JP7385787B1 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の座席が設置されている所定場所に来たユーザに対して適切に座席を割り振る。【解決手段】サーバ100は、複数の座席が設置されているフードコートFC1に来たユーザU11が所持する電子機器MC1を利用して、座席を使用する使用権をユーザU11に付与し、複数の座席の使用の有無を管理する座席管理DB200の管理内容に基づいて、使用可能な座席を、使用権が付与されたユーザU11に案内するための第1案内情報を電子機器MC1から出力させる制御を実行する制御部120を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、座席を割り振ることが可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、多数の飲食店が設けられ、食事のための椅子及びテーブルが設置されている広場が存在する。この広場では、セルフサービス形式で食事が行われることが多い。例えば、何れかの飲食店で所望する食べ物を購入して、空いている座席に着座して食事をすることが可能である。しかし、昼食時等の場合には、食事を所望する人が多数となるため、各人に適切に座席を割り振ることが困難となる。そこで、座席の空席又は在席に関する情報を切り換える切換手段によって情報が切り換わった場合にその情報を送信することにより、座席の管理を遠隔で行うことができる技術が存在する(例えば、特許文献1)。
特開2020-177291号公報
上述した従来技術では、座席の空席又は在席情報を送信する予約情報送信装置を各座席に設置する必要がある。このため、予約情報送信装置の設置費用が増加する。ここで、近年では、スマートフォン等の携帯型の電子機器を所持するユーザが多い。そこで、これらの電子機器を用いて、複数のユーザに適切に座席を割り振ることができれば便利である。
本発明は、複数の座席が設置されている所定場所に来たユーザに対して適切に座席を割り振ることを目的とする。
本発明の一態様は、複数の座席が設置されている所定場所に来たユーザが所持する電子機器を利用して前記座席を使用する使用権を前記ユーザに付与することと、前記複数の座席の使用の有無を管理する管理部の管理内容に基づいて、使用可能な座席を、前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための案内情報を前記電子機器から出力させることと、を含み、前記座席又はその周囲には、前記ユーザが当該座席の使用を開始する際に、前記電子機器を用いて使用開始情報を送信するための識別情報が設置され、前記案内情報を送信した前記電子機器から前記識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、当該識別情報に係る座席に関する前記管理部の管理内容を使用中に変更すること、をさらに含む、情報処理方法、及び、その方法を実現する情報処理装置、並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明の一態様は、複数の座席が設置されている所定場所に設けられている通信機器とユーザが所持する電子機器との近距離無線通信を利用して前記所定場所に前記ユーザが来たことを検出することと、前記検出処理で前記所定場所に来たことが検出された前記ユーザに対して前記座席を使用する使用権を付与することと、前記複数の座席の使用の有無を管理する管理部の管理内容に基づいて、前記所定場所において使用可能な座席が存在するかを判定することと、前記判定処理で使用可能な座席が存在すると判定された場合には、前記使用権が付与された前記ユーザに当該座席を案内するための第1案内情報を前記電子機器から出力させ、前記判定処理で使用可能な座席が存在しないと判定された場合には、前記所定場所に使用可能な座席が存在しないため使用可能な座席が検出されるまで待機することを前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための第2案内情報を前記電子機器から出力させることと含み、前記座席又はその周囲には、前記ユーザが当該座席の使用を開始する際に、前記電子機器を用いて使用開始情報を送信するための識別情報が設置され、前記第1案内情報を送信した前記電子機器から前記識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、当該識別情報に係る座席に関する前記管理部の管理内容を使用中に変更すること、をさらに含む、情報処理方法、及び、その方法を実現する情報処理装置、並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、複数の座席が設置されている所定場所に来たユーザに対して適切に座席を割り振ることができる。
図1は、情報処理システムの使用例を示す図である。 図2は、テーブルの外観構成の一例を簡略化して示す上面図である。 図3は、情報処理システムのシステム構成の一例を簡略化して示す図である。 図4は、座席管理DBの構成例を示す図である。 図5は、電子機器管理DBの構成例を示す図である。 図6は、UI部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図7は、UI部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図8は、UI部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図9は、UI部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図10は、UI部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図11は、UI部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図12は、UI部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図13は、UI部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図14は、座席管理処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、座席予約処理の一例を示すフローチャートである。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[情報処理システムの使用例]
図1は、情報処理システム1(図3参照)の使用例を示す図である。図1では、テーブルT1乃至T9が設けられているフードコートFC1において使用する例を示す。フードコートFC1には、無線通信を利用して電子機器MC1、MC2との間で各情報のやりとりが可能な機器TM1、TM2が設置されている。また、情報処理システム1は、座席を管理する座席管理、テーブルを管理するテーブル管理のうちの少なくとも1つを管理するための座席管理システムである。なお、本実施形態では、座席を使用する権利(使用権)をテーブル単位で管理する例を示すが、座席単位で使用権を管理してもよい。なお、情報処理システム1により提供される座席管理サービスを利用するためのアプリケーション(座席管理アプリ)をインストールした電子機器のみを利用対象としてもよく、座席管理アプリの有無に関わらず、座席管理システムを利用可能としてもよい。
ここで、フードコートは、フードコート内、又は、フードコートの周囲に多数の飲食店が設けられ、食事のための椅子及びテーブルが設置されている場所を意味する。また、フードコートでは、セルフサービス形式で食事が行われることが多いため、何れかの飲食店で所望する食べ物を購入して空いている座席に着座して食事をすることが可能である。
例えば、ユーザU11乃至U14の4人家族がフードコートFC1に来た場合に、テーブルT1乃至T9のうちの使用可能なテーブルを利用して食事をすることが可能である。しかし、昼食時等の場合には、食事を所望する人が多数となるため、使用可能なテーブルが存在しないことも想定される。また、空いたテーブルが出た場合でも、フードコートFC1に早く来た人がその空いたテーブルを確保することが困難なことも想定される。すなわち、フードコートFC1に来たユーザに対して適切に座席を割り振ることが困難となるおそれがある。そこで、本実施形態では、フードコートFC1に来た順番に基づいて、座席を適切に割り振るようにする。
例えば、ユーザU11乃至U14の4人家族がフードコートFC1に来た場合には、何れかのユーザ(例えばユーザU11)が所持する電子機器MC1を利用して機器TM1との間で所定の通信を行う。これにより、ユーザU11乃至U14の4人家族は、フードコートFC1のテーブルを使用する権利(使用権)を得ることが可能となる。
同様に、例えば、ユーザU21乃至U23の3人家族がフードコートFC1に来た場合には、何れかのユーザ(例えばユーザU21)が所持する電子機器MC2を利用して機器TM2との間で所定の通信を行う。これにより、ユーザU21乃至U23の3人家族は、フードコートFC1のテーブルを使用する権利(使用権)を得ることが可能となる。そして、フードコートFC1のテーブルを使用する権利(使用権)が付与された順番に従って、各ユーザに座席を適切に割り振るようにする。
[テーブルの外観構成例]
図2は、テーブルT1の外観構成の一例を簡略化して示す上面図である。テーブルT1には、4組の椅子C1乃至C4が設けられているものとする。なお、他のテーブルT2乃至T9の外観構成についても同様であるため、ここでの図示及び説明を省略する。また、図2では、4組の椅子が設けられているテーブルを例にして説明するが、1乃至3組の椅子、又は、5組以上の椅子が設けられているテーブルについても同様に適用可能である。
テーブルT1の上面には、ユーザの使用開始を検出するための使用開始画像GS1が設けられている。使用開始画像GS1は、少なくともテーブルT1を識別するためのテーブル識別情報を電子機器が取得可能となる画像で構成される。使用開始画像GS1として、例えば、1次元コード(例えばバーコード)、2次元コード(例えばQRコード(登録商標))、3次元コードを用いることが可能である。例えば、テーブルT1に係るテーブル識別情報を電子機器が取得可能な画像(例えば1次元コード、2次元コード)が印刷されたシールを、使用開始画像GS1としてテーブルT1の上面に張り付けることが可能である。また、使用開始画像GS1をテーブルT1の上面に直接記載してもよい。
また、テーブルT1の上面には、テーブルT1をユーザが視覚的に容易に識別可能とするためのテーブル名称表示TN1が設けられている。例えば、テーブルT1を1番テーブルと称し、テーブルT2乃至T9を、それぞれ2番乃至9番テーブルと称するものとする。この場合には、テーブル名称表示TN1として1番テーブルの文字をテーブルT1の上面に付すようにする。例えば、1番テーブルの文字が印刷されたシールをテーブルT1の上面に張り付けてもよく、1番テーブルの文字をテーブルT1の上面に直接記載したり、テーブルT1の上面に凹凸で形成したりしてもよい。なお、座席を使用する使用権を座席単位で管理をする場合には、使用開始画像GS1に相当する画像と、テーブル名称表示TN1に相当する座席名称表示とを、各座席に設けるようにする。
[情報処理システムの構成例]
図3は、情報処理システム1のシステム構成の一例を簡略化して示す図である。
情報処理システム1は、ネットワークNW1を介して接続可能な複数の機器により構成される。図3では、サーバ100と、電子機器MC1、MC2と、機器TM1、TM2とにより情報処理システム1が構成される例を示す。サーバ100、電子機器MC1、MC2、機器TM1、TM2のそれぞれは、有線通信又は無線通信を利用した通信方式によってネットワークNW1に接続される。ネットワークNW1は、公衆回線網、インターネット等のネットワークである。なお、電子機器MC1、MC2と、機器TM1、TM2とについては、ネットワークNW1を経由せずに、有線通信又は無線通信を利用した直接的な接続により接続されてもよい。
[サーバの構成例]
サーバ100は、フードコートFC1に設置されている座席を管理する座席管理、テーブルを管理するテーブル管理のうちの少なくとも1つを管理するサーバである。
サーバ100は、通信部110と、制御部120と、記憶部130とを備える。
