報が表示可能である。現在の状況では、人数、滞在時間、金額が表示される。今日の予約では、テーブルの予約状況が時系列で表示される。また、画面右上には、「座席設定」が表示されており、「座席設定」が選択されると、座席設定画面に遷移する。
図28は、座席設定画面の一例を示す。座席設定画面では、座席のレイアウト図の作成が行われる。具体的には、楕円形を作成する「楕円形」、長方形を作成する「長方形」、線を作成する「線」、文字を記載する「文字」、椅子を配置する「椅子」、ドアを配置する「ドア」、階段を配置する「階段」が表示されており、これらを選択することでレイアウト図を作成することができる。また、座席設定画面の右上には、「スマートフォン版のプレビュー」、「下書き保存」、「公開する」が表示されている。「スマートフォン版のプレビュー」を選択すると、作成したレイアウト図についてスマートフォンでの表示例を確認することができる。「下書き保存」を選択すると、作成したレイアウト図が自動精算サーバの記憶部15に保存される。「公開する」が選択されると、作成したレイアウト図が公開される。
図27の座席情報画面において、配膳状況が選択されると、座席情報画面(配膳状況)が表示される。図29は、座席情報画面(配膳状況)の一例を示す。座席情報画面(配膳状況)では、画面の中央から右側に配膳状況が表示され、画面左側に、「売上」、「予約一覧」、「座席情報」、「キッチン」、「メニュー管理」が縦に並んで表示されている。配膳状況では、テーブルを表す矩形状のマスが表示され、矩形状のマスには、テーブル名、配膳状況、ステータス(空席の有無)が表示される。配膳状況は、未配膳の料理数、配膳済の料理数を含む。矩形状のマスを選択すると、選択したマスに対応するテーブルの現在の状況、今日の予約の詳細情報が表示可能である。配膳が完了すると、空席状態となり、空席状態のタイミングで清算するようにしてもよい。
<キッチン画面>
図30は、キッチン画面の一例を示す。キッチン画面では、画面の中央から右側にキッチンの状況、換言すると、オーダーされた料理の注文状況、調理済みの料理、提供が完了した料理がテーブル毎に表示され、画面左側に、「売上」、「予約一覧」、「座席情報」、「キッチン」、「メニュー管理」が縦に並んで表示されている。キッチン画面では、「新規注文」タブ、「調理済み」タブ、「提供完了」タブが表示され、選択可能である。「新規注文」タブが選択されると、テーブル、受付時間、メニュー、オプション、数量の項目とともに、対応するデータが、テーブルの料理毎に並べて表示される。受付時間では、受付時間とともに、経過時間が表示される。受付時間は、事前予約の場合、入店手続が行われたタイミング、例えば、GPS情報に基づいて入店と判断されたタイミングとなる。また、受付時間は、現地注文の場合、注文ボタンが押されたタイミングとなる。また、オプションでは、例えば、大盛りの有無が表示される。また、テーブルの料理毎に「調理完了」ボタンが表示され、選択すると調理が完了した旨が自動精算サーバ1に送信され、「調理完了」が色分けして表示される。「調理済み」タブが選択されると、調理済みの料理一覧が表示される(図示せず)。また、「提供完了」タブが選択されると、提供が完了した料理一覧が表示される(図示せず)。
<メニュー画面>
図30は、メニュー画面の一例を示す。メニュー管理画面では、画面の中央から右側にメニュー一覧が表示され、画面左側に、「売上」、「予約一覧」、「座席情報」、「キッチン」、「メニュー管理」が縦に並んで表示されている。メニュー一覧では、「ID」、「メニュー名」、「カテゴリ」、「価格」、「公開/非公開」、「在庫」の項目とともに、対応するデータが表示される。IDは、メニューごとに設定された識別情報である。メニュー名は、メニューの写真と料理名を含む。カテゴリは、メニューのカテゴリ情報であり、パスタ、ピザ、リゾット等を含む。価格は、メニュー価格である。公開/非公開は、公開の有無に関する情報である。在庫は、メニューの在庫情報である。メニュー一覧の上部には、検索窓が表示され、メニューの検索が可能である。更に、「+新しいメニューを追加」ボタンが表示されており、「+新しいメニューを追加」が選択されると、「メニュー追加画面」が表示される。
図32は、メニュー追加画面の一例を示す。メニュー追加画面では、「メニューID」、「メニュー名」、「写真」、「カテゴリ」、「販売価格」、「税設定」、「原価」、「説明文」、「公開/非公開」、「在庫」の項目が表示され、対応するデータの入力が可能である。メニューIDは、メニュー画面のIDに対応しており、メニューごとに設定する識別情報である。写真は、「ファイル選択」ボタンを選択し、保存された写真から選ぶことができる。カテゴリは、メニューのカテゴリ情報であり、既存のカテゴリ情報から選択できる他、「+新しいカテゴリを追加」ボタンを選択し、新しいカテゴリを追記することができる。販売価格は、メニュー画面の価格に対応する。税設定は、消費税等の税率を選択して設定することができる。原価は、メニューの原価情報である。原価情報は、メニュー画面には表示されず、粗利益等を算出する際に用いられる。説明文は、メニューに関するメニュー情報である。公開/非公開は、公開の有無に関する情報であり、選択可能である。在庫は、メニューの在庫情報である。メニュー追加画面の右上には、「保存」ボタンが表示されており、「保存」ボタンが選択されると、入力した情報が自動精算サーバの記憶部15に記憶される。
<効果>
第2実施形態に係る自動精算システム100によれば、第1実施形態に係る自動精算システム100の効果に加えて、店舗において、売上管理、予約管理、座席情報の管理、オーダー管理、メニュー管理を店舗端末3で行うことができる。