通信部110は、制御部120の制御に基づいて、有線通信又は無線通信を利用して、他の機器との間で各種情報のやりとりを行うものである。
制御部120は、記憶部130に記憶されている各種プログラムに基づいて各部を制御するものである。制御部120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置により実現される。なお、CPUは、制御装置(制御回路)及び演算装置(演算回路)からなる中央処理装置(電子機器)の一例である。また、制御部120により実行される座席管理処理については、図6乃至図15等を参照して詳細に説明する。
記憶部130は、各種情報を記憶する記憶媒体である。例えば、記憶部130には制御部120が各種処理を行うために必要となる各種情報(例えば、制御プログラム、座席管理DB200(図4参照)、電子機器管理DB210(図5参照)、地図情報)が記憶される。また、記憶部130には、通信部110を介して取得された各種情報が記憶される。記憶部130として、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又は、これらの組み合わせを用いることができる。
[電子機器の構成例]
電子機器MC1は、通信部171と、制御部172と、記憶部173と、画像取得部174と、位置情報取得部175と、UI(User Interface)部180とを備える。なお、電子機器MC2の構成についても電子機器MC1と同様であるため、電子機器MC2についての説明を省略する。
通信部171は、制御部172の制御に基づいて、有線通信又は無線通信を利用して、他の機器との間で各種情報のやりとりを行うものである。
制御部172は、記憶部173に記憶されている各種プログラムに基づいて各部を制御するものである。制御部172は、例えば、CPU等の処理装置により実現される。なお、制御部172により実行される各処理については、図6乃至図15等を参照して詳細に説明する。
記憶部173は、各種情報を記憶する記憶媒体である。例えば、記憶部173には制御部172が各種処理を行うために必要となる各種情報(例えば、制御プログラム、座席予約アプリ、機器識別情報)が記憶される。また、記憶部173には、通信部171を介して取得された各種情報が記憶される。記憶部173として、例えば、ROM、RAM、SRAM、HDD、SSD、又は、これらの組み合わせを用いることができる。なお、記憶部173については、取り外し可能な記憶部とするようにしてもよく、電子機器MC1に内蔵される記憶部としてもよい。また、電子機器MC1には、取り外し可能な記憶部と、内蔵される記憶部との双方を設けるようにしてもよい。
画像取得部174は、制御部172の制御に基づいて、被写体を撮像して画像(画像データ)を生成するものであり、生成された画像を制御部172に出力する。画像取得部174は、例えば、レンズ(図示省略)により集光された被写体からの光を入射する撮像素子(イメージセンサ、画像センサ)、その撮像素子により生成された画像データについて所定の画像処理を施す画像処理部等により構成される。撮像素子として、例えば、CCD(Charge Coupled Device)型、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の撮像素子を用いることができる。
位置情報取得部175は、電子機器MC1が存在する位置に関する位置情報を取得するものであり、取得した位置情報を制御部172に出力する。位置情報取得部175は、例えば、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)信号を受信してそのGPS信号に基づいて位置情報を算出するGPS受信機により実現することができる。また、その算出された位置情報には、GPS信号の受信時における緯度、経度、高度等の位置に関する各データが含まれる。また、他の位置情報の取得方法により位置情報を取得する位置情報取得装置を用いるようにしてもよい。例えば、周囲に存在する無線LANによるアクセスポイント情報を用いて位置情報を導き出し、この位置情報を取得する位置情報取得装置を用いるようにしてもよい。また、例えば、通話や通信に利用する基地局の位置情報を用いて位置情報を導き出し、この位置情報を取得する位置情報取得装置を用いるようにしてもよい。また、例えば、ナビゲーション機能による位置推定技術を用いて位置情報を導き出し、この位置情報を取得する位置情報取得装置を用いるようにしてもよい。例えば、各種センサ(例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ)によるセンサ情報と、地図情報とに基づいて、自機器の位置を推定することができる。
UI部180は、受付部181と、出力部182とを備える。
受付部181は、ユーザU11からの各種操作を受け付けるものであり、その受け付けられた操作内容を制御部172に出力する。なお、受付部181及び出力部182については、ユーザがその指を表示面に接触又は近接することにより操作入力を行うことが可能なタッチパネルとして構成してもよく、別体のユーザインタフェースとして構成してもよい。別体のユーザインタフェースとして構成する場合には、スイッチ、ボタン、キーボード等の各種操作部材を受付部181として用いることが可能である。また、操作部に相当する画像を壁等に投影して、その画像を利用(例えば、ユーザが指す)して操作を行うことが可能なユーザインタフェースとしてもよい。また、ユーザが発する音声に基づいて各種操作を受け付ける音入力部等を受付部181として用いてもよい。音入力部は、電子機器MC1の周囲の音を取得するものであり、取得された音に関する音情報を制御部172に出力する。音入力部として、例えば、1又は複数のマイクや音取得センサを用いることができる。
出力部182は、制御部172の制御に基づいて、各種情報を出力するものである。例えば、出力部182は、表示部及び音出力部により構成することが可能である。この表示部は、制御部172からの指示に基づいて、各種画像を表示する。表示部として、例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネル、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示パネルを用いることができる。音出力部は、制御部172からの指示に基づいて、各種音声を出力する。音出力部として、例えば1又は複数のスピーカを用いることができる。なお、表示部、音出力部、音入力部、受付部181は、ユーザインタフェースの一例であり、これらのうちの一部を省略してもよく、他のユーザインタフェースを用いてもよい。
[機器の構成例]
機器TM1は、通信部140と、制御部150と、記憶部160とを備える。なお、機器TM2の構成についても機器TM1と同様であるため、機器TM2についての説明を省略する。
通信部140は、制御部150の制御に基づいて、有線通信又は無線通信を利用して、他の機器との間で各種情報のやりとりを行うものである。
制御部150は、記憶部160に記憶されている各種プログラムに基づいて各部を制御するものである。制御部150は、例えば、CPU等の処理装置により実現される。なお、制御部150により実行される各処理については、図6乃至図15等を参照して詳細に説明する。
記憶部160は、各種情報を記憶する記憶媒体である。例えば、記憶部160には制御部150が各種処理を行うために必要となる各種情報(例えば、制御プログラム、フードコートFC1を特定するための設置場所識別情報)が記憶される。また、記憶部160には、通信部140を介して取得された各種情報が記憶される。記憶部160として、例えば、ROM、RAM、SRAM、HDD、SSD、又は、これらの組み合わせを用いることができる。なお、記憶部160については、取り外し可能な記憶部とするようにしてもよく、機器TM1に内蔵される記憶部としてもよい。また、機器TM1には、取り外し可能な記憶部と、内蔵される記憶部との双方を設けるようにしてもよい。
[各機器間で使用される通信例]
図3に示すように、サーバ100、電子機器MC1、MC2、機器TM1、TM2のそれぞれは、所定の通信を利用して各情報のやりとりを行う。そこで、ここでは、各機器間で使用される通信例について説明する。
サーバ100は、有線通信又は無線通信を利用した通信方式によってネットワークNW1に接続される。
また、電子機器MC1、MC2、機器TM1、TM2のそれぞれは、有線通信又は無線通信を利用した通信方式によってネットワークNW1に接続される。例えば、電子機器MC1、MC2、機器TM1、TM2のそれぞれは、無線通信として、無線LAN(Local Area Network)(例えば、Wi-Fi(Wireless Fidelity))、Bluetooth(登録商標)(IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.15.1)、ZigBee(登録商標)(IEEE802.15.4)、WiMax、赤外線通信などの各種の無線通信規格の無線通信のうちの少なくとも1つを行うことができるものとする。また、電子機器MC1、MC2、機器TM1、TM2のそれぞれは、無線通信として、例えば、公衆網(例えば、3G(3rd Generation)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)、6G(6th Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の移動通信システム)を用いるようにしてもよい。なお、これらは、無線通信の一例であり、他の無線通信規格の無線通信などに各実施の形態を適用するようにしてもよい。
また、電子機器MC1(又はMC2)及び機器TM1(又はTM2)間の通信については、上述した各無線通信規格の無線通信を利用することが可能である。ここで、本実施形態では、電子機器MC1及び機器TM1間での通信が行われることにより、電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に来たことが検出される。そこで、電子機器MC1(又はMC2)及び機器TM1(又はTM2)間の通信については、両者の機器が比較的近い位置に存在することを適切に判定するため、近距離無線通信(例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、非接触型通信)を利用することが好ましい。
[フードコートに来たユーザを検出する検出例]
次に、フードコートFC1に来たユーザをサーバ100が検出する検出方法について説明する。なお、ここでは、主に、電子機器MC1及び機器TM1を用いてフードコートFC1に来たユーザを検出する検出方法について説明するが、電子機器MC2、機器TM2を用いる場合についても同様である。また、図6乃至図15では、主に、無線通信(特に、近距離無線通信)を利用して電子機器MC1と機器TM1との間で所定のやり取りが行われ、電子機器MC1と機器TM1とが近接したことが検出されたことを条件に、電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に来たことを検出する検出方法を例として示す。このように、電子機器MC1と機器TM1との近接が検出され、ユーザU11がフードコートFC1に来たことが検出されると、フードコートFC1のテーブルを使用する権利(使用権)がユーザU11(及びその関係者)に付与される。
[近距離無線通信を利用したユーザ検出例]
最初に、近距離無線通信(例えば、非接触型通信、NFC(Near field communication))を利用してフードコートFC1に来たユーザU11を検出する検出方法について説明する。例えば、電子機器MC1及び機器TM1の双方が近距離無線通信に対応する機器であるものとする。この場合には、電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に来た場合には、ユーザU11が手に持った電子機器MC1を機器TM1に近づけることにより、電子機器MC1及び機器TM1間で近距離無線通信が行われる。この通信により、機器TM1の記憶部160に記憶されている設置場所識別情報(フードコートFC1を特定するための識別情報)を電子機器MC1が取得可能となり、電子機器MC1の記憶部173に記憶されている機器識別情報(電子機器MC1を特定するための識別情報)を機器TM1が取得可能となる。これにより、電子機器MC1及び機器TM1の双方が、設置場所識別情報及び機器識別情報を所定情報(例えば来場情報)として取得可能である。そして、電子機器MC1及び機器TM1のうちの少なくとも1つが、その取得された来場情報をサーバ100に送信することにより、サーバ100の制御部120は、フードコートFC1にユーザU11が来たことを検出可能である。