<その他の実施形態>
第1実施形態では、一定時間経過した場合、ホールスタッフが片付け完了ボタンを選択した場合、自動精算が行われる例について説明したが、ユーザ端末2の位置情報が店舗の外に位置した場合、事前登録したキャッシュレス決済方法で自動精算するようにしてもよい。
また、第1実施形態のメニュー画面において、任意の料理が選択されると、拡大画面がポップアップ表示されるようにしてもよい。また、任意の料理が選択されると、音声、動画等で料理の説明が流れるようにしてもよい。
また、第1実施形態では、案内部117は、ユーザが座ることができる席に関する席情報をユーザ端末2に表示したが、席までの経路をユーザ端末2に表示して、ユーザを席まで案内するようにしてもよい。
また、第2実施形態のキッチン画面(図30)において、受付時間は、ユーザ端末2と店舗までの距離が所定の距離になった時、予約時間までの時間が所定時間になった時に自動的にスタートするようにしてもよい。その結果、来店の有無にかかわらず、自動的に調理を始めることが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明に係る自動精算システム等は、これらに限られず、可能な限りこれらを組み合わせることができる。本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1・・・自動精算サーバ
2・・・ユーザ端末
4・・・店舗端末
100・・・自動精算システム

Claims (7)

  1. ユーザ端末を介して飲食物のオーダーを受け付け、オーダーされた飲食物に関するオーダー情報をユーザ端末に表示させる処理と、店舗端末にオーダー情報を送信する処理とを含むオーダー処理を実行するオーダー処理部と、
    ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供するため、所定のタイミングで、ユーザ端末を認証するとともにオーダーの有無を確認する認証部と、
    ユーザ端末の認証後、かつ、オーダー処理後、オーダー結果と、オーダー処理後に自動精算する自動精算方法を含む決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う決済処理部と、
    を備える自動精算システム。
  2. 決済方法は、オーダー処理後、所定条件を満たすと事前登録したキャッシュレス決済方法で自動精算する自動精算方法と、直ちに特定のキャッシュレス決済方法で決済する選択決済方法を含み、決済処理部は、当該決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う、請求項1に記載の自動精算システム。
  3. 決済処理部は、一定時間経過した場合と、ユーザ端末の位置情報が店舗の外に位置した場合とのうち何れか一方の条件を満たした場合、事前登録したキャッシュレス決済方法で自動精算する、請求項2に記載の自動精算システム。
  4. 店舗で提供される飲食物のメニュー情報、飲食物の料金情報、店舗の空き情報、店舗の位置情報のうち少なくとも何れか一つを含む店舗情報をユーザ端末に表示させ、お店の予約を受け付ける予約部を更に備える、請求項1から3の何れか1項に記載の自動精算システム。
  5. ユーザの来店後、ユーザが座ることができる席に関する席情報をユーザ端末に表示させる案内部を更に備える、請求項1から4の何れか1項に記載の自動精算システム。
  6. ユーザ端末を介して飲食物のオーダーを受け付け、オーダーされた飲食物に関するオーダー情報をユーザ端末に表示させる処理と、店舗端末にオーダー情報を送信する処理とを含むオーダー処理を実行するオーダー処理ステップと、
    ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供するため、所定のタイミングで、ユーザ端末を認証するとともにオーダーの有無を確認する認証ステップと、
    ユーザ端末の認証後、かつ、オーダー処理後、オーダー結果と、オーダー処理後に自動精算する自動精算方法を含む決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う決済処理ステップと、
    を含む処理をコンピュータが実行する自動精算方法。
  7. ユーザ端末を介して飲食物のオーダーを受け付け、オーダーされた飲食物に関するオーダー情報をユーザ端末に表示させる処理と、店舗端末にオーダー情報を送信する処理とを含むオーダー処理を実行するオーダー処理ステップと、
    ユーザの来店時間に応じて飲食物を提供するため、所定のタイミングで、ユーザ端末を認証するとともにオーダーの有無を確認する認証ステップと、
    ユーザ端末の認証後、かつ、オーダー処理後、オーダー結果と、オーダー処理後に自動精算する自動精算方法を含む決済方法をユーザ端末に表示し、ユーザ端末を介して決済方法を受け付け、決済処理を行う決済処理ステップと、
    を含む処理をコンピュータに実行させる自動精算プログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7385787B1 (ja) 2023-08-17 2023-11-22 綾子 高橋 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
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