例えば、機器TM1と電子機器MC1とが近接した場合には、無線通信を利用して機器TM1及び電子機器MC1間で所定のやりとりが行われ、機器TM1の制御部150は、電子機器MC1の機器識別情報を取得することが可能である。この場合には、機器TM1の制御部150は、取得された電子機器MC1の機器識別情報と、記憶部160に記憶されている設置場所識別情報(フードコートFC1の識別情報)とを含めた来場情報をサーバ100に送信することが可能である。
また、例えば、機器TM1と電子機器MC1とが近接した場合には、無線通信を利用して機器TM1及び電子機器MC1間で所定のやりとりが行われ、電子機器MC1の制御部172は、機器TM1の記憶部160に記憶されている設置場所識別情報(フードコートFC1の識別情報)を取得することが可能である。この場合には、電子機器MC1の制御部172は、取得された設置場所識別情報(フードコートFC1の識別情報)と、電子機器MC1の機器識別情報とを含めた来場情報をサーバ100に送信することが可能である。
ここで、来場情報は、座席管理を実行する場所(例えばフードコートFC1)に、テーブル(又は座席)の使用権を付与するユーザ(例えばユーザU11)が来たことをサーバ100に通知するための情報である。例えば、来場情報には、テーブル管理を実行する場所(例えばフードコートFC1)と、テーブルの使用権を付与するユーザ(例えばユーザU11)が所持する電子機器(例えば電子機器MC1)とを特定するための情報が含まれる。
なお、機器TM1及び電子機器MC1のうちの1つが来場情報をサーバ100に送信してもよく、機器TM1及び電子機器MC1の双方が来場情報をサーバ100に送信してもよい。なお、機器TM1及び電子機器MC1の双方が来場情報をサーバ100に送信した場合には、双方から受信した来場情報に含まれる各要素(機器識別情報、設置場所識別情報)が一致するため、サーバ100の制御部120は、電子機器MC1に関する登録処理をより適切に実行することが可能である。
[無線通信を利用したユーザ検出例]
次に、近距離無線通信以外の無線通信(例えば、Wi-Fi、Bluetooth)を利用してフードコートFC1に来たユーザU11を検出する検出方法について説明する。例えば、電子機器MC1及び機器TM1の双方が無線通信に対応する機器であるものとする。この場合には、電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に近づいた場合には、電子機器MC1及び機器TM1間で無線通信が行われる。この通信により、機器TM1の記憶部160に記憶されている設置場所識別情報を電子機器MC1が取得可能となり、電子機器MC1の記憶部173に記憶されている機器識別情報を機器TM1が取得可能となる。これにより、電子機器MC1及び機器TM1の双方が所定情報(例えば来場情報)を取得することが可能である。そして、その取得された来場情報をサーバ100に送信することにより、サーバ100の制御部120は、フードコートFC1にユーザU11が来たことを検出可能である。この場合には、上述したように、機器TM1及び電子機器MC1のうちの1つが来場情報をサーバ100に送信してもよく、機器TM1及び電子機器MC1の双方が来場情報をサーバ100に送信してもよい。なお、電子機器MC1が機器TM1に所定距離(例えば数m乃至数十m)まで近づいたことを条件に、フードコートFC1にユーザU11が来たことを検出してもよい。例えば、電子機器MC1及び機器TM1間でやりとりされる電波の受信強度に基づいて、機器TM1を基準とする所定範囲内に電子機器MC1が近づいたことを判定可能である。そこで、その電波の受信強度に基づく判定方法を用いて電子機器MC1が機器TM1に近づいたことを検出してもよい。
[位置情報を利用したユーザ検出例]
次に、電子機器MC1の位置情報を利用してフードコートFC1に来たユーザU11を検出する検出方法について説明する。例えば、電子機器MC1の位置情報取得部175により取得された位置情報を所定タイミングでサーバ100に送信する。この場合には、記憶部130に記憶されている地図情報におけるフードコートFC1の位置と、電子機器MC1の位置情報とに基づいて、サーバ100の制御部120は、フードコートFC1にユーザU11が来たことを検出可能である。
[画像読取を利用したユーザ検出例]
次に、電子機器MC1の画像取得部174を利用してフードコートFC1に来たユーザU11を検出する検出方法について説明する。例えば、フードコートFC1内またはその周囲の所定場所(例えば、機器TM1、TM2)に所定の画像情報(例えば、1次元コード、2次元コード)を設ける。この画像情報は、フードコートFC1を識別可能な識別情報を読み取り可能な情報であるものとする。例えば、機器TM1の外部にQRコードが記載されたシールを貼り付けておく。そして、電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に来た場合には、ユーザU11が手に持った電子機器MC1を機器TM1に近づけ、画像取得部174を利用して機器TM1の外部に記載されたQRコードを読み取る。この読み取りにより電子機器MC1の制御部172は、フードコートFC1を識別可能な識別情報を取得することが可能である。このため、電子機器MC1の制御部172が、その取得されたフードコートFC1の識別情報と、電子機器MC1の機器識別情報とを含めた来場情報をサーバ100に送信することにより、サーバ100の制御部120は、フードコートFC1にユーザU11が来たことを検出可能である。
[ユーザの手動操作を利用したユーザ検出例]
次に、電子機器MC1を所持するユーザU11の手動操作を利用してフードコートFC1に来たユーザU11を検出する検出方法について説明する。例えば、電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に来た場合には、ユーザU11は、電子機器MC1のUI部180を用いて所定操作を行う。例えば、フードコートFC1に来たことを示す文字入力操作、選択操作等を行う。この所定操作により電子機器MC1の制御部172は、フードコートFC1を識別可能な識別情報を取得することが可能である。このため、電子機器MC1の制御部172が、その取得されたフードコートFC1の識別情報と、電子機器MC1の機器識別情報とを含めた来場情報をサーバ100に送信することにより、サーバ100の制御部120は、フードコートFC1にユーザU11が来たことを検出可能である。
[座席管理DBの構成例]
図4は、記憶部130に格納されている座席管理DB200の構成例を示す図である。
座席管理DB200には、テーブル使用情報203と、使用開始時刻204と、機器識別情報205とがフードコート識別情報201及びテーブル識別情報202に関連付けて格納される。また、座席管理DB200には、テーブル及び座席の配置を表示するための画像情報(図6参照)がフードコート識別情報201及びテーブル識別情報202に関連付けて格納される。
フードコート識別情報201は、管理対象となるテーブルが設置されているフードコートを識別するための識別情報である。図4では、説明を容易にするため、図1に示すフードコートFC1の符号「FC1」をフードコートFC1の識別情報としてフードコート識別情報201に格納する例を示す。
テーブル識別情報202は、フードコートに設置されている各テーブルを識別するための識別情報である。図4では、説明を容易にするため、図1に示すテーブルT1乃至T9の各符号を各テーブルの識別情報としてテーブル識別情報202に格納する例を示す。
テーブル使用情報203は、フードコートに設置されている各テーブルの使用の有無を管理するための管理情報である。図4では、説明を容易にするため、使用されているテーブルには「使用中」を格納し、使用可能なテーブルには「使用可能」を格納する例を示す。
使用開始時刻204は、フードコートに設置されている各テーブルの使用が開始された時刻を示す時間情報である。例えば、使用が開始されたテーブルについては、その使用開始時刻が格納され、その使用が終了すると、その使用開始時刻が消去される。
機器識別情報205は、フードコートに設置されている各テーブルを使用するユーザが所持する機器を識別するための機器識別情報である。この機器識別情報は、例えば、各機器を一意に識別可能な情報(例えば、端末識別情報、シリアル情報)である。機器識別情報として、例えば、IMEI(International Mobile Equipment Identity)を用いることが可能である。なお、図4では、説明を容易にするため、図1に示す電子機器MC1、MC2の各符号を各電子機器の識別情報として機器識別情報205に格納する例を示す。
なお、座席を使用する使用権を座席単位で管理をする場合には、テーブル識別情報202の代わりに、座席識別情報を設け、テーブル使用情報203の代わりに、座席使用情報を設けるようにする。
[電子機器管理DBの構成例]
図5は、記憶部130に格納されている電子機器管理DB210の構成例を示す図である。なお、電子機器管理DB210は、1又は複数のフードコートにおいて各ユーザが使用する電子機器を管理するものである。例えば、本実施形態に係る座席管理システムを利用するための所定の手続をした電子機器を電子機器管理DB210に格納して登録することが可能である。例えば、座席管理システムを利用するためのアプリケーション(座席管理アプリ)をインストールした電子機器を管理対象として登録することが可能である。
電子機器管理DB210には、来場時刻212と、フードコート識別情報213と、テーブル識別情報214と、待ち情報215とが機器識別情報211に関連付けて格納される。なお、機器識別情報211、フードコート識別情報213及びテーブル識別情報214は、図3に示す同一名称の各情報に対応するため、ここでの説明を省略する。
来場時刻212は、フードコートにユーザが来場した時刻を示す時間情報である。例えば、フードコートFC1に設置されている機器TM1に電子機器MC1を近接させると、機器TM1と電子機器MC1との間で所定の通信が行われ、来場情報がサーバ100に送信される。これにより、サーバ100は、ユーザU11がフードコートFC1に来たことを検出可能となる。この検出時刻が来場時刻212に格納される。
待ち情報215は、フードコートにユーザが来場した際に、待ち情報が送信されたか否かを示す情報である。図5では、説明を容易にするため、待ち情報が送信された電子機器には「送信」を格納し、待ち情報が送信されていない電子機器には「-」を格納する例を示す。例えば、フードコートFC1にユーザU11が来場した際に、フードコートFC1に空きテーブルが存在しない場合には、ユーザU11が所持する電子機器MC1に待ち情報が送信される。この待ち情報に基づいて、満席を示す案内情報が電子機器MC1のUI部180に表示される。例えば、図10に示す表示画面400が表示される。
[空席が存在する場合の表示例]
図6は、電子機器MC1を機器TM1に近接させた場合にUI部180に表示される表示画面300の一例を示す図である。図6乃至図8では、フードコートFC1に設置されているテーブルT1乃至T9のうちの少なくとも一部が空いている場合の例を示す。なお、ここでは、電子機器MC1を機器TM1に近接させた場合の例を示すが、電子機器MC1を機器TM2に近接させた場合についても同様である。
表示画面300は、電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に来たことを検出した旨を示す表示画面である。表示画面300には、メッセージ表示領域301と、テーブル案内画像表示領域302と、現在地標識303と、OKボタン304と、キャンセルボタン305とが表示される。
メッセージ表示領域301には、電子機器MC1を所持するユーザU11のフードコートFC1への来場を受け付けた旨と、空きテーブルが存在する旨とが表示される。
テーブル案内画像表示領域302には、フードコートFC1に設置されているテーブルT1乃至T9を示すテーブル画像が、テーブルT1乃至T9の配置に応じて表示される。また、各テーブル画像内には、テーブルの使用状況が表示される。すなわち、使用されているテーブルには「使用中」が表示され、使用可能なテーブルには「空」が表示される。また、使用中のテーブルと使用可能なテーブルとを識別可能な他の表示態様としてもよい。例えば、使用中のテーブルと使用可能なテーブルとの色を変更(例えば、使用中のテーブルを赤で表示し、使用可能なテーブルを緑で表示する)したり、使用中のテーブルと使用可能なテーブルとのサイズを変更(例えば、使用中のテーブルを小さく表示し、使用可能なテーブルを大きく表示する)したりして表示することが可能である。また、点滅表示、線の太さを変更する等の各種の表示態様を利用して使用中のテーブルと使用可能なテーブルとを識別可能に表示することが可能である。図6では、「使用中」及び「空」の文字表示とともに、使用可能なテーブルを点線の枠306乃至309で囲むことにより、使用中のテーブルと使用可能なテーブルとを識別可能に表示する例を示す。これにより、ユーザU11は、使用可能なテーブルを目視で容易に確認することが可能となる。なお、これらの各情報については、座席管理DB200に基づいて表示される。
現在地標識303には、フードコートFC1におけるユーザU11(電子機器MC1)の現在地が表示される。例えば、電子機器MC1が備える位置情報取得部(例えば、GPS機器)により取得された位置情報を、無線通信を利用して、サーバ100が取得することにより、サーバ100の制御部120は、電子機器MC1を所持するユーザU11の位置を取得することが可能である。そこで、制御部120は、記憶部130に記憶されている地図情報におけるフードコートFC1の位置情報と、ユーザU11の位置情報とに基づいて、現在地標識303を表示することが可能である。ただし、屋内でGPS信号を受信できないことも想定される。この場合には、フードコートFC1内又はその周囲に設置されている無線機器(例えば、Wi-Fi機器、機器TM1、TM2等)と、電子機器MC1との間で行われる通信に関する電波強度を利用した位置測定技術を利用して電子機器MC1を所持するユーザU11の位置を取得することが可能である。また、電子機器MC1及び機器TM1間での近距離無線通信を利用して電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に来たことが検出された場合には、その検出時におけるユーザU11の位置は、機器TM1の設置位置に近接していると考えられる。そこで、その検出時には、機器TM1の設置位置に基づいてユーザU11の位置を推定可能である。これらにより、ユーザU11は、自身の位置と、使用可能なテーブルの位置とを容易に確認することが可能となる。
OKボタン304は、テーブル案内画像表示領域302に表示されている使用可能なテーブルを使用することを所望する場合に選択されるボタンである。OKボタン304の選択操作がされた場合の表示例を図7に示す。
キャンセルボタン305は、テーブル案内画像表示領域302に表示されている使用可能なテーブルを使用することをキャンセルする場合に選択されるボタンである。例えば、フードコートFC1で所望するテーブルの確保ができないと判断した場合、フードコートFC1での食事を変更した場合等にキャンセルボタン305が選択される。この場合には、ユーザU11に付与されたフードコートFC1でのテーブルの使用権が抹消される。なお、本実施形態では、電子機器管理DB210の来場時刻212、フードコート識別情報213に各情報が格納された場合に、フードコートFC1でのテーブルの使用権が付与されたと称し、電子機器管理DB210の来場時刻212、フードコート識別情報213から各情報が削除された場合に、フードコートFC1でのテーブルの使用権が抹消されたと称する。
図7は、表示画面300においてOKボタン304の選択操作がされた後にUI部180に表示される表示画面310の一例を示す図である。
表示画面310は、ユーザU11が所望するテーブルに移動した後にそのテーブルの識別情報を送信する旨を示す表示画面である。表示画面310には、メッセージ表示領域311と、画像読取領域312と、読取ボタン313と、戻るボタン314とが表示される。
メッセージ表示領域311には、ユーザU11が所望するテーブルに移動した後にそのテーブルに貼ってある使用開始画像GS1(図2参照)を読み取る旨が表示される。
画像読取領域312は、電子機器MC1の画像取得部174を用いて取得された撮像画像が表示される領域である。具体的には、ユーザU11が所望するテーブルに貼ってある使用開始画像GS1を取得するため、画像読取領域312内に使用開始画像GS1を表示させる。例えば、ユーザU11が所望するテーブルに移動した後にそのテーブルに貼ってある使用開始画像GS1(図2参照)に電子機器MC1のレンズの光軸を向けることにより、画像読取領域312内に使用開始画像GS1を表示させることが可能である。これにより、ユーザU11は、画像読取領域312内に表示される使用開始画像GS1を確認することが可能となる。
読取ボタン313は、画像読取領域312に使用開始画像GS1が表示されている場合に、その読み取り動作を確定する際に選択されるボタンである。読取ボタン313の選択操作がされた場合の表示例を図8に示す。
戻るボタン314は、直前の表示画面に戻したい場合に選択されるボタンである。例えば、テーブル案内画像表示領域302(図6参照)に表示される使用可能なテーブルの位置等を再度確認したい場合等に戻るボタン314が選択される。
なお、この例では、ユーザU11の手動操作に基づいて、ユーザU11が使用するテーブル(又は座席)に関する座席情報を電子機器MC1が取得し、その座席情報に基づいて、ユーザU11が着席したことを示す着席情報を電子機器MC1がサーバ100に送信する例を示す。ただし、ユーザU11がテーブル(又は座席)に近接した場合に、そのテーブル(又は座席)に関する座席情報を電子機器MC1が自動で取得し、その座席情報に基づいて、電子機器MC1が着席情報をサーバ100に自動で送信してもよい。電子機器MC1とテーブルとの距離については、上述した位置情報に基づく判定方法、無線通信に基づく判定方法等を用いることが可能である。
例えば、表示画面310に相当する表示画面を表示した状態で、使用可能なテーブルにユーザU11が近づき、そのテーブル又はその付近に所定時間(例えば数分)以上、ユーザU11が存在していることが検出されたことを条件に、電子機器MC1の制御部172は、そのテーブルの識別情報を取得し、その識別情報を含む着席情報をサーバ100に送信することが可能である。例えば、各テーブルに所定の電波(各テーブルを識別可能な情報を含む電波(例えば、ビーコン))を出力可能な通信機器を設置し、この通信機器から出力される電波の受信強度に基づいて、各テーブルと電子機器MC1との距離を、制御部172は判定可能である。そして、制御部172は、その受信強度が所定値以上となる電波を検出した場合には、その電波を出力した通信機器が設置されたテーブルの識別情報を含む着席情報をサーバ100に送信する。
また、例えば、各テーブルに近距離無線通信が可能な通信機器を設置し、この通信機器と電子機器MC1との間で所定のやりとりが行われたことに基づいて、その通信機器が設置されたテーブルに関する座席情報を電子機器MC1が取得し、その座席情報に基づいて着席情報を電子機器MC1がサーバ100に送信することが可能である。
また、例えば、電子機器MC1により取得された位置情報に基づいてサーバ100が着席情報を取得してもよい。例えば、電子機器MC1により取得された位置情報をサーバ100に送信し、サーバ100の制御部120は、その位置情報と、記憶部130に記憶されている地図情報におけるテーブルの位置とを比較して、その一致度に基づいて、ユーザU11が近づいたテーブルを判定可能である。そこで、使用可能なテーブルにユーザU11が近づき、そのテーブル又はその付近に所定時間(例えば数分)以上、ユーザU11が存在していることが検出されたことを条件に、制御部120は、そのテーブルの識別情報を取得し、その識別情報に基づいて着席情報を取得することが可能である。
図8は、表示画面310において読取ボタン313の選択操作がされた後にUI部180に表示される表示画面320の一例を示す図である。
表示画面320は、ユーザU11が使用するテーブルの登録が終了した後に表示される表示画面である。表示画面320には、メッセージ表示領域321と、食事終了ボタン322と、キャンセルボタン323とが表示される。
メッセージ表示領域321には、ユーザU11が使用するテーブルの登録が終了した旨と、テーブルの使用が終了したら終了ボタンを選択する旨とが表示される。
食事終了ボタン322は、登録されたテーブルの使用が終了した場合に選択されるボタンである。食事終了ボタン322の選択操作がされた場合の表示例を図9に示す。
キャンセルボタン323は、テーブルの使用登録をキャンセルする場合に選択されるボタンである。例えば、使用する予定でテーブルを確保した後に、そのテーブルの使用が不要となった場合等にキャンセルボタン323が選択される。なお、ユーザU11がテーブルを確保することができた後に、表示画面320が表示されるため、表示画面320が表示された場合には、ユーザU11に付与されたテーブルの使用権が抹消される。このため、キャンセルボタン323の選択操作がされた後に、新たなテーブルを再度確保する必要がある場合には、ユーザU11は、新たに来場の操作(例えば、電子機器MC1を機器TM1に近接させる操作)を行うようにする。
なお、表示画面320が表示された後に、フードコートFC1に設置されている飲食店に関する各情報(例えば、メニュー情報、リンク情報)を、電子機器MC1のUI部180に表示させてもよい。例えば、表示画面320に飲食店ボタンを表示させ、この飲食店ボタンの選択操作後に飲食店に関する各情報を表示してもよい。フードコートFC1に設置されている飲食店に関する各情報については、フードコートFC1に関連付けて記憶部130に記憶しておき、その記憶された各情報を用いて電子機器MC1のUI部180に各表示画面を表示することが可能である。これにより、ユーザU11は、座席を確保した後に速やかに料理の注文を引き続き実行することが可能である。なお、飲食店に関する各情報については、満席である場合にも、予めユーザU11に提供することが可能である。例えば、図10に示す表示画面400に飲食店ボタンを表示させ、この飲食店ボタンの選択操作後に飲食店に関する各情報を表示してもよい。この場合には、ユーザU11は、席が空くのを待っている間に、所望の飲食を注文等することが可能である。
図9は、表示画面320において食事終了ボタン322の選択操作がされた後にUI部180に表示される表示画面330の一例を示す図である。
表示画面330は、ユーザU11がテーブルの使用の終了操作をした後に表示される表示画面である。表示画面330には、メッセージ表示領域331と、確認ボタン332とが表示される。
メッセージ表示領域331には、ユーザU11が使用したテーブルの使用終了登録が完了した旨と、そのテーブルから離れる旨とが表示される。
確認ボタン332は、メッセージ表示領域331に内容を確認した後に選択されるボタンである。例えば、座席管理アプリを起動させて図6乃至図9に示す各処理が実行される場合には、確認ボタン332の選択操作がされた後に座席管理アプリが終了する。
[空席が存在しない場合の表示例]
図10は、電子機器MC1を機器TM1に近接させた場合にUI部180に表示される表示画面400の一例を示す図である。図10乃至図12では、フードコートFC1に設置されているテーブルT1乃至T9の全てが使用されている場合の例を示す。なお、表示画面400は、図6に示す表示画面300の一部を変更したものであるため、表示画面300と共通する部分には共通の符号を付してこれらの説明の一部を省略する。また、図10乃至図12に示す例のうち、図6乃至図9に示す例と共通する部分については、図示及び説明を適宜省略する。
表示画面400は、電子機器MC1を所持するユーザU11がフードコートFC1に来たことを検出した旨を示す表示画面である。表示画面400には、メッセージ表示領域401と、テーブル案内画像表示領域302と、現在地標識303と、OKボタン304と、キャンセルボタン305とが表示される。
メッセージ表示領域401には、電子機器MC1を所持するユーザU11のフードコートFC1への来場を受け付けた旨と、空きテーブルが存在しない旨とが表示される。例えば、メッセージ表示領域401において、空きテーブルを待っている人の数、グループの数等を表示することが可能である。これらの数については、電子機器管理DB210(図5参照)のフードコート識別情報213、テーブル識別情報214、待ち情報215に基づいて表示可能である。
OKボタン304は、メッセージ表示領域401に表示されている条件で待った後に、空きテーブルの案内を所望する場合に選択されるボタンである。OKボタン304の選択操作がされた後に空きテーブルが検出された場合の表示例を図11に示す。
キャンセルボタン305は、メッセージ表示領域401に表示されている条件で待つことをキャンセルする場合に選択されるボタンである。例えば、フードコートFC1で所望の時間内にテーブルの確保ができないと判断した場合等にキャンセルボタン305が選択される。この場合には、ユーザU11に付与されたフードコートFC1でのテーブルの使用権が抹消される。
[空きテーブルが検出された場合の表示例]
図11は、表示画面400においてOKボタン304の選択操作がされた後に空きテーブルが検出された場合にUI部180に表示される表示画面410の一例を示す図である。なお、表示画面410は、図6に示す表示画面300の一部を変更したものであるため、表示画面300と共通する部分には共通の符号を付してこれらの説明の一部を省略する。
表示画面410は、空いたテーブルをユーザU11が案内するための表示画面である。表示画面410には、メッセージ表示領域411と、テーブル案内画像表示領域302と、現在地標識303と、点線の枠412と、使用ボタン413と、キャンセルボタン305とが表示される。
メッセージ表示領域411には、検出された空きテーブルを案内するためのメッセージと、空きテーブルの使用の有無を確認するためのメッセージとが表示される。なお、空きテーブルの位置については、点線の枠412で囲んで表示することが可能である。
使用ボタン413は、メッセージ表示領域411に表示されている空きテーブルの使用を所望する場合に選択されるボタンである。使用ボタン413の選択操作がされた場合の表示例を図12に示す。
キャンセルボタン305は、メッセージ表示領域411に表示されている空きテーブルの使用をキャンセルする場合に選択されるボタンである。例えば、メッセージ表示領域411に表示されている空きテーブルが所望するテーブルでないと判断した場合、フードコートFC1での食事が不要となった場合等にキャンセルボタン305が選択される。この場合には、ユーザU11に付与されたフードコートFC1でのテーブルの使用権が抹消される。また、表示画面410が表示されたタイミングを基準として所定時間(例えば数分乃至数十分)が経過するまでの間に、ユーザU11による何らかの操作が行われないことも想定される。例えば、フードコートFC1でのテーブルの使用権が付与された後に、他の飲食店に移動したり、食事の時間が無くなったりすることも想定される。このような場合も考慮して、表示画面410が表示されたタイミングを基準として所定時間(例えば数分乃至数十分)が経過した場合には、キャンセルボタン305の選択操作が行われたときと同様に、フードコートFC1でのテーブルの使用権を抹消してもよい。本実施形態では、表示画面410が表示されたタイミングを基準として5分が経過したときに、フードコートFC1でのテーブルの使用権を抹消する例を示す。この場合の表示例を図13に示す。
図12は、表示画面410において使用ボタン413の選択操作がされた後にUI部180に表示される表示画面420の一例を示す図である。なお、表示画面420は、図7に示す表示画面310の一部を変更したものであるため、表示画面310と共通する部分には共通の符号を付してこれらの説明の一部を省略する。
表示画面420は、メッセージ表示領域411(図11参照)に表示されている空きテーブルに移動した後にそのテーブルの識別情報を送信する旨を示す表示画面である。表示画面420には、メッセージ表示領域421と、画像読取領域312と、読取ボタン313と、戻るボタン314とが表示される。
メッセージ表示領域421には、メッセージ表示領域411(図11参照)に表示されている空きテーブルに移動した後にそのテーブルに貼ってある使用開始画像GS1(図2参照)を読み取る旨が表示される。
戻るボタン314は、直前の表示画面に戻したい場合に選択されるボタンである。例えば、テーブル案内画像表示領域302(図11参照)に表示される使用可能なテーブルの位置等を再度確認したい場合等に戻るボタン314が選択される。
読取ボタン313の選択操作がされた後の表示例については図8、図9と同様である。
[ユーザ操作がされずに所定時間が経過した場合の表示例]
図13は、表示画面410(図11参照)においてユーザ操作がされずに所定時間が経過した後にUI部180に表示される表示画面430の一例を示す図である。
表示画面430は、表示画面410が表示されたタイミングを基準として所定時間(例えば数分乃至数十分)が経過した後に表示される表示画面である。表示画面430には、メッセージ表示領域431と、確認ボタン432とが表示される。
メッセージ表示領域431には、ユーザU11に空きテーブルを案内してから所定時間が経過するまでの間、ユーザ操作が行われなかった旨と、その案内した空きテーブルの使用をキャンセルする旨とが表示される。
確認ボタン432は、メッセージ表示領域431に内容を確認した後に選択されるボタンである。例えば、座席管理アプリを起動させて上述した各処理が実行される場合には、確認ボタン432の選択操作がされた後に座席管理アプリが終了する。
なお、表示画面430が表示される状況では、ユーザU11が電子機器MC1のUI部180を見ないことも想定される。そこで、表示画面430が表示されたタイミングを基準として所定時間(例えば数分乃至数十分)が経過するまでの間に、ユーザU11による何らかの操作が行われないことも想定される。このような場合も考慮して、表示画面430が表示されたタイミングを基準として所定時間(例えば数分乃至数十分)が経過した場合には、確認ボタン432の選択操作が行われたときと同様に終了処理を実行してもよい。
[サーバの動作例]
図14は、サーバ100による座席管理処理の一例を示すフローチャートである。この座席管理処理は、記憶部130(図3参照)に記憶されているプログラムに基づいて制御部120(図3参照)により実行される。また、この座席管理処理は、制御周期毎に常時実行される。また、この座席予約処理では、図1乃至図13を適宜参照して説明する。
最初に、制御部120は、ネットワークNW1を介して来場情報を受信したか否かを判定する(ステップS501)。例えば、無線通信を利用して電子機器MC1と機器TM1との間で所定のやり取りが行われたことを条件に、電子機器MC1の制御部172は、機器TM1に近接したことを検出し、来場情報をサーバ100に送信する。
次に、制御部120は、受信した来場情報に基づいて、電子機器管理DB210を更新する(ステップS502)。例えば、制御部120は、受信した来場情報に含まれる電子機器MC1に係る機器識別情報211「MC1」に関連付けて電子機器管理DB210に格納されている各情報を更新する。具体的には、制御部120は、受信した来場情報に含まれるフードコートFC1に係るフードコート識別情報「FC1」を電子機器管理DB210のフードコート識別情報213に格納し、その来場情報をサーバ100が受信した時刻を来場時刻212に格納する。このように、電子機器管理DB210の来場時刻212、フードコート識別情報213に各情報が格納されることにより、受信した来場情報に含まれる電子機器MC1を所持するユーザU11にフードコートFC1のテーブルを使用する権利(使用権)が付与される。すなわち、ステップS502は、フードコートFC1に来たことが検出されたユーザU11に対してテーブル(又は座席)を使用する使用権を付与する付与処理の一例である。
次に、制御部120は、電子機器管理DB210(図5参照)に基づいて、待ち状態のユーザがいるフードコートが存在するか否かを判定する(ステップS503)。例えば、制御部120は、電子機器管理DB210に機器識別情報211、来場時刻212、フードコート識別情報213が格納されている各情報のうち、テーブル識別情報214にテーブル識別情報が格納されていない情報が存在する場合には、待ち状態のユーザが存在すると判定する。この場合には、制御部120は、フードコート識別情報213に基づいて、待ち状態のユーザが存在するフードコートを検出可能である。一方、制御部120は、電子機器管理DB210に機器識別情報211、来場時刻212、フードコート識別情報213が格納されている各情報のうち、テーブル識別情報214の全てにテーブル識別情報が格納されている場合には、待ち状態のユーザが存在しないと判定する。待ち状態のユーザがいるフードコートが存在する場合には、ステップS504に進む。一方、待ち状態のユーザがいるフードコートが存在しない場合には、ステップS509に進む。
次に、制御部120は、座席管理DB200に基づいて、ステップS503で待ち状態のユーザが存在すると判定されたフードコートにおいて、使用可能なテーブルが存在するか否かを判定する(ステップS504)。使用可能なテーブルが存在する場合には、ステップS506に進む。一方、使用可能なテーブルが存在しない場合には、ステップS505に進む。
ここでは、ステップS503で待ち状態のユーザが存在すると判定された場所がフードコートFC1であった場合を想定する。この場合には、制御部120は、座席管理DB200(図4参照)のフードコート識別情報201の「FC1」に関連付けられている各情報のうち、テーブル使用情報203に「使用可能」が格納されている情報が存在するか否かを判定する。そして、制御部120は、フードコート識別情報201の「FC1」に関連付けられている各情報のうち、テーブル使用情報203に「使用可能」が格納されている情報が存在する場合には、フードコートFC1において使用可能なテーブルが存在すると判定する。一方、制御部120は、フードコート識別情報201の「FC1」に関連付けられている各情報のうち、テーブル使用情報203に「使用可能」が格納されている情報が存在しない場合には、フードコートFC1において使用可能なテーブルが存在しないと判定する。
なお、ステップS503で、複数のフードコートにおいて、待ち状態のユーザが存在すると判定されることも想定される。このような場合には、1つのフードコートについてステップS504乃至S508の各処理を順次実行した後に、他のフードコートについてステップS504乃至S508の各処理を順次実行してもよく、複数のフードコートについてステップS504乃至S508の各処理を並列的に順次実行してもよい。
制御部120は、ステップS503で待ち状態と判定されたユーザに待ち情報を送信する(ステップS505)。具体的には、制御部120は、電子機器管理DB210(図5参照)の機器識別情報211に基づいて、ステップS503で待ち状態と判定されたユーザが所持する電子機器に、使用可能なテーブルが存在しないことを案内するための待ち情報を送信する。例えば、図10に示す表示画面400を表示させるための情報が待ち情報として送信される。また、制御部120は、待ち情報を送信した電子機器に関連付けて電子機器管理DB210の待ち情報215に「送信」を格納する。
制御部120は、ステップS503で待ち状態と判定されたユーザに座席案内情報を送信する(ステップS506)。具体的には、制御部120は、電子機器管理DB210(図5参照)の機器識別情報211に基づいて、ステップS503で待ち状態と判定されたユーザが所持する電子機器に、ステップS504で検出された使用可能なテーブルを案内するための座席案内情報を送信する。この場合に、電子機器管理DB210の待ち情報215に「-」が格納されている電子機器には、待ち情報が送信されていないため、待ち情報の送信前に座席案内情報を送信することになる。このため、電子機器管理DB210の待ち情報215に「-」が格納されている電子機器には、空きテーブルが存在することを案内する表示画面(例えば、表示画面300(図6参照)、表示画面310(図7参照))を表示させるための表示情報が座席案内情報として送信される。
一方、電子機器管理DB210の待ち情報215に「送信」が格納されている電子機器には、満席であることを案内する待ち情報が既に送信され、満席であることを案内する表示画面(例えば表示画面400(図10参照))が表示されている。このため、電子機器管理DB210の待ち情報215に「送信」が格納されている電子機器には、空きテーブルが検出されたことを案内する表示画面(例えば、表示画面410(図11参照)、表示画面420(図12参照))を表示させるための表示情報が座席案内情報として送信される。この場合に、送信対象となる電子機器を所持するユーザと一緒に食事をする他のユーザにも同様の情報を送信して座席案内をしてもよい。例えば、電子機器管理DB210の機器識別情報211に関連付けて1又は複数の他の電子機器の機器識別情報を記憶しておき、これらの機器識別情報に対応する各電子機器のユーザにも使用権を付与し、座席案内情報を送信してもよい。例えば、ユーザU11が所持する電子機器MC1とともに、ユーザU12乃至U14のそれぞれが所持する3台の電子機器を、電子機器管理DB210の機器識別情報211に関連付けて格納しておく。この場合には、ユーザU11の来場検出に基づいて、ユーザU12乃至U14にもフードコートFC1でのテーブルの使用権が付与される。また、この場合には、ユーザU11の予定が変更されてユーザU11がフードコートFC1からいなくなっても、本実施形態で示す各処理をユーザU12乃至U14が所持する何れかの電子機器を用いて実行することにより、フードコートFC1のテーブルを使用することが可能である。ただし、これらの使用権は、1つのテーブルを使用する権利であり、複数のテーブルを使用する必要がある場合には、使用するテーブルの数だけ各ユーザが新たな来場操作を実行する必要がある。
なお、フードコートFC1において、待ち状態のユーザが複数存在することも想定される。この場合には、電子機器管理DB210(図5参照)の来場時刻212に格納されている時刻に基づいて、来場時刻が早い順に、使用可能なテーブルを割り振るようにする。例えば、待ち状態のユーザが3人存在し、座席管理DB200(図4参照)のフードコート識別情報201の「FC1」に関連付けられている各情報のうち、テーブル使用情報203に「使用可能」が格納されている情報が2つ存在する場合を想定する。この場合には、電子機器管理DB210の来場時刻212に格納されている時刻が早い2人には、座席案内情報を送信し、時刻が最も遅い1人には、待ち情報を送信する。
次に、制御部120は、ステップS506で座席案内情報を送信した電子機器から、着席情報を受信したか否かを判定する(ステップS507)。着席情報を受信した場合には、ステップS508に進む。一方、着席情報を受信していない場合には、着信情報の受信判定処理を継続して行う。なお、図13で示したように、座席案内情報を送信した電子機器においてユーザ操作がされずに所定時間が経過することも想定される。そこで、ステップS507において所定時間が経過しても着席情報を受信しない場合には、空きテーブルの案内のキャンセルを通知するための表示画面(例えば、表示画面430(図13参照))を表示させるための通知情報を電子機器に送信してキャンセル処理を実行してもよい。
例えば、図6に示す表示画面300においてOKボタン304の選択操作が行われた後に、図7に示す表示画面310において読取ボタン313の選択操作が行われた場合には、サーバ100から受信した座席案内情報に対する着席情報が電子機器MC1からサーバ100に送信される。
また、例えば、図11に示す表示画面410において使用ボタン413の選択操作が行われた後に、図12に示す表示画面420において読取ボタン313の選択操作が行われた場合には、サーバ100から受信した座席案内情報に対する着席情報が電子機器MC1からサーバ100に送信される。これらの着席情報には、電子機器MC1の画像取得部174により取得された画像に基づいて取得されたフードコート識別情報及びテーブル識別情報と、電子機器MC1に関する機器識別情報とが含まれる。また、これらの各情報については、離席情報を送信する際に用いられるため、電子機器MC1の記憶部173に保持される。
次に、制御部120は、受信した着席情報に基づいて、座席管理DB200(図4参照)及び電子機器管理DB210(図5参照)を更新する(ステップS508)。例えば、制御部120は、受信した着席情報に含まれるフードコート識別情報201及びテーブル識別情報202に関連付けて、その着席情報に含まれる機器識別情報を機器識別情報205に格納し、その着席情報を受信した時刻を使用開始時刻204に格納し、テーブル使用情報203を「使用可能」から「使用中」に変更する。また、制御部120は、受信した着席情報に含まれる機器識別情報211及びフードコート識別情報213に関連付けて、その着席情報に含まれるテーブル識別情報をテーブル識別情報214に格納する。この場合に、受信した着席情報に含まれる機器識別情報211及びフードコート識別情報213に関連付けられている待ち情報215に「送信」が格納されている場合には、待ち情報215を「-」に変更する。
また、制御部120は、着席情報を受信した後に、テーブルの使用登録が完了した旨を示す表示画面320(図8参照)を表示するための登録完了情報を電子機器MC1に送信する(ステップS508)。
次に、制御部120は、離席情報を受信したか否かを判定する(ステップS509)。離席情報を受信した場合には、ステップS510に進む。一方、離席情報を受信していない場合には、座席管理処理の動作を終了する。例えば、図8に示す表示画面320において食事終了ボタン322の選択操作が行われた場合には、離席情報が電子機器MC1からサーバ100に送信される。この離席情報には、着席情報に含まれていた各情報(フードコート識別情報、テーブル識別情報、電子機器MC1に関する機器識別情報)が含まれる。これらの各情報は、上述したように、着席情報の送信処理のタイミングで電子機器MC1の記憶部173に保持される。
次に、制御部120は、受信した離席情報に基づいて、座席管理DB200(図4参照)及び電子機器管理DB210(図5参照)を更新する(ステップS510)。例えば、制御部120は、受信した離席情報に含まれるフードコート識別情報201及びテーブル識別情報202に関連付けて格納されている機器識別情報(その離席情報に含まれる機器識別情報)を、座席管理DB200の機器識別情報205から削除するとともに、これに関連付けられている時刻を使用開始時刻204から削除し、テーブル使用情報203を「使用中」から「使用可能」に変更する。また、制御部120は、受信した離席情報に含まれる機器識別情報211に関連付けられている各情報(来場時刻212、フードコート識別情報213、テーブル識別情報214)を削除する。
次に、制御部120は、座席案内処理が終了したことを示す座席案内終了情報を、離席情報を送信した電子機器に送信する(ステップS511)。この座席案内終了情報は、空きテーブルを案内する座席案内処理を終了することを示す表示画面(例えば表示画面330(図9参照))を表示させるための表示情報である。
[電子機器の動作例]
図15は、電子機器MC1による座席予約処理の一例を示すフローチャートである。座席予約処理は、記憶部173(図3参照)に記憶されているプログラムに基づいて制御部172(図3参照)により実行される。また、この座席予約処理は、制御周期毎に常時実行される。また、この座席予約処理では、図1乃至図14を適宜参照して説明する。なお、図15では、説明を容易にするため、フードコートFC1(図1参照)にユーザU11が来た場合の例を示す。また、図15では、無線通信(例えば、Wi-Fi、Bluetooth)を利用してフードコートFC1に来たユーザU11を検出する例を示す。
最初に、制御部172は、フードコートFC1の機器TM1又はTM2(図3参照)に近接したか否かを判定する(ステップS521)。図14に示す例と同様に、無線通信を利用して電子機器MC1と機器TM1又はTM2との間で所定のやり取りが行われたことを条件に、制御部172は、機器TM1又はTM2に近接したことを検出可能である。フードコートFC1の機器TM1又はTM2に近接した場合には、ステップS522に進む。一方、フードコートFC1の機器TM1及びTM2の何れにも近接していない場合には、座席予約処理の動作を終了する。
次に、制御部172は、フードコートFC1の来場情報をサーバ100に送信する(ステップS522)。この来場情報は、図14に示す来場情報と同様である。
次に、制御部172は、サーバ100から待ち情報を受信したか否かを判定する(ステップS523)。待ち情報を受信した場合には、ステップS524に進む。一方、待ち情報を受信していない場合には、ステップS525に進む。
次に、制御部172は、ステップS523でサーバ100から受信した待ち情報を出力する出力処理を実行する(ステップS524)。例えば、制御部172は、表示画面400(図10参照)をUI部180に表示させる。なお、制御部172は、表示画面400を表示させる前に、所定の音声出力、電子機器MC1の振動等により表示画面400の表示をユーザU11に通知してもよい。また、制御部172は、表示画面400の表示とともに、又は、単独で、表示画面400の表示内容に相当する音声を、出力部182の音出力部から出力させてもよい。又は、ユーザU11が予め登録しておいた所定の機器(例えば、ウェアラブル機器、他のユーザが所持する電子機器)に待ち情報を転送して出力してもよい。
次に、制御部172は、サーバ100から座席案内情報を受信したか否かを判定する(ステップS525)。座席案内情報を受信した場合には、ステップS526に進む。一方、座席案内情報を受信していない場合には、ステップS523に戻る。
次に、制御部172は、ステップS525でサーバ100から受信した座席案内情報を出力する出力処理を実行する(ステップS526)。ここで、ステップS523で待ち情報を受信せずに、ステップS525で座席案内情報を受信した場合には、ユーザU11がフードコートFC1に来たことが検出された直後に座席案内情報が出力される。例えば、制御部172は、表示画面300(図6参照)をUI部180に表示させる。一方、ステップS523で待ち情報を受信した後に、ステップS525で座席案内情報を受信した場合には、ユーザU11がフードコートFC1に来たことが検出されてから、空きテーブルが検出された後に座席案内情報が出力される。例えば、制御部172は、表示画面410(図11参照)をUI部180に表示させる。
なお、ユーザU11がフードコートFC1に来てから比較的長い時間が経過した後に、表示画面410がUI部180に表示されることも想定される。そこで、制御部172は、表示画面410を表示させる前に、所定の音声出力、電子機器MC1の振動等により表示画面410の表示をユーザU11に通知してもよい。また、制御部172は、表示画面410の表示とともに、又は、単独で、表示画面410の表示内容に相当する音声を、出力部182の音出力部から出力させてもよい。又は、ユーザU11が予め登録しておいた所定の機器(例えば、ウェアラブル機器、他のユーザが所持する電子機器)に座席案内情報を転送して出力してもよい。
次に、制御部172は、ユーザU11の操作に基づいて、又は、自動で、座席情報を取得したか否かを判定する(ステップS527)。座席情報を取得した場合には、ステップS528に進む。一方、座席情報を取得していない場合には、座席情報の取得判定処理を継続して行う。
例えば、表示画面300のOKボタン304の選択操作がされた後に表示される表示画面310を用いて、座席案内情報により案内されたテーブルに貼ってある2次元コードを画像読取領域312に表示させた状態で読取ボタン313の選択操作がされた場合には、制御部172は、座席情報を取得したと判定可能である。同様に、表示画面410の使用ボタン413の選択操作がされた後に表示される表示画面420を用いて、座席案内情報により案内されたテーブルに貼ってある2次元コードを画像読取領域312に表示させた状態で読取ボタン313の選択操作がされた場合には、制御部172は、座席情報を取得したと判定可能である。なお、座席情報には、フードコートFC1のフードコート識別情報と、テーブルを識別するテーブル識別情報とが含まれる。
次に、制御部172は、ステップS527で取得された座席情報に基づいて、着席情報をサーバ100に送信する送信処理を実行する(ステップS528)。この着席情報は、図14に示す着席情報と同様である。また、制御部172は、着席情報をサーバ100に送信した後に、サーバ100から送信される登録完了情報に基づいて、テーブルの使用登録が完了した旨を示す表示画面(例えば、表示画面320(図8参照))をUI部180に表示する。
次に、制御部172は、ユーザU11の操作に基づいて、又は、自動で、終了情報を取得したか否かを判定する(ステップS529)。終了情報を取得した場合には、ステップS530に進む。一方、終了情報を取得していない場合には、終了情報の取得判定処理を継続して行う。
例えば、表示画面320(図8参照)の食事終了ボタン322の選択操作がされた場合には、制御部172は、終了情報を取得したと判定可能である。
次に、制御部172は、離席情報をサーバ100に送信する送信処理を実行する(ステップS530)。この離席情報は、図14に示す離席情報と同様である。
[本実施形態の効果例]
このように、本実施形態によれば、フードコートFC1のテーブルを使用する権利(使用権)を、フードコートFC1に来た順番に付与し、その使用権が付与された順番に従って、使用可能なテーブルを各ユーザに適切に割り振ることが可能である。例えば、昼食時等の場合には、食事を所望する人が多数となるため、使用可能なテーブルが存在しないことも想定される。このような状況で空いたテーブルが出た場合には、フードコートFC1に早く来た人がその空いたテーブルを適切に確保することが可能となる。
[他の機器、他のシステムにおいて各処理を実行させる例]
なお、以上では、ユーザ検出処理、使用権付与処理、使用可能な座席判定処理、情報出力処理(情報送信処理)等をサーバ100(又は情報処理システム1)において実行する例を示したが、それらの各処理の全部又は一部を他の機器において実行してもよい。この場合には、それらの各処理の一部を実行する各機器により情報処理システムが構成される。例えば、フードコートFC1、その周辺施設、又は、その関連施設に設置された機器、ユーザが使用可能な機器(例えば、機器TM1、TM2、電子機器MC1、MC2、他のスマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ)、インターネット等の所定のネットワークを介して接続可能なサーバ等の各種情報処理装置、各種電子機器を用いて各処理の少なくとも一部を実行させることができる。
また、サーバ100(又は情報処理システム1)の機能を実行可能な情報処理システムの一部(又は全部)については、インターネット等の所定のネットワークを介して提供可能なアプリケーションにより提供されてもよい。このアプリケーションは、例えばSaaS(Software as a Service)である。
[本実施形態の構成例及びその効果]
本実施形態に係る情報処理方法は、複数の座席が設置されているフードコートFC1(所定場所の一例)に設けられている機器TM1、TM2(通信機器の一例)と、ユーザU11が所持する電子機器MC1との無線通信を利用してフードコートFC1にユーザU11が来たことを検出すること(ステップS501)と、フードコートFC1に来たことが検出されたユーザU11に対して座席(又はテーブル)を使用する使用権を付与すること(ステップS502)と、複数の座席(又はテーブル)の使用の有無を管理する座席管理DB200(管理部の一例)の管理内容に基づいて、フードコートFC1において使用可能な座席(又はテーブル)が存在するかを判定すること(ステップS504)と、使用可能な座席が存在すると判定された場合には、使用権が付与されたユーザU11に当該座席を案内するための第1案内情報(例えば、表示画面300(図6参照)、表示画面410(図11参照))を電子機器MC1から出力させ(ステップS506)、一方、使用可能な座席が存在しないと判定された場合には、フードコートFC1に使用可能な座席が存在しないため使用可能な座席が検出されるまで待機することを使用権が付与されたユーザU11に案内するための第2案内情報(例えば、表示画面400(図10参照))を電子機器MC1から出力させること(ステップS505)とを含む。また、本実施形態に係るプログラムは、これらの各処理をコンピュータに実行させるプログラムである。言い換えると、本実施形態に係るプログラムは、サーバ100が実行可能な各機能をコンピュータに実現させるプログラムである。
この構成によれば、座席(又はテーブル)を使用する使用権を、フードコートFC1に来た順番に付与し、その使用権が付与された順番に従って、使用可能な座席(又はテーブル)を各ユーザに適切に割り振ることが可能である。
サーバ100(情報処理装置の一例)は、複数の座席が設置されているフードコートFC1(所定場所の一例)に来たユーザU11が所持する電子機器MC1を利用して座席(又はテーブル)を使用する使用権をユーザU11に付与し、複数の座席(又はテーブル)の使用の有無を管理する座席管理DB200(管理部の一例)の管理内容に基づいて、使用可能な座席を、使用権が付与されたユーザU11に案内するための第1案内情報(例えば、表示画面300(図6参照)、表示画面410(図11参照))を電子機器MC1から出力させる制御を実行する制御部120を備える。なお、サーバ100の代わりに、サーバ100により実現される各処理を実行可能な複数の機器により構成される情報処理システムとしてもよい。
この構成によれば、座席(又はテーブル)を使用する使用権を、フードコートFC1に来た順番に付与し、その使用権が付与された順番に従って、使用可能な座席(又はテーブル)を各ユーザに適切に割り振ることが可能である。
本実施形態では、フードコートFC1(所定場所の一例)には、1のテーブルと1又は複数の座席との複数の組合せが設置されている例を示す。また、テーブルと座席との組合せを使用する使用権をユーザU11に付与する例を示す。また、使用可能なテーブルと座席との組合せを、使用権が付与されたユーザU11に案内するための情報を第1案内情報とする例を示す。
この構成によれば、テーブルと座席との組合せを使用する使用権をユーザU11に付与し、使用可能なテーブルと座席との組合せをユーザU11に案内することが可能である。これにより、使用権が付与されたユーザU11は、使用可能なテーブルと座席との組合せを迅速に容易に使用することが可能である。
制御部120は、フードコートFC1(所定場所の一例)又はその周辺に設置されている機器TM1又はTM2と、電子機器MC1との間で行われる無線通信を利用してフードコートFC1にユーザU11が来たことを検出する。
この構成によれば、ユーザU11がフードコートFC1又はその近くに来たタイミングで、ユーザU11の来場を検出可能であるため、ユーザU11に適切なタイミングで使用権を付与することが可能となる。
制御部120は、フードコートFC1(所定場所の一例)又はその周囲に設けられている識別情報(例えば、フードコートFC1を識別可能な識別情報、QRコードの読み取りにより取得可能な識別情報)を取得した電子機器MC1から送信された取得情報(例えば、QRコードの読み取りにより取得された情報)を受信したことに基づいてフードコートFC1にユーザU11が来たことを検出する。
この構成によれば、ユーザU11がフードコートFC1又はその近くに来たタイミングで、ユーザU11の来場を検出可能であるため、ユーザU11に適切なタイミングで使用権を付与することが可能となる。
制御部120は、フードコートFC1(所定場所の一例)にユーザU11が来たことが検出された場合において、フードコートFC1に使用可能な座席(又はテーブル)が存在するときには、その座席を案内するための第1案内情報(例えば、表示画面300(図6参照))を電子機器MC1から出力させる。また、制御部120は、フードコートFC1にユーザU11が来たことが検出された場合において、フードコートFC1に使用可能な座席が存在しないときには、その旨を使用権が付与されたユーザU11に案内するための第2案内情報(例えば、表示画面400(図10参照))を電子機器MC1から出力させ、その第2案内情報の出力後において、フードコートFC1に使用可能な座席が新たに検出されたときには、その新たに検出された座席を案内するための第1案内情報(表示画面410(図11参照))を電子機器MC1から出力させる制御を実行する。
この構成によれば、座席(又はテーブル)を使用する使用権が付与された順番に従って、使用可能な座席(又はテーブル)を各ユーザに適切に割り振ることが可能である。
本実施形態では、座席又はその周囲には、ユーザU11がその座席の使用を開始する際に、電子機器MC1を用いて使用開始情報を送信するための識別情報(例えば、使用開始画像GS1、テーブル名称表示TN1)が設置される。制御部120は、第1案内情報を送信した電子機器MC1から識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、その識別情報に係る座席に関する座席管理DB200(管理部の一例)のテーブル使用情報203(管理内容の一例)を「使用可能」から「使用中」に変更する。
この構成によれば、座席を使用するユーザU11は、その座席又はその周囲に設置されている識別情報(例えば、使用開始画像GS1、テーブル名称表示TN1)を用いて、使用開始情報を送信することが可能であるため、その使用開始情報の送信操作が容易である。また、その座席に関するテーブル使用情報203を「使用可能」から「使用中」に変更することにより、その座席の使用状態を迅速に変更することが可能となる。
制御部120は、使用開始情報を送信した電子機器MC1から、その使用開始情報に係る座席の使用を終了する旨の使用終了情報が送信された場合には、その座席に関する座席管理DB200(管理部の一例)のテーブル使用情報203(管理内容の一例)を「使用中」から「使用可能」に変更する。
この構成によれば、座席の使用が終了したユーザU11の電子機器MC1から使用終了情報が送信された場合には、その座席に関するテーブル使用情報203を「使用中」から「使用可能」に変更することにより、次にその座席を使用するユーザに迅速にその座席を案内することが可能となる。
制御部120は、フードコートFC1(所定場所の一例)における複数の座席の位置を示す画像情報(例えば、テーブル案内画像表示領域302内の画像情報)を、電子機器MC1のUI部180(表示部の一例)に表示させる。
この構成によれば、フードコートFC1(所定場所の一例)における複数の座席の位置をユーザU11が視覚的に容易に把握することが可能となる。これにより、ユーザU11は、希望する座席に迅速に移動することが可能となる。
情報処理システム1は、複数の座席が設置されているフードコートFC1(所定場所の一例)に設けられている機器TM1、TM2(通信機器の一例)と、ユーザU11が所持する電子機器MC1と、複数の座席の使用の有無を管理するサーバ100(情報処理装置の一例)とを用いて、複数の座席をユーザU11に割り振ることが可能な情報処理システムである。サーバ100は、機器TM1又はTM2と電子機器MC1との無線通信を利用してフードコートFC1にユーザU11が来たことを検出することと、フードコートFC1に来たことが検出されたユーザU11に対して座席を使用する使用権を付与することと、複数の座席の使用の有無を管理する座席管理DB200(管理部の一例)の管理内容に基づいて、フードコートFC1において使用可能な座席が存在するかを判定することと、使用可能な座席が存在すると判定された場合には、使用権が付与されたユーザU11にその座席を案内するための第1案内情報(例えば、表示画面300(図6参照)、表示画面410(図11参照))を電子機器MC1から出力させ、一方、使用可能な座席が存在しないと判定された場合には、フードコートFC1に使用可能な座席が存在しないため使用可能な座席が検出されるまで待機することを使用権が付与されたユーザU11に案内するための第2案内情報(例えば、表示画面400(図10参照))を電子機器MC1から出力させることとを実行する。また、本実施形態に係るプログラムは、これらの各処理をコンピュータに実行させるプログラムである。言い換えると、本実施形態に係るプログラムは、サーバ100が実行可能な各機能をコンピュータに実現させるプログラムである。
この構成によれば、座席(又はテーブル)を使用する使用権を、フードコートFC1に来た順番に付与し、その使用権が付与された順番に従って、使用可能な座席(又はテーブル)を各ユーザに適切に割り振ることが可能である。
なお、本実施形態で示した各処理手順は、本実施形態を実現するための一例を示したものであり、本実施形態を実現可能な範囲で各処理手順の一部の順序を入れ替えてもよく、各処理手順の一部を省略したり他の処理手順を追加したりしてもよい。
なお、本実施形態の各処理は、各種の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムに基づいて実行される。本実施形態は、それらの各処理を実行する機能を実現するプログラム、そのプログラムを記憶する記録媒体の実施形態としても把握することができる。例えば、情報処理装置、電子機器等に新機能を追加するためのアップデート処理により、そのプログラムを各機器の各記憶装置に記憶させることができる。これにより、そのアップデートされた各装置に本実施形態で示した各処理を実施させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 情報処理システム
100 サーバ
110、140、171 通信部
120、150、172 制御部
130、160、173 記憶部
174 画像取得部
175 位置情報取得部
180 UI部
181 受付部
182 出力部
MC1、MC2 電子機器
TM1、TM2 機器
NW1 ネットワーク

Claims (15)

  1. 複数の座席が設置されている所定場所に来たユーザが所持する電子機器を利用して前記座席を使用する使用権を前記ユーザに付与することと、
    前記複数の座席の使用の有無を管理する管理部の管理内容に基づいて、使用可能な座席を、前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための案内情報を前記電子機器から出力させることと、を含み、
    前記座席又はその周囲には、前記ユーザが当該座席の使用を開始する際に、前記電子機器を用いて使用開始情報を送信するための識別情報が設置され、
    前記案内情報を送信した前記電子機器から前記識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、当該識別情報に係る座席に関する前記管理部の管理内容を使用中に変更すること、をさらに含む、
    情報処理方法。
  2. 複数の座席が設置されている所定場所に設けられている通信機器とユーザが所持する電子機器との無線通信を利用して前記所定場所に前記ユーザが来たことを検出することと、
    前記所定場所に来たことが検出された前記ユーザに対して前記座席を使用する使用権を付与することと、
    前記複数の座席の使用の有無を管理する管理部の管理内容に基づいて、前記所定場所において使用可能な座席が存在するかを判定することと、
    使用可能な座席が存在すると判定された場合には、前記使用権が付与された前記ユーザに当該座席を案内するための第1案内情報を前記電子機器から出力させ、一方、使用可能な座席が存在しないと判定された場合には、前記所定場所に使用可能な座席が存在しないため使用可能な座席が検出されるまで待機することを前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための第2案内情報を前記電子機器から出力させることとを含み、
    前記座席又はその周囲には、前記ユーザが当該座席の使用を開始する際に、前記電子機器を用いて使用開始情報を送信するための識別情報が設置され、
    前記第1案内情報を送信した前記電子機器から前記識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、当該識別情報に係る座席に関する前記管理部の管理内容を使用中に変更すること、をさらに含む、
    情報処理方法。
  3. 前記使用開始情報を送信した前記電子機器から、当該使用開始情報に係る座席の使用を終了する旨の使用終了情報が送信された場合には、当該座席に関する前記管理部の管理内容を使用可能に変更すること、をさらに含む、
    請求項1又は2に記載の情報処理方法。
  4. 複数の座席が設置されている所定場所に来たユーザが所持する電子機器を利用して前記座席を使用する使用権を前記ユーザに付与し、
    前記複数の座席の使用の有無を管理する管理部の管理内容に基づいて、使用可能な座席を、前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための第1案内情報を前記電子機器から出力させる制御を実行する制御部を備え
    前記座席又はその周囲には、前記ユーザが当該座席の使用を開始する際に、前記電子機器を用いて使用開始情報を送信するための識別情報が設置され、
    前記制御部は、前記第1案内情報を送信した前記電子機器から前記識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、当該識別情報に係る座席に関する前記管理部の管理内容を使用中に変更する、
    情報処理装置。
  5. 前記所定場所には、1のテーブルと1又は複数の座席との複数の組合せが設置され、
    前記使用権は、前記テーブルと前記座席との組合せを使用する使用権であり、
    前記第1案内情報は、使用可能な前記テーブルと前記座席との組合せを、前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための情報である
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記所定場所又はその周辺に設置されている機器と前記電子機器との間で行われる無線通信を利用して前記所定場所に前記ユーザが来たことを検出する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記所定場所又はその周囲に設けられている識別情報を取得した前記電子機器から送信された取得情報を受信したことに基づいて前記所定場所に前記ユーザが来たことを検出する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記所定場所に前記ユーザが来たことが検出された場合において、前記所定場所に使用可能な座席が存在するときには、当該座席を案内するための前記第1案内情報を前記電子機器から出力させ、
    前記所定場所に前記ユーザが来たことが検出された場合において、前記所定場所に使用可能な座席が存在しないときには、その旨を前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための第2案内情報を前記電子機器から出力させ、
    前記第2案内情報の出力後において、前記所定場所に使用可能な座席が新たに検出されたときには、当該新たに検出された座席を案内するための前記第1案内情報を前記電子機器から出力させる制御を実行する
    請求項又はに記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記使用開始情報を送信した前記電子機器から、当該使用開始情報に係る座席の使用を終了する旨の使用終了情報が送信された場合には、当該座席に関する前記管理部の管理内容を使用可能に変更する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、前記所定場所における前記複数の座席の位置を示す画像情報を、前記電子機器の表示部に表示させる
    請求項に記載の情報処理装置。
  11. 複数の座席が設置されている所定場所に設けられている通信機器と、ユーザが所持する電子機器と、前記複数の座席の使用の有無を管理する情報処理装置とを用いて、前記複数の座席を前記ユーザに割り振ることが可能な情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記通信機器と前記電子機器との無線通信を利用して前記所定場所に前記ユーザが来たことを検出することと、
    前記所定場所に来たことが検出された前記ユーザに対して前記座席を使用する使用権を付与することと、
    前記複数の座席の使用の有無を管理する管理部の管理内容に基づいて、前記所定場所において使用可能な座席が存在するかを判定することと、
    使用可能な座席が存在すると判定された場合には、前記使用権が付与された前記ユーザに当該座席を案内するための第1案内情報を前記電子機器から出力させ、一方、使用可能な座席が存在しないと判定された場合には、前記所定場所に使用可能な座席が存在しないため使用可能な座席が検出されるまで待機することを前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための第2案内情報を前記電子機器から出力させることと、を実行し、
    前記座席又はその周囲には、前記ユーザが当該座席の使用を開始する際に、前記電子機器を用いて使用開始情報を送信するための識別情報が設置され、
    前記情報処理装置は、前記第1案内情報を送信した前記電子機器から前記識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、当該識別情報に係る座席に関する前記管理部の管理内容を使用中に変更する、
    情報処理システム。
  12. 前記情報処理装置は、前記使用開始情報を送信した前記電子機器から、当該使用開始情報に係る座席の使用を終了する旨の使用終了情報が送信された場合には、当該座席に関する前記管理部の管理内容を使用可能に変更する、
    請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 複数の座席が設置されている所定場所に来たユーザが所持する電子機器を利用して前記座席を使用する使用権を前記ユーザに付与することと、
    前記複数の座席の使用の有無を管理する管理部の管理内容に基づいて、使用可能な座席を、前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための案内情報を前記電子機器から出力させることと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記座席又はその周囲には、前記ユーザが当該座席の使用を開始する際に、前記電子機器を用いて使用開始情報を送信するための識別情報が設置され、
    前記案内情報を送信した前記電子機器から前記識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、当該識別情報に係る座席に関する前記管理部の管理内容を使用中に変更すること
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 複数の座席が設置されている所定場所に設けられている通信機器とユーザが所持する電子機器との無線通信を利用して前記所定場所に前記ユーザが来たことを検出することと、
    前記所定場所に来たことが検出された前記ユーザに対して前記座席を使用する使用権を付与することと、
    前記複数の座席の使用の有無を管理する管理部の管理内容に基づいて、前記所定場所において使用可能な座席が存在するかを判定することと、
    使用可能な座席が存在すると判定された場合には、前記使用権が付与された前記ユーザに当該座席を案内するための第1案内情報を前記電子機器から出力させ、一方、使用可能な座席が存在しないと判定された場合には、前記所定場所に使用可能な座席が存在しないため使用可能な座席が検出されるまで待機することを前記使用権が付与された前記ユーザに案内するための第2案内情報を前記電子機器から出力させることと
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記座席又はその周囲には、前記ユーザが当該座席の使用を開始する際に、前記電子機器を用いて使用開始情報を送信するための識別情報が設置され、
    前記第1案内情報を送信した前記電子機器から前記識別情報に基づく使用開始情報が送信された場合には、当該識別情報に係る座席に関する前記管理部の管理内容を使用中に変更すること
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項13又は14に記載のプログラムであって、
    前記使用開始情報を送信した前記電子機器から、当該使用開始情報に係る座席の使用を終了する旨の使用終了情報が送信された場合には、当該座席に関する前記管理部の管理内容を使用可能に変更することをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